2020年8月 2日 (日)

【横浜店】B&W 705S2 Siginiture期間限定展示開始です。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です!

身動きの取りずらい中ですが、新商品の発表などのお話もぼちぼち出始めております。
どこの何が、というところまでは何とも言えないのですが、今回はそのうち一つが店舗に到着しましたので、エントリーを上げます。

到着した箱はそんなに大きくありません。

Dsc_2117

型番には「705 Siginiture」の文字。

Dsc_2118

箱から出しました。

と言う事で

今回は「B&W 705S2 Siginiture」でございます。

705sig

※B&Wのグローバルでは705siginiitureですが、日本サイトでは705S2 Siginitureになりますので、とりあえすこちらで統一させて頂きます。

B&W 700 Series Siginiture

https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/signature/700-series


YouTube: 700 Series Signature

横浜店が移転してからは初めての705S2になります。
あの時は確か黒だったかと思います。
今回は横にある706S2と比較してみました。

Dsc_2133_2

光沢と色の具合で一回り大きく見えます。
Datuk Glossの特殊色は805D3 Presatge EditionのSantos Rosewoodと比べると「」です。

Dsc_2123

強いて言えばMonitorAudio GOLD 5GのPiano Ebonyに近いかな?という印象です。

706S2と面を合わせたスピーカーとツィーターの位置関係はこちら。

Dsc_2139

背面です。

Dsc_2125_2

基本的は通常の705と変わりませんが、705S2 Signitureの専用プレートが追加されています。
そして上位モデルの805D3との比較はこちらです。

Dsc_2141

805D3はバスレフポートが前にありますので、だいぶ印象が違います。
では、下ろしたての705S2と十分エージングした805D3との比較です。

今回聞いてみたのは

名倉誠人『涙と祈り』からグリーン・スリーヴス(2台のマリンバ)

https://www.e-onkyo.com/music/album/ovcc00144/
Hoff Ensemble 『Queit Winter Night』から Dronning Fjellose

https://www.e-onkyo.com/music/album/twl0873/
Anita Baker 『Rapute』からWatch Your Step

https://www.e-onkyo.com/music/album/wrn30906/

Screenshot

Vault_2i_wht_34_above_right_side787

すべてBluesoud Vault 2iからMQA-CDにリッピングを掛けたMQA音源で揃えてみました。

Mqa_type

扱いとしては写真の通りMQAのマークに緑色または青色の丸が付いており、すべて「An original MQA File encoded at the source」または「A 24-bit file converted and confirmed as MQA」になりますので、クオリティは落ちておりません。

BLUESOUND What is MQA?(英語です)

https://support1.bluesound.com/hc/en-us/articles/219124068-Does-Bluesound-Support-MQA
実際の音ですが、705らしく非常に小気味よく、透明感のある高音が響き渡ります。

Dsc_2122
特にツィーター部分に濁りがなく、この部分だけで言えば、スケールこそ違いますが後で聞いた805D3にかなり近い音になっているような気がします。

Dsc_2129 なお、705S2siginiitureはネットの部分が銀色になっており、外観上のアクセントになっています。

もちろんダイヤモンドツィーターと言う点で高音の伸びは比較になりませんが、ツィーターユニットと内蔵の機種とは一線を画しており、総合性能は805に近づけるというのも頷けます。
そして皆様気になる805D3との比較ですが、これは差が出ました、と言うより好みの部分も大きいかなと思える結果になりました。

Dsc_2140
同じ曲を同じ音量で聴いてみても、この二つかなり印象が変わります。
「前」と「後ろ」と言えばいいのでしょうか、音が結ばれる場所が805D3では前705S2siginiitureでは後ろになります。

Dsc_2142
これはバスレフポートが前にあるか後ろにあるか、と言う事なのですが、

澄んだ高音とバスレフの後ろへの出力で音自体が「帯」の様に広がり、スピーカーより少し後ろで定位する705S2siginiitureと、低音の押し出しが705より圧倒的に強く、ダイヤモンドツィーターの響きと組み合わさってスピーカーの前で幅広く音場を作り、センターでガチッと定位して音場を作り出す805D3と言う感じでしょうか。

流石にまだ鳴らして二時間も経っていませんので、硬さもとれてはいない状況かとは思いますが、さらっとした響きが705の非常に好感触です。
今回は諸事情により8月20日前後までの展示となります。

ご視聴希望のお客様は事前にご予約を頂いた上

お客様同士が重なることを防ぎますので必ずご予約下さい

マスクで顔をしっかり覆い、感染症対策万端でお好みのディスクをお持ちの上ご来訪ください。

あ、それと

702S2Siginitureは入らないんですか?

Speakersoverview702_signature1 https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/signature/700-series/702-signature

展示の予定はございます。

納期が掛かりますので、お値段の相談は可能です。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年7月27日 (月)

【横浜店】小噺:放送の「地殻変動」についてちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

20201106_bana_big

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

Bar2_vol191_1105_275

こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

 さて、今回は小噺です。

7月22日、松竹グループの松竹ブロードキャスティングと東急から新BS放送局開局に向けた合弁会社「BS松竹東急株式会社(BS松竹東急)」の設立が発表されました。

https://www.broadcasting.co.jp/sbc/pdf/news/press_20200722.pdf

Main※プレスリリースより

松竹はアニメから歌舞伎まで様々なコンテンツを保有する大きなホルダーです。

Shouchiku
コンテンツの内容は相当期待していいと思います。

ただ、この話題だけであれば小噺を広げる事は無いのですが、実は今回の発表は放送波の「地殻変動」に繋がっており、この界隈では最近いろいろと動きが出ています。
今回はそんな事を書かせて頂ければと考えております。

実は今回の発表は、過去にあった放送局の見直しとトランスポンダーの変更、チャンネル移動が行われた状況と、2020年3月に行われたDlife」とFOX スポーツ&エンターテイメント」が放送終了した

Dlife

Foxbs238

で生じた「空き」を用いて、BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請を受け付けており、その結果の一部となります。

具体的な「空き」ですが、BS「Dlife」の終了で生じたBS23「FOX スポーツ&エンターテイメント」が放送を終了したBS11それぞれ16スロット、合計32スロットが割り当ての中心となりここに現行のディズニーチャンネルSD放送の6スロット返上や、そしてBS15にちょっとだけ空いている2スロットなど合計42の空きスロットが割り当ての対象となります。

新規事業者申請は平成31年3月13日(水)から令和元年5月13日(月)までの間受け付けておりました。応募は9つの業者からの申請を受け付けており、総務省で申請後の審査が行われた結果、最終的に4つの業者が認定されています。

BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請受付結果
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000110.html

BS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定の電波監理審議会への諮問及び答申

https://www.soumu.go.jp/main_content/000643474.pdf

具体的には
よしもとチャンネル(仮称:総合放送)
BS Japanet Next(総合放送)
BS松竹東急(総合放送)
ディズニー・チャンネル
の4つです。

すでに「よしもとチャンネル」は動き出しており、2021年の開局を表明しています。
また、ディスニーチャンネルはすでにSD放送を行っており、以降は比較的早く2021年度中には行われるものと思われます。
結局、今回は「三つ目が正式に動き出した」と言う事になります。
ここで注目したいのはトランスポンダの数です。
HDTVですが割り当てトランスポンダは1チャンネルに付き12となります。
本来1920x1080のフルハイビジョン24スロットが必要になりますので、今回の「新放送」はフルハイビジョンではなく、720pが前提になります。
つまり、今回は「コンテンツの「量」を目指した」と言う事になります。

ここまで書くと何となくお分かりかも知れませんが、そう遠くない将来「チャンネル移動や帯域削減を含んだトランスポンダの整理」が行われます。

Bsusen_2

内容としては以前書かせて頂いたブログの無いように似通ったものですが

【HT横浜関内店】 BS4K・CS4K放送について(2018.7.15更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/12/ht-bs4kcs4k2017-3d14.html

今回はBS23に存在する16スロットを中心に組み合わせ、更に一部チャンネルの帯域削減で合計48スロットを開ける事になります。
まだ詳細はわかりませんが、今回の再編も大きなものとなりますので、チャンネルが変わるケースや画質が落ちるなどのお話は又出てくるものと思います。

なお、大事な点ですがここで行われる変更は現行右旋のシステム内となり、よほどのことがない限り現在みられている番組が機材の買い替えなどを行わないと見られなくなる、と言うものではありません。
この辺りはご注意を。

そして……もう少し先ですが、こちら。
現在のBS左旋とCS左旋のチャンネル配置です。

Bssasen

Cssasen どちらかと言えば4Kや8K用になるのですが、まだまだ空きがあります。
「なんで使わないんだ!」と言うお声もあるかと思いますが、この辺りは衛星の状況や穂総務省の方針のありますので、こればかりはなんとも……。
ただ、中長期的にはメインの放送を4Kに移行し、既存のBSを止める局も出て来るかと思います。
もう一つの大きな要素は、7月7日に最終的な企画が策定されたH266 VVCです。

Vvc_o

Versatile Video Coding Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/Versatile_Video_Coding

昨年のNHK技研で8Kデモが実演されていたのを覚えていらっしゃる方もいたかと思います。

Img_14

Photo_14_3

H266 VVCを使用する事で理論上は既存各放送のトランスポンダが半分にできる事になります。(おそらくそのままと言う事はありません)
あくまで長期的な展望ですが、もしH266 VVCが積極的に用いられた場合、すでに災害時のインフラと化している地上波と違い、チャンネルの移動が容易な衛星放送は、中長期的にはBS右旋の4K放送への割り当てなども含めた大きな再編もあり得ると思います。

