【横浜店】 SONY VPL-VW255「名機」のご紹介です。(2021.5.8更新)
2021.5.8更新:後継機種のVPL-VW275が発売されております。
VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。
【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430
基板が変わりましたので、ダイナミックHDRエンハンサーなどを搭載しています。
横浜店 渡邉です。
最初にご案内。
ブログのプラットフォームが変わりました。
2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。
ショップブログ アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/
引き続きよろしくお願い致します。
本題です!
先日SONY VPL-VW255のYoutubeを作成させて頂きました。
YouTube: 【アバック公式】vol.65~SONY VPL-VW255をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック
内容としては発売から時間が経過している商品と言う事もあり、実際の画を中心にする内容にさせて頂いております。
そんな事情もあり、今回は言葉でもVPL-VW255をご紹介させて頂く為にエントリーを独立させて頂きました。
此方の機種、キーワードは「名機」です。
SONY VPL-VW255
SONY VPL-VW255
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW255/
VPL-VW255は元々VPL-VW500ESから始まるソニーのリアル4K機種の系譜の一部ですが、月日の中で細かい改良を加えており
ここに至り「いい意味で枯れている」機種になっています。
このモデル、実は過去の機種に対して10mmほど機器の厚みが増えています。
写真がありましたのでご紹介します。
こちらがVPL-VW255
そしてちらがこれまでVPL-VW500ESと同じ形だったVPL-VW245
ラベルの位置は変わりませんので、本体下面の厚みが増したことがわかるかと思います。
本体厚みの差は基盤がVPL-VW745などの上位機種と同じものを使用する事になった結果です。
変更を行う事で入力関係の性能が上がり4K/60P 18gbpsへの対応が可能となりました。
いわゆる「4Kフル対応」と言う事になります。
前機種であるVPL-VW245の仕様表には下記の記述があります。
3840 × 2160/60p *6
この*6には「YCbCr 4:2:0のみ対応。映像表示は8bitになります」と言う記載ですが、今回の新機種ではありません。UHD-BD再生はほとんどの場合3840×2160/24pで十分と言う事もあり、能力は問題はありませんでしたが、今回のVPL-VW255は4K60P4:4:4 8bitまで入力が可能となり、アップコンバートなどでは諧調表現に差が出てくることになります。
また、VPL-VW255はそれまで上位機種のみ搭載だったモーションフローを搭載し、画像補正の点でも機能向上が見られます。
さて、実際の絵についてはYoutubeもご確認いただきたいのですが、VPL-VW255の特徴としては「環境面などを割り切ったチューニング見事に嵌った」機種になるでしょうか。
そもそも、VPL-VW255はフル4Kとしては最もお手軽な機種であり、実売レベルで50万円以下のラインとなります。
過去機種からの継承で「リアル4Kパネル」という強力な特徴を持ち、ソニーらしい元絵に忠実なナチュラルな絵と色合いは、透明感と奥行きのある映像を作り出しています。
但し、性能的に「アイリス(絞り)が無い事」「明るさが1500lmである事」は価格故致し方ない部分です。
数字だけ見れば現在のハイルーメンの機種に比べるとパワー不足を感じる機種にも見えます
……が、
本来弱点と言われかねないこれら「アイリスがないからコントラストは固定、明るさも変わらない」という本来弱点になる部分をソニーは「逆手」に取りました。
「ルーメン数が少ない、コントラスト幅が固定。ではむしろ『黒』を強調するセッティングにすれば暗いお部屋ではむしろ落ち着き、安定した画になる」
これ、言われてみれば確かにそうなんです。
最近いろいろと機種が出てきたviewsonicX10-4Kの様な「ハイルーメンなプロジェクター」VAVA VA-LT002やEH-LS500の様な「短焦点なプロジェクター」はパワーや投射距離で白も黒どちらも「画面を塗り潰す力」があり、特にテレビの様な全体的に明るい画を表現するにはとても向いていますが、結果として白が前面に出る傾向があります。
このいわゆる「白抜け」問題を補うのが白と黒の差と言う言い方が出来る「コントラスト」ですが、コントラストは「白が目立つから黒も目立つ」という相関関係がありますので、映画などで「黒の沈み込み」を重視するホームシアターでは暗室にするケースが多いことから、システムの構成やセッティングは「テレビ代わり」とは別の方向になります。
結果としてですが
部屋が暗くなれば相対的にプロジェクターの光量は少なくても表現幅が広がります。
(なお、パワーがあったほうがいいのも事実です。黒い背景にネオン、みたいな画は特に)
それらの点を踏まえてVPL-VW255は黒を強調する事で周囲を暗く出来る「ちゃんとしたホームシアター」という前提条件を満たすと、映画館の様なゆっくりと落ち着いた雰囲気の絵を作り出すことが出来るわけです。
こちらは店舗のカーテンを閉めて暗室化しUHD-BDの「JOKER」を撮影したものですが、VPL-VW255は暗い部屋であればここまで暗部が出ます。
実際、アニメでもない限り映画館の絵は「ビカッ」と言うレベルで見る物ではありません。
特に味わい深い作品である程無理にビカビカすることもなく、長い時間画面に集中できる色や影を考えられており、画面に没頭できる雰囲気を醸し出しています。
そんな「映画」に必要な画面は、反射光で投射される極端に明るい事もビビットでもない、映画館の様に没頭できる落ち着いた・それでいて繊細な画像です。
この辺りの「ツボ」を抑えた絵作りでVPL-VW255は「良い意味で割り切って」おり、比較的低価格でも極上のリアル4Kを提供しています。
モデル発売から時間が経っており、もう古いんじゃないの?と言うお声もありますが
「モデルチェンジをしない」と言う事は「モデルチェンジの必要がない」「完成されている」という意味と同じです。
店舗での展示も二年になりますが、他のメーカー様の機種が揃い始めた今でも「リアル4K」の繊細さや空気感を持つ優れた機種です。
特に
「ちゃんとした『映画館みたいな』ホームシアター」をお考えのお客様
現在テレビ的なシステムを組んでいただいているお客様は
「今のシステムのもう一つ先のシステムにしてみたい」とお考えのお客様
それぞれに、ワンランク上でバランスもとれたVPL-VW255はお勧めしたい機種の一つに上げられると思います。
店頭には白の展示機がありますので、事前連絡とご希望のソフトをご用意の上、視聴にいらしてください。
特にVPL-VW255の場合は時間を区切りしっかり暗くして見て頂くとより魅力を出すことができますので、ご連絡よろしくお願い致します。
なお、横浜店には同価格帯のDLA-X590Rも展示しており、入れ替えですが比較も可能です。
価格、納期などもお問い合わせください。
また、VPL-VW745は継続して展示しております。
あ、VPL-VW745、現在お嫁入り先を募集しております。しっかりしたお値段を出せますので、こちらもお問い合わせください。
さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。
その1、メール
まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。
横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介⇒スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらから。
モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。
IOS、Andoroid両対応でございます。
・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係
・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報
・各店舗の案内
すべてこのアプリで行えます。
その2、オンライン会議
お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。
オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。
その2、お電話・事前予約来訪
次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。
マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。
また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。
それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。
横浜店の電話番号は045-228-9881となります。
その4、FAXなど
お手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。
横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。
Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。
ご相談等、お待ちしております。