LVP-HC3800あります!
早いもので、今年もあと3日・・・。
いかがお過ごしですか。久々の菅原です。
今、話題のプロジェクター三菱「LVP-HC3800」がなんと即、お持ち帰り可能なんです!!
今まで、ずーと売り切れ状態だったのですが、ここに来てやっと在庫が出来ました!
もちろん台数は限定なので、年末、年始楽しみたい方はお早めにどうぞ!!!
そんなアバックは年末30日まで営業しております!!
皆様のご来店、お電話、メールお待ちしております!!
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早いもので、今年もあと3日・・・。
いかがお過ごしですか。久々の菅原です。
今、話題のプロジェクター三菱「LVP-HC3800」がなんと即、お持ち帰り可能なんです!!
今まで、ずーと売り切れ状態だったのですが、ここに来てやっと在庫が出来ました!
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日本の女優では麻生久美子さんが好きな渡部です。(衝撃告白)
12/27に行いました、オーエスプラスe&ビクター共同プレゼンツの「シネスコシアターシステム体験イベント&相談会」が終わりましたので、いつものように報告したいと思います。
スクリーンは、オーエスより新しく発売された、シネスコサイズの張り込みカーブドスクリーン「PA-LCシリーズ」です。
今回使用したのは「ピュアマットⅡプラス」を使った120インチです。サイズのラインナップは120、130、140、150インチが有ります。(参加された方もこの横からの眺めを見て唸っていました)
この他に、イーストンのTHX認証のサウンドスクリーン「E2S」も選択できます。(将来的にはスクリーンリサーチの生地も使用できる予定だそうです)
裏側はこんな感じです。
今回はスタンドを使って設置しました。
プロジェクターには、ビクターのDLA-HD950を使い、シュナイダーのアナモフィックレンズ「CDA1.33x」を通して映します。
このシュナイダー製のアナモフィックレンズは、映像をただ横に広げるだけでなく、カーブドスクリーンのカーブ率に沿ってフォーカスを合わせます。また歪みや傾きの微調整も行える様になっています。
プレーヤーはBDZ-EX200、アンプはDSP-Z11、スピーカーは最近プロジェクタースタジオのリファレンスになったモニターオーディオのシルバーRXシリーズです。
オーエスさん司会の前半は、様々なアスペクトに対応するために、アンカーベイ製DVDOブランドのビデオプロセッサーiScanVP50PROを使います。
DVDO EDGEの上位機種になりますが、こちらは様々なアスペクトに対応するために、アスペクトレシオをメモリーできるのが大きな違いです。もちろんエンハンサーを始めとする映像処理や、1080P/24Hz変換等も行えます(1部初期モデルはバージョンUPの必要あり)。
始めにCGアニメ「カーズ」を再生して、カーブドシネスコの魅力を体感していただきました。
シネスコがぴったり収まる気持ち良さは、実際見ていただかないとなかなか実感できませんが、まさに映画館!という気分にしてくれます。
続いて「ウォーリー」を使い16:9とシネスコの比較を行います。iScanVP50PROのアスペクトのメモリーを使って切り替えます。
まずは16:9
続いてシネスコ
やはりピッタリ収まることにより映像が締り、より自然に映像に集中でき、画面に引き込まれていきます。(このアスペクトが変わる時のスムーズな動きがカッコいい)
又、WOWOW等の映画で問題になる、黒帯に字幕がはみ出る場合用のアスペクトもiScanVP50PROのメモリーを使って対応できます。
若干画面が小さくなりますが、カーブドシネスコの魅力は十分有ります。
別の提案として「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」の様なビスタ収録も、iScanVP50PROのボーダー(マスキング)機能を使うことで、シネスコに切り出して映すことも出来ます。
ただし、この場合字幕も切れてしまうので、邦画やアニメに使うと良いかもしれません。(そういえばシネマスコープって20世紀FOXの登録商標で、正式にはワイドスクリーンと言うそうです。知ってました?)
