【横浜店】 BS4K・CS4K放送について2018年10月1日版
横浜店 渡邉です。
まず重要なお知らせが2つ。
https://www.form-answer.com/applications/TTYNM
今回の冊子は「事前申し込み」が必要になります。
本体・送料は無料です!!
締め切りは10月31日となりますので、お早目の申し込みをお願いいたします。
もう一つ!各種フェアのご案内です。
ヤマハ AVENTAGE CX-A5200/MX-A5200のフェアが
あとはJVCだけですが……もうちょっとお待ちください。
10/20・21の両日に行われます。どちらも特典等ございます!ご来訪をお待ちしております。
さて、本題でございます。
いよいよ10月に入りました。
BS 4K/8K/CS-4K放送について、情報のアップデートをさせて頂きます。部分的なもので申しわけありませんが、順次更新させて頂きます。
色々と具体的な商品が出始めました。
1、プロジェクター
新製品がいろいろ出てきました!
プロジェクターについては現時点ではJVCのみ国内新製品が発表されています。
JVC プロジェクター
https://www3.jvckenwood.com/projector/
中でもDLA-V9Rはe-shift8K「疑似8K」を組み込みんでおり
画質や絵の密度の点で他の機種と一線を画しています。そのインパクトは「見てはいけない」レベルです。
今年の一押し機種になります。
また、下位機種のDLA-V7
各機種もリアル4Kパネルとなりました。
視聴レビューを書かせて頂いております。ご選定の参考にしてください。
【横浜店】 JVC DLA-V9R DLA-V7 DLA-V5 見てきました。
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/09/jvc-dla-v9-dla--fdc8.html
ソニー様・エプソン様に関しては、現在の所、正式な情報が来ておりません。
海外では情報がありますが、現時点での日本側の情報がありません。情報待ちという事になるかと思います。
なお、昨年から今年発売の4Kクラスプロジェクターは最低でもHDR10、日本の各メーカー製品はHLGまで対応しています。
これ以外のメーカー製品についてはHDR10のみ対応になりますので、後述するパナソニック様のレコーダーによるHLG→HDR10変換などを用いての条件付き使用となります。
次にHDR10+並びにDolbyvisionですが、現時点ではプロジェクターで対応予定はどのメーカーもしない方向の様です。
Dolbyvisionはプロジェクター用のものがまだ存在しない事、HDR10+についてはプロジェクターの場合、シーンが変わるたびにアイリスが動いてしまうのでかなり見ずらくなることから、両方とも対応は難しいようです。
なお、HDMIケーブルについては長尺は基本的に光HDMI一択です。ただ、何度か書かせて頂いておりますが、動作に癖がありますので導入にはご相談をお願いします。HDMI 2.1は来年以降になります。
2、テレビ
まずREGZA X920、Z720、BM620X、M520導入の皆様はそろそろ「BS/CS視聴カード」の送付が始まるかと思います。
なお、固体ごとに違う有線用MACアドレスの入力が必要なことから、お申し込みをしないと手に入りません。
早めにご手配ください。
東芝REGZA BS/CS 4K視聴チップ(無償配付)のお申し込み
https://regza.digitaldoors.jp/bs4k/
事前にテレビの電源を入れ、テレビのリモコンの設定ボタンを押し、画面に表示される「その他の設定」⇒「本機の情報」の順にお進み頂き、テレビ画面に表示された「形名」と「有線用MACアドレス」の英数字をそれぞれの項目にご入力ください。後は送付先などの入力になります。
次に、東芝以外のメーカーとしては、シャープ様、三菱様からBS/CS-4Kチューナー内蔵のテレビの発表がなされています。
SHARP AQUOS AN1ライン
http://www.sharp.co.jp/aquos/lineup/an1.html
SHARP AQUOS AM1ライン
http://www.sharp.co.jp/aquos/lineup/am1.html
三菱REAL RA1000/XA1000シリーズ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ctv/
また、シャープ様については10/15のCEATEC2018カンファレンスにて「第2世代AQUOS 8K」の発表が予告されています。
第二世代と言う事はおそらく8Kチューナー内蔵の商品になるのではないかと思います。
12/1の放送開始までに8Kを見る、4Kのアップコンバートでさらに上の画質を狙うのであれば、こちらは外せない機種になります。後は大きさとお値段、そして搬入方法次第と言う事になりそうです。