また、話が長くなりますのでここでは記載しませんが、他にも「地殻変動」は起こり始めています。
地デジは「高度化(4K/8K)」の電波発信がUHF帯を使用してかなり前から行われており、直近でも7/31までUHF28で1KWの電波発射が行われています。

Chidejikoudoka 地デジ高度化実験受信対策センター

https://tvkoudoka.jp/

現在でも車でテレビを見ている方は障害が出るケースがあるかもしれません。
また、地上波デジタル放送の関係で空きが生じたVHF帯域なども再配置が始まっております。
電波は目に見えませんが、情報を送る帯域は様々な方法で広がり(5Gが典型的です)使い方は目に見えないところで確実に変化しています。

今年はNHK技術研究発表が行われませんでしたのであまり大きく取り上げられることはありませんが、ここまで書かせて頂きました通り、放送波も少し先を見た「静かな地殻変動」は起こり続けています。
IP放送の存在がどんどん大きくなりますが、それぞれの新放送局に期待したいと思います。
あ、H266ですが、機材は同じものではできませんのでこのあたりは別のお話で……。

今回のお話はご相談、と言うタイプの物ではありませんが

プロジェクターは良くも悪くも「投射装置」です。

送信元が変われば柔軟に対応できます。

4K、そして将来的な物を含んだご相談はアバック横浜店までお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

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その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。 

2020年7月17日 (金)

【横浜店】SONY VPL-VW745 オンライン&オフラインフェアです。(2020.7.19店頭展示品について情報追加)

2020.7.19追記:今回は店頭展示品も販売対象です。

Vlpvw745_2

ランプ使用時間が1200時間程度ですが、レーザーの場合2万時間は持ちますので、性能低下はありません。1台限り、期間終了後のお引渡しになりますのでお早めにお申し出ください。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回のブログではSONY VPL-VW745オンライン・オフラインフェアのご紹介です。

先にお知らせです!

お盆休みが入ります。07272020_obon横浜店は10日から13日までお休みを頂きます。ご容赦くださいませ。

本題でございます。

 

Vplvw745_2

今回ご紹介するSONY VPL-VW745は「フル4K」+「レーザー光源」という、現時点のプロジェクターで考えられるすべての要素を組み込んだ「最安値」のプロジェクターです。

今年に入りファームウェアのバージョンアップもおこなわれ「デジタルフォーカスオプティマイザー」機能と「デュアルコントラストコントロール」機能が搭載されました。

詳細な性能は以前のエントリーをご参照いただきたいのですが、

【横浜店】 SONY VPL-VW745新機能体感フェア開催!(2020.1.17内容変更)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/01/sonyvpl-vw74520-7d1b.html

実際の絵は

Dsc_0502

JVCと比べフォーカス感のある「カチッと」した画になっております。

特に「デジタルフォーカスオプティマイザー」はαの技術を持ち込んでいる事から、光学機器メーカーらしい、元の絵に忠実で写真の表示にも使えるレベルの繊細な表現力を持っています。

実は機能自体は一眼レフで行われていたものです。

7

アイリスの機能も追加されたバージョンアップの結果、部分的な性能では上位機種のVPL-VW855を上回る機能を持ち、お値段も改定された今、上位機種のコストパフォーマンスの点では一番お勧めしやすい機種になりました。

「現時点でコストパフォーマンスの一番いい『良い物』をご紹介しよう」

そんなわけで今週末から久々のフェアをさせて頂きます。

名付けて

レーザー光源+SXRD リアル4KのVPL-VW745を特別な条件で。
SONY VPL-VW745 オンライン&オフラインフェア

Vplvw745_2

でございます。

https://www.avac.co.jp/contents/event/yokohama-0719.html

開催期間は2020年7月19日()から2020年7月31日(金)となります。

通常、このようなフェアは週末に機材を借りてと言う形ですが、今回は展示機を使用いたしますので、比較的長い期間、且つオンライン・オフラインの双方に対応させて頂く形になります。

そして、今回のフェアは新型コロナウイルスの問題もありますので「オンライン・オフライン」の両面で行わせて頂きます。

 まずオンラインですが、こちらはメール、お電話、FAXなどと一緒にアップさせて頂いたYoutubeも見て頂き、店舗では実機を横に置きながらそれぞれのお問い合わせに対応させて頂きます。


YouTube: 【アバック公式】vol.10~SONY『VPL-VW745』4Kレーザープロジェクターを見てみた!~#ホームシアターのアバック

はい。やはり実機があるのは強いです。

Vlpvw745_2

次にオフラインですが、こちらは店舗実機の映像を見て頂きながら商談をさせて頂ければと考えております。

こちらは「密」を避けるため、基本的にご予約前提、感染症対策に鼻・口を覆うフルマスクの着用が条件となりますが、店舗にて実機の映像を見ながら商談をさせて頂ければと考えております。

こちらについては今後の状況によって変化するかと思います。

なお、今回は価格等の条件が「柔軟に対応できます」と記載させて頂きます。

横浜市内・市街、全国各地域を問わずオンライン・オフラインどちらでもご相談ください。

もちろん、VPL-VW255などのご相談も可能です。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、来訪・お電話

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、可能な限り事前のご連絡とマスクの着用をお願いしております
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その3、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

その4、オンライン会議

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最後はお勧めオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年7月13日 (月)

【横浜店】Youtube連動企画:DENON AVC-X6700HとAVC-X6500Hの「音」を比較してみました。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

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秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です。

先程アバックチャンネルにAVC-X6700H/AVR-X4700HのYoutubeが上がりました。


YouTube: 【アバック公式】vol.55~DENON 8K対応AVアンプ~#ホームシアター・オーディオのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.57~DENON 新型8K対応アンプ第2弾!!AVC-X6700H 視聴編~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回のブログではYoutubeに連動し、AVC-X6700Hと6500Hの「音」を比較してみます。

DENON AVC-X6700Hに関しては先日のブログでエントリーを書かせて頂きました。

横浜店】DENON AVC-X6700H/AVR-X4700H 8K Ultra HD対応AVアンプ発表です!(2020.7.10先行試聴フェア開催告知更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/denon-avc-x6700-7840.html

 そして先程、YoutubeでAVC-X6700Hと/AVR-X4700Hのご紹介がアップしました。

Dsc_1937

※右がAVR-X4700H、左がAVC-X6700Hになります。

なお、諸事情によりAVR-X4700Hは外観のみのご紹介となっています。

Dsc_1936

今回は比較対象としてAVC-X6500H(店頭展示品販売中)を用い、

Youtubeなどではお届けしにくい「音」の面で簡単な比較を追加させて頂きます。

Dsc_1931

上がAVC-X6700H、下がAVC-X6500Hです。

なお、今回の比較は短時間、且つ私の拙い耳で聞いた独断と選曲と偏見が主でございます。その旨はご勘弁ください。

なお「もっと良い言い方がある!」などのご指摘は是非お願い致します。

今回の試聴システムとしては

Dsc_1968fix2

フロント:B&W804D3

センター:B&W HTM71S2

リア:B&W706S2

再生プレーヤー:PIONEER UDP-LX800

を基本ベースとしたフロント2CH持ち上げ気味のシステムです。

トップはPIEGA AP1.2x4本で11.1CH構成になります。

Dsc_1963

まず一番の違いは音量、というより「音圧」です。

同じ音量で鳴らした場合、直観的にはまず全体的な「押し」が強くなった印象です。

ここからは、タイプが違う音源で行った実際の試聴について書かせて頂きます。

その1、クラシカル:DENONデモディスク TrondheimSolistene /oyvinf Gimse

Dsc_1965fix 

音源はDTS MASTER 5.1chとなります。

Dsc_1967

AVC-X6700Hでは特に中から低音にかけての音について明らかに厚みが増しました。

6500Hではどちらかと言えば「カチカチッ」と鳴っていた高音部分のピッツィカートやコントラバスの音がソナスファベールの様に音の波の頂点だけが少し丸みを帯びた、というより「艶」の出た音に変わっています。
方向性としてはピュアオーディオの様な印象で、音の方向性が「ナチュラルになった」と言う評価は概ね正しいと思います。
AVC-X6500Hと同一条件で鳴らした場合、スピーカーのレベルが上がったかのような錯覚を感じる部分もあります。
個人的にはナチュラルというより「硬さが取れた」「ふくよかになった」という表現を使いたいと思います。

その2、ピアノ:ジョバンニ・アレヴィ『THE PIANO OF GIOVANNI ALLEVI His Best 1997-2015』【初回盤】から「Monocrome 7:30」

Giovani_allevi

https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/discography/784?ima=0000

こちらは純粋なステレオです。

単独のピアノですがこの曲は空気感も含め途中の転調など音の幅や演奏方法も幅広く、細かい音までよく入っておりますので、私はよく使わせて頂いているディスクです。

実際に掛けた所、AVC-X6500Hでは高音が「目立つ」「煌びやか」に聞こえる部分がありました。

ところがAVC-X6700Hで同一条件にした場合、最初は

「演者のタッチが柔らかくなったのかな?」

という錯覚を覚えました。
その後、実際にそれぞれで数回聴き比べると分かりましたが「柔らかい」と感じていた部分は
「高音部分に音が鳴った後の少し周波数の落ちた中低音が周囲の空間を纏わりかせるような形で全体の厚みが増した」
というのが自分なりの答えとして残りました。
このアルバムは演奏者がペダルを踏み、ペダルの下のフェルトに当たる音までがはっきり響くのですが、ペダルの音とその後のペダルが戻るような音も聞こえてくる様な気がします。
また、弦をガンっと叩く音のちょっと後で響く部分の柔らかさが良く出ています