後半はビクターのデモで、これぞシネスコというソフトをこれでもかとかけました。
まずはDVD「スターウォーズ エピソード3」冒頭のコルサント艦隊戦を再生。やっぱりこれでしょう
やっぱりカーブドシネスコで見る「スターウォーズ」はかっこいいなー(低レベルなコメントですみません)
これまたシネスコに合いそうな「ブレードランナー」チャプター2を再生。
うーん雰囲気出ますねー(ブレブレですが)。言い忘れましたが、後半のビクターさんのデモは、iScanVP50PROを通さず、DLA-HD950のVストレッチを使って行いました。iScanVP50PROの様な細かいアスペクトの変更は出来ませんが、シネスコのソフトのみの場合はこれで十分です。
続いてお馴染み「ノーカントリー」チャプター3を再生。
全体的に輝度レベルのかなり低いシーンですが、シネスコにより黒帯が無い分、さらに黒が沈んで見えます。
やや古めの作品が続いたので、最新作「スタートレック」を再生。
やはりこういう大作映画はカーブドシネスコが合いますねー。
Vストレッチ+アナモフィックレンズにするメリットとして、1920×1080画素を使ってシネスコを映すので、輝度が下がりません。120インチシネスコですと、16:9の幅に換算すると130インチ弱になりますが、輝度不足をまったく感じません。
次はまた古くなって「ダーティーハリー」の44マグナムで銀行強盗を撃つ名シーン。
古さを感じさせない高画質ソフトですが、隅々までフォーカスがビシッと合ったカーブド+アナモフィックの良さが良く出ていました。真ん中と周辺のフォーカスが合う事で、カメラでボケているところとの対比ができ、より奥行き感と立体感が生まれます。
スクリーンがカーブする事によりレンズとスクリーンの距離が等距離に近くなりますが、それは人間の目にも当てはまります。
最後は有馬記念に先駆けまして「シービスケット」を再生。
フロッキー加工の太い枠で囲まれると、カメラのフレームが明確になり、カメラワークがより分かりやすくなります。シネマスコープを使った広々とした構図は、映画の醍醐味を思い出させてくれます。
シネスコカーブドスクリーンは、パネルタイプじゃなきゃならなく、アナモフィックレンズも安いものではありません。「現実的に導入は無理かなー」と思っていた方が、少しでも導入に心が動いてくれたら、イベントをした甲斐があります。
こんにちは、さくらばです。
以前より少しづつご案内させて頂いておりますOSの新しいビーズ系のスクリーンですが、本日設置完了となり、これからはいつでもご視聴可能となりますので、リビングでこれからスクリーンの導入や入替などご検討のお客様は是非一度ご覧になってみて下さい、オススメです!※同一プロジェクターでの比較はできません。
ただ、型番と価格がまだ決まっておりませんので、実際の出荷開始は1月中旬以降になるかと思います。
チラッとどんな傾向の差があるかというと
まずは新製品のスクリーンを正面と斜め45°から(PJはソニーのVW85)
斜めから見ると写真の通り、なんとなくパッとしない映像になりますが、スクリーン正面からのプロジェクターの光が左右方向に綺麗に反射してきませんので、こういう感じの反射特性はリビング向けにピッタリです。
実際にこの撮影では部屋の照明を少し点けた状態で撮影してましたが、明るめのソースという事もあり、結構問題なく見れるというレベルで映ります。
ちなみに、同じ明るさを綺麗に出してくれるスクリーンでキクチのビーズで150PROGはこんな感じです。
正面と斜め45°から(PJはビクターのHD950のcinema2で)
キクチの方が少し左右の視野角は広いです。という事は左右からの光の拾いこみも多少多くなってしまいます。
新しいOSのスクリーンですと、視野角はキクチのシアターグレイアドバンス並みで明るさ側が150PROG並みに取れますので、ちょっとテレビっぽく鮮やかな映像の方が好きなお客様にはかなりハマルかもしれません。
ちなみに明日27日はシネスコカーブドスクリーンのイベントです。極僅か席が空いておりますので、シネスコスクリーンにするとどういったメリットがあるか実際に見て頂かないとわからないので、興味がある方は当日11時までにお越し頂ければギリギリ座席は確保できるかと思います。
