« 2020年8月 | メイン | 2020年10月 »

2020年9月

2020年9月21日 (月)

【横浜店】DENON AVC-A110、当店に頂いた質問に回答させて頂きます。

横浜店 渡邉です。

Kao

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では本題です!

本日は短めになります。
AVC-A110が発表されて二週間程経ちました。

Avc110all

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

また、弊社では国内先行試聴フェアも企画され、現在は新宿本店で試聴フェアを行っております。

Bar_denon_bana_0907横浜店の視聴フェアは想定される発売日の直前、10/16から18となります。

https://www.avac.co.jp/contents/topics/topics/denon-110-202009.html

なお、横浜店のAVC-A110フェア展示構成予定は

フロント:B&W702S2 Siginiture

センター:B&WHTM71D3

サラウンド:B&W705S2Signiture

サラウンドバックなんとB&W703S2

ハイトスピーカー:Piega AP1.2(S)

の7.1.4CH構成を予定しております。

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

すでに新宿本店では視聴会をさせて頂き、たくさんの方からのご商談をお受けしているとのお話も聞いております。

Avca110

【新宿本店】デノンAVC-A110先行試聴体験!

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2020/09/avc-a110-76da.html

新宿本店には視聴されたお客様からもご好評いただき、様々なご質問が届いているそうですが、実は横浜店にもご質問はいくつか届いており、ご質問内容にもある程度傾向が出ておりますので、本日は主なご質問にお答えしたいと思います。

1、昔の良いアンプからの切り替えを考えているんだけど、うまくいくかな?

Sclx90

Avca1xv

いわゆる「ド級アンプ」であるDENON AVC-A1XDやPIONEER SC-LX90などをお持ちのお客様から多かった質問です。
この辺りは「現在何を接続しているか」でだいぶ変わります。

概ねの流れとしては「出来る物」「代替出来る物」「諦めて頂くもの」の三つに分かれます。

以下は「出来る物」です。

HDMI……そのまま接続可能
DVI……DVIの内容(DVI-DまたはDVI-I)次第ですが、HDMIが併設されていればそちらに変更願います。但し、DVI-I接続の場合はアナログRGBになるケースがあります。
この場合変換が必要になりますが、映像と音が遅れるケースが多くありますので、あまりお勧めできません。

コンポーネント、D端子……D端子はコンポーネントに変換する事で接続可能。HDMI主力可能。
ビデオ出力……端子の数(4系統)の範囲内で使用可能。HDMI出力可能。
こちらは説明書からの転載ですが「ビデオコンバージョン機能」を使用します。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_1

コンポーネント、ビデオ端子に関してはアップコンバートやHDMIでの出力が可能です。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_2


ただ、あまりやり過ぎると音と映像が合わなくなってしまうケースやテレビやプロジェクターの対応解像度から外れるケースがありますので、基本的には「オート」8Kテレビなどで解像度が上がりすぎた場合は「1080p」にしておけば問題は無いかと思います。

光入力……OPTICAL、COAXIAL共に2系統まで
PHONO入力……MM1系統のみ可能。
ここまでは大丈夫です。

以下の端子は「代替が必要な物」「出来ない物」です。

接続が難しいか、代替の方法を検討する必要があります。

IEEE1394(i・Link)……端子なし、NG
BNC……端子なし、NG
S端子……端子なし、NG

となります。
代替の案としては素直にコンポーネントやビデオ端子に切り替えるという事になると思います。

実際のお話も含め、一番の難関はD-VHSやDVDレコーダーでデジタル放送のi-LINK・ハイビジョン録画ですが、これはDVD-RAMへの記録を行ってムーブする方法で同じPanasonic系の機材に移行するぐらいしか方法がなく、Web上では裏技がないわけでもないのですが、よほどのマニア(私も全部は理解できません)でもない限り上手くできません。
こちらについてはそのまま機材をお使いになるか、画質を落として接続する、故障時は諦めて頂くしかないと思います。

次にスピーカーの配置ですがSC-LX90の場合

Sllx90_b_small
ノーマルサラウンドでサラウンド2セットの場合は設置方法の変更を考える必要がありますが、通常の7ch、5.2CHバイアンプ、7.2chフロントバイアンプ、7.2ch+ZONE2、7.2ch+スピーカーBには対応可能です。

Avca1xv_back
AVC-A1XVの場合はそのまま7chで使用可能です。

なお、イマーシブサウンドへのステップアップは各種サラウンドフォーマットへの対応を勘案して私としては7chでフロントハイト+リアハイトの組み合わせをお勧めする形になります。

但し、配置自体はAuro3D 13chの方向でもない限り比較的柔軟性がありますので、この辺りはご相談を頂ければと考えております。

714speakerplacement
後はベースレイヤーのスピーカー次第ですが、今回のAVC-A110の場合は13chチャンネルになりますので、最終的なお勧めは最大7.1.4CH(フロントBi-Amp)または5.1.4CHのカスタムセッテイングでフロントLCRをBi-Ampにする組み合わせになるかと思います。

2、DENON AVC-X8500Hを買って使っているんだけど、AVC-A110に買い替えたほうがいい?そんなに違う?

Avcx8500h

此方については「出来ればお買い換えも考えて頂きたい」と言う回答をさせて頂きます。
AVC-X8500Hは発売当初「モンスターアンプ」と言われるほどの有り余るパワーで13CHの出力、4K対応を持ち「これ以上はない」「A1XVなどの後継」と言われており、事実、現時点でもその通りの性能を持っています。

ただ

AVC-A110は新宿店でのご商談状況をブログで拝見する限り「AVC-X8500H」を購入された方が下取りに出してでも買い替えを御希望になるケースが複数出ております。

Dsc_2346
以前書かせていただいた110周年のブログでは、実機を聞いたその日の内にAVC-X8500Hも聞いた上でコンテンツを書かせて頂きましたが、音の厚みや深みはブログでも「質量がある」と言う書き方をさせて頂いた通り、明らかに「別物」であり明らかに「ランク自体が上の商品」です。
今回のケースでは仮にAVC-X8500Hの下取をしても追加のご負担が多い事は重々承知しておりますが、こと「音」を追求した場合、価格差以上の「時間」をお楽しみいただけると思います。
また「次のモデルでこれ以上を出せるのか」と言う点もありますが、費用の制限を取って作られた記念商品と言う事もあり、新宿本店のブログで指摘された通り、確かに120周年モデル(その頃までAVアンプがどんな進化をしているのか分かりませんが)でもない限りここまで贅沢な事が出来るのか、ちょっと疑問ではあります。

ただ、少なくとも来年予定されている「AVC-X8500H」の基盤交換品ではこの「音」は出ないと思います。

3、Marantz AV8805とパワーアンプの組み合わせとどっちがいいですか?

Av8805こちらも難しい質問です。
MarantzのAV8805と今回のAVC-A110は確かに「音の深み」の追求で似通った部分はあると思います。
ただ、DENONの基本コンセプトは「中低音のしっかりした音」であり、Marantz系統の機種は「あくまでも2CHをベースにした響きの美しい音」です。
同じものではない以上、比較は難しいかと思います。
ただ「音程の問題はありますが同じレベルまで来ている」と言う印象はありますので、一度お聞きになって頂いてから一台にまとめるという御判断も正解かと思います。

後はパワーアンプのレベル次第かなと言う気もしますので……。

もちろん、AV8802や8801、8003などもっと前の世代の機種であれば十分「纏める」価値はあるかと思います。

Av8003_large_front_open

以上、簡単ですが回答させて頂きます。
設置に自信の無いお客様や既存の機材をお持ちのお客様は(AVC-A110は23Kg、重いです)実際の設置に工事部隊などを動かすケースも多いかと思いますので、まずはお近くの各店舗まで早目のご相談を頂ければ幸いです。

ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販(今回は設置も絡んでおりますが)に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月18日 (金)

【横浜店】SONY VPL-VW775。「深さ」を増したフラッグシップ機、展示開始しました!(2021.5.8情報追加)

2021.5.8更新:

2021.5.8更新:上位機種のVPL-VW875、廉価機種のVPL-VW275が発売されております。

Vplvw275b

VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!

http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430

2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きましたので、情報を追加しております。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はソニープロジェクターの新機種VPL-VW775をご紹介します。

その前にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

もう一つ。

お問い合わせの多いDENON110周年記念機材については独立したブログを用意しております。

Dsc_2349

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その2:DCD-A110とPMA-A110です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110dcd-a11-1d25.html

では、本題です!

