2020年12月 4日 (金)

【横浜店】現状唯一の「E-Shift8K」搭載民生機 JVC DLA-V9Rの再紹介です。

横浜店 渡邉です。

Kao

更新間隔が開きましたがいつの間にか12月、2020年もあと1カ月を切っております。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。

さて、今年は普段とはかなり違う日常が続いております。
結果としてプロジェクターや広い意味でのホームシアターにご興味を頂く皆様方も多くなっておりま
す。大きな停滞の中、新製品関係も滞っております。

そんな事もありますので、今回は敢えて「本物のホームシアター」と言える現行ハイレベル製品を振り返ってみようと思います。

今回はJVC DLA-V9Rです。

Dlav9r_prod_l

発売当初、これまでE-Shiftと呼ばれる疑似4Kを柱としてきたJVCの各製品がついにフル4K化と言う事もあり、最上位機のDLA-V9Rに至っては
「E-Shift8K?!ついに8K対応か!」
「レンズが、大きい」
見てはいけない」
など、圧倒的な絵に驚かれたお客様も多く、発売当初はまさにフィーバーと言っていい状況でした。

当時の盛り上がった状態で書かれたブログがこちらです。

【横浜店】 JVC DLA-V9R到着しました。やはりこれは……。(2019.3.4更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/01/jvc-dla-v9r2019-f61e.html


YouTube: 【アバック公式】vol.02~JVC『DLA-V9R』最高画質のプロジェクターを見てみた!~#ホームシアターのアバック

ブログもYoutubeもまだまた拙く恥ずかしい内容なのですが、改めて内容を見る限りDLA-V9R単体の印象はあまり変わっておりません。

そして現在、発売から二年の月日が経過し、他メーカー様の機種も含め機材が揃っております。

そんなわけで、今回は改めてかつ少し冷静にJVC DLA-V9Rを取り巻く状況も含めて再紹介させて頂きます。

Dsc_2792

DLA-V9RはJVCの現行機種の中で性能的な面で実質的な最上位機種と言っていいモデルとなります。
皆様もお感じになる外観最大の特徴はレンズの大きさかと思います。

Dsc_2794

こちらの写真はDLA-V9RとDLA-V7を同時に収めた写真ですが、中央部分の作りが全く異なることがわかるかと思います。

正面から見てもご覧の通りで

Dlav_lenzs

明らかに「目」が違いますが、実際にはレンズ口径だけでなく枚数も異なります。

Lenz_v9r_v7v5

DLA-V9RはそれまでのJVC各機種、そしてDLA-V5/V7が搭載している口径65mm、15群17枚のオールガラスレンズに対して、実に口径100㎜、16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズを搭載しています。

Lens

外観から見ても如何にも「最上位機」という佇まいでありますが、単にレンズの大きい上位機種、と言うだけではなく、DLA-V9Rのレンズがここまで違うのにはもう一つ理由があります。

Dlaz1_00

 実はDLA-V9Rは業務用機材であるDLA-VS4700と呼ばれる機種のレベルをほぼそのまま民生に持ち込んだJVCの民生機としては最上位の機種である「DLA-Z1」のレンズとほぼ同じものを入れ込んでいます。

Dlaz1_2

【HT横浜関内店】 DLA-Z1 2日間限定の展示開始しました!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/01/ht-dla-z12-924a.html

DLA-Z1はDLA-VS4700と同じJVC初の0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと、新開発のレーザー光源技術「BLU-Escent(ブルーエシェント)」を採用し、新設計された16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズは、大口径のレンズながらレンズシフトは上下100%、左右43%と広範囲に対応しています。

また、RGBの屈折率の違いを加味した5枚のEDレンズを搭載しており、シフト時の色収差・にじみなどを抑える機能も持っています。

Dsc_2796

これに対し、DLA-V5/V7は過去の機種であるDLA-X系のレンズをそのまま採用しております。

DLA-V9Rに比べれば光学的には1レベル下がってしまい、レンズの性能が表示能力に直結するプロジェクターとしての性能は、仮にE-Shift8Kを効かせない(純粋な4Kと言う事になります)場合でもDLAーV9Rの表示ベースである「Resolution(解像度:V9RのRに当たります。)」自体が別格の絵となります。

Dsc_2795

つまるところ、今回のDLA-Vシリーズは最初にDLA-V9Rに「DLA-Z1のレンズ」を搭載するために開発されたものであり、DLA-V5/V7などは大きさも含め、まずはDLA-V9Rありきで各モデルが作り出されていると言っても良いかと思います。

Eshift_technology

DLA-V9R最大にしてもう一つの特徴、それは先程書かせて頂いた通り民生機唯一の8K相当表示能力である「E-Shift8K」の搭載です。

8k_eshift_logo2

実はE-Shift8Kも業務用の機材からのフィードバックとなります。

Dlavs4700_prod_l
先程から紹介しているDLA-VS4700は新設計の0.69型ネイティブ4K「D-ILAデバイス」3枚を使用してE-Shift8Kです。サイネージやプロジェクションマッピングなど「8Kの解像度が必要な」状況に投入されます。

069

これに対し、外観はほとんど変わらないDLA-Z1と言う機種は、ほとんど同時に開発されたDLA-VS4700が「必要なので」E-Shift 8Kを入れた機種であるのに対して、発売時点は8Kの必要性がないDLA-Z1は業務用の機材をベースにし、必要な物(レンズやレンズシフトはVS4700ではオプションです)で仕上げる事で民生機のレベルを超える画質とパワーを持った本格的な機種となったわけです。

Dlav9r_first

今回のDLA-V9Rはこれら業務用の4K機、業務用の8K機、新開発の0.69型D-ILAなどベースの物があった各機種の延長線上で成り立っており、そこから「発売時点での民生機として必要、かつ4Kを超える最良である事」と「民生機としてはまだ必要でない事」を吟味した上で「民生機として最良のさらに上」を狙った機種と言う事になります。

それゆえの4K入力E-Shift8Kと言うわけです。

このことからDLA-V9RはHDMI2.0 18Gbpsの信号をプロジェクター内部で8Kにアップコンバートし、画素ずらしと言う手法を用いて7680x4360相当の解像度で映し出すことが可能となっています。

Eshift_image
色々と文言を並べましたが、ここで改めてDLA-V9Rを視聴し、レビューをし直させて頂きます。

Dsc_2800

Spears&Munsil UHD BENCHIMARKはYoutubeではよく使わせて頂いておりますが、DLA-V9R発売当初はまだなかったアイテムです。これを使います。

Dsc_2804

Dsc_2807

Dsc_2808

冷静に見るとまずその「情報量」に圧倒されます。

Dsc_2809

 この山岳の遠景は「スクリーンから先が実際の景色」です。

言い方を変えれば「枠の中にも空間が続いている」と錯覚できるレベルの映像、と言うべきでしょうか。「枠」から足を入れれば入れそうな、と言う言い方もできるかと思います。

もう一つ。

Dsc_2811

この薔薇の映像も大きさは120インチなのですが、視聴位置から見れば「手を出したら触れられる」と錯覚してしまうまさに「裸眼立体」になります。

何でこんな「感覚」になるのか?

理由は単純です。

「8K相当の映像は視覚として目に入る情報量が多すぎるから」です。

既存のE-Shiftはハイビジョンの画質からシフトを掛ける前提で構成されていますが、画素の元はあくまでハイビジョンであり、これをシフトするとどうしてもぼやっとする部分が出て来ます。

既存のDLA-X系が画像の輪郭を強調する傾向が強かったのはそのような問題を解消する意味が合いもありました。

Dsc_2807

これに対し「E-Shift8K」は元画素が4Kの段階ですでに画素が小さく、これでシフトを行ってもシフト幅の不鮮明さとして出てくる部分は人間の目にはほとんど分からないレベルとなります。
さらにシフトにより8K相当となった映像にはそれぞれ処理が働き、表示された画素すべてに対してそれぞれ色相や彩度、そして階調が入ります。
結果、表示されるすべての素材の情報量が通常視聴距離の範疇(仮に120インチの場合、ハイビジョン視聴距離である画面の0.75倍で1.12m、これがドットを認識できる距離と言う前提です)を越えて視聴する事がほとんどなります。 Dsc_2812

現実的には見る方の視力と元素材にもよりますが、ほとんどの場合、E-Shift8K表示時のドット単位の大きさは、仮に100インチクラスでも人間の視力で判別できるレベル(最小分離閾)以下と言う事になります。
最小分離閾を越えると目に入る映像の情報が多くなる事で、錯覚を含めた奥行きな大量の情報を「感じて」しまいます。何か変な事のように思えるかもしれませんが、これは窓から外を見た状態と同じ「裸眼立体」と同じ状況です

Dsc_2815

また、プロジェクターには黒の表現である「黒の沈み込み」が重要なポイントですが、この点に関しても、DLA-V9Rはアイリス(絞り)を使用しないネイティブコントラストの段階ですでに1:100000と高い数字を誇っており、先程書かせて頂いた情報量の問題から考えても、過去の機種がフルハイビジョンベースのE-Shift4Kに対してフル4KのE-Shift8Kは実質的に16倍の情報量がそれぞれ「黒は黒」であり「白」に至るまでに最低でも4X4それぞれ白と黒としても16倍の情報量がある、と言う事になります。

Dsc_2804

特に8K相当の映像を4K表示し、再び8K相当にアップコンバートした場合、映像は他の機種と比べると情報量の「密度」が比較になりません。
所謂「1920X1080のフルハイビジョン」は画素数にして207.3万画素になるのに対して、E-Shift8K動作時の画素数は実質3538.9万画素となります。
DLA-V9RはあくまでE-Shiftと言う事で「ネイティブ8K」ではありませんが、現在、
業務用を含めてほとんどの8K対応のプロジェクターは8K表示には画素ずらし(シフト)を用いている状況を鑑みると、純粋に「色調表現や階調表現を突き詰めた画」として考えた場合、現時点の民生用としてこれ以上のプロジェクターはありません。

Dsc_2793

もっとも、実際にお話をお伺いすると「大きい」「レーザーじゃない」「この機種は8K入力ができない」というご指摘はありますが、DLA-Z1のレンズシステムをほぼそのまま搭載してこの大きさになりますので、レーザー光源などの差はありますが、映像のクオリティと比較した場合はむしろ小さく仕上がっており、実は本体レンズ部が出っ張った分、ほんの少しだけ投射距離も短くなっています。

レーザーは……今後は可能性がなくもないですが、価格が大変なことになるのではないかと。

Logo_bs_8k
後は8Kですが、大前提としてDLA-V9R発売時には民生用8Kのケーブルや伝送にHDMIの認証自体がなく、当時は対応のしようがない状況でした。

Sharp_8k後は映像送出側である8Kレコーダーなどの機材がHDMI2.1で現実的な物と出てこないと何とも言えませんが、現時点では基本的にテレビの表示装置と一体化したものしかありません。チューナーやレコーダーは単体で現実的な物はまだないのが実情です。

 また、現実的には世の中の大半の映像素材が4Kまでと言う状況であり、備えている分にはとてもいいのですが「8Kって実際どこまで使うか?」と考えた場合、機材はともかくおそらく2025年前後までは素材・映像の点で「?」の状態が続きます。