また、今の所パナソニック様、ソニー様については内蔵型の発表がありませんので、外部チューナーと言う事になります。
もっとも、テレビへの直結が前提かとは思いますが、昔のハイビジョンチューナーのようにリモコンを複数使うという方法から、HDMI-CECと言うリンク機能を使用して同じリモコンでテレビと同時に操作できます。このため、メーカーを合わせれば操作性についてはさほど変わらないものと思われます。
むしろ大型テレビの場合、納期と搬入方法の方が問題になりそうです……。
また、すでに昨年度のモデルでHLGなどは対応しておりますので、昨年度のテレビ以前の商品をお持ちの方はBS-4K/CS110放送は外部チューナーで対応と言う事になります。
ただ
自分のテレビが4K放送のどこまで対応しているか
と言う点については確認が必要です。下記のリンクから仕様書を見ながらご自身のテレビの対応状況をお概ね知ることが可能かと思います。最悪の場合「4Kテレビ」でも4K放送はHDアップコンバート……なんてこともありますので。
【横浜店】 東芝製4Kチューナーと現行テレビの対応について
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/03/4k-c213.html
じゃどっちを買えばいいんだろう?と言うご質問については
お手軽さでは内蔵テレビで完結
持ち出しを考える場合は外付またはレコーダーかなと言う感じです。
3、BS4K/CS110°-4Kレコーダー・単体チューナー
BDレコーダーはアップデートがありました。
パナソニック DM-SUZ2060とシャープAQUOS 4Kレコーダーです。
どちらも外部チューナーと同じ機能に加え「ディスクへの録画」に対応したことは大きいと思います。また、懸案とされていたHLG→HDR10の変換機能も持っており、プロジェクターユーザー並びに先程テレビの項目で書かせて頂いた「自分のテレビやプロジェクターがどこまで対応しているか」と言う問題に対して、ある程度の幅を持つことが出来ました。
なお、BDレコーダーはほぼ日本のみと言う事もあり、BD-Rよりちょっと高いBD-R XLに「どこまでディスクに録画を行うか」という頭の痛い問題はありますが、レコーダーの更新と言う点では間違いがないと思います。
もっとも、今後PanasonicのUBZ1後継機、ソニーのレコーダー上位機種などが考えられますが、
この辺はまだ何とも……UBZ1の後継機は出てほしいとは思いますが。
8Kについては規格として存在はしていますが、シャープから発売予定の8Kチューナー以外、現時点ではHDDへの録画のみとなります。
次に単体チューナーについては以前のエントリーをご参照ください。
いくつかのメーカーから発表されており、いくつかのパターンが出てきています。
【横浜店】 BS-4K/CS110°4K、少しずつ具体的な動きが出始めました。
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/07/bs-4k-b76d.html
チューナー単体では持ち出しが出来ない点は弱点ですが、お値段がお安いので、複数準備してマルチチャンネル録画、と言う使い方もありそうです。
また、どちらも「アンプを介した利用方法の場合、動作に問題があるのか?」それともテレビ単体を基準に考えるのかでセッテイングが変わってくるものと思われます。
8Kについてはシャープ様からの発売が確定しています。
4Kダウンコンバートが可能かどうかが焦点です。(試験放送用の機材では可能でした。)
チューナー+HDDの組み合わせなのでちょっとお高めかもしれません。
こちらについてはBS左旋になりますので、事前調査が必須になります。
4、AVアンプ
AVアンプ関係は大きな変動はありません。
4KについてはHDMI2.0並びにHDCP2.2まで対応していれば基本的には問題ないかと思います。
判断基準としては、今年発売のアンプでDolbyvision対応、かつ新しいARC規格である「eARC」あれば長期的に見ても概ね問題なしと判断していいかと思います。
なお、8Kについては現時点では映像と音声を分けて出力することになります。一般的なご家庭では5.1ch以上は現実的に難しいと思われます。この点についてはNHK技研公開2018で方向性が少し見えておりましたので、今後変更の可能性がありえます。まだちょっと先かなと言う気もしていますが。
「22.2マルチチャンネル音響の家庭視聴スタイル」
https://www.nhk.or.jp/strl/open2018/tenji/t2.html
「チャンネル型22chをオブジェクト型オーディオに変換して再生する」という興味深い展示もあり、将来的には7.1.4chになりそうな気もしますが、こればかりはなんとも言えません。
次に変更が必要なものを上げさせて頂きます。
5、アンテナについて
最初に衛星アンテナですが、BS/CS左旋、8K視聴の場合はアンテナをBS/CS右旋・左旋両対応の物にして頂く必要があります。 ここが大事です。