先日、ソニー様から新型プロジェクターの発表がありました。
つい最近Youtubeと連携して書かせて頂いたVPL-VW255は販売継続になりますが、

今回はVPL-VW745(展示品のみ)とVPL-VW555(こちらはフェア台数限定でご用意できます)
の二機種がモデルチェンジしました。

VPL-VW775は本日実機が到着し、販売開始と同時に展示を開始しております。

Dsc_2443

で早速ご紹介。

SONY VPL-VW775

Vplvw775_2VPL-VW775

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW775/
実に三年ぶりのモデルナンバーが変わる変更となるモデルチェンジとなります。
外観上の変更はありませんが、内部基板が変更になっています。

Y_vplvw745_dcc_2

元々VPL-VW745として発売され、レーザー出力のみで調整していたシステムをそれまで未使用だったアドバンスドアイリスを使うという「デュアルコントラストコントロール」を用いる事で、ソフトウェアアップデートの域を超える大きな動作変更となり、部分的にVPL-VW855を上回る性能を持ちました。

Vplvw855結果として実に三年の間モデルチェンジを「しなくていい」性能を持っておりましたが、今回、マイナーチェンジを含むすべての機能を内包しつつ新しい機能を追加し、今度はハードウェアを含む大きなマイナーチェンジで追加されたのが「ダイナミックHDRエンハンサー」です。

Y_vw775_dhere

スクリーンやパネルに光を反射する事で映像を投影するプロジェクターは、シーン内に明部と暗部が混在する時、ピークである「白」つまり明部を重視すると

相対的に「黒」である暗部が浮いてしまいます。
また逆に暗部である「黒」を重視すると

今度はピークが抑えられ明部と言える「白」が沈見込む形にんります。
今回新たに搭載された「ダイナミックHDRエンハンサー」は、アイリスだけでなく光源の制御を連動させる事でフレームごとにダイナミックレンジを調整し、明るいところは明るく輝かせ暗部は黒をより沈みこませる事が出来ます。
特にVPL-VW775はリニアに光源を調整できるレーザー光源と「封印」を解いたアドバンスドアイリスの両方で調整を行う事で、従来機に比べHDRコンテンツに対して最適なコントラストを映し出すことができます。

Dsc_2441_2

今回はVPL-VW745もありましたので半分ずつ隠して画角を合わせた映像を用意してみました。
カメラ自体はXpedia XZ3ですが、条件は同じです。

左側がVPL-VW775右がVPL-VW745(バージョンアップ版) になります。

Dsc_2412_2

 ナトリウムランプの様なオレンジと夜陰の黒、そしてのあるアーサーの狂気じみた顔。

暗部の沈み込みとピーク明るさの明瞭さはVPL-VW745でも十分ですが、VPL-VW775を見た後では「甘さ」を感じてしまいます。

全体的に若干暗くなったのかと思いますが、明るいシーンではむしろ強烈な光を感じる事も多い状況です。一番差が出たと思われたのがこのシーン。

こちらが左がVPL-VW775、右がVPL-VW745です。

Dsc_2404

蛍光灯の色合いと明るさと暗さのコントラストが違う事にお気づきでしょうか。

もう一枚。

Dsc_2411

これはかなりはっきりしており、天井のタイルのディティールや色合い、光源の表現などが随分変わります。

全体的に黒の沈み込みが深く全体の色合いが増しており、なんというか、一瞬プロジェクター界における「黒の帝王」の姿が……。

Dsc_2407

この後も暫く見ていていて思いましたが、動きのある絵の輪郭がはっきりしている事、黒の沈み込みが一回り増し、全体的にはっきりしている印象です。
2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きました。

Dhdrenhance_base

Dhdr_enhance

取り急ぎ簡単ですが明るいものと暗いもので比較の画像を準備しました。

「Life of Pie」

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」Hdr_enhnced_cut2

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong2

PC上では分かりずらいのですが、色の無い(暗い)所から彩度が広がる範囲が大きくなっています。

もう一つ、こちらは「JOKER」です。

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」

Hdr_enhnced_week

ダイナミックHDRエンハンサー「弱」

Hdr_enhnced_cut

ダイナミックHDRエンハンサー「中」

Hdr_enhnced_medium

ダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong

実際に見てみると各モードの差は概ね3%ぐらいでしょうか、色彩そのものは変化しておらず、全体的に明るくなり、明るくなった分黒との差分に階調が乗っている印象です。

こうなると「Frame Adapt HDR」とはどう違うのか?と言う事になりますが

Dlav9r_prod_lJVCの「Frame Adapt HDR」は基本的に光源ではなくガンマ特性を変化させてコントラストの変動を行いますが

HdrVPL-VW775の場合「ダイナミックHDRエンハンサー」がレーザーとアイリスの両方でベースとなる明るさ自体を変更させています。
色の変化がないまま、明るさ自体を変更して明部や暗部の調整を行う機能はレーザー光源搭載機が持つリニアに光量を調整できる機能を併用する事で、より大きなコントラスト変化を行う事が可能です。

現時点では「レーザー+フル4K」のシステムはDLA-Z1とVPL-VW855、そして今回のVPL-VW775のみとなりますが、元々の素材が持つナチュラルかつ幅のある画にさらに「深さ」を加えたVPL-VW755は文句なくお勧めできます。

特に長期間で機材をお考えのお客様には是非お勧めしたい機種です。

そしてVPL-VW555もモデルチェンジを行いました。

VPL-VW575です。

 

Vplvw575

VPL-VW575

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW575/

今回、VPL-VW575は当店の展示はありませんがランプ光源とアドバンスドアイリスの「ダイナミックHDRエンハンサー」の組み合わせでVW775程ではありませんがより深い色合いとコントラストを出すことができます。

Vplvw575_b

比較をしていませんので何とも言えませんが、VW255と555では黒の出が比較になりませんでしたのでダイナミックHDRエンハンサーで色の深みが増すことになると思います。

あと、お値段がガシッと下がりましたよね……これも大きいポイントだと思います。

Dsc_2442

※こちらはVPL-VW745です。

横浜店では現時点ではVPL-VW745は展示機材(お嫁入り先募集中です)とVPL-VW755を両方ご覧いただけます。

VPL-VW775は本日から販売開始、VPL-VW575は10月4日から販売開始となります。

事前のご予約、感染症対策をしっかりして頂きまずはメール、お電話で時間をご確認の上、ご来訪をお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月17日 (木)

【横浜店】EPSON EH-LS500超短焦点プロジェクター設置レビューです。(2020.9.17更新)

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。

商品の発売が延び延びになっていたEH-LS500ですが、お借りする事が出来ました。

こちらは製品版の物になりますので、情報のアップデートをさせて頂きます。

Dsc_2637

Dsc_2642

EPSON EH-LS500(W)

https://www.epson.jp/products/dreamio/ehls500/

Dsc_2672

VAVAとの大きさ比較はこのような感じです。

横幅は変わらず縦が長くなっており、レンズが出っ張っております。

Dsc_2646

レンズを覗きこむとこのような感じです。

Dsc_2638

VAVAやVPL-VZ1000などレンズが引っ込んでいる超短焦点プロジェクターの場合、反射させる形で光を180近く曲げて投射していますが、EPSONの場合、業務用のゼロシフトレンズとほぼ同じもので筐体の正面に出た光を中で数回湾曲し、ほぼ180°曲げている構造がわかるかと思います。

なお、裏面はこのような感じです。

Dsc_2644

HDMIの1番、2番はARC対応です。

HDMIは3番もあるのですが、これは後程。

他にはLAN、ピンプラグのAudio Out、RS-232C、USB type:Bとなります。 

さて、設置準備です。

本体正面にはカバーが掛かっていますので、開けてみます。

Dsc_2643

 開けてみると左右がスピーカー、左側に操作パネル、そして右側には何もありません……ではないんです。

Dsc_2647

実はこの右側のスペース、このようにぱかっと開きます。

Dsc_2648_2

中にはHDMIの3番とUSB端子があります。

実はここはEH-LS500の目玉になる「Andoroid TV」ユニットを収めるスペースです。

Android_tvlogowine

Andoroid TV

https://www.android.com/tv/

標準で付属している付属のHDMIケーブルとUSBケーブルを接続して

Dsc_2649

先程の空いた場所にこんな風に収めます。

Dsc_2651

EH-LS500はこれでAndoroid TV化する事になります。

実際に電源を投入するとEPSONの起動文字の後に「Andoroid」の文字が表示され、

Dsc_2675

本当にAndoroidTVの電源投入と同じ画面、そしてこのホーム画面もまるっきりAndoroid TVになります。実際に操作してみるとテレビの時と操作感覚も変わりません。

Dsc_1134_02

上の写真はVAVA、下の写真はViewsonicそれぞれの起動画面です。

これらのタイプのプロジェクターでは単独で配信システムに対応している事は一つの特徴なのですが

Dsc_1106

正式なAndoroidを採用していないことから「Google PLAY Store」の利用は出来ず、外部のストア(Aptoideなど)からのアプリケーションダウンロードとなっていました。もちろん、Google payなどの支払を使用する事もできません。

Images

今回の正式なAndoroid TVを搭載したEH-LS500やEF-100は、Googleアカウント紐付け可能な正式なAndoroid TVを搭載する事でGoogleのアプリをすべて使用できます。

実はこの点、使い勝手の点で非常に大きい変化になります。

Dsc_2675

Dsc_2690

画面を見て頂ければわかりますが、Youtube、NETFLIX、Amazon Prime VIDEO、HuluなどだけでなくTVerやPARAVI、TELSAなどテレビの見逃し配信、Abema、DAZN、GYAO!、U-NEXT、Niconico、MIRAIL(歌舞伎の配信などがあります)Amazonのサブスクリプションにもありますが、dアニメストア、大阪チャンネル(吉本系)も単独で動かすことができます。

Dsc_2691

また、正式なAndoroid9.0になりますので、Andoroidアプリを使用できる故にコントローラー等が必要にはなりますがゲームなども楽しめますので、結果としてEH-LS500はテレビ放送の受信とスマートフォンのミラーリング以外には何の機材も必要なくなり、Googleアカウントを紐づけて置けば、スマートフォンやタブレットで行っていたことすべてがシームレスに大画面に移行できるという事になります。

Dsc_2694

国内メーカーの安全性は品質の担保として信用がおけますし、純粋Andoroid端末による連携は実際に使用してみると分かりますが、本当に何でもできてしまいますので、いきなり目の前に広大な世界が広がります。

Ehls500_ww_3 率直に言えばEH-LS500は

「簡易な大画面を映し出せるプロジェクター」の枠を超え「大画面で何でもできる大画面映像端末」

という、今までの超短焦点機材とは少し先の世界に位置したような印象です。

 使い勝手はAndoroid TVと同じ、と言う事で本体のリモコンもAndoroidTV対応の物となっており、左のリモコンは本体付属のリモコンですが、ちゃんと音声入力にも対応しています。