Dlav9r_main_visual

個人的には「現在の放送・配信システムの中で最も高いレベルを得る一機種」と言う点ではDLA-V9Rが一番上に当たるのだと思います。

Hdr発売から二年目に入り、品質的にも落ち着き、すでに2回の大型ソフトウェアアップデートが行われており「Frame Adapt HDR」や「Theater Optimizer」の搭載と言う2回の大型アップデートが行われております。時期から考えてもおそらく今年はこれ以上の変化はないと推測しております。

「本物のホームシアター」を狙われるのであれば、DLA-V9Rを是非ご検討いただきたいと思います。

今回はJVC DLA-V9Rの再紹介をしてみました。

コロナ禍の中、なかなか外出と言うのは難しいかとは思いますが、ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年11月12日 (木)

【横浜店】JVC D-ILAプロジェクター「DLA-V9R」「DLA-V7」「DLA-V5」 のファームウェアアップデートについて(2020.11.12アップデートデータ公開)

2020.11.12更新:速報です。ファームアップデータが公開されました。

D-ILAプロジェクター DLA-V9R/DLA-V7/DLA-V5ファームウェアダウンロード
https://www.jvc.com/jp/projector/support/dla-v9r_v7_v5_update/

キャリブレーション ソフトウェアも更新されています。

https://www.jvc.com/jp/projector/support/dla-v9r_v7_v5_calibrationsoft/

横浜店 渡邉です。

Kao

さて、明日から25日までJVC DLA-V系新ファームウェア『Theather Optimaizer』体験会です。20200902_jvc_2

https://www.avac.co.jp/contents/topics/jvc-projecter-202009.html

Dsc_2740

先程DLA-V7、DLA-V9Rの新ファームウェア搭載機種、そしてDP-UB9000も到着しました。


YouTube: JVC D-ILA Projector Teaser Movie 2020

DLA-V9RDLA-V7DLA-V5それぞれの商品ページも更新されております。

少々情報不足の状況でしたが、新宿本店の桜庭がJVCに赴いて特別に作成したYoutubeも公開されました。


YouTube: 【アバック公式】vol.73~ JVCプロジェクターがアップデート!最速公開「Theater Optimizer」に迫る~#ホームシアター・オーディオのアバック

Jvc_page20200903

D-ILAプロジェクター「DLA-V9R」「DLA-V7」「DLA-V5」 のHDR機能を無償アップグレード

https://www.jvc.com/jp/press/2020/dla-v9r_dla-v7_dla-v5_upgrade/

Youtubeにもあります通り、今回のアップデートでは「Theater Optimizer」が最大の特徴となります。

内容としては

ユーザーごとの使用環境を解析し、最適な明るさで HDR を表示する「Theater Optimizer」機能を追加。

ユーザーの使用環境によって異なるスクリーンサイズとスクリーンゲイン情報の入力と、内部的に計測可能な明るさに紐づく情報をインテリジェントに演算し、それぞれの設置環境に合った最適なトーンマッピングを自動で行う「TheaterOptimizer」機能を追加。

「Theater Optimizer」はスクリーンサイズやゲインの情報を入力する事でプロジェクターの最適化を行うシステム、と言う事になります。

JVCのプロジェクターには元々スクリーンの種類を入れる項目はありましたが、活用し切っている方々はかなりプロジェクターを追い込んでいる方が多かったように思えます。実はJVCの体験会などではこのスクリーン関係の情報を現場の状況に合わせて設定変更する事ありました。

実際、どこをどう弄ればいいのか、と言う点で何とも言えずほとんど動かさなかったユーザー様も多かったのではないでしょうか。

また、裏話的なお話ですが、先日Youtubeのご質問コーナーでも「JVCプロジェクターの設定」というお問い合わせで作成し、私も出させて頂きました。

その際、皆様への回答を作成するために自分好みの調整を開始するのですが、実際の調整を行っていくと

「あそこを弄ればここが変わる!!あれ?」

という「調整の袋小路」に近い状況に追い込まれました。


YouTube: 【アバック公式】vol.46~お客様投稿企画第2弾!!画質調整についてご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

そんな試行錯誤の結果として「まずは基本事項、そこが固まったら細かい所」という当たり前と言えば当たり前の内容でお話をさせて頂いたかと思います。

そんな経緯を頭に思い出しながら今回の「TheaterOptimizer」を考えると

・ハードウェア側

お客様事に状況が多種多様なスクリーンサイズやや設置環境側の情報をある程度データベース化し、視聴環境によるHDR映像の誤差を吸収し、最適なHDR映像のベースを構築。

2020.9.20追加:この映像は弊社桜庭が解説したYoutubeから拾わせて頂いております。

クリックで拡大しますが、右が160インチ、左が90インチです。

Thether_opt_off90_160

明らかに90インチの方が明るく、160インチは暗く見えています。

実際に見る方から見てどちらが正解かと言う問題はありますが、同じプロジェクターなのにここまで絵の差が出るのはおかしく、JVC側が狙った映像ではどちらも正解ではないように思えます。

そこで「Theather Optimaizer」を入れると……こうなります。

Thether_opt_on90_160

若干差がありますが、全体のトーンは同じような形に落ち着きます。

先行してスクリーンのゲインや大きさを事前に入れる事でサイズに関係なく「リファレンスの映像」を得ることが可能となります。

もう一つ、条件は同じです。

こちらもクリックで拡大します。

Thether_opt_off90_160_2

こちらが「Theather Optimaizer」を入れた状態。

Ws000071 こちらの方が暗さが同じ様に出ており、より効果が高い印象です。

黒の評価が高いJVCの性能をより引き出したように思えます。

ここにコンテンツ側のフレームレベルでコンテンツの解析を行う「Frame Adapt HDR」を組み合わせるわけです。

Hdr

全体的な結果として

動的なFrame Adapt HDRのシステムと

静的(というより固定要素)の「Theather Optimaizer」

両方の機能を組み合わせる事で、さらに画質が「追い込まれ」JVCプロジェクターの持つ機能を最大限に引き出しす事で全体の質が向上します。

最終的に出来上がった画像は

「プロジェクターが初めての方、とりあえず楽しんでいただいている方に、JVCがお勧めするよりクオリティの高い映像を『サイズに関係なく』近いものを得られる」

「プロジェクター上級者が自分の環境の中で映像を『煮詰める』作業」を強力かつ簡単に行う(逆に言えば拘りでもっと極められるとも言えますが)補助システムと言っていい内容だと思います

こんなところだと思います。

尤も、場合によっては「自分の好みの絵」「最適な絵」が変わる可能性もあり、これもまたプロジェクターの楽しみと言う事になるのかなと思いますが……後は精進のみです。

後はユーザーの求めに応じた機能拡張、改善がメインです。

2.ユーザーニーズに応じて、新たな設定の追加やメニュー構成の見直しを実施
(1)「Frame Adapt HDR」使用時に 5 段階の明るさ切り替えが可能
明るさを 5 段階(従来は3段階)で調整可能とし、より繊細かつダイナミックな HDR 映像が楽しめます。
(2)入力信号ごとに使用可能な「画質モード」のみを表示する「映像タイプ」メニューの追加

Movie_auto_select

 難しいマニュアルでのガンマ設定や色域設定を気にすることなく、入力映像に最適な「画質モード」の選択が可能です。

そして個人的に「これは便利だ!」と思える機能がこちら。

 (3)コンテンツの色域情報に応じて最適な「カラープロファイル」に自動で切り替え
BS4K 放送などのコンテンツ入力時に、色域情報に応じて最適なカラープロファイルが自動で切り替わるので、 面倒な手動での切替えが不要です。

Ws000073

写真はラグビーワールドカップの4K映像ですが、これ確かに色がおかしい印象があり、当時は手動でBT2020に切り替えておりました。

特にNHKの4K映像は撮影時期に幅があり色域にHDRやSDRが入り混じっており、HDR10やHLGは基本的には自分で切り替えている事も多かった覚えがありますので、この機能向上は便利です。

(4)「Auto Pic. Mode Select」機能を追加
入力信号毎(SDR/3D/HDR10/HLG)に遷移する「画質モード」を設定可能です。Auto_select
(5)パナソニック株式会社製 Ultra HD ブルーレイプレーヤー「DP-UB9000」と連携する「画質モード」の追加
同機と簡単かつ最適に連携できる「画質モード」を追加し、従来のマニュアルによる個別設定を不要にしました。
(6)キャリブレーションソフトの機能改善
(7)「Color Profile」の一部名称変更や追加

現在の所、ファームウェアの提供が11月中旬になる事、新ファームを搭載した機材は12月以降の出荷にになりますと言う情報が出ております。

今回はファームの更新を行えば機能上の差が出なくなりますので購入時期に問題は無いように思えます。先程のYoutubeをご覧になり、感染症対策をしっかりご準備の上各店の体験会をお待ちください。

メールでお問い合わせのお客様には返信の形で新規情報の提供をさせて頂きます。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
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すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年11月 8日 (日)

【横浜店】いよいよWOWOW 4K開局日発表です。視聴方法は?

横浜店 渡邉です。

Kao

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

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https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。
つい先日の事ですが、株式会社WOWOWより「WOWOW 4K」の開局が発表されました。

Wowwow4k

ニュースリリース 「WOWOW 4K」 チャンネル名決定のお知らせ
https://corporate.wowow.co.jp/news/info/3581.html

放送開始は2021年3月1日 正午(午後0時)
チャンネルはBS 191ch(リモコン番号9)となります。

肝心の料金ですが
「既加入者様に対しては、追加料金なし(一部条件あり)」となりました。
一部条件ありが若干気になりますが、ありがたいお話です。
じゃあ、これからどうすれば?と言う事になりますが、この辺りは現状の視聴状態に対するCASの状態次第で、手続きが変わることが推定されます。

あ、そう言えば手続きのお話をする前に「衛星アンテナ」の問題について先に書いておきます。

今回のWOWOW 4Kは「BS左旋」の放送です。
今まで4K放送の受信をお考えのお客様には「アンテナを変えなくても基本的には見られますよ」とお話しておりましたが、今回からはそうは行かなくなります。

Bs_antennaここまででお話した「今までのBSアンテナ」は基本的に「BS右旋」のアンテナです。
BS/CS110 右旋のアンテナは今までの衛星放送周波数の中でなされており、アンテナをそのままにしても、NHK BS4K、BS日テレ4K、BS-TBS 4K、BSテレビ東京4K BSフジ4K、BS朝日 4Kまでの在京キー局の4Kは試聴可能でした。

Bs4k_right

しかし、BSには左旋回という新しい周波数帯(3224Mhz)で放送を開始した局もあり、WOWOW 4Kもこの「BS左旋」に当たります。

Syuuhasuu31
BS左旋の対象局は今回のWOWOW 4Kとザ・シネマ4K、ショップチャンネル4K、4K QVC、そしてNHK-BS8Kとなり、同時にCS110度の4K放送であるJ SPORTS1から4までの4チャンネル、日本映画+時代劇4Kチャンネル。STAR Channel 4K、スカチャンの1と2の4K(すべて有料放送)が見られるようになります。

Bs4k_left

但し、これらの放送をご覧頂くには、受信アンテナのLNBと呼ばれる受信部(アンテナのお皿ではなくその先にある機械)が新しい周波数帯故に今までの物とは異なります。

Lnb

結果として「今までずっと使っていたBSアンテナ」では見る事が出来なくなります。
過去のブログ

【横浜店】 4K・8K放送・放送開始からどうでしょう(2018.12.1版)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/11/8k20181117-fed6.html

