ホームシアター

2018年8月18日 (土)

【横浜店】「マルチパーパススピーカー」DALI ALTECO C1について

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はこちらの

【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.9.10更新)

の補完エントリーとしてDALIのALTECO C1を独立したブログとして作成することにしました。

当該ブログから転送されたお客様はこちらから戻ることができます。

【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.9.10更新)

では、DALI ALTECO C1の解説です。

DALI ALTECO C1

Dali_alteco_c1

https://dm-importaudio.jp/dali/l3/l4/Vcms4_00000887.html

最初の印象は「独特の形」または「これ、イネーブルドスピーカーですか?」という形をしています。

このような傾斜のついた形は、本来DolbyAtomsの「イネーブルドスピーカー(天井に反射させるためな斜め上を向いています)」として用いられるので当然の印象だと思います。

しかし今回のALTECOの場合

「この形状ならイネーブルドスピーカー以外にも使えるのではないか?」

と言う発想から、あえてイネーブルドスピーカーとしての呼称や認証を行わず、いわゆる「マルチパーパス」(多目的の・万能の)と呼ばれるタイプとしたスピーカーです。

DALIとしては7つの使い方を提案しています。

1、フロントスピーカーの上に置いたDolbyAtoms用のイネーブルドスピーカーとして

S_2_dllineup_details0040_dllineup_d

一番スタンダードな使い方です。

イネーブルドスピーカーの場合、スピーカーの周波数を制限する必要があるのですが、通常のスピーカーとして扱う事により「イネーブルドスピーカーとしても」使う事が出来るというスタンスになっています。この使い方の場合、通常は天井の高さが2.4mから2.7mを想定しており、最大4.3mの高さでも理論上は対応可能です。

2、フロントスピーカーの上に壁掛けしてフロント・ハイトスピーカーとして

S_3_dllineup_details0040_dllineup_d

こちらはかなり幅の広い使い方です。

先程のイネーブルドスピーカーとしての使い方では対応できない吹き抜け天井や、傾斜天井などで壁の方向にスピーカーを設置する場合に便利なシステムです。

構造的に下を向いていますので天吊りスピーカーで角度を付ける事と同じ下向き20度以上の角度も付き、すべてのシステムに対しアンプで修正可能な範囲で対応できます。

S_9_dllineup_details0040_dllineup_d

スピーカー横のスイッチを切り替える事により、さらに25度下に音を出すことも可能です。

これは実際の設置にかかわってきますが、いわゆる「天吊り」の場合、アームやブラケットを用いて下に向けて角度を付けます。

Linn_2

Altecoの場合イネーブルドスピーカーとしての使用を「上下をひっくり返す」事により同じ機能を持たせることが可能です。

もっとも個人的には天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?」でも書かせて頂きましたが、AltecoC1を2セット使用し5.1.4CHとすることで、サウンドシステ的はDolbyAtoms・DTS:X、Auro3D、IMAX Enhancedの各システムに共通して対応可能なスピーカーとして使用できる点も大きいかと思います。

Atomsdtsx

Auro3dacolorwh_500px_2

Imax_enhanced_stacked
3、横壁面に壁掛け設置し、7.1chのサラウンド(サイド)スピーカーとして
4、後方壁面に壁掛け設置し、サラウンドバック用、またはリアハイトスピーカーとして

S_4_dllineup_details0040_dllineup_d

S_5_dllineup_details0040_dllineup_d

この2つは先述した「フロントスピーカーの上に壁掛けしてフロント・ハイトスピーカーとして」の応用です。壁掛けスピーカーとしてサラウンドやサラウンドバック、リアハイトスピーカーとして使用します。少し脱線しますが、ハイトスピーカーやトップスピーカーは2本より4本が断然お勧めです。上でも音が移動するんですね。

そしてもう一つ。

7、デスクトップでのニアフィールド・モニターとして

S_8_dllineup_details0040_dllineup_d パソコンのモニターの横に設置を行い、画面のすぐ近くで鳴らす方法です。

先日発表されたソニーのSA-Z1(こちらはアクティブの専用機ですが)の様な使い方を提案しています。

Saz1 クリエイター系の方でディスプレイが大きくて近い使い方の場合、画面の中心線より下から音を出す場合は悪い使い方ではないかと思います。

Ev3285 先程のスイッチ切り替えなども試して頂き「床置きなのに真正面に近い音の出し方」もできるのではないかと思います。

ここからは少し苦しいのですが

5、テレビの横に正面壁面に設置し、フロントスピーカーとして
6、面壁面に、横向きに設置し、フロント・ワイドスピーとして

S_6_dllineup_details0040_dllineup_d

S_7_dllineup_details0040_dllineup_d

いずれもテレビのフロントスピーカーとして使用する方法です。

5はこういうケースがあるんでしょうか……。6の方が現実的なような気がします。

Alteco_c1_normal

まさに「マルチパーパス」な使用が可能なALTECO C1ですが、スピーカーとしてちゃんとした形を取っておりますので、音質面でも問題はありません。

Alteco_c1_net また、ネットを掛けるとあまり目立たないのも特徴です。

ホームシアターでいわゆる「イマーシブオーディオ」を行う際、音質や各種フォーマット、そして価格のバランスにこだわったシステムとしてお勧めできます。色も黒とウッドだけでなく白もありますので、先日生産の終わったLINNのUNIKの代用にも使用可能かと思います。

Altecoc1_wall

難点はあくまで壁掛けであること、そしてちゃんとした形をしている故出っ張ってしまう事です。

Spektor6walnut51mwall

埋め込みスピーカーのシンプルさとは離れてしまいますが、各種システムへの適応性やAuro3Dなど音楽フォーマットも含めた将来性を鑑み「オーディオも良くしたい」と言うご要望に応えたシステムの構築にはお勧めできる商品です。

残念ながら横浜店に常設展示はありませんが、お時間をいただければ視聴ご準備可能な商品かと思います。ご連絡下さい。

壁掛け設置の場合は、金具などの設置方法にもよりますが、荷重の掛かり方が下方向に固まりますので、設置条件は同じかむしろ厳しいものとお考えください。

最後に、天吊り・壁掛け設置の条件についてですが

建物の工法など条件によってかなり変わります。このため

新築の場合は建築部分が密接にかかわりますので、事前のご相談

既築の場合は下見の段階でそのまま設置可能か・補強等が必要かの概ねの判断をさせて頂き、工事費用のご提示から(配線方法を含みます。)工事の流れになります。

新築でインストーラーが入った場合は、別途補強方法などを指示させて頂きます。

天吊り、壁掛けは最初のご相談が早い程、事前のアドバイスで設置条件が良くなります。ご新築の場合は早めの相談を、既築・リフォームの場合は下見のご相談をお願い致します。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年8月17日 (金)

【横浜店】Piega AP1.2 天吊り・壁掛け、何でもできる高品質スピーカー(2021.8.30更新)

2021.8.30こちらのブログはYoutube Piega AP1.2を公開しましたので、それに合わせ新ブログの方で更新をしております。

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/202100830

こちらからご覧ください。


横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日からです!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

こちらのエントリーは「天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?」のエントリーから派生しております。

【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.9.10更新)