右のリモコンはがAndoroidTVユニット用です。

Dsc_2678

実際の所、本体のリモコンだけで操作には支障がありません。

右側のリモコンはほとんど使わないかと思います。

Dsc_2676

では実際の投射です。

当店では壁面投射となりますが、今回はVAVAの前に機材を置く関係で前回より設置位置が前になります。

前になる、と言う事は画面が大きくなるという事で、壁面から映像がはみ出てしまうのですが……調整項目があります。設定の「ズーム」です。

Dsc_2657

下の画面、ズームに「ワイド」「テレ」の文字があります。

ここを使って画面自体の大きさを小さい方向に調整して行きます。

Dsc_2658

こちらの写真はテレの状態にしたものです。

台形補正も縦横が存在します。

Dsc_0745

余り無茶な設置は難しいかと思います(超短焦点は歪みが大きいので調整幅に制限があります)が、実機の設置中に調整する形になるかと思います。Dsc_0749

また、デジタルズームを使用して画面を小さくして投射距離を稼いだ後になりますが(その分解像度は少し落ちます)表示領域を小さくした分シフト出来るデジタルシフト機能などもございます。(ちょっと大雑把ですが……)

Dsc_0740

また、お問い合わせが多いのですがシステム的には天井吊りは可能な構造であり、設定も存在します。

但し、現時点では天吊り金具がありません。

設置の高さや方向、金具の価格など不明確な部分が多いので、こちらについてはご相談です。

全体としてビジネスプロジェクターの流れを強く組んでいる事もあるのか、解像度などの優先順位を後ろに回しても明るく大きな画面を見せるというコンセプトが徹底されている、と言う印象です。

なお、位置合わせの方法は変わりません。

短焦点は基本的に投射位置が決まっていますので、方向と高さを決めて位置を合わせた後、前後にずらしてから左右の高さを調整します。

Dsc_0725

それなりに大変です……床の傾斜にご注意ください。
最終的には台形補正の縦・横それぞれで対応することになります。

Dsc_0745

実際、かなり微妙な調整になります。
一人で行おうとすると「もうちょっと」と壁と視聴ポイントを行き来することになりますので調整はお二人以上で行う事をお勧めします。

Dsc_0727

設置完了です。
臨時設置になりますので、多少のずれはご勘弁下さい。

Dsc_0723

早速画を見てみます。
今、部屋は明るいんですが……こうなると関係無いですね。
概ねこれで100インチ相当となります。

4000lmを63cmの距離で打ち込んでいますので、完全にテレビです。

Dsc_0063

同じ場所に49インチテレビを同じ場所に置くとこうなります。

後ろの壁全部が画面になっていますので、かなり歴然としています。
なお、壁面の凸凹は……

Dsc_0765_2

まあそれなりに気になりますが、メートル単位で距離を開ければ気にならないです。

Dsc_0776

で、部屋を暗くすると……。

Dsc_0730 ここまで出ます。
真っ白、そして真っ黒です。
短焦点の利点をこれでもかと出している感じです。

実際の絵をもう少し載せておきます。

Dsc_2684

次は同じ画面で明るさを切り替えています。

こちらは店内の灯りがすべて点灯している状態

Dsc_2680

シーリングのみ消灯

Dsc_2681

消灯状態、ここまで来ると強烈な光になり、高輝度な液晶テレビを見ているようです。

Dsc_2682

Dsc_2685

試作機に比べ、生産機は全体的にコントラストが上がっているようです。

Dsc_0733

では、全体的な評価です。

この状況と性能で寿命が二万時間、価格が30万円レベルであることは驚くしかありません。

唯一「弱点」と言えそうなのはスピーカーがそれほどでもないという事でしょうか。

音声に物足りなさを感じた時は別スピーカーやアンプなどを用意して頂くとよいかと思います。

Dsc_2663

また、この写真は店内の明かりをすべて点けており外も明るい状態ですが、壁面には問題なく画面が映っています。

この明るさでも問題なくテレビ画面を「塗り潰してしまう」パワーはVAVAには無い魅力になります。

余談ですが、EH-LS500は日が傾いてくると壁の目が全く気にならなくなり、単に「100インチのテレビ」にしか見えなくなります。

D229712156684510

じゃあ、VAVAどちらがいいか?と言う問題については

4000lmの光量パワーとAndoroid TVとしての機能など、ハードウェアの総合性能としてはEH-LS500の方が明らかに上です。

逆にVAVAは本体の形状や投射サイズ、レーザー減光機能など使い勝手の良い部分があります。

また先日発表されたEH-LS300ですが

Ehls300_ww_1

EPSON EH-LS300

https://www.epson.jp/products/dreamio/ehls300/

こちらは解像度が1920X1080のハイビジョン止まりになります。

レンズの出っ張りがない、Andoroid TV機能などなど良い点もありますが、私達の目から見て価格差と性能が大きく、これは比較になりません。

どっちを買おうか?と考えた場合ですが

どちらが自分や家族の生活が変わるかと言う「生活の質」が変わる観点から考えて、少し長い目で見ても明らかに効果の大きいEH-LS500をお勧めします。

実際の接客ではそれぞれ実際の状況と子供さんがいらっしゃるかどうか(覗きこんでしまうのが気になります)をお聞きし、お一人の方、お子様がある程度大きい方、天井吊りなどを御希望の場合はEPSONをお勧めしますが、小さい子供が、と言う場合はVAVAをお勧めするかと思います。

投射面については

「ロールスクリーンは駄目」

と言う点を押さえておけば問題は無いかと思います。

逆に

「もっと画質や使い勝手を上げたい!」

と言う場合は超短焦点用スクリーンを使用します。

Spaut__2

キクチ科学 STYLIST SPA-UT

http://www.kikuchi-screen.co.jp/brand/stylist/spaut.html

スクリーンの生地は角度で色が変わります。

……同型の生地を傾けて下から覗く様に見ると

Imag5599真っ白です。

上から覗く様に見ると

Imag5600

真っ黒です。

実はこのスクリーン表面がプリズム状になっていて
「下からの光は反射」し「上からの光は反射しない」という特殊な特性を持ちます。

Spauttop
超短焦点は通常下から投射を行います。
逆に言えば上からの光は邪魔であり、厳密に言えば正面からの光も邪魔になります。
そこで超短焦点の特性である「下からの光」に合わせたスクリーンが「超短焦点用スクリーン」となる訳です。

実際に超短焦点プロジェクターと組み合わせて設置すると……こうなります。

Dsc_2514

Dsc_2513

試聴に全く問題ありません。何も言わなければ(ほとんどのお客様がお知らせするまでプロジェクターの投射と認識できませんでした)単に100インチのテレビです。
周囲に機械がなければ大きさを感じずらいかと思いますが、これで100インチです。
超短焦点用スクリーンなので、店内の明かりはほとんど関係ありません。

もう一つ。お店の外から中を覗くような形で同じものを撮っています。

Dsc_2515_2

右横に見える小さなスピーカーはB&W706S2になります。

706s2mrサイズは横34cm、縦20cmです。小さいスピーカーではありません。

4m近く離れた外から見ても横2mオーバーの画面が見えるインパクト抜群な絵になります。

ここまで来るとお店の窓に置いてデジタル広告としても使えるかと思います。

EH-LS500などの超短焦点ではこんな発展性もございます。

ただ、スクリーンの設置は設置にはコツや工事手配などが必要です。

接地経験の豊富なアバック横浜店に是非ご相談ください。

すぐ!」のお客様も「とりあえず」のお客様も「先々で本格的に」と言うお客様も一度横浜店まで是非お声をおかけください。

0701yokohama_top

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けてメール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月 8日 (火)

【横浜店】DCD-A110とPMA-A110 DENON110周年記念モデル情報解禁!その2です。

横浜店 渡邉です。

Kao

まずはご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

その1:AVC-A110編から引き続き、DENON110周年記念モデル情報解禁でございます。本日は一気に四本のブログが上がります。お時間を頂ければ幸いです。

こちらではCD/SACDプレーヤーDCD-A110とプリパワーアンプPMA-A110の紹介をしております。

2020.12.4更新:名古屋店 明石店長のご紹介Youtubeが上がっております。

PMA-A110がこちら。


YouTube: 【アバック公式】vol.83~DENON110周年記念モデル PMA-A110~#ホームシアター・オーディオのアバック

DCD-A110はこちらです。


YouTube: 【アバック公式】vol.84~DENON110周年記念モデル DCD-A110~#ホームシアター・オーディオのアバック

ブログは その1、DENON編その2、Marantz編となります。

今回は110周年記念商品その2、ピュアオーディオ編です。

SACDプレーヤー「DCD-110

Dcda110_1

プリメインアンプの「PMA-110

Pma110

をご紹介します。

ボディカラーは110周年記念モデル専用カラー、グラファイト・シルバーとなります。

Avca110

AVアンプのAVC-A110は別ブログになっていますのでこちらからどうぞ。

では、ピュアオーディオ系それぞれの機種をご紹介します。

SACD/CDプレーヤ-「DCD-110」

Dcda110_1_2

DENON DCD-A110

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-sacdcdplayers_ap/dcda110

DENON Musiumでの展示はこのような感じでした。

Vlcsnap2020082815h36m13s200

ベースモデルは「DCD-2500NE」に「見えます」が

El_dcd2500ne_jp_sp_fr_new

実際には「同じ」と言えるのは正面の形だけで、中身はほぼ別物になります。

Dcda110_2

最大の特徴はUltra AL32 Processing、DACをモノ構成とした4DAC Solutionです。

Dcda110_3

オーバーサンプリングを1chあたり従来の2倍となる1.536Mhzとしたものをに分割(768kHZ)とし、DACであるPCM1795をモノモード合計4chで動かす事とにより、Ultra AL32プロセッサーの機能を最大限に生かしています。
また、I/V変換アンプは増幅誤差を避けるためにそれぞれのDACに対してカスコード(カスケード)接続していることから、DCD-A110の4DAC/ch並列システムは出力電流が4倍となり高S/N化と高出力を獲得しています。