でも紹介しましたが、結論として

BS4K/8K放送開始時にアンテナを変えた、またはアンテナを新設したお客様は概ね問題ありません。

逆にBS4K放送開始時にアンテナを変えなくても見られたお客様は、今回アンテナを更新する必要が出て来ます。

じゃ、うちの環境はどっち?
比較的簡単な方法として4Kの番組表を出して「ショップチャンネル」「4K QVC」が受信できなければ今までのアンテナ、出来れば概ね問題はありません。見られなければアンテナ交換です。

うちはフレッツ・テレビなんですが……。

Photo_3

Dokomoフレッツ系FTTH経由の場合は「周波数変換パススルー」コンバーターを介する必要があります。

Spcv32d光対応 新4K8K衛星放送アダプター
https://www.skyperfectv.co.jp/service/kiki/
機材の内容としては諸事情によりスカパープレミアムで使用されていた帯域をBS4Kと入れ替えるようになります。

Function_img_10

なお、販売ページにはDXアンテナ製とミハル通信製の物がありますが、基本的に性能は変わりません。こちらをフレッツから伸びるアンテナ配線と受信機材の間に挟み込む形で追加してください。
番組表でBS左旋、CS左旋が見られるようになるはずです。

ここからは受像機側になります。

Dsc_1355
若干複雑なのですが、簡単に。
まず、すでに4K放送受信可能なテレビ・レコーダー持っている場合、もし左旋を受信できていなくても、基本的にアンテナやフレッツコンバーターの更新だけ済むはずです。
当店にご相談いただくか、お近くの電気店などでご相談ください。
アンテナがベランダ設置などであればD.I.Yも出来ない訳ではありませんので……。
(屋根の場合は絶対にご自分で行わず、必ず専門店にご相談ください!)

次に今まで4Kを入れておらず、今回から4K/8Kテレビやプロジェクター、レコーダーなどを入れ替える場合です。

Kj65x8500c

この場合、実際には機材だけでは済まないケースがほとんどとなります。

先程の話と重複しますが、4K左旋/8Kは基本的に既存のシステムが「帯域外」としている電波(むしろ雑電波として扱われています)を使用しています。

001特にアナログBSなどから配線を変更していないハイビジョンベースのシステムの場合は、アンテナだけを変えてきているはずですので、昔の配線加工、タコ足配線やシールドの足りない分岐、4K8K対象外の分波器などで生じる「電波の漏洩」により「電波の品質」が低下する事で、4K化した場合上手く映らないケースが出て来ます。

Dispimage ※このアンテナはパンチングメタルで風速70m対応という凄いアンテナだったりします。

このようなケースの場合、基本的には新しくBSの配線をを引き直しする事になります。
実際には元の配線を利用できるケースもあるのですがBS左旋はそのままBS-8Kにも繋がっていますので、ここは一気に入れ替えを考えたほうがよろしいかと思います。

Dlav9r_prod_lまた、受像機であるテレビやプロジェクター、アンプ、プロジェクターの場合は長尺HDMIケーブルなど、システム全体の入れ替えが絡んできますので、部分部分の購入ではなく、機材を横断的に扱える弊社にご相談ください。

なお、機材入替に際してはこちらのブログを参考にして頂ければよろしいかと思います。

【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-bb18.html

では、最後のケースです。

「自分のテレビは『4K』なんだけど、追加したらちゃんと見られるの?」

「自分のプロジェクターは『4K』なんだけど、追加したらちゃんと見られるの?」

確かに少し前には『4K』のテレビやプロジェクターが多く発売されました。

自分の機材はアンテナとチューナーだけで何とかなるのか?それとも買い替えか?実はこのあたり製品の発売時期によって異なりますので、回答はそれぞれです。

テレビについては4K放送開始前に東芝様の場合を事例にしたブログ(他メーカー様も基準は概ね変わりません)がございますので参考にして頂ければと思います。現実問題として4K放送にフル対応していない機種は機材の買い替えをお勧めします。

【横浜店】 東芝製4Kチューナーと現行テレビの対応について

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/03/4k-c213.html

プロジェクターの場合はこちらをご参照ください。テレビよりはハードルが低いかと思います。

【横浜店】 プロジェクターの修理・寿命に関して<後編>(2019.11.10変更)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/08/ht-91b4.html

プロジェクターの場合、HDMIケーブルやアンプの更新、後はスクリーンの更新が必要な場合がありますので、先程のホームシアター・アップグレードの項目も目を通しておいてください。

さて、配線や機材関係の問題が解決したら、後はCASの問題です。
具体的には今まで使用していたB-CASカードからA-CASに契約を入れ替えます。
この部分も今までの契約状況によって変わります。

ご注意:現状では手続き方法が成されておりません。発表をお待ちください。

その1、現状のWOWOW契約がA-CASで行われている皆様

このケースはネット上の手配のみ、または何の手配もなく視聴が可能になるかと思います。
https://www.wowow.co.jp/support/tetsuzuki/

その2、現在B-CASでWOWWOWの契約を行っており、これを機にテレビを買い替える、またはレコーダーを買い替えるお客様

Gallery02_pc

現状のB-CASの契約情報を買い替えた機材のA-CASに情報を移し替える必要があります。
「え?A-CASカードってどこ?」
実は今回のA-CASから本体内チップ内蔵になりますので、カードはありません。
ただカードがなくても入替の方法自体は変わりませんのでご安心を。

まず最初に元のB-CASの背面に掛かれている16ケタの数字をメモするかカメラで保存します。
次に新しいレコーダーやテレビを購入した後、説明書やガイドを見ながら指示に従って「A-CASの番号」を表示します。
B-CASと同じ16桁の数字です。
これを保存してからWOWWOWの「B-CASカード番号/ACAS番号変更」で番号の変更を行えば情報は引き継がれます。
実際の切り替え手続きなどはWOWOWのサポートにお伺いください。

その3、今のテレビ単体でも見たいし、4Kはレコーダーを追加して観たい!
実はこれ、出来ないんです。

WOWOWの契約は1チップ(カード)に付き1契約です。
A-CASに情報を映した段階でB-CAS側の契約は消えてしまいます。
B-CASの契約をそのままにしたまま4K(A-CAS)での視聴をすることは出来ません。
どっちかです。
それでも何とかしたい!と言う場合は
WOWOW 追加契約
https://www.wowow.co.jp/join/add_on/index.html
が必要です。
なお、2台目以降の機材は1台当たり月額¥990(税込)となります。
ちょっと負担は増えますが、好きな映像機材でお楽しみいただけます。
今回のWOWOW 4K放送を機にどっちの機材も4K化した場合、契約はどちらかの機材のみにしか行きませんのでご注意。

Tzlt1000bw最後にケーブルテレビの場合ですが、これは各事業者様にご相談ください。
ケースバイケースですがFTTH型と従来の方式で方法が根本的に異なります。
まずはケーブルテレビの会社でご自身の状況を確認した後、それぞれのご相談に入ってください。

ここまでWOWOW 4Kの受信方法についてご紹介しました。
ともあれ

「年末までに4K化!」

とお考えにならない限り、まだ時間はあります。
下見ののちに動くことになりますので早めのご相談をお願い致します。

そうでした。もう一つ。
システム更新をする場合、有線LANは必ず引いて下さい。

Photo_2_2
4Kのシステムを入れると「必ず」4Kの配信も気になり始めますので。
正直無線だと厳しいケースが多いのが実情です。

システムを入れ変えた場合の実例はこちらからどうぞ。

【横浜店】SONY BRAVIA 8K KJ-85Z9Hシステム設置完了しました!(2020.03.26写真追加)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/03/sony-bravia-8k--5517.html

では、ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年10月22日 (木)

【横浜店】Marantz SR8015展示開始しました!

横浜店 渡邉です。

Kao

本日はMarantz SR8015のご案内です。

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

本題です!

お問い合わせの多かったMarantz SR8015の展示を開始しました!

今年のDENON・Marantz系AVアンプとしては一番最後の発売になりましたが、その音楽性が高い評価を頂いた前モデルSR8012の後継機となります。

箱はこのような感じです。
開封します。

Dsc_2705

Dsc_2707

箱から出しました。

Dsc_2708

背面の写真です。

Dsc_2709


ざっとした見た目は変化が内容に見えます……が
こちらがSR8012の背面です。

Xl_sr8012_f_b_re

そしてこちらがSR8015。

Xl_sr8015_f_b_re 
見た目からだいぶ違うのがわかるかと思います。

一番の違いはスピーカーの端子数です。

Sr8015_speaker
横一列で11ch分だったSR8012に比べ、一番右が二段になり接続可能なスピーカー数が最大13CH分に増えています。
実際に駆動できるのが11ch分になりますので、残りの2chはフォーマット方式による切り替えとなります。
また、よく見るとアナログ部分の配置は左右に広がっています。

Dsc_2714

Dsc_2715

PRE OUTは13.2CH分となり、それ以外の端子もいろいろとやりくりをして全部並べています。

設置を行いました。
SR6015と並べています。

Dsc_2725

見た目の違いが判るでしょうか。

Dsc_2729

Dsc_2730

蓋を開けて見るとディスプレイの分厚みが違います。
尤も実際には筐体の作りがまるで違いますので重さや質感は全く別物です。

では、肝心の音です。
実は

「AVC-A110とはどの程度違うんですか?」

「AVC-X6700とはどの程度違うのですか?」

というお問い合わせを複数いただいております。
そんなわけで今回は分かりやすいタイトルで比較します。

Scindlers_list

シンドラーのリスト Ultra-HD Blu-Rayです。
このタイトルは元々DTSフォーマットで作成され、Ultra-HD Blu-Ray化の際、DolbyAtomsにリマスタリングされました。
このような音響の変更、実はオールドタイトルのUltra-HD Blu-Rayではこの手法が良く使われるのですが、このタイトルは元々5.1ベースでクラシック調の音、白黒の映像と言う事もあり、個人的にはどうしても違和感が生じておりました。

ではSR8015です。

強烈なシーンの多い作品なので、あえてそうでないものを使います。ご勘弁を。

Scindlersliast02
元々Marantzのアンプは高音の響きが良く、比較的クリアな音が特徴なのですが、こちらのタイトルもその傾向はしっかり出ています。
全体的には「澄んだ響きが個々のスピーカーからそれぞれ音が出ている」と言う印象です。

Avcx6700h

AVC-X6700Hの様な良い意味での丸さと太さとは違い、コーラスの声やバイオリンの響き、ピアノの軽快さが前面に出て来ます。

Images

静かなシーンの足音や、発砲音とその残響などもしっかり分離して響いてきます。
逆に燃え盛る炎や車輪の響きなど響く様な音については比較的引っ込むような印象です。
まだやっておりませんが、サブウーファーのクロスオーバーを少し上げ、重さを補う方向で考えてもいいかもしれません。

Avca110次にAVC-A110との比較ですが……これは比較をするのがちょっと間違いかな?と言う印象です。
あえて連続して聞いた比較は書きませんが、AVC-A110で同じものを鳴らすとDENONの音色でそれぞれの音がオブジェクト型にもかかわらず完全に繋がります。
作り出す世界が明らかに違い、かなり大きな差を感じざるを得ないというのが本音です。
ただ、音の繋がりは重さや厚みになりますので、AVアンプらしい音と言う条件ですが、クリアさの点ではそれなりに近い位置にいるのではないかと思います。

簡単ですが、こんなところです。
シンドラーのリストについてはAVC-A110で効果が大きく変化しましたので、こちらでも追加しようかと思っております。
さて、実機の展示は開始しましたが、今週末は

Dlav9r_prod_lJVCのDLA-V系プロジェクターに新しく搭載された「TheatherOptimaizer体験会」が優先となります。

20200902_bana

https://www.avac.co.jp/contents/topics/jvc-projecter-202009.html

アンプの切り替え自体は可能になりますので、試聴希望の場合は人が重ならない様、必ず事前のご連絡と予約状況の確認をお願い致します。

ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けてメール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

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すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

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Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年10月 9日 (金)

【横浜店】DENON AVC-A110の「音」について書かせて頂きます。(2020.10.16更新)

横浜店 渡邉です。

Kao

お待たせしました。DENON AVC-A110音の部分について書かせて頂きます。

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

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引き続きよろしくお願い致します。

本題です!