その3、歌い手さん:まふまふ「Saclifice」

Saclifice

https://kagurairo-artifact.com/

たまたまお客様が流したい系統の曲だったのですが、元々自分で購入した曲と言う事もありそのまま試聴しました。なお、アニメも含め半分趣味が入っております。

この曲は女性と間違えてしまう程のとても幅のある歌声と非常にアップテンポなロック系の曲であり、余り音量を上げるとエレクトリカルな高音ノイズに近い部分も前に出てしまいます。

実際に聞くと同じ音圧を感じるのに6700で-28db、6500で-25dbで明らかな差が生じ、しかもAVC-X6500Hの場合高音のノイズ感も増してしまいますが、AVC-X6700Hではそれがありませんでした。
ただ、6500の直後では彼の叫ぶようなボーカルが若干埋没するような印象があり、この辺は慣れると聞き方が変わるかなと言う気がします。

その4、映画 DOLBYATOMS:ボヘミアン・ラブソディ― ボーナストラックコンサートシーン「Radio Ga Ga」


YouTube: 映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!

最後はサラウンド感です。

6500との差はかなりあり、スピーカー数が増えると中低音が脹らみ今までのインプレッションで感じていた「柔らかくなった」「豊かになった」と言う印象はさらに増します。
これと同時にボーカルやリードギターの雑味がなくなり「綺麗な」音になった事もはっきりわかります。
結果としてライブの空気感や観衆の声がそれぞれ別に聞こえてくることがわかり、トータルの「質」が上がった印象です。
直観的なイメージですが、DENONのPMA-2500NEをフロントに噛ましたような音かなと言う所です。

いかがだったでしょうか?

言葉で音の印象と言うのはなかなか難しいものです。

言葉足らずではありますが、ちょっとでもDENON AVC-X6700Hの印象が届けば幸いです。

実機についてはAVR-X4700Hが7月中旬、AVC-X6700Hは8月初旬のフェアにてお目見えの予定です。ここの所いろいろと大変ですが、これからもブログやYoutubeの形で情報発信が出来ればと考えております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年7月 3日 (金)

【横浜店】DENON AVC-X6700H/AVR-X4700H 8K Ultra HD対応AVアンプ発表です!

横浜店 渡邉です。

Kao

本日はつい先程発表となったDENONの新型アンプ「AVC-X6700H」「AVR-X4700H」のご紹介です。

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

20201106_bana_big

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

Bar2_vol191_1105_275

こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

本題です!

2020.7.13更新:youtubeのご案内映像、連動ブログ、実機写真、DENON AVC-X6700H先行視聴フェア開催告知更新しました。

Youtubeはこちら


YouTube: 【アバック公式】vol.55~DENON 8K対応AVアンプ~#ホームシアター・オーディオのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.57~DENON 新型8K対応アンプ第2弾!!AVC-X6700H 視聴編~#ホームシアター・オーディオのアバック

では、本題です。

皆様、長らくお待たせしました!

Avcx4700_6700ついに「8K」対応アンプが発表です!

今回発表されたのはAVC-X6700HとAVR-X4700Hの二機種となります。

両機種、最大の特徴はもちろん

「民生機初の8K Ultra HD対応」

8k_hdmi

になります。

Avc6700h_hdmi21_2

※クリックで拡大します。

具体的にはAVC-X6700HとAVR-X4700Hは入力7に「HDMI2.1」規格並びに「HDCP2.3」の規格に対応した端子を装備し、モニター1と2の出力も両規格への対応がなされています。

67004700hdr_2 ※クリックで拡大します。

もっともHDMI2.0とHDMI2.1は転送方法が変わってしまいますので、専用の48Gbps対応ケーブル、且つ送出、受付側共にHDMI2.1接続など条件もありますが、最大8K/60Pと4K/120Pの入力をサポートします。
HDMI2.1対応時には遅延防止や可変フレームレート、高速メディア切り替えに、高速フレームレート切り替えなど、特に高フレームレートの映画やゲーム、VRなどの環境で様々な利点を享受する事が出来るようになります。

「え?でもさ、HDMI2.1入力は一つしかないの?」

Imgsec0201

Kj85z9h_screenfillと言うお声もあるかもしれませんが、現状では「8Kレコーダー(なかなか出てこないですね……)」と「8Kテレビ(SHARPやSONYの商品がHDMI2.1入力があります)」

Dsc_1070

そして将来想定される「8Kプロジェクター(早く出て欲しいですね)」

で入力1と出力が2。

現時点ではちょうどいいかなと言う印象です。

Denon_new_hdmi1to6

※クリックで拡大します。

もちろんそれ以外の端子は4K・・HDMI2.0、HCDP2.3対応となります。
HDR10、HDR10+、HLG、DolbyVision等の各フォーマットやeARCなどにも対応しておりますの映像・音声とも現時点でほぼすべてのフォーマットに対応したAVアンプとなります。

今回新たに追加された8K入出力の点から考えると
「4Kの更に先にも初めから先取りした製品」
と言う言い方もできるかと思います。

2020.7.13更新:実機写真追加

そして肝心の「8K」実機写真ですが

Dsc_1979

入力7に切り替えるとその名も「8K」と表示されます。

Dsc_1987

ただ、機種IDのある機材に切り替えるとそちらに変わってしまいますが……。

他にも変化があります。Dsc_1981fix

「ビデオフォーマット」の設定項目が「4K/8K信号フォーマット」に変更されています。

そして通常は「拡張」ですが、今回から「8K拡張」が追加されています。

Dsc_1983

対象は8K60Pと4K120Pになります。

ただ、現状では「8K拡張」にしても「対応機器が繋がっていない」と言う表示をされますので、力を出し切れないのですが……。

その他HDCP設定、I/Pスケーラーにも「8K」があります。

Dsc_1986

Dsc_1985

ただ、迂闊に弄ると表示されるのかどうかわからなくなりそうなので、こちらはいじりませんでした。

もうひとつ、これは非常に好感が持てたのですが、Infomationの項目に音声フォーマットの後に入力信号の情報が出る様になりました。

Dsc_1988

パッと見で入力信号がわかるのはアップコンバートも含め「今どのような信号が入っているか」を表示する事が出来、INPUTとOURPUTでスケーラーの稼働なども確認できます。

もう一つの特徴としては、こちらは全く見えませんがBlueToothです。
今回のAVC-X6700HとAVR-X4700HからBluetoothのバージョンが4.2になっています。
前モデルの6500/4500がVer3.0+EDR、NR1710、AVR-X2600H/1600Hが4.1でしたのでここは全く新しくなっており、省電力化、再接続機能、プロファイルの追加やLTEとの干渉も少なくなっており、これもまた隠れた高機能化であり、ワイヤレスヘッドホンなどを繋げるには重宝する機能だと思います。

と同時にチップ関係が変わった事でこれらの基盤も再設計されている、と言う事になります。

音響的にも今回からDolby Atmos Height Virtualizerが追加されています。
このクラスでフロントのみと言う事はあまりないかと思いますが、いわゆるスピーカー2本でバーチャルサラウンドを行う機能がさらに追加されている事になります。

では、それぞの機種の紹介に入ります。

プレミアムAVサラウンドアンプ11.2CH AVC-X6700H

6700

※クリックで拡大します。

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avcx6700h_ap

今回AVC-X8500Hはそのまま継続販売となりましたので、現時点で一番新しく、一番性能が上の(と言ってもAVC-X8500Hは基盤交換のアナウンスが出ておりますが)機種となります

6700powersystem

※クリックで拡大します。

本体の基本的なシステムは変わりま……した。
前回の6400Hから6500Hの時もそうでしたが、外観上も機能上も大まかの数字は変わりませんが、よーく見ると変わっている点も多くあります。
数字に表れませんが、今回のAVC-X6700Hはフラッグシップ機であるAVC-X8500Hのコンデンサ周りや機能を用いてスピンオフしており、パワーサプライ基盤周りは6500Hとは別の物になっています。6700powersupply

6700in

※クリックで拡大します。

7/13実機写真追加 こちらがAVC-X6700H になります。

Dsc_1963_2

背面はこんな感じです。

Dsc_1945

6500と比較すると端子の部分はもちろんですが、アナログ系の配置が変わっています。

実際、まだほんの少ししか聴いていませんが、聞かれた方のお話では効果はそれなりに大きく、DENONらしい押しの強さ自体はそのままなのですが、全体的に「AVアンプっぽくない部分」が出てきた様な印象で、音そのものは比較的明るめでナチュラル系統の音との事です。
パッと聞くと一件「おとなしくなった」と感じるかもしれませんが、音色そのものは変わらないとのお話なので、そうではないように思えます。
何というか、言葉が足りないのですが形は変わらななくても8500Hを部分的に取り入れた事で「」が上がったという印象でしょうか。

2020.7.13:Youtube連動ブログを追加しております。音についてはこちらをご覧ください。

【横浜店】Youtube連動企画:DENON AVC-X6700HとAVC-X6500Hの「音」を比較してみました。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/6500-c9f9.html