元のエントリーへお戻りになる場合はこちらから。
では、高品質マルチパーパススピーカーPIEGA AP1.2のご紹介です。

PIEGAはスイスのスピーカーメーカーです。

Premium_header701

PIEGA JAPAN

http://www.piega.jp/

最大の特徴はオールアルミ製の筐体からなされる澄み切った音と、高いデザイン性です。

Premium501mainproduct アルマイトシルバ―の美しいフォルムはすべてのシリーズに共通しており、同一のコンセプトで様々な製品をご用意しております。

PIEGA Products

http://www.piega.jp/products/

そして肝心の音ですが、金属筐体とリボンツィーターによる、空気感を感じる済み切った音が特徴です。

Piegatmicrounit_3 

そして今回「天吊り・壁掛けスピーカー」としてご紹介するのがこの「AP1.2」となります。

Ap12produkt

PIEGA AP1.2

http://www.piega.jp/products/ap/ap-12/

まず目につくのはスピーカー面が斜めになっている独特な形です。

よく見ると下にはメタルブラキットと呼ばれる可動式の「台」が付いています。

Ap12halterung
実はこちらのメタルブラキット、本体下面をぐるりと回す様に可動します。
この稼働するブラキットの位置を変えるだけで床置き、壁掛け、天吊り、すべてに対応できる。
これがAP1.2の「味噌」となります。
結果はとても端的です。

まず床面置きの場合、角度調整が可能な設置が可能です。
49インチのテレビの横に置くとこんな感じです。

Dsc_0639

次にブラケットを裏に回すとハイトスピーカーとして壁面取付が可能です。

Dsc_0633
構造的に下を向きますので、ハイトスピーカーとしても通常の壁面スピーカーとしても取り付けが可能です。実例としてはこんな感じです。(こちらはホワイト塗装品です)

17102


さらに横にするとそのまま角度のついたサラウンドにすることも可能です。

Ap12_perfome_surround

さらに角度を変え、完全に下に回せばひっくり返すと強固なアルミ製のブラキットのついた天吊りスピーカーになります。

17103

応用ですがブラキットを背面に固定するとフラット且つ高品質なトップスピーカーにもなります。

Image_1347

非常に多彩な設置方法に対応するAP1.2ですが、LDRトゥイーターと13CmのMDS低域ユニットを用いていることから、同様の機能を持つ他のスピーカーとは一線を画す音が響き渡ります。

これはPIEGA共通ですが、特に高音の響きと空気感の再現は素晴らしく、とても上品で綺麗な「Piegaの音」を出してくれます。
これはEclipceのTD307、508クラスやALTECO C1、Cabasse EOLEなどのパーソナルな方向性とは明らかに違う「普通にステレオ用のスピーカーとして聞いていただいても何の差支えも無い程の音」と言って良いかと思います。

Ap12produkt_2ここまで褒めてきましたがネックもあります。
と言ってもオールアルミと言う事で重い、と言う事になりますが、これは構造上どうしようもない部分であり、重さは低音のビビりを押さえる事も出来ますので、一長一短と言得る部分かと思います。
ただ、天井や壁の補強はしっかりと。

色については追加費用で

Ap12black_2

アルマイトブラック

Ap12white_1

ホワイト塗装なども対応可能です。

実は、横浜点では以前よりAP1.2を常設しております。
先日LINNのUNIKが生産完了となった事もあり、洗練されたデザインのハイト、天吊りスピーカーはこのAP1.2が一番良いものとなっております。

今は先日ご紹介したBLUESOUNDのPOWERNODE2iを用いてAHT-100Fからの差し替えで接続しています。

Powernode_2i_wht_front_above_straig

Dsc_0638

先程からHDMI-ARCで音を流しておりますが、何というか、正直な所そのままの感想で申しわけないのですが、テレビ放送の2Chクラシックの音が「空気感をすべて出し切っており、特に高音がとても上品」になりました。
まあ、AHT100Fとは価格からして段違いになりますので、比較にならないのはしょうがないんですが……。
我々はスクリーンから7mぐらい離れたカウンターで作業をしておりますが、違いが判り過ぎて何とも言えない気分になります。

Dsc_0637

後は価格ですが……二本で三十万円オーバークラスです。

これも品質のいいものはお値段が張ると言う事で。

店舗の展示品は動かしやすい機材になりますので、事前のご連絡をいただければハイトの位置やリアサラウンドの位置に設置することも可能となります。
AP1.2ご視聴をお考えの方は事前に「聞きたい方法」もご連絡下さい。
可能な範囲で対応させて頂きます。
また、シアターシステムそのものをオールPIEGAで組み合わせなどもお話合いの過程の中で、機材をご用意することも可能です。

PIEGA T-Micro AMT Series

Piegatmicroamtprodukt

壁にテレビだけ、と言う方法を取るときなどはスタイリッシュで非常に向いています。

Piega_brakit

これはT-Microのセンタースピーカーを壁付していますが、センタースピーカーが壁取付出来る商品、且つ高品質と言うのはなかなかないんです。

まずはご相談ください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.11.3更新)

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

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本題です!

以前、このようなブログを書かせて頂きました。

【横浜店】 埋め込みスピーカーってどうですか?
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/03/ht-ef36.html

かなりアクセスを頂いております。ありがとうございます。

しかし

埋め込みじゃなくて天吊りならどうなんですか?」
こっちの方が音がいいんですか?

新しい音響システムとの整合性は埋め込みと壁掛け・天吊りとどっちがいいんですか?

DOLBY ATOMSやDTS:Xはトップスピーカーではなく天吊り・壁掛けで実現できないんですか?

どんなスピーカーが天吊り・壁掛けできるんですか?

既築ですが天吊りは無理でも壁掛けは出来ないんですか?

いまさら天井に穴をあけるなんて無理です・・・

うちは吹き抜けだからトップスピーカーは無理。なんとかならないのか

というご質問・ご要望も増えてきました。

今回はそんなご質問に回答させて頂きます。

すいません。もっと早く書けばよかったですね・・・。

と言うわけで

「天吊りスピーカー」
「壁掛けスピーカー」

についてです。では順に。

1、「埋め込みじゃなくて天吊りならどうなんですか?」
  「こっちの方が音がいいんですか?

  にと言うご質問。

音質に関しては「埋め込みのスピーカーってどうですか?」の時に書かせて頂いた

置き設置>壁掛け設置>天吊り設置>埋め込み設置

の順でサラウンド感・没入感は変わってます。
天吊り・壁掛けスピーカーは、置き設置と同じスピーカーを設置するケースが多くありますので、音質に関しては置きスピーカーに近いレベルを維持することも可能です。

肝心な音の聞こえ方は、天吊り・壁掛け共に「ちょっと斜め上から音が降ってくる。場所が合えばむしろすごくサラウンドが効いている」と言う表現が正しいかと思います。

ただ、この後のご質問、いわゆる「イマーシブサウンド」に絡む部分は差が出てきます。

先程のイマーシブサウンドが絡んでいる次のご質問への回答です。

2、DOLBY ATOMSやDTS:Xはトップスピーカーではなく天吊り・壁掛けで実現できないんですか?

いまさら天井に穴をあけるなんて無理です・・・。

うちは吹き抜けだからトップスピーカーは無理。なんとかならないのか。    

このご質問は

新しい音響システムとの整合性は埋め込みと壁掛け・天吊りとどっちがいいんですか?