DENON AVC-A110につきまして、皆様からたくさんのご質問を頂いております。今回は特にお問い合わせの多かったAVC-A110の「音」について簡単にレビューさせて頂きます。
比較はフェアでのお問い合わせの多かった「ベース機材」と言えるAVC-X8500Hとなります。

Avc_x8500h_jp_bk_fr_cl

展示までの状況はこちらをご覧ください。

【横浜店】DENON AVC-A110、展示品到着しました!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/10/denon-avc-a110-69eb.html

2020.10.16更新:Youtubeも上がりました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

音響システムは今月行う試聴フェアで使用を想定している

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 https://www.avac.co.jp/contents/event/yokohama-20201016.html

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ベースレイヤー5chをB&W700シリーズの702Signiture、HTM71S2、705Siginiture、703S2で固め

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サブウーファーはTD520SW、トップスピーカーにPiega AP1.2を使用した7.1.4chとなります。

では、試聴レビューを開始します。

今回は内容や構成の違う3つのタイトルを聞いてみました。

その1、Gratest Showman

Gratest_showman

ミュージカル系の映画で華やかさがあり、如何にもDolbyatoms!という目立った効果はそれほどでもありませんが、オブジェクト型の多スピーカーで鳴らす空間表現性の印象が深い部分です。

今回流したのは一番印象的なチャプター1となります。

Thegreatestshowman

今回は特にしっかり確かめる為、機材をAVC-A110→AVC-X8500H→もう一回AVC-A110の順で繋ぎ変え、同じ曲を聞いてみました。

Dsc_2605

まずAVC-X8500Hで聴いてみました。

Dsc_2627

最初の足踏みのシーン、比較的高音が鋭く立ち同時に低音がドン!と言う形で大きめに響きました。

この音は今までのAVC-X8500Hそのものです。
パワー感を前に押し出した音質は比較的サブウーファーの使用頻度が多く、観客の足踏みやバーナムの張り上げた声、バックミュージックについても特定の音が大きくなる印象です。

オープニングが終わりましたので、印象が頭の中に残った状態で機材を差し替えます。
今度はAVC-A110です。

Dsc_2628

20th FOXのロゴまでは余り差を感じませんでしたが、後は圧倒的な差でした。

まず音自体の評価ですが、頭の中にAVC-X8500Hの印象はまだ頭に残っていますので、高音部の音色自体はDENONの音であり、基本的に同じであることは確認しました。
ただ、響きは同じなのですが全体的に少し目立たなくなっています……と思ったのですが

もう少し聞くと、実際にはもっと複雑で繊細なものでした。

ツィーターから流れる高音音域自体はそのままの様に聞こえています。

しかし実際にはそれだけではなく、スピーカー入力がターミナルで分離され、スコーカーが担当する事になった「高音からは微妙に下の部分の音」がぐっと膨らんでいました。

元の「音成分」対してその周囲にある同質の「音成分層」と言える複数の音がが元の音と同じ方向、同じタイミングで重なるように纏わり付いた事で、高音自体が柔らかく幅広く広がり、同じ様な事が中低音にも起こったことから音像が全体的に膨らんだ、という所かと思います。

具体的にはバーナムの声に掛かるエコーと力強さがそのままに綺麗に伸びるように聞こえる、と言う表現でいいでしょうか。

Dsc_2631

また、ジェニー・リンドの歌唱シーンではセンタースピーカーで司る声の「伸び」が左右のスピーカーから鳴る音と合わせ広いホールに響き渡る残響感がAVC-X8500Hが比較的すっと終わる音なのですが、AVC-A110は上質な香りがずっと空間に残る様な音に変わります。
結果としてAVC-X8500Hでは比較的目立つ音になっていた部分それぞれが滑らかに繋がり、音の一体感が増しています。
また、高音~中音、中音~低音それぞれが全体的に力強く、且つ一回りふくよかに膨らみ、全体の音が高いレベルで持ち上がることから、サブウーファーが良い意味で目立たなくなりました。
音全体の質量が増したことから高・中・低音に変化していく音が連続性も明らかに増した印象です。
「AVC-A110はまるでピュアオーディオの音だ」と言うご意見を多くいただくのですが、その通りだと思います。そして実際にはこれが11CH分響くわけで……音で全部埋まってしまいます。

その2、JOKER

Joker_jp

映像的にも音響的にも優れたタイトルであり、暗い雰囲気を醸し出す音は何とも特徴的です。

今回使用したのはチャプター4後半、電車の暴行から射殺、そして公衆トイレに至るアーサー最初の狂気の部分となります。

Dsc_2422
様々な音成分が重なったシーンと、後半の舞踏のシーン両方が見られる事からよく使っております。
こちらも先にAVC-A110→AVC-X8500H→AVC-A110の順で差し替えで聴く事にしました。

Hdr_enhnced_medium

最初、駅に到着しウエインの社員が乗り込んでくるシーンから、空気感が随分違いました。
電車の持つ制御機器の音や空調、制動子と車輪の擦れる音、ドアが開いた時の流れこんでくる空気で中の空気が動き出す感覚。

それぞれの音の成分が細かいところまで表現されていました。

Dsc_2421

少し飛ばしてアーサーが発砲するシーンですが、一番印象的だったのはAVC-X8500Hと比較して「残響音」の伸びがかなり変わった事です。
発砲音は炸薬の炸裂する瞬間の破裂音、銃口からガスの放出された時に生じる空間変化に伴う音、そして発射ガスが拡散していく残響音がそれぞれありますが、発砲音が前から後ろ(発砲するものの位置関係で変わります)への破裂音はそのままなのですが、そこからの空気の動き、特に残響音の移動がとてもしっかり出ていました。
後でAVC-X8500Hを聴き直しましたが、決して悪い事は無いのですがAVC-A110と比べるとどうしても響きが「甘い」ように思えました。

Dsc_2636

そして公衆トイレまで走ったアーサーの舞踏シーンですが、AVC-A8500HとAVC-A110ではバイオリンの響き方がかなり変わります。
バイオリンの弦を弾く瞬間の響き自体はとても似ている(当たり前ですが)のですが、弦を弾いた後に残る音の伸びが比較にならず、音の「腰」自体も少し上に上がった事から、下で響くコントラバスのベース部分の重みも二回りぐらい違います。
全体的に音が膨らみ音が繋がっている事で、単に劇場音楽と言うだけでなく、サラウンドとして音楽的に成り立っている、5.1CHSACDの様な重みと響きがあるような印象でした。

その3、メアリと魔女の花

Meari

この作品はUltra-HD Blu-RayがDTS:X7.1.4CHでオブジェクトオーディオが「すべて作られた音」になります。
作られたものである以上、クラシック系や実写映画に比べ比較的音が分離しており、サラウンドの効果や音の広がりを感じやすい作品です。

使用するシーンは最初のチャプター1です。

Dsc_2618
まず最初の「夜間飛行」で流れるハンマーダルシマーという特徴的な音を醸し出す楽器から流れる「甘美な旋律」がまるで別でした。
AVC-A110は音が響いた後の残響が長く、スーッと空間を響かせ続けます。実際に収録した場所の空間を感じてしまうような音でした。

Dsc_2620
逆にAVC-X8500Hは単独の楽器としての表現はしっかりしており、音自体が鋭く響く感じです。
実際にはハンマーダルシマー以外で重ねている音それぞれが中低音を中心に膨らみますので、結果として作られた音の音域が重なり合い、それぞれの音に一体感が出て来ます。
AVC-A110は音の幅、奥行き共に一回り大きくなった印象です。

Dsc_2621
効果音も特に厚みのある音は随分印象が変わりAVC-X8500Hがインパクトを中心に感じる部分も、AVC-A110ではそこに「重さ」が加わる感じと言えばいいでしょうか。

Dsc_2622

もう一つ、DTS:Xらしい広がりは、ハイトスピーカーに対しても音の膨らみや重みが追加されますので、音場そのものが移動する、と言うより連結するような印象です。

セリフについてはハイトスピーカーの音が増したことから音自体に高さが加わり、天海祐希さんの「何をやっているの!追いなさい!」というセリフが明量感をそのままに場面での立ち位置の差を出しているように思えました。

では最後にシステムを変更して最後の一枚を確かめようと思います。

サラウンドシステムを5.1.4CHに変更し、AVC-X8500H以上でないとできないカスタムモードを使用します。

Dsc_2608
カスタムモードではスピーカーアサインを柔軟に変更出来ますので、今回はスピーカー出力をこのように変更ました。

Dsc_2610

5.1.4ch、フロントLCRを2出力で実質的な Bi-Ampにします。
では、鳴らしてみます。

その4、ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン [限定盤]

Photo 
CDはUHDQ-CDにMQA音源、Blu-Rayには2Ch、5Ch、そしてDolbyAtomsの3種類の音源が収録された、これぞリファレンスと言うタイトルです。

Dsc_2623

もう言う事ないです……。

シングルワイヤの後でBi-Amp状態で聴いてみましたが、どの曲も音の分離と圧がさらに増しました。

率直に言って、これは素直に楽しいです。
ここまではAVC-X8500HもAVC-A110もすべて-20dbの条件で鳴らしていたのですが、ぱっとした印象で音が小さくなった様な感じでした。十分ハイレベルな音のはずだったのですが、高音の響きがさらに綺麗になったせいか、煩くありません。

Dsc_2624

再生途中で音源を変更すると2chでピュアオーディオの音5chでSACD5chと同レベルとなる抜群のオーディオサラウンド、そしてDolbyatomsで完全に映画館の中で聴く音に変わっていきます。

もう一つ。Youtubeでもご紹介しましたがAuro3Dを掛けると「定位があるのに全体に音が広がる」というよりレベルの高い音を作り出すことができます。

AVC-A110が「本気」を出すと、こういう表現をするしかないと思います。

実際、この音量で煩くないというのはAV8805に804D3とPOAを繋いだ時以来です。
そこで更に5db音を上げ、-15dbまで音量を上げます。
全体的な圧がさらに増しているのですが、それでも「煩い」と言う事はありません。

Dsc_2625

一歩間違えれば煩いレベルになるスターウォーズのメインテーマの音圧が単に心地よくなり、むしろこれで「ちょうどいい」と言うレベルの音になりました。
音の「包まれ感」はさらに増し、全方向から音で囲まれているような感覚です。
これは本当に贅沢な感覚です。

