【横浜店】 2018年年末のご挨拶と少しだけ来年のお話。
お世話になっております。
アバック横浜店でございます。
今年もあと一日となりました。
今年の更新は本日が最後になります。
今年もお世話になりました。
従業員一同、厚く御礼を申し上げます。
では、年末と言う事で、ブログのエントリーを紹介しながら、今年の総括と若干渡邉の個人的な予想も入った来年のお話を。
1、2018年の状況について
この業界の範囲内ですが、一番の話題はBS-4K/8K、CS110°-4K、いわゆる「4K放送開始」が一番の話題だったかと思います。
【横浜店】 BS-4K右旋、受信開始しております。(2018.12.3更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/12/bs-4k-d760.html
4K放送については「解像度が違う」「コントラストが違う」「色幅が違う」ということで、明らかに別のご体感を味わって頂くことが出来ます。
8Kに至っては、事実上世界初の放送となり、大きい画面では完全に裸眼立体、小さい画面では本物と区別がつかないという全く異次元の体験ができます。
しかし、著作権保護やHDMIケーブルなど、今までのシステムがそのままでは使用できないケースが多く、Ultra-HD Blu-Rayに先行して頂いた方以外は投資費用が大きく、二の足を踏まれたお客様も多かったかと思いますが……
実際には、それなりに条件は厳しいですが、映像と音声を切り離すことで対応は可能です。
もうひとつの8K放送で行われている22chオーディオは現時点の民生機では再生不可能な状態です。
こちらは簡単にはいかないようですが、将来的には方向性が示されておりますので、DolbyAtomsやDTS:Xのご準備を進めても現時点では問題がなさそうです。
そしてHDMI2.1についてですが、これはアップデート状況次第かと思います。
但し、「ケーブル1本で8Kが繋がる状況」は認証機器(ここ重要です)や制御チップの開発・販売開始の関係で、まだそれなりに先の話になります。「対応予定」というキーワードがあるかどうかで今後は変わって来ます。
このあたりについては横浜店として「ホームシアター・アップグレード」と言う形で提唱させて頂き、来年度も進めさせて頂きます。
なお、アンプ関係は「IMAX Enhamced」以外の大きな変化は、今のところなさそうです。
こちらについてもHDMI2.1の状況により変化が出てきます。
このあたりは「ホームシアター・アップグレード」のおすすめにまとめさせて頂いております。
ご参照ください。
【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-bb18.html
再生機器関係にも変化がありました。
各種ネットワーク配信とのシステム融合とこだわりへの分化、と言っていいと思います。
今年はOppoの新規製品開発終了はインパクトが大きかったかと思います。
現時点で8Kのディスク記録に明確な指標がない状況と言う事もあり、今後はUHD-BDの発売が続くと共に、徐々に配信による映像視聴も増えてゆくものと推定されます。
逆に言えば、今後のAVライフには「ネットワークシステム」がとても重要になるということの裏返しになるかと思います。
欧米の話ですが、来年には大手配給会社が続々と独自の配信システムを構築する方向で動いています。
NETFLIXに代表される様に、配信システムはベースのネットワークがあれば世界展開はそう難しくありません。
日本への上陸も早いものと思われます。
逆にパイオニア UDP-LX800の様な「ディスク再生」にこだわった商品が出てきたことも見逃せない流れです。
【横浜店】 Pioneer UDP-LX800を見させて頂きました。(2018.9.29更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/09/pioneer-udp-lx8-7216.html
正直なところお値段は上昇傾向ですが、その分「こだわった商品」が出てきますので「今までの手持ちのものをいかに上質に再生するか」と言う点では、マニアの皆様にとってはむしろ好ましい環境になってゆくのではないでしょうか。
幸い、現在発売されている「こだわった機器」は、ほとんどの機種にネットワーク機器からの再生機能は持ち合わせておりますので、ディスク再生に拘りを持ちつつ、NASなどにため込んだネットワークオーディオの音質にもこだわるが出来そうです。
やはり、デジタルからアナログへの変換する部分はどうしても価格の差=機器の質が出ますので……。
UHD-BDの導入時には「音にもこだわる」と言う点をご考慮に入れて頂いてもよろしいかと思います。
