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2019年6月

2019年6月24日 (月)

【横浜店】 いよいよ今週から大商談会です!横浜も対応しますよ!

2019.6.27更新:明日から大商談会ですが、本日JVCより「DLA-Z1」のVer2.00ファームが公開されました。アップデートには一時間ぐらいかかるとの事。

https://www3.jvckenwood.com/projector/support/dla-z1_update/

Dlaz1_prod_l

いよいよDLA-Z1にもオートトーンマッピングが入ります。

レーザーの力強さは変わらず、現行機種に追いつくことによりDLA-Z1に新しい力を与えてくれました。商談会でも強く推す事が出来そうです。

まずは新宿本店のスペシャル試聴会をご覧ください。

もちろん、キャリブレーションソフトもアップデートしています。合わせてご利用下さい。

https://www3.jvckenwood.com/projector/support/calibrationsoft/dla-z1_calibrationsoft.html

横浜店 渡邉です。

Kao

最初に大事なお話です。

7月1日より、店舗営業時間が変わります。

https://www.avac.co.jp/contents/topics/business-hours2019.html

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横浜店の営業時間は2019年7月1日より

開店時間:11:00(変更なし)

閉店時間:19:00(一時間早まります)

に変更となります。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご容赦の程、よろしくお願い致します。

なお、お時間ぎりぎりでもしっかり対応させて頂きますので、その点はご安心ください。

さて

いよいよ今週末からホームシアター大商談会2019SUMMERが始まります!

Daikannsyasai_bunnr_2

来る6月29・30日と7月6・7日に行われる

ホームシアター大商談会2019SUMMER」につきましては

6月29日と30日は新宿で

0607b_main12_2 https://www.avac.co.jp/contents/topics/2019summer.html#tokyo


7月6日と7日は名古屋で

0610b_main13_2 https://www.avac.co.jp/contents/topics/2019summer.html#nagoya

どちらも別会場もご用意して、大々的に行わせて頂きます。
両日とも充実の展示やイベントを行わせて頂きますので、皆様是非ご来訪ください。

もっとも、ここまで書きますと当然
「新宿にも名古屋にも行けないんだけど……」
と言うお声はあるかと思います。

告知の下の方をご覧ください。

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「期間中はアバック各店舗にて価格対応いたします」
と記載があります!

すでに現在サマーダイナミックセール2019、開催中でございますが……。

Summerdynamic2019

https://www.avac.co.jp/contents/topics/summer_dynamic2019.html

開催期間中、かつ来店のみの条件ですが、商談会にできるだけ近い価格で対応させて頂きます!
是非ご来訪ください。

なお、今回の商談会に合わせて

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Monitoraudio GOLD 5G300200をご用意いたしました。
話題の「5G」(5th Generationになりますので通信の「5G」と意味合いは同じです)
300は6月30日までとなりますが、200は継続展示いたします。

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リボンツィーターからPlatiniumと同じMPDトランスデューサー(但し少し小さくなっています)に変わった高音部は、切れのいい音はそのままに重みも増した印象です。実機を見るとパンチングメタルの様な部分が非常にいい感じです。

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64mm C-CAM Mid DriverはPlatiniumの技術を用いた専用設計。
ウーファーも「RDTⅡ」をリデザインしたシステムです。

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筐体の出来もPlatinuimに近いものとなり、これもPlatiniumの時に感じた事ですが、「持っていてよかった」と思う存在感があります。サテンホワイトを選べることも高いポイントです。

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先程から音を出しておりますがPlatiniumで感じた「重さ」は少し軽く感じましたが、抜けているような感じはなく、どちらかと言うと「軽快」と言う印象です。

音色そのものはGOLDらしい高音と低音が力強く響き渡っています。
こちらはヤマハの5000システムで鳴らしておりますので、力を出し切っている状況です。
以前から展示のある「STUDIO」も含め、ステレオシステムで鳴らすことができるようにしております……が。
事前にご連絡頂ければ

Gold5gc250_x820l_2Gold C250-5Gもご用意しております!
サラウンド可です。

今週末・来週末は試聴も含め、まずはご連絡下さい。対応させて頂きます。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

なお、横浜AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

お問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

2019年6月14日 (金)

【横浜店】音はハイレベルピュアオーディオ。絵はUltra HD Blu-Ray。LINN Selekt DSM。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