へのご質問への回答で集約できるかと思います。

最近のいわゆる「3Dオーディオ」「イマーシブサウンド」と呼ばれるDolbyATOMS、DTS:X、Auro3D、IMAXEnhancedなどのシステムの場合、壁掛け・天吊り・埋め込みスピーカーをトップスピーカーとして使用することが出来ます。ただ、ここ最近少し状況が変わりつつあります。

以下ものすごく簡単に端折って仕組みを図示します。

まずドルビーアトモス・DTS:Xに関しては

簡単に言えばX軸・Y軸・Z軸で音をぶつけて空間上に音場を形成する「オブジェクト型」の音響になります。実際にはこの音場が同時にいくつも作成されています。DTS:Xの場合も基本的には同じようなシステムとなります。

Photo  ※クリックで拡大します。

このことから、特に垂直軸であるZ軸に相当するトップスピーカーは、平面として考えるX軸・Y軸とは高さに差があったほうが感覚は出ますので、一番効果的なのが垂直の埋め込み、壁掛け・天吊りはハイトスピーカー扱いになりますので、若干斜め上から音がくる形になります。

次にAuro3D、IMAXEnhancedについてですが、難しい説明は省略しますが考え方としてはすべてのスピーカーがご視聴空間の方向に向かって音を指向して「Auro3D・IMAXEnhancedとして調整されている音」を各チャンネルから出す「チャンネル型」のシステムとなります。

基本構成は5.1CHのベースレイヤーにハイトスピーカーのミドルレイヤー、そして天頂のトップレイヤーの3層構成となります。出る音は立体ですがXYZ軸のような考え方ではありません。各レイヤーに「スピーカーの位置」が決まる形で音場が調整されます。AVC-X8500Hなどで構成される「Auro13」の場合はトップレイヤーの構成も追加されます。

Auro3d※クリックで拡大します。

こちらは5.1Chのシステムに「違う高さの」スピーカーを加えるという考え方になりますので、基本はサラウンドは置き型、「ハイトスピーカー」は天吊り・壁掛けになります。ただ、アンプ側の調整でトップスピーカーでも対応は可能です。(セッティングとしてはハイトスピーカーになります。)

すでにサラウンドを設置している方に追加することも念頭に置いたシステムです。

ここまでが各システムの概略になりますが・・・。よく見ると共存は可能だったりします。

先程の図示で書かせて頂いた通り、オブジェクト型のシステムは先程の図示のように「X軸・Y軸・Z軸」の3軸=異なる3方向から3次元としての座標を出せればいいという事になりますので、逆に言えば効果に差は出ますが、必ずしも「トップスピーカーでなければDolbyATOMS・DTS:Xは出来ない」と言うわけではありません。

逆にチャンネル型のAuro3Dもレイヤーのルールはありますが「ハイトスピーカーは絶対にこの場所でなければできない」と言うわけではありません。また、ルール上は視聴点から30度の角度の延長線上に音源があればいいので、DolbyATOMS・DTS:XとAuro3D、IMAXEnhancedの共存は、理論上は可能です。(これ以上の角度でもアンプで適時調整を行えます。)但し、アンプ上の設定としては埋め込みでも「ハイトスピーカー」の扱いになります。このあたりはAVアンプの調整能力とメーカーの推奨システム次第です。

実例としては

Avc_x8500h_jp_bk_fr_cl

DENON AVC-8500Hで7.1.6CHを行った場合

トップスピーカーの組み合わせは「トップフロント・トップミドル・トップリア」のDolbyATOMS/DTS:Xのサポートか「フロントハイト++トップミドル+リアハイト」のDolbyATOMS/DTS:X/Auro3D/IMAX Enhanced(DENON、Marantz、ONKYO/PIONEERのみ)サポートとなるどちらかの構成となります。なおフロントハイト+トップミドル+トップリア」の構成は出来なかったりします。

ここまでのご説明から質問頂いた各質問への回答として

「ご懸案の点はトップスピーカーの代わりに壁掛け・天吊りハイトスピーカーで代用できます。」

ということになります。が・・・この回答は一部条件があります。

それは

ベースとなるサラウンドの各スピーカーもすべて埋め込みスピーカーの場合、オブジェクト型の各軸の高さに差がなく、チャンネル型のシステムとしても各レイヤー間に差がないことから、イマーシブサウンドに関しては効果が少なくなります。

ただ、埋め込みスピーカーの例外として、Unisonic AHT525IW/AHT650IWの様にツィーターの角度を変えられるものも存在しております。

埋め込みにしても角度がつけられますので、調整できる範囲ではありますがイマーシブサウンド効果の低下を少なくすることが出来ます。

Aht525iw_d

じゃ埋め込みって良くないの?と言う話になりそうですが、埋め込みスピーカーには大きな利点もあります。

Umekomi512

埋め込みスピーカーは基本的に音源が天井にありますので、お部屋全体に音が広がる・お部屋に何もない状況が実現できるなどの点はかなりの利点になります。「その場所全体でみんなで聴きたい」と言うご希望の場合は埋め込みの方がむしろ向いているケースもあるものとお考えください。

このあたりについても

「埋め込みのスピーカーってどうですか?」

で記載させて頂いております。一緒にお読みください。

次に「どんなスピーカーが天井吊り・壁掛け出来るんですか?」というご質問です。

天井吊り・壁掛けの出来るスピーカーはいくつか種類がありますので、代表的なものをご紹介します。

1、Eclipce TDシリーズ

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デンソーテンが販売している「タイムドメイン理論」を用いた独特な形のスピーカーです。
比較的指向性が強く、スイートスポットはあまり広くありませんが、位置が合うとしっかりした空気感が出ます。

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もう一つの特徴として大きさが複数あり、条件がありますが、天吊りのみでもかなり本格的なシステムにすることが可能です。
本体は卵型の本体に角度調節が可能なスタンドが付いていますが・・・。

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そしてこれをひっくり返すとそのまま天井吊りスピーカー、壁につけると壁掛けスピーカーとすることが可能です。こちらの写真はTD508MK3を3台天吊りにしたものです。TD510は壁掛け出来ませんのでご注意ください。
このスピーカーは設置方法にとても柔軟性があり便利なスピーカーです。また、サラウンド構成としてフロントは本格的な大きいもの、リアは小さいものと言うような使い分けも可能です。
色は白・黒・銀の3色です。

(2019.11.3追記)ECLIPCEシリーズは天井吊りシステムでは一番人気の商品です。

お問い合わせが多いことから別エントリー

【横浜店】 デンソーテン、ECLIPCEシステムについて

で紹介記事を作成しました。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/08/eclipce-f0c7.html

2,Unisonic AHT40R

Aht40r400

Aht40r_2


こちらは弊社オリジナルのスピーカーです。お手軽で、それでいて必要十分な性能を持っています。天吊り・壁掛け共に別売りのアームを取り付ける必要がありますが、比較的安価に天井吊りが可能です。

3、PIEGA AP1.2

ここまでは比較的お手軽な商品でしたが、システムレベルが上がる場合、PIEGA AP1.2もお勧めです。オールアルミで高いデザイン性と質感を誇り、ブラケットが回転することで天吊りや壁掛けだけではなくハイトスピーカー・トップスピーカーへの使用も容易です。

