ホームシアター

2017年9月11日 (月)

【HT横浜関内店】SONY VPL-VW745 / VPL-VW245発表!お問い合わせ受付開始です。(2017.10.20更新)

2017.10.20更新:VPL-VW245は店頭展示を始めております。

【HT横浜関内店】 SONY VPL-VW245 B&W 706S2MR 展示開始!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/10/ht-sony-vpl-vw2-efef.html

2017.9.16更新:多数のお問い合わせありがとうございます。ご質問に回答させて頂きます。

「10月・12月の段階でセールをやっているか?」とのお問い合わせに関しては、まだ何とも言えない状況です。視聴フェアについてはVW245は確定の方向です。745はまだちょっと入荷が先になりますのでもう少しお待ちを・・・。

HT横浜 渡邉です。

Kao

情報解禁です。

ソニーの新型プロジェクター2機種が日本からも発表れさました。

発表されたのは2機種。

ソニーのレーザー光源搭載機として普及レベルに近づいた上位機種

VPL-VW745

Vw1

VPL-VW745 商品情報

http://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW745/

お手軽にリアル4Kに手が届くプロジェクター

VPL-VW245

Vplvw245_w

VPL-VW245(B/W) 商品情報

http://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW245/

となります。

実はつい先日内覧はさせて頂いており、8割程度の出来ですが画は見ております。感想も含めて・・・。

まず皆様ご待望のVPL-VW745ですが

Vw1_3

VPL-VW535(継続販売との事です。)の上位機種の位置付けとなります。外観も一新。

Vplvw535_bk

ウルトラハイエンドとも言えるVPL-VW5000やVPL-VZ1000、DLA-Z1よりは現実的な価格であり

Ultrahighend

先日発売されたVPL-VZ1000のコンポーネントの一部を使用し、レーザー光源HDR10/HLG対応という

フル4K・レーザー光源の「全部入り」プロジェクターとなります。 

「待ってました!」と思われるお客様も多いのではないでしょうか。

Imag5924VPL-VW745試作機の絵です。(ハリーポッター4K)


YouTube: ビデオプロジェクター:特長動画:VPL-VW745【ソニー公式】

パッと見の視聴では、今までのソニーリアル4Kプロジェクターの弱点(JVCと比べると全体的に明るい)をかなり払拭しておりレーザー光源らしく明るさでコントラストの主導を取り、黒を目立たせる方向性の絵作りで、黒の沈み込みが素晴らしい機種です。色作りについてはソニー製テレビのような鮮やかな色合いです。
ただ、レンズの点では光源が良くなった分、VPL-VW1100ESのクリアさには近づいたかと思いますが、同じ・・・とまでは言えない印象です。もっとも7割の出来でもVPL-VW500系とはコントラストが比較になりませんが・・・。

Vplvz1000

また、コンポーネントの関係からVPL-VZ1000との比較のお話もあるかと思いますが、

500lmの光量差と投射距離が違い過ぎてこれは比較できるものではありません。

完全にのものとお考えください。

なお、注意点が一つ。設置に関しては、暖気の陽炎減少を防ぐため、VW500系と違い前方吸気・後方排気になります。背面形状が斜めになっているのでスペースは比較的取れるのですが、機種交換の場合などは設置には注意が必要です。

金具関係は純正のPSS-H10金具が使用可能なことから、ネジ位置・金具関係は変わらないものと推定されます。

現時点でわかっている性能は以下の通りとなります。

SXRD 4096X2160 ネイティブ4K
入力信号最大:4K60P 4:4:4/8bit 18Gbps対応
       4K60P 4:2:2/12bit 13.5Gbps対応
       4K24P 4:4:4/12Bit
HDR10・HLG対応:(4K60P/24P 4:2:0 10bit)
Z-Phosphor レーザーダイオード
光出力:2000lm
耐用時間:20000h(出力MAX目安)

ダイナミックコントラスト:∞:1

アドバンスドアイリス あり
4Kモーションフロー あり
リアリティクリエイション あり
オートキャリブレーション あり
ゲーム用遅延モード あり
レンズシフト:V +0.85,-0.80 H±0.31
アナモフィックレンズ対応(Vストレッチ)
サイズ:560x223x495(後方排気
重量:20kg
騒音:24db
消費電力:430W/待機時0.4W

発売時期:2017年12月9日予定

販売価格:お問い合わせください。ご提示可能です。

発売時期が年末ギリギリです。工事のご相談などはお早めに。

次にVPL-VW245ですが(こちらは黒)

Vw2_3

こちらはVPL-VW315の後継機種のような位置づけかと思います。なお、前面の仕上は梨地になります。VPL-VW315を基準に、HDR10/HLGへの対応を加えている形になります。

そして最大の魅力はそのお値段です。
VPL-VW315が税込定価¥810,000だったことに対して、税込定価¥594,000となんと21.6万円マイナス。

売価は・・・・お問い合わせください。予想以上です。

EH-TW8300+αぐらいでリアル4Kに手が届くというのはかなり大きいと思います。

Imag5923 VPL-VW245試作機 サウンド・オブ・ミュージック

ちょっとしか見ていませんが、アイリスがないことから黒の沈み込みは良くてVPL-VW535まではいかないかと思いますが、モーションフローの精度はかなり上がり、動きに対してブレがかなり少なく見えます。

Vw2lenze_2

外観は正面の格子状のリングが金から黒になったぐらいの変化で、金具、取付関係はVPL-VW500系と同じです。

現時点でわかっている性能は以下の通りとなります。

SXRD 4096X2160 ネイティブ4K
HDR10・HLG対応

4K/60pHDR信号処理不可(13.5Gbpsまで)
光出力:1500lm
耐用時間:6000h(目安)
水銀ランプ LMP-H220 (VPL-VW315と同じ)
アドバンスドアイリス なし

モーションフロー 2Kのみ
リアリティクリエイション あり
ゲーム用遅延モード あり
レンズシフト:V +0.85,-0.80 H±0.31
サイズ:496x195x464(VPL-VW500ESと同じ)
重量:14kg
騒音:26db
消費電力:350W/待機時0.3W

発売時期:2017年10月21日予定

(2017.10.20:展示開始しております。)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/10/ht-sony-vpl-vw2-efef.html