ここ数年の流れを見てもMQAやBD-Audio(Auro3Dなどを含みます)の流れもあり、マルチチャンネルの方向にはなりますが、ディスクメディア自体が無くなることはないかと思います。
今年、来年以降にオーディオ関係のシステムをお考えの皆様にも、今後はネットワークやBDやHDMI入力などは避けられない状況のように思えます。
市況状況を考えるとこれも大きな流れの中の一環だと思います。
4K・8Kの現状、視聴方法、対応などついては横浜店ブログに
「4K・8K」のタグでまとめたものがございます。
https://blog.avac.co.jp/yokohama/4/
いろいろと書かせて頂いております。お休み中にご覧ください。
2、2019年は……。
次に2019年のお話です。
先程の内容と重複いたしますが、来年は「4K・8Kがより身近になる年」になるかと思います。
スポーツやライブ、演劇や園芸など4Kならでは、または8Kの解像度でないと得られないコンテンツがどんどん出てきます。ハイビジョンでは見えないものが見えてくる体験をして頂ければと考えております。
もっとも舞台用の化粧やライブの観客の顔など「見えちゃいけない」物まで見えてしまうので、コンテンツ作成の皆様はご苦労が多いかと思いますが……。
ただ、これもハイビジョンでは難しかった「場の空気感」を味わって頂く極上の材料になるかと思います。
ますプロジェクターについてですが
最初に「次は8K!」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、中々簡単には……。
皆様ご期待の「8K入力」は先程のHDMI2.1の関係で簡単にはいかず、むしろ8K→4Kダウンコンバート入力がメインになるのではないかと思います。
もちろん、費用制限なし、設置条件に制限なし、かつ現実的でないというであれば話は別ですが……。
現時点では来年もプロジェクターの基本ラインは4Kが中心になるかと思います。
比較的廉価であるDLP-4Kのモデルは増えつつあり、価格の低下も著しいものがあります。
来年以降は「4Kであればいい」というベースモデルか
「4Kをちゃんと見たい」という画質にこだわったモデル
との二分化が進むものと思われます。
もっとも「画質にこだわった」の部分については
「映画的なものを求めるか」「テレビの様な画質を求めるか」で
また変わって来るとは思います。
放送波はテレビの方向、UHD-BDはどちらかと言えば映画の方向かなと言う印象です。
次に現行機種についてですが
特にJVC DLA-V9Rについては「民生機としては世界初の8K解像度プロジェクター」であり「見てはいけない物」と書かせて頂くほどのインパクトを持つほどの映像密度を誇っており、他の機種とは一線を画しています。こちらの機種は「4Kを入力し、8Kにアップコンバートして表示する」という現時点では最強の機種です。
こちらについては発売時期の状況にもよりますが、発表から時間も経っていることから、今一度のご検討のためにも来年初頭には一度横浜店でもお借りできるよう、交渉しております。
来年初頭のブログで公開できることもあるかと思いますので、続報をお待ちください。
これ以外の機種に関しては
とそれぞれのメーカーの個性があり、来年も「大画面で4K放送を見る」と言う点では一番の選択肢になるものと思われます。
なお、今年は壁面投射のお問い合わせをたくさんいただきました。
【横浜店】 LG HU80KS 4Kプロジェクター期間限定展示!(2018.12.9追記)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/12/lghu80ks-4k-008a.html
これはかなりインパクトがありました……。
次にテレビ関係です。
来年は第一四半期に4Kチューナー内蔵の機種が東芝REGZA・三菱REALの両メーカー様以外からも発売されます。
基本的なサイズは変わらず、BS-4K等の受信が可能となり、また配信関係もすべて4K受信が可能になりますので、こちらはかなり簡単に、かつメーカーを選んで「4K放送・配信」をお楽しみいただけるものと思います。
また液晶、有機EL共に大きさの幅は増え、液晶は85インチ、有機ELの場合、最大で88インチが想定されます。
8Kに関してはチューナーの問題がありますので、必ずしもすべてのメーカーで出てくることは考えずらい状況です。パネル関係供給元の状況と、HDMI2.1の進捗状況次第になるかと思います。
最後はレコーダー・配信関係です。
レコーダーについては……基本的に日本が市場の中心になります。
逆に言えば進捗はそう早くありません。