Ap12produkt

PIEGA AP1.2についてはについてお問い合わせが多いことから別エントリー

【横浜店】Piega AP1.2 天吊り・壁掛け、何でもできる高品質スピーカー

で紹介記事を作成しました。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/piegaap12-e014.html

4、ALI ALTECO C1

Dali_alteco_c1

独特の形状を持つことからハイトスピーカーや壁掛けスピーカー、果てはイネーブルドスピーカーとしても使用可能な商品です。色も数色ありお部屋の状況に合わせて選ぶことが可能です。

こちらについてはお問い合わせが多いことから独立エントリーを作成しています。

【横浜店】「マルチパーパススピーカー」DALI ALTECO C1について

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/dalialteco-c1-f645.html

5、JBL 4312M2+MTC-U1

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天吊りとしては重量級の商品です。典型的なJBLモニター型スピーカーです。

そしてこの商品、JBLの専用金具「MTC-U1」を使用すると天吊り・壁掛けが可能です。音に関してはもちろんかなりしっかりした音が出ます。

Jbl4312m2_mtcu1w_

そしてその存在感は「スピーカー天吊り・壁掛けしています!」とお見せするのに十分なシステムです。このスピーカー設置に関しては重量の関係から、事前ご相談が必須になります。

5,その他
このほかにも壁掛けが前提になりますが、各メーカーにも設置可能なスピーカーがございます。

一部商品完了もございますが、DALI ZENSOR1やOPTICON1、Monitoraudio BRONZE1、ELAC BS302なども壁掛け・天吊り(こちらは弊社での施工が前提になるなど諸条件があります)使用可能です。

音色を揃えたほうがいいなどお好みにもよりますが、ケースバイケースになりますのでその都度ご相談ください。

そして

既築ですが天吊りは無理でも壁掛けは出来ないんですか? 」というご質問ですが

こちらについては「基本的には簡単ではありませんが、下見の結果次第です。」と言う回答になります。

埋め込みの場合は、Cabasse EOLE3ICADなど、気を付けないといけないものもありますが、通常天井の補強はいらないケースがほとんどです。設置方法としては石膏ボードに挟み込む形を取ります。この方法の場合、基本的に「幅広い面に複数の点」で支えますので補強が要らない場合がほとんどです。

Eole3icad

この事例についてでも「埋め込みスピーカーってどうですか?」でご紹介しています。

そして天吊り・壁掛けになりますが、どちらの取付方法共、完成されたスピーカーそのものをアームを使って天井から下方向にに吊るすことになりますので、重さ自体も大きく変わります。

Eclipce_4

まず天吊りの場合、垂直方向に支えるのが台座の部分のみと言う事もあり、かなりの荷重が掛かることから設置には条件が付きます。

Td307mk2a_setup3_2

壁掛け設置の場合は、金具などの設置方法にもよりますが、荷重の掛かり方が下方向に固まりますので、設置条件は同じかむしろ厳しいものとお考えください。

最後に、天吊り・壁掛け設置の条件についてですが

建物の工法など条件によってかなり変わります。このため

新築の場合は建築部分が密接にかかわりますので、事前のご相談

既築の場合は下見の段階でそのまま設置可能か・補強等が必要かの概ねの判断をさせて頂き、工事費用のご提示から(配線方法を含みます。)工事の流れになります。

新築でインストーラーが入った場合は、別途補強方法などを指示させて頂きます。

天吊り、壁掛けは最初のご相談が早い程、事前のアドバイスで設置条件が良くなります。ご新築の場合は早めの相談を、既築・リフォームの場合は下見のご相談をお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2018年8月10日 (金)

【横浜店】 夏休みフェアの準備、出来ました!

2018.8.12更新:急遽発生したお持ち帰り商品のご案内です。

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Imag7660_2Cambridge Audio CXUHD ラスト1台、お持ち帰り可能です。

どうやら諸事情により、次回入荷は無いようです……。

お急ぎください。

横浜店 渡邉です。

Kao

先にご連絡ですが……。

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本日ブログ更新直前にJVCサイトに発表された「ムービー」についてですが、まだこれ以外にはまだ何とも……。何か出ることは間違いないです。


YouTube: JVC's New D-ILA Projector Teaser Movie 2018

ただ、機種として想定されること、ご購入をお考えになる事など、皆様いろいろとお考えかと思いますので

事前にお問い合わせを頂ければ情報が入り次第メール等でご連絡いたします。

新宿本店のブログにもありますが、他メーカー様もおそらくお盆以降には動きがありそうです。概ねブログでお書きになっている通りになりそうな気がします。ただ、IFA2018の発表で概略は出てくると思いますが、海外の発表と国内の発表はイコールではありませんのでその点はご注意ください。

では本題でございます。

先日のブログエントリーで予告させて頂いた

【横浜店】 夏休み企画!11CHチャンネルAVアンプで5CHフルBi-Ampフェア開催!

https://www.avac.co.jp/contents/3020

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/07/bi-amp-9d3b.html

の準備が終わり、DENON AVR-X6400Hを使用した5.1ch Bi-Ampの準備が整いました。

Imag7654フェア記載の通りフロントB&W 703S2、センターB&W HTM71S2、リアB&W706S2の構成です。

やり方はさほど難しくありません。
手順をご紹介。

スピーカーのプレートを外して、HF(高音域)とLF(低音域)にそれぞれスピーカーケーブルを繋ぎ

Imag7627

アンプの配線に気を付けて接続します。

Imag7628こちらがHF(高域用)の接続で

Imag7633_2 これでLF(低域用)も接続しました。

 アンプの設定を変更して「端子の接続確認」で最終確認。

Imag7630

Imag7631_2 基本的にはこれだけです。
店舗のシステムでは準備に1時間かかりませんでした。
思った以上に簡単ですが、その効果は……

Imag7642今までの音とは別物です。

元々大きな力を受け止める能力のあるスピーカーですが、さすがにBi-AMPは違いました。
まず下の膨らみについてですが、これは予想通りかなり太く・深くなりました。

Imag6617特にー20dbを越えた所から「モリモリ」と突き上げる様に音圧が増していき、高音の響きも同じように大きくなっていきます。

オーケストラではコントラバスの低音やドラムスの音が下から突き上げるように鳴り響き、きちっと分離しております。
そして高音域もかなり変わります。

Imag7644


パワーが増したことで、高音自体が大きく広がり、

ハイトスピーカーを付けているような幅と鋭さを持ち合わせるようになりました。

また、パワー感はそのままに音の分離に雑味がなくなりました。

個人的には一番危惧していたのがDolbyATOMS音源の効果でしたが、高音も厚みが格段に増し、十分高さがあります。これも杞憂でした。

パワーもあり、高音・低音の分離もしっかりしている。
少なくとも今までの700シリーズで聴きなれていた音ではありません。

2018august_fairで……
何を鳴らしたら一番効果がわかりやすいかなと考えて
UHD-BDですが5.1CHのソフトとして「ダークナイト」や「エグゾダス」、DolbyATOMSのタイトルもこの音の厚みであればダウンミックスで十分カバーできましたので「グレイテスト・ショーマン」のミュージカルシーン、そして爆音の定番「ガルパン劇場版」なども聞いてみたのですが、今回の趣旨は「5.1CHでクオリティの高い音」を目指しておりましたので、レコーダーも含めて探していたところ、ぴったりの作品が3つありました。