「ちょっと待って?出力電源4倍じゃ電源は?」

Dcda110trans

ご安心ください。トランスの容量を約5倍に上げてあります。

このほか

オペアンプ(I/V変換アンプ、作動合成アンプ)も

Audio基板の電源も(+/-15V電源と+5V電源)もディスクリート化してあります。

Dcda110_4

これ以外にもDCD-SX1 limitedで築き上げたパーツを贅沢に使い、配置そのものまで見直した結果、本体材料や本体サイズの変更まで踏み込んでおり、結果としてシャーシの奥行きが+68mmという、全くの別物となっています。

Dcda110up 今までのすべてを見直した、コスト二の次、次の十年を見据えた機能を詰め込み、纏め上げたSACDプレーヤーです。

プリメインアンプ PMA-110

Pma110DENON PMA-A110

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pmaa110

こちらもPMA-2500NEと同じ様に見えるのは外観の形だけです。

Pma110up

Pma110amp
FLAT AMP用の可変ゲインアンプを使用し、とことんノイズを抑えにかかった新型増幅回路や

Pma110_04

さらに電子ボリュームを採用しています(ここ重要です)

電子ボリュームから電子トーンコントロールで一筆書きにならんだシグナルパス

USB-DACにもGNDを完全に分離し、PCからのノイズもシャットアウトしています。

Pma110usb


新しい技術で1ランクではなく2ランク上がったアンプです。

Pma110parts

Pma110_01

Pma110_02

ターゲットラインはPMA-SX1LTDと言う事で

El_pma_sx1_limited_right アナログ部分にはPMA-SX1LTD用の部品をふんだんに使っております。
スケールこそ違いますが、その音色や感覚はチーフエンジニアの山内様が提示し、具現化したPMA-SX1LTDに近い方向になっています。

さて、こちらも試聴です!

110th_demonstration

Dsc_2348

Dsc_2347

Dsc_2344_2

音については……少なくともPMA-2500NEとDCD-2500NEで聴いた音とは「比較にならない」です。

ベースとなったPMA-2500NEはPMA-2000系列にデジタル音源への対応を加えつつアナログを両立し、DCD-2500NEはPMA-2500NEのデジタル対応を念頭に純粋なプレーヤーとしての性能を追求した、どちらも評価が高い名機です。

Pma2500ne

Dcd_2500ne

 

また、この機材は現在のDENONサウンドマネージャーである山内様が開発から100%関わった最初の機材であり、現在のDENONオーディオの指標である「Vivid」(生き生きとした、鮮明な、音のコントラスト)と「Spacious」(空間性・スケールの広さ)を体現した機材とも言えます。

当時初めて両方を合わせた時の音を聞いた時、コンサートホールで響きを残すピアノのタッチやオールド音源のリードギターが出すノイズを含めた音、アニソンで個性の強いボーカルやロック調の音それぞれが押し合うようなケースでもそれぞれの音がピンと立ち、鮮明に聞こえた事を覚えています。

個人的には、全くジャンルも音色も違うそれぞれの曲や音を鳴らしている光景は何というか「Vivid」と言う言葉の中に入るであろう「鮮烈」と言う言葉が頭に浮かびこの価格帯でこういう音になるんだ」と言う思いが残っています。

ただ、今回のPMA-110とDCD-110は当時の記憶と突き合わせてもで全く別物になっていました。

音を聞かせて頂いた時、最初に感じたのは「静寂」いわゆる「音の無い音」からして違いました。

専用の部屋で聴いているんだから静寂は当たり前だろう?と言うご意見もいただくかと思いますが、吸音している空間の静寂ではなく、アンプに電源が入り、メディアが掛かって音が鳴りだす間のわずかな時間、音が出ているのに出ていない時間があります。

最初に感じたのはこの「スピーカーに電源が入っているのはわかるんですが、音がない」という「空電音の空気」がピタッと収まっており、もっと上位の機種で鳴らしているような印象でした。

しかし、実際に鳴り始めれば世界は一変します。

ピンと経ったピアノタッチ、女性ボーカルの伸びと息の切れのそれぞれが別の音として響き、ピタッと収まります。先程の空気感を加え、音自体と余韻の両方と落差で奥行きをしっかり醸し出し、単にステレオではなくスピーカーとスピーカーの間の空間を「スピーカーの間」ではなく「スピーカーとスピーカーを繋ぐ音空間」として作り出しているように思えました。

個人的には少なくとも「2000」の枠はポンと超えており、機種としては「SX11」以上「SX1」のラインに近づいたシステムだと思いました。

音についてはYoutubeでも流させて頂きますのでお確かめ頂ければと思っております。

このの感覚を言葉でどこまで伝えられるのか拙い文章故何とも言えませんが「まるで別物」と言う事だけはお伝え合出来ればなとは思います。

この感想をもっと表現できないものか……自分の語彙不足は辛いですね……。

なお110周年記念モデルは保証期間も伸びており5年間になっています。

長く使う以上この点も大事ですね。

今回のDCD-A110、PM-A110共に発売は10月中旬の予定です。

試聴会などについては企画中でございますので、今しばらくお待ちください。

ご予約相談、ご質問等お待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

【横浜店】AVC-A110 DENON110周年記念モデル情報その1です。(2020.9.9更新)

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

20201106_bana_big

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

Bar2_vol191_1105_275

こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

本題です。

さて、DENON110周年記念モデル情報解禁でございます。

本日は一気に四本のブログが上がります。お時間を頂ければ幸いです。

こちらではAVアンプAVC-A110の紹介をしております。

短時間ですが視聴も出来ましたので後半に記載させて頂きます。


YouTube: 【アバック公式】vol.67~待望のDENON110周年記念モデルご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

DENON Musiumのご紹介はYoutubeでこちらから。

ブログは その1、DENON編その2、Marantz編となります。

今回は110周年記念モデルを2つに分けてご紹介します。

今回、DENON110周年を記念して今回発売されるのは5機種。

SACDプレーヤー「DCD-110

Dcda110_1_3

プリメインアンプの「PMA-110

Pma110_2

AVアンプの「AVC-A110

Avca110_2

そしてDENONの原点ともいえるカートリッジ「DL-A110

Dla110

となります。

前回の100周年に引き続き、今回もDENONが積み重ねてきた110年の歴史を背中に受け、それぞれのエンジニアが考えて選び抜いた、コストの枷を外した妥協なしの技術投入、そして本来一歩先で用いられるはずの機構を用いた機材となります。

しかし

こういう書き方をすると「見た目の機能や機構」が目に留まりますし、実際、明らかに先進的な機材ですがエンジニアたちが本当に感じてほしいのはそれぞれの「すべて」を使う事で構成された「耳や体で感じる感覚」です。

110周年記念の機材そのものに「特別」を考える必要はありません。
「特別」な機材が生み出す先にある「音」を感じて頂ければと思います。

今回はAVアンプ編とピュアオーディオ編の2つに分けてご紹介したいと思います。

こちらはその1、AVアンプ「AVC-A110」編です。

DENON 110周年記念 13.2CHAVアンプ AVC-A110

Avca110DENON AVC-A110

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avca110

ボディカラーは110周年記念モデル専用カラー、グラファイト・シルバーとなります。

こちらはAVC-X8500Hをベースにしたていますが、全く別のモデルです。
今回、AVアンプのチーフエンジニアでいらっしゃる高橋 佑規さんが目指されたのは

「深淵」です。

AVC-A110は音や体で感じる物をもっと先、もっと深いところまでを追求し、一つ一つの部品から積み重ねた先に出来上がった「感覚」は奥深く、底知れない「深淵」の世界まで踏み込むために作られたアンプです。

では、変更点を……と言うより別物と言い出す理由のご説明を。

Avc110all

こちらがAVC-A110内部を上から見た写真になります。

そしてこちらがDENON Musiumで見たAVC-X8500Hの内部写真です。

Vlcsnap2020082815h37m50s820_2

左右の基盤が緑色に見えませんでしょうか?

実はもうここから違いは始まっています。

こちら、AVC-X8500Hの基盤です。

Avca110_018500

そしてこちらがAVC-A110の同じ場所です。

Avca110_01a110

色が黒……だけではありません。

よく見ると黒い方は「分厚く」見えますよね。

実はもうここから変わっています。

片面基盤のパターン箔圧がAVC-X8500が35uMに対し、AVC-A110は実に2倍の70uMになっています。

これは信号線・電源線・GNDの抵抗を抑え、瞬間的な発熱を抑える機能を持っています。

当然、エネルギー量も増すわけです。

次にアンプ基盤です。

こちらがAVC-X8500H

Avca110_ampunit8500

そして、こちらがAVC-A110

Avca110_ampunit110

もう一つ、アンプユニットです。

Avca110_05 パターンの問題は先程お知らせしましたが、それ以外の部分がこちら。

Avca110_05_02

Avca110_05_03

さらに、これ以外の部分でも……。

Avca110_solidchip110

Avca110_03

 整流ダイオードのレギュレーターはアルミから銅へ。Avca110_04_2

変更点はざっと上げるだけでも

専用EIコアトランス、パワーアンプの電解コンデンサ、アナログオーディオDACのポストフィルター・電源、入力抵抗、DCサーボの電源RFO、入力フィルター・位相補償DCサーボ、DCサーボRFO、入力フィルター・位相補償、DACのホストフィルター、出力フィルター、整流ダイオード、ボリューム用のバリコン……などなど

……はい、全部ですね、これ。

元々の機材であるAVC-X8500Hの安定動作マージンの中でそれぞれの性能を最大限まで引き出すために、該当部分の部品を突き詰め最終的に「全部替えて」しまっています