では、全体的な感想です。

Dsc_2551

AVC-A110、響き自体はAVC-X8500Hと同じ方向性ですが、高・中・低それぞれの音に柔らかくかつ幅が出ており、音自体の重なりがマルチチャンネルであればあるほどピュアオーディオシステムでサラウンドを組んだような音になっています。

Dsc_2563

Dsc_2550

AVC-A110の方向性と言える「AVC-X8500Hのパワー+ピュアオーディオのアナログ処理周り」というシステム構成が素直に出たという印象です。
また、ホームシアターシステム全体としての感覚的な感想は

Dsc_2567
「これはもはやホームシアターの音ではなく映画館の音」です。
映画館はあの広さでもシステム的に計算され、どの座席に座っても音は全体的に包まれる状況にあります。流石に映画館の「重さ」をすべて表現するのは難しいのですが、

音の雰囲気、特に同じシステムであるはずの特にサラウンドの音を強く感じる事の出来る「音に包まれる感覚」は実際の映画館にかなり近いものを感じました。

AVC-X8500Hが「鋭さ」と「パワー感」で押し出してくるのに対して、AVC-A110は「音」そのものがそれぞれ脹らむ事でそれぞれの「音」がくっついて「音場そのもの」として向かってくる感じです。特にオブジェクト型の音源では音場同士が重なっていく事で、オブジェクト型のはずなのに空中でチャンネル型のピュアオーディオの様に響きます。
率直に言って「単体AVアンプでここまで来たか……」と言う印象です。あえてAVC-X8500Hと素直に比較すれば全体のレベルが違い過ぎ、完全に別物と言うしかありません。

正直な所、これはB&W700クラスではなく800クラスでないと力を出し切れないんじゃないか、と言う気がしております。今度行うAVC-A110フェアはフロントとリアの展示を変えるかもしれません。

じゃあ、それぞれの機種から買い替えたほうがいいのか、悪いのか?  

言う事になりますが……。

前回のブログでも書かせて頂きましたが、この「質」はそれなりに費用が掛かります。
それでも
AVC-X8500Hや6700クラスから、それ以上の「厚み」や「質」を求めるお客様

それ以前のピュアオーディオベースのハイパワーAVアンプから「最新システムへの更新」を求めるお客様

オーディオとビジュアルのシステムを統合したいお客様
AV8805などをベースにされているシステムから「更なる深み」を求めるお客様

CX-A5200/MX-A5200系のシステムから「映画らしさ」を更に高めたいお客様

StormAudioクラスまでは費用が出せないけど、出来る限り「映画館」の音を作りたいお客様
(ハイトスピーカーの追加をお願いします)

これらの点でお考えの皆様には十分買い替えに値するものだと思います。

今回はベースマシンと記念マシンと言う比較が難しい機材でのレビューでした。

個人的な印象を中心としたもので読みにくい部分もあったかと思いますが、いかがでしょうか?

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

横浜店では展示を開始しております。
ご相談等お待ちしております。

なお、ご試聴希望のお客様はご来者同士の「三密」を避けるため、必ず事前の連絡をお願いします。

当店では商品購入をご希望されるお客様が試聴して頂くには、出来るだけ安心できる環境を作らせて頂ければと考えております。

趣旨を御理解頂き「メール・電話での事前連絡」で時間調整させて頂いた上、自分のお気に入りのディスクを片手に感染症対策をしっかり行ってご来訪ください

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2021.6.12最後に……ちょっと追加します。

ホームシアターで見る「閃光のハサウェイ」は凄まじいですよー。
公開中に付き具体的な部分は書けませんが、ホームシアター、特にハイレベルなアトモスシアターには最高のDiskになりそうです。
個人的には横からの音が下から上に90°回りながら縦回転すると言うのはちょっと初めてです。
やはり初めから作った音は凄い!
なお、先行販売のBDは通常のBlu-Rayですが、おそらくガンダムでは初となる最初からDolbyAtoms収録です。
映画館で是非ご覧いただき、先行販売のBDもぜひ手にお取りください。
これは応援していい作品です!

2020年10月 2日 (金)

【横浜店】DENON AVC-A110、展示品到着しました!(2020.10.16更新)

2020.10.16更新:Youtubeが上がりました。最後の方に貼っております。

横浜店 渡邉です。

Kao

DENON AVC-A110店舗到着です。

今回のブログは最後に「ご来訪の際の注意事項」を入れさせて頂いております

必ず最後までお読みください。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です!

明日10月3日よりいよいよDENON110周年記念モデルが発売になります。

はい、そういうわけで箱到着です。

Dsc_2533

箱にはAVC-A110の文字が。

お待たせしました!
DENON AVC-A110到着です。

Dsc_2536

場所も開けてあり、下にAVC-X8500HとCX-A5200/MX-A5200、横にはSR6015とAVC-X6700Hを準備しておりますので早速設置……箱を開けると、なんと二重梱包。

Dsc_2540

Made exclusively at Denon factory -Shirakawa .Japan

「DENON白河工場・日本」の文字が記載されています。

Dsc_2541

内箱を開けると、普段とは違う景色が目に入ります。

Dsc_2542

110周年モデル、AVC-A110専用の冊子と黒い封筒です。

封筒の中には「110-Year Anniversary Certificate of Authenticity」とエンジニアの署名入りの色紙が入っています。

Dsc_2547fix

直訳すると「110周年記念 真正性の証明書」となりますが、日本語の文面には厳正な品質管理の元生産された商品である事、熟練のエンジニアとマネージャーの手によりチューニングされた事、限定生産を証明するシリアルナンバー(今回は消しています)と5年間の保証を行う旨の記載があります。

「特別なモデル」を持つという事を感じさせてくれる素敵なアイテムです。

Dsc_2548

実は本体の梱包にもこんなシールが。

では、いよいよ開封です。

Dsc_2550

いきなり嬉しい演出になりました。

天板のスリットから「DENON 110」の文字が透けて見えます。

以前ご紹介した色の変わった基盤がこのような演出になるのには素直に驚きましたし、何とも良い気分になりました。

Dsc_2551 グラファイトグレーの本体は想った以上に光沢があり、今までの黒い筐体とは一線を画します。

個人的にはボリュームとセレクターの面取りがとても綺麗で、やはり「特別感」を盛り上げてくれます。

Dsc_2552

Dsc_2554

今回は比較の意味合いもあり、ラックの下にはAVC-X8500Hを用意しました。

色の違いだけで印象がここまで変わります。

パネル部分に機能を表示するシールもなく、本来型番のある場所には

Dsc_2555

110周年の刻印だけがなされています。

DENON110周年のAVアンプはこれだけですから、型番を表示する必要はないわけです。

さて、次にD&M本社を訪問させて頂いた時にはじっくりと見る事の出来なかった背面を確認します。

Dsc_2557

HDMI端子は入力7が8K対応、出力1と2も8K対応している点はAVC-X6700H/AVR-X4700Hと同じです。
なお、基盤変更に伴いHDCPが2.3に更新されているのもAVC-X6700Hや4700Hと変わりありません。
此方についてはAVC-X8500Hも来年有償での基盤更新を予定していますので、仮にAVC-X8500Hをお持ちの場合、カタログスペック的な機能的にはかなり近い場所に行くことになります。

ちなみにこちらはAVC-X8500Hです。

さて、どこが違うでしょうか?本体の色とHDMI端子の変更はすぐわかります。

Dsc_2558

Dsc_2560

答え合わせ、と言う程ではありませんがよく見て頂ければわかるかと思いますが、まずスピーカー接続端子の色がグレーです。

Dsc_2561 こちらはAVC-X8500Hです。

細かいところですが、随分印象が変わります。Dsc_2562

そしてもう一か所、同じ写真ですが端子と端子の隙間に……。

Dsc_2563_2

AVC-A110の対応フォーマットが印字されています。

IMAX ENHANCED、IMA、DTS、DTS:X、Auro3D、DOLBY ATOMS。

現時点で民生用として存在するすべてのシステムに対応したアンプであることを、普段は見えない場所に静かに誇示しているように見えます。

まあ店舗での展示では「これでもか!」と言わんばかりの状況になりますが……。

外観はこの辺で、セッティングを開始します。

Dsc_2567

今回はベースレイヤーをB&W 700系のモデルで固めています。

Dsc_2566

今回に合わせフロントは到着したばかりのB&W702S2 Signiture

Dsc_2569

センターはB&W HTM72S2

Dsc_2570

サラウンドにB&W705S2 Signiture

Dsc_2571

サラウンドバックになんとB&W703S2B

Dsc_2573

サブウーファーはTD520SW、トップスピーカーにPiega AP1.2を使用した7.1.4CHのシステムを構築してみました。
このシステムはそのまま試聴フェアで使用を想定しているものです。

Bar_denon_bana_0907

設定自体はAVC-X8500Hと変わりありません。
そのまま進めていきます。

Dsc_2565

セッティングが終わりました。

いよいよ灯を入れます。

なんと電源ランプが白です。

Dsc_2556

外観の形そのものはAVC-X8500Hと何も変わらないはずなのですが、こんなに印象が変わるのはなんでなんでしょうか。ストレートに「かっこいい」と思う機材です。

さて、ここまでは外観のお話。
これから皆さんお知りになりたい「音」についても簡単にレビューさせて頂きますが……今日は取り急ぎ速報と言う事で、こちらのブログを明日以降に更新させて頂きます。

2020.10.9更新:レビューの様な物を書かせて頂きました。

【横浜店】DENON AVC-A110の「音」について書かせて頂きます。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/10/post-add6.html

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

なお、機材のセッテイングは出来ており試聴は可能な状態ですが……。

試聴希望のお客様はご来者同士の「三密」を避けるため、必ず事前の連絡をお願いします。

当店では商品購入をご希望されるお客様が試聴して頂くには、出来るだけ安心できる環境を作らせて頂ければと考えております。

趣旨を御理解頂いた上「メール・電話での事前連絡」で時間調整させて頂いた上、自分のお気に入りのディスクを片手に感染症対策をしっかり行ってご来訪ください

AVC-A110、おそらく圧倒されると思います。

では更新までちょっとお時間を頂戴します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販(今回は設置も絡んでおりますが)に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。
2021.6.12最後に……ちょっと追加します。

ホームシアターで見る「閃光のハサウェイ」は凄まじいですよー。
公開中に付き具体的な部分は書けませんが、ホームシアター、特にAVC-A110をコアにするようなハイレベルなアトモスシアターには最高のDiskになりそうです。
個人的には横からの音が下から上に90°回りながら縦回転すると言うのはちょっと初めてです。
やはり初めから作った音は凄い!
なお、先行販売のBDは通常のBlu-Rayですが、おそらくガンダムでは初となる最初からDolbyAtoms収録です。
映画館で是非ご覧いただき、先行販売のBDもぜひ手にお取りください。
これは応援していい作品です!

2020年9月21日 (月)

【横浜店】DENON AVC-A110、当店に頂いた質問に回答させて頂きます。

横浜店 渡邉です。

Kao

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では本題です!

