« 【横浜店】 JVC新機種 DLA-V9R、DLA-V7、DLA-V5正式発表です!(2018.9.20更新)  | メイン | 【横浜店】 Pioneer UDP-LX800を見させて頂きました。(2018.9.29更新) »

2018年9月20日 (木)

【横浜店】 JVC DLA-V9R DLA-V7 DLA-V5 見てきました。

2018.9.30:Frane Adapt HDRの情報へはこちらをご参照ください。

【横浜店】 JVCの『底力』DLA-V系新ファームウェア『Frame Adapt HDR』です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/09/jvcdla-vframe-a-19b8.html

横浜店 渡邉です。

Kao

まずはご連絡。

AVAC Information VOL.190

お申し込みのお客様には11月の上旬にはお届けできるのではないかと思います。

そして今年もやらせて頂きます「BIGボーナスセール2019」です!

Big_bana2_3

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2019.html

Daikannsyasai2019win_bunnr01

https://www.avac.co.jp/contents/topics/2019_daikanshasai.html

そして11/23の新宿店商談会と同時に行われます、アバック大感謝祭です!

こちらは情報がまだ手元に来ておりませんが、当日限りの価格が出てくるかと思います。

ご期待下さい。

本題です。

先日、JVCケンウッド様の本社にて、話題のJVC新型を内覧させて頂きました!

こちらがDLA-V9R

Dlav9r_2 上がDLA-V7、そして下がDLA-V5(W)になります。

Dlav7dlav5_hdrDLA-V7はまだ完成度70%前後ですが、急遽準備しましたとの事でした。

視聴開始です。比較機はなんとDLA-X990R!

Hikaku990r
2画面比較で右がDLA-X990R、左がDLA-V5となります。

Dlav5_dlax990r
写真が少ないのは著作権等、諸事情ございます。ご了承ください。

黒は……DLA-V5との比較では明らかにDLA-X990Rの方が出ています。
問題は絵の奥行きで、これは逆にDLA-V5の方が明らかに「奥」が見えます。
画の作り方自体が違うという印象です。
ブレードランナー2049も素材として使用されましたが

Dlav5_dla990r_autotonemapping
ここではオートトーンマッピングのON・OFFが披露されました。

オートトーンマッピングONの状態では、元素材が最大500nit程度と言う事もあってか、オレンジのトーンがかなり深くなり、リアル4Kらしく全黒から夕闇に至るまでの色の変化がしっかり出ています。
この点はいわゆる「追い込み」に至る部分を半自動化したものと言う捉え方でよいかと思います。
但し、この「オートトーンマッピング」はディスクの情報をベースに考えておりますので、HDRコンテンツのメタデータがないタイトルについては既存のファンクションで対応することになります。

続いてDLA-V7ですが、こちらはまだ未完成品と言う事なので、写真は割愛します。

Dlav7_oversea写真は海外仕様です。

黒については明らかにDLA-V5より上です。全体的に深みが増します。

画については990Rとは印象が違います。

今回視聴した007スカイフォールを例にとると……。
ボンドがスカイフォールへ向かうシーンでは

007skyfall_l_full
特にダニエル・クレイグの顔が、990Rでは元々のJVCらしい黒が表現された彫りの深い顔なんですが、同じシーンをDLA-V7で見ると映画館の様な柔らかい曲線でありながら、画の輪郭線の情報が増えた事で立体感「」あるという印象に変わります。

990Rの「今までのJVCのエッジが効いた映像」とV7の「リアル4Kで考えられた柔らかく、それでいて立体感のある映像」の比較であり、どちらもとてもレベルが高い故にどっちがいいのか」少し考え込んでしまいました。
なお、明るい部分の発色そのものは990Rに近い印象です。黒は990Rの方が良く出ています。

そして最後にDLA-V9Rですが

V9r_reverse_light_2これは「別物」です。

また、内覧された方のアンケート回答で端的な答えがありましたので、あえて流用させて頂きます。

これは「見てはいけない物」。

一度DLA-V9Rを見てしまうと今までDLA-V7、DLA-V5でお考えの方も戻れなくなる、それほどのインパクトがある機種です……。

DLA-V9Rは基本的に8Kコンテンツの4Kダウンコンバートであるテスト映像、そして「マリアンヌ」などの8Kカメラ収録のUHD-BDが使用されましたが、率直に言えば
元々の映像はこんなに情報があったんだ……
とうなってしまうものばかりでした。
以前からブログでは「HDRは力押し」と書かせて頂いておりますが
レンズのレベルが実質的にDLA-Z1に近くなったことはとても大きく、ランプの光量も表現の幅もすべてが上がっています。

Alicved_uhd

特に「マリアンヌ」の人肌表現力は「これはカメラの性能を出し切っているんじゃないか」と思う程の解像度感と発色、そしてJVCデモディスクで表示された強烈な逆光表現はインパクト十分でした。
また、色表現はJVCの得意なところですが、この点も抜かりはなく、暗い室内と奥の蛍光灯、そして色とりどりの靴というかなり難しい映像がありましたが、ほとんど「窓の外にこのお店あるんじゃないか?」と言ってしまいそうな奥行きのある映像でした。

Imag6708
元々AQUOS8Kで「4K映像をさらに上げる=輪郭部の画素情報が増える」という結果の大きさは知っていたつもりでしたが、暗室のプロジェクターはやはり違いました。

後は「黒」ですが、これはレンズの差が大きく、やはり数字上の問題とは別の話になります。
990Rの様にネイティブコントラストが出ている商品は黒をしっかり出すことでいわゆる「くっきり感」や「陰影」が出ますが、V9Rの場合、この問題を「解像度そのもの」で補っている印象です。
もちろん、元ソースの状況によりかなり異なるかとは思いますが、個人的には新型機を見た後ではDLA-X990Rがなんとなく「平面」に見えてしまいますね……。

ただ、「黒」はDLA-X990Rが一番上であることは間違いありません。

なんともまとまらない内容になってしまいました。

全体的な感想としては
黒の発色を求めるお客様」や「オールドコンテンツベースの視聴のお客様」は熟成の990R

Dlax990r_prod_l


4Kコンテンツ映像らしい美しさを求めるお客様」や「カメラ性能自体のレベルまで表現の細かさを感じてみたい」とお感じのお客様にはDLA-V7(やはりコントラストの差が大きいです)

Dlav7_prod_l

そして「どっちも欲しい!」と言うお客様につきましては

現時点では実質DLA-V9R一択になるような気がします。

Dlav9r_prod_l問題はお値段ですが、V9Rの税抜き200万円は簡単に手の出る物ではありません。

ただ、私は見てしまいましたので、V9Rは是非ご検討いただきたいと考えます。
実機ではまさに「見てはいけない」レベルの映像をご堪能できるかと思います。

今回の新機種、発表から数日が立ちましたが、各機種とも徐々にご注文をいただいております。
特にDLA-V9Rの年内納品をお考えのお客様、そしてDLA-X990Rをお考えのお客様、予想通り台数の問題が出始めております。あと、工事日程が……埋まってきております。
特に現行機でなくなったDLA-X990Rは生産終了の可能性もありますので、出来る限り早目の問い合わせをお願い致します。

最後に一つだけご注意です。

今回の新機種は筐体変更で本体サイズが変わっております。

JVCプロジェクター モデル別機能比較表

https://www3.jvckenwood.com/projector/comp.html

(990R以前の機種で過去の筐体を比較できます。)

投射距離がギリギリの場合

箱へ納めている場合

設置サイズの余裕がない場合

など、機種更新をお考えの場合、事前にご確認・ご相談ください。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

なお、横浜AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

お問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。