販売価格:お問い合わせください。ご提示可能です。

さて、今後についてですが

こちらのブログからお問い合わせを頂いた場合、お値段のご提示は可能です。ご予約も受け付けさせて頂きます。

なお、試聴会・展示機などはまだ未定です。すでにソニー様には上げておりますので、出来るだけ早目に実機をお見せできればと考えております。

VLP-VW245・745共にOppo UDP-205の様に争奪戦になることも予想されます。特にVPL-VW745は発売が12月の為、年内入手は早いもの順です。お早めの問い合わせをお願いします。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2017年8月31日 (木)

【HT横浜関内店】速報! シャープ「AQUOS 8K」100万円前後で発売!(2018.2.19更新)

2018.2.19更新:

LC-70X500は発売済みです。次回は2018年 3月3日・4日の両日に実機をご用意します。

すでに1回展示を行っております。その時のブログはこちら。

【HT横浜関内店】 AQUOS 8K LC-70X500 到着です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/01/ht-aquos-8k-lc--a9b5.html

Imag6704 次回の展示は

Top_main_2018_171213 3月3日・4日の両日、CP+2018の時期に合わせて頂く予定です。

カメラファンの皆様。写真をお持ちください。ほとんどのデジタルカメラの画像を縮小なしで表現できます。

HT横浜 渡邉です。

KaoLUXMANのl-507ux2を設置し終えて(お待たせしました!)

Imag6104

IFA2017用の記事を作成していたところ、突然やってきましたこのびっくり情報。

シャープから「8K」テレビが発表されました

「AQUOS 8K」LC-70X500です!

Lc70x500

http://www.sharp.co.jp/aquos/lineup/x500.html

実は近日中に8Kの情報をアップデートするブログを掲載予定でしたが、予想をはるかに超える低価格でびっくりしています。価格が実に8分の1、しかもこんなに早いとは・・・・。

Sh03

今回の「リアル8K」は水平7,680×垂直4,320 画素「リアル8K画素」です。

今までの「8KNEXT」は画素ずらしの要素を含めて「8K相当」に見せるシステムでしたが、何回か見せて頂いた「リアル8K」テレビは、映像の緻密さや奥行きが比較になりません。

170831a3

さすがに8Kチューナーは入れられず、地上波・BS/CS110のみの内蔵ですが、UHD-BDも8Kアップコンバートとなると、ソフトの持っているすべての情報を出し切ることが可能になりますので、どんな絵になるか、ちょっと想像もできません。

Still01

個人的にはデジタルカメラのRAW画像がニコンDシリーズの一部機種を除いて「縮小無し」で映すことが理論上可能になったという部分も捨てがたい気がします。

Digital_camera一眼レフカメラユーザー様が一念発起していただいてもいいかもしれません。もちろん、8Kを出力するPCを用意しないといけませんが・・・。当然、PCのモニターとしての使用と言う方法も考えていいかと思います。

現時点で8Kコンテンツはまだほとんど存在せず、チューナーは手に入りません。

005

ただ「8K」を自分の手元に置いておくことができるという点は、今までのテレビとは比較にならないアドバンテージです。

お問い合わせのお客様には情報が出次第対応をさせて頂きます。

まずはメール等でお問い合わせをお願いします。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

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2017年8月24日 (木)

【HT横浜関内店】 DENON新型アンプ「Auro 3D」 という選択肢。

HT横浜 渡邉です。

Kao

すでに6400Hは先日発売のHi-Vi 9月号にてスクープはされておりましたが、DENONの新アンプ「AVR-X6400H」「AVR-X4400H」が発表されました。

Avrx6400h_jp_bk_fr_cl

Avrx4400h_jp_bk_fr_cl

6400Hの出力が最大250W・11チャンネルと、4400Hが最大235W・9チャンネル言う点はもちろんの事、アンプのアサインなどかなり使いやすくなったというのが印象ですが、もう一つ、新しい音声フォーマットが搭載されることになりました。

Auro3d
それが「Auro3D」です。

Auro3D 日本

http://auro-3d.jp/

「Auro3D?なんですか?それ。」と言う方も多いかと思いますが

Auro3D自体は2005年から始まっており、実はかなり前からヨーロッパや一部のアジアでは映画用音声フォーマットやBlu-Ray Audio用として用いられています。

Avrx7200w_front_closed_xlまた、DENONのヨーロッパ・アメリカなどでは199$程の追加費用でアップグレードが可能なフォーマットとして知られておりました。

日本ではDOLBY ATOMSやDTS:Xで収録されているタイトルも、実際には元々Auro3Dで収録されているケースもかなりあります。(日本語版に入っているかは定かではないのですが・・・。)

2012年にBARCO社(昔は三管でお馴染みだったバルコ社です。)が劇場用のフォーマットとしてパートナーを組んでいます。

Auro3Dの全体的な特徴としては

プロダクションレベルの自由度が高いこと

(5.1CHと11.1CHを同時に作成可能)

音源が基本的にロスレス・ハイレゾを志向していること

192kHz/24bitなど)

チャンネルフォーマットであることからマスタリングが可能で音楽系の録音と相性が良いこと

既存の5.1CHとの親和性が高いこと

(5.1CHにプラスしてスピーカーを球状に配置します。音場が崩れません。)

から、日本以外では劇場採用が増えています。

Auro3D最大の特徴はその配置です。

Auro3d_layer


構成としては上層・中層・下層の「3LEYER」システムを採用しており、下層となる5.1chまたは7.1Chをベース(LAYER1)中層のフロントハイト・リアハイト(LEYER2)、さらに(ここがネックでもあったのですが上層のトップ(天頂:LAYER3)を追加して構成を行います。


最低ラインは9.1chのAURO9.1

 

Auro3d9_1system_2

さらに天頂スピーカーを追加して10chのAURO10.1

Auro3d10_1system

AURO10.1にフロントセンターハイトを追加してAURO11.1

Auro3d11_1system

DOLBYATOMS/DTS:Xと一番親和性が高い

7.1chに4本追加して11chのAURO11.1(7+4)

Auro3d11_74system_2

最大構成、7.1ch+4ch+天頂スピーカー+フロントセンターハイトでAURO13.1

Auro3d13_system


となります。

肝心のタイトルに関しては、Auro3Dの普及が始まっているヨーロッパ・アジア(インド・中国など)でタイトルが出ていますが、日本では2強が強いことから

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まだメジャータイトルまではまだ届いていない状況です。

では、なんでAURO3Dなのか?