まずは「ダンケルク」

Imag7647急降下爆撃はどう考えても上から来ますし、頭の上を急降下爆撃機が通り過ぎます。本当に5.1CHかな?と思う程の厚みを感じました。冒頭シーンの機関銃発砲音の鋭さにもおどろおどろしい音が加わり、迫力が違います。

Imag7649_2もっともアトモスなのであえて挙げていませんが「UHD-BD版プライベート・ライアン」の爆音もすさまじい音圧です。これは元音源の事を考えるとこれはアトモスが要らないかもしれません……。
二つ目はWOWOWのレコーディング「トップガン」です。

Imag7639

爆音、耳を劈く高音、名曲の数々、すべて揃っていました。
最初の発艦シーンだけでなく、楽曲シーンも全体の音、特にベースが格段に太く、それでいてキーボード厚みや電子音らしい鋭さはそのままになるため、同じ5.1CHでも本当に映画館の音楽です。

最後は「バーレスク」です。

Imag7645こちらも痛快でした。この作品は音の比較によく使用するのですが、特に最後のシーンはボーカルとハイハット、ドラムスがしっかり分離しており、今まで聞いていた音とは二周りぐらい音が良く回っていました。

はい。「ガールズアンドパンツァー劇場版」ですか?

Imag7652よく練られたサラウンドはさすがで、爆音・発射音、センシャラウンド、すべて鋭さ・厚みが増し、共に言う事なしですが……先に「プライベート・ライアン」を見たこともあってか、あまりにも音の分離が良くなりすぎて「作っている5.1CH」が少しわかりやすくなってしまうのは逆に難点かもしれません。

Avrx6400h_jp_bk_fr_cl

一番お手頃な11chAVアンプであるDENON AVR-X6400Hを使用して簡単に出来るBi-Ampを目指して準備をしましたが、思った以上の効果で正直なところ「予想以上」です。

お手持ちのスピーカーがバイワイヤリング対応であれば、ひと手間掛けることで実売20万円以下で「分離と厚みのレベルの違う『別の音』が楽しめる」と言う点は大きいです。

今のアンプがもう古くて4K関係の対応が出来ないとお考えのお客様

4K信号や著作権保護には対応させたい、でも見るのは過去のタイトル中心のお客様

メインはピュアオーディオだから分離と量感が欲しい。アトモスまではいらないかな……

というお客様にもかなり合うのではないかと思います。

なにより今回は理屈抜きで「5.1CHで聞いていて楽しい」です。やってよかったと思います。

また、DolbyATOMS/DTS:X/Auro3Dにした場合でも5.1.4CH(Front Bi-Amp)でフロント2本をしっかりと鳴らす様に繋げることもできます。この点から考えてもかなり「使い勝手のいい」アンプだと思います。

ただ「トップガン?あー見たことがないです」と言われた時には年齢を感じました。いやはや。

F14
F-14はもうアメリカでは現役ではないんですよね……

来年には「Top Gun: Maverick」が公開予定なので楽しみではあるんですが。

あと、今年の11月にはなんとこの作品も4K・5.1ch化されて劇場公開します

個人的には好きな映画なのでUHD-BDになればいいなあと思います。

そしてもう一つ。

ソナス・ファベール
「Venere3.0」と「Venere Signiture」
も到着しました。

Imag7636_2今回は二機種とも木目のものをご用意頂きました。

Imag7646

Imag7638今、ヤッシャ・ハイフェッツを聞いていますが、相変わらず柔らかい音色で優雅に鳴ってくれます。特に「Venere Signiture」の量感には毎回感心します。
こちらはLuxmanのシステムに繋いでおります。

ご試聴希望のお客様の時間は対象のお客様を最優先させて頂きますが、それ以外の時間は視聴可能です。音源はCD、SACD、FLACなどをご用意頂ければ視聴可能な状況にしております。
音源をご用意の上、ご来訪ください。

なお、プロジェクターについてはVPL-VW745、DLA-X990R、VPL-VW245、DLA-X590R、EH-TW8300、LX-UH1、EH-TW6700、H1188をご用意しております。こちらも視聴可能です。

Yokohama_vp_tenjiここの所、台風一過で暑さが戻ってきており、温度差が堪えます。
店内はきっちり冷えておりますので、暑い中でもご来訪をお待ちしております。
お盆休みは是非足をお運びください。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年7月31日 (火)

【横浜店】 夏休み企画!11CHチャンネルAVアンプで5CHフルBi-Ampフェア開催!

横浜店 渡邉です。

Kao8月に入りますと、4K関係もいろいろと動きが出てきます。

しばらくお待ちください。まあ、このようなお話をしている段階で「何か」あるんだと思いますが……。

本題です。今回は3つございます。

一つ目!横浜AVAC座ルーム3改装のご案内。

0206_bana48月2日より

横浜AVAC座のルーム3が4人掛けになります!

P1280x1280_803662f1※こちらの写真はイメージです。

ついに4人での利用が可能になります!コンサートや映画で目一杯盛り上がって頂けます。8月分のご予約は既に可能です。9月分は8月1日から予約開始となります。

ご予約は こちらのリンクからお願いいたします。

なお、ご使用料金は平日¥6,000、休日¥7,000となりますのでご注意ください。

二つ目!お盆休み中のフェア告知です。

8月のお盆休み期間中、少し変わったフェアを行わせて頂きます。

皆さん気になされていてもやろうとは思わなかった「アレ」です。

対象はDENON AVR-X6400H

Avrx6400h_jp_bk_fr_clDENON AVR-X6400H

https://www.denon.jp/jp/product/hometheater/avreceivers/avrx6400h

11.2CHと既存のアンプの中でも多チャンネルを誇り、DolbyAtoms/DTS:Xの7.1.4CH、そしてAuro3DのAuro11にも対応、4K関係の入出力も問題なし、大きさもお値段も比較的手ごろな高いレベルのバランスが取れたAVアンプです。

 Avrx6400h_rear_ ただ……「11chなんて使い切れないよ!」というご意見、多かったと思います。
マルチチャンネルAVアンプの場合「いかにこのチャンネル数を使い切るか」と言うのはいつも問題になります。

余らせるというのも嫌ですし……。
この夏はこんな場合の対応策をご提示させて頂ければと考えております。

これは「B&W 706S2」のリアターミナルです。

Imag7610
背面にはスピーカー端子が4つあります。

Imag7611
この端子は上がツィーター用のHF(高域用)、下がウーファー用のLF(低域用)に繋がっていますが、通常上下の端子がプレートで繋がっています。
このような接続方法は「シングルワイヤ」と呼ばれ、1本の出力をウーファーからツィーターまたはツィーターからウーファーへ駆動する方法を取っています。
実はこの方法にはわずかですが「反動」が発生します。これを「逆起電力」と言います。
具体的には、逆起電力によりスピーカーからの出力がアンプに向けて送り返されることで、アンプの端子まで逆走したのち、もう片方の駆動スピーカーに僅かですが電力が送られてしまいます。
これはいわゆる「余計な音」になりますので、ユニットが「揺すられ」音が濁ります。
この現象は、どちらかと言えばウーファーからの逆起電力の方が問題になりますので、高音が濁るケースが多いかと思います。
「え!」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実際には、高域・低域でフィルターを掛けますので、影響は最低限になります。