Avca110heos

あ、HEOSユニットにもちゃんとノイズ防止のカバーが掛かっています。

結論としては

「AVC-X8500Hと同じ構造と構成ですが、8K対応になったインターフェイス部分などベース基盤を含め音が絡む部分の部品は基本的に全部別物

と言う事になります

実は最初の情報では「AVC-X8500Hに8K対応基板」などと言うお話でしかなかったのですが

とんでもないです。どう見てもまったく別のアンプです。

来年予定のAVC-X8500Hの基盤交換では……追いつくわけないですね、これ。

AVC-A110。

具体的に「どこが」変わった、ではありません。
具体的に「何の部品が」変わった、でもありません。
見れば見る程、聞けば聞く程「全部違う」としか言いようのない構成になっています。

110周年記念だからこそ出来る細かい変更を重ねて出来上がった「全く違う」AVアンプとしか言いようがなく、率直に言って「使える物は全部使いました」「やれること全部やりました」と言う印象です。

音の奥の奥、もっともっと深いところまで到達するには、ここまでやる。

高橋様の「執念」と「深淵」をちょっとだけですが覗けたような気がします。

しかもAVC-X6700H/AVR-X4700Hと同じHDMI入力×8(内8K対応1)、HDMI出力×3系統(8K対応出力2系統)の「8K」入力対応ですから、息の長いモデルになりますね……。

なお110周年記念モデルは保証期間も伸びており5年間になっています。

Avca110_99

本音としては「そうか、こういう方法もあるんだなあ……」と思いました。

予想されるお値段は64万円のラインですが、ここまで来ると下手なピュアより音は上になるのではないでしょうか。

さて、最初の写真でご紹介した通り、別ブログで紹介予定のDENON musuiumにはすでに実機が展示してありました。

Avca110

と言うわけで、DENON視聴ルームでわずかな時間ですが試聴です。

Dsc_2344

システムはB&W800シリーズ(802D3、HTM1D3)ベースとなります。Dsc_2351

さすがにYoutubeでは音を流すことが難しいのですが、今回は「フォード&フェラーリ」を流して頂きました。

観客の歓声、エンジンの音、余韻の残るアナウンスの音、排気音で振るわせられる空気など非常に多くの音が鳴っている作品ですが……。

一言で言えば音の「質感」が段違いに増した、と言う所かと思います。

元々、Dolbyatomsの音源は空間表現性や奥行き感が出る傾向があります。

同じものをAVC-X8500Hで聴いた場合(スピーカーシステムは違いますが)排気音やエンジンノイズが鋭く響く傾向がありました。

El_avc_x8500h_jp_bk_fr_op

いわゆる「カチッとした音」です。

この傾向はAVR-X4500H/AVC-X6500Hでも同じ方向性が出ており、先日モデルチェンジしたAVC-X6700Hではコンデンサ周りが豊かになることで「音の周りに音が纏わり付く様に追加され、真がありながらより豊かな音で少しふくよかで且つしっかりした音になりました。

6700

そして今回のAVC-A110ですが……

Dsc_2346

元になるAVC-X8500Hとと比較してもこの「纏わり付く」と表現していた部分がAVC-A110の持つパワーと全面的にアップしたアナログ段でさらに広がっていました。

Dsc_2358

単に音としてはマルチスピーカーで様々な音がそれぞれ独立し、別の場所で鳴っている事は確かなのですが、音と音が重なりながら、それぞれが周囲の空気を介して繋がっていく感覚を感じる、と言えばいいのでしょうか。それぞれの音が波紋を広げるようになり響き、干渉し合う事で単にオブジェクト型のポイントでしかない耳に入る音自体が重層的に聞こえてきます。

冷静に考えれば一つ一つの音が重層的に聞こえる事で音自体に「質量」が加わるという当たり前の事なのですが、この「感覚」を「空間」として表現できるというのは……音自体で空間を埋めるほどの力が必要な訳で、実際に実現するのは大変です。

Avca110_2

これは、ハイパワー且つマルチチャンネル稼働が可能なAVC-A110ならではの音になるかと思います。

今回は機械音や爆音など人工的な音がメインでしたが、今度は森の中の葉擦れの音や自然の音の重なりなど、もっと自然な音も是非聞いてみたいです。

実機が店舗でお借り出来たらJOKERのウェイン社社員を射殺してしまうシーン、グラディエーターのコロッセオ、ボヘミアンラブソディのLIVE AIDシーンも是非聞いてみたいですね。

個人的な感想で恐縮ですが、このような印象でした。

さて、実機の発売は10月の予定です。

Bar_denon_bana_0907試聴フェアについては横浜店は発売直前(になると思います)の10/16から18となります。

2020.10.16更新:Youtubeも上がりました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

https://www.avac.co.jp/contents/topics/topics/denon-110-202009.html

横浜店の順番は全店でも最後ですが、逆に発売直前の最終ご判断をすることが可能かと思います。

横浜店はB&W700シリーズベースの7.1.6chまたは5.1.4フロントLCR Bi-Amp(カスタムモード使用)の展示を行う予定です。

AVC-A110は台数限定というわけではありませんが、潤沢にご用意できる商品でもありません。

商品のご相談、市長の感想などはこちらから横浜店までお早目の連絡をお願い致します。

では、DENON110周年記念モデルその2、ピュアオーディオ編に続きます。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

【横浜店】Marantz SR6015、音楽にこだわったAVアンプです。(2020.9.20情報更新)

2020.9.20情報更新:店頭展示を始めております。5.1.4ch構成です。

Dsc_2451

Dsc_2453

AVR-X4700Hと比較すると「削るところは削り、入れる所は入れる」を細かいところまでやっています。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

20201106_bana_big

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

Bar2_vol191_1105_275

こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

本題です。

先程、Marantzより9.2chAVアンプ「SR6015」が発表されました。

Mz_sr6015_u_k_f_bk_34_cl_001_lo Marantz SR6015
https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/avamplifier/sr6015

位置付けとしてはSR8012の下

Xl_sr8012_f_b_34

Xl_nr1711_f_sg_34

先日発表されたNR1711の上と言う事になります。
ただ、中身は先日発売されたAVR-X4700H/6700Hの機能を加えて一部機能はSR8012並みに進歩しており、DENON/Marantz全体で考えた場合AVR-X4700Hよりは上、AVC-X6700Hよりはしたという位置で考えてよろしいかと思います。

さて、全体を見て行きます。
外観はSR8012とほぼ同じ様に見えますが……。

Mz_sr6015_u_k_f_st_cl_001_lo

※クリックで拡大します。

少し薄いですね。

もっとはっきり判断できるのはフロントパネルを開けると「窓」がありません。

Mz_sr6015_u_k_f_b_st_op_001_lo_2

※クリックで拡大します。

フロントパネルを開くとSR8012はディスプレイが入っていますが、6012にはありません。

Xl_sr8012_f_b_fr_op

※クリックで拡大します。

ボタンの見た目からして構造的には2700Hに近いものがあります。

ただ、よく考えてみるとこの辺りはMarantz独自の丸い「窓」で入力ソースや音量は表示されますし、音響方式はタブレットなどでコントロールすれば大きな問題にはならないかなと言う印象です。

次に背面ですがMz_sr6015_f_re_001_lo

※クリックで拡大します。

まず目に入るのは端子が11ch分綺麗に並んでいます。

「あれ?このアンプ『9.2ch』だったよね?」

これは今回新機種であるSR6015の特徴であり、駆動できるチャンネル数は9.2ch分ですが外部アンプなどを繋いで駆動できるプリアンプとしての機能は11.2ch分と言う事になります。

(11chは切り替えて使う、スピーカーA+スピーカーBのような2つのフロントスピーカーを使うなどの方法があります)

Xl_pm7000n_f_sg_34

後は、ピュアオーディオを組み合わせて11.2chなどの駆動を行うという点はAVR-X4700Hと設計コンセプトを共通化している部分になるのかと思います。

Mz_sr6015_f_re_001_hi

※クリックで拡大します。

共通化の結果、もちろん入力7は8K・HDMI2.1/HDCP2.3対応になっており、出力も2系統は8K対応。この「いい点」の共通化は大歓迎です。

ここまで書いてくると

「じゃあ、DENONのAVR-X4700Hとは何が違うんですか?」

1_el_avr_x4700h_jp_right

と言うお話になりますが

実はかなり違います。

一番の違いは、コンセプトです。

DENONの場合

El_avc_x8500h_jp_bk_fr_cl

「ホームシアター」の中心である「AVセンター」(Audio・Visual・Center)としての音や性能、アクセスビリティを追求し、価格と性能を高いレベルで両立したシステムの中心としてAVアンプを考えている。

これに対して

Marantzの場合

Xl_av8805_f_b_34

「Hi-Fi」AVアンプはあくまで2ch再生の延長線上に「マルチチャンネルステレオ」と言う形でシステムを考える形でシステムを構成しており、ホームシアターよりちょっと上の「ハイクオリティ・リビングシアター」を志向している。

と言う事になります。

平たく言えば「ホームシアター」でのマルチチャンネルを行う楽しみに軸を置いたDENON AVR-X4700Hともう少し上の「音楽をメインに」と考えるお客様向けのSR6015と言う事になるでしょうか。

4700_sr6015

最大の違いはプリアンプ部分です。

Sr6015_pre_amp_board_1

SR6015は上位モデルと同様にプリアンプ回路にマランツが誇る高速アンプモジュールHDAMを採用しており、11.2ch分の電流帰還型プリアンプを内蔵しております。

Sr6015_goldplated_terminals HDAM「Hyper Dynamic Amplifier Module」の略称で、レベルの差こそありますが、基本構造はMarantzのピュアオーディオ機種に搭載されているものと変わりありません。Pm12_ose_02 写真はPA-12OSEの「HDAM®-SA3」です。
ハイスルーレートで、広帯域のハイレゾ信号を正確に伝送できる、より「ピュアオーディオ」を施行した構造になっています。