菊池秀行の小説のようにずるずるブログが長くなってしまった渡部です。(本当にこれで最後です)
4番目はパイオニアさんで、SC-LX82を「Advanced MCACC」で調整し、「フルバンド・フェイズコントロール」が効いた状態でデモを行いました。
プレーヤーにはBDP-LX91とBDP-LX52を使います。(写真撮り忘れてしまいました)
司会はパイオニアのオーディオ推進部の方です。
まずは挨拶代わりに「コンサート・フォー・ダイアナ」よりエルトン・ジョンの「ユア・ソング」を再生。Advanced MCACCの効果で、中・低域がこもりがちのこの部屋でも、非常にクリアに聴こえます。この辺りはなかなか他のメーカーは真似が出来ないところです。
「ターミネーター4」のバイク型ターミネーターとのバトルシーンでは、アイスパワーの瞬発力と低域の制動力が実感できます。この鳴りっぷりの良さはこのクラス随一です。
SC-LX81も凄かったですが、さらに進化しています。これは回路の見直しとパーツのブラッシュアップが効いてい るそうです。
次は今回の目玉「PQLSマルチサラウンド」のデモで、BDP-LX52との組み合わせで「レジェンド・オブ・ジャズ~ライブ・アット・ブルーノート」の冒頭を再生。
外の雑踏から観客の歓声に変わるところの空間の広がり感、微小信号の再現性に明らかな差が有ります。PQLSをOFFにすると、全体の音が「ぐしゃっ」と混じってしまい、音の分離が悪くなり、音と音との隙間が無くなる感じです。
また、ハンク・ジョーンズのピアノの音も違います。歪っぽく記号的だった音が、PQLSをONにすると、きちんとピアノの音になります。
同じクロック制御をするデノンリンク4thと、共通の傾向が有るように感じました。
続いて圧縮音声を高音質化する「アドバンスド・サウンドレトリバー」を使い、DVD「スターウォーズ エピソード1」のポッドレースのシーンを再生。
この「アドバンスド・サウンドレトリバー」を入れると、音圧と鮮度感が明らかに向上します。DVDやMP3等にも効果絶大ですが、個人的にはデジタル放送のAACに使ってみたいと思いました。
この後は「007慰めの報酬」「デビット・フォスター&フレンズ」等、数タイトルを堪能しました。
最後はソニーのTA-DA5500ESのデモです。
ソニーのみサラウンドとサラウンドバックスピーカーにJBL 4312M2を指定。その理由はあとで分かります。
司会は、電話が繋がる事が奇跡に近い弊社担当の明賀さんです。(写真撮るのも忘れてしまいました)
最初にSCD-XA5400ESを使って、ティファニーという女性ボーカルのSACD「五木の子守唄~サマータイム」を2chで再生。この組み合わせですとHDMI接続でクロック制御が働くH.A.T.Sが作動します。
この空間情報量は、なかなかこのクラスのAVアンプでは出ません。TA-DA5500ESはマルチチャンネルでは。軽やかでフワッと広がる空間表現力が持ち味ですが、2chは腰のしっかりした意外と筋肉質な音です。
同じくカーペンターズのSACD「Sing」をマルチチャンネルで再生。空間の広がり感や繋がりの良さは、アンプの素性の良さと共に、A.P.M(オートマチック・フェーズ・マッチング)の恩恵です。
ここからブルーレイのデモに変わり、プレーヤーはBDZ-EX200とBDP-S5000ESを交互に使います。
最初はソニーイベントではお馴染みの「ミスター&ミセススミス」でA.P.MのON、OFFの比較です。サラウンド側に4312M2を使っているので、OFFですと綺麗に空間に音が広がっていきません。ONにすると雨音の数が増え、雷の定位が明確になります。
A.P.MをONのままHDデジタルシネマサウンドをONにすると、映画館の箱の広さを感じさせる鳴り方に変化し、空間が前後左右に広がり、音の密度感が上がります。ダイレクト感はOFFの方が出ますが、この雰囲気も悪くありません。