ただ、「より良い方法」は存在します。

その一つが「バイワイヤリング」です。
高域用・低域用、それぞれに入力を行い、それぞれの通り道を切り離すことで、より濁りの無い音を目指します。写真の用にジャンパプレートを外し、HFとLFそれぞれに1つのスピーカー端子から入力を掛けます。

Imag7612
これは4芯のケーブルを使用する、または2芯のケーブルを2つ繋いで使用するという方法で実現が可能です。

Conn_biwiring_u_ofaqilfgtvpfzu

でも「さらに理想の方法」があります。
この方法が今回ご紹介する「バイアンプ接続」です。

Imag7613

高域用、低域用にそれぞれスピーカー1本分の出力を入れ、相互干渉を完全になくすというとても贅沢な方法です。また、1スピーカーのHF・LFそれぞれに1チャンネル分の入力を入れますので、スピーカーの実力を出し切ることが可能です。
弱点としては
2チャンネル分の出力が必要になり、費用が掛かる
サラウンドでは10CH分も必要になりさらに難しい
と言う事です。

あれ?
でも、11CH以上のAVR-X6400H/8500HSR8012、あとCX-A5100+MX-A5000は……アンプアサイン次第ではできますよね。

Avrx6400h_5ch_full_biamp じゃやってみよう!と言う事で……

「夏休み企画!11chAVアンプで5chフルBi-Ampフェア!」
を催行させて頂きます。

今回は一番お手軽に5chフルBi-Ampが出来る「DENON AVR-X6400H」で5ChフルBi-Amp接続し、スピーカーはB&W703S2706S2HTM71S2で5chを組みます。

2018august_fair今まではどちらかと言えばマニア向け・ハイレベルのシステムでしか無しえなかったことを簡単に再現するだけでなく、B&W700シリーズの底力もご堪能いただけるかと思います。

なお、DolbyatomsやDTS:Xへの対応はAVR-X6400H以外の機種で対応させて頂きます。
もちろん、事前のご連絡をいただければAVC-X8500Hを用いた5chフルBi-Ampや、5.1.4CH(Front Bi-Amp)、スピーカーを804D3に!など別のセッテイングにも対応いたします。

2018.7.31追加の三つ目です!さらにお盆休み中のみ「ご要望にお応えする横浜店」としてスピーカーの追加がございます。

Sonus faberの2機種

Venere3.0

Venere30

そして

Venere Signature

Venere_sig の2機種を、ご視聴のご要望がありましたのでお盆休みに合わせてご用意させて頂いております。

こちらは基本的にステレオですが、何かしら対応を考えさせて頂きます。

横浜店はオーディオも大丈夫です!

今までのシステムをパワーアップさせたい!
5チャンネルアンプのクオリティアップを目指したい!

などのご要望にお応えし

AVアンプでピュアオーディオは難しいよね。

もうそろそろシステムをひとつにまとめようかな。

と言う懸念や御希望への一つの回答としてご提示できればと考えております。

設置期間は

8/11(祝)11:00~8/19(日)17:00

までとなります。

お盆期間中限定のフェアとなります。
是非ご来訪ください。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年6月25日 (月)

【横浜店】 ECLIPCEで聴くDOLBY ATOMS/DTS:X/Auro3D体験フェア開催!(2018.6.28更新)

2018.6.28更新:機器の組み立てが終わりました。この光景はなかなかすごいですね。

Imag7565 少しだけ聞き比べもできましたが、TD712Zの方が同じ音を出していてもステレオらしい余韻がずいぶん変わります。

また、先程TD712ZとTD510Zを明日の為にLuxmanでピュアオーディオセッテイングしましたが、SACDのKIND OF BLUEはトランペットの余韻ととスピーカーの間の世界が別物でした……。

712と510のご試聴は事前にご連絡下さい。ピュアオーディオでも大丈夫です。

横浜店 渡邉です。

Kao

サマーダイナミックセール2018開催中です。

Summer2018

【横浜店】 お待たせしました!サマーダイナミックセール2018 開催中!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/06/2018-3359.html

23日・24日の大感謝祭にはたくさんのご来訪をいただきありがとうございました。
また、お待たせしてしまったお客様、お時間の関係で資料のみお渡ししたお客様にはご迷惑をおかけしました。謹んでお詫び申し上げます。

さて、本題でございます。

今回の大感謝祭の際、デンソーテン様の「Eclipce TD」シリーズのご商談・ご試聴依頼がありました。横浜店としてはご要望にお応えし、機器をそろえる対応をさせて頂きます。

Ws000002

Eclipce TDシリーズは
「出来るだけ正確に音を再現する」

Risou
「音源からスピーカーまで透明なレンズの様に無色透明の音」

Lens_2を最大限に実現するために、独特な形状を持っております。

Td712zmk2_tec20

このスピーカー本体に足のついている独特な形状は、くるっとひっくり返すとそのまま天井吊りスピーカーにもなり、TD508MK3以下の機種では壁面への取付にも使用できます。

11_12_0700251

Td307mk2a_setup3

さらに専用のポールを使用することで見栄えの良い床置きも可能です。

11_12_1200221
この設置性の良さは、

天吊り・壁掛けでシステムを構築することで

床に何も置きたくない!

お掃除の邪魔にならないのがいい。

デザイン性重視。

と言うご要望だけでなく

壁掛けでは

吹き抜けだけどDolbyatoms/DTS:X/Auro3Dをやりたい!

というご要望に対応したハイトスピーカーとしての使用

さらに

天井吊りや壁掛けでも音質を維持したい

と言うさまざまなご要望にもお応えすることが可能です。

 ……と、いう評価がある一方、上位モデルには床置き専用のモデルが存在します。
これらの専用スピーカーはEclipceが目指す元々のコンセプトである
Td712zmk2_img_inter_02出来るだけ正確に音を再現する
音源からスピーカーまで透明なレンズの様に無色透明の音
をステレオスピーカーとして、またサラウンドスピーカーとしてとことん再現することを目的としています。

今回、TD712ZMK2とTD510ZMK3ご視聴のご要望を頂いたことから、デンソーテン様のご厚意で今週末のサラウンドシステムをすべてECLIPCEで固めることにしました。

つきましては、6月29日、6月30日、7月1日の3日間
「ECLIPCE TDで聴くDolbyatoms/DTS:X/Auro3D体験フェア」
を開催させて頂きます。

今回の基本システムは7.1.4CHとなります。

フロントLCRにはTD712ZMK2を2台とTD712MK2を1台(センタースピーカー用)

Td712zmk2svECLIPCE TD712ZMK2

https://www.eclipse-td.com/products/td712zmk2/index.html

サラウンド用にTD510ZMK2を2台

Td512zmk2sv

ECLIPCE TD510ZMK2

https://www.eclipse-td.com/products/td510zmk2/index.html

そしてサラウンドバック用にTD508MK3(ポール装着)を2台

Td508mk3whECLIPCE TD508MK3

https://www.eclipse-td.com/products/td508mk3/index.html

の7CHに加え、ハイトスピーカーとしてTD307MK2Aを2台準備させて頂きました。

Td307mk2awhEclipce TD307MK2A

https://www.eclipse-td.com/products/td307mk2a/index.html

サブウーファーにTD520SW

Td520swECLIPCE TD520SW

https://www.eclipse-td.com/products/td520sw/index.html

の構成となります。

リアハイトのみ埋め込みになってしまいますが、ほぼEclipceだけでDolbyatoms/DTS:X/Auro3Dを体感していただくことが出来るシステムを構築させて頂きます。

AVアンプについてはAuro 3Dの対応の関係もあり

Avc8500hsr8012hikaku00Marantz SR8012DENON AVC-X8500Hを予定しておりますが

その他のヤマハ、オンキョー、パイオニアについても混み具合に依りますが対応させて頂きます。

画についてはプロジェクター+スクリーン、65インチ有機ELどちらでも対応可能です。

ピュアオーディオにつきましてはLUXMAN L507UX2で対応させて頂きます。L507ux2Luxman L-507UX2

http://www.luxman.co.jp/product/l-507ux2

週末はぜひ足をお運びください。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

そして、もう一つお知らせです!