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秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日からです!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

さて、本題です。

ほんの二時間ちょっとですが、こんな機材を聞かせて頂くことが出来ました。

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LINN Selekt DSMです!

http://linn.jp/network-music-players/selekt/

Selektdsmblackfrontx1090

しかも、今回のシステムはデモ用としてフル装備状態となります。

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※クリックで拡大します。
Katalyst-DAC仕様のシステムに5CHアンプ、もちろんサブウーファー用のLFEも搭載、入力にはアナログ、Phonoだけでなく、HDMIも2.0a対応の入力が4つ、出力も1つ。

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※クリックで拡大します。

HDMI ARC、TOSLINK、EXAKT LINKも装備のまさにフルスペック仕様です。

今回は見せて頂くだけと言うお話でしたが、ここまで来て音を聞かない訳にはいきません。
急遽、機材をセットアップして頂きました。

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※クリックで拡大します。

見ての通り端子の間隔が近いことからバナナプラグでの接続が前提になります。

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※クリックで拡大します。

店舗で接続しているUDP-LX800、4KチューナーのTU-BUHD100、レコーダーのDMR-UBZ1をすべてHDMI入力に、HDMI ARCをテレビに挿して、ほぼAVアンプの状態で運用してみました。

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画面はわざとぼかしておりますが、設定はKonfigで行います。
スピーカーの機種を設定しているところです。
ピュアオーディオシステムゆえ、距離の調整は手動で行います。

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調整も終わり、いよいよ試聴です。
視聴でないところが味噌です

今回のシステムはDolby ATOMSやDTS:Xには対応していませんので、5.1CHで音の良いディスクを用意しました。
と言うわけで「バーレスク」です。

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なんというか、最近AVアンプの音に慣れていたせいか、まず音の鮮烈さに驚きました。
考えてみればDTS Mastr Audio、ロスレスで収録されているわけですから、音質は良いはずです。
それでも今までDolbyAtomsやDTS:Xなど、音に包まれる感覚に慣れていた様で、ちゃんとした5.1CHは久しぶりの、それでいて強烈な感覚でした。

Imag0206次は「SANTANA Ⅳ」

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SANTANAらしくパーカッションを多用しますが、コンガの空洞で音が響く感覚、ドラムスのマイケル・シュリーブのソロも「BDソフト」ではなく「マルチチャンネルステレオ」として、しっかり音楽になっています。
映像も4Kクラスの機材で撮影されており、120インチで投射しても支障はなく、とても綺麗です。

どちらもちゃんと「音」が出ています。
バスドラムの響き、ハイハットの余韻、弦を弾く瞬間の軋みも、ちゃんと「音楽」として鳴り響いています。
個人的な感想としては

「画はBlu-Ray、音は5.1CHのサラウンドサウンドトラック」

と言う印象です。
音楽の5.1CHと言えばSACD、最近ではダウンロード販売のの5.1CH音声も増えていますが、普通のBlu-Rayでここまでの音が出るとは思いませんでした。
最近はDolbyAtomsやDTS:X、より音楽寄りのスタンスであるAuro3Dなど「空間表現性」を重視する状況が続いていましたが、一昔前のBlu-Rayは基本的に5.1CHベースです。
そういう点で、元のサウンドをとことん追求した5.1CHは足し算もなく、より純粋な音を聞くことが出来ました。

もちろん、今までのAkurateやMAJIKの様に2chは抜かりなく、LINNらしい味はそのままです。

そしてもう一つ、特筆すべき点があります。

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有機ELの白がシャキッと締まり、強烈にかっこいいです!

と言うのはかなり本音です。

これだけの音質を保ちつつ、もちろんUHD-BDなどのHDMI2.0などへも対応しています。

Imag0145ダンケルクの銃撃も

Imag0147アトモスじゃなくなりますがボヘミアンラブソディも

ちゃんと「音楽」を楽しめます。

Selektdsmheroshotx1200これだけの音楽「AVアンプ」の機能も内包してこれ一台で「AVアンプ」以上の音で聴くことのできる、デザインも含めて上質なシステムは他にありません。

唯一の難点は、お値段ですが……。

http://linn.jp/network-music-players/selekt/#selekt-dsm

こちらはKatalyst DACの有無やアンプ構成、HDMIなどのオプションの組み合わせでかなりかわります。スタンダードDAC+ライン出力では¥734,400(8%税込)になります。