本日は短めになります。
AVC-A110が発表されて二週間程経ちました。

Avc110all

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

また、弊社では国内先行試聴フェアも企画され、現在は新宿本店で試聴フェアを行っております。

Bar_denon_bana_0907横浜店の視聴フェアは想定される発売日の直前、10/16から18となります。

https://www.avac.co.jp/contents/topics/topics/denon-110-202009.html

なお、横浜店のAVC-A110フェア展示構成予定は

フロント:B&W702S2 Siginiture

センター:B&WHTM71D3

サラウンド:B&W705S2Signiture

サラウンドバックなんとB&W703S2

ハイトスピーカー:Piega AP1.2(S)

の7.1.4CH構成を予定しております。

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

すでに新宿本店では視聴会をさせて頂き、たくさんの方からのご商談をお受けしているとのお話も聞いております。

Avca110

【新宿本店】デノンAVC-A110先行試聴体験!

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2020/09/avc-a110-76da.html

新宿本店には視聴されたお客様からもご好評いただき、様々なご質問が届いているそうですが、実は横浜店にもご質問はいくつか届いており、ご質問内容にもある程度傾向が出ておりますので、本日は主なご質問にお答えしたいと思います。

1、昔の良いアンプからの切り替えを考えているんだけど、うまくいくかな?

Sclx90

Avca1xv

いわゆる「ド級アンプ」であるDENON AVC-A1XDやPIONEER SC-LX90などをお持ちのお客様から多かった質問です。
この辺りは「現在何を接続しているか」でだいぶ変わります。

概ねの流れとしては「出来る物」「代替出来る物」「諦めて頂くもの」の三つに分かれます。

以下は「出来る物」です。

HDMI……そのまま接続可能
DVI……DVIの内容(DVI-DまたはDVI-I)次第ですが、HDMIが併設されていればそちらに変更願います。但し、DVI-I接続の場合はアナログRGBになるケースがあります。
この場合変換が必要になりますが、映像と音が遅れるケースが多くありますので、あまりお勧めできません。

コンポーネント、D端子……D端子はコンポーネントに変換する事で接続可能。HDMI主力可能。
ビデオ出力……端子の数(4系統)の範囲内で使用可能。HDMI出力可能。
こちらは説明書からの転載ですが「ビデオコンバージョン機能」を使用します。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_1

コンポーネント、ビデオ端子に関してはアップコンバートやHDMIでの出力が可能です。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_2


ただ、あまりやり過ぎると音と映像が合わなくなってしまうケースやテレビやプロジェクターの対応解像度から外れるケースがありますので、基本的には「オート」8Kテレビなどで解像度が上がりすぎた場合は「1080p」にしておけば問題は無いかと思います。

光入力……OPTICAL、COAXIAL共に2系統まで
PHONO入力……MM1系統のみ可能。
ここまでは大丈夫です。

以下の端子は「代替が必要な物」「出来ない物」です。

接続が難しいか、代替の方法を検討する必要があります。

IEEE1394(i・Link)……端子なし、NG
BNC……端子なし、NG
S端子……端子なし、NG

となります。
代替の案としては素直にコンポーネントやビデオ端子に切り替えるという事になると思います。

実際のお話も含め、一番の難関はD-VHSやDVDレコーダーでデジタル放送のi-LINK・ハイビジョン録画ですが、これはDVD-RAMへの記録を行ってムーブする方法で同じPanasonic系の機材に移行するぐらいしか方法がなく、Web上では裏技がないわけでもないのですが、よほどのマニア(私も全部は理解できません)でもない限り上手くできません。
こちらについてはそのまま機材をお使いになるか、画質を落として接続する、故障時は諦めて頂くしかないと思います。

次にスピーカーの配置ですがSC-LX90の場合

Sllx90_b_small
ノーマルサラウンドでサラウンド2セットの場合は設置方法の変更を考える必要がありますが、通常の7ch、5.2CHバイアンプ、7.2chフロントバイアンプ、7.2ch+ZONE2、7.2ch+スピーカーBには対応可能です。

Avca1xv_back
AVC-A1XVの場合はそのまま7chで使用可能です。

なお、イマーシブサウンドへのステップアップは各種サラウンドフォーマットへの対応を勘案して私としては7chでフロントハイト+リアハイトの組み合わせをお勧めする形になります。

但し、配置自体はAuro3D 13chの方向でもない限り比較的柔軟性がありますので、この辺りはご相談を頂ければと考えております。

714speakerplacement
後はベースレイヤーのスピーカー次第ですが、今回のAVC-A110の場合は13chチャンネルになりますので、最終的なお勧めは最大7.1.4CH(フロントBi-Amp)または5.1.4CHのカスタムセッテイングでフロントLCRをBi-Ampにする組み合わせになるかと思います。

2、DENON AVC-X8500Hを買って使っているんだけど、AVC-A110に買い替えたほうがいい?そんなに違う?

Avcx8500h

此方については「出来ればお買い換えも考えて頂きたい」と言う回答をさせて頂きます。
AVC-X8500Hは発売当初「モンスターアンプ」と言われるほどの有り余るパワーで13CHの出力、4K対応を持ち「これ以上はない」「A1XVなどの後継」と言われており、事実、現時点でもその通りの性能を持っています。

ただ

AVC-A110は新宿店でのご商談状況をブログで拝見する限り「AVC-X8500H」を購入された方が下取りに出してでも買い替えを御希望になるケースが複数出ております。

Dsc_2346
以前書かせていただいた110周年のブログでは、実機を聞いたその日の内にAVC-X8500Hも聞いた上でコンテンツを書かせて頂きましたが、音の厚みや深みはブログでも「質量がある」と言う書き方をさせて頂いた通り、明らかに「別物」であり明らかに「ランク自体が上の商品」です。
今回のケースでは仮にAVC-X8500Hの下取をしても追加のご負担が多い事は重々承知しておりますが、こと「音」を追求した場合、価格差以上の「時間」をお楽しみいただけると思います。
また「次のモデルでこれ以上を出せるのか」と言う点もありますが、費用の制限を取って作られた記念商品と言う事もあり、新宿本店のブログで指摘された通り、確かに120周年モデル(その頃までAVアンプがどんな進化をしているのか分かりませんが)でもない限りここまで贅沢な事が出来るのか、ちょっと疑問ではあります。

ただ、少なくとも来年予定されている「AVC-X8500H」の基盤交換品ではこの「音」は出ないと思います。

3、Marantz AV8805とパワーアンプの組み合わせとどっちがいいですか?

Av8805こちらも難しい質問です。
MarantzのAV8805と今回のAVC-A110は確かに「音の深み」の追求で似通った部分はあると思います。
ただ、DENONの基本コンセプトは「中低音のしっかりした音」であり、Marantz系統の機種は「あくまでも2CHをベースにした響きの美しい音」です。
同じものではない以上、比較は難しいかと思います。
ただ「音程の問題はありますが同じレベルまで来ている」と言う印象はありますので、一度お聞きになって頂いてから一台にまとめるという御判断も正解かと思います。

後はパワーアンプのレベル次第かなと言う気もしますので……。

もちろん、AV8802や8801、8003などもっと前の世代の機種であれば十分「纏める」価値はあるかと思います。

Av8003_large_front_open

以上、簡単ですが回答させて頂きます。
設置に自信の無いお客様や既存の機材をお持ちのお客様は(AVC-A110は23Kg、重いです)実際の設置に工事部隊などを動かすケースも多いかと思いますので、まずはお近くの各店舗まで早目のご相談を頂ければ幸いです。

ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

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また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

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その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

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その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

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ご相談等、お待ちしております。

2020年9月18日 (金)

【横浜店】SONY VPL-VW775。「深さ」を増したフラッグシップ機、展示開始しました!(2021.5.8情報追加)

2021.5.8更新:

2021.5.8更新:上位機種のVPL-VW875、廉価機種のVPL-VW275が発売されております。

Vplvw275b

VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!

http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430

2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きましたので、情報を追加しております。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はソニープロジェクターの新機種VPL-VW775をご紹介します。

その前にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

もう一つ。

お問い合わせの多いDENON110周年記念機材については独立したブログを用意しております。

Dsc_2349

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その2:DCD-A110とPMA-A110です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110dcd-a11-1d25.html

では、本題です!

先日、ソニー様から新型プロジェクターの発表がありました。
つい最近Youtubeと連携して書かせて頂いたVPL-VW255は販売継続になりますが、

今回はVPL-VW745(展示品のみ)とVPL-VW555(こちらはフェア台数限定でご用意できます)
の二機種がモデルチェンジしました。

VPL-VW775は本日実機が到着し、販売開始と同時に展示を開始しております。

Dsc_2443

で早速ご紹介。

SONY VPL-VW775

Vplvw775_2VPL-VW775

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW775/
実に三年ぶりのモデルナンバーが変わる変更となるモデルチェンジとなります。
外観上の変更はありませんが、内部基板が変更になっています。

Y_vplvw745_dcc_2

元々VPL-VW745として発売され、レーザー出力のみで調整していたシステムをそれまで未使用だったアドバンスドアイリスを使うという「デュアルコントラストコントロール」を用いる事で、ソフトウェアアップデートの域を超える大きな動作変更となり、部分的にVPL-VW855を上回る性能を持ちました。

Vplvw855結果として実に三年の間モデルチェンジを「しなくていい」性能を持っておりましたが、今回、マイナーチェンジを含むすべての機能を内包しつつ新しい機能を追加し、今度はハードウェアを含む大きなマイナーチェンジで追加されたのが「ダイナミックHDRエンハンサー」です。

Y_vw775_dhere

スクリーンやパネルに光を反射する事で映像を投影するプロジェクターは、シーン内に明部と暗部が混在する時、ピークである「白」つまり明部を重視すると

相対的に「黒」である暗部が浮いてしまいます。
また逆に暗部である「黒」を重視すると

今度はピークが抑えられ明部と言える「白」が沈見込む形にんります。
今回新たに搭載された「ダイナミックHDRエンハンサー」は、アイリスだけでなく光源の制御を連動させる事でフレームごとにダイナミックレンジを調整し、明るいところは明るく輝かせ暗部は黒をより沈みこませる事が出来ます。
特にVPL-VW775はリニアに光源を調整できるレーザー光源と「封印」を解いたアドバンスドアイリスの両方で調整を行う事で、従来機に比べHDRコンテンツに対して最適なコントラストを映し出すことができます。

Dsc_2441_2

今回はVPL-VW745もありましたので半分ずつ隠して画角を合わせた映像を用意してみました。
カメラ自体はXpedia XZ3ですが、条件は同じです。

左側がVPL-VW775右がVPL-VW745(バージョンアップ版) になります。

Dsc_2412_2

 ナトリウムランプの様なオレンジと夜陰の黒、そしてのあるアーサーの狂気じみた顔。

暗部の沈み込みとピーク明るさの明瞭さはVPL-VW745でも十分ですが、VPL-VW775を見た後では「甘さ」を感じてしまいます。

全体的に若干暗くなったのかと思いますが、明るいシーンではむしろ強烈な光を感じる事も多い状況です。一番差が出たと思われたのがこのシーン。

こちらが左がVPL-VW775、右がVPL-VW745です。

Dsc_2404

蛍光灯の色合いと明るさと暗さのコントラストが違う事にお気づきでしょうか。

もう一枚。

Dsc_2411

これはかなりはっきりしており、天井のタイルのディティールや色合い、光源の表現などが随分変わります。

全体的に黒の沈み込みが深く全体の色合いが増しており、なんというか、一瞬プロジェクター界における「黒の帝王」の姿が……。

Dsc_2407

この後も暫く見ていていて思いましたが、動きのある絵の輪郭がはっきりしている事、黒の沈み込みが一回り増し、全体的にはっきりしている印象です。
2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きました。