6700back_2

※クリックで拡大します。

背面の入出力関係は劇的に変わったわけではありませんが、機能についても細かい追加がされています。実はHDMIの基盤以外の場所では、今回からプリアウトが13.2CHに増えています。
この辺も8500Hに近くなった部分です。

Denon_avcx6700h_132

Dsc_1943

こちらは実機です。今回から13.2CHのプリアウトになっています。

以前よりAVC-X6700Hの11CHというアンプの数については6300Hの頃から
「11Chなんて、そんなに使わないでしょ?」
と言うお声もありましたが、AVC-X6500Hを実際に運用した中では、フロント2CHを簡単にBI-AMP化できることから、一回りパワフルな5.1.4CHシステムをご提案できると言う点は「スピーカーを使い切る」と言う点で大きなアドバンテージになるかと思います。
あ、そう言えばDENON LINKが無くなってますね……。

プレミアムAVサラウンドアンプ9.2CH AVR-X4700H

Eu_avcx4700_imagegallery_3

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avrx4700h_ap

さて、もう一つの新製品「AVR-X4700H」です。
こちらは「現時点で最もお手軽に8K対応したAVアンプ」と言う言い方が出来るかと思います。

4700back

※クリックで拡大します。

2020.7.13更新:実機写真です。こちらがAVR-X4700Hになります

Dsc_1960

背面ががこちら。

Dsc_1941

Dsc_1949 此方も若干配置が変わっています。

基本的な変更点はAVC-X6700Hと変わりありません。
やはりAVC-X8500Hのアンプ周りを基礎に再設計を行っており、こちらはまだ聞いていないのですが、6700Hと同じように全体的に太い音になるものと思います。

4700in ※クリックで拡大します。

プリアウトはこちらも今回から11.2CHまで対応

実機写真です。

Dsc_1956

11.2CHのアウトとなっています。

下に見える端子が6700Hとは明らかに違い、2600Hと同じ様な形状です。

6700Hは8500Hと同じ端子形状になりますので、ここは「差」を感じました。

Bluetooth Ver4.2などの機能も入出力の基本は6700Hとほぼ同じ処理を採用しています。
ただ、こちらのベース基盤はあくまでも4500Hの発展版になりますので、端子関係など細かいところの組み合わせが6700Hとは音が違い、その点はしっかり差別化しています。

Immersivesurroundlogos70

2020.8.7:AVR-X4700H、実機の印象を追加しております。

Dsc_2063

少しだけ音を聞きましたがAVC-X6500Hと比較すると、駆動スピーカーが804D3と言う事もあり、サブウーファーを追加しても一回り「軽い」印象です。

具体的には低音の深みが少なくなります。横にあるKEFのQ950では全く問題を感じませんでした。

逆に軽やかさが増した感じです。

全体的な印象としては、現状のホームシアターシステムではいろいろな種類のサラウンドフォーマットがありますが、AVR-X4700Hの9CHシステムで構成する5.1.4CHシステムを構成する事により、IMAXENHANCEDやAuro3Dなど現在民生用に成り立っているすべてのシステムを網羅する事が出来る点は大きいです。

サラウンドフォーマットが複数存在している状況は立体感重視、設置の柔軟性、音楽用などそれぞれ別の特徴もあるのですが、現実問題として、それぞれのシステムを吸収できるアンプと言うのはシステムに柔軟性があり、安心感と信頼感があります。
また、6700Hも4700Hも今回からプリアウトのチャンネル数も増え、オーディオユーザー様の組み合わせや新規ホームシアターの部ベースプランからからハイエンドまで対応が出来る受け止め幅の広いシステムになっています。

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AVC-X6700Hは、妥協のないモンスターアンプ「AVC-X8500Hのミニ版」という形で、手抜きなしのシステムから、マルチスピーカー迄「きっちりやりたい」「どうせならしっかり組みたい」という方にも「私は5chでいい!」という方にも(5ch Full BI-AMPモードという尖ったモードがございます)全力で対応のできる機種です。

Eu_avcx4700_imagegallery_3

これに対してAVR-X4700Hは価格も抑え気味になりますので、既存のシステムの入れ替え、ご新築で「ちゃんとした」将来8Kにも対応したホームシアターを作りたい、でもシングルワイヤのスピーカーで11CHまでは使わないかな?というお客様にはバランスの取れた機種としてストレートにお勧めできます。

現在AVC-X6700HAVR-X4700H、そしてAVC-X6500HAVC-X8500HとAVC-A110がご用意できています。

Dsc_2153 右上からAVC-X6700HAVR-X4700H、奥が再生機のUDP-LX800、AVC-X8500H、となります。

Dsc_2155

Dsc_2156

店舗にてご視聴が可能です。事前の予約をお願い致します。

今回の新機種の紹介はここまでですが、最後にもう一つ。
「AVC-X8500H」と「AV8805」のHDMI2.1/HDCP2.3基盤入替のアナウンスもなされました。こちらは2021年の開始予定になります。

El_avc_x8500h_jp_bk_right

Xl_av8805_f_b_34

詳細はメーカーホームページからとなりますが、今回は有償となります。
どちらのアンプもご紹介時に「箱は取っておいてください!」とご紹介した基盤交換がやっと行われます。今回は入出力基盤のみの交換です。
店舗での受付も可能かと思いますが、前回のAVR-X7200Wの時の様にサポート経由でも受け付けは可能かと思います。

ここでご注意。
機械の接続を一度外す……前に接続を写真に撮り、コードに印をつけてから外してください。後で悲鳴を上げなくなります。(実際、前回AVR-X7200Wの時もこういう事がありました)

いろいろと大変ですが、これからもブログやYoutubeの形で情報発信が出来ればと考えております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
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その1、メール

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その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
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無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

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お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年6月28日 (日)

【横浜店】今のホームシアターの「音」ってどんなだっけ?

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はホームシアターの音ってどういうものだっけ?と言うご質問への回答をさせて頂きます。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日からです!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

では、本題です。


YouTube: 【アバック公式】vol.49~お客様ご投稿企画第3弾!!ホームシアター導入編~#ホームシアター・オーディオのアバック

ここ最近、Youtubeなどからご来訪されるお客様が増えてきております。
また、今回、外に出る事が出来なくなって改めて機材の灯を入れる、と言うお客様からもお問い合わせを頂くことも増えております。

実はそんな中で、初めてのお客様からいろいろな質問を頂いております。
中でも
そもそも「今のシステムってどんな物になっているの?
そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?
あの、サウンドバーとサラウンドシステムって何が違うの?
そもそもそう言う物をどうやってやればいいのか分からないんだけど?

特に「音」に関しての質問が増えています。

今回は改めて、これらのご質問にお答えする形でホームシアターの「音」について、ご紹介させて頂きます。

名付けて

「今のホームシアターの『音』ってどんなだっけ?」

今回は頂いたご質問にお答えする形で書かせて頂こうと思います。
では、始めます。

ご質問その1、「今の音響システムってどんなものになっているの?」

こちらは久しぶりに機材に電源を入れられた方からのご質問です。
電源が入らなかった……という消極的な状況から、コロナ前に訪れた映画館と同じ様な音を御希望のお客様、大規模スポーツイベントやコンサート、最近多くなった4K放送など各種配信に合わせて4Kに対応しようと思ったら機材が対応しないなどなど、理由は様々ですが「今のホームシアターサウンドシステム」がどうなっているのか分からないというご質問が増えています。

そんなわけで独断と偏見込みで簡単に解説してみます。
単純に言えば、今のホームシアターシステムで作り出される「音」は

「映画館の音を家に持ち込む」

のレベルを越えており、

「機種次第ですが、映画館に近い、場合によっては上のレベル」

まで全体のグレードが上がっています。

こういうお話になるとご興味は増すかと思いますが

お金があればそういうのを入れたいけど……。

そりゃ、全部入れれば最高なんだろうけど、一遍には無理!

と言うお声も当然上がります。

そんなわけで、今回は比較的手の付けやすい、且つ効果の大きい「AVアンプの更新」「スピーカーの追加」をメインに考えてみます。

一昔前、ホームシアターと言えば「5.1CH」でした。

ほとんどのお客様は「サラウンド」と言えばこの方法だと思いますよね。

51ch

音がグルングルン回り、まさに映画館!という音響システムは「映画館を家に持ち込むであり、前と後ろに置いてあるスピーカーは「ホームシアター」と言うものを体現していました。

Dsc_1778

実は今でもサラウンドの基本システムは変わりありません。
前がフロント左右とセンターの3本、後ろが2本の5チャンネル、重低音用のサブウーファー、これは変わりありません。
さらに後ろに2本追加した7CHもそのままです。

71ch

じゃ、今のシステムは何が違うのか?
現在のホームシアターシステムは「イマーシブオーディオ」と呼ばれる「立体音響」をご邸宅で実現する事が出来るようになった事、これが最大の違いです。

2019_0118_02
この違いはそのまま二つ目のご質問「そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?」に繋がりますので、そのまま質問2に移行します。

