展示品

2021年2月18日 (木)

【横浜店】【アバック公式Youtube】vol.88~お客様投稿企画 DENON AVC-X6700HとAVC-A110の比較について 補足ブログ

2021.2.11更新:2021年以降、ブログのプラットフォームが変わりました。

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横浜店 渡邉です。

先日Youtubeの新しいコンテンツ

【アバック公式】vol.88~お客様投稿企画 DENON AVC-X6700HとAVC-A110の比較

が上がりました。

東京都のK様、ありがとうございました。

今回はこのYoutubeコンテンツの補足(撮影した後で思い出す事もあります……)を簡単に上げさせて頂きます。

今回のご要望は

DENON AVC-X6700H

DENON AVC-A110の音はどう違うのでしょうか?と言うご質問でした。

この二機種、グレードしてはAVC-A110はAVC-X8500Hと比べても別格のアンプと言う事で  

Avc110all

私の頭の中では「6700Hと比較すると3ランクほど上の商品」という感覚です。

そんな事もあり、今回の撮影の前に過去にAVC-A110とAVC-X8500Hとの比較を行ったYoutubeやブログ、そして6700Hと4700Hと6700Hと6500Hの比較ブログも読み返しました。

  【横浜店】DENON AVC-A110の「音」について書かせて頂きます。(2020.10.16更新) https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/10/post-add6.html

【横浜店】DENON AVC-X6700H/AVR-X4700H 8K Ultra HD対応AVアンプ発表です!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/denon-avc-x6700-7840.html

【横浜店】Youtube連動企画:DENON AVC-X6700HとAVC-X6500Hの「音」を比較してみました。 https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/6500-c9f9.html

その当時の結論としては

AVC-X8500HはAVC-X6700Hよりパワーや厚みの点で明らかに上

AVC-A110との比較は8K入力など機能性や部品のレベルは明らかに上

AVC-A110とAVC-X8500Hは音の「グレード」も「方向性」も違う

但し、AVC-X8500Hが「悪い」訳ではない。

と言う内容でした。

正直な所、今現在も「AVC-X8500HとAVC-A110の比較」については今も印象が変わっておりません。

映画らしさ、荒々しさを求める場合はAVC-X8500Hと言う選択肢もあり得るると思いますし、音そのものクオリティや滑らかさ、Dolbyatoms/DTS:Xなどのオブジェクト型のサラウンドが繋がり、一体化するほどの幅を持つのは間違いなくAVC-A110の方が上です。

ともあれ、今回の比較はAVC-X6700Hです。

入出力はともかく筐体の作りやパワーアンプ部からして全く違うものです。

このニ機種を改めて聞いてみるとAVC-X6700Hの「音の方向性」そのものは、前回6700Hのブログで書かせて頂いた「音の成分にふくよかさが加わった」音であり AVC-X8500Hや6500Hなど、所謂「500系」のパワフルさを全面に出した音とはだいぶ変わり、音の方向性としてはむしろAVC-A110に近くなっています。

ただ、6500Hと8500Hの違いとして存在したアナログ部分の違い、所謂「パワフル感」の違いがベースの段階で壁の用に存在しており、コンデンサなどの改良を施した6700Hで音色をA110に近づけても、アナログ的な部分が埋まりません。

また、仮にAVC-X8500Hの後継機として「AVC-X8700H(仮)」と言う機種が存在した場合、音色が6700にパワー感を加えたAVC-A110に近いものになるかと思いますが、AVC-X8500Hの回路にピュアオーディオの要素を加えたAVC-A110は想定よりさらに一回り上になっています。

それらの違いの結果、最終的な音自体が比較する事が難しいレベルの差が出ます。

AVC-X6700Hをベースにストレートに例えてしまうのであれば、AVC-X6700Hにピュアオーディオのアンプをプリアウトでチャンネル分繋いで「ピュアオーディオの音」で鳴らしたらこうなるのだろうという音、という事になるでしょうか。

Youtubeでどこまで伝わったか何とも言えませんが「音の厚み」がもたらす柔らかさや響きの変化による滑らかさは、音の鳴る空間にいる事で体感としてさらに差を実感する事になります。

ともあれ、今回のご要望と比較はとても意義のあるものでした。

今回のご要望をお受けした際、価格や性能などを改めて勉強し、冷静に考えてみると別の見方が出来るようになりました。

AVC-X6700HとAVC-A110の差として一番大きい部分は 「本体価格は二倍程度」「大きさが違う」 と言う事です。

しかし、冷静に考えるとこの問題点に対して利点も多い事に気づきます。

簡単に上げてゆくと……。

「機材のランクは実質的に3つ以上上の物」

「音が良いのは確実」

「4K120/8K対応でしばらく大丈夫」

「110周年の機材と言う事で保証期間は5年間」

などの点を考えれば、利点の方が多くなることは確実であり 同じ時間を過ごす「クオリティ」の面から考えた場合、AVC-X6700Hをお考えであれば価格の問題は別として、購入の候補として考えられるのではないか、と言う印象に変わりました。

もし、これから中位以上のAVアンプをお考えの皆様には、AVC-A110は価格以上の利点があり、十分検討の対象に入るかと思います。

ちなみに、アンプ上級者やピュアオーディオユーザー様向けの機能として

「カスタムモードはアンプ出力がほぼ『なんでもあり』のアサインが可能で、ピュアオーディオシステムとの組み合わせで13CHアンプの利益を柔軟に行使できる」 と言うAVC-X8500H以上の機種のみで使用できる利点もございます。

フロント3chのみBi-Ampと言うオーディオ寄りのセッティングや5x2ch Bi-Ampという過激なセッテイングはピュアのシステムをお持ちのお客様には、クオリティの面から考えてこのセッテイングにパワーアンプを繋ぐことでイマーシブサウンドを追加する事にも適していると考えます。

いかがだったでしょうか。

Youtubeで話し切れない部分、伝えきれない部分を書いてみました。

これからも同じような形で作成させて頂ければと考えております。

さて、AVC-A110、AVC-X6700H、AVC-X8500Hそれその機種、店舗ごとに展示機種は異なりますがご準備させて頂いております。

予約フォームでご予約を頂いた上、お好きなBlu-RayやSACD、CDなどをお持ちの上ご来訪ください。

また、アバックYoutubeではメインページ「Youtube」の部分から「見たい動画リクエスト」を募集しております。内容を精査させて頂いた上、可能な物から対応させて頂ければと考えております。

合わせてお申し込みください。

ご予約をお待ちしております。

最後に東京都のK様、今回は貴重なご意見ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

2021.6.12最後に……ちょっと追加します。

ホームシアターで見る「閃光のハサウェイ」は凄まじいですよー。
公開中に付き具体的な部分は書けませんが、ホームシアター、特にハイレベルなアトモスシアターには最高のDiskになりそうです。
個人的には横からの音が下から上に90°回りながら縦回転すると言うのはちょっと初めてです。
やはり初めから作った音は凄い!
なお、先行販売のBDは通常のBlu-Rayですが、おそらくガンダムでは初となる最初からDolbyAtoms収録です。
映画館で是非ご覧いただき、先行販売のBDもぜひ手にお取りください。
これは応援していい作品です!

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2021年2月11日 (木)

【横浜店】KEF KC62が到着しました!大きさに見合わぬ「力」と「密度」を持つサブウーファーです。

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横浜店 渡邉です。

本日は久々の新商品のご案内です!

Dsc_0176
KEF KC62になります! 

Kc62_mineralwhite_front_angle_480x

KEF KC62

https://jp.kef.com/products/kc62-subwoofer

思ったより小さい……早速箱を開けてみます。 開封動画はこちらの新ブログから。

中を見た時、第一印象は「小さい?」だったのですが……重っ! 思わず声が出ました。 

Dsc_0180

映像の通り本当にコンパクトなのですが、みっしり詰まっております。

現在店舗で用意しているEclipce TD520SWと比較すると大きさがわかると思います。

Dsc_0179

寸法はH256xW246xD248となり、TD520SWのW459×H420×D444のほぼ半分です。

Dsc_0181

さて、肝心の性能ですが、カタログスペックではこの大きさで500Wx2=1000W!(RMS)という大きさに見合わない出力です。

再生周波数は11Hz – 200Hzと必要十分なものとなっています。

しかし本当に小さい……でも重さはなんと14kg! 表面も梨地の様な質感ですが、金属の冷たさを感じます。 何でこんな大きさに1000W?とお考えになるかと思いますが、理由はKEF独自のドライバー構造にあります。

20210115150925

UNI-Coreドライバーです。

左右のユニットが振動を双方で打ち消し合う事で振動を抑制し、小型化にも貢献しています。

また、中間のストレス(固定)ユニットも軽量化と振動抑制に貢献しています。

なんとなくこの構造を250mm角の箱に詰め込むと、重さの意味合いも分かる気がします。

それではセッテイングを開始します。 まず背面。

Dsc_0182

Dsc_0183

EXPは拡張端子、隣はHPF(フィルター)そして位相の切り替えです。

Dsc_0184

更に横にはEQのスイッチがあります。

実はこの「EQ」もちろんイコライザーの事ですが、これもまた画期的です。

EQのモードにはROOM、WALL、CORNER、CABINET、APARTMENTの5つがあります。

通常の設置方法であるROOM

Eq_room

側面などの壁に寄せるWALL

Eq_wall

お部屋の角に置くCORNER

Eq_corner


なんとラック内(開放型だとは思いますが左右77mm以上を離す条件で対応するとの記載があります)モードであ るCABINET 

Eq_cabinet

さらに低周波の壁面を伝う振動を避けるために非常に低い周波数のレベルを下げるAPARTMENTとなります。

Eq_apartment_2

この辺りの調整はやりようがないか、手作業で調整(角では音が反響してしまうので吸音するなど)を掛けるかと言うのがいままでの考え方でしたが、特にCABINET、APARTMENTのモードはサブウーファー側で気遣ってくれるという点で画期的だと思いますし、シーンに応じたという考え方もセッテイングの煩雑さを緩和してくれるという点で良い方法かと思います。

Dsc_0186

次に入力ですが、通常のLFE入力にライン入力のIN・OUTが付いています。

なお、ライン入力の「Smart connect」の文字ですが、ライン入力として入力した場合、ステレオやモノラルの入力を瞬時に判断してサブウーファーへの割り当てを自動的に行うシステムです。

このシステムをピュアオーディオで用いた場合、サブウーファーの能力の中で低音の割り振りを自動的に行う事が可能となります。

また、ハイレベル(スピーカー端子からの入力:専用コネクタ付属)にも対応していますので、 柔軟性の点でも大きさに見合わないかなりの物だと思います。

セッテイングが終わりました。

Dsc_0190

今回はDENON AVC-A110で構成する7.1.4CHシステムのサブウーファーとしてLFE接続した所「音が大き過ぎる」の表示。

最終的なセッティングでは-10db以上の数字が出てしまう程でした。

実際の所「ズズズズズ……」となり続ける音は明らかに大きさと釣り合っておらず、若干の床振動を感じる程でした。

やはり小さい、しかし重低音は大きい……。

Dsc_0191_2

音自体は残響が響き続けるタイプのサブウーファーではなく、ピタッ・ピタッと振動のON・OFFを決められるタイプの「足が速い」音でした。

最近のサブウーファーの傾向として、イマーシブオーディオへの適性をより良くする為に 「ドン!」と振動して「ピタッ」と止まるという言い方の方がよろしいでしょうか。
結果としてピュアオーディオの正確さにも追随する事も出来るようになっています。