他にも回路関係や端子などはDENONの上位モデルである「AVC-X6700H」に近い部分もあり、より音楽寄りのシアターや「基本は2chだけどサラウンドでもピュアの方向に近づけたい」とお考えのお客様にはとても向いた機種だと思います。

ここまで来るとDENONのAVR-X4700Hと価格が近いので同じように思えますが、DENONでは存在するフロントディスプレイがMarantzにはなく、削るところは削っています。

音の面でも線が細く繊細なMarantz中低音の音が太くガシッとした音のDENONの違いはそのままかと思いますので、違いは明らかだと思います。

ともあれ、まだ実機の音を聞いておりませんのでまだ何とも言えませんが、この価格帯のMarantzはSR8012では高価格過ぎる、NR1711では足りないお客様により音楽的なシステムを勧められますので、バランスの良い機種だと思います。

発売は9月。もう少し待ちましょう。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Fax

お手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

【横浜店】Youtube連動特別企画「DENON・Marantz・Importミュージアム」訪問記 その2:Marantz・Import編

横浜店 渡邉です。

Kao

本日はYoutube連動特別企画「DENON・Marantz・Importミュージアム」訪問記でございます。


YouTube: 【アバック公式】vol.68~マランツミュージアムをご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

第一弾のDENON編はこちら。

では第二弾、Marantzミュージアム編となります。

Vlcsnap2020082815h39m30s517

Vlcsnap2020082815h39m37s726

最初にオリジナルマランツであるソウル・バーナード・マランツが「マランツ・カンパニー」で作成し機材です。

Dsc_2316  
MODEL1、MODEL7、MODEL9 MODERU10 STL12

Model9

MODEL9は現在のMarantzのデザインモチーフそのものです。

(MODEL9レプリカ:オーディオの軌跡様)

Dsc_2326 裏をのぞいたら……

Dsc_2328 MODEL2がありました。

そして1970年代のスーパースコープ・マランツの時代

Vlcsnap2020082815h40m02s519Marantz 1250(1976:オーディオの軌跡様)
TT-1000(1980)(オーディオの軌跡様)
PM-94(1985)(オーディオの軌跡様 色違い)

Dsc_2323

Dsc_2324

PHILIPSの時代

Vlcsnap2020082815h40m35s639

CD-63(1982)オーディオの軌跡様
CD34(1985)オーディオの軌跡様
CD-7(1998)オーディオの軌跡様
SACDのSA-1(2000)オーディオの軌跡様
17シリーズのCD-17PM17(1997:オーディオの軌跡様)

Dsc_2331

Dsc_2332

Dsc_2333

Vlcsnap2020082815h41m43s786 こちらは現行品とそれにに近いものです。

SA-15S1(2015:リンクはSA15-S2) 、SA-12(2018)

PM-11(2004:AV WATCH様) 、PM-12(2018)

Sa7

SA-7S1(2006)

そして最後は去る9月2日に発表されたばかりの

SACD30NとPM-MODEL30です。

Sacd30_2Pmmodel30

此方については別ブログをご参照ください。

【横浜店】Marantz Model30とSACD30n。新しいMarantzをご紹介します。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/marantzmodel30s-f29d.html

後はIMPORTです。

以前から販売されておりました

CLASSE DELTA Series

Vlcsnap2020082815h44m05s787

こちらはなんと白河工場生産になりました。

カナダプロダクツでMADE IN SHIRAKAWAというクオリティの高いシステムです。

ご検討頂いてもよろしいかと思います。

Vlcsnap2020082815h44m55s813
後はB&Wの最新、702S2Signitureと705S2Siginiture

Vlcsnap2020082815h45m09s322

以上、marantzとImportのミュージアム紹介を簡単に行ってみました。

今回の「ミュージアム」の展示は博物館級の展示はされておりませんが、十分見ごたえのあるものでした。

お楽しみいただけましたでしょうか。

DENON110周年記念製品発表のブログはこちらからとなります。

現在コロナウイルスの影響で商品の供給が細くなっております。
お問い合わせ、ご予約はお早めにお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月 7日 (月)

【横浜店】 SONY VPL-VW255「名機」のご紹介です。(2021.5.8更新)

2021.5.8更新:後継機種のVPL-VW275が発売されております。

Vplvw275b

VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!

http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430

基板が変わりましたので、ダイナミックHDRエンハンサーなどを搭載しています。


横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

本題です!

先日SONY VPL-VW255のYoutubeを作成させて頂きました。


YouTube: 【アバック公式】vol.65~SONY VPL-VW255をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

内容としては発売から時間が経過している商品と言う事もあり、実際の画を中心にする内容にさせて頂いております。

そんな事情もあり、今回は言葉でもVPL-VW255をご紹介させて頂く為にエントリーを独立させて頂きました。

此方の機種、キーワードは「名機」です。

SONY VPL-VW255

P_20181018_153435

SONY VPL-VW255
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW255/

 

Vplvw500es_

VPL-VW255は元々VPL-VW500ESから始まるソニーのリアル4K機種の系譜の一部ですが、月日の中で細かい改良を加えており

ここに至り「いい意味で枯れている」機種になっています。

このモデル、実は過去の機種に対して10mmほど機器の厚みが増えています。

写真がありましたのでご紹介します。

こちらがVPL-VW255

P_20181018_153637_2
そしてちらがこれまでVPL-VW500ESと同じ形だったVPL-VW245

P_20181018_154253

ラベルの位置は変わりませんので、本体下面の厚みが増したことがわかるかと思います。

本体厚みの差は基盤がVPL-VW745などの上位機種と同じものを使用する事になった結果です。

変更を行う事で入力関係の性能が上がり4K/60P 18gbpsへの対応が可能となりました。

いわゆる「4Kフル対応」と言う事になります。

Hdmi21前機種であるVPL-VW245の仕様表には下記の記述があります。
3840 × 2160/60p *6
この*6には「YCbCr 4:2:0のみ対応。映像表示は8bitになります」と言う記載ですが、今回の新機種ではありません。UHD-BD再生はほとんどの場合3840×2160/24pで十分と言う事もあり、能力は問題はありませんでしたが、今回のVPL-VW255は4K60P4:4:4 8bitまで入力が可能となり、アップコンバートなどでは諧調表現に差が出てくることになります。
また、VPL-VW255はそれまで上位機種のみ搭載だったモーションフローを搭載し、画像補正の点でも機能向上が見られます。

Y_vw745_motionflow 

さて、実際の絵についてはYoutubeもご確認いただきたいのですが、VPL-VW255の特徴としては「環境面などを割り切ったチューニング見事に嵌った」機種になるでしょうか。Vplvw255_03

そもそも、VPL-VW255はフル4Kとしては最もお手軽な機種であり、実売レベルで50万円以下のラインとなります。

過去機種からの継承で「リアル4Kパネル」という強力な特徴を持ち、ソニーらしい元絵に忠実なナチュラルな絵と色合いは、透明感と奥行きのある映像を作り出しています。

Vplvw255_02

但し、性能的に「アイリス(絞り)が無い事」「明るさが1500lmである事」は価格故致し方ない部分です。

数字だけ見れば現在のハイルーメンの機種に比べるとパワー不足を感じる機種にも見えます

……が、

本来弱点と言われかねないこれら「アイリスがないからコントラストは固定明るさも変わらない」という本来弱点になる部分をソニーは「逆手」に取りました。

「ルーメン数が少ない、コントラスト幅が固定。ではむしろ『黒』を強調するセッティングにすれば暗いお部屋ではむしろ落ち着き、安定した画になる」

これ、言われてみれば確かにそうなんです。

 

X104k_lf03_h2

最近いろいろと機種が出てきたviewsonicX10-4Kの様な「ハイルーメンなプロジェクター」VAVA VA-LT002やEH-LS500の様な「短焦点なプロジェクター」はパワーや投射距離で白も黒どちらも「画面を塗り潰す力」があり、特にテレビの様な全体的に明るい画を表現するにはとても向いていますが、結果として白が前面に出る傾向があります。

Vplvw255_04

このいわゆる「白抜け」問題を補うのが白と黒の差と言う言い方が出来る「コントラスト」ですが、コントラストは「白が目立つから黒も目立つ」という相関関係がありますので、映画などで「黒の沈み込み」を重視するホームシアターでは暗室にするケースが多いことから、システムの構成やセッティングは「テレビ代わり」とは別の方向になります。

結果としてですが

部屋が暗くなれば相対的にプロジェクターの光量は少なくても表現幅が広がります。

(なお、パワーがあったほうがいいのも事実です。黒い背景にネオン、みたいな画は特に

それらの点を踏まえてVPL-VW255は黒を強調する事で周囲を暗く出来る「ちゃんとしたホームシアター」という前提条件を満たすと、映画館の様なゆっくりと落ち着いた雰囲気の絵を作り出すことが出来るわけです。