心斎橋AVAC座がいよいよ6月30日(土)開店でございます。

Ws000004https://www.avac.co.jp/contents/avacza/shinsaibashi/

今回はシアタールームが過去最大の4つ!

ルーム1:110インチ、ルーム2:80インチ、ルーム3:110インチ

そしてルーム4は140インチです!

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/shinsaibashi/guide.html

D_guide06_image_500

心斎橋AVAC座についてはすでにご予約が出来る状態となっています。

開店記念でお値段も特別価格になっておりますので、是非ご予約下さい!

心斎橋AVAC座のご予約はこちらから!

https://coubic.com/shinsaibashi-avacza

当店地下、最大音量でライブもOKな横浜AVAC座のご予約はこちら

https://coubic.com/yokohama-avacza

横浜AVAC座のお問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年6月21日 (木)

【横浜店】 いよいよ今週末、アバック大感謝祭開催でございます。(2018.6.23更新)

2018.6.23更新:雨で足元の悪い中、たくさんのご来訪ありがとうございました。

本日は店内が込み合っており、お電話が繋がりにくい時間がございました。申し訳ありません。

明日も混みあう事が予想されますので、ご来訪の際にはメール等のご連絡を併用していただければ幸いです。

2018.6.22更新:お値段を全部張り出しました。

Imag7558_2 お見せできません……。ご来訪ください。

横浜店 渡邉です。
Kao

いよいよ今週末、アバック大感謝祭、開催でございます。

Bar_daikansha

https://www.avac.co.jp/contents/2978

お値段リストが手元に届きました……

一部だけ、お見せできません……。

Kanshasai01plan2

他にも各種スピーカーや、AVコントロールアンプ、ネットワークプレーヤー,CDプレーヤー、ウーファーなどが掲載されております。

お見せできません。ご来訪者のみです!

そんなお値段をご提示させて頂きます。

35周年記念の大売り出し!!アバック大感謝祭!!

https://www.avac.co.jp/contents/2978

Summer2018

サマーダイナミックセールも開催中です。

【横浜店】 お待たせしました!サマーダイナミックセール2018 始まります!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/06/2018-3359.html

AVAC感謝祭のお問い合わせは出来ませんが

それ以外のお問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

なお、AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

横浜AVAC座のお問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年6月13日 (水)

【横浜店】 緊急告知!本日発表ヤマハ新型AVアンプ「RX-A3080」体験会開催です!(2018.6.15更新)

2018.6.15更新:実機が到着しました!

Imag7534_2ヤマハのご担当者様は6月17日(日)のみとなりますが、機材セッテイングが終わりました。

Imag7536今回はB&W800シリーズベースで組んでおり、リアプレゼンスにMX-A5000も使用して11.1CH構成としています。音の面でも妥協なしです。

Surroundai_2

なお、話題の「Surround:AI」ですが、これはかなり変化しますね……。

スターウォーズのEpisode8オープンニングからの流れや、BLADE RUNNERなどを再生しましたが、サラウンド部分が明らかに変わります。仕組みとしてはCinema DSPをシームレスにしていることになりますが、シーンによる変化を的確にとらえて特にサラウンド部分で「音場の形」が変化しています。

Imag7539_2

上の写真はBLADE RUNNERの尋問シーンですが、Surround:AIのインジケーターを表示しています。画面左下にインジケーターとして輪とグラフが出ています。

このシーンは尋問場所全体→調査機器のアップ→尋問シーンの引いた部分→幻聴のように響く声→射殺までのそれぞれで上の輪(設定音場)、下の棒グラフ(思考部分)が常に動き、シームレスに音場そのものが変わっています。

Surround:AIは入り切りで明らかに変わりますので、映画のサウンドデザインが良く分かるシステムです。ただ、このグラフは本編よりこちらを見てしまいますね……。

あ、あとご入金まで頂いたお客様に店舗側先着でちょっとしたプレゼントをお渡しできそうです。

横浜店 渡邉です。
Kao

サマーダイナミックセール2018並びにアバック大感謝祭、開催でございます。

Summer2018【横浜店】 お待たせしました!サマーダイナミックセール2018 始まります!

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/06/2018-3359.html

Bar_daikansha

35周年記念の大売り出し!!アバック大感謝祭!!

https://www.avac.co.jp/contents/2978

本題です。

先程、ヤマハ様より

AVANTAGE「RX-A1080」「RX-A2080」

そして「RX-A3080」が発表されました!

Rxa3080_h_2400x1527_92fa0dcc118c7_2

YAMAHA AVアンプ RX-A3080商品情報

YAMAHA AVアンプ RX-A2080商品情報

YAMAHA AVアンプ RX-A1080商品情報

発売時期はRX-A1080/RX-A2080/3080共に8月下旬の予定です。

今回、外観はそんなに変わり無いように見えますが・・・。

ディスプレイの表示に見慣れないものが。

Yamaha_rxa3080b_2

今回の変更点は多岐にわたります。

まずDAC。

Dac_3080_800x464_085dbfaa00f5ae87b3

A3080は「ES9026PRO」はそのまま、もう1台のAudioDACを「ES9007S」に進化させています。さらに音にこだわっているシステムとなっています。

RX-A1080/2080はESSのES9007SをA1080は1基、A2080は9007Sを2基搭載しています。

RX-A3080の背面がこちら。フロントプリアウトにXLRが追加されています。

5rxa3080blそして先程の写真を見ていただくとディスプレイ表示が以前と違います。

違った部分の正体。それがRX-Aモデルのみに搭載された「Surround:AI」と言う新しい機能です。

Yourcinemasurroundai_1200x694_41eb4AI(人工知能)と名付けてある通り、実に0.2秒ごとに独自のデータベースで映画シーンを分析し、音声特性を抽出することで、限りなくリアルタイムかつシームレスにヤマハの考える最適な音場を掛ける事の出来る、とんでもない機能を搭載しました。

この「SURROUND:AI」は映画の視聴を想定して作られていますが、シーンごとにいきなり補正が変わるわけではなく、前の効果を小さくしつつ次の補正に切り替えることで急な変化を感じさせないようになっています。なお、SURROUND:AIとDolby Atmos、DTS:Xとの掛け合わせ再生も可能です。これは固定で音場を作るCINEMA DSP HD3とは別に開発されたものです。

今までは一度音場測定を行うと結果は固定され、状況や内容に応じた変化と言うものがありませんでしたが、これからはそこからさらに進歩したサラウンドを体感できます。まだ聞いておりませんが聞き比べも含めてかなり楽しみです。

そのほかにも

・今後重要になる「eARC」(Enhanced ARC)

最大32chの伝送、そしてHDMI経由で「Dolby ATOMS、DTS:X」の伝送が可能になる規格です。

将来の配信などで音声フォーマットが変わったときに効果を発揮します。

・YPAO™-RSC(3D、マルチポイント測定、64ビット高精度EQ)

・CINEMA DSP HD3でのDolbyAtmos®およびDTS-X™再生

・Amazon alexaへの対応

・DSD11.2Mhz/384Khz 32bitフォーマットへの対応

・ワイヤレスリア、ワイヤレスサブウーファーへの対応

など、かなりの機能向上です。

早く実機を見てみたいですよね・・・。

と言う事で緊急告知です。

0612yamaha_bana_02

https://www.avac.co.jp/contents/rx-a3080_event.html

横浜では6月17日()11:00~19:00

YAMAHA RX-A3080の緊急体験会を開催します!