こちらにAuro3Dのリストがあります。

Auro3D対応Blu-rayリスト
https://www.auro-3d.com/consumer/bluray

ロスレス・ハイレゾのマルチフォーマットと言う点から、オーディオ系、特にBlu-Ray Audioのタイトルが充実しています。

先程の音楽への特徴もあり、Auro3Dの方法としてAURO11.1(7+4)はかなり現実的なものですので、オーディオ好きのお客様は手をを伸ばしてみてもよろしいのではないかと思います。

商品の正式発表は本日8/24。実機はもう少し後になります。何かAuro3Dのタイトルを用意できればと考えております。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

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2017年8月18日 (金)

【HT横浜関内店】 PIEGA T-Microでサラウンド 期間限定展示!

HT横浜 渡邉です。

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本日、店舗に新しいスピーカーセットをお借りしました。

こちらが使用前。

Imag5852

こちらが使用後です。

Imag6061

一気にすっきりしました。

回導入させて頂いたスピーカーシステムは

PIEGA T-Micro AMT Seriesです。

Piegatmicroamtprodukt今までなかなか機会がなく、横浜関内店で一度はちゃんとやって見たかったメーカーではあるのですが、今回、お客様からのご要望もあり、5.1CHシステムを組ませて頂きました。

今回ご用意させて頂いたシステムは

フロント:TMicro 60 AMT

Imag6057

http://www.piega.jp/products/tmicro/tmicro-60-amt/

センター:TMicro Center AMT

Imag6058_2今回はテレビラックの上に載せています。
http://www.piega.jp/products/tmicro/tmicro-center-amt/

リア:TMicro 40 AMT

Imag6060

http://www.piega.jp/products/tmicro/tmicro-40-amt/

サブウーファー:TMicro Sub2

Imag6054

http://www.piega.jp/products/tmicro/tmicro-sub2/

の組み合わせです。

今回のT-Micro AMT Series」最大の特徴は「AMT」の名前通り、昨年PIEGA Classicシリーズに搭載されたリボントゥイーターAMT-1を採用した点です。

Piegatmicrounit_2

このトゥイーターにより、すっきりした音色と空間表現にさらに磨きがかかりました。

お試しにクリス・ボッティの「LIVE In BOSTON」を掛けてみましたが、ヨーヨー・マのチェロが広い会場の中をゆったりと響き、心地のいい空間を作り出します。本当にPIEGAらしい空気感です。

スタイルは前回のT-Microを受け継ぎ、アルミ製の細くスリムでスタイリッシュな外観は変わりません。この大きさは大型液晶・有機Elと一緒に置いてもとても様になります。
なお、色はアルミ以外にも追加料金で・白もお選びいただけますので、インテリアとの協調も可能です。

Tmicro_amt60_color8月31日までの期間限定にはなりますが、スタイルと質を両立したPIEGAを是非聞きにいらしてください。

現在はRX-A3070に繋いでいますが、セッテイング変更のステレオ再生も可能です。もちろん持込OKです。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

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045-228-7283

24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

2017年8月10日 (木)

【横浜店】プロジェクターの修理・寿命に関して<前編>

2017.12.3更新:三菱・EPSONについてブログ記載情報の更新を行いました。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

アバックチャンネル配信中です。

https://www.youtube.com/channel/UCT2ZSGug2FOaftsdf3RU_2A


YouTube: 【アバック公式】vol.65~SONY VPL-VW255をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

本題です。

先日、あるメーカーのプロジェクターに問題が発生し、修理を依頼したところ、新品を購入したほうが早い金額の見積もりが出た事例がありました。

このことで「プロジェクターの寿命ってどのくらいなんだろうか?」と考え、調べてみました。

現時点でプロジェクターの寿命は

補修部品保有年数が基準になる

物理的な寿命」が一つ。

もう一つは現行のシステムとの

機能的な限界」です。

この2つを踏まえて過去のプロジェクターから状況を書かせて頂きます。

今回は長くなりますので

 プロジェクターの物理的寿命に関してのブログ

 プロジェクターの機能的限界に関してのブログ

の2つに分けて記載させて頂きます。

2013年以降、最近の機種をお持ちの方はこのまま

【HT横浜関内店】  <後編>プロジェクターの修理・寿命に関して

に移動をお願いします。

こちらのブログは過去の商品をお持ちの方に向けております。

1、三管方式

D50q_2

現在のフォーカス中心の画とはまったく違う絵を出すことが出来、ブラウン管を用いたランプならではの柔らかさ、特に肌色の表現はまだまだ一線級です。

ただ、物理的な寿命の観点から考えると、現在民生用の機種はすべての製品が交換部品補完年数を過ぎています。一番の問題は同じように消耗してしまう部品の交換が難しく、カニバラズ(共食い)に近い状況だという事です。残念ながら壊れてしまった場合の修理はかなり難しくなります。

また、商品によっては30年以上の時間が絶っており、2019年現在、調整は可能な業者様はいらっしゃいますが、修理が出来る方はほとんどおりません。また、仮に修理を請け負わせて頂いた場合でも、修理費用は最低ラインが30万円超(交通費・出張費別)とかなりの金額になります。

ここまで来ると、数万円足せば4Kプロジェクターに手が届いてしまうラインです。

Vplvw255 機能的に考えた場合でも、XGAベースがほとんどの三管は、その映像に良い所がいくつもあるのですが、画面サイズ4:3など時代にそぐわないも多く、さすがにそろそろお役御免になるかと思います。

リプレイスの点から考えた場合、重量があることから天吊りの場合、天井などの設置強度には問題がありません。配線・配管の下見の結果如何で対応が変わりますが、プロジェクターのリプレイスは可能かと思います。基本的には機材は全面的にリプレースの対象となります。