マスプロ電工 4K/8K早期導入の勧め
http://www.maspro.co.jp/products/4k8k/early/index.html
日本アンテナ 4K/8Kページ
http://www.nippon-antenna.co.jp/4k8k/
panasonic 45型BS・110度CSアンテナ TA-BCS45U1/UK1
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/01/jn170127-1/jn170127-1.pdf
既設の方は民放のBS-4K右旋放送のみであれば2018年12月時点では交換の必要はありません。
WOWOWやNHK-SHV 8Kなどは左旋になりますので機器と一緒にアンテナ交換の必要があります。ブースターや分配器、分波器は交換を前提にして頂いたほうがよろしいかと思います。
6、フレッツTV・ドコモTVなどのFTTHサービス
先日発表がありましたがフレッツでの4KBS/CS左旋、8K視聴は専用のコンバーターが必要となり、放送開始時期は2019年を予定している旨の発表がありました。
が……早くなるかも、しれない、かも。と言うところの様です。
Phile-Web様 フレッツ光で新4K8K衛星放送がアンテナなし視聴可能に。右旋は12月、左旋は来夏提供開始
https://www.phileweb.com/news/d-av/201807/12/44476.html
このあたりは現行のNTT方式(FM一括変調方式)から考えた場合、そのままではBS/CS左旋を伝送するのが難しいことが前から指摘されておりましたので、左旋BS・CS-IF(2224MHz~3224MHz)に対して周波数変調を間に挟むことで対応することになりました。
個人的には今回の更新でONUごと変更するのかなと考えておりましたが、既存ONUはそのまま(更新台数が多すぎますね。)周波数変換コンバーター機材を追加する形での対応です。
技術的には以前から指摘されていたことになりますので、CS110°左旋や8Kをフレッツで視聴する人がまだ少ないと判断したのかもしれません。変換アダプタも有料貸し出しになりますので、位置付けとしてはスカパープレミアムと同じスタンスです。ただ、12月に間に合わせないというのは意外でした。
この段階で、フレッツのお客様は来年までBS左旋並びに8K・CS左旋の視聴は不可能と言う事になります。どうしてもと言う場合はアンテナを追加することで対応になるかともいます。
なお、既存のフレッツに関しては地上波はそのまま、既存のBS/CS110も当面はそのままです。
7、CATV
次にケーブルテレビの場合ですが、j:COMなどは対応を表明しており、12月の放送に合わせて対応が確定しており、チューナーの交換で4K視聴は可能です。チャンネル構成も基本的に放送波と変わりません。
NHK 8Kスーパーハイビジョン ケーブル伝送
http://www.nhk.or.jp/strl/onepoint/8kcable.html
8、映像配信
最後にBS/CS以外になってしまい、本来番外の映像配信ですが、4K-BS/CS機器を揃えた場合、ほぼ確実にこれらの配信関係の視聴が可能になります。
上記の各メディアの中でクオリティはともかく現在4K非対応はhuluだけです。Apple TVに至ってはUHD-BDとほぼ同じクオリティの絵を出す事も可能で、4K・HDRにも対応しつつあります。4K-BS放送をみようとおもったら実際には配信ばかり見ていた……。なんてことも十分あり得ます。
4Kはその性格上、今後もネット配信が多くなるものと思われます。 再生機器そのものはたくさんありますが、どちらかと言えばネットワークの速度が重要になります。ご新築の場合はLANの配線をカテゴリー5ではなく6まで上げておいたほうがよろしいかと思います。 既設の方は別に引いたほうがいいかも・・・・。無線はなかなか信用できませんので。
概ねこのような状況です。
放送までもう2か月なんですね……。
4Kでは何が必要か、何の機材や交換が必要かについては、概ね見えました。
すでにNHK BS-4K、BS-8Kは番組資料や大まかな番組表(BS-4K番組表、BS-8K番組表)が出ており、10月末には民放各社の番組表も出てきます。
8Kについても今月中にはすべて見えます。
どのように機材を更新したらいい?何が必要?
このあたりの情報は
【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-bb18.html
と言うブログにまとめさせて頂いております。ご参照ください。
これからは、将来のことを考えたシステムにする必要があります。まずは横浜店までご相談ください。
お問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html
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