明らかに大きさに見合わない音が出ているのに切れがいい(音離れがいい)事から、振動に「残り」がありません。 尤も、ズーンと揺れているようなシーンでは破たんする事もなく鳴り続け、やはりシーンが終わるとピタッと止まります。

それ故、十分な重低音が出ているにも関わらず、本音として「うーん、ツインにしたい」という印象を持ちました。

大きさに見合わない出力と振動、そしてみっしり詰まった感の強い重さも、動作時に筐体が余り振動しないという点で高評価です。 キャビネットモードは是非試してみたいと思っています。

Kef_kc62_color

さて、こちらのKEF KC62色は白と黒の二色、店舗には写真の黒がございます。

この時間に到着しておりますので、実際にお聞きいただけるのは正式発売の2/11以降となります。

ご視聴を希望されるお客様はご予約の上来訪ください。

また、ご試聴開始日の2月11日から2月28日まで『KEF NEWサブウーハー買い替え応援フェア』を開催します。

【横浜店】KEF NEWサブウーハー買い替え応援フェアのご案内 https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210208

フェア中はお買い換えの特典として ・サブウーファー下取15%アップ ・サブウーファーケーブル3mプレゼント と言う好条件もそろっております。

パーソナルな増設にも本格的なツインウーファーにも対応できる、手軽な価格帯とは思えない密度を感じさせてくれるKEF KC62。

ご試聴希望のお客様は事前のご予約の上、ご来訪下さい。

また、メールなどを使った買い替えのご相談もお待ちしております。  

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2020年12月28日 (月)

【横浜店】年末のご挨拶と少しだけ来年のお話です。前編:ハードウェア編(2021.1.7更新)

2021.1.7更新:2021年以降、ブログのプラットフォームが変わりました。

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引き続きよろしくお願い致します。

アバック横浜店でございます。Yokohama_clew

今年最後の投稿となります。
今年もお世話になりました。

毎年恒例ですが、今年の振り返りと来年の展望について少しだけ書かせて頂きます。

なお、今回は長くなりましたのでこちらの前編「ハードウェア関係」を今年最後のブログに

「コンテンツ」関係を年明けに公開させて頂こうと思います。

では、始めます。

まず最初に、今年のお話をする上でどうしても避ける事のできない点について書かせて頂きます。
新型コロナウイルスです。

Covid19

今年は「新型コロナウイルスの世界的な広がり」と言う要因を避ける事が出来ない年となりました。
このお話は来年のお話にの部分にも直接影響が及んでおりますので、先に書かせて頂きます。

実際、私共にもいろいろな影響がありました。

まず今年前半は各国のウイルス蔓延に寄り工場が停止、これにより商品の供給が世界的に止まり、海外生産品を中心にご注文から商品の御引き渡しまで長期のお時間を頂く事になりました。

Ship_container_container_ship_21672

また、テレワークに移行するメーカー様も多く、ご質問から情報の提供までの時間も長引きました。
こちらについては相手国の事情も多分に含まれており、代理店の皆様にも私共にもどうしようもない状況が続き、申し訳ない気持ちはありましたが「天災」としか言い様がありませんでした。

また、店舗としても大きな問題がありました。
一番大きな問題は、店舗自体を利用したイベントなど、体験して頂くタイプの施策がやりずらくなった点です。当店はブログや今年始めさせて頂いたYoutubeなどの情報発信を行っておりますが、こちらは「音をどのように表現するか」と言う所で難しさを感じています。

特に問題になった事は
「お店でお話をしながら機材を決めたり、情報収集をしたり……」
という、少し前までは当たり前であった「感性」も含めたお話がとてもやりずらくなった、と言う点でした。
現在、この問題については出来る限り事前の連絡などを頂いて時間を調整した上で、ドア開放などの対策を行いつつ時間を区切って対応させて頂くことで概ね対応の方向になっております。
ご来訪を希望のお客様、来年もお手数ですが事前のご連絡をお願い致します。
個人的にはふらりとお訪ね頂き、お話をして……と言う事が問題なくできる日が、出来るだけ早く来る事を待ちたいと言う思いです。

そしてもう一つ、最近ですが旭化成延岡生産センター 第二製造部の火災と言う要因が発生してしまいました。
これはいわゆるDSPや無線LAN関係チップに影響が出ています。
また、来年以降の新製品など設計変更などの対応が必要な為、いろいろな形で時間が掛かる可能性が示唆されております。
工場の再建は急がれておりますが、コロナウイルスの問題も含め、来年以降もしばらくの間はメーカー様の発表を見ながら商品のご購入には余裕を見て頂くことを強くお勧めいたします。

では全体への影響はこの辺りで終わらせて頂き、それぞれの状況について書かせて頂きます。

まず、プロジェクター関連です。

1、プロジェクター

今年のプロジェクター市場は実質的に2つに分かれた状況になりました。
それぞれについて書かせて頂きます。

一つは「映画館をご自宅に」というお部屋も含めた「映画館」としてのプロジェクター市場です。

Vplvw775Dlav9r_2こちらについてはソニーのVPL-VW775などの新製品、JVCの新ファームウェアが発表され、高いクオリティを維持した状況が続いております。

こちらの市場の来年の見通しについてですが、あくまでも嗜好品となりますので様々なものが止まってしまっている状況ではまだ何とも言えません。
ただ、皆様一番ご興味のある「8K対応」については……まだ民生プロジェクターでは厳しいかな、と言う印象です。
これは以前書かせて頂いた「DLA-V9R」の部分に重なるのですが

【横浜店】現状唯一の「E-Shift8K」搭載民生機 JVC DLA-V9Rの再紹介です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/12/e-shift8kdla-v9-ee0e.html

すでに業務用としては8K解像度のプロジェクターは発売されております。
費用の事を考えなければ、と言う条件ですがハードウェア的にはなんとかなるはずです。

Dlavs4700_prod_l_1

それでも民生用としては厳しい、と言わざるを得ないのはむしろコンテンツ側です。

8Kについては現時点でNHK BS-8Kのみであることに変わりはありませんし、現時点で8KをHDMI2.1で1本出し出来るチューナーが「民生用では」ありません。
逆に言えば業務用(放送機関用)の物は存在します。

8k_stb_01
ただ、22.2ch出力の処理などは現用の民生機では不可能であり、ちゃんとダウンミックスなどの処理が出来る物を用意しないと、民生で実売は難しいと思われます。
また、コンテンツのベースとなる映画などの作成も現時点では基本的にほとんどが4KクラスのDIで作成されていますので、4Kであれば配信などへの移行もシームレスに行われますし、UHD-BDに落とし込むことも難しくありません。
他にも8Kでの出力と言うレベルで考えた場合、配信などで行われる可能性はゼロではありませんが、必要インフラや送受信システム、そしてコンテンツの面から見て、最低でもH266 VCCクラスが実用に及ばない限り、現時点では難しいものと思います。

Dlavs4810_prod_l

ただ、本来今年はオリンピックイヤーであり、今年の状況で持ち越した機材が……有ったらいいな……8K/4K120入力対応であればいいな……と言う望みは持ってもいいのかなと言うのが本音です。
尤も、仮に8K対応で民生商品が出たとしても相当高価であることを覚悟する必要があるかと思います。

そしてプロジェクターのもう一つの流れは「お手軽大画面」と定義出来る、高機能で廉価なプロジェクターを中心とした市場です。

Lowandeasyこちらは大きな変化と言って良いかと思います。
今年は家にいる時間が長くなった事で、テレビなどの映像機器への需要が急速に増えました。
そんな中、壁面投射などの方法で「いかに手軽に自宅で大画面を実現できるか」と言う点をメインでお考えになり、プロジェクターを選択されるお客様が出てきております。

Dsc_1059

このようなプロジェクターをお求めになる皆様は、元々大画面やプロジェクターにもご興味があったお客様が多いかと思います。
そんな状況の中、昨年末から発表され始めたPopin AlladinやViewsonic X10-4Kを筆頭としたDLP-4KをコアにLEDレーザーユニットで組み上げた短焦点プロジェクターが発売され始めました。

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これらのプロジェクターは所謂「巣ごもり需要」に対し、手軽な設置、アプリケーションによる単独での配信等への対応、ミラーリングを含むスマートフォン等との連動など、使用要件や価格の点でマッチし、既存の市場とは違う一つの市場を作り上げた形になります。

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また、いわゆる超短焦点も先程のDLP-4K系と同じコアシステムに超短焦点のレンズシステムを組み合わせたものがやはり昨年の12月ごろから発売されており、こちらも今年の市場にぴったり嵌ることになりました。

これらの機材は先程の「映画館」を作り出すというタイプのプロジェクターとは方向性が少し違います。

全体的に明るさを前に出した絵は

「壁を使って短い距離でテレビの大画面を作りたい」

と言うご要望に合わせた機材です。

55インチや65インチクラスのテレビの大画面を基準に考えられていらっしゃる方からすれば、お手軽系の機材は「必要十分」であり、どちらかと言えばテレビの先に「映画館」があるかと思います。

このような事情もあり、今年はたくさんの皆様に「テレビの大画面」を導入して頂きました。

実際に見て頂いたお客様にはわかるかと思いますが、この大画面は一度見てしまうともう元の清潔には戻れないと言えるほど「テレビのある生活」が変わります。

大画面のテレビは視聴のスタイルそのものが変わります。

人物の顔だけでなく周囲にも気が向いたり、景色を遠景で見たり……

楽しみ方としては映画館で映画を見る楽しみ方に近くなります。Dsc_2511

さらに、こちらの写真は超短焦点用スクリーンを導入した場合の画面です。電機や外光は入っておりますが、画面は全く問題なく、有機ELの様にガラスコーティングではありませんのでギラギラもなく、反射光はこの大きさでも目に優しい「てからない・でっかいテレビ」となります。

しかも遮光をした状態ではちゃんとスクリーンになります。

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今年プロジェクターを導入された皆様、来年は是非「でっかいテレビ」「映画館」のレベルアップを図ってみてください。

さて、こちらの市場の今後についてですが、コアとなるマイクロミラーの発売元である「テキサス・インスツルメンツ(TI)」の資料を見る限り、来年は劇的な変化はないのかな、という印象です。

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実はこれらのデバイス自体は2017年にはすでに発表されており、2020年末の新製品もハイビジョンのシフトで4K UHDを表現している事から、フル4Kと言う可能性もないわけではありませんが、民生に降りてくるのはまだ先であることが予想されます。
先程の8Kに対するインフラの問題も絡みますが、近々ではBS-8K以外民生レベルで4K以上の解像度で物事が動くことはなく、またこれらの機種は廉価である事も武器になりますので、コンテンツの面から見ても劇的な変化は無いものと予想されます。