また、面白い提案として、オールチャンネルステレオのデモを、A.P.MをONにして行いました。ソフトはアンジェラ・アキのライブで「さくら色」です。普通に考えればフロントとサラウンドが違うスピーカーですので、音色に違和感が出るはずですが、結構いい感じで鳴っていました。
前後のスピーカーが違うメーカーを使っている方は多いと思いますし、2chからマルチチャンネルに発展させる時には、センタースピーカーがL/Rと揃わない場合があります。A.P.Mは音色のみならず、位相もL/Rスピーカーに合わせますので、そのような場合は絶大な効果が有ります。「今までこんな音で聴いていたのか」とショックを受けるかもしれません。
最後に今回サラウンドシステムを組んだ、モニターオーディオのシルバーRXシリーズですが、140インチのスクリーンに負けないスケールの大きな音を鳴らしていました。各メーカーのAVアンプの特色をきちんと描き分けていたと思います。特に今回始めて聴いたサブウーハーのRXW12は、定価¥189,000ですが、このクラス随一の質の高い低音聴かせてくれました。
後半も渡部が担当します。
3番目はデノンで、DBP-4010UDとAVC4310を中心に、フロントワイドを使ったデモやDVD-A1UDとの比較です。
司会は、いつも無理な相談でお世話になっている弊社担当の川北さんです。
技術解説に、ブルーレイプレーヤーの開発をされた大塚さんにも加わっていただきました。開発者ならではのマニアックな解説ありがとうございました。
まずは挨拶代わりに、フロントワイド収録の「ヘアスプレー」をDBP-4010UD+AVC-4310で再生。フロントワイドが加わることで、横の音というのが収録されているのが分かります。まだまだフロントワイド収録ソフトは少ないですが、今後増えていくかもしれません。
DVD「ラストサムライ」の、雨の中でトム・クルーズと真田広之が木刀で対決するシーンでは、AudysseyDSXのフロントワイドONとOFFで比較。やはりONの方が雨や雷の包囲感が上がり、重苦しくも激しい感情表現がうまく伝わってきます。
Audysseyは、元々THXにいたスタッフが作ったので、「ティンバーマッチング」等の技術が応用されているそうです。
「アクロスザユニバース」のラストの屋上で歌うシーンで、デノンリンク4thのON、OFFを比較。冒頭の空気が動く「フワッ」とした感じや、声が空間に広がり反響する感じが、まるで違います。これを聴いてしまうと、もうデノンリンク無しでは聴けないかも。
ここで大塚さんよりデノンリンク4thの解説が入りました。ここで使われているクロック制御の技術の元は、過去のCDトランスポーターとD/Aコンバーター「DP-S1」と「DA-S1」で使われていたものだそうです。ただし、この時使われていたクロック周波数は、音のみなので24MHzですが、ブルーレイ等の映像になると27MHzになるので、24MHz⇒27MHz変換器を特注してDVD-A1UDとDBP-4010UDに搭載してあるそうです。
ここでDVD-A1UDとDBP-4010UDのアナログ2ch出力対決を、アンプをPMA-SXに替えて行います。接続はDVD-A1UDがXLR、DBP-4010UDがRCAです。DVD-A1UDはバランス構成で回路を組んでいるので、アナログ2ch出力はXLRを使うほうが良いそうです。
ソフトはPCM2ch収録のアンジェラ・アキの武道館ライブから「さくら色」を再生。どっしりとしたバランスで、しっとりと聴かせるDVD-A1UDと、やや軽めですが音が小気味良く鳴るDBP-4010UDという印象でした。この辺りはAdvanced AL32 ProcessingとAdvanced AL24 Processingの違いもあると思います。
それぞれの基盤を持ってきていただいたのでお見せします。
<DVD-A1UDのアナログ音声基盤>
<DBP-4010UDのアナログ音声基盤>
<DBP-4010UDのメイン基盤>
特にアナログ2ch出力基盤の物量の違いが凄いです。
大塚さんにも確認しましたが、アナログ出力の場合は、HDMI音声をミュートして、ソースダイレクトをONにした方が、音質が上がるとのことです。
