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2009年12月

2009年12月11日 (金)

秋葉原本店初のシネスコカーブドスクリーンイベント決定!!

FT-86を買おうかと悩んでいる渡部です。(グランツーリスモ5で我慢しようかなweep

数少ない12月の視聴イベントで「オーエス&ビクタープレゼンツ シネスコシアターシステム体験イベント&相談会」というのを開催します。

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オーエスから新たに発売された、シネスコカーブドスクリーン「PA-LCシリーズ」を使って、シネスコ+カーブドでしか味わえない魅力を体験していただきます。

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今まではカーブドスクリーンというと、スチュワートと相場が決まっていましたが、いよいよ国産メーカーも参入してきました。

カーブドスクリーンというと、アナモフィックレンズが必要だったり、Vストレッチ機能が必要だったり、興味はあるけど分かりづらいというのが玉に瑕ですが、イベント&相談会と銘打っているように、イベント終了後には導入相談も行いますので、奮ってご参加ください。

その他の使用機材は、DLA-HD950+iScanVP50PROという、現在最高スペックの映像機器を、シュナイダーのアナモフィックレンズ CD1.33Xを通して映します。

イベント前夜は徹夜で一本映画を見たい気分ですねhappy01

2009年12月 6日 (日)

ELAC FS247SE VS FS247!

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

昨日は秋葉原店でELACの最新スピーカーFS247SEをPSオーディオのパーフェクトウエイブシステムで聴くイベントがありました。おかげさまで多くのお客様にお越し頂き盛況に終える事が出来ました。今回はそのレポートになります。

進行は完実電気の中谷さんです。

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まずはスタンダードなFS247との比較試聴を3曲ほどしました。

こちらがノーマルFS247、ウーハーの色がシルバーです。

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STING : IF ON A WINTER'S NIGHT : SOUL CAKE

Mcintosh Demo DISC : 展覧会の画

Ben Webster : My Romane : Brother John's Blues

この3曲をFS247SEと比較試聴しました。

個人的な感想ですがSEの方が低音の膨らみが抑えられよりタイトになり、解像度も上がってます。音の立ち上がり、定位、粒立ち感にすぐれ、背景の楽器も明瞭に聴こえます。

ここからはFS247SEのみの試聴になります。

ウーハーの色が黒っぽくなります。因みにSEとはサファイア・エディションの略だそうです。

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Norah Jones : Young Blood

タイトなドラムと共にノラのハスキーなボーカルが中央にピタリと定位します。

ビートルズ : REVOLVER : Eleanor Rigby

広がり感、奥行感がすばらしくポールの歌声が背景からしっかりと浮かびあがります。

アコースティック・アーツ : UNCOMPRESSED WORLD : SAMBIENTA

音の分離感が素晴らしく、うねる様な深く沈んだ低音が聴けます。

ここでPS AudioのPWTの特性を生かして、通常のCD音源とHRXディスクとの比較を行いました。

こちらがCD Transporter:PS Audio PWT  とDA Converter  :PS Audio PWD  です。

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曲はRACHMANI NOFFです。

HRXディスクとは、パソコンのデータ規格であるWAVフォーマット利用し176.4KH,24Bitで記録されているDVD-Rで、PWTは世界で唯一これを再生出来るトランスポートだそうです。

ノーマルCD44.1KH,16Bitと比べて音の滑らかさ、奥行感が物凄く、圧倒的な音の鮮度は全くの別物といっても過言ではありませんでした。これは凄いです。

因みにPWTは全ての音を64MGのメモリーに蓄え、エラーを補正してフィルターを通して再生しているそうです。

次ぎはパソコン音源の比較です。USBでPWTにつなぎ同じ曲を44.1KHサンプリングと96KHサンプリングの2音源で比較しました。

曲は綾戸 智恵 : アメージング グレイス

やはり96KHの方がよりHiFiでスケール感が2倍ぐらいUPした感じです。

ここでPWTのアップサンプリング機能を使っての比較を行いました。

CDの音を通常の44.1KHとPWTで96KHに上げた音を比べました。

曲はHYPS : Chaotic Planet  : 蒼い風

96KHの方がより緻密で倍音の数が多いように感じました。

最後は再びHRXディスク、176.4KHでの試聴です。

曲はSir Arthur Sullivan : Act N Overture

圧倒的スケール感と生々しさに皆さん感動していました。

総評:

FS247SEをメインに色々聴いてきましたが凛としたたたずまいの線が通った音が聴けました、ネットワークと内部配線が違うだけでもかなりノーマルの247と音が違います。皆さんの好みはどちらですか。

2009年12月 3日 (木)

エプソンEH-TW4500のソニーVPL-VW85化計画!!

最近ブログが手抜きと指摘があったので、今回は少し頑張ってみた渡部です。

前からやりたかった計画を、今回実行に移してみました。

その計画とは...

このEH-TW4500

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VPL-VW85に してしまおうというものです。

Vplvw80

別にプラ板とパテで外見を同じくするわけではなく、映像を近づけてみるという実験です。

先日行われた池袋イベントでも売れまくったVPL-VW85の画作りと共通点の多いEH-TW4500の画を、どこまで近づけるかやってみました。

まずは「Super HIVI CAST」のカラーバーを使って、大まかな色調整をしてみます。

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VPL-VW85↑

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EH-TW4500(調整前)↑

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EH-TW4500(調整後)↑

うーん、カメラで撮ると実際見ている色と違うなー(しょーがないかweep

一応この段階での調整数値はこんな感じです↓

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同じく「Super HIVICAST」のカラーマテリアルでチェックしてみます。

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VPL-VW85↑

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EH-TW4500↑

写真で見ると違うなー(なにか補正が入るのかな?)

ここからは実際の映画を見ながら微調整していきます。

まずは「8人の女たち」で全体の色をもう一度チェック。

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左がEH-TW4500です。

数値も微調整しています。

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つづいて「アザーズ」で黒側のガンマを調整。

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VPL-VW85は黒側の引き込みが早いので、EH-TW4500の階調2を-3下げます。

ついでに店のEH-TW4500の展示機が、黒側の緑が強いのでオフセットGを-15下げます。

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このままだと黒が潰れ過ぎなので、オフセットRGBをプラス側に5ずらし、R+5、G-10、B+5にします。

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赤がやや出てきたので、Rを+3にして次にいきます。

白黒の「アンジェラ」を見ながらゲイン(白側)とオフセット(黒側)のRGBを調整。VPL-VW85が青みが強いのでゲインBを上げます。

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数値はこんな感じです。

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「ウルトラバイオレット」でシアンの色相を+2青側に寄せると、結構近い画になりました。

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最後は「スターウォーズ」で最終チェック。

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オフセットをちょっと手直して完成。

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最後に必殺の「超解像」を3にすると、うーんマンダムthink

ほぼVPL-VW85になりました。

まだまだ完成度は上げられると思いますが、今日はこれまでにしておきます。プロジェクターの個体差もあるので、この数値が全てのEH-TW4500に当てはまるわけではないですが、参考にしていただければ幸いです。

最後に両機のフレーム補間を「弱」にして、24pの映画を比較してみましたが、かなり似た処理の印象を持ちますが、EH-TW4500の方がよりジャダー(ガタツキ)を残すので、映画の質感を損なうことなく好印象です。

VPL-VW85の方も、VPL-VW80よりも滑らかさが増しつつも、違和感が減少する処理は完成度が高いです。

両機共に間違いなくトップクラスのフレーム補間だと思います。

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