他方、このクラスのプロジェクターは別の方向で変化があるかと考えています。
それは「Andoroid TV化」です。

Android_tvlogowine

実は今年後半から「Andoroid TV」の端末が単体で販売され始めており、すでに一部のメーカーではAndoroidTVを別添えのトングルで搭載し、内蔵できるようにした機材が発売され始めています。

Andoroidtv

少し前にEPSON EH-LS500の製品版でもご紹介しましたが、プロジェクターのAndoroid TV化と言うものは画面の構成もテレビのAndoroidTVと全く変わらず、実質的にチューナーなしのテレビと同じ様な構成となります。
Andoroid TVになりますのでGoogle Playの利用も可能な訳で、アプリケーションとの連動で既存の配信システムやゲームまで使用する事が可能となり、機材の使い勝手が格段に良くなります。

Dsc_2693

Andoroidtv_2

これで4K放送対応のBDレコーダーを組み合わせれば、壁面を利用したオーバー100インチ、4K放送対応のBDレコーダー付大型テレビシステムとして完結する事になりますので

Dsc_2662

来年以降はすでに一部のメーカーから発売されている機材を皮切りにさらに使い勝手が良いモデルが出てくるものと……ではなく、Andoroid TV端末は単体でも販売していますので、実は現行の商品でも端末を追加すれば問題なかったりします。
元々これらの廉価な機種はLGのWebOSなどは別として、Andoroidをベースにしたシステムを搭載していたことで汎用性を得ていましたので、独立した入力機器としてのAndoroid TV端末はすんなり入り込めるかと思います。
こうなると商品についているか、後で追加するかだけの問題になりますので、実質的な差は無くなりますね……。

来年以降も基本的には汎用部品の組み合わせで構成されるこれら廉価な機種は、WebOSを使用しているLG以外(LGのカラーホイールなし4LED光源はマイクロミラーデバイスを変更して輝度が上がれば劇的な画質変化の可能性があります)の各メーカーからいろいろなモデルが出てくるのではないかと思います。

ただし、お値段はほぼ下限なので、4K解像度以上の物はこれ以下にはならないかと思います……。

次はテレビです。

2、テレビ

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実はこちらも「日本国内」では大きな変化はありませんでした。
コロナ禍の中、商品の供給を優先するためそれどころではないというのが本当の所でしょうか。
直下型LEDなど昨年発表された機材からそれほど大きな動きはなく、オリンピックの延期が発表された3月以降、すでに動いていたもの以外ほとんどの動きが止まったと言っても過言ではないと思います。

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YouTube: 【アバック公式】vol.37~SONY”初”8Kチューナー内蔵テレビを徹底解説~#ホームシアター・オーディオのアバック

もちろん、昨年から動いていた開発状況から新機種自体はいくつか販売されていますが、これはあくまでも昨年からの動きでしかありません。
そして、こんな状況の中でも「開発自体」は止まっていません。
しかし、実際の生産まで持ち込んで新製品、と言う所で止まったものはそれなりにあるかと思います。
そのあたりが年末の新製品から徐々に各メーカー様から出始めているような印象です。
特筆するべきモデルはLGの8K液晶テレビでしょうか。

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あの値段で8Kと言うのは中々のインパクトです。

そしてもう一つは来年初頭にソニーから新製品が予定されている「マイクロLED」です。
まだ消費電力の問題が残っていますが、組み合わせ次第でどのような大画面も作成できます。

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現在はデジタルサイネージのみですが、現状でも200インチクラスの4Kは実現可能であり、1ブロックの大きさと電源の問題が解決するかを事前に検討して置けば、来年以降「オーバー100インチテレビ」を御希望のお客様への選択肢としてご提案できるかなと言う印象です。

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実はテレビに関しては先程のLGの様に日本国内の目線では変化が少なかっただけで、海外メーカーまで目を広げれば先程のマイクロLEDはIpadへの採用が予定され、量子LEDに透過型OLED、少し前に話題になったロール式のOLEDも価格はともかく(1000万円クラスです)発売の方向になっており、それなりに動きは大きい状況です。
今後についてですが、すでに世界中のメーカーで「標準装備」と言える「テレビ本体の録画機能」を備えている場合、録画した物を外に出すと言う事は余りありません。
こうなるとメーカーではなく機能の方が問題になります。
その点を踏まえた来年以降の予想、ではなく個人的な注目点ですが、テレビ自体が単に放送の受信をするだけでなく映像プラットフォームの一つとして成り立っている状況の中、ここにきてスターウォーズ系の作品で一気に動き始めた「配信界の巨人」になるであろうディズニー+やアプリケーションとして入り込み始めたApple TVなど各種配信や外部入力で接続される機器がどうなるのか?と言う点に注目しています。

この辺りは書き始めたら別の項目を作成できてしまいますので、とりあえずここまでとさせて頂きます。

次はAVアンプなどの機材です。

3、AVアンプなどのAV機器

AVアンプについてはついにDENON・Marantzで「8K/4K-120対応」と言うところまでたどり着きました。

Dsc_2551
ただ、現時点で8K出力に標準で対応している機材は「民生機」ではありません。
それでも8Kへの対応が進んでいる事の要因として「ゲーミング」があります。
実は。PS5やXboxはすでに4K-120への対応がなされており、PCではマルチモニターで更なる高解像度も比較的一般的になっています。


YouTube: Configuring An NVIDIA RTX 30 Series Graphics Card With A Denon/Marantz Receiver for 4K@120fps Gaming

4k-120でのプレイには接続に48GbpsのHDMI2.1は必須となります。

HDMIはDSC1.2(3倍圧縮)、FRL(Fixed Rate Link)伝送方式、動的HDRフォーマット伝送、可変フレームレート、拡張ARCなどに対応し、これらの機能はゲームプレイを快適にするための機能としてHDMIVer2.1に搭載されています。
ここに機材の切り替えやサラウンドの音声を組み込むためには「8K/4K-120対応のAVアンプ」が必要になります。
放送関係の8Kへの対応はまだまだ途上ですが、別の見方をして頂くと「AVアンプの8K対応」が身近になってきたことを実感して頂けるでしょうか。

サウンドシステム面ではDolbyAtoms、Auro3D、IMAX ENHANCEDのフォーマットに大きな変化はありませんでしたが、DTS陣営ではDTS:X Proが発表されています。

Dtsx_proDTS:XPROは最大32chまで対応したことで、現在13Chクラスの上位機種アンプもDTS:Xで全力を出す事が出来る様になりました。
また、eARCなど配信関係への対応も進んでおり。現時点で発売されているほぼすべての機種がeARCへの対応がなされています。

その他、ハイエンドと言えるTRINNOV AUDIOやStorm Audioも4Kまでの対応がなされており、Storm AudioはMark2に更新されました。

Ws000080
来年は機構的には4K-120への対応、ソフトウェア的にはWOWOW-4KやDisney+などコンテンツ供給側の変化が主になるかと思いますが、オリンピックイヤーにもなり、HDMI2.1関係のチップなどもいろいろ出てきておりますので、8K方面への対応も本格的に動き出すのではないかと考えています。
ハードウェアとしては旭化成の火災など問題がないわけではありませんが、歩みを止める事は無いはずです。
期待しましょう。

次はオーディオ関係です。

4、ピュアオーディオ系機器

実は今年、オーディオ関係は比較的豊作でした。

Fineaudio

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スピーカーはFINE Audio、パラダイムの「PREMIER」、KEFのLS-50系など、パッシブのスピーカーも数多く発表されています。
ただ、輸送関係に問題がありお待たせしてしまうケースも多かったこともまた事実であり、その点は申し訳ありませんとしか言いようがない状況です。

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そして各種アンプやプレーヤーですが、今年一番の話題であろうDENONの110周年モデルを筆頭に、マランツの新筐体が話題になりましたが

それ以外にもヤマハのプリメインが三機種も発売されたり


YouTube: 【アバック公式】vol.60~YAMAHA プリメインアンプ3種~#ホームシアター・オーディオのアバック

アキュフェーズの新型アンプ、ラックスマンのL-595A Limitedや

L595aLINNのMajik DSM4

New_majikdsm_2020_frontperspective 直近ではテクニクスの新型アンプも発表になりました。

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発売された商品はそれぞれ方向性も違いますが、音楽の供給そのものがストリーミングの方に傾いている状況の中、それぞれの音源に対して「音の波としての出口」のクオリティを上げる為のアイテムがとても充実していた年になった気がします。

今年の問題の中、結果として自宅に「いなくてはならない」時間は長くなり、久々に電源を入れたら……あれ?と言うケースや、テレワークで音楽が欲しいと言うケースなど「音楽が必要な」「音楽が欲しい」という気持ちは大きくなっています。
他方、スマートフォンなどを起点にした音楽の可搬性と言う点ではもう動くことはないかと思います。これからはむしろ機材ではなく「アカウント」を基準にして音楽の可搬性は更に向上しています。

これはとても大きな変化です。

Diskman

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レコードやカセット、CDやMD、DAT、MP3やFLAC、DSDなどのメディアはあくまでもそれぞれの機材に情報をスタンドアローンで保存し、単に持ち運びが可能な音源でした。

Ipod

そのような状況の中、今までの音楽の聴き方として
好きな時に好きな音楽を好きな場所で」という自宅にベースを置き、媒体をPC経由で取り込むこと集積するという変化があったものの「自分の所有する音楽を持ち歩き、それぞれを別に聞いてゆく」という方向性が出来上がっていました。

しかし、ストリーミングの場合、そのような縛りはほとんどなくなります。

Amazonmuisic

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Opengraphdefault

今年はこんな状況の中、半ば強制的にではありますが
好きな時に好きな音楽を好きな場所で新しい曲も古い曲もどんな曲も聴くことが出来る様になった
言う事が「結果として分かる事になった年」になったのではないでしょうか。

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Node2iw

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その点を踏まえた来年以降のオーディオ関係についてですが
オーディオ機器、特に据え付け系の機材については、それぞれの機材に「アカウント」を入れる、またはスマートフォンなどから認証済みの音を出すなどと言う方法で機材間をシームレスに移行する動きはさらに加速し、外では手軽に、そしてご自宅ではより本格的な「空間ごと音楽を楽しむ」そんな機材や視聴の形になっていくかと思います。

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今回はハードウェア中心で今年の振り返りとちょっと先のお話をしてみました。
今年は本日12月28日まで、来年は1月7日からの営業となります。

では、後編:コンテンツ編は1月7日に公開させて頂く予定です。

今年もお世話になりました。

拙い文章ではありますが、来年もいろいろと書かせて頂ければと考えております。

色々と厳しい中ではございますが、良いお年をお迎えください。

2020年12月19日 (土)

【横浜店】Viewsonic X100-4k+ DLPプロジェクター更新の最強アイテムです。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回は先日発表された新型プロジェクター「Viewsonic X100-4K+」のご紹介させて頂きます。

Viewsonic_x100_4k_ では、その前に……。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。

今年は今までと少し違うプロジェクター市場の中、皆様に大変御好評頂いたプロジェクターとして
Viewsonic X10-4Kがあります。

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コンパクトな筐体、固定短焦点による「置けば壁に映せる」という設置性、LED光源の長寿命、DLP-4Kによる4K-HDR10入力対応、内蔵スピーカーなどなど……