かなりの費用が掛かることをご承知の上でどうしても修理を御希望の場合、機種名・症状、お住まい、お電話番号などを記載の上、お問い合わせください。まずは修理の可否の問い合わせをさせて頂きます

2、液晶・DLP方式

21_vpj700

おおよそ1989年頃(EPSON VPJ-700J)から発売されておりますが、家庭用電気機器の補修部品保有年数はおおむね8年が努力目標になっています。

2-1、家庭用プロジェクター撤退してしまったメーカーの場合
現在所有の方は少ないかと思いますが、念の為ご紹介します。

Lvpxd520

1428109946851

現状、三菱の一部のモデルを除き、部品保有期間は過ぎております。「物理的な寿命」は過ぎていることになります。

・三菱 LVP-HC7000,LVP-HC1100とLVP-HC6800以前のモデルは部品保有期限が切れています。(2017.12.3現在)ランプについては下記の最新情報をご覧ください。

三菱電機 ホームシアタープロジェクター補修用性能部品保有期限

http://www.mitsubishielectric.co.jp/projector/home/repair/

・三洋 パナソニック ヤマハ NEC マランツ 

全モデル期間終了

上記の機種に関しては、非純正ランプ交換で対応できる場合はまだ何とかなるケースもあるかと思いますが、基盤・液晶パネルなどの場合は、部品がない限り修理はかなり難しいと思われます。
現実的にはHDMIなどの接続端子も含め、機能的な限界の観点からも買い替えてしまったほうがよろしいかと思います。

おおよその見分け方としては「接続にHDMI入力があるか」と言う所だと思います。現状がコンポーネントだったりD端子だったりした場合はその時点でシステム全体の足を引っ張りかねません。

一般的な現行品では明るさで2倍(1500lm以上が普通です。)、暗部の沈み込みなどは絵は比較になりません。

 パナソニック TH-AE3000と昨日EPSONから発表された新機種EH-TW5650の比較になりますが・・・。(レンズ部分は除きます。)

Thae3000

Tw5650

明るさ:1600lm2500lm

コントラスト比:60000:160000:1

お値段:¥483000(実売最終:30万円前後)

¥15万円前後(未確定・8/30発売)

余談ですが、4Kクラスの場合最安はDLPタイプで18万円前後

反射型液晶であれば2019年11月発売のEH-TW7100で20万円台まで下がります。

Ehtw7100

レーザー光源プロジェクターもJVC LX-NZ3では35万円前後で手が届くところまで来ました。

明るさは3000lm、ランプ寿命はレーザーで実に2万時間、DLP方式で大きさも……まあ一回り大きいですが、比較的小さめです。

Jv02_s

2-2、現在家庭用プロジェクターを生産しているメーカーの場合

こちらも生産完了が2009年以前の機種はおおむね部品保有年数を過ぎています。
物理的な観点からは、意外に修理不可能機種が多くなります。実際には保有期間が切れたからと言って即修理不能ではありませんが(後継機など共通部品のケースもあります。)

尋ねてみたら「実は・・・」と言うケースが多いのも事実です。

店舗としては下取りアップのタイミングなどでのリプレースをお勧めします。

実はエプソン様の場合は明確に記載されておりますので、リンクをご紹介。

EPSONホームプロジェクター 修理対応終了製品
http://www.epson.jp/support/shuri/expiration/list/14.htm

L_00881511182

Ehtw8000_2

びっくりしたのはEH-TW3000/3500/4000/3600/4500、さらにはEH-TW8000/8000W/8100/8100Wまで対応が終了していたことでしょうか。フルハイビジョンの商品ですからね・・・。

これらの機種を使用の皆様は修理受付終了前にメーカーメンテナンスの依頼をして頂くことをお勧めします。

修理可能な機種のリストもあります。
EPSONホームプロジェクター 修理対象機種・料金一覧
http://www.epson.jp/support/shuri/repair/list/14.htm

昔のプロジェクターをお持ちのお客様は「えっ?まだ使えるのに!」と言うケースも多いかと思います。これらの機種のほとんどは4K放送・各種配信以外の現行放送システムにおいて「機能的な限界」にはまだ届いていません。動く内は使い続けて頂くことはとてもよろしいかと思いますが、リストに載っている機種はそろそろ「物理的な寿命」と言う事になります。

これらの「機能的な寿命」最大のデメリットは、多くの場合リセールバリュー(買取額)が基本的に0になってしまう事かと思います。買い取っても万が一の修理ができません・・・。

参考までに弊社の買取上限額リストになります。

アバック USED&OUTLET プロジェクター買取一覧

https://www.avac.co.jp/used/products/purchase_list.php?category_id=6

このリストで買取価格が「¥0」の場合、基本的に修理ができない機種と言う事になります。

また、金額がある商品でも煙草などの使用により買取額が0のケースがあり得ます。

これらの機種からの買い替えの場合、弊社の場合は「下取りアップ」の材料にして頂くことができますが、基本的に各担当にご相談して頂くことになります。(ご相談の余地はあるという事です。)

次のブログ

<後編>プロジェクターの修理・寿命に関して

に続きます。

【横浜店】 プロジェクターの修理・寿命に関して<後編>(2019.11.10変更)

横浜店 渡邉です。

Kao

アバックチャンネル配信中です。

https://www.youtube.com/channel/UCT2ZSGug2FOaftsdf3RU_2A


YouTube: 【アバック公式】vol.00~アバックチャンネルまもなくスタート~#ホームシアターのアバック

続きです。

このブログは前後編となっております。古い機種をお持ちのお客様は前編もご覧ください。

 【HT横浜関内店】 プロジェクターの修理・寿命に関して<前編>

次に、機能的な限界ですが

こちらは使うご本人の考え方で変わります。

今までの放送システムは最大1080Pクラスでほとんどのものが間に合っていたのが実情ですが、BS4K/8Kなど映像関係だけでなく機能面でかなりの変化が生じます。
結果論ですが、ハイビジョンベースで動いていたシステムそのものも4Kの対応が一つの分岐点になります。

過去のブログ

「UHD-BDをフルHDで再生してみると・・・」

で書かせて頂いていますが

UHD-BDや配信などの4Kコンテンツは非対応機種でも映らないことはありません。(通常のBDよりきれいに映ります。配信は自動的に解像度が落ちます)ですが、せっかくの4K解像度・HDRはあきらめるしかありません。