Dhdrenhance_base

Dhdr_enhance

取り急ぎ簡単ですが明るいものと暗いもので比較の画像を準備しました。

「Life of Pie」

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」Hdr_enhnced_cut2

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong2

PC上では分かりずらいのですが、色の無い(暗い)所から彩度が広がる範囲が大きくなっています。

もう一つ、こちらは「JOKER」です。

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」

Hdr_enhnced_week

ダイナミックHDRエンハンサー「弱」

Hdr_enhnced_cut

ダイナミックHDRエンハンサー「中」

Hdr_enhnced_medium

ダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong

実際に見てみると各モードの差は概ね3%ぐらいでしょうか、色彩そのものは変化しておらず、全体的に明るくなり、明るくなった分黒との差分に階調が乗っている印象です。

こうなると「Frame Adapt HDR」とはどう違うのか?と言う事になりますが

Dlav9r_prod_lJVCの「Frame Adapt HDR」は基本的に光源ではなくガンマ特性を変化させてコントラストの変動を行いますが

HdrVPL-VW775の場合「ダイナミックHDRエンハンサー」がレーザーとアイリスの両方でベースとなる明るさ自体を変更させています。
色の変化がないまま、明るさ自体を変更して明部や暗部の調整を行う機能はレーザー光源搭載機が持つリニアに光量を調整できる機能を併用する事で、より大きなコントラスト変化を行う事が可能です。

現時点では「レーザー+フル4K」のシステムはDLA-Z1とVPL-VW855、そして今回のVPL-VW775のみとなりますが、元々の素材が持つナチュラルかつ幅のある画にさらに「深さ」を加えたVPL-VW755は文句なくお勧めできます。

特に長期間で機材をお考えのお客様には是非お勧めしたい機種です。

そしてVPL-VW555もモデルチェンジを行いました。

VPL-VW575です。

 

Vplvw575

VPL-VW575

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW575/

今回、VPL-VW575は当店の展示はありませんがランプ光源とアドバンスドアイリスの「ダイナミックHDRエンハンサー」の組み合わせでVW775程ではありませんがより深い色合いとコントラストを出すことができます。

Vplvw575_b

比較をしていませんので何とも言えませんが、VW255と555では黒の出が比較になりませんでしたのでダイナミックHDRエンハンサーで色の深みが増すことになると思います。

あと、お値段がガシッと下がりましたよね……これも大きいポイントだと思います。

Dsc_2442

※こちらはVPL-VW745です。

横浜店では現時点ではVPL-VW745は展示機材(お嫁入り先募集中です)とVPL-VW755を両方ご覧いただけます。

VPL-VW775は本日から販売開始、VPL-VW575は10月4日から販売開始となります。

事前のご予約、感染症対策をしっかりして頂きまずはメール、お電話で時間をご確認の上、ご来訪をお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月17日 (木)

【横浜店】EPSON EH-LS500超短焦点プロジェクター設置レビューです。(2020.9.17更新)

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。

商品の発売が延び延びになっていたEH-LS500ですが、お借りする事が出来ました。

こちらは製品版の物になりますので、情報のアップデートをさせて頂きます。

Dsc_2637

Dsc_2642

EPSON EH-LS500(W)

https://www.epson.jp/products/dreamio/ehls500/

Dsc_2672

VAVAとの大きさ比較はこのような感じです。

横幅は変わらず縦が長くなっており、レンズが出っ張っております。

Dsc_2646

レンズを覗きこむとこのような感じです。

Dsc_2638

VAVAやVPL-VZ1000などレンズが引っ込んでいる超短焦点プロジェクターの場合、反射させる形で光を180近く曲げて投射していますが、EPSONの場合、業務用のゼロシフトレンズとほぼ同じもので筐体の正面に出た光を中で数回湾曲し、ほぼ180°曲げている構造がわかるかと思います。

なお、裏面はこのような感じです。

Dsc_2644

HDMIの1番、2番はARC対応です。

HDMIは3番もあるのですが、これは後程。

他にはLAN、ピンプラグのAudio Out、RS-232C、USB type:Bとなります。 

さて、設置準備です。

本体正面にはカバーが掛かっていますので、開けてみます。

Dsc_2643

 開けてみると左右がスピーカー、左側に操作パネル、そして右側には何もありません……ではないんです。

Dsc_2647

実はこの右側のスペース、このようにぱかっと開きます。

Dsc_2648_2

中にはHDMIの3番とUSB端子があります。

実はここはEH-LS500の目玉になる「Andoroid TV」ユニットを収めるスペースです。

Android_tvlogowine

Andoroid TV

https://www.android.com/tv/

標準で付属している付属のHDMIケーブルとUSBケーブルを接続して

Dsc_2649

先程の空いた場所にこんな風に収めます。

Dsc_2651

EH-LS500はこれでAndoroid TV化する事になります。

実際に電源を投入するとEPSONの起動文字の後に「Andoroid」の文字が表示され、

Dsc_2675

本当にAndoroidTVの電源投入と同じ画面、そしてこのホーム画面もまるっきりAndoroid TVになります。実際に操作してみるとテレビの時と操作感覚も変わりません。

Dsc_1134_02

上の写真はVAVA、下の写真はViewsonicそれぞれの起動画面です。

これらのタイプのプロジェクターでは単独で配信システムに対応している事は一つの特徴なのですが

Dsc_1106

正式なAndoroidを採用していないことから「Google PLAY Store」の利用は出来ず、外部のストア(Aptoideなど)からのアプリケーションダウンロードとなっていました。もちろん、Google payなどの支払を使用する事もできません。

Images

今回の正式なAndoroid TVを搭載したEH-LS500やEF-100は、Googleアカウント紐付け可能な正式なAndoroid TVを搭載する事でGoogleのアプリをすべて使用できます。

実はこの点、使い勝手の点で非常に大きい変化になります。

Dsc_2675

Dsc_2690

画面を見て頂ければわかりますが、Youtube、NETFLIX、Amazon Prime VIDEO、HuluなどだけでなくTVerやPARAVI、TELSAなどテレビの見逃し配信、Abema、DAZN、GYAO!、U-NEXT、Niconico、MIRAIL(歌舞伎の配信などがあります)Amazonのサブスクリプションにもありますが、dアニメストア、大阪チャンネル(吉本系)も単独で動かすことができます。

Dsc_2691

また、正式なAndoroid9.0になりますので、Andoroidアプリを使用できる故にコントローラー等が必要にはなりますがゲームなども楽しめますので、結果としてEH-LS500はテレビ放送の受信とスマートフォンのミラーリング以外には何の機材も必要なくなり、Googleアカウントを紐づけて置けば、スマートフォンやタブレットで行っていたことすべてがシームレスに大画面に移行できるという事になります。

Dsc_2694

国内メーカーの安全性は品質の担保として信用がおけますし、純粋Andoroid端末による連携は実際に使用してみると分かりますが、本当に何でもできてしまいますので、いきなり目の前に広大な世界が広がります。

Ehls500_ww_3 率直に言えばEH-LS500は

「簡易な大画面を映し出せるプロジェクター」の枠を超え「大画面で何でもできる大画面映像端末」

という、今までの超短焦点機材とは少し先の世界に位置したような印象です。

 使い勝手はAndoroid TVと同じ、と言う事で本体のリモコンもAndoroidTV対応の物となっており、左のリモコンは本体付属のリモコンですが、ちゃんと音声入力にも対応しています。

右のリモコンはがAndoroidTVユニット用です。

Dsc_2678

実際の所、本体のリモコンだけで操作には支障がありません。

右側のリモコンはほとんど使わないかと思います。

Dsc_2676

では実際の投射です。

当店では壁面投射となりますが、今回はVAVAの前に機材を置く関係で前回より設置位置が前になります。

前になる、と言う事は画面が大きくなるという事で、壁面から映像がはみ出てしまうのですが……調整項目があります。設定の「ズーム」です。

Dsc_2657

下の画面、ズームに「ワイド」「テレ」の文字があります。

ここを使って画面自体の大きさを小さい方向に調整して行きます。

Dsc_2658

こちらの写真はテレの状態にしたものです。

台形補正も縦横が存在します。

Dsc_0745

余り無茶な設置は難しいかと思います(超短焦点は歪みが大きいので調整幅に制限があります)が、実機の設置中に調整する形になるかと思います。Dsc_0749

また、デジタルズームを使用して画面を小さくして投射距離を稼いだ後になりますが(その分解像度は少し落ちます)表示領域を小さくした分シフト出来るデジタルシフト機能などもございます。(ちょっと大雑把ですが……)

Dsc_0740

また、お問い合わせが多いのですがシステム的には天井吊りは可能な構造であり、設定も存在します。

但し、現時点では天吊り金具がありません。

設置の高さや方向、金具の価格など不明確な部分が多いので、こちらについてはご相談です。

全体としてビジネスプロジェクターの流れを強く組んでいる事もあるのか、解像度などの優先順位を後ろに回しても明るく大きな画面を見せるというコンセプトが徹底されている、と言う印象です。

なお、位置合わせの方法は変わりません。

短焦点は基本的に投射位置が決まっていますので、方向と高さを決めて位置を合わせた後、前後にずらしてから左右の高さを調整します。

Dsc_0725

それなりに大変です……床の傾斜にご注意ください。
最終的には台形補正の縦・横それぞれで対応することになります。

Dsc_0745

実際、かなり微妙な調整になります。
一人で行おうとすると「もうちょっと」と壁と視聴ポイントを行き来することになりますので調整はお二人以上で行う事をお勧めします。

Dsc_0727

設置完了です。
臨時設置になりますので、多少のずれはご勘弁下さい。

Dsc_0723

早速画を見てみます。
今、部屋は明るいんですが……こうなると関係無いですね。
概ねこれで100インチ相当となります。

4000lmを63cmの距離で打ち込んでいますので、完全にテレビです。

Dsc_0063

同じ場所に49インチテレビを同じ場所に置くとこうなります。

後ろの壁全部が画面になっていますので、かなり歴然としています。
なお、壁面の凸凹は……

Dsc_0765_2

まあそれなりに気になりますが、メートル単位で距離を開ければ気にならないです。

Dsc_0776

で、部屋を暗くすると……。

Dsc_0730 ここまで出ます。
真っ白、そして真っ黒です。
短焦点の利点をこれでもかと出している感じです。

実際の絵をもう少し載せておきます。

Dsc_2684

次は同じ画面で明るさを切り替えています。

こちらは店内の灯りがすべて点灯している状態

Dsc_2680

シーリングのみ消灯

Dsc_2681

消灯状態、ここまで来ると強烈な光になり、高輝度な液晶テレビを見ているようです。

Dsc_2682

Dsc_2685

試作機に比べ、生産機は全体的にコントラストが上がっているようです。

Dsc_0733

では、全体的な評価です。

この状況と性能で寿命が二万時間、価格が30万円レベルであることは驚くしかありません。

唯一「弱点」と言えそうなのはスピーカーがそれほどでもないという事でしょうか。

音声に物足りなさを感じた時は別スピーカーやアンプなどを用意して頂くとよいかと思います。

Dsc_2663

また、この写真は店内の明かりをすべて点けており外も明るい状態ですが、壁面には問題なく画面が映っています。

この明るさでも問題なくテレビ画面を「塗り潰してしまう」パワーはVAVAには無い魅力になります。

余談ですが、EH-LS500は日が傾いてくると壁の目が全く気にならなくなり、単に「100インチのテレビ」にしか見えなくなります。

D229712156684510

じゃあ、VAVAどちらがいいか?と言う問題については

4000lmの光量パワーとAndoroid TVとしての機能など、ハードウェアの総合性能としてはEH-LS500の方が明らかに上です。

逆にVAVAは本体の形状や投射サイズ、レーザー減光機能など使い勝手の良い部分があります。

また先日発表されたEH-LS300ですが

Ehls300_ww_1

EPSON EH-LS300

https://www.epson.jp/products/dreamio/ehls300/

こちらは解像度が1920X1080のハイビジョン止まりになります。

レンズの出っ張りがない、Andoroid TV機能などなど良い点もありますが、私達の目から見て価格差と性能が大きく、これは比較になりません。

どっちを買おうか?と考えた場合ですが

どちらが自分や家族の生活が変わるかと言う「生活の質」が変わる観点から考えて、少し長い目で見ても明らかに効果の大きいEH-LS500をお勧めします。

実際の接客ではそれぞれ実際の状況と子供さんがいらっしゃるかどうか(覗きこんでしまうのが気になります)をお聞きし、お一人の方、お子様がある程度大きい方、天井吊りなどを御希望の場合はEPSONをお勧めしますが、小さい子供が、と言う場合はVAVAをお勧めするかと思います。