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「必要十分」「ちょうどいい」「短焦点」「壁映し」という今年の需要に合致した機材です。

しかし、実際の販売現場ではちょっとした問題が発生しておりました。

「X10-4Kって3mで100インチ出来ないんですか?」
「もう少し後ろで映せないでしょうか?」

実はお電話やメール、直接のご訪問などでこのようなご質問を多く受けております。

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今まで「通常タイプのプロジェクター」を使用していたお客様からすれば、X10-4Kの性能を知った上でこのようなご質問・ご要望が出てくるのはある程度予想されていたことです。

実は、プロジェクターには過去の三管プロジェクターから継承された「最短投射距離」と言えるものがあり、機材を更新してもシステムの変更がなされない様、レンズから画面までスクリーンサイズごとに設定された最短投射距離は概ね固定されていました。

そのようなシステムで映像をご覧になっていたお客様は

「100インチは3m程度の最短投射距離」

「120インチには3.6m程度の最短投射距離」

を念頭に投射システムが構成されています。

特にプロジェクターを天井吊りする場合は、重量物を吊るすために天井補強がなされていたり、天井吊り金具が設置されていたり、映像や電機の配管・配線がすでに回っていたりとホームシアターシステムが通常投射に対応した形で出来上がっており、投射距離の変更はシステム全体の見直しに繋がってしまいます。

しかも、過去のプロジェクターをお持ちのお客様からすれば、本体の寿命と言う点でも解像度等の問題だけでなく、交換ランプ、部品、故障など様々な理由で引退が近い状況です。

【横浜店】プロジェクターの修理・寿命に関して<前編>

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/08/ht-b41b.html

ただ、ここで問題になるのは先程まで書かせて頂いた「機材の設置方法」です。

短焦点の場合、機材導入=投射距離の変更は避けられません。

ここで天井吊りを諦めてテーブル置きに変更するという場合はともかく、シアターとして天井吊りを維持したい場合、天井補強や配線の関係から金具の設置位置などの変更は、率直に言えば難しい状況です。

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これらの点から、先程の様に頂いたご質問の回答としては
「このプロジェクターは固定焦点になりますので100インチ3mはできません。3mだと160インチから170インチ相当になります」
と言うものになってしまいます。

ただ、逆に言えばX10-4Kは固定焦点ゆえにお値段を安くできた、と言う部分でもありますので、この点の変更は出来ません。短焦点で投射できる便利さは結果として100インチは1.77m、120インチは2.2mと言う投射距離の制限にもなってしまいます。
この投射距離の問題は、X10-4Kだけでなく廉価な機材共通の「仕様」と言って良いものです。
ズームレンズやレンズシフトなど、プロジェクターの設置性を高める構造は、光学的であるがゆえにごまかしがきかず、どうしても費用とスペースが掛かってしまう事で価格の上昇を招きますので、機材選定の段階で「価格」か「設置性」のどちらかを選択する必要があります。

このような問題に対して、廉価なプロジェクターでは「ちょっと足りないところ」を、最低限の価格アップで上手く解消できるプロジェクターとして発表されたのがViewsonic X100-4K+となります。

 

X1004k_lf02 Viewsonic X100-4K+

https://www.viewsonic.com/jp/products/projectors/X100-4K+.php

それではX100-4K+の概要と特徴、簡単なインプレッションをご紹介します。

X1004kdimension2_3

まず本体のサイズですが、幅416mm、長さ463mm、高さ183mmとX10-4Kに比べると少し大きくなっています。

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これは極限のコンパクトを誇るX10-4Kをベースにレンズシャッターとズームレンズ、レンズシフト、そしてアイリスを搭載している事が理由です。設置性向上を考えた場合、これはやむを得ないのかなと言う印象です。

また、X10-4Kとは機材のコンセプトが異なり、基本設置方法が違います。

X104k_light

X10-4Kがお手元のテーブルの上に「置く」ことを想定していますが

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これに対しX100-4K+は金具を使用して天井吊りでレンズシフトやズームなどを用いて調整を行いながら設置して頂く形が基本(もちろん置き設置でも大丈夫です)となります。
ズームレンズやレンズシフトなど、基本接地システムが変わった事で設置性能は格段に向上します。

まず固定焦点のX10-4Kに対し、X100-4K+は1.2倍の光学ズームが入りました。

これで投射距離の長さと調整幅が変わります。

各サイズの投射距離は以下の通りとなります。

60インチ:約1.59m~1.91m(X10-4K:1.06m)
80インチ:約2.12m~2.55m(X10-4K:1.41m)
100インチ:約2.65m~3.18m(X10-4K:1.77m)
120インチ:約3.18m~3.82m(X10-4K:2.2m)

※:X10-4Kは投射距離固定となります。

と、先程ご要望として頂いていた「X10で100インチ、3mで!」などの御希望や120インチ3.6から3.7mという距離は所謂「通常投射型のプロジェクター」の最短投射距離ともおおむね一致し、これらの機材更新に適した機材になります。
なお、フォーカスについては自動ではありませんが電子フォーカスを装備しており、調整が可能です。

また、天井から下げる場合、位置調整にはレンズシフトや本体傾斜が必要になりますが、こちらもレンズシフトは水平(H):+/-25% / 垂直(V):+ 60%の量でシフトが可能であり、X10-4Kの様な自動ではありませんが垂直台形補正もプラスマイナス40°で適用する事が可能です。

「でも、投射距離が延びるんだからX10-4Kより画面は暗くなるよね?」

その通りですが、実はその点もちゃんと考えています。
X100-4K+は本体の投射ルーメン数を増しています。

性能を確認すると、X10-4Kが明るさ2400lmであることに対してX100-4K+は2900lmと500lm程光量が増加されております。

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これはEPSONのEH-TW7000と同等の明るさになりますので、通常投射でも明るさの点でも概ね問題はないかと思います。

Dsc_2839
またレンズを搭載した故のアイリス(絞り)を搭載されており、アイリスを利用したダイナミックコントラスト比が 4000000:1となっております。
実は海外モデルのX100-4Kは3,000,000:1となっており、ここが「+」(プラス)の記号が付いている所以となります。

あ、あとこの機種、実はレンズシャッターもついています。

X1004k_f04_h

さて、ここまで来ると気になるのは実際の画面ですが、こんな感じです。Dsc_2868_2

Dsc_2865

Dsc_2864

X10-4Kと一番差が出たのは、実は最初のメニュー画面です。

Dsc_2856

かなりはっきりした画面なのですが、X10-4Kより明らかにフォーカスが一回り良くなっています。

また、明るさが増したせいか茶系の部分と文字の白で明らかに差が出ていました。

正直な所、同じメニューになってここまで印象が違うとは思いませんでしたし、光学系の部分はストレートに差が出てしまうな、と言うのが率直な印象です。

このように光学系の性能がかなり上がったX100-4K+ですが、レンズ周りやアイリスの性能向上した部分以外、コアシステム面ではX10-4Kとの共通性も多く、X10-4Kの「本体のみで各種配信への対応」「ミラーリング」など、とてもご好評いただいた「便利さや使い勝手の良さ」はX100-4K+でも同じように享受できます。

なお、X100-4K+には無線LANが装備されておりませんが、日本仕様のみX10-4K同じWifiトングルが添え付けられております。Dsc_2835

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X100-4K+の場合、本体底面にWifiトングルを収める専用設置ソケットがあります。

こちらにWifiトングルを差し込んでふたを閉めると外観上はトングルの存在自体が見えなくなり、標準で内蔵されているものと変わらない見た目になります。

結果、Wifiの使い勝手はX10-4Kと同等となっています。

(2020.12.21Wifiの設置位置を訂正しています)

また、内蔵されているスピーカーは同じレベルですが明らかに音質が上がりました。

おそらく筐体の差だと思いますが、この辺りはとても好ましい部分です。

さて、色々と書かせて頂いたViewsonic X100-4K+の最終的な印象ですが、

手軽な設置性を重視したX10-4Kの基本システムをベースとして、既存のプロジェクター設置方法と同等の投射距離を持たせる事で運用の柔軟性を増し、より本格的な映像を追求した通常投射前提の上位モデル

とういう事になるかと思います。

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そしてこの機材を一番にお勧めするお客様は、いわゆる「普通の」通常投射タイププロジェクター、特に日本製DLPタイププロジェクターをご利用の皆様となります。

X10-4Kは設置が変わるからちょっと……。
レーザーの機種は高いんだよね。
配信関係もやりたいけど、機材もケーブルもいろいろと変わってしまうから……。

機材の時間が経過しており、性能的にも限界が近いこれらの機種をお持ちのお客様に対して、既存のプロジェクターをX100-4K+に機材を更新して頂くと……こんなふうに変わります。
・4K-HDR10への対応(UHD-BDへの対応はシステムとケーブル総入れ替えです)
・LEDレーザーによる30,000時間の長寿命
・既存1200から1500Lmの機材に来れば、実に2900lmの明るさ
・X10-4Kでとても好評を頂いたWifiやアプリケーション、スマートフォンなどのリンク
・有線LANやWifiの接続を用いる事でNETFLIXやAmazonPrimeのアプリを「HDMIケーブルの交換をすることなく」通信環境にもよりますが問題なく使う事が可能

これらの機能が一気に追加される事で、使用環境の「品質」を大きく向上させる事が出来ます。

また、レンズシフトやズームレンズなどを装備している事から設置の柔軟性が広く、投射距離や角度などは既存のDLP系プロジェクターに近くなっておりますので、既存機種と比較して投射距離や角度などがX100-4Kの調整範疇に収まっていれば、既存の環境や天井補強をほとんど変更する事無くプロジェクターを同じ場所に導入出来、機材導入によるシステム変更が比較的少なく済むという点も大きいかと思います。

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Viewsonic X100-4K+の導入は単に既存の機材を入れ替えるというだけでなく、既存の機能すべてを4kクラスまで一気に進化させるための機材として最適なものになるかと思います。

さて、肝心の実機ですが12/19頃から店頭での展示を開始する予定です。
当店の場合、店舗の投射距離の関係から常設設置にはできませんので、事前にメールやFAXなどで視聴の希望やご邸宅の環境などをご相談ください。視聴の準備をさせて頂きます。

特に金具の入れ替えや天吊り工事など、設置工事が伴う部分については事前の相談が肝心ですので合わせてご連絡を。

では、ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Fax

お手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年12月 4日 (金)

【横浜店】現状唯一の「E-Shift8K」搭載民生機 JVC DLA-V9Rの再紹介です。

横浜店 渡邉です。

Kao

更新間隔が開きましたがいつの間にか12月、2020年もあと1カ月を切っております。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では、本題です。

さて、今年は普段とはかなり違う日常が続いております。
結果としてプロジェクターや広い意味でのホームシアターにご興味を頂く皆様方も多くなっておりま
す。大きな停滞の中、新製品関係も滞っております。