BD(EH-TW8200+エグゾダスBD版)

Bd UHD-BDのHDプロジェクター(EH-TW8200+DMR-UBZ1)

Uhdhd

UHD-BD-4Kプロジェクター(VPL-VW515+DMR-UBZ1)

Uhd4k

また、UHD-BD・4K放送への対応には、単に4Kと謳っているだけではだめで、いろいろとハードルがあります。

<UHD-BD・4K放送完全再現への必須条件>

接続端子:HDMI2.0または2.0a(必須)

著作権保護:HDCP2.2(必須)

映像信号:HDR(ハイダイナミックレンジ)各システムへの対応

ここでの各システムとは以下の二つを指します。

映画や配信用に用いられているHDR10と呼ばれる方法

BS4KやCS110度の4K放送などで用いられているHLG(ハイブリット・ログ・ガンマ)と呼ばれる別の方法のHDR

Ultra-HD Blu-Rayや配信だけならHDR10で大丈夫ですが、放送波の場合はHLGに対応しなくてはなりません。

呼称としてはどちらも同じ「HDR」なのがややこしい部分です。

8Kに関しては

HDMI2.1への対応(必須条件)

となります。

4Kの場合、具体的にはHDMI2.0をベースとして考え、HDCP2.2非対応で解像度がHDまで落ち、HLG方式非対応で放送波の4Kでダイナミックレンジが狭くなります。(ある程度似た絵にはできます。)特にHDCP2.2は必須となり、非対応の場合は2K・BT709入力です。

UHD-BD・4K放送の観点から考えた場合、4K過渡期の機種は残念ながら「機能的な限界」と言う事になります。

該当機種としては

Vw1000es_300

SONY VPL-VW1000ES(非バージョンアップ)

Dlax700r

JVC DLA-X700R/500Rがこのラインです。

次にHDR関係ですが、HDCP2.2対応・HDR非対応機の場合、4K表示は可能です。UHD-BD再生の場合、色域がBT709止まりになります。

これらの機種の場合、既存4Kテレビ・プロジェクター対策としてダイナミックレンジ変換」などを使えばUHD-BDは近い絵が出ますが、あくまでも「雰囲気の近い絵」でしかありません。(絵としては先述のUHD-BD HD再生に近いものと考えてください。)

該当機種としては

Vplvw500es_

販売数の多い SONY VPL-VW500ESや

Ehls10000_2民生用初の現実的なレーザー機種EH-LS10000

Vplvw1100es

そしてVPL-VW1100ESなどが該当します。

HDCP2.2を含め、これらの機種より過去の機種をお持ちのお客様はUHD-BDの理想的な再生・放送波4Kへの対応、両方の条件から外れています。

もし、4K放送などへの完全対応をお考えの場合、機種更新をお考えになったほうがよろしいかと思います。もちろん大型液晶・有機ELへの更新もあり得ます。状況にもよりますが、AVアンプ・ケーブルなども含めた更新が必要です。(アンプにもHDCP2.2対応が付きまといます。)

次にBS-4K放送で採用されているHLG(ハイブリット・ログ・ガンマ)ですが

現在4K-BSチューナー内蔵レコーダー(パナソニック・シャープ)の各機種ではレコーダー本体でHLG→HDR10への変更を行う事が可能となっています。このあたりはテレビの対応非対応の状況に対応するために備えられた機能ですが、結果としてプロジェクターでHLG非対応であっても4K放送の性能を出し切ることが可能です。

Photo

Top_4bc20at3_2

オリンピックや4K-BSを見る場合、BS-4K放送対応レコーダー接続の条件に限り(チューナーの場合はSHARPのみの条件です)HDR10対応機種は機材更新が不要です。

Dlax770r_prod_l

結果としてVPL-VW515/315、DLA-750R/550R、EH-TW8300、EH-LS10500以降の機種は変更の必要がなくなっています。

その他のメーカーでは「HDR10」対応機種となります。

Ht2550

(但し、特にDLP-4Kでは色領域に条件が出てきます)

なお、後述させて頂くレコーダーの機能を加味した場合

HLGを含むすべての機能に対応している機種は

JVCではDLA-X590R以降

Dlax590rw

Dlax990r_prod_l

SONYではVPL-VW515(アップデート後)以降

Vplvw515_2

の以降の現行機種となります。なおBENQやLGなどDLP-4Kの機種についてはメーカーごとに対応が異なります。もっともレコーダーを繋げばあまり問題にはならないので、そのままでも大丈夫ですが。

最後は放送方式に付帯したシステムへの対応に関してです。

まずDolbyVisionですが、現時点では、プロジェクター用の規定がないことで不可能、と言う事になりますが、後述の「Frame Adapt HDR」でJVCの最新機種に限り別の方向から対応できます。

Dolbyvision_2Dolbyvisionは基本的にテレビ用の規格であり、ディスプレイの表現機能が確定していないとできないシステムです。逆に言えば周囲の状況で表現の範囲が異なるプロジェクターでは、性能ベースでの規格を策定しないと難しいと考えます。

なお、現行の規格の中では色幅の点でトップです。Dolbyvisionは非対応機種の場合、HDR10にもなりますのでネイティブの性能は出ませんが今までのものでも大丈夫だとは思います。

次にHDR10+です。

Hdr10_logo

プロジェクター用の規定がないことで不可能と書かせて頂きましたが、こちらも後述の「Frame Adapt HDR」でJVCの最新機種に限り別の方向から対応できます。

HDR10+の動作原理である動的メタデータには輝度分布も入っていることから、メタデータを元にMAX CLL情報を勘案してHDRのトーンマッピングを変化させるシステムです。

ただ、プロジェクターの場合は輝度を変化させるという事はアイリスを変化させることになります。現実的に考えて、シーンごとに明るくなったり暗くなったりはかなり見ずらいんじゃないかと思います。光量自体の変化が出来るレーザー搭載機であれば問題が無いような気がしますが、そうなるとハイエンド機だけが対応するかもしれないというレベルになります。