問い合わせフォームはこちらです。

時間がありませんが、RX-A3080の「Surround:AI」をいち早くご体感できるチャンスです。

当日はお値段のご提示が可能になりますので、ご予約も承ります。

急なお話ですが、ぜひ足をお運びください。

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https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

なお、AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

横浜AVAC座のお問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年6月11日 (月)

【横浜店】 お待たせしました!サマーダイナミックセール2018 開催中!

横浜店 渡邉です。

Kao
皆様。お待たせしました!

本日より

「サマーダイナミックセール2018」開催です!

Summer2018サマーダイナミックセール2018

https://www.avac.co.jp/contents/summer_dynamic2018.html

今年も内容盛りだくさんのダイレクトメールを作成し、カタログの送付を開始しております。

Avacinfo187jpegh01_3
おそらく明日以降、皆様のお手元に順次届くかと思います。
もし「届いていない!」とお嘆きのお客様は、横浜店までご連絡下さい。
 送付の手配を取らせて頂きます。店舗でも配布しております。

Summersale2018_annai_1なお、この冊子情報はWebからもご覧いただけます。

プロジェクター、スクリーン、テレビ、BDレコーダーなどビジュアル製品はこちらから。

AVアンプ、SACD/CDプレーヤー、アナログプレーヤー、ネットワークオーディオ、プリメインアンプ、スピーカー、センタースピーカー、サブウーファーなどのオーディオ製品はこちらから。

 今回のカタログ内に掲載されている価格は、基本的にはお電話・メールなどでお問い合わせ頂ければ回答させて頂きます。 また「お問い合わせ特価」については確認の上、お伝えいたします。

さて、今年のフェアで商品ご購入をお考えのお客様には、いろいろと考えるところがあるかと思います。

Bs4k_logo

今年は「BS-4K/8K,CS110°4K」の開始など、オーディオ・ビジュアル共に過渡期の状況です。

 購入をお考えの方もいろいろとご疑問があるかと思います。

Th65fz1000「今年のテレビはどんなものを買ったらいいのか?今の4Kチューナーなしのモデルでも大丈夫?」

こちらは御参考のリンクです。

Imag7432

「REGZAのX920って綺麗でした?」

Jvclxuh14kuhdprojectorwhitefinish30

「結局、JVCのDLP LX-UH1ってどうなの?そもそもHLGって何?」

Audioformat「将来的なところまで考えたら、どんなスピーカー設置になるんだろう?」

4k_vp2017

「プロジェクターやテレビを4Kシステムに更新するのに必要なものは?」

「カタログに出ていない商品のお値段は?」

などなど、お問い合わせには可能な限りお答えさせて頂きます。ご購入の助けになるかと思います。

談させて頂いたお客様にはもう少し詳しいお話もできるかと思います。

もちろん

01

今回のフェアで商品を揃えたいホームシアターのご相談は大歓迎です。

期間中のお問い合わせをお願いします。

最後に、今回のカタログにちょっとした見所があります。

今回、それぞれのページ下部に各店舗担当者からミニコラムのようなものを書かせて頂いております。システム制御リモコン、Dressty 4Kスクリーン、果ては「ヴァンタブラック」まで・・・すごい。 各店舗の担当者がそれぞれの視点で書かせて頂いております。私も書かせて頂きました。
お時間があればご一読ください。

※なお、少し脱線しますがヴァンタブラックそのものは現時点での導入はかなり難しいのですが、ヴァンタブラックに近い内容のものがかなり高価ですが市販されています。写真のボトルの商品です。これをお部屋全てに使用すれば「漆黒」になります。

お問い合わせは本日から!

特価品・限定アウトレット品、中古特価品などは早い者勝ちです。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

なお、AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

横浜AVAC座のお問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

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ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2018年6月 8日 (金)

【横浜店】 いよいよ本日!新宿本店オープンです!

2018.6.9更新:オープンの表記に変更、開店直前の新宿本店ブログへのリンクを追加しております。

横浜店 渡邉です。

Kao

いよいよ本日6月9日(土)11:00より
新宿本店オープンです!

Shinjuku_top AVAC 新宿本店 店舗ご案内

場所は地図の通りですが

Shinjukuhon_map_2

念の為、車の場合は国道302号線の「北新宿百人町」交差点を新宿方向に曲がって頂いておおよそ140mほど。

Shinjyuku_entrance

住所は「東京都新宿区西新宿7丁目5−9」で登録をお願いします。

誠に申し訳ありませんが提携駐車場はございませんので、周囲のコインパーキングなどをご利用下さい。

google検索「駐車場:ファーストリアルタワー新宿」←クリックで表示します。Chuushajyou_shinjyuku

肝心の店内ですが

■本格的な防音が施された体験ルーム「サウンデリア」

最大7.2.6chの環境が出来上がっております。開店時のシステムはB&W 800シリーズです。

Shinjuku_sounderia_02 ■「プロジェクタースタジオ」には最新の4K・2Kプロジェクターを各種展示しております。

Shinjuku_projecter_02

秋葉原の時とほとんど変わりない印象です。防音等、床が加工してありますので若干段差がありますが、秋葉原2階の様に車椅子でイベントに参加できないという程ではないかと思います。

AVアンプの展示コーナーもこの通り。

Shinjuku_avamp_02 スピーカーの視聴システムもしっかり完備してございます。

Shinjuku_speaker_02

■話題のレンタルシアタールーム

新宿アバック座」も併設されております。

(写真はイメージです。)

スクリーンはなんと150インチ!横3.3m、縦1.86mです。これが思いっきり鳴らせる……。夢の環境です!

D_guide02

ただし、こちらは6/19からの営業となります。

ご予約の受付は開始しております。

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/shinjuku/

そして・・・

Shijukuhoten_salebanner_fin_2 オープン記念 来店者限定のプロジェクター祭りが開催です。今回は来店のみの条件です!

https://www.avac.co.jp/contents/2962

2018.6.9追記:新宿店開店直前の情報が掲載されております。こちらのブログもご覧ください。

【新宿本店】明日、6月9日、いよいよオープン!!!!

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2018/06/69-7301.html

なお、当日、新宿本店は大変込み合うかと思いますので、「ホームシアターの相談」は横浜店でお願いします。

なお、事前のお問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

なお、AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

横浜AVAC座のお問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。