そんな事もありますので、今回は敢えて「本物のホームシアター」と言える現行ハイレベル製品を振り返ってみようと思います。

今回はJVC DLA-V9Rです。

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発売当初、これまでE-Shiftと呼ばれる疑似4Kを柱としてきたJVCの各製品がついにフル4K化と言う事もあり、最上位機のDLA-V9Rに至っては
「E-Shift8K?!ついに8K対応か!」
「レンズが、大きい」
見てはいけない」
など、圧倒的な絵に驚かれたお客様も多く、発売当初はまさにフィーバーと言っていい状況でした。

当時の盛り上がった状態で書かれたブログがこちらです。

【横浜店】 JVC DLA-V9R到着しました。やはりこれは……。(2019.3.4更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/01/jvc-dla-v9r2019-f61e.html


YouTube: 【アバック公式】vol.02~JVC『DLA-V9R』最高画質のプロジェクターを見てみた!~#ホームシアターのアバック

ブログもYoutubeもまだまた拙く恥ずかしい内容なのですが、改めて内容を見る限りDLA-V9R単体の印象はあまり変わっておりません。

そして現在、発売から二年の月日が経過し、他メーカー様の機種も含め機材が揃っております。

そんなわけで、今回は改めてかつ少し冷静にJVC DLA-V9Rを取り巻く状況も含めて再紹介させて頂きます。

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DLA-V9RはJVCの現行機種の中で性能的な面で実質的な最上位機種と言っていいモデルとなります。
皆様もお感じになる外観最大の特徴はレンズの大きさかと思います。

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こちらの写真はDLA-V9RとDLA-V7を同時に収めた写真ですが、中央部分の作りが全く異なることがわかるかと思います。

正面から見てもご覧の通りで

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明らかに「目」が違いますが、実際にはレンズ口径だけでなく枚数も異なります。

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DLA-V9RはそれまでのJVC各機種、そしてDLA-V5/V7が搭載している口径65mm、15群17枚のオールガラスレンズに対して、実に口径100㎜、16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズを搭載しています。

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外観から見ても如何にも「最上位機」という佇まいでありますが、単にレンズの大きい上位機種、と言うだけではなく、DLA-V9Rのレンズがここまで違うのにはもう一つ理由があります。

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 実はDLA-V9Rは業務用機材であるDLA-VS4700と呼ばれる機種のレベルをほぼそのまま民生に持ち込んだJVCの民生機としては最上位の機種である「DLA-Z1」のレンズとほぼ同じものを入れ込んでいます。

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【HT横浜関内店】 DLA-Z1 2日間限定の展示開始しました!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/01/ht-dla-z12-924a.html

DLA-Z1はDLA-VS4700と同じJVC初の0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスと、新開発のレーザー光源技術「BLU-Escent(ブルーエシェント)」を採用し、新設計された16群18枚オールガラス・オールアルミ鏡筒レンズは、大口径のレンズながらレンズシフトは上下100%、左右43%と広範囲に対応しています。

また、RGBの屈折率の違いを加味した5枚のEDレンズを搭載しており、シフト時の色収差・にじみなどを抑える機能も持っています。

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これに対し、DLA-V5/V7は過去の機種であるDLA-X系のレンズをそのまま採用しております。

DLA-V9Rに比べれば光学的には1レベル下がってしまい、レンズの性能が表示能力に直結するプロジェクターとしての性能は、仮にE-Shift8Kを効かせない(純粋な4Kと言う事になります)場合でもDLAーV9Rの表示ベースである「Resolution(解像度:V9RのRに当たります。)」自体が別格の絵となります。

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つまるところ、今回のDLA-Vシリーズは最初にDLA-V9Rに「DLA-Z1のレンズ」を搭載するために開発されたものであり、DLA-V5/V7などは大きさも含め、まずはDLA-V9Rありきで各モデルが作り出されていると言っても良いかと思います。

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DLA-V9R最大にしてもう一つの特徴、それは先程書かせて頂いた通り民生機唯一の8K相当表示能力である「E-Shift8K」の搭載です。

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実はE-Shift8Kも業務用の機材からのフィードバックとなります。

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先程から紹介しているDLA-VS4700は新設計の0.69型ネイティブ4K「D-ILAデバイス」3枚を使用してE-Shift8Kです。サイネージやプロジェクションマッピングなど「8Kの解像度が必要な」状況に投入されます。

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これに対し、外観はほとんど変わらないDLA-Z1と言う機種は、ほとんど同時に開発されたDLA-VS4700が「必要なので」E-Shift 8Kを入れた機種であるのに対して、発売時点は8Kの必要性がないDLA-Z1は業務用の機材をベースにし、必要な物(レンズやレンズシフトはVS4700ではオプションです)で仕上げる事で民生機のレベルを超える画質とパワーを持った本格的な機種となったわけです。

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今回のDLA-V9Rはこれら業務用の4K機、業務用の8K機、新開発の0.69型D-ILAなどベースの物があった各機種の延長線上で成り立っており、そこから「発売時点での民生機として必要、かつ4Kを超える最良である事」と「民生機としてはまだ必要でない事」を吟味した上で「民生機として最良のさらに上」を狙った機種と言う事になります。

それゆえの4K入力E-Shift8Kと言うわけです。

このことからDLA-V9RはHDMI2.0 18Gbpsの信号をプロジェクター内部で8Kにアップコンバートし、画素ずらしと言う手法を用いて7680x4360相当の解像度で映し出すことが可能となっています。

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色々と文言を並べましたが、ここで改めてDLA-V9Rを視聴し、レビューをし直させて頂きます。

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Spears&Munsil UHD BENCHIMARKはYoutubeではよく使わせて頂いておりますが、DLA-V9R発売当初はまだなかったアイテムです。これを使います。

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冷静に見るとまずその「情報量」に圧倒されます。

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 この山岳の遠景は「スクリーンから先が実際の景色」です。

言い方を変えれば「枠の中にも空間が続いている」と錯覚できるレベルの映像、と言うべきでしょうか。「枠」から足を入れれば入れそうな、と言う言い方もできるかと思います。

もう一つ。

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この薔薇の映像も大きさは120インチなのですが、視聴位置から見れば「手を出したら触れられる」と錯覚してしまうまさに「裸眼立体」になります。

何でこんな「感覚」になるのか?

理由は単純です。

「8K相当の映像は視覚として目に入る情報量が多すぎるから」です。

既存のE-Shiftはハイビジョンの画質からシフトを掛ける前提で構成されていますが、画素の元はあくまでハイビジョンであり、これをシフトするとどうしてもぼやっとする部分が出て来ます。

既存のDLA-X系が画像の輪郭を強調する傾向が強かったのはそのような問題を解消する意味が合いもありました。

Dsc_2807

これに対し「E-Shift8K」は元画素が4Kの段階ですでに画素が小さく、これでシフトを行ってもシフト幅の不鮮明さとして出てくる部分は人間の目にはほとんど分からないレベルとなります。
さらにシフトにより8K相当となった映像にはそれぞれ処理が働き、表示された画素すべてに対してそれぞれ色相や彩度、そして階調が入ります。
結果、表示されるすべての素材の情報量が通常視聴距離の範疇(仮に120インチの場合、ハイビジョン視聴距離である画面の0.75倍で1.12m、これがドットを認識できる距離と言う前提です)を越えて視聴する事がほとんどなります。 Dsc_2812

現実的には見る方の視力と元素材にもよりますが、ほとんどの場合、E-Shift8K表示時のドット単位の大きさは、仮に100インチクラスでも人間の視力で判別できるレベル(最小分離閾)以下と言う事になります。
最小分離閾を越えると目に入る映像の情報が多くなる事で、錯覚を含めた奥行きな大量の情報を「感じて」しまいます。何か変な事のように思えるかもしれませんが、これは窓から外を見た状態と同じ「裸眼立体」と同じ状況です

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また、プロジェクターには黒の表現である「黒の沈み込み」が重要なポイントですが、この点に関しても、DLA-V9Rはアイリス(絞り)を使用しないネイティブコントラストの段階ですでに1:100000と高い数字を誇っており、先程書かせて頂いた情報量の問題から考えても、過去の機種がフルハイビジョンベースのE-Shift4Kに対してフル4KのE-Shift8Kは実質的に16倍の情報量がそれぞれ「黒は黒」であり「白」に至るまでに最低でも4X4それぞれ白と黒としても16倍の情報量がある、と言う事になります。

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特に8K相当の映像を4K表示し、再び8K相当にアップコンバートした場合、映像は他の機種と比べると情報量の「密度」が比較になりません。
所謂「1920X1080のフルハイビジョン」は画素数にして207.3万画素になるのに対して、E-Shift8K動作時の画素数は実質3538.9万画素となります。
DLA-V9RはあくまでE-Shiftと言う事で「ネイティブ8K」ではありませんが、現在、
業務用を含めてほとんどの8K対応のプロジェクターは8K表示には画素ずらし(シフト)を用いている状況を鑑みると、純粋に「色調表現や階調表現を突き詰めた画」として考えた場合、現時点の民生用としてこれ以上のプロジェクターはありません。

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もっとも、実際にお話をお伺いすると「大きい」「レーザーじゃない」「この機種は8K入力ができない」というご指摘はありますが、DLA-Z1のレンズシステムをほぼそのまま搭載してこの大きさになりますので、レーザー光源などの差はありますが、映像のクオリティと比較した場合はむしろ小さく仕上がっており、実は本体レンズ部が出っ張った分、ほんの少しだけ投射距離も短くなっています。

レーザーは……今後は可能性がなくもないですが、価格が大変なことになるのではないかと。

Logo_bs_8k
後は8Kですが、大前提としてDLA-V9R発売時には民生用8Kのケーブルや伝送にHDMIの認証自体がなく、当時は対応のしようがない状況でした。

Sharp_8k後は映像送出側である8Kレコーダーなどの機材がHDMI2.1で現実的な物と出てこないと何とも言えませんが、現時点では基本的にテレビの表示装置と一体化したものしかありません。チューナーやレコーダーは単体で現実的な物はまだないのが実情です。

 また、現実的には世の中の大半の映像素材が4Kまでと言う状況であり、備えている分にはとてもいいのですが「8Kって実際どこまで使うか?」と考えた場合、機材はともかくおそらく2025年前後までは素材・映像の点で「?」の状態が続きます。

Dlav9r_main_visual

個人的には「現在の放送・配信システムの中で最も高いレベルを得る一機種」と言う点ではDLA-V9Rが一番上に当たるのだと思います。

Hdr発売から二年目に入り、品質的にも落ち着き、すでに2回の大型ソフトウェアアップデートが行われており「Frame Adapt HDR」や「Theater Optimizer」の搭載と言う2回の大型アップデートが行われております。時期から考えてもおそらく今年はこれ以上の変化はないと推測しております。

「本物のホームシアター」を狙われるのであれば、DLA-V9Rを是非ご検討いただきたいと思います。

今回はJVC DLA-V9Rの再紹介をしてみました。

コロナ禍の中、なかなか外出と言うのは難しいかとは思いますが、ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年10月22日 (木)

【横浜店】Marantz SR8015展示開始しました!

横浜店 渡邉です。

Kao

本日はMarantz SR8015のご案内です。

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

本題です!

お問い合わせの多かったMarantz SR8015の展示を開始しました!