201.11.7更新:JVCの最新型DLA-V9R/V7/V5については「FrameAdapt HDR」を用いて逆転の発想でこれらの問題を克服しています。

Dlav7_main_visual

Hdr

DolbyvisionにしてもHDR10+にしてもコントラスト幅を変動させることで領域を広げています。JVCの場合、これらの変動をアイリス(絞り)ではなくガンマ補正で行っているだけでなく、フレームレベルで領域を判断していますのでHDR10+であろうがDolbyVisionであろうが、客観的な情報からプロジェクターの出来る範囲で各種フォーマットに対応してしまいます。

最後にIMAX Enhancedですが、こちらは基本的に機器ベースのシステムです。

Imax_enhanced_stacked但し、基本的に認定内容がクローズドであるため、規格的に対応していれば大丈夫と言うものではなく、認定された機種だけが「IMAX MODE」に対応、と言う事になります。White Paperを見る限り、どちらかと言えばテレビの方に主軸が置かれています。これは市況を考えると仕方のない事かもしれません。現時点ではVPL-VW995ES(日本で言うVPL-VW845になりますが、日本の機種はIMAX Enhancedは取得しておらず、同一機ではありません)になります。

8Kについては、2017年12月末に「8Kどうでしょう」でブログを上げさせて頂いております。

お手持ち機種が4K関係がどこまで対応しているかわからない方は、当店までお問い合わせください。

「4K」対応にもいろいろありますので・・・。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その3、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

 

2017年8月 4日 (金)

【HT横浜関内店】 RX-A3070フェア準備出来。(2017.8.10更新)

2017.8.10追記:お問い合わせの多い「RX-A3060」と「RX-A3070」の違いはどこですか?について回答させて頂きます。

ヤマハホームページから機種の比較はこちら。

純粋な比較としては

RCA:9系統→10系統(XLR1、Phono1、V-AUX1含む含む)が一番大きいのですが、それ以外にBluetoothのプロファイルに若干変化があったり

モニターアウト :あり→なしコンポーネント(同軸):1系統、コンポジット:1系統)

が挙げられます。

最大の違いはDACがRX-A3060 ES9016SからRX-A3070 ES9026PROにかわったことでしょうか。

主観も入りますが、3070の方が明らかに音がクリアで、かつヤマハらしい柔らかさもっています。

RX-A3060が「ぽわーん」だったことに対して3070は「余韻を残しつつビシッ」とした印象でしょうか。

HT横浜 渡邉です。

Kao_2

ヤマハAVENTAGE2017年モデル「RX-A3070」フェア準備中でございます。

Imag6032

今回はフロントに更なるパワーを実現するためにA-S1100を追加しております。

Imag6031

さらに今回の目玉「AUDIO4-XLR端子」を有用に使用するために、Oppo UDP-205から接続してみました。

Imag6034 なお、Oppoのアナログマルチは横にある「CX-A5100」ベースのシステムに繋がっていたりします。

肝心の音ですが、RX-A3060から比べると一回りクリアになり、明らかにシャキッとした空間性の高い音が響きます。
RX-A3060が「ぽわーん」だったことに対して3070は「余韻を残しつつビシッ」とした印象でしょうか。
秋葉原の展示会以降、かなり好評をいただいております。確かに実感として「良いなこれ。」と思うくらい違いますね。

実際先日使用した「SANTANAⅣ」を聞くと、3060では一体化していたHi-Hatの分離が別物になり、空間性がとてもよくなります。また、今回デモ予定の「The Magnificent Seven」では、ラスト10分間のドンパチシーンで馬の嘶き、銃声の響きが、野外の広さと空気感を感じます。
個人的には、スピーカーのランクが一回り上がった気がします。

また、今まではCX-A5100だけの特権だったのですが、RX-A3070では、繊細なHDMI、押し出しのXLR、一体感のRCA、それぞれずいぶん異なった音が出て来て、それぞれの違いが楽しいアンプになっています。ピュアアンプの高級機まではいきませんが、音楽を聴くのがとても「楽しい」機材です。

土曜日はヤマハの担当者も常駐の予定です。
そして!お値段は・・・・当日価格出させて頂きます。

そしてもう一つ。
私たちも欲しい!
「2017 DTS DEMO DISK 」UHD-BDデモディスク入りです!

 

Imag6037

ご購入者に数量限定でご提供します!
土曜日は是非ご来訪ください。

なお、日曜日も機材は展示しております。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2017年7月27日 (木)

【HT横浜関内店】UDP-205フェア機材到着。常設になります。(2017.8.25更新)

2017.8.25更新:本日、若干数ですがUDP-205が入荷しております。ご用命ください。

ご質問がありましたが、RX-A3070は(H)チタン色になります。

HT横浜 渡邉です。

 

Kao

UDP-205と「君の名は。」一緒に紹介してしまいます。いや、同時到着なので・・・。

と言うわけで

UDP-205のデモ機が到着しました!

Imag5951

また、それ以外に・・・。

Imag5953

YAMAHA RX-A3070(H)

Imag5952

そして DLA-Z1

全部来ちゃいました・・・。

いろいろな媒体ですでに紹介されておりますが、今週のOppo UDP-205フェアに合わせて
準備した絵と音を出して準備をしております。

まず、皆様気にされている音ですが・・・。

まだ1時間も聞いておりませんが、はい、まったく別物です。

先日ご紹介した「SANTANA Ⅳ」で鳴らしてみた所、UDP-203とは音の厚みがまるで変わります。また音の厚みがあるのに解像度が高いという、ある意味矛盾した意味合いです。

これはオープニングなんですが

Imag6003

SANTANAのバンドはドラムス・コンガが3人おり、それぞれ違う打楽器音を出すのですが、203だと高音が目立ち(しっかり出ている)エレクトリカル・オルガンが目立つのですが

Imag6004

205では、同じ音量にしているのにベースレベルの音がまるで変わって低音がしっかり出ており、それぞれの打楽器の音が別々にしっかり聞こえてきます。

 

Imag6001_2

Imag6005 そこに高音のHi-hatがちゃんと別の楽器として別の空間から流れてきます。上に乗っかる感じと言えばご理解いただけるでしょうか。まさに上位機種の趣です。