質問2「そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?」

こちらはテレビの方も、シアターの方も、システムを持っている方、持っていない方、ほぼすべての方からご質問があります。

実はこの質問に関しては端的な回答があります。
それは

「上から音が降ってきます」

と言うものです。
しかし、この答は満点ではありません。

「ちゃんとしたものでは音が空中を飛び回る」

が正解です。
実はドルビーアトモスやDTS:Xの正体は「オブジェクト型」と呼ばれる、それぞれの「ポイント」から縦、横、高さの三軸で音をぶつけて空中に「音」を作るサラウンドシステムです。

 先程まで紹介していた既存の「チャンネル型」と呼ばれる音の波で包むタイプのサラウンドシステムとは音の鳴らし方が根本的に違います。
感覚としては

War_taihou


「ドーーーん」と言う連続した音の波を前後左右で合成して音場を作るのが「チャンネル型」

Figure_hakusyu
「パン・パン・パン」と言う手拍子の様な連続した音を色々な所から鳴らして、空中でぶっつけるのが『オブジェクト型」です。

「オブジェクト型」の場合、音のタイミングで場所はいかようにもできますので、ちゃんとしたスピーカーシステムを三軸を揃えれば「音が上から下へ」 

1だけでなく

2 「下から上に上がってゆく」事も出来たり「音が上空を動き回る」なんてこともできるようになるわけです。

Dolbyatomstheather

事実、大きな映画館ではたくさんのスピーカーが設置されており前や後ろだけでなく上にもスピーカーが付いて音が館内を飛び回る、なんてこともご体感頂いている方も多いかと思います。

これがご家庭で出来るという点がAVアンプとスピーカーで構成される「今のサラウンドシステム」であり「ドルビーアトモス」や「DTS:X」と言う事になります。

さて、このまま質問3に突入します。
「あの、サウンドバーとサラウンドシステムって何が違うの?」

こちらは、今までの回答でなんとなくイメージを作って頂いているかも知れません。

Bose_solo5
「サウンドバー」は液晶テレビや有機ELなど薄く、軽いテレビ系の機材の共通の弱点である「音の弱さ」を補うために設置することが多い機材です。

Hx750_これは正面からの音が良くなることは確かですが、逆に言えばそれまでです。
もちろん「DOLBYATOMS対応」とか「疑似サラウンド」と言われるものはあり、それなりに高価がありますが……。

Dolby_atmos1

実はサウンドバーの「サラウンド」は基本的に正面だけでなく、後ろでも「鳴っているかな?」と言うレベルの音の音域を変更する事で発生する疑似音声で「それらしく」鳴らしています。
先程「オブジェクト型」は「ちゃんとしたシステムでは音が飛び交う」というふうに書かせて頂きました。
サウンドバー(テレビに搭載されている「ドルビーアトモス」も含みます)とサラウンドシステムとの差はここにあります。

Ws000038

サウンドバーでは「音の高さ」は出すことができますが、サラウンドシステムの様に「音が飛び交う」という「本物のドルビーアトモス・DTS:X」は実現し切れない、これが大きな差です。


YouTube: Dolby Presents: The World Of Sound | Demo | Dolby Atmos | Dolby

「じゃ、後ろにもスピーカーのあるタイプなら?」

Cq5damweb600600

はい。おそらく前だけの物よりは「本物」に近くなります。

36301私達がお勧めしているサラウンドシステムは費用こそ掛かりますが「本物」になります。
既存のシステムの皆様は高さの違うスピーカーを2つから4つ追加する事で今のシステムに

Yamaha_hight ちなみにヤマハのハイトスピーカーを装備している皆様は「用途替え」でそのまま使用できます。

もっとも
「部屋がスピーカーだらけになっちゃうよ!」
と言うご意見、確かにそうですね・……。
でも、実際に設置をしたお部屋は特に「密度」の点で「映画館以上」の音響システムを獲得できます。

Dolbyatmos

「そんなにスピーカーがあってもドルビーアトモアスとかDTS:X以外では使わないよね?」

いえいえ、そんな事はありません。

高さの違うスピーカーがあるという事は、逆に言えば

低い高さのスピーカー+高い高さのスピーカー

をくっつけたと仮定して鳴らす、なんてことが出来ます。

Pl500iiドルビーアトモスやDTS:Xなどに対応していない場合でも、アンプの方でちゃんと全部のスピーカーを鳴らしてくれるシステムを持っています。

写真のPL500-Ⅱは極端な例ですが、考え方としては近いものがあります。全体的にスピーカーの背の高さが上がり「ポイントの音」から「面の音」になった感じになります。

1806130102

Yourcinemasurroundai_1200x694_3d480
特にYAMAHAの場合は「Surround:AI」と呼ばれる複数の音場処理システムを自動的に切り替えるシステムを装備しており、高さの違うスピーカーを用意しておけば、後は自動的にシーンに合わせて鳴らしてくれます。

Avcx6500h
DENONやMarantrz、オンキョーパイオニアの各機種も、ヤマハ程ではありませんが同じようなシステムを揃えていますので「スピーカーは全部使わないよね?」とういう事もありません。

当店では「本物のサラウンド」をちゃんとしたシステムで鳴らすことが出来るシステムを常設しています。
「サウンドバー……なんか満足しない」
「サラウンドシステムってどんなものだろう?」
「今のサラウンドシステムってどうなっているの?」
とご疑問をお持ちのお客様。
是非一度ご来訪ください。

横浜店では「本物」をご体感頂けます。

ご来訪・ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
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その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

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その2、オンライン会議

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Zoom
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その2、お電話・事前予約来訪

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その4、FAXなど

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受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年6月12日 (金)

【横浜店】「オーディオ寄り」のサラウンドシステム、組んでみました。

横浜店 渡邉です。

Kao

まだまだ大変ですが、今回は「オーディオ寄りのシアター」についてご紹介します。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

では、本題です。

ここの所、すでに2chのシステムをお持ちのお客様から「シアターもやりたい!」と言うご相談を頂くことは多くあります。
今までステレオシステムを持っていて、スピーカーを増やすことでサラウンドや立体音響システムにアップグレードする事は条件にもよりますが難しい事でもありません。
もっともその「条件」が中々いろいろとあるんですが……。

今回は典型的なステレオシステムにAVアンプを追加する形で対応します。

まず、ステレオのベースシステムからご紹介します。
今回はステレオ寄りのシアターを希望するお客様のご要望をお伺いし、先行してJBLを念頭にステレオ機材をお借りしています。

スピーカーはJBL S3900です。

Dsc_1777アンプはLuxman L507UX2にスピーカーA+Bとする事でS3900をBi-Wirelingで駆動しています。Dsc_1779LUXMAN L507UX2

https://www.luxman.co.jp/product/l-507ux2

プレーヤーはストリーミングとネットワーク用にBluesound Vault 2i

Dsc_1795

BLUESOUND VAULT 2i

https://pdn.co.jp/bluesound/bs_vault2i.html

【横浜店】 BLUESOUND。ピュアオーディオレベルのネットワーク・ストリーミングサウンドをお手元に。(2019.9.7追記)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/09/bluesound-5e7f.html

先日のブログでお借りしているTRIODEのTRV-CD6SEをVACUME TUBEで繋いでいます。

TRIODE TRV-CD6SE

http://triode.co.jp/brand/triode/TRV-CD6SE/index.html

【横浜店】TRIODE TRV-CD6SE。「音色」を楽しむCDプレーヤーのご紹介です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/06/triode-trv-cd6s-af82.html

このシステムにAVシステムを追加します。

今回、フロントが強力なシステムになりますので、AVアンプはDENON AVC-X8500Hを準備しました。

Dsc_1809_2

【横浜店】DENON AVC-X8500H 展示開始です!!(2018.2.22更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/02/denon-avc-x8500-3418.html

ここでAVプリアンプを用いる事も可能ですが、チャンネル数が多いことからフロント2chをステレオシステムに任せ、後は複雑にせず残りのチャンネルを内部アンプ駆動でまとめてしまいます。

さて、ここで最初の「条件」が生じます。
AVアンプとステレオアンプの接続です。

接続そのものは簡単です。
AVアンプの「Pre out」フロントLRからRCAケーブルを回し、オーディオの入力に……。
問題はここです。

ピュアオーディオのアンプにはプリパワーの場合ボリュームが付いています。

Dsc_1812

つまりプリコントロール部があるという事です。
そしてAVアンプにもボリュームがあります。

Dsc_1810

どうしましょうか?
ここが最初にして最大の問題です。
理論上はパワーアンプの扱いにすればいいという事になりますので、音量を最大「0db」まで上げれば、プリ部のコントロールは事実上なくなります。
音量はAVアンプで行えばいい、と言う事になるのですが……。
もし、ピュアオーディオ側のボリュームが0dbのまま、ステレオ視聴時にボリュームコントロールを元に戻さずに入力を切り替えてしまうと、0dbで思いっきりアンプから音声が出力され、お部屋に大音響が響き渡ります。
場合によってはスピーカーを壊しかねませんし、精神的に良くないです。

では逆にAVアンプ、ステレオアンプのボリュームをそれぞれコントロールして音を合わせるという方法もあります。
しかし、この方法の場合、AVシステムのボリュームコントロールに対応することは難しく、また、最近のいわゆる「オブジェクト型」と呼ばれるDolbyatomsやDTS:Xなどの立体音響にはボリュームの変化による音響到達タイミングの変化に対応出来ず、新しいサラウンドシステムには適合できません。

じゃ、どうするのか?
実は最近のアンプにはAVシステムと組み合わせることを念頭に置いた入力端子があります。
メーカーによって呼称は様々ですが
「エクスターナルプリアンプ入力端子(EXT.PRE IN)」
「パワーアンプ入力端子(POWER AMP IN)」
「MAIN IN」(ヤマハやLuxmanなど)

