2016.10.24更新:専用アプリの情報を追加しました。
HT横浜 渡邉です。
10月最後のフェアはIntegraでございます。
Integra 新型AVプリアンプ、AVアンプご試聴商談フェア!
https://www.avac.co.jp/contents/2083
10/29(土)10/30(日) 11:00~19:00
え?Integra?どこのメーカーですか?という方もいらっしゃるかと思います。
Integraはオンキョーの1ブランドです。
現在オンキョーには
もともと持っているオンキョーブランドと先日吸収したパイオニアブランドの大きく分けて2つのグループが存在しています。
パイオニアのAV系を吸収したことで、どちらかといえば
普及帯はオンキョー
高級機種はパイオニアブランドで商品を出す方向性が出ています。
じゃオンキョーブランドで高級機種を出していないかといえば・・・そんなことはありません。SC-LX901やAVR-X6300H発売までは唯一の11chアンプ搭載のTX-NR3030やTX-NR1030など、一線級の機種を出していました。
しかし現在のブランド構想ではオンキョーブランドの高額機種は出てきません。
そこで出てきたのがIntegraです。
Integraは主欧米が主戦場の商品であり
日本では「インストール用」として発売されてきました。
欧米でのホームシアターインストールは機種や構成が大きくなるほどオーダーメイドに近くなり、多様な機能が要求されます。Integraブランドの機種はそのような「いろいろなことができる」「ホームオートメーションなどとの連携性が高い」いう点でとても定評があります。
日本では取り扱いルートの問題もあり、あまり目立たずに使用されてきたブランドです。ん?・・・・オンキョーアンプの特徴である「多機能」・・・・一致します。結局のところ、オンキョーの直系高級後継機と呼んで差し支えありません。
デザイン的にはボタンが多く、その場で操作が可能なインターフェイス構成になっています。また、12Vのトリガー端子や外部IR(赤外線)、RS-232Cなど外部機器との連動に力を割いているところも特徴です。
これは「リモコンを使うときにはラックの中や別室でボタンは見えない、しかし必要な時にはすぐに操作可能」というとても合理的な思想で構成しています。確かに、リモコンがあれば通常運用ではアンプそのものを直接操作することはほとんどありませんからね。
そして最近、Integraブランドの機種にモデルチェンジがありました。7chのAVプリパワーアンプと11chのAVプリパワーアンプ、そして11chのAVプリアンプの3機種です
まずはDRX-3
http://integrahometheater.jp/products/drx3.htm
こちらはDTR30.X系の後継機種になります。機能的にはTX-RZ810に相当します。
しかしトリガー端子やIR端子が増強されており、他のシステムやホームオートメーションへの対応を念頭に置いています。
次にDRX-R1。
http://integrahometheater.jp/products/drxr1.htm
こちらはTX-NR3030の後継と見ていいものです。11chのパワーアンプを内蔵し、7.1.4chを単独で構成可能です。もちろんTX-NR3030の致命傷だった「DTS:X」への対応にも問題がありません。
背面です。SC-LX901の外観変更のように見えますが、旭化成エレクトロニクス社製384kHz/32bitのAK4458/4490DSPを搭載してるので音は違います。また、THX Ultra2 Plus準拠になりますので、このあたりもホームシアターの最高峰を狙っているSC-LX系とは思想が違います。大型シアターを念頭に置いている(THXシアターの構築はとてもレベルが高いものです。)構成です。もちろんトリガーなどの連動にも力が入っています。
そしてDRC-R1以上に搭載している特殊なシステムがHDMI信号を非圧縮で長距離伝送可能な「HD Base T」です。簡単に言えばHDMIをLANに変更するシステムと考えてください。実はHDMIは伝送距離に限界があり、あまりに長いケーブルでは絵にノイズが乗るなどの影響がでることがありました。
HDBaseT Wikipedia
しかしHDMIをLAN(のケーブルを使う)に変換することで事実上長さ制限がなくなりました。これは大きなホールや店舗など設置位置が限られたりなどの条件では威力を発揮します。但し、4Kの伝送はできないとの事です。
そして最後にDRC-R1です。
http://integrahometheater.jp/products/drcr1.htm