そしてSANTANAのギターは203と比べてもとても伸びやかに響きます。

Imag6007

203と交換して音を聞いているのですが、正直に言って203は「寂しく」感じます。決して悪いプレーヤーではないのですが、相手が悪い・・・。

準備としてはアナログマルチ・XLRも準備しておりますので、順次聞いていこうと思います。

次に絵ですが、

これは「君の名は。」で見てみます。Oppo UDP-205+65X910で掲載します。

Imag5986fix

HDRの効果は、やはり想像以上で、夜空に光る彗星は明らかに映画館以上。

眩いばかりの光が広がります。

OPの神楽、神楽鈴の光沢

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竜の巻き付いた独特な神楽鈴ですが、ここはアニメらしく透過光のような表現が綺麗です。以前「機動戦士ガンダムThunderBolt」でも透過光の表現について書かせて頂きましたが、測らずとも同じような使用方法に見えます。映画館に比べても明らかに輝度の差は大きく、有機ELで見る限りコントラストの差がとてもよく出ています。

 以下、「個人的に」4Kらしさ、HDRらしさを感じるシーンをいくつかご紹介。

12:28組紐のシーンです。

Imag5959

元ソースが1080のものとしては極限なんじゃないでしょうか。組紐の距離感や組み込まれる密度、立体感がとてもよく出ています。

30:00前後「入れ替わってる?」ののちOP部分

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ダイジェストの様なシーンが多い部分ですが、今までの新海先生の作品とちょっと違うタイムラプスのような表現と、4K・HDR化による太陽の表現が素晴らしいです。

33:40前後、入れ替わり三葉が宮水神社のご神体へ向かうシーンです。

Imag5991fix

紅葉の色がとても綺麗です。一から作ることのできるアニメならではのシーンであり「色の目立たせ方」にとても気を使われているなあと感じました、もっとも、実際の自然の中で見る紅葉は赤や黄色が目立つので、それ以外の印象は全体的に暗くなり、じっと見ないとここまでは感じないかなと言う所がアニメ的な表現かなという印象です。光の差し込みもHDRらしいシーンです。
このシーンは後半で同じ場所が雨で彩りが抑え込まれるシーンがあり、別の表情を見せます。

Imag5990fix

33:47前後、クレーターの俯瞰(夕方)のシーンです。

Imag5996fix

ここは大きい画面で見て頂くシーンかと思います。このシーンもHDRらしさが出ており、見応えがあります。そのまま隕石湖の夕闇につながることから、明と暗の変化を楽しむことができるかと思います。

1:18:00からの片割れ時シーン

Imag5989fix

これは夕方のオレンジ色の光源と影、そして太陽が落ちた後の紫から黒へ変わっていく色合いは色彩と言う点で「言の葉の庭」の緑とも違う、新しい色幅を出しているような印象です。

1:22:00からの原付2人乗りからの変電所爆破シーン。

Imag5980

Imag5982

ヘッドライトの光源からサンダーボルトの特典シーンORIGINを見ているようなきれいな炎・・・。じゃなくて爆発。特にヘッドライトはBDで見ると「明るい」だけなんですが、4K-HDRは「輝き」です。ちゃんとLEDらしい光色なのがいいですね。

全体的な印象としてはアニメーションで4K・HDRとは」と言う事に対して

新海先生・スタッフの皆さんが様々な形で繰り出している絵画的な表現方法や、タイムラプスのような光源表示、入射光など実写のような表現も含めて、エンコード元のキューテック様が、自然風景や映画のHDR表現とは全く違う方法として捉えた上でアニメとして見た上での感動を生み出すちゃんとした回答」を出している様に見えます。

また今回の作品の元ファイルはSDRのフルHDになりますので、アップコンバートの点でも注目が集まります。4K・HDR化に伴い、色は基本的にBT709ベースですが、2020の領域に変更しており、平均300NitsのHDR処理がされています。このことから、輝度はHDR化に伴い、100%以上の場所もあります。最大777Nitとか。

今回の作品はシナリオとしても秀逸ですが、映像の面では「4K-HDR化した作品」として、アップコンバートの点でも、アニメーション4Kの面でも十分マイルストーンになる作品だと思います。

さて、準備はできました。

明日・明後日のご来訪をお待ちしております。

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24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2017年7月16日 (日)

【HT横浜関内店】 Oppo UDP-205 期間限定展示・商談フェア!(2017.7.31更新)

2017.7.31更新:UDP-205、現在ご注文していただくと9月の予定です。

本体を見たい!聴きたいというお客様。

Imag5951

Oppo様のご厚意により、そのまま常設になりました。ご視聴可能です。

もう一つ更新!秋葉原店のブログにも記載されておりましたが、JVC DLA-X570Rのお値段が下がり始めました。(イベント写真の色がEH-TW8300の方が色濃く見えるのはおそらく、デジカメが明るさを基準に補正しているからかと思います。)

値段もお値引き後はEH-TW8300の上位という形で考えてよろしいかと思います。機能的な遜色もありません。フォーカスはこちらの方が上。黒は・・・770Rほどではありませんが、こちらの方が出ますね。

こちらもお問い合わせ可能です。もちろん、持ち込みの店舗視聴は可能。お値段は頑張ります。

なお、当店の570R展示機のランプ使用時間は新品同様です!最高画質でご覧いただけます。

HT横浜 渡邉です。

Kao

7月最終週・8月頭の2週連続フェアのご紹介です。

まずはOppo UDP-205です。

Blurayudp205


遅ればせながら横浜にもOppoの視聴機が到着します。

タイミングよくプロジェクターの視聴希望もあり、UDP-205の真骨頂ともいえる「音」にもにこだわったハイレベルなシステムを揃えることができました。

日程は7月28日(金)11:00~7月30日(日) 19:00までとさせて頂きます。

 ご用意する予定のシステムてすが

Ultra-HD BDプレーヤー Oppo UDP-205

Blurayudp205_2

コントロールアンプはYAMAHA CX-A5100

Cxamxa_2

A32_tan_k_img_1

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パワーアンプは Primare(2+5ch)+ヤマハMX-A5000(トップ4ch)