Dsc_1816

Dsc_1791_2

これらの端子に繋いだ場合、所定の動作をするとプリ部が外れ、パワー部のみで動作します。

所定の動作を終わった段階で、ピュアオーディオシステムはフロント2chのパワーアンプとして動作します。この時点でフロントを含むすべてのスピーカーのボリュームコントロールはAVアンプ側になり、プリパワーアンプのボリュームは関係が無くなります。もちろん音量を上げる必要はありません。
仮にこの状態で入力を変えてもボリュームも含めアンプがシステムから切り離されていますので、大音量の心配は無く、SEPARATEキーを再度押してシステムを元に戻すことで、そのまま通常のステレオシステムとして使用できます。
正直な所この安心感はとても大きいです。
ステレオシステムベースのサラウンドを構築する場合、まずは説明書を確認し、これらの端子があるかどうかを確認してから、システムのアップグレードをご検討頂くとよろしいかと思います。

今回はLuxmanの機材になりますので「SEPARATE」を使用した前提のシステムとなります。

あ、それぞれの機材の電源投入、切断の順番は音の流れに沿って
投入:AVアンプ⇒プリパワーアンプ
切断:プリパワ―アンプ⇒AVアンプ
の順です。お気を付けください。

と言ってもここから先は余り難しくありません。
DENONの場合基本的に「PRE OUT」は何もしなくても出力がありますので、単に接続するだけです。

ご注意!:必ずすべての電源を元から切ってから接続してください!まれに大音響になります。

AVC-X8500Hの背面にある「PRE OUT」からRCAケーブルを接続して……。

Dsc_1819

LUXMAN L507UX2の「MAIN IN」に繋ぎます。

Dsc_1791
これだけです。

今回はA+BでBi-Wirelingにしますので、それぞれの出力端子にスピーカーケーブルを繋いで……。

Dsc_1788

今回のフロントS3900のジャンパを外し、それぞれに接続します。

Dsc_1815
もちろん、今までの接続のままでも大丈夫です。
これでフロントの処理は終わりです。

後はリアスピーカーを増設です。

Dsc_1786

今回はJBL4312M2Bをリアに持ってきています。

Dsc_1787
立体音響に対応するためにハイトスピーカーを追加します。

Dsc_1820

Dsc_1821
フロント以外のスピーカーをアンプのそれぞれの端子に接続して準備は終わりです。

さて、出来上がりです。
今回はセンタースピーカーなしのフロント2ch、リア2ch、フロントハイト・リアハイトスピーカーを追加した4.0.4chシステムになります。

後は実際の音ですが……。
まずはステレオ。

Dsc_1778_2

S3900ががっつり鳴り響きます。
音像がとか音の起点がではなく「音」と「音圧」で押し切ります。
厚みのある音はまさにJBLで組んだシステムです。

では次にAVに切り替えます。
まずはコントロールを確立するためにAVアンプの電源を入れ、L507UX2の「SEPARATE」を押します

Dsc_1824

Dsc_1827

これでサラウンドシステムのフロントをピュアのパワーアンプで鳴らす事になります。
では「地獄の黙示録」です。

Apocalypsenowtitlee1582527307957

はい、ここまでの音圧があれば、5.1chベースのサラウンドであればセンタースピーカーはいらないですね……。
問題はアトモスなどですが、アンプの表示は「DOLBY ATOMS」になっています。

Dsc_1809

Informationはこの通り。

Dsc_1804

4.0.4chになっております。
このようなセンターなしのシステムを私達は「ファントム」と呼んでいます。
センタースピーカーを左右のスピーカーの合成で表現するシステムです。
オブジェクト型のサラウンドシステムでは本当はセンターがあったほうがいいんですが、音圧のあるJBLであれば何とかなりますし、何とかならなければ単品売りのスピーカーを追加設置する大技もあります。

K0000306598
実際に鳴らしててみるとセンターのセリフが多少流れますが、ある意味映画館らしい音になります。
ちゃんと音場の測定を行っておりますので、センターがない事はあまり気にならず、上下の移動もちゃんとなされており、違和感を感じる事はありません。
これが音声システムの概要です。
ただ、5ch以上のチャンネルがあればSACDや配信の5chも流す事が出来、利点は多いと思います。

さて、今回のステレオシステムベースのサラウンド構築、いかがだったでしょうか。
元のシステムやAVアンプとの接続対応・配置などパッとできる物でもありませんが、事前のご相談をして頂ければバランスとこだわりの合わさったシステムの構築が出来るかと思います。

購入をご検討の皆様、是非横浜店にご相談ください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。 

支払方法等いろいろございますので、お早目にご相談ください。

今回のようなケースでは横浜店と馬車道店の連携も十分可能です。
ご相談をお待ちしております。

2020年6月 7日 (日)

【横浜店】TRIODE TRV-CD6SE。「音色」を楽しむCDプレーヤーのご紹介です。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はTRIODEのTRV-CD6SEをご紹介します。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です!

Trv_cd6se_4 

と、その前に

20200520_bana_2_2

サマーダイナミックセール2020開催です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/summer-sale2020.html

詳細はこちらから。

【横浜店】いよいよサマーダイナミックセール2020、開催です!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/06/post-add6.html

では、本題です。

このTRV-CD6SEを作ったTRIODEというメーカー様、日本のメーカー様です。

Header_product_1

TRIODE

http://triode.co.jp/index.html/

リンク先をご覧いただきますと分かりますが、真空管オーディオシステムをメインの機材にしていらっしゃいます。

Musashi_product01

真空管、というと独特の外観も含めて「味わいのある音」と言う評価が出る半面「高級オーディオ」「扱いにくい」というご意見も多く聞く、いわゆる「マニア」な商品が覆いと言う印象が覆いのではないでしょうか。

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これに対してトライオードは「オーディオは万人の楽しみのはず。出来るだけ多くの人に魅力的な音の味わいを楽しんでもらいたい」と言うコンセプトの元、お手軽ラインからハイエンドまで真空管に特化したシステムを提供しています。

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今回ご紹介するTRV-CD6SEは「真空管の音半導体の音」両方が楽しめる、最近のオーディオマニアの皆様の間で話題になっている商品です。
実はそれ以外にもCDメカはティアック製だったり、いろいろと「日本メーカーらしい拘り」があったりします。

早速商品が到着しました。

Dsc_1585
本体の大きさが横345×奥行335×高105mm/8.1kgと少し小さめと言う事もあり、箱もそう大きくありません。

Dsc_1588

梱包を開けるとTRIODEらしい少しワイン気味の赤色である「Ruby」が眼に入ります。
なんとなくですがラックの一番上に置きたいデザインです。

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これに対し、正面デザインは丁寧なアルミ加工、リモコンや表示ウインドー関係は最低限です。
今回は店舗のシステムであるヤマハのC5000+M5000で組み合わせてみます。

Dsc_1598

上に載っているのはBLUESOUNDのNODE 2i、横にあるのはAmazon Alexaです。

大きさのイメージを付けて頂けるかと思います。

本体背面です。

Dsc_1591

左側の「ANALOG OUTPUT」をよく見て頂くと「VACUUM TUBE」と「SOLID STATE」と書かれています。

Dsc_1594

これが最初の特徴です。
「VACUUM TUBE」はその名の通り「真空管」です。

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出力バッファー部分に6922(6DJ8/E88CC)×2本を搭載しており、アンバランス出力とヘッドホン出力は「真空管の音」で出力されます。
もう一つの「SOLID STATE」は純粋にD/Aをコンバートする「半導体」の音です。

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D/AコンバーターにESS Technology社のSABRE ES9038Q2M搭載しており
必要十分なシステムを搭載しています。

真空管部分はバッファーになりますので、完全な真空管の音と言うわけではないと思いますが、いわゆる「玉」ならではの音色とESSの切れのいい音は、それぞれかなり性格の異なる音を出してくれます。

Dsc_1599

そしてフロントディスプレイの左サイドにはSRC offの文字が。
最近のプレーヤーには良く搭載されたサンプリングレートアップコンバートです。

Dsc_1601

CDの44kHz/16bitの音楽信号を内部で352.8kHz/32bit(8倍アップコンバート)またはDSD5.6MHzにアップコンバート処理してからD/A変換を行う再生モードを搭載しています。

では、実際の音を試してみます。
使ってみたのは店舗でも使わせて頂いている
T-TOC HIGH QUALITY SOUND SAMPLER CD(AUDIO ACCESSORY 168付属)から

Dsc_1774_2

北島直樹さんの「荒城の月」
愛花芽さんの「山寺の和尚さん」
それと
ジョバンニ・アレヴィのTHE PIANO OF GIOVANNNI ALLEVIから「Monoclale 7:30 a.m.」
になります。

Dsc_1775

まず「SOLID STATE」で出力します。
今回はXLRで接続しています。 Soild

実際の感覚としてはどの音源にも共通しているのですが、奥行きを感じます。
また音色そのものも綺麗に立っており、空間表現性もしっかりしているように感じます。
それぞれの楽器が別々に鳴っている事が良く分かります。