Dsc_2360

こちらは店舗のカーテンを閉めて暗室化しUHD-BDの「JOKER」を撮影したものですが、VPL-VW255は暗い部屋であればここまで暗部が出ます。

実際、アニメでもない限り映画館の絵は「ビカッ」と言うレベルで見る物ではありません。

特に味わい深い作品である程無理にビカビカすることもなく、長い時間画面に集中できる色や影を考えられており、画面に没頭できる雰囲気を醸し出しています。

Dsc_2361

そんな「映画」に必要な画面は、反射光で投射される極端に明るい事もビビットでもない、映画館の様に没頭できる落ち着いた・それでいて繊細な画像です。

Dsc_2362

この辺りの「ツボ」を抑えた絵作りでVPL-VW255は「良い意味で割り切って」おり、比較的低価格でも極上のリアル4Kを提供しています。

Vplvw255

モデル発売から時間が経っており、もう古いんじゃないの?と言うお声もありますが

「モデルチェンジをしない」と言う事は「モデルチェンジの必要がない」「完成されている」という意味と同じです。

店舗での展示も二年になりますが、他のメーカー様の機種が揃い始めた今でも「リアル4K」の繊細さや空気感を持つ優れた機種です。

特に

「ちゃんとした『映画館みたいな』ホームシアター」をお考えのお客様

現在テレビ的なシステムを組んでいただいているお客様は

「今のシステムのもう一つ先のシステムにしてみたい」とお考えのお客様

それぞれに、ワンランク上でバランスもとれたVPL-VW255はお勧めしたい機種の一つに上げられると思います。

Vplvw255_w

店頭には白の展示機がありますので、事前連絡とご希望のソフトをご用意の上、視聴にいらしてください。

特にVPL-VW255の場合は時間を区切りしっかり暗くして見て頂くとより魅力を出すことができますので、ご連絡よろしくお願い致します。

Dlax590rw_prod_lなお、横浜店には同価格帯のDLA-X590Rも展示しており、入れ替えですが比較も可能です。

価格、納期などもお問い合わせください。

Vlpvw745_2

また、VPL-VW745は継続して展示しております。
あ、VPL-VW745、現在お嫁入り先を募集しております。しっかりしたお値段を出せますので、こちらもお問い合わせください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

【横浜店】Youtube連動特別企画「DENON・Marantz・Importミュージアム」訪問記 その1:DENON編

横浜店 渡邉です。

Kao

本日はYoutube連動特別企画「DENON・Marantz・Importミュージアム」訪問記でございます。

本日は一気に四本のブログが上がります。お時間を頂ければ幸いです。


YouTube: 【アバック公式】vol.66~DENON MUSEUMをご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

814048


こちらは川崎にありますD&Mホールディングスの本社になります。

今回DENONブランドが110周年になることを記念して「DENON」「Marantz」そして「Import」の各製品を白河と同じ様な「ミュージアム」の形でそれぞれのブランドの歴史や製品をご覧いただけるようになっています。
但し、残念ながら今の所一般の皆様はここに入ることは出来ません。

そんなわけで今回はそれぞれのミュージアムをブログご案内と言う形で紹介させて頂ければと考えております。

最初は今回の主役、DENONミュージアムです。

Vlcsnap2020082815h31m22s073

DENON・Marantzが主軸のD&Mの中で最も古い歴史を持つDENONブランドが成立するまでには、実は2つの成り立ちが関わっています。
此方のコーナーではそれぞれの成り立ちを歴史を追って紹介しています。

エントランスの様な通路を抜けると……。

Dsc_2280

最初に飛び込んで来るのはピカピカに磨き上げられた「ラッパ」です。

こちらは日本コロムビア株式会社(日本蓄音機商会)が製造した蓄音機「ニッポノホン35号」です。

「なんで日本コロムビア?音楽レーベルだよね?」

そうお思いになる方も多いかと思いますが、実は日本コロムビアはDENON成り立ちの源泉の一つです。

100pxnippon_columbia_logo
正確には日本蓄音機商会として米国コロムビア・レコードと提携し、社名を変更した「日本コロムビア」と言う事になります。
当時はハードウェアである蓄音機とソフトウェアであるレコードの制作が非常に近い所にあり、米国コロムビアレコードとの提携でレコードの販売も行っていましたが、徐々にレコードの販売に特化したことで「日本コロムビア」=音楽レーベルと言う認識になっています。

Logo1

そしてもう一つの源泉は日本コロムビアが成立する過程で吸収された1939年に設立の「株式会社日本電音機製作所」となります。

005

「DENON」というブランド名は「日本電音機製作所」として創業した坪田耕一氏が会社設立当時に「電音機」→読み方がデンオン(海外では読みにくいのでデノン)→「DENON」と言う流れでブランド名を考えられたそうです。

Logo23_2
その後、社名ロゴは自体は二回ほど変わっておりますが、DENONの文字自体は変わることなく現在まで続いています。

「株式会社日本電音機製作所」は業務用の機器を中心に製造を行っていた会社であり、NHKからの依頼で国産初の「円盤録音再生機」を作成した所から始まっています。
当時は録音機の他に国産ピックアップやマイクロホンも作成し、NHKなどに納品していました。

そんな「株式会社日本電音機製作所」として会社吸収前一番の歴史は「玉音放送」になるかと思います。

Nhk2


玉音放送は戦時中に海軍監視下の中で「日本電気音響株式会社」と名前を変えた時期に開発された可搬式録音再生機「DENON DP-17-K」により録音されました。

Gyokuonban

現在もNHK放送博物館に同型品の展示と記録された玉音放送の原板が展示されています。
DENONは歴史の一ページを作っています。

戦後すぐに日本電気音響株式会社は日本コロムビアの傘下となり、1963年には吸収合併の形で日本コロムビアと合併します。
ただ、旧電音の三鷹工場は日本コロムビアの音響機器事業のブランド名として「DENON」(デンオン)として存続し続け、以来日本コロムビアの一部門としてプロフェッショナルオーディオ機器、そして現在の京浜急行大師線港町駅付近に存在した旧日本コロムビアの川崎工場で制作された白物家電、果てはOEMのテレビまで「DENON」のブランドが使用されていた時期がありました。

Logo3その後紆余曲折を経て日本コロムビアからAV音響機器部門を分社独立させた時に「DENON」(株式会社デノン)を立ち上げたと言う経緯となります。三鷹にあった研究施設や工場は福島県白河市に移転し、現在の「D&Mホールディングス 白川工場」になっており

Maxresdefault

電音から始まった歴史はそのまま継承されております。

DENON Official Blog デノン白河工場見学記 Part.1

https://www.denon.jp/ja-jp/blog/3711/index.html
現在、日本コロムビアとDENON・Marantzの親会社であるD&Mホールディングスは資本上の関係はありませんが、日本コロムビアではコロムビアブランドが使えない地域で用いていたDENONブランドで作成したCDを復刻しており、以前の関係性をうかがわせるものがあります。

0225_4

結局、電音から始まり、日本コロムビアが吸収し「株式会社日本電音機製作所」が使っていた音響機器事業のブランドとして存続したのち再び独立した経緯が「日本コロムビア」であり「DENON」だった、と言うわけです。
少し話が長くなりましたが「DENONで日本コロムビア」という源泉はこのような流れになります。

さて、展示に戻ります。

ミュージアムの展示はそのままDENONの歴史をたどっていきます。

最初はカートリッジ関係とアーム、そしてターンテーブルです。

Dsc_2273

Dsc_2275

左側で広げられた紙はNHKにカートリッジを納品する際に策定された仕様書です。

Dsc_2276

Dsc_2277

ターンテーブルDP-5000(1971)、隣はDP-1000DK-70(1974)を使ってキャビネット化したものです。

明らかに筐体が違う放送局用DP-100(1981)と民生用DP59M(1984)

Dsc_2286

Dsc_2287

 続いてアンプです。

PMA-500(1972)PRA-2000(1979)POA-3000(1979)

Dsc_2284

POA-8000(1981)PRA-6000(1982)

Dsc_2282

下はプリ・パワー別体型のPRA-S1(1994)です。

Vlcsnap2020082815h32m43s717

DENONの評価を上げる事になった記念すべき機材PM-A2000(1996)です。

PRA-S1の技術を用いている事が特徴であり、あえてPRA-S1の隣に置いてあります。

このアンプでうまくいかなければDENONのHi-Fiが終わっていたかもしれない、とても大事なポイントになった製品です。

現在はPMA-2500NE、そして先日発表になったPMA-A110にその系譜が受け継がれております。

そしてプレーヤー。

Vlcsnap2020082815h33m19s549

Dsc_2306

Dsc_2310

Dsc_2311

Dsc_2309 

DCD-SX(2008:インプレス様) 、DCD-S1(1994) 、DCD-SX1LTD(2013)
DP-S1(1993)DA-S1(1993)

そして、1990年以降登場し始めたAVアンプです。

Vlcsnap2020082815h33m51s106

Dsc_2304

Dsc_2303

AVP-A1(1996) 、AVP-A1XV(2004:Phile-Web様)POA-T2(1996)

Vlcsnap2020082815h34m06s471

AVP-A1HD(2010)

Dsc_2302

よく見ると、アンプの下に青いマークがあることにお気づきでしょうか?

これは「WORLD FIRST」の文字です。

WorldsfirstAVC-A1HDの場合「Dolby TrueHDやDTS MasterAudio」に世界初対応したアンプ、ということになります。先日のAVC-X6700H、AVR-X4700Hの8K対応もなど、常に先を行くのがDENONの矜持、というところでしょうか。

Dsc_2301_2

こちらは店舗にもたまに設置するPOA-A1HD(2007:Phile-Web様) 

Vlcsnap2020082815h34m16s032

一体型DCD-CX3(2006:Phile-Web様) 

横に置いてあるのはDENON最初のヘッドホンであるCOLMBIA SH-10です。

Vlcsnap2020082815h32m53s987

そして100周年記念に発売された「A100シリーズ」である

AVR-A100DBP-A100(Phile-web様)、PMA-A100、DP-A100(Phile-web様)

 そして最新機種であるAVR-X2700H基盤

Vlcsnap2020082815h34m32s930

そして現行機種であるAVR-X4700H、AVC-X6700H、AVC-X8500Hなどが展示されています。

Vlcsnap2020082815h34m51s491

DENONの展示はここまでです。

110周年記念の各機種については別のブログでご案内します。

AVアンプAVC-A110はこちら。

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

ピュアオーディオ2機種についてはこちら。

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その2:DCD-A110とPMA-A110です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110dcd-a11-1d25.html

ではミュージアムのご案内はその2、Marantz・Import編に続きます。

流石にミュージアムの商品のご商談は出来ませんが、現行品、そして近日発表の110周年記念モデルのご相談は承ります。

現在コロナウイルスの影響で商品の供給が細くなっております。
お問い合わせ、ご予約はお早めにお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月 2日 (水)

【横浜店】Marantz Model30とSACD30n。新しいMarantzをご紹介します。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です!