Monitoaudiopl2

スピーカーはMonitorAudio Platinium SeriesⅡで7.1.4CHとなります。

65x910

テレビは有機EL 東芝65X910

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最後にプロジェクターは JVC DLA-Z1(ご視聴希望対応

Dlax570rw_prod_l

もうひとつ、お値段がこなれてきたDLA-X570Rや770R

VPL-VW535、EHTW8300・6700もご用意します。

今回の接続はHDMIだけでなくアナログマルチも併用しますので、違いを感じて頂くことが可能です。203との比較も可能な範囲で行わせて頂きます。 UDP-205は音楽の面が強化されておりますので、SACDマルチなどをお持込いただくと効果をさらに実感できるかと思います。

二つご注意点を。
今回のフェアも、持込は歓迎でございます。

但し、多数のお客様が視聴に来られることになりますので、ホームシアター導入のお客様を優先とさせて頂き、事前連絡による占有やグループによる長時間視聴は無しと言う事になります。ご留意ください。

また、今回は基本的に映像はテレビになります。

もう一つ。今回当店にはOppo担当者の常駐はありません。お答えしきれない質問等はお伺いした上、後日回答させて頂きます。

当日は「ラ・ラ・ランド(BD)」「マリアンヌ」など音や絵にこだわった作品を流そうかと考えております。(SANTANAⅣはすごい音です。)

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もちろん「君の名は。」はUHD-BDで準備いたします。

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そして翌週8月5日(土)は、ヤマハの新AVアンプ「RX-A3070」の視聴フェアを開催します。

Rxa3070

今回のモデルは正面からの外観こそ変わらないものの、CinamaDSPに新たにエンターテイメント系の5プログラムへ新4音場処理アルゴリズムを採用したり

Rxa3070enhanced

D/AコンバーターもESS社製の最新「ES9026PRO」チップに更新されております。

Rxa3070_es9026pro

映像関係はHDR,HLG共に対応はもちろんの事、後日アップデートでDolbyvision対応

Dolbyvision_uhdblu_ar192

そして、大きな変化ともいえるXLR入力追加などCX-A5100の要素も取り入れており

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どちらかと言えば今までオーディオに軸足を置いていらっしゃった方へのアプローチも考えられたアンプとなっております。こちらは当日ヤマハの担当者が常駐の予定です。是非ご期待ください。

 なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

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2017年7月 8日 (土)

【HT横浜関内店】 Cabasse、いい意味で価格に比例しない音。(2017.7.31更新)

HT横浜 渡邉です。

Kao_2

最近ミドル級のスピーカーもラインナップが固定し、膠着状態の印象が強かったのですが

あ、一番の話題はB&WのCMシリーズは新規発注不可でしょうか。各法人の在庫限りです。弊社通販在庫はこちら。

http://www.avac.co.jp/products/list.php?name=b%26w+cm&search.x=0&search.y=0

Cm9s2tenjihin_2

また、当店には下記のCM9S2,CMCS2、CM1S2の展示品があり、展示品販売中(持ち帰り限定)です。お問い合わせください。  (2017.7.31更新:CM9S2B、CMCS2B販売済みです。)

んな事もあり、フランスの老舗スピーカーメーカー「Cabasse」のスピーカーシステムを導入しました!

Cabasse_logo

ちなみに日本語読みは「きゃばす」が正解、「かばっせ」ではありません。

日本での知名度はいまいちですがかなりの老舗で、創業は1740年。弦楽器メーカーからスタートしています。

Cabasse history

http://www.jp.onkyo.com/cabasse/history/

URLの通り日本ではオンキョー様が代理店を務めています。

Onkyo_logosvg

サポートは問題なしです。

今回入りました機種は

Cabasseの中級機種「JERSEY170

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ネット(金属製です。)を掛けるとこんな印象。

Imag5845格子状でなかなかおしゃれです。フランス製らしい印象です。

そして対応したセンター「SOCOA170」

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リアスピーカー「ANTIGUA170」

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となります。名前が独特ですが、おそらくリゾートの島からとっているんだと思います。

このスピーカーセットで30万円前半の価格帯です。

また、もうおなじみの「EOLE」「ALCYONE」も到着しています。 液晶テレビの上や横にスタンドで置くとなかなかスタイリッシュです。EOLEは同軸2Wayです。

Imag5850

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天吊りできない事だけが悔やまれますが、実はEOLE、ALCYONEは埋め込みスピーカーにとても向いています。

Eole3icad

元のスピーカーをそのまま埋め込みにしますので、音の良さは保証付きです。ドルビーアトモス・DTS:X用のトップスピーカーのアップグレードやすべて埋め込みのシステムへの使用に特にお勧めです。詳細は過去のブログをご参照ください。

【HT横浜関内店】 埋め込みスピーカーってどうですか?

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/03/ht-ef36.html

Cabasse最大の特徴は「ツィーター・スコーカーが同軸2Way」と言う事です。

Imag5844

真ん中がツィーター、周りがスコーカーです。この仕組み「SCS技術」でシステムで、スピーカーから再生される20-30%の直接音と70-80%の反射音を理想的にコントロールします。

エージングはまだまだですが、実際に鳴らしてみるととても定位が良く音もまとまっており、同軸2Wayの素性の良さを感じる音が出ています。

Imag5852_5

今回のシステムは、DALI Zensor、Monitoraudio BRONZEよりちょっと上のクラスになります。アンプとの組み合わせはいろいろ試しましたが、それぞれ個性を素直に出しており、選ぶ楽しみがあるシステムとなっています。が・・・。

JERSEY170をLINN MAJIK DSM2に繋ぎ「Hotel Calfornia」を鳴らした段階で評価が一変しました。

Majikdsm2素直に驚きました・・・。

定位が素晴らしいことはわかっていましたが、なんとも艶のあるギター、そして重厚なベース。

いい意味で値段に比例していないスピーカーです。

力のあるシステムではここまで音が違うとは・・・。少なくとも2本で17万円の音ではありません。

現在「Nordost System setup Disk」でエージング中です。 お好きな音源をお持込ください。サラウンドもいいのですが、2CHステレオでも是非聞いていただきたいスピーカーです。価格的にステレオサウンドの入門にもよろしいかと思います。

Cabasseを聴きに是非ご来訪ください。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。