こちらはDHC80.6の後継となります。ユーザーの皆様、お待たせしました。
ヤマハCX-A5100以来の新型プリアンプとなります。
全体的には、DRC-R1のプリ部分をクオリティを上げて分けたという感じですが、音の変化を楽しむヤマハのプリアンプ、音色を楽しむMarantzとは違い、もっと大きいシステムをいかに効率よくコントロールするかという点で先述の「合理的」を貫いており、MX-A5000で11chというだけでなく、マークアンドレビンソンなどの大型パワーアンプを接続するためのインターフェイスに力を入れています。もちろん「HD Base T」も標準搭載です。
もっとも、これだけクオリティの高い部品構成ですので、派手さはありませんが、パワーアンプやスピーカーの個性を殺さない音質になっています。
ピュアのシステムをお持ちの方へのアップグレード
たくさんのスピーカーをBGMとして使いたい店舗などをご経営のお客様
インテリアにこだわりたいのでアンプなどは裏方に回しておきたい
などホームシアターや店舗などのスタイルにこだわるお客様にはとても向いています。
店舗には「DRC-R1」と「DRX-R1」の2機種を展示いたします。土曜日は担当者もおりますので、シアターだけでなく店舗の構築などもご相談に乗らせていただきます。
2016.10.26更新:ご質問がありましたので回答させて頂きます。
Integraには専用アプリ「Integra Remote for Android」「Integra Remote for iOS」がございます。
Andoroid版には
・スマートフォンに入った音楽を対応製品にストリーミング再生
・インターネットラジオの再生停止、電源のOn/Off、Volume UP/DOWN等 ・入力切換 / ネットワーク機能の切換 / radiko.jp/インターネットラジオの選局 / ラジオ局(AM/FM)の選局
・トーンコントロール / リスニングモードの選択 / スピーカーレベルの調整
・入力/出力情報の表示
・マルチゾーンコントロール ・CEC対応テレビ、ブルーレイレコーダー/プレーヤーなどとの連動に対応 (機種によって動作が異なります)
などの機能があります。元々ラックの中に入れるというコンセプトですので、リモコンでできることはほぼすべて可能です。「インストール用だから」という危惧は一切ありません。むしろ使い勝手はかなりいいものです。ご安心ください。
週末はぜひご来訪ください。
なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html
お電話はこちら!
045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)
※火曜・水曜は定休日になります。
FAXの場合はこちら!
045-228-7283
(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。
ご来訪・ご連絡をお待ちしております。
最後にちょっとだけ私事を。
10/11、アニメ「プラネテス」ハチマキ役の田中一成さんがお亡くなりになりました。
お客様から「親子で見てお勧めするアニメは?」と聞かれた時、この「プラネテス」を良くお勧しててきました。宇宙の「ゴミ拾い」のお話です。大人の方の理解と子供さんの理解は異なるかと思いますが、大人には深刻な問題を含めつつ、子供には宇宙をリアルに描いていて世代に関係なく一緒に見られる作品です。
wikipedia プラネテス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%B9
2003年の作品で(おそらくNHKアニメとしては初のハイビジョン作成ではないでしょうか。)BDの入手は難しい状況ですが、今もバンダイチャンネルでの視聴やDVDは借りられるかと思います。テレビからは「アクトビラ」などオンデマンドで見ることも可能です。
バンダイチャンネル「プラネテス」
http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=3225
訃報に接し、先程、改めて大スクリーンで「プラネテス」を見てみました。 DLA-X750Rの発色は綺麗です。146インチ「ピュアマットⅢ」スクリーンでも全く見劣りしません。
・・・・やはりいいアニメです。傑作だと思います。
店舗のシステムで第26話「そして巡り合う日々」から、名シーンを撮影しました。
タナベとのしりとりが終わる直前のハチマキです。
本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。