【横浜店】 SONY VPL-VW745新機能体感フェア開催!(2020.1.17内容変更)
横浜店 渡邉です。
先行して大事なお話が。1月23日(木)は社員研修のためお休みをさせて頂きます。1月21・22・23は連休となります。ご容赦ください。
アバックチャンネルは#22、私でございます。
今回はJVC LX-NZ3です。
YouTube: 【アバック公式】vol.22~JVCプロジェクター LX-NZ3を比較視聴~#ホームシアターのアバック
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では、本題です。
1月に入りやっとHDMI2.1関係に動きが出ましたが、周辺環境や状況はあまり見方とは言えず、動き出すのはオリンピック以降ではないかと言う気がしております。EH-LS500やLX-NZ3など新製品が出ない訳ではありませんが、動きの少ないシーズンだったことは否めません。
そんな中でもハイエンドプロジェクターは確実な進歩を遂げています。
最近話題になったJVC DLA-V9R/V7/V5の新ファーム「Frame Adapt HDR」が発表され、HDR10モードとは明らかに違う「底力」を見せつけました。
【横浜店】 JVC新ファームウェア「Frame Adapt HDR」入れてみました!(2019.10.11臨時更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/10/post-add6.html
そしてソニーも機種そのものこそ変わりありませんが、VPL-VW745についてはメーカーとしての「総合力」を見せた「機器アップグレード」ファームウェアが公開されております。
VPL-VW745用「アップグレード」ファームウェアです!
VPL-VW745はJVCの高価格帯であるDLA-V9Rとは別の方向性であるレーザー光源(Z-Phosphor)を搭載し、20,000時間の寿命を誇ります。
それでいて可能な限り大きさを抑えており、VPL-VW500から続く系譜の新世代機種です。
しかし、すでに発売から一年以上が経っています。
また、同じシステムにVPL-VW1100と同じレンズを搭載したVPL-VW855も発売され、こちらはJVC DLA-Z1とライバル関係の機種となっています。
当店では発売時から展示をさせて頂いておりましたが、レーザーならではの手軽さと高画質を両立しつつ、1000時間以上の使用でも全く問題の無い、とても使い勝手のいい機種となっています。
今回、このVPL-VW745に新しいファームウェアが搭載されました。
今回は中身は変わらず隠された機能で性能アップとなります。
今回のアップデートでは、VPL-VW855で初搭載した
「デジタルフォーカスオプティマイザー」機能
そして
「デュアルコントラストコントロール」機能
も追加したことが最大の変化です。
まずは「デジタルフォーカスオプティマイザー」ですが
具体的にはレンズ周辺部など、収差による解像感の座標と画質のパターンから「表示前」に最適化します。
実はこの「レンズ収差の補完」はかなり昔から「歪曲収差補正」と言う方法で一眼レフなどの高級機を中心に最近では非球面レンズやED(特殊低分散)ガラスなどのハードウェアとそれらを制御するソフトウェアで普通に行われていたものです。
ソニーにはミノルタから事業を継承した一眼レフ「αシリーズ」があります。
今回の「デジタルフォーカスオプティマイザー」はこのαの技術を応用した形になります。
尤も、一眼レフの場合基本的にはレンズの中心をベースに使用しますが、プロジェクターの場合はレンズシフトを行います。結果として必ずレンズの中心を使うわけではありません。
(中心であればより良いのは事実です)
それでもちゃんとレンズ収差を修正しています。ここが凄いんです。
一眼レフの技術をプロジェクターに応用する、総合メーカーらしい「総合力」が詰まっています。
もう一つは「デュアルコントラストコントロール」です。
VPL-VW745は元々レーザーの出力でダイナミックレンジをコントロールする仕組みを取っておりました。
この時点では「レーザーで調整するのでアイリスは無い」と言ういわゆる「消灯Olm」を意識したシステムでしたが、今回のアップデートダイナミックレーザーライトコントロールだけでなく、今まで「搭載しても使用しなかった」アドバンストアイリス3によるアイリスコントロール「も」行うことで、さらなるダイナミックレンジの拡大を実現しました。
でも「じゃあ、何で今まで使わなかったんですか?」
と聞いてみたくはなりますが、憶測も入りますがレーザーの瞬間的な反応速度による調整(HDR10+の様なシーンコントロールなどはレーザーの光源調整の方が機器に負荷を掛けないかと思います)を主として、アドバンストアイリス3の時間差を気にしたのではないかと思います。
今回のアップデートでVPL-VW745は
レンズ以外はVPL-VW855相当、一部機能はそれ以上の能力を持つに至りました。
JVCの処理能力による全てを引き出す「底力」とは別の方向であり、今手元にあるものを応用し、グループ内の技術を応用する「総合力」で見事な性能向上を引き出しています。
では具体的な絵ですが
今回もHDR Referenceを使用します。
携帯電話のカメラ程度では表示がしにくいのですが、
こちらが「デジタルフォーカスオプティマイザー」を入れる前。
そして入れた後です。
全体的に毛のディティールが増しています。
今度は拡大です。
こちらが「デジタルフォーカスオプティマイザー」を入れる前。
こちらが入れた後。
何というか「霞が取れ、映像の輪郭がよりはっきりした」様な印象です。
同じ機器なのにソフトウェア(ハードもですが)でここまで変わるのはかなり驚きです。
JVCの「Frame Adapt HDR」はどちらかと言えば表現方法を変えるアップデートですが、VPL-VW745は表現そのものを物理的に変えて(使い切って)、表現方法は変わりませんが明らかに一回りクリアさが上がっています。
ここまで来ると
「じゃあ、どっちがいいんですか?」
と言われてしまうと「ここから先は実際に見て頂いた上で、後は好みと使い勝手の問題です」と言うしかかない状況です。
各メーカー様、すごいですよね……。
そんなわけで今週末から二週間の時間を掛けて
開催日時:2020年1月18日(土)~26日(日)11:00~17:00と長めの時間をかけ、期間中はVPL-VW745を常時稼働させ、その魅力をしっかり見て頂きます。もちろんDLA-V9Rなどの機種との比較もできますので、方向性の違いを見ながらご自分のお気に入りをお持ちください。
さらに深まったフォーカスとコントラストを「ちゃんとした場所で」是非ご覧いただければと考えております。
あ、そういえば……
先日VPL-VW745でアバックチャンネルに参加させて頂いております。
YouTube: 【アバック公式】vol.10~4KレーザープロジェクターSONYのVPL-VW745を見てみた!~#ホームシアターのアバック
今回ご来訪頂けない地方の皆様、ご覧いただければと考えております。
近隣の皆様、雪に気を付けて週末は是非ご来訪ください。
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