最後は「ダークナイト」で、DVD-A1UDとDBP-4010UDをHDMI接続で比較。アナログ程大きな差異は感じませんでしたが、アナログ接続と同じ様な傾向の印象です。DVD-A1UDの映像はクッキリ感と解像度で上位機種の優位性を見せていました。
思いのほか長くなってしまいましたので、続きは「完結編」にてパイオニアとソニーを紹介します
最近ブログを書く時間が無くて悩んでいる渡部です(楽しみにしているという声もいただいているのでがんばります)。
一部では「またやるんですか」という声もあった「ザ・ファイナル大商談会 in 秋葉原本店」ですが、盛況のうちに終了しました。
プロジェクターシュートアウトと同時開催の「各社AVアンプ徹底解剖イベント」も多数のご参加をいただき、ありがとうございます。
各社かなり内容が充実したイベントをしていただいたので、簡単に紹介させていただきたいと思います。
使用機材は各イベント基本的に共通で、スピーカーにモニターオーディオのシルバーRXシリーズ(L/R:RX8、C:RXセンター、SL/SR:RX6、SW:RXW12)、プロジェクターのソニーVPL-VW85、スクリーンにスチュワートのウルトラマット140インチを使用します。
それでは12/19のプログラム順に紹介していきたいと思います。
まずはオンキョーから、TX-NA1007のデモです。
司会は弊社担当の寂しがりやの小林さんです。
TX-NA1007はTX-NA5007と共にドルビープロロジックⅡzとAudyssey DSXの9.1chに対応していますので、イベントではAudyssey DSXのフロントワイドを使った9.1chのシステムを組みました。
フロントワイドにRX1、サラウンドバックにRX-FXを使用します。
まずフロントワイド無しと有りの比較で、「LOVERS」の竹林の中の格闘シーンを再生。フロントからリアへの音の繋がりの良さと、まさに音に囲まれる感じのサラウンド感に、フロントワイドの効果が出ていました。
その後「ファイトクラブ」「U571」「ツイスター」などを再生しましたが、自分の周りを一周するような音の移動感に、フロントワイド+サラウンドバックの9.1chは不可欠と言えるような魅力があります。
また、音質の良さもTX-NA5007譲りで、音の瞬発力、S/Nの高さ、低域の制動力等、HiFi再生にこだわる方にお奨めです。
2番目はヤマハさんでDSP-Z7の3DシネマDSPと日本(世界?)初のYSP-5100デモです。
こちらはフロントプレゼンスとしてRX1を使います。
司会は同じく弊社担当の現役ギタリスト高田さんです。
「ダークナイト」の夜の摩天楼を飛ぶバットマンの浮遊感、「アイ・アム・レジェンド」の誰も居ないビル街に聴こえる鳥や虫の鳴き声と、ビルに反響し空へ抜けていく車のエンジン音、「天使と悪魔」で爆弾を抱えて飛び立つヘリコプターの上昇感に、フロントプレゼンスの効果を確認できます。
また「opera&ballet」というオペラでは、3DシネマDSPのリサイタル/オペラで魔笛を再生。ロージッターPLL回路の効果と相俟って、ボーカルの奥行感、ホールトーンを損なわない自然な広がり感は、緻密に音場データを取った3DシネマDSPならでは。
そ・し・て、いよいよ本邦初公開のYSP-5100の登場です。サブウーハーにはRXW12を使いました。
DSP-Z7でも再生した「ダークナイト」を再び再生。その違いに注目しましたが、いやーすげーはこりゃ
大げさでもなんでもなく、リアルにサラウンドスピーカーが有るように聴こえます。従来の位相を操作して擬似的にサラウンド感を作るバーチャルとは異なり、音をビーム状に飛ばして壁の反射を利用してサラウンドスピーカーを作り出すこの方式は、バーチャルではなくリアルサラウンドです。
前後・左右に壁が必要という制約はありますが、この音はフロントサラウンドの概念を覆します。
長くなってきましたので、後編(デノン)に続きます。
年末のDynamite!!に向けて調整中の渡部です。
今年最後の秋葉原本店一大イベント「ザ・ファイナル大商談会in秋葉原本店」を12月19日(土)20日(日)の2日間開催します。