今年のDENON・Marantz系AVアンプとしては一番最後の発売になりましたが、その音楽性が高い評価を頂いた前モデルSR8012の後継機となります。

箱はこのような感じです。
開封します。

Dsc_2705

Dsc_2707

箱から出しました。

Dsc_2708

背面の写真です。

Dsc_2709


ざっとした見た目は変化が内容に見えます……が
こちらがSR8012の背面です。

Xl_sr8012_f_b_re

そしてこちらがSR8015。

Xl_sr8015_f_b_re 
見た目からだいぶ違うのがわかるかと思います。

一番の違いはスピーカーの端子数です。

Sr8015_speaker
横一列で11ch分だったSR8012に比べ、一番右が二段になり接続可能なスピーカー数が最大13CH分に増えています。
実際に駆動できるのが11ch分になりますので、残りの2chはフォーマット方式による切り替えとなります。
また、よく見るとアナログ部分の配置は左右に広がっています。

Dsc_2714

Dsc_2715

PRE OUTは13.2CH分となり、それ以外の端子もいろいろとやりくりをして全部並べています。

設置を行いました。
SR6015と並べています。

Dsc_2725

見た目の違いが判るでしょうか。

Dsc_2729

Dsc_2730

蓋を開けて見るとディスプレイの分厚みが違います。
尤も実際には筐体の作りがまるで違いますので重さや質感は全く別物です。

では、肝心の音です。
実は

「AVC-A110とはどの程度違うんですか?」

「AVC-X6700とはどの程度違うのですか?」

というお問い合わせを複数いただいております。
そんなわけで今回は分かりやすいタイトルで比較します。

Scindlers_list

シンドラーのリスト Ultra-HD Blu-Rayです。
このタイトルは元々DTSフォーマットで作成され、Ultra-HD Blu-Ray化の際、DolbyAtomsにリマスタリングされました。
このような音響の変更、実はオールドタイトルのUltra-HD Blu-Rayではこの手法が良く使われるのですが、このタイトルは元々5.1ベースでクラシック調の音、白黒の映像と言う事もあり、個人的にはどうしても違和感が生じておりました。

ではSR8015です。

強烈なシーンの多い作品なので、あえてそうでないものを使います。ご勘弁を。

Scindlersliast02
元々Marantzのアンプは高音の響きが良く、比較的クリアな音が特徴なのですが、こちらのタイトルもその傾向はしっかり出ています。
全体的には「澄んだ響きが個々のスピーカーからそれぞれ音が出ている」と言う印象です。

Avcx6700h

AVC-X6700Hの様な良い意味での丸さと太さとは違い、コーラスの声やバイオリンの響き、ピアノの軽快さが前面に出て来ます。

Images

静かなシーンの足音や、発砲音とその残響などもしっかり分離して響いてきます。
逆に燃え盛る炎や車輪の響きなど響く様な音については比較的引っ込むような印象です。
まだやっておりませんが、サブウーファーのクロスオーバーを少し上げ、重さを補う方向で考えてもいいかもしれません。

Avca110次にAVC-A110との比較ですが……これは比較をするのがちょっと間違いかな?と言う印象です。
あえて連続して聞いた比較は書きませんが、AVC-A110で同じものを鳴らすとDENONの音色でそれぞれの音がオブジェクト型にもかかわらず完全に繋がります。
作り出す世界が明らかに違い、かなり大きな差を感じざるを得ないというのが本音です。
ただ、音の繋がりは重さや厚みになりますので、AVアンプらしい音と言う条件ですが、クリアさの点ではそれなりに近い位置にいるのではないかと思います。

簡単ですが、こんなところです。
シンドラーのリストについてはAVC-A110で効果が大きく変化しましたので、こちらでも追加しようかと思っております。
さて、実機の展示は開始しましたが、今週末は

Dlav9r_prod_lJVCのDLA-V系プロジェクターに新しく搭載された「TheatherOptimaizer体験会」が優先となります。

20200902_bana

https://www.avac.co.jp/contents/topics/jvc-projecter-202009.html

アンプの切り替え自体は可能になりますので、試聴希望の場合は人が重ならない様、必ず事前のご連絡と予約状況の確認をお願い致します。

ご相談をお待ちしております。

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その2、オンライン会議

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2020年10月 2日 (金)

【横浜店】DENON AVC-A110、展示品到着しました!(2020.10.16更新)

2020.10.16更新:Youtubeが上がりました。最後の方に貼っております。

横浜店 渡邉です。

Kao

DENON AVC-A110店舗到着です。

今回のブログは最後に「ご来訪の際の注意事項」を入れさせて頂いております

必ず最後までお読みください。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です!

明日10月3日よりいよいよDENON110周年記念モデルが発売になります。

はい、そういうわけで箱到着です。

Dsc_2533

箱にはAVC-A110の文字が。

お待たせしました!
DENON AVC-A110到着です。

Dsc_2536

場所も開けてあり、下にAVC-X8500HとCX-A5200/MX-A5200、横にはSR6015とAVC-X6700Hを準備しておりますので早速設置……箱を開けると、なんと二重梱包。

Dsc_2540

Made exclusively at Denon factory -Shirakawa .Japan

「DENON白河工場・日本」の文字が記載されています。

Dsc_2541

内箱を開けると、普段とは違う景色が目に入ります。

Dsc_2542

110周年モデル、AVC-A110専用の冊子と黒い封筒です。

封筒の中には「110-Year Anniversary Certificate of Authenticity」とエンジニアの署名入りの色紙が入っています。

Dsc_2547fix

直訳すると「110周年記念 真正性の証明書」となりますが、日本語の文面には厳正な品質管理の元生産された商品である事、熟練のエンジニアとマネージャーの手によりチューニングされた事、限定生産を証明するシリアルナンバー(今回は消しています)と5年間の保証を行う旨の記載があります。

「特別なモデル」を持つという事を感じさせてくれる素敵なアイテムです。

Dsc_2548

実は本体の梱包にもこんなシールが。

では、いよいよ開封です。

Dsc_2550

いきなり嬉しい演出になりました。

天板のスリットから「DENON 110」の文字が透けて見えます。

以前ご紹介した色の変わった基盤がこのような演出になるのには素直に驚きましたし、何とも良い気分になりました。

Dsc_2551 グラファイトグレーの本体は想った以上に光沢があり、今までの黒い筐体とは一線を画します。

個人的にはボリュームとセレクターの面取りがとても綺麗で、やはり「特別感」を盛り上げてくれます。

Dsc_2552

Dsc_2554

今回は比較の意味合いもあり、ラックの下にはAVC-X8500Hを用意しました。

色の違いだけで印象がここまで変わります。

パネル部分に機能を表示するシールもなく、本来型番のある場所には

Dsc_2555

110周年の刻印だけがなされています。

DENON110周年のAVアンプはこれだけですから、型番を表示する必要はないわけです。

さて、次にD&M本社を訪問させて頂いた時にはじっくりと見る事の出来なかった背面を確認します。

Dsc_2557

HDMI端子は入力7が8K対応、出力1と2も8K対応している点はAVC-X6700H/AVR-X4700Hと同じです。
なお、基盤変更に伴いHDCPが2.3に更新されているのもAVC-X6700Hや4700Hと変わりありません。
此方についてはAVC-X8500Hも来年有償での基盤更新を予定していますので、仮にAVC-X8500Hをお持ちの場合、カタログスペック的な機能的にはかなり近い場所に行くことになります。

ちなみにこちらはAVC-X8500Hです。

さて、どこが違うでしょうか?本体の色とHDMI端子の変更はすぐわかります。

Dsc_2558

Dsc_2560

答え合わせ、と言う程ではありませんがよく見て頂ければわかるかと思いますが、まずスピーカー接続端子の色がグレーです。

Dsc_2561 こちらはAVC-X8500Hです。

細かいところですが、随分印象が変わります。Dsc_2562

そしてもう一か所、同じ写真ですが端子と端子の隙間に……。

Dsc_2563_2

AVC-A110の対応フォーマットが印字されています。

IMAX ENHANCED、IMA、DTS、DTS:X、Auro3D、DOLBY ATOMS。

現時点で民生用として存在するすべてのシステムに対応したアンプであることを、普段は見えない場所に静かに誇示しているように見えます。

まあ店舗での展示では「これでもか!」と言わんばかりの状況になりますが……。

外観はこの辺で、セッティングを開始します。

Dsc_2567

今回はベースレイヤーをB&W 700系のモデルで固めています。

Dsc_2566

今回に合わせフロントは到着したばかりのB&W702S2 Signiture

Dsc_2569

センターはB&W HTM72S2

Dsc_2570

サラウンドにB&W705S2 Signiture

Dsc_2571

サラウンドバックになんとB&W703S2B

Dsc_2573

サブウーファーはTD520SW、トップスピーカーにPiega AP1.2を使用した7.1.4CHのシステムを構築してみました。
このシステムはそのまま試聴フェアで使用を想定しているものです。

Bar_denon_bana_0907

設定自体はAVC-X8500Hと変わりありません。
そのまま進めていきます。

Dsc_2565

セッティングが終わりました。

いよいよ灯を入れます。

なんと電源ランプが白です。

Dsc_2556

外観の形そのものはAVC-X8500Hと何も変わらないはずなのですが、こんなに印象が変わるのはなんでなんでしょうか。ストレートに「かっこいい」と思う機材です。

さて、ここまでは外観のお話。
これから皆さんお知りになりたい「音」についても簡単にレビューさせて頂きますが……今日は取り急ぎ速報と言う事で、こちらのブログを明日以降に更新させて頂きます。

2020.10.9更新:レビューの様な物を書かせて頂きました。

【横浜店】DENON AVC-A110の「音」について書かせて頂きます。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/10/post-add6.html

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

なお、機材のセッテイングは出来ており試聴は可能な状態ですが……。

試聴希望のお客様はご来者同士の「三密」を避けるため、必ず事前の連絡をお願いします。

当店では商品購入をご希望されるお客様が試聴して頂くには、出来るだけ安心できる環境を作らせて頂ければと考えております。

趣旨を御理解頂いた上「メール・電話での事前連絡」で時間調整させて頂いた上、自分のお気に入りのディスクを片手に感染症対策をしっかり行ってご来訪ください

AVC-A110、おそらく圧倒されると思います。

では更新までちょっとお時間を頂戴します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
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その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
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無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販(今回は設置も絡んでおりますが)に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。
2021.6.12最後に……ちょっと追加します。

ホームシアターで見る「閃光のハサウェイ」は凄まじいですよー。
公開中に付き具体的な部分は書けませんが、ホームシアター、特にAVC-A110をコアにするようなハイレベルなアトモスシアターには最高のDiskになりそうです。
個人的には横からの音が下から上に90°回りながら縦回転すると言うのはちょっと初めてです。
やはり初めから作った音は凄い!
なお、先行販売のBDは通常のBlu-Rayですが、おそらくガンダムでは初となる最初からDolbyAtoms収録です。
映画館で是非ご覧いただき、先行販売のBDもぜひ手にお取りください。
これは応援していい作品です!