最近DENON・Marantzの新機種、ヤマハの新型AVアンプなど新機種の発表が始まっております。
身の回りは小さい世界ですが、コロナ禍の中でも世の中は動いているなあと感じます。
さて、DENON110周年のお話で盛り上がり始めている昨今、Marantzから新機種の情報が飛び込んできました。

プリメインアンプのMODEL30とSACDのSACD30nです!

Model30※クリックで拡大します。

Marantz MODEL30

https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/amplifier/model30

Sacd30n

※クリックで拡大します。

Marantz SACD30n

https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayer/sacd30n

です。

先日のミュージアム訪問時に実機が有りましたのでYoutubeでもご紹介しています。


YouTube: 【アバック公式】vol.69~marantz新製品 MODEL30/ SACD30Nをご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

写真以外のディティールを見ていただければ幸いです
早速、両機種をご紹介します。

プリメインアンプ MODEL30

Mz_model30_n_f_k_sg_fr_001_lo

※クリックで拡大します。

https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/amplifier/model30
マランツの伝統的なモデルナンバー「Model」の名を冠した、伝統と最新技術が同居した新世代プリメインアンプです。

最初に目に入るのはデザインです。

筐体の変更は実に16年ぶりとなります。

Model30exterlia_2※クリックで拡大します。

中心部のデザインや金属感はまさに「マランツのデザイン」ですが

Model9_2

そこからは樹脂系ならではの緩やかな曲線で左右に広がり、既存のMarantzアンプにない曲線を醸し出しています。

Marantz_model30_silver_lifestyle3 ※クリックで拡大します。

尤も曲線だからと言って新たに設計されたシャーシに妥協は無く、鋼材の厚みは12シリーズと同等、
サイドパネルに至っては最厚部5.7mmのアルミパネルを使用しています。
また、インシュレーターや電源トランスの固定も従来の物より太いものを採用しており、こちらも上位モデルに匹敵する構造を採用しています。

Pmmodel30_2

これはカタログ外の写真ですが、斜め上から見るとオーディオ機器としての「見た目」にも配慮した
正面のデザインと繋がるようなシンメトリーになっています。
ラックの一番上に置く機材は正面だけでなく上からのデザインも気になる物ですが、スッキリで優雅なデザインは「一番上でもいいかな?」と思えるデザインです。
後でご紹介するSACD30nも同様のデザインであり、2つ合わせて一番上というのもよろしいかと思います。

Mz_model30_n_f_k_sg_topopen_001_lo

※クリックで拡大します。

肝心の性能ですが、こちらもかなり変更されています。
PM-12以降で採用された200W(4Ω)のNC500スイッチングアンプとDCサーボ、HDAM-SA3の搭載はもちろん、リニアコントロールボリュームも改良され、上位機種と言ってもいいPM-12OSEで備えられていたシステム構成と同じシステムを搭載しています。

Model30_power_amplifier_module_2

Model30_preamp_board_1

※クリックで拡大します。

大事なのはこれらの変更が無理なく行われている事であり、同じ様な機能を持つPM-12と比べても奥行きが20mm短くなっていますが、配置に無理がなく、新設計らしく将来の拡張も念頭に置かれているように思えます。 Hikaku_2

※左がMODEL30、右がSA-12となります。

また、今回からフロントディスプレイの表示も有機ELに変更されており

Mz_model30_n_f_k_sg_fr_001_hi

鮮やか且つ鮮明な表示になっています。
Model30はこれからのマランツ製品の「基準」になりうる機種になるかと思います。

SACDプレーヤー SACD30n

Mz_sacd30n_n_k_f_sg_fr_001_lo ※クリックで拡大します。

Marantz SACD30n

https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/sacdcdplayer/sacd30n

こちらはMODEL30と対になるSACDプレーヤー「SACD30n」です。
デザインはMODEL30と共通の新筐体です。

Marantz_new_disp

※クリックで拡大します。

MODEL30と重ねると両サイドのアンバーに光るインジケーターと共に何とも柔らかな印象です。

また、筐体の作りもMODEL30と同じであり、過去のMarantzモデルより強化されています。
そして中身ですが……。

Mz_sacd30n_n_k_f_topopen_001_lo

※クリックで拡大します。
やはり、手を抜いていません。
完全オリジナルで作成されたディスクリートD/Aコンバーター「Marantz Musical Mastering(MMM)」はSACD 30nにおいてもフラッグシップモデルであるSA-10と同一の回路構成をそのまま継承しています。

Sacd30n_digital_board_1 ※クリックで拡大します。

またMMM自体もSA-7S1やSA-11S3に搭載されていたデジタルフィルターをさらに進化・発展させた「MMM-Stream」とMMM-Streamから出力されるDSD信号をアナログ変換する「MMM-Conversion」で構成されています。
クロックジェネレーターもSA-10と同じ超低位相雑音クリスタルを採用しており

Sacd30n_dual_clock_1

※クリックで拡大します。

メカエンジンはこちらもSA-12の技術を部分的に用いた「SACDM-3L」を搭載しています。

ここまでは既存の機種の良い所を搭載した新しい世代のSACDプレーヤーなんですが……。

そして、SACD30nの真価はここからです。

Sacd30n_heos_module_2

こちらのSACD30「n」何と「HEOSユニット」を搭載しています。

Heoslogo
HEOSシステムはネットワークオーディオ、ストリーミング、ミュージックサーバー、USB、Bluetoothなど、いわゆる「ネットワークオーディオ」に相当するものをほぼすべて内包しています。

このHEOSシステムは写真中央の黒い基盤がコアの独立基盤であり、組み合わせるインターフェイス次第でオーディオのシステムそのものに手を加えることなくネットワークオーディオやストリーミングオーディオシステムを追加することが可能です。

Sacd30n_life

言ってみればこのSACDプレーヤー、実は立派な「ネットワーク・ストリーミングプレーヤー」と言う事になります。

Mz_sacd30n_f_sg_re_001_lo

※クリックで拡大します。

SA-12クラスの筐体でディスク再生に手抜きなし、それでいてネットワーク関係も「オーディオとして」ほぼ網羅している物は他にないかと思います。

Ws000021

対応しているストリーミングサービスはざっと見ただけでも
Amazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloudなどに対応しており、インターネットラジオである「Turn in」を用いてMP3、WMA、AACフォーマットで配信されている世界中のインターネットラジオも楽しむ事も可能です。

MQAは……今後に期待と言う事で。

Sacd30n_disp

あ、ディスプレイはModel30と同じ有機ELモノクロ、日本語対応です。念のため。

Network_format_for_usb

ミュージックサーバーとしてはUSBメモリー/ネットワークHDDに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しており、DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz / 24bitまで再生することができます。
もちろんWAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応しており、曲間で音が途切れることがありません。

Sacd30_antena

さらに本体裏面を見るとアンテナがありますのでお分かりかと思いますが、さらにBluetoothにもAirplay2にも対応しています。

BluetoothはSBC、A2DPプロファイルに対応しており、ワイヤレス音楽再生だけでなく本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。
「AirPlay 2」にも対応し、Apple Musicやアプリなどの音声をSACD30nで楽しむことができます。また、Airplay2で実現したマルチルーム再生や「ホーム」アプリ上でSACD 30nをアクセサリとして追加すると、Apple MusicやiPhoneのライブラリの曲をSiriによるボイスコントロールで再生することができるようになります。

はい、もうお腹いっぱいですが、さらにPCユーザーには朗報が。
USB-DACも入っています!

Sacd30n_in

※クリックで拡大します。

USB-DAC:11.2 MHz DSD&384 kHz / 32 bit PCM対応USB-DAC機能
最大11.2 MHz DSDと384 kHz / 32 bit PCMの入力に対応するUSB-DAC機能を搭載。DSDの再生方式は、ASIOドライバー(Windowsのみ)によるネイティブ再生および、DoP(DSD Audio over PCM Frames)の両方式に対応しています。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、SACD 30nの超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
-
もういいです!え?まだある?

Amazon Alexaに対応

Anazonalexa
SACD 30nはAlexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応しています。

Amazon Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。

もうここまで来ると何というか「やりたい放題」と言う印象です。

Xl_pm7000n_f_sg_34

発売時かなり話題になりましたPM7000Nでは搭載されなかったUSB-DACもあっさり搭載しており「出来る事は全部できます!」というSACDプレーヤーになっています。
しかも有難いことに基本はSACDプレーヤーになりますので、接続先のアンプは比較的選びやすい構成です。

個人的には「うーん、こういう考え方があったか……」

と今更ながら思います。

昨今、ストリーミングの隆盛にSACDプレーヤーの立場が少しずつ隅に追いやられている印象がありますが、SACD30nはそんな憂鬱を押し流すインパクトがあります。

Marantz_model30_sacd30_combo_silver

既存のSACDプレーヤーの置き換えにも

中級レベルのオーディオの導入にも

ホームシアター系のシステムにピュアオーディオを組み込む事にも

ネットワークオーディオシステムベースの考え方にも

Model30とSACD30nの組み合わせは、柔軟に対応できます。

MODEL30、SACD30nは今回の発表直後に発売も開始されます。
コロナ禍で一度物が無くなると再入荷まで時間がかかるケースが多くなっております。
特にSACD30nは人気が出そうです……いえ、出るでしょうね……。
お早目の問い合わせをお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。