【HT横浜関内店】 DENON新型アンプ「Auro 3D」 という選択肢。
HT横浜 渡邉です。
すでに6400Hは先日発売のHi-Vi 9月号にてスクープはされておりましたが、DENONの新アンプ「AVR-X6400H」「AVR-X4400H」が発表されました。
6400Hの出力が最大250W・11チャンネルと、4400Hが最大235W・9チャンネル言う点はもちろんの事、アンプのアサインなどかなり使いやすくなったというのが印象ですが、もう一つ、新しい音声フォーマットが搭載されることになりました。
それが「Auro3D」です。
Auro3D 日本
「Auro3D?なんですか?それ。」と言う方も多いかと思いますが
Auro3D自体は2005年から始まっており、実はかなり前からヨーロッパや一部のアジアでは映画用音声フォーマットやBlu-Ray Audio用として用いられています。
また、DENONのヨーロッパ・アメリカなどでは199$程の追加費用でアップグレードが可能なフォーマットとして知られておりました。
日本ではDOLBY ATOMSやDTS:Xで収録されているタイトルも、実際には元々Auro3Dで収録されているケースもかなりあります。(日本語版に入っているかは定かではないのですが・・・。)
2012年にBARCO社(昔は三管でお馴染みだったバルコ社です。)が劇場用のフォーマットとしてパートナーを組んでいます。
Auro3Dの全体的な特徴としては
プロダクションレベルの自由度が高いこと
(5.1CHと11.1CHを同時に作成可能)
音源が基本的にロスレス・ハイレゾを志向していること
(192kHz/24bitなど)
チャンネルフォーマットであることからマスタリングが可能で音楽系の録音と相性が良いこと
既存の5.1CHとの親和性が高いこと
(5.1CHにプラスしてスピーカーを球状に配置します。音場が崩れません。)
から、日本以外では劇場採用が増えています。
Auro3D最大の特徴はその配置です。
構成としては上層・中層・下層の「3LEYER」システムを採用しており、下層となる5.1chまたは7.1Chをベース(LAYER1)に中層のフロントハイト・リアハイト(LEYER2)、さらに(ここがネックでもあったのですが)上層のトップ(天頂:LAYER3)を追加して構成を行います。
最低ラインは9.1chのAURO9.1
さらに天頂スピーカーを追加して10chのAURO10.1
AURO10.1にフロントセンターハイトを追加してAURO11.1
DOLBYATOMS/DTS:Xと一番親和性が高い
7.1chに4本追加して11chのAURO11.1(7+4)
最大構成、7.1ch+4ch+天頂スピーカー+フロントセンターハイトでAURO13.1
となります。
肝心のタイトルに関しては、Auro3Dの普及が始まっているヨーロッパ・アジア(インド・中国など)でタイトルが出ていますが、日本では2強が強いことから
まだメジャータイトルまではまだ届いていない状況です。
では、なんでAURO3Dなのか?
こちらにAuro3Dのリストがあります。
Auro3D対応Blu-rayリスト
https://www.auro-3d.com/consumer/bluray
ロスレス・ハイレゾのマルチフォーマットと言う点から、オーディオ系、特にBlu-Ray Audioのタイトルが充実しています。
先程の音楽への特徴もあり、Auro3Dの方法としてAURO11.1(7+4)はかなり現実的なものですので、オーディオ好きのお客様は手をを伸ばしてみてもよろしいのではないかと思います。
商品の正式発表は本日8/24。実機はもう少し後になります。何かAuro3Dのタイトルを用意できればと考えております。
なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html
お電話はこちら!
045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)
※火曜・水曜は定休日になります。
FAXの場合はこちら!
045-228-7283
(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。
ご来訪・ご連絡をお待ちしております。