プロジェクターシュートアウトコーナーは100インチ5画面同時投射により、最新のプロジェクターを一挙に比較できます。
場所は今回初お披露目になる、秋葉原本店の2階にある特設フロアーです。
特にVPL-VW85とDLA-HD550とEH-TW4500の比較は、気になるところだと思います。
池袋や横浜の商談会に参加できなかった方、もう一度確認したい方もぜひご参加ください。
またプロジェクタースタジオでは、AVアンプの徹底解剖イベントも同時に開催します。
デノンは、このクラスの定番になりつつある、DBP-4010UDとAVC-4310の組み合わせで、デノンリンク4thのデモ。DVD-A1UDとの比較もあります。
オンキョーは、TX-NA5007の影に隠れていますが、実はかなりの高機能と高音質なTX-NA1007のデモ。
ヤマハは、今話題のYSP5100を初お披露目!DSP-Z7との禁断対決もやっちゃいます。
パイオニアは、ベストセラー機SC-LX81からさらに進化したSC-LX82とBDP-LX52によるPQLSマルチと、BDP-LX91によるPQLS2chのデモ。
ソニーは、BDP-S5000ESを超えた?と噂のBDZ-EX200と、ソニー開発陣の技術の粋を集めたTA-DA5500ESの組み合わせ。
スピーカーは、このクラスのアンプに組み合わせるシステムとして当店お奨めの、モニターオーディオ「シルバーRXシリーズ」を揃えました。
本当に今年最後の大商談会です。
2日間限定特価を用意してお待ちしております。
池袋と横浜の大商談会に参加できなかった方、参加したけど決断までには至らなかった方。しつこいですがこれが最後のチャンスです。
今年のプロジェクターとAVアンプは、本当に買いです!!
ぜひこの機会に購入して、年末年始楽しんじゃいましょう
こんにちは、桜庭です。
前回のスクリーン特集?で濁しておりましたNewスクリーンですが、オーエスからもうじき発売となります。その名も「SAKURABA SCREEN」!
嘘です
正式名称がまだ確定しないようです。
ベースはビーズ系となりますので、画の傾向としては少し鮮やかな傾向になり、ターゲットとしてはリビングユーザーですが、専用ルームのユーザーも結構気に入るかもしれません。
プロジェクターの映像と言えば各社シネマライクな映像、いわゆるあまり派手さは求めずに映画館のようなしっとりとした映像というか、落ち着いて見れる映像というか、そういった画作りが長年主流でしたが、近年の各社のプロジェクターの画作りがちょっとづつ変わってきた気がします。
ビクターのHD950 もシネマ1のモードでも意外とコントラスト感の高い映像ですし、ソニーのVW85 も鮮やかな画作りになってきましたし、エプソンTW4500も少し明るめの画作りです。
ハイビジョン放送が手軽にプロジェクターで見れる環境になってきて、鮮やかな映像ソースも多くなってきましたし、ブルーレイのソフトもシネマライクな映像かというより、どちらかというとハイコントラストな映像でリアルな傾向の画作りも多く、無視できない状況だと思います。
リアルなより実写に近い映像のポイントはやっぱり強い光源(照明のライトや太陽光など)をいかに描けるかだと思います。
白いスクリーンでどんなに真っ黒な光を出そうがやっぱり限界が出ますが、明るさ側はまだまだ限界点には達していないと思いますし、今後プロジェクターのコントラストを稼ぐには今以上の白側の情報量は必要不可欠になってくると思います。
そんな傾向をしっかり捉えたスクリーンが、今回のオーエスの新しい生地です。
日中の鮮やかな太陽光を再現してよりリアルな感じを出したり、薄暗い部屋で僅かに差し込める太陽光をうまく再現したり、ライブ会場の強烈なスポットライトを再現して自分がそこに居るかのような錯覚に陥るかもしれません。
明るさ側の描写というのはリアルさを求めに行った画作りに不可欠になると思います。
こんな画を見せられると、以前2台のプロジェクターを使って150インチでスタック投射した時と同じような感覚に陥りますが、やっぱり明るさ側のパワーは強烈です!