2020年9月21日 (月)

【横浜店】DENON AVC-A110、当店に頂いた質問に回答させて頂きます。

横浜店 渡邉です。

Kao

その前に一つご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

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https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

では本題です!

本日は短めになります。
AVC-A110が発表されて二週間程経ちました。

Avc110all

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

また、弊社では国内先行試聴フェアも企画され、現在は新宿本店で試聴フェアを行っております。

Bar_denon_bana_0907横浜店の視聴フェアは想定される発売日の直前、10/16から18となります。

https://www.avac.co.jp/contents/topics/topics/denon-110-202009.html

なお、横浜店のAVC-A110フェア展示構成予定は

フロント:B&W702S2 Siginiture

センター:B&WHTM71D3

サラウンド:B&W705S2Signiture

サラウンドバックなんとB&W703S2

ハイトスピーカー:Piega AP1.2(S)

の7.1.4CH構成を予定しております。

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

すでに新宿本店では視聴会をさせて頂き、たくさんの方からのご商談をお受けしているとのお話も聞いております。

Avca110

【新宿本店】デノンAVC-A110先行試聴体験!

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2020/09/avc-a110-76da.html

新宿本店には視聴されたお客様からもご好評いただき、様々なご質問が届いているそうですが、実は横浜店にもご質問はいくつか届いており、ご質問内容にもある程度傾向が出ておりますので、本日は主なご質問にお答えしたいと思います。

1、昔の良いアンプからの切り替えを考えているんだけど、うまくいくかな?

Sclx90

Avca1xv

いわゆる「ド級アンプ」であるDENON AVC-A1XDやPIONEER SC-LX90などをお持ちのお客様から多かった質問です。
この辺りは「現在何を接続しているか」でだいぶ変わります。

概ねの流れとしては「出来る物」「代替出来る物」「諦めて頂くもの」の三つに分かれます。

以下は「出来る物」です。

HDMI……そのまま接続可能
DVI……DVIの内容(DVI-DまたはDVI-I)次第ですが、HDMIが併設されていればそちらに変更願います。但し、DVI-I接続の場合はアナログRGBになるケースがあります。
この場合変換が必要になりますが、映像と音が遅れるケースが多くありますので、あまりお勧めできません。

コンポーネント、D端子……D端子はコンポーネントに変換する事で接続可能。HDMI主力可能。
ビデオ出力……端子の数(4系統)の範囲内で使用可能。HDMI出力可能。
こちらは説明書からの転載ですが「ビデオコンバージョン機能」を使用します。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_1

コンポーネント、ビデオ端子に関してはアップコンバートやHDMIでの出力が可能です。

※クリックで拡大します。

Avca110jp_av_conv_2


ただ、あまりやり過ぎると音と映像が合わなくなってしまうケースやテレビやプロジェクターの対応解像度から外れるケースがありますので、基本的には「オート」8Kテレビなどで解像度が上がりすぎた場合は「1080p」にしておけば問題は無いかと思います。

光入力……OPTICAL、COAXIAL共に2系統まで
PHONO入力……MM1系統のみ可能。
ここまでは大丈夫です。

以下の端子は「代替が必要な物」「出来ない物」です。

接続が難しいか、代替の方法を検討する必要があります。

IEEE1394(i・Link)……端子なし、NG
BNC……端子なし、NG
S端子……端子なし、NG

となります。
代替の案としては素直にコンポーネントやビデオ端子に切り替えるという事になると思います。

実際のお話も含め、一番の難関はD-VHSやDVDレコーダーでデジタル放送のi-LINK・ハイビジョン録画ですが、これはDVD-RAMへの記録を行ってムーブする方法で同じPanasonic系の機材に移行するぐらいしか方法がなく、Web上では裏技がないわけでもないのですが、よほどのマニア(私も全部は理解できません)でもない限り上手くできません。
こちらについてはそのまま機材をお使いになるか、画質を落として接続する、故障時は諦めて頂くしかないと思います。

次にスピーカーの配置ですがSC-LX90の場合

Sllx90_b_small
ノーマルサラウンドでサラウンド2セットの場合は設置方法の変更を考える必要がありますが、通常の7ch、5.2CHバイアンプ、7.2chフロントバイアンプ、7.2ch+ZONE2、7.2ch+スピーカーBには対応可能です。

Avca1xv_back
AVC-A1XVの場合はそのまま7chで使用可能です。

なお、イマーシブサウンドへのステップアップは各種サラウンドフォーマットへの対応を勘案して私としては7chでフロントハイト+リアハイトの組み合わせをお勧めする形になります。

但し、配置自体はAuro3D 13chの方向でもない限り比較的柔軟性がありますので、この辺りはご相談を頂ければと考えております。

714speakerplacement
後はベースレイヤーのスピーカー次第ですが、今回のAVC-A110の場合は13chチャンネルになりますので、最終的なお勧めは最大7.1.4CH(フロントBi-Amp)または5.1.4CHのカスタムセッテイングでフロントLCRをBi-Ampにする組み合わせになるかと思います。

2、DENON AVC-X8500Hを買って使っているんだけど、AVC-A110に買い替えたほうがいい?そんなに違う?

Avcx8500h

此方については「出来ればお買い換えも考えて頂きたい」と言う回答をさせて頂きます。
AVC-X8500Hは発売当初「モンスターアンプ」と言われるほどの有り余るパワーで13CHの出力、4K対応を持ち「これ以上はない」「A1XVなどの後継」と言われており、事実、現時点でもその通りの性能を持っています。

ただ

AVC-A110は新宿店でのご商談状況をブログで拝見する限り「AVC-X8500H」を購入された方が下取りに出してでも買い替えを御希望になるケースが複数出ております。

Dsc_2346
以前書かせていただいた110周年のブログでは、実機を聞いたその日の内にAVC-X8500Hも聞いた上でコンテンツを書かせて頂きましたが、音の厚みや深みはブログでも「質量がある」と言う書き方をさせて頂いた通り、明らかに「別物」であり明らかに「ランク自体が上の商品」です。
今回のケースでは仮にAVC-X8500Hの下取をしても追加のご負担が多い事は重々承知しておりますが、こと「音」を追求した場合、価格差以上の「時間」をお楽しみいただけると思います。
また「次のモデルでこれ以上を出せるのか」と言う点もありますが、費用の制限を取って作られた記念商品と言う事もあり、新宿本店のブログで指摘された通り、確かに120周年モデル(その頃までAVアンプがどんな進化をしているのか分かりませんが)でもない限りここまで贅沢な事が出来るのか、ちょっと疑問ではあります。

ただ、少なくとも来年予定されている「AVC-X8500H」の基盤交換品ではこの「音」は出ないと思います。

3、Marantz AV8805とパワーアンプの組み合わせとどっちがいいですか?

Av8805こちらも難しい質問です。
MarantzのAV8805と今回のAVC-A110は確かに「音の深み」の追求で似通った部分はあると思います。
ただ、DENONの基本コンセプトは「中低音のしっかりした音」であり、Marantz系統の機種は「あくまでも2CHをベースにした響きの美しい音」です。
同じものではない以上、比較は難しいかと思います。
ただ「音程の問題はありますが同じレベルまで来ている」と言う印象はありますので、一度お聞きになって頂いてから一台にまとめるという御判断も正解かと思います。

後はパワーアンプのレベル次第かなと言う気もしますので……。

もちろん、AV8802や8801、8003などもっと前の世代の機種であれば十分「纏める」価値はあるかと思います。

Av8003_large_front_open

以上、簡単ですが回答させて頂きます。
設置に自信の無いお客様や既存の機材をお持ちのお客様は(AVC-A110は23Kg、重いです)実際の設置に工事部隊などを動かすケースも多いかと思いますので、まずはお近くの各店舗まで早目のご相談を頂ければ幸いです。

ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販(今回は設置も絡んでおりますが)に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月18日 (金)

【横浜店】SONY VPL-VW775。「深さ」を増したフラッグシップ機、展示開始しました!(2021.5.8情報追加)

2021.5.8更新:

2021.5.8更新:上位機種のVPL-VW875、廉価機種のVPL-VW275が発売されております。

Vplvw275b

VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!

http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430

2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きましたので、情報を追加しております。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はソニープロジェクターの新機種VPL-VW775をご紹介します。

その前にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

もう一つ。

お問い合わせの多いDENON110周年記念機材については独立したブログを用意しております。

Dsc_2349

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その1:AVC-A110です。(2020.9.9更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110avc-a11-84e9.html

【横浜店】DENON110周年記念モデル情報解禁!その2:DCD-A110とPMA-A110です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/09/denon110dcd-a11-1d25.html

では、本題です!

先日、ソニー様から新型プロジェクターの発表がありました。
つい最近Youtubeと連携して書かせて頂いたVPL-VW255は販売継続になりますが、

今回はVPL-VW745(展示品のみ)とVPL-VW555(こちらはフェア台数限定でご用意できます)
の二機種がモデルチェンジしました。

VPL-VW775は本日実機が到着し、販売開始と同時に展示を開始しております。

Dsc_2443

で早速ご紹介。

SONY VPL-VW775

Vplvw775_2VPL-VW775

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW775/
実に三年ぶりのモデルナンバーが変わる変更となるモデルチェンジとなります。
外観上の変更はありませんが、内部基板が変更になっています。

Y_vplvw745_dcc_2

元々VPL-VW745として発売され、レーザー出力のみで調整していたシステムをそれまで未使用だったアドバンスドアイリスを使うという「デュアルコントラストコントロール」を用いる事で、ソフトウェアアップデートの域を超える大きな動作変更となり、部分的にVPL-VW855を上回る性能を持ちました。

Vplvw855結果として実に三年の間モデルチェンジを「しなくていい」性能を持っておりましたが、今回、マイナーチェンジを含むすべての機能を内包しつつ新しい機能を追加し、今度はハードウェアを含む大きなマイナーチェンジで追加されたのが「ダイナミックHDRエンハンサー」です。

Y_vw775_dhere

スクリーンやパネルに光を反射する事で映像を投影するプロジェクターは、シーン内に明部と暗部が混在する時、ピークである「白」つまり明部を重視すると

相対的に「黒」である暗部が浮いてしまいます。
また逆に暗部である「黒」を重視すると

今度はピークが抑えられ明部と言える「白」が沈見込む形にんります。
今回新たに搭載された「ダイナミックHDRエンハンサー」は、アイリスだけでなく光源の制御を連動させる事でフレームごとにダイナミックレンジを調整し、明るいところは明るく輝かせ暗部は黒をより沈みこませる事が出来ます。
特にVPL-VW775はリニアに光源を調整できるレーザー光源と「封印」を解いたアドバンスドアイリスの両方で調整を行う事で、従来機に比べHDRコンテンツに対して最適なコントラストを映し出すことができます。