投射面については

「ロールスクリーンは駄目」

と言う点を押さえておけば問題は無いかと思います。

逆に

「もっと画質や使い勝手を上げたい!」

と言う場合は超短焦点用スクリーンを使用します。

Spaut__2

キクチ科学 STYLIST SPA-UT

http://www.kikuchi-screen.co.jp/brand/stylist/spaut.html

スクリーンの生地は角度で色が変わります。

……同型の生地を傾けて下から覗く様に見ると

Imag5599真っ白です。

上から覗く様に見ると

Imag5600

真っ黒です。

実はこのスクリーン表面がプリズム状になっていて
「下からの光は反射」し「上からの光は反射しない」という特殊な特性を持ちます。

Spauttop
超短焦点は通常下から投射を行います。
逆に言えば上からの光は邪魔であり、厳密に言えば正面からの光も邪魔になります。
そこで超短焦点の特性である「下からの光」に合わせたスクリーンが「超短焦点用スクリーン」となる訳です。

実際に超短焦点プロジェクターと組み合わせて設置すると……こうなります。

Dsc_2514

Dsc_2513

試聴に全く問題ありません。何も言わなければ(ほとんどのお客様がお知らせするまでプロジェクターの投射と認識できませんでした)単に100インチのテレビです。
周囲に機械がなければ大きさを感じずらいかと思いますが、これで100インチです。
超短焦点用スクリーンなので、店内の明かりはほとんど関係ありません。

もう一つ。お店の外から中を覗くような形で同じものを撮っています。

Dsc_2515_2

右横に見える小さなスピーカーはB&W706S2になります。

706s2mrサイズは横34cm、縦20cmです。小さいスピーカーではありません。

4m近く離れた外から見ても横2mオーバーの画面が見えるインパクト抜群な絵になります。

ここまで来るとお店の窓に置いてデジタル広告としても使えるかと思います。

EH-LS500などの超短焦点ではこんな発展性もございます。

ただ、スクリーンの設置は設置にはコツや工事手配などが必要です。

接地経験の豊富なアバック横浜店に是非ご相談ください。

すぐ!」のお客様も「とりあえず」のお客様も「先々で本格的に」と言うお客様も一度横浜店まで是非お声をおかけください。

0701yokohama_top

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けてメール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

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その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
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その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

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その4、FAXなど

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2020年9月 8日 (火)

【横浜店】DCD-A110とPMA-A110 DENON110周年記念モデル情報解禁!その2です。

横浜店 渡邉です。

Kao

まずはご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

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引き続きよろしくお願い致します。

その1:AVC-A110編から引き続き、DENON110周年記念モデル情報解禁でございます。本日は一気に四本のブログが上がります。お時間を頂ければ幸いです。

こちらではCD/SACDプレーヤーDCD-A110とプリパワーアンプPMA-A110の紹介をしております。

2020.12.4更新:名古屋店 明石店長のご紹介Youtubeが上がっております。

PMA-A110がこちら。


YouTube: 【アバック公式】vol.83~DENON110周年記念モデル PMA-A110~#ホームシアター・オーディオのアバック

DCD-A110はこちらです。


YouTube: 【アバック公式】vol.84~DENON110周年記念モデル DCD-A110~#ホームシアター・オーディオのアバック

ブログは その1、DENON編その2、Marantz編となります。

今回は110周年記念商品その2、ピュアオーディオ編です。

SACDプレーヤー「DCD-110

Dcda110_1

プリメインアンプの「PMA-110

Pma110

をご紹介します。

ボディカラーは110周年記念モデル専用カラー、グラファイト・シルバーとなります。

Avca110

AVアンプのAVC-A110は別ブログになっていますのでこちらからどうぞ。

では、ピュアオーディオ系それぞれの機種をご紹介します。

SACD/CDプレーヤ-「DCD-110」

Dcda110_1_2

DENON DCD-A110

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcda110

DENON Musiumでの展示はこのような感じでした。

Vlcsnap2020082815h36m13s200

ベースモデルは「DCD-2500NE」に「見えます」が

El_dcd2500ne_jp_sp_fr_new

実際には「同じ」と言えるのは正面の形だけで、中身はほぼ別物になります。

Dcda110_2

最大の特徴はUltra AL32 Processing、DACをモノ構成とした4DAC Solutionです。

Dcda110_3

オーバーサンプリングを1chあたり従来の2倍となる1.536Mhzとしたものをに分割(768kHZ)とし、DACであるPCM1795をモノモード合計4chで動かす事とにより、Ultra AL32プロセッサーの機能を最大限に生かしています。
また、I/V変換アンプは増幅誤差を避けるためにそれぞれのDACに対してカスコード(カスケード)接続していることから、DCD-A110の4DAC/ch並列システムは出力電流が4倍となり高S/N化と高出力を獲得しています。

「ちょっと待って?出力電源4倍じゃ電源は?」

Dcda110trans

ご安心ください。トランスの容量を約5倍に上げてあります。

このほか

オペアンプ(I/V変換アンプ、作動合成アンプ)も

Audio基板の電源も(+/-15V電源と+5V電源)もディスクリート化してあります。

Dcda110_4

これ以外にもDCD-SX1 limitedで築き上げたパーツを贅沢に使い、配置そのものまで見直した結果、本体材料や本体サイズの変更まで踏み込んでおり、結果としてシャーシの奥行きが+68mmという、全くの別物となっています。

Dcda110up 今までのすべてを見直した、コスト二の次、次の十年を見据えた機能を詰め込み、纏め上げたSACDプレーヤーです。

プリメインアンプ PMA-110

Pma110DENON PMA-A110

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pmaa110

こちらもPMA-2500NEと同じ様に見えるのは外観の形だけです。

Pma110up

Pma110amp
FLAT AMP用の可変ゲインアンプを使用し、とことんノイズを抑えにかかった新型増幅回路や

Pma110_04

さらに電子ボリュームを採用しています(ここ重要です)

電子ボリュームから電子トーンコントロールで一筆書きにならんだシグナルパス

USB-DACにもGNDを完全に分離し、PCからのノイズもシャットアウトしています。

Pma110usb


新しい技術で1ランクではなく2ランク上がったアンプです。

Pma110parts

Pma110_01

Pma110_02

ターゲットラインはPMA-SX1LTDと言う事で

El_pma_sx1_limited_right アナログ部分にはPMA-SX1LTD用の部品をふんだんに使っております。
スケールこそ違いますが、その音色や感覚はチーフエンジニアの山内様が提示し、具現化したPMA-SX1LTDに近い方向になっています。

さて、こちらも試聴です!

110th_demonstration

Dsc_2348

Dsc_2347

Dsc_2344_2

音については……少なくともPMA-2500NEとDCD-2500NEで聴いた音とは「比較にならない」です。

ベースとなったPMA-2500NEはPMA-2000系列にデジタル音源への対応を加えつつアナログを両立し、DCD-2500NEはPMA-2500NEのデジタル対応を念頭に純粋なプレーヤーとしての性能を追求した、どちらも評価が高い名機です。

Pma2500ne

Dcd_2500ne

 

また、この機材は現在のDENONサウンドマネージャーである山内様が開発から100%関わった最初の機材であり、現在のDENONオーディオの指標である「Vivid」(生き生きとした、鮮明な、音のコントラスト)と「Spacious」(空間性・スケールの広さ)を体現した機材とも言えます。

当時初めて両方を合わせた時の音を聞いた時、コンサートホールで響きを残すピアノのタッチやオールド音源のリードギターが出すノイズを含めた音、アニソンで個性の強いボーカルやロック調の音それぞれが押し合うようなケースでもそれぞれの音がピンと立ち、鮮明に聞こえた事を覚えています。

個人的には、全くジャンルも音色も違うそれぞれの曲や音を鳴らしている光景は何というか「Vivid」と言う言葉の中に入るであろう「鮮烈」と言う言葉が頭に浮かびこの価格帯でこういう音になるんだ」と言う思いが残っています。

ただ、今回のPMA-110とDCD-110は当時の記憶と突き合わせてもで全く別物になっていました。

音を聞かせて頂いた時、最初に感じたのは「静寂」いわゆる「音の無い音」からして違いました。

専用の部屋で聴いているんだから静寂は当たり前だろう?と言うご意見もいただくかと思いますが、吸音している空間の静寂ではなく、アンプに電源が入り、メディアが掛かって音が鳴りだす間のわずかな時間、音が出ているのに出ていない時間があります。

最初に感じたのはこの「スピーカーに電源が入っているのはわかるんですが、音がない」という「空電音の空気」がピタッと収まっており、もっと上位の機種で鳴らしているような印象でした。

しかし、実際に鳴り始めれば世界は一変します。

ピンと経ったピアノタッチ、女性ボーカルの伸びと息の切れのそれぞれが別の音として響き、ピタッと収まります。先程の空気感を加え、音自体と余韻の両方と落差で奥行きをしっかり醸し出し、単にステレオではなくスピーカーとスピーカーの間の空間を「スピーカーの間」ではなく「スピーカーとスピーカーを繋ぐ音空間」として作り出しているように思えました。

個人的には少なくとも「2000」の枠はポンと超えており、機種としては「SX11」以上「SX1」のラインに近づいたシステムだと思いました。

音についてはYoutubeでも流させて頂きますのでお確かめ頂ければと思っております。

このの感覚を言葉でどこまで伝えられるのか拙い文章故何とも言えませんが「まるで別物」と言う事だけはお伝え合出来ればなとは思います。

この感想をもっと表現できないものか……自分の語彙不足は辛いですね……。

なお110周年記念モデルは保証期間も伸びており5年間になっています。

長く使う以上この点も大事ですね。

今回のDCD-A110、PM-A110共に発売は10月中旬の予定です。

試聴会などについては企画中でございますので、今しばらくお待ちください。

ご予約相談、ご質問等お待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
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その2、オンライン会議

0508_online_page

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Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。