次に「VACUUM TUBE」の出力です。

Vacume
こちらはRCAのみになります。

Headphone

余談ですが、ヘッドホン端子も真空管出力で280mW+280mW(40Ω)になっています。
肝心の音ですが、こちらは音が「塊」になります。
中低音に掛けて膨らみを感じ、それぞれの音がある程度独立しているのですが、音を収めながら一つの場に収れんしてゆく印象です。

個人的な経験でしかお話が出来ないのですが
スタジオで収録した「音色も音も正しい音」になっているのが「SOLID STATE」
地下のバーで椅子に座りながらジャズを聞いているような音が「VACUUME TUBE」

でしょうか。
言葉にしずらいのですが「カチッとした」と「しっとりした」や「フローリングの板の間」と「暗色のフェルト素材で作られた間」(それぞれの素材で作られたお部屋を想像してみてください)と言う言い方もできるような気がします。

最後に手持ちのMQA-CDを鳴らしてみます。

Dsc_1773

ディスプレイには「MQA 352.8K」の表示が出ています。

Dsc_1776

周波数は44.1k×8=で352.8kとなり、TRV-CD6SEではMQAの「2つの折り紙」をすべて開く「MQAフルデコード」機能が働いていることがわかります。MqaMqadecodeall_3MQAのしくみ

https://mqa.jp/technology 

肝心の音についてですが、MQAは音を鳴らした後の「インパルス」と呼ばれる残響部分について非常に優れています。音の傾向は「澄み切った」「奥行きや空間表現性のある」と言う表現が適当かと思います。ピアノの指を抜いた後の余韻や女性ボーカルのボーカル、オーケストラの列の違いなど、元々奥行きがあったり、響きがあったりする音源は特に効果が高いような気がします。

余談ですが先程の表示は「MQA」となっていましたが、これが「MQA.」(ドットが入ります)になるとMQA Studio(アーティスト、マスタリングエンジニア、プロデューサーなどがオリジナルと認定したコンテンツ)の 352.8kHzになったりします。

さて、後は音源と出力の組み合わせです。

MQAの小気味よい音が真空管のバッファーで「澄んだ部分はそのままに角だけ丸くなった」音に変えたり、ESSのDACでさらにエッジの効いた音にする事も接続を2つ出して繋げ、切り替えるだけで」可能です。

2つの出力を切り替え、さらにアップコンバート(MQA使用時は利用不可です)を組み合わせ、CDの魅力と真空管の味を引き出すとても楽しいプレーヤーになっています。

逆に、USB-DAC機能、そしてSACDの再生機のは省かれており、「ええー!SACD駄目なの?」と言うお声も頂きますが、こちらについてはより「純粋」な機種だとお考えください。

ここでもう一つ。TRV-CD6SEが持つもう一つの出力をご紹介します。
背面の写真をもう一度載せてみます。
「SOLID STATE」の横、「DIGITAL OUT」の部分ですが

Dsc_1597

……SPDIF各種端子の他にHDMIがあります。
実はこの端子、表記の通り「I2S」と呼ばれる端子で正式名称は「Inter-IC Sound」です。
PS Audioが公開しているデータとクロックをそれぞれ独立して転送できるジッターレスの伝送システムになります。
本来はLEFT、RIGHT、SDATAとMCLKの合計4本の配線が必要になるのですが、その点を端子としてはポピュラーなHDMI端子でまとめているのが特徴です。
このため形状としてはHDMIですが、実際の運用は異なります。
現時点ではPS Audioでの対応がベースであり、AVアンプに繋いでも音は出ません。
保証外ですがRasberry piなどを使う事で内部信号レベルで変換出来ます。
内部信号をそのまま出しているのと同じレベルになりますので、ここは購入後にお試しいただいてもよろしいかとおもいます。

あ、横にあるのはクロック端子です。

WORD CLOCK 同期信号入力端子、10MHz 基準信号入力端子から外部同期信号を入力し同期
させることができます。
外部同期信号を検出すると表示部に外部同期信号の周波数が表示されます。

一切手抜きの無い機種です。

Dsc_1587

さて、現時点ではTRV-CD6SEは店舗の展示がございます。

これからもいろいろと試してみたいと思っています。

今回は時期が時期だけに、長めの使用で出来るだけ印象も含めて書かせて頂きました。

購入をご検討の皆様、是非横浜店にご相談ください。

さて、最後にご相談の方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

その2、お電話

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談が増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その3、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

その4、オンライン会議

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最後はお勧めオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

支払方法等いろいろございます。

お早目にご相談ください。

ご来訪・ご訪問をお待ちしております。

 

2020年5月31日 (日)

【横浜店】Youtubeアバックチャンネル「各店舗店員の画像調整法方法」でちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

Kao

神奈川県の緊急事態宣言が解除されました。
ご来訪の事前予約制は必要なくなりました。
とはいえ、まだまだ「いつも通り」と言う訳にも行きません。
三密を避け、ご来訪の際には人が重なることを防ぐためにも、この後記載させて頂く事前のメール・オンライン・お電話等での相談を先行でご活用頂いて、ご来訪の段階ではマスクの着用をお願い致します。

ともあれ、ほんの少しですが少し先が見えて参りました.

今回の更新は臨時です。

先日公開されたYoutubeアバックチャンネル vol.46 お客様ご要望企画「各店舗店員の画像調整法方法」についてちょっとだけ裏話的な捕捉させて頂きます。


YouTube: 【アバック公式】vol.46~お客様投稿企画第2弾!!画質調整についてご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回、私は最後の方で出させて頂いております。

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新宿本店の桜庭、名古屋店の明石が項目の詳細をご紹介しておりますので、私はもう少し引いた視点で「好み」の観点から開設させて頂きました。

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映像の中でもお話していますが、画像調整は基本的に「その人の好み」になります。

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特に映画の場合、徹底的に突き詰めると純粋な素材はDIになりますが、カメラがALIFLEXだったりREDだったりとアナログベースの撮影カメラなのかデジタルなのか、そして最終的なディスクにまとめるコーディングで同じタイトルでも結果がまるで変わってきます。

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今回の場合、映像素材はRED系のフルデジタル8Kカメラでいわゆる「4Kらしさ」を全面に押し出したデモディスクでしたので、空間表現性の出しやすい空の映像などを念頭に階調を強調し、少し色も強めにしてデジタル感をちょっとだけ薄める方向で出してみたのがあの映像です。

映画の場合、個人的には映画館で観た作品を念頭に「映画館で見た絵」を基準としています。

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UHD-BDでフル4Kクラスまで行けばすでにフォーカスやきめ細かさ、階調表現は映画館より上になることも多いので、個人的にはやはり「色幅」や「階調」を求める方向になります。

Dsc_1262

具体的には標準の映像から「全黒から明度と彩度が掛かる階調部分」か「色温度の高い所(空とかですね)の階調表現を細かく広げる」のいずれかを主軸に置いたセッテイングで考えています。

個人的な到達点ですが「カメラマン」や「クリエイター」がファインダーや画面、実写の場合は撮影現場をそれぞれ見てどういう絵を望んでいたのだろうか?と言う事を考えながら「自分の独断と偏見の好み」を入れて、実写・CGなどのお気に入りの映像で調整したモードを用意する、と言うのが理想だと思っています。

そうなるとどうしても「オールド」「デジタル」「オールドをリミックスしたデジタル」で色の濃さや明るさ、コントラストはともかく、追い込んでいけばそれぞれセッティングは変わるかと思います。

HdrJVCのDLA-V系は「Frame Adapt HDR」など元々のモードが優秀な機種になりますので、細かいところは後回し、とりあえず色などの基本的なところを弄るところから始めてみてはいかがかと思います。

以下、裏話です。

Youtubeには出しませんでしたが私はアニメ系も守備範囲に入っております。

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【HT横浜関内店】 ガールズ&パンツァー劇場版をホームシアターで。(2016.8.7追記あり)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2016/05/post-06f8.html

流石にYoutubeには乗せられませんが、実際に調整(ジブリ系や普通のアニメなど)もしてみました。結果としてはあまりテレビの方向にしてしまうとぬるぬる且つCGと動画がはっきり分離してしまう(君の名は。などで動画補正をすると良く分かります)ので、そこそこで止めておくのがお勧めです。


YouTube: 「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート 1992-2016」予告編

ジブリ系の場合は元々の解像度が高めなので動画補正少な目、またはなし。色の濃さを気持ち濃いめにして頂ければよろしいかと思います。


YouTube: 「メアリと魔女の花」予告3

但し、厳密にはジブリ系とは言えないのですが「メアリと魔女の花」UHD-BDは別物です。

音も映像もレベルが違いますので、映画に準じたセッティングにして頂いたほうが良いかと思います。

発色やHDRらしい透過光がしっかりしており、音もDTS:X7.1.4chでしっかり作り込んでいます。個人的にお勧めです。


YouTube: TVアニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』ティザーPV

逆にいわゆる普通のアニメはテレビ放送時は720Pベースで画素数や色数が少ない傾向にあります。(BDは綺麗なんですが……)また動画と背景、そしてCGがそれぞれレイヤーで重なっておりますので、気持ちよく見るにはフォーカス少し柔らかめで境界を少しぼかす「大きいハイビジョンテレビ」のセッティングをして頂ければよろしいかと思います。

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 アバック公式YouTubeチャンネル お客様応募企画

https://www.avac.co.jp/contents/topics/youtube_kikaku.html

今後も皆様のご要望にお答えしていければと考えております。

先日入った大きな情報ですが、UHD-BD搭載のPlaystation5もまもなく発表されます。

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https://blog.ja.playstation.com/2020/05/30/20200530-ps5/