Dsc_2441_2

今回はVPL-VW745もありましたので半分ずつ隠して画角を合わせた映像を用意してみました。
カメラ自体はXpedia XZ3ですが、条件は同じです。

左側がVPL-VW775右がVPL-VW745(バージョンアップ版) になります。

Dsc_2412_2

 ナトリウムランプの様なオレンジと夜陰の黒、そしてのあるアーサーの狂気じみた顔。

暗部の沈み込みとピーク明るさの明瞭さはVPL-VW745でも十分ですが、VPL-VW775を見た後では「甘さ」を感じてしまいます。

全体的に若干暗くなったのかと思いますが、明るいシーンではむしろ強烈な光を感じる事も多い状況です。一番差が出たと思われたのがこのシーン。

こちらが左がVPL-VW775、右がVPL-VW745です。

Dsc_2404

蛍光灯の色合いと明るさと暗さのコントラストが違う事にお気づきでしょうか。

もう一枚。

Dsc_2411

これはかなりはっきりしており、天井のタイルのディティールや色合い、光源の表現などが随分変わります。

全体的に黒の沈み込みが深く全体の色合いが増しており、なんというか、一瞬プロジェクター界における「黒の帝王」の姿が……。

Dsc_2407

この後も暫く見ていていて思いましたが、動きのある絵の輪郭がはっきりしている事、黒の沈み込みが一回り増し、全体的にはっきりしている印象です。
2020.9.19追加:肝心のダイナミックHDRエンハンサーは?と言うお問い合わせを頂きました。

Dhdrenhance_base

Dhdr_enhance

取り急ぎ簡単ですが明るいものと暗いもので比較の画像を準備しました。

「Life of Pie」

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」Hdr_enhnced_cut2

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong2

PC上では分かりずらいのですが、色の無い(暗い)所から彩度が広がる範囲が大きくなっています。

もう一つ、こちらは「JOKER」です。

こちらがダイナミックHDRエンハンサー「切」

Hdr_enhnced_week

ダイナミックHDRエンハンサー「弱」

Hdr_enhnced_cut

ダイナミックHDRエンハンサー「中」

Hdr_enhnced_medium

ダイナミックHDRエンハンサー「強」

Hdr_enhnced_strong

実際に見てみると各モードの差は概ね3%ぐらいでしょうか、色彩そのものは変化しておらず、全体的に明るくなり、明るくなった分黒との差分に階調が乗っている印象です。

こうなると「Frame Adapt HDR」とはどう違うのか?と言う事になりますが

Dlav9r_prod_lJVCの「Frame Adapt HDR」は基本的に光源ではなくガンマ特性を変化させてコントラストの変動を行いますが

HdrVPL-VW775の場合「ダイナミックHDRエンハンサー」がレーザーとアイリスの両方でベースとなる明るさ自体を変更させています。
色の変化がないまま、明るさ自体を変更して明部や暗部の調整を行う機能はレーザー光源搭載機が持つリニアに光量を調整できる機能を併用する事で、より大きなコントラスト変化を行う事が可能です。

現時点では「レーザー+フル4K」のシステムはDLA-Z1とVPL-VW855、そして今回のVPL-VW775のみとなりますが、元々の素材が持つナチュラルかつ幅のある画にさらに「深さ」を加えたVPL-VW755は文句なくお勧めできます。

特に長期間で機材をお考えのお客様には是非お勧めしたい機種です。

そしてVPL-VW555もモデルチェンジを行いました。

VPL-VW575です。

 

Vplvw575

VPL-VW575

https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW575/

今回、VPL-VW575は当店の展示はありませんがランプ光源とアドバンスドアイリスの「ダイナミックHDRエンハンサー」の組み合わせでVW775程ではありませんがより深い色合いとコントラストを出すことができます。

Vplvw575_b

比較をしていませんので何とも言えませんが、VW255と555では黒の出が比較になりませんでしたのでダイナミックHDRエンハンサーで色の深みが増すことになると思います。

あと、お値段がガシッと下がりましたよね……これも大きいポイントだと思います。

Dsc_2442

※こちらはVPL-VW745です。

横浜店では現時点ではVPL-VW745は展示機材(お嫁入り先募集中です)とVPL-VW755を両方ご覧いただけます。

VPL-VW775は本日から販売開始、VPL-VW575は10月4日から販売開始となります。

事前のご予約、感染症対策をしっかりして頂きまずはメール、お電話で時間をご確認の上、ご来訪をお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
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すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年9月 7日 (月)

【横浜店】 SONY VPL-VW255「名機」のご紹介です。(2021.5.8更新)

2021.5.8更新:後継機種のVPL-VW275が発売されております。

Vplvw275b

VPL-VW875/275で新ブログの方にエントリーを記載しましたので、こちらをご覧ください。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!

http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210430

基板が変わりましたので、ダイナミックHDRエンハンサーなどを搭載しています。


横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

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https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

本題です!

先日SONY VPL-VW255のYoutubeを作成させて頂きました。


YouTube: 【アバック公式】vol.65~SONY VPL-VW255をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

内容としては発売から時間が経過している商品と言う事もあり、実際の画を中心にする内容にさせて頂いております。

そんな事情もあり、今回は言葉でもVPL-VW255をご紹介させて頂く為にエントリーを独立させて頂きました。

此方の機種、キーワードは「名機」です。

SONY VPL-VW255

P_20181018_153435

SONY VPL-VW255
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW255/

 

Vplvw500es_

VPL-VW255は元々VPL-VW500ESから始まるソニーのリアル4K機種の系譜の一部ですが、月日の中で細かい改良を加えており

ここに至り「いい意味で枯れている」機種になっています。

このモデル、実は過去の機種に対して10mmほど機器の厚みが増えています。

写真がありましたのでご紹介します。

こちらがVPL-VW255

P_20181018_153637_2
そしてちらがこれまでVPL-VW500ESと同じ形だったVPL-VW245

P_20181018_154253

ラベルの位置は変わりませんので、本体下面の厚みが増したことがわかるかと思います。

本体厚みの差は基盤がVPL-VW745などの上位機種と同じものを使用する事になった結果です。

変更を行う事で入力関係の性能が上がり4K/60P 18gbpsへの対応が可能となりました。

いわゆる「4Kフル対応」と言う事になります。

Hdmi21前機種であるVPL-VW245の仕様表には下記の記述があります。
3840 × 2160/60p *6
この*6には「YCbCr 4:2:0のみ対応。映像表示は8bitになります」と言う記載ですが、今回の新機種ではありません。UHD-BD再生はほとんどの場合3840×2160/24pで十分と言う事もあり、能力は問題はありませんでしたが、今回のVPL-VW255は4K60P4:4:4 8bitまで入力が可能となり、アップコンバートなどでは諧調表現に差が出てくることになります。
また、VPL-VW255はそれまで上位機種のみ搭載だったモーションフローを搭載し、画像補正の点でも機能向上が見られます。

Y_vw745_motionflow 

さて、実際の絵についてはYoutubeもご確認いただきたいのですが、VPL-VW255の特徴としては「環境面などを割り切ったチューニング見事に嵌った」機種になるでしょうか。Vplvw255_03

そもそも、VPL-VW255はフル4Kとしては最もお手軽な機種であり、実売レベルで50万円以下のラインとなります。

過去機種からの継承で「リアル4Kパネル」という強力な特徴を持ち、ソニーらしい元絵に忠実なナチュラルな絵と色合いは、透明感と奥行きのある映像を作り出しています。

Vplvw255_02

但し、性能的に「アイリス(絞り)が無い事」「明るさが1500lmである事」は価格故致し方ない部分です。

数字だけ見れば現在のハイルーメンの機種に比べるとパワー不足を感じる機種にも見えます

……が、

本来弱点と言われかねないこれら「アイリスがないからコントラストは固定明るさも変わらない」という本来弱点になる部分をソニーは「逆手」に取りました。

「ルーメン数が少ない、コントラスト幅が固定。ではむしろ『黒』を強調するセッティングにすれば暗いお部屋ではむしろ落ち着き、安定した画になる」

これ、言われてみれば確かにそうなんです。

 

X104k_lf03_h2

最近いろいろと機種が出てきたviewsonicX10-4Kの様な「ハイルーメンなプロジェクター」VAVA VA-LT002やEH-LS500の様な「短焦点なプロジェクター」はパワーや投射距離で白も黒どちらも「画面を塗り潰す力」があり、特にテレビの様な全体的に明るい画を表現するにはとても向いていますが、結果として白が前面に出る傾向があります。

Vplvw255_04

このいわゆる「白抜け」問題を補うのが白と黒の差と言う言い方が出来る「コントラスト」ですが、コントラストは「白が目立つから黒も目立つ」という相関関係がありますので、映画などで「黒の沈み込み」を重視するホームシアターでは暗室にするケースが多いことから、システムの構成やセッティングは「テレビ代わり」とは別の方向になります。

結果としてですが

部屋が暗くなれば相対的にプロジェクターの光量は少なくても表現幅が広がります。

(なお、パワーがあったほうがいいのも事実です。黒い背景にネオン、みたいな画は特に

それらの点を踏まえてVPL-VW255は黒を強調する事で周囲を暗く出来る「ちゃんとしたホームシアター」という前提条件を満たすと、映画館の様なゆっくりと落ち着いた雰囲気の絵を作り出すことが出来るわけです。

Dsc_2360

こちらは店舗のカーテンを閉めて暗室化しUHD-BDの「JOKER」を撮影したものですが、VPL-VW255は暗い部屋であればここまで暗部が出ます。

実際、アニメでもない限り映画館の絵は「ビカッ」と言うレベルで見る物ではありません。

特に味わい深い作品である程無理にビカビカすることもなく、長い時間画面に集中できる色や影を考えられており、画面に没頭できる雰囲気を醸し出しています。

Dsc_2361

そんな「映画」に必要な画面は、反射光で投射される極端に明るい事もビビットでもない、映画館の様に没頭できる落ち着いた・それでいて繊細な画像です。

Dsc_2362

この辺りの「ツボ」を抑えた絵作りでVPL-VW255は「良い意味で割り切って」おり、比較的低価格でも極上のリアル4Kを提供しています。

Vplvw255

モデル発売から時間が経っており、もう古いんじゃないの?と言うお声もありますが

「モデルチェンジをしない」と言う事は「モデルチェンジの必要がない」「完成されている」という意味と同じです。

店舗での展示も二年になりますが、他のメーカー様の機種が揃い始めた今でも「リアル4K」の繊細さや空気感を持つ優れた機種です。

特に

「ちゃんとした『映画館みたいな』ホームシアター」をお考えのお客様

現在テレビ的なシステムを組んでいただいているお客様は

「今のシステムのもう一つ先のシステムにしてみたい」とお考えのお客様

それぞれに、ワンランク上でバランスもとれたVPL-VW255はお勧めしたい機種の一つに上げられると思います。

Vplvw255_w

店頭には白の展示機がありますので、事前連絡とご希望のソフトをご用意の上、視聴にいらしてください。

特にVPL-VW255の場合は時間を区切りしっかり暗くして見て頂くとより魅力を出すことができますので、ご連絡よろしくお願い致します。

Dlax590rw_prod_lなお、横浜店には同価格帯のDLA-X590Rも展示しており、入れ替えですが比較も可能です。

価格、納期などもお問い合わせください。

Vlpvw745_2

また、VPL-VW745は継続して展示しております。
あ、VPL-VW745、現在お嫁入り先を募集しております。しっかりしたお値段を出せますので、こちらもお問い合わせください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

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その2、オンライン会議

0508_online_page

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Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
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最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

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