【横浜店】SONY VPL-VW775。「深さ」を増したフラッグシップ機、展示開始しました!(2021.5.8情報追加)
2021.5.8更新:
2021.5.8更新:上位機種のVPL-VW875、廉価機種のVPL-VW275が発売されております。
VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。
【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430
2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きましたので、情報を追加しております。
横浜店 渡邉です。
今回はソニープロジェクターの新機種VPL-VW775をご紹介します。
その前にご案内。
ブログのプラットフォームが変わりました。
2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。
ショップブログ アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/
引き続きよろしくお願い致します。
もう一つ。
お問い合わせの多いDENON110周年記念機材については独立したブログを用意しております。
【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html
【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その2:DCD-A110とPMA-A110です。
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110dcd-a11-1d25.html
では、本題です!
先日、ソニー様から新型プロジェクターの発表がありました。
つい最近Youtubeと連携して書かせて頂いたVPL-VW255は販売継続になりますが、
今回はVPL-VW745(展示品のみ)とVPL-VW555(こちらはフェア台数限定でご用意できます)
の二機種がモデルチェンジしました。
VPL-VW775は本日実機が到着し、販売開始と同時に展示を開始しております。
で早速ご紹介。
SONY VPL-VW775
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW775/
実に三年ぶりのモデルナンバーが変わる変更となるモデルチェンジとなります。
外観上の変更はありませんが、内部基板が変更になっています。
元々VPL-VW745として発売され、レーザー出力のみで調整していたシステムをそれまで未使用だったアドバンスドアイリスを使うという「デュアルコントラストコントロール」を用いる事で、ソフトウェアアップデートの域を超える大きな動作変更となり、部分的にVPL-VW855を上回る性能を持ちました。
結果として実に三年の間モデルチェンジを「しなくていい」性能を持っておりましたが、今回、マイナーチェンジを含むすべての機能を内包しつつ新しい機能を追加し、今度はハードウェアを含む大きなマイナーチェンジで追加されたのが「ダイナミックHDRエンハンサー」です。
スクリーンやパネルに光を反射する事で映像を投影するプロジェクターは、シーン内に明部と暗部が混在する時、ピークである「白」つまり明部を重視すると
相対的に「黒」である暗部が浮いてしまいます。
また逆に暗部である「黒」を重視すると
今度はピークが抑えられ明部と言える「白」が沈見込む形にんります。
今回新たに搭載された「ダイナミックHDRエンハンサー」は、アイリスだけでなく光源の制御を連動させる事でフレームごとにダイナミックレンジを調整し、明るいところは明るく輝かせ、暗部は黒をより沈みこませる事が出来ます。
特にVPL-VW775はリニアに光源を調整できるレーザー光源と「封印」を解いたアドバンスドアイリスの両方で調整を行う事で、従来機に比べHDRコンテンツに対して最適なコントラストを映し出すことができます。
今回はVPL-VW745もありましたので半分ずつ隠して画角を合わせた映像を用意してみました。
カメラ自体はXpedia XZ3ですが、条件は同じです。
左側がVPL-VW775、右がVPL-VW745(バージョンアップ版) になります。
ナトリウムランプの様なオレンジと夜陰の黒、そして光と陰のあるアーサーの狂気じみた顔。
暗部の沈み込みとピーク明るさの明瞭さはVPL-VW745でも十分ですが、VPL-VW775を見た後では「甘さ」を感じてしまいます。
全体的に若干暗くなったのかと思いますが、明るいシーンではむしろ強烈な光を感じる事も多い状況です。一番差が出たと思われたのがこのシーン。
こちらが左がVPL-VW775、右がVPL-VW745です。
蛍光灯の色合いと明るさと暗さのコントラストが違う事にお気づきでしょうか。
もう一枚。
これはかなりはっきりしており、天井のタイルのディティールや色合い、光源の表現などが随分変わります。
全体的に黒の沈み込みが深く全体の色合いが増しており、なんというか、一瞬プロジェクター界における「黒の帝王」の姿が……。
この後も暫く見ていていて思いましたが、動きのある絵の輪郭がはっきりしている事、黒の沈み込みが一回り増し、全体的にはっきりしている印象です。
2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きました。
取り急ぎ簡単ですが明るいものと暗いもので比較の画像を準備しました。
「Life of Pie」
PC上では分かりずらいのですが、色の無い(暗い)所から彩度が広がる範囲が大きくなっています。
もう一つ、こちらは「JOKER」です。
実際に見てみると各モードの差は概ね3%ぐらいでしょうか、色彩そのものは変化しておらず、全体的に明るくなり、明るくなった分黒との差分に階調が乗っている印象です。
こうなると「Frame Adapt HDR」とはどう違うのか?と言う事になりますが
JVCの「Frame Adapt HDR」は基本的に光源ではなくガンマ特性を変化させてコントラストの変動を行いますが
VPL-VW775の場合「ダイナミックHDRエンハンサー」がレーザーとアイリスの両方でベースとなる明るさ自体を変更させています。
色の変化がないまま、明るさ自体を変更して明部や暗部の調整を行う機能はレーザー光源搭載機が持つリニアに光量を調整できる機能を併用する事で、より大きなコントラスト変化を行う事が可能です。
現時点では「レーザー+フル4K」のシステムはDLA-Z1とVPL-VW855、そして今回のVPL-VW775のみとなりますが、元々の素材が持つナチュラルかつ幅のある画にさらに「深さ」を加えたVPL-VW755は文句なくお勧めできます。
特に長期間で機材をお考えのお客様には是非お勧めしたい機種です。
そしてVPL-VW555もモデルチェンジを行いました。
VPL-VW575です。
VPL-VW575
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW575/
今回、VPL-VW575は当店の展示はありませんがランプ光源とアドバンスドアイリスの「ダイナミックHDRエンハンサー」の組み合わせでVW775程ではありませんがより深い色合いとコントラストを出すことができます。
比較をしていませんので何とも言えませんが、VW255と555では黒の出が比較になりませんでしたので、ダイナミックHDRエンハンサーで色の深みが増すことになると思います。
あと、お値段がガシッと下がりましたよね……これも大きいポイントだと思います。
※こちらはVPL-VW745です。
横浜店では現時点ではVPL-VW745は展示機材(お嫁入り先募集中です)とVPL-VW755を両方ご覧いただけます。
VPL-VW775は本日から販売開始、VPL-VW575は10月4日から販売開始となります。
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