先日の池袋のシュートアウトイベントでも密かにお披露目しておりましたが、19,20日の秋葉原店のイベントでも再びご覧頂けます。
残念ながらその日は都合が悪くて、というお客様も21日以降で秋葉原店のシアタールームに常設予定ですので、じっくり見てみたいお客様はそれからでもどうぞ。
プロジェクターは新しくなったけど、スクリーンはそのままでというユーザーも結構多いかと思いますが、スクリーンは意外と消耗品です。5年以上経つと生地が少しづつよれてきたり、埃などのよごれも付いてきてちょっとづつ黄ばんできたりと10年近く使ってきたユーザーはスクリーンも新しくした方が良いですよ。特にタバコを吸われているユーザーですと黄色っぽくなってきて、そこまで行ってしまうともうプロジェクター本来の色は出なくなってきます。
ちなみに秋葉原店でこっそりスクリーン付け替えキャンペーンもやっております。ご検討のお客様はスタッフにお尋ね下さい。
こんにちはご無沙汰してしまいました今年もアッという間に師走ですねぇ。皆さんはこの一年何かいい事ありましたか?みなさんまだ諦めてはいけませんチャンスは残ってます。私は今年の最後にロト6、年末ジャンボ宝くじ、有馬記念総動員です今年最後のBIGは、はずしたようですが・・・まぁ、だいたい惨敗なんですが・・・えそう云う話ではないのですか・・・失礼しました。横浜イベント準備では台から落ちるし、風邪をひいてしまうし・・・この1週間散々でした。ちょっと愚痴っぽい川瀬です。
さて、今日の中古フロアは・・・
オルフ作曲 『カルミナ・ブラーナ』 グルベローヴァ(ソプラノ)、エイラー(テノール)、ハンプソン(バス)、晋友会合唱団(合唱指揮:関屋晋)、ベルリン・シュターツ&ドム少年合唱団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤 征爾(指揮) です。
この曲は、ちょくちょく曲の冒頭部分がTVCM、ドラマ、バラエティなどで効果音的によく使われているので、曲名を知らなくても冒頭部分を聞けば『あぁ~これねっ』って思う方も少なくないと思います。
この曲は一度N響75周年記念プログラムで聴いた事がありますが、やはりライブは迫力があり圧倒されました。オーケストラと100人を超えるような合唱は圧巻で、冒頭からホール全体が圧倒的なエネルギーに包まれて一瞬のうちに鳥肌が立ち、まさしく『快感』でした。
編成の大きいこのような曲ですから再生機器に対しても、これまで以上に難しいソースで、ダイナミックレンジが広く、音数も多く、プレーヤーからスピーカーまで力量が問われるところです。音の広がり、分離、定位、立ち上がり、音色、バランス、エネルギー感などなど・・・もちろん録音の状態もあり、全ての音を捉えているとは思いませんが生演奏の体感を求めて、あくせくしてしまうのはオーディオファイル?マニア?のサガでしょうか
また、余談ですがこれからの時期はベートーベンの交響曲第9番『合唱つき』があちらこちらで演奏されると思いますので、オーケストラと合唱のダイナミックなエネルギーを体験されたい方はホールへ直行です。きっと病みつきです。(第三楽章が心地よく、よく寝てしまうんですよね第四楽章冒頭のオーケストラでビックリして目を覚まします。)
今日はESOTERICのA-70です。すっきりと締まった筋肉質な音で、モノーラルアンプならではのセパレーションの良さと奥行き感を伴った空間表現が魅力です。これでもう少し柔軟性があれば個人的には好みなのですが・・・ない物ねだりでした。
ではまた。