世の中コロナで止まっていたような気がしていましたが、いろいろと動きが始まっていますね……。

すぐ!」のお客様も「とりあえず」のお客様も「先々で本格的に」と言うお客様も一度横浜店まで是非お声をおかけください。

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オンライン会議

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お勧めはオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
担当者と実際にお顔を合わせながら、資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

また、店舗への来訪が難しい場合はお電話メールでのお取引、または通販からの購入も可能です。

商品在庫や価格のお問い合わせは基本的にメールまたはお電話またはFAXで対応させて頂きます。

なお、お電話等でお取引を勧めさせて頂いた場合、ご来訪なしで決済可能な方法は下記の通りとなります。

横浜店 お支払い方法

https://www.avac.co.jp/contents/shop/yokohama_oshiharai.html

電話でのクレジットカード決済

銀行、ゆうちょへのお振込

Web経由のショッピングクレジット

代金引換(基本的に現金決済となります)

などの対応が可能です。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスが便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

店舗への問い合わせは各店舗の紹介からメールをお願いします。

もちろんこのブログなどへのアクセスも可能です。

お手軽さはWeb以上になりますので是非ダウンロードをお願いします。

ご相談をお待ちしております。

2020年5月28日 (木)

【横浜店】「ホームシアターを作りたい!」のご相談について、方法いろいろ。

横浜店 渡邉です。

Kao

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まだまだ「いつも通り」と言う訳にも行きません。
三密を避け、ご来訪の際には人が重なることを防ぐためにも、この後記載させて頂く事前のメール・オンライン・お電話等での相談を先行でご活用頂いて、ご来訪の段階ではマスクの着用をお願い致します。

ともあれ、ほんの少しですが少し先が見えて参りました。
そんなわけで「ホームシアター作りたい!」というご要望への復習をしてみたいと思います。

そもそも

「ホームシアター」って何だっけ?
実はこの定義も少しずつ変わりつつあります。
一昔前までは「映画館を自宅に持ち込む」「映画館の様な内装でソファーに座って極上な時間」と言うのがホームシアターのイメージだったのですが、最近はちょっと変わってきています。

今のホームシアターは
「本格的なシステム」

「レベルの上がった普通のシステム」
そして
「簡単にできるシステム」
の三つに分かれつつあります。

じゃあ、それぞれどういうものなの?と言うお話になりますので、それぞれご紹介します。

まず「本格的なシステム」です。

Img_5238 こちらは
「映画館以上の画質と音を自宅で再現する」
システムの構築になります。
プロジェクターはリアル4Kクラス、HDR10の再現も可能で、映画館のマスターレベルにかなり近い画をそのまま映し出す事が出来ます。

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リビングにせよ専用室にせよ映画館より小さいことから、投射距離と実際にご覧になる距離は映画館より近く、特にきめ細かさの点では映画館より画質が上になります。

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【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.11.3更新)より

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-c26b.html

音響についてもベースレイヤー・ミドルレイヤーと呼ばれる高さの違うスピーカーを多数配置し、映画館で用いられていた立体音響システムを家庭用としてほぼ完全に再現する事が出来ます。
映像、音声共に「映画館以上」のレベルに持って行けるのが「本格的なシステム」と言う事になります。

そしてもう一つ「本格的なシステム」と言っていいシステムが存在します。

それは防音などを絡めた「お部屋全体を考慮したシステム」です。

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防音設備のご相談や照明、お部屋自体雰囲気も含めた「空間」そのものを作り出します。

このレベルになると絵だけではなく雰囲気も「映画館以上」になります。

【横浜店】 「ホームシアターの防音室」、その価値って何でしょうか?

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/03/post-de20.html

ご邸宅を立てる段階からのお話、機材の入れ替えなどは事前下見など早い時期からの打ち合わせが必要な案件です。

次に「レベルの上がった普通のシステム」です。

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こちらはここ最近価格性能比が著しく向上した音響システムと映像システム双方のレベル向上の恩恵を受け、全体的なレベルが一番向上したシステムになります。
専用室ではなくリビングなど普通のお部屋でプロジェクターや大画面テレビと天井吊りのスピーカーなどを組み合わせ、普段の生活を邪魔することなく、家族みんなで集まる事の出来るお部屋をそのままシアターに出来ます。

最後に「簡単にできるシステム」です。

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ここ最近市場が急速に拡大している低価格プロジェクターを使用して、出来るだけ安くホームシアターを作ってしまおうという考え方になります。
映像についてはスクリーンに捕らわれず、壁映しも含めたシステムが前提になります。
音響システムについては基本的には2ch、または本体内蔵スピーカーで賄い、ホームシアター一番の利点である「画面の大きさ」を主で考えるシステムです。
少し金額が上がりますが「超短焦点」システムによる壁映しもこちらに入ります。

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実はここには「テレビシアター」を入れておりません。
テレビの場合大きさによって「本格的」にも「簡単な物」にもなりますので、あえて外しています。

皆さんの「ホームシアター」についてのお考えは、大体これらいずれかに収まるかと思います。

では、それぞれの構築方法についてお話いたします。

その1、本格的なシステム
こちらは実際の作成までに時間がかかります。
本格的なシステムを構築するにはお部屋自体に手を付け無いと難しいケースがほとんどです。
特に新築で建築される場合や防音工事を行う場合、弊社の担当者からお部屋の構造など間取りレベルからご相談をさせて頂き、システムの構築に掛かります。
このレベルのシステムをお考えのお客様はご存知かと思いますが、専門の設計士であるインストーラーと専門の施工チームを入れ、ハイクオリティなシステム全体の構築をお手伝いいたします。
ご納得のいくシステムのご提案を行う為にはお早目の相談、ご新築の場合は間取りレベルの段階からご相談を頂くことが肝心です。

あ、それと

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大型の液晶や有機EL、特に75インチ以上は梱包を含めた大きさが問題になります。

特に2階以上、地下室、マンションの方は納品方法検討の必要があります。

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もう一つ、超短焦点の場合、壁映しは問題ありませんが「スクリーンを用いた投射」はスクリーンの設置位置など検討が必要です。

どちらも事前相談が必要とお考えください。

その2、レベルの上がった普通のシステム

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こちらは ご新築の建物への設置か既存の建物にシステムを入れるか等建物の状況により費用が変動します。
新築の場合はご自宅の建築を決めた後、お部屋の間取りなどの検討段階からお話しいただくのが一番です。特にスクリーンの場合、投射距離の問題がありますので、スクリーンの幅とお部屋の長さが問題になり、写真の様な埋め込みスピーカーなどは基本的に新築のご邸宅が前提になります。

「ホームシアターを作りたい!」

と思った段階でハウスメーカーにお話し頂き、設計・施工まで出来るか弊社の様な専門店にお任せ頂いたほうがいいとの回答が出るか図面があれば何とかと言う回答が出るかそれぞれでその後の打合せ内容や費用がかなり変わってきます。

Reform

既築の建物の場合は一番いいのはリフォームのタイミングですが、すでにお住みになっている状況でも承れます。最初にご相談頂いた後弊社の設置担当者が下見に伺い、実際の状況を反映した上でどのような施工が可能か、またはご要望になっているシステムの構築が可能か、そして施工費用の算出などを行います。
リフォームであれば隠蔽配管などを組み込むことが可能な為、新築に準じるシステムの構築が可能になります。

その3、簡単にできるシステム

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こちらは基本的にはお部屋をいじらず、機材のみを購入してシステムを組むか、機材プラス設置を行う形のいずれかになります。
ご相談のタイミングは様々ですが、基本的には
「ご相談いただくまでにどこまで予習をしておくか」
がポイントです。
特に最近人気のある超短焦点や短焦点など、特徴のある機材については

アバック横浜店 ブログ

Yokohama_blog

https://blog.avac.co.jp/yokohama/

Youtubeのアバックチャンネル

Avac_youtube

ホームシアターのアバック Youtube

https://www.youtube.com/channel/UCT2ZSGug2FOaftsdf3RU_2A

をご覧いただくと詳細な情報やお勧めの機種などをお知らせしています。ちなみに話題のviewsonicや超短焦点のVAVAはこんな感じです。


YouTube: 【アバック公式】vol.26~ViewSonic『X10-4K』プロジェクターを徹底的にご紹介 ~#ホームシアターのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.40~大好評につきViewSonic企画第二弾!!『X10-4K』プロジェクターを徹底的にご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.31~超短焦点プロジェクター VAVA VALT002をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

(PopinAlladin2は直販のみです。ごめんなさい)
選定のコツは「どんなシステムにしたいか、どんなことをしたいか」と言うご自身の希望と、実際に考えているそれぞれの機材が「どういう条件で設置できるのか」という「認識のギャップ」を埋める事です。
ただ、迷ったときには弊社の販売員に是非ご相談ください。
特に私達は知識の「幅」や「実例」に長けております。
ご想定以外の機種も含め、選定のご相談をさせて頂きます。
また「安い買い物じゃないので実機を見てみたい!」と言うご要望を頂くことも多くあります。
低価格の(と言っても4Kクラスは10万円以上しますが)機材は店舗に展示がない場合も多くあります。

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こんな場合は事前相談を頂いた上である程度お話が進めば(ここがミソです)機材の準備などを行う事もできますので、在庫のご相談なども含めてこちらもお早目にご相談ください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。