個人的には、さすがに来年度中には「この機種の後継機」とか「こちらのメーカーのレコーダー」は出てくるんじゃないかと思っています。
ただ、市場がとても狭い事、4K録画によりHDDの容量が増える事でお値段も上がる傾向になるかと思います。
資金のご準備をよろしくお願い致します。
次に、配信についてですが
来年は各配信にとって飛躍の年になるのではないかと思います。
すでに4Kの配信を始めている「NETFLIX」や「AppleTV4K」、「AmazonPrime Video」「U-NEXT」「ひかりTV 4K」「アクトビラ4K」「NHK Hibridcast」などが簡単にお手元に届く様になります。
また、地上波の「後で見る」についても「Tver」などのアプリが揃いつつあり、直接テレビで見る事は出来ませんがCromecastなどを経由したりすることでブラウザ経由で視聴は可能です。
また、SONY BRAVIAの期間限定でアプリもありましたので、そう遠い事ではないかと思います。
この流れは世界的にも強まっており、UHD-BDと比較して画質の面でも追いつきつつあります。
番外ですが携帯電話関係にも触れておきます。
携帯電話、というよりモバイルに関しては、来年は「5G」のスタートとなります。
すでに展示会などにご覧になった方はご存知かと思いますが、通信速度の向上は「今まで出来なかったことが出来るようになる」と言う点で、VRやAR、配信などすべてのコンテンツ再生にかかわってきます。
もちろん4K8Kをモバイルでという部分についてもストレートにかかわってきますので、持ち歩くモバイル機材がそのままシアターの映像送出に直結するシステムになるとか、携帯電話の4K配信をシームレスでスクリーンやテレビで見るなどの事が簡単に出来る様になります。
最近発表された「曲がる有機ELスマホ」なども来年にはかなり身近な、かつ現実的な機材になるかと思います。
もしかしたら4Kを一番身近に感じることが出来るのは、モバイルが最初になるかもしれません。
最後に肝心の購入ご検討時期ですが
最初のタイミングとしては2月・3月のテレビ関係が最初になるかと思います。
4月末の元号改元のタイミングに合わせて「設置」をお考え頂く事になるかと思います。
なお、4月末は10連休になりますので、最初に動きのあるであろう第一四半期に発表されるテレビ関係については早めのご相談をお願い致します。
具体的には1月末、遅くとも2月初旬には動いておく必要があります。システムを組んで、機材を揃えて……と進めていると4月の連休前に工事が間に合わない事も十分あり得ます……。
特に大きいサイズのものは「搬入」と言う、値段ではない問題が有りますので。
買ったけど入らなかった……と言う事態を避けるためにも事前の下見や業者の手配が必要です。
次のタイミングは、8月のワールドカップラグビー、10月に行われる消費税アップ(どのような救済策があるかにもよるかと思いますが)かと思います。このあたりは消費税アップに伴う補助関係がどのように動くかで変動は出てくるものかと思います。
来年についてはまずは1月8日「CES2019」でいろいろと動きがあるかと思います。
情報を待ちたいと思います。
なお「来年こそ4K放送や8K放送が見たい!」
と言うお問い合わせには……可能な限りお答えさせて頂きます。
最初のピークは書かせて頂きました通り、1月中頃ぐらいから始まるかと思います。搬入は大きなファクターです。お早目のご相談をお願いします。
既存のシステムベースの方は取り急ぎ、こちらをご参照ください。
【横浜店】 4K・8K放送・放送開始からどうでしょう(2018.12.1版)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/11/8k20181117-fed6.html
紅白は明日です。
4Kを見るにはいろいろ要件がございます。お早目の相談をお願い致します。
https://www.avac.co.jp/contents/3155
当店は年末は12/30 18:00まで
年始は1月5日からの営業となります。
なお・・・・・・。
年始は新春初売りセールです!
https://www.avac.co.jp/contents/3160
お楽しみに!
なお、お休み中のお問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html
お電話はこちら!
045-228-9881
12月31日から1月4まではお休みになります
FAXの場合はこちら!
045-228-7283
(24時間受付:年始は2019年1月5日以降の対応) となります。
ご来訪・ご連絡をお待ちしております。
皆様、良いお年をお迎えください。