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※クリックで拡大します。

ちなみに今回のシステムはSelekt DSM-KAベースですがフル機能になりますので、おおよそ250万円程……。

ここまで来ると簡単に、とはいきませんが、HDMIを組み合わせたオーディオ・ビジュアルシステムとしてはおそらく最強の一角です。先程書かせて頂きました通り組み合わせ次第でかなり費用は変わりますので、ご視聴を希望される場合は先行して構成をご相談させて頂き、お見積りの上での商談となります。

試聴も含め、まずはご連絡下さい。対応させて頂きます。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2019年6月 2日 (日)

【横浜店】 NHK技研公開2019についてちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

Kao前のエントリーで予告しておりました「NHK技研公開2019」について少しだけ。

今回、展示内容の写真は大きく出来ませんが、それぞれについては「技研公開2019」のページをご覧ください。かなり詳しく載っています。

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今年も5月30日から本日6月2日までの間世田谷区砧にあるNHK放送技術研究所において「NHK技研公開2019」が開催されています。短時間ですが見に行ってきました。

一言で言えば、一昨年、昨年と見続けておりますが、今年は4K/8Kの本放送がスタートしたこともあり「次の次」または「次の次の次」に向けた方向をいくつか打ち出したような内容でした。

で、入り口を入るとすぐにいきなりド迫力の映像で迎えてくれます。

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8Kカメラ3台を使用した「高精細VR映像」です。
今回は「VRを実際の景色として見てみたら」と言う趣で、巨大な曲面スクリーンに、4K 10000lmのプロジェクターを8台使用しています。

P_20190530_104155上下を除く視界内はすべて4K映像で埋めるシステムとなりました。
本来、VRはヘッドマウントディスプレーを使用するケースがほとんどなのですが、このようなサイネージに近いシステムと言う形で展示されるのは圧倒的です。
ホームシアターを設置されているお客様的には「140~150インチ前後、幅20m近い湾曲スクリーンに全部4Kが表示されている」と言う印象でよろしいでしょうか。

何と言えばいいのかホームシアターの拡大の様にも思えましたが、後の展示を見てゆくとこれが今回のメインテーマの象徴になっています。

個人的な意見ですが、今回の技研公開2019は「8K本放送の先に至る技術の落とし込みを公開」と言うところでしょうか。
NHKでは8Kの先に
・インテグラル型の立体テレビ
・地上波での8K放送
を念頭に置いています。
これはここ最近の技研公開では常に指向されてきたことです。

ここに至り、4K並びに8Kの本放送は始まりましたので「その先」にどうやって至るのか、と言う点がメインの展示になりました。
このため、今年の展示はそれなりに変わっているもの、展示が無くなった物もそれなりにあります。
では、その「先」をどうやって見せるか、という所で今回展示が強化されたのは「AR(拡張現実)」と「VR(仮想現実)」になります。

写真は撮れませんでしたが、巨大なVRの横には、ARの展示がありました。

Img_e3スマートグラスを掛けると遠隔地に居る人が視界に入って来たり、テレビの中の人がテレビの外に出てくる、と言うような展示が多くありました。
ARの未来図では「筋肉体操」の武田真治さんが画面の外に出てきます。
過去のエントリーで書かせて頂きましたが、ARの場合、視点の移動をどのように検知し、表示するかが問題であり、その点で「劇場版ソードアート・オンライン」で用いられた視点位置検出型のAR「オーグマー」を例にとりました。
このあたりはやはり目の前にスクリーンを置くことの出来るグラス型が無難なのだろうと思いました。
その一方で一昨年、昨年と展示で人気のあった8Kを用いたVRの展示はなく、このあたりは現実的な方向になった、というよりVRについては技術が追い付いてくることを待つような形になったのだろうと思います。
最終的な立体テレビにはまだ遠いですが、このARに関しては現実的な部分も多くなるかと思います。
過去に掻いたブログの様に、字幕だとか情報が操作できると言う様な形になると楽しいのですが。

もう一つ、これは過去から一貫していますが「視点に追従するインテグラル型の立体テレビ」の展示です。

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こちらは5インチ程度の画面でデモ映像が動くと言うもので、明るさなどは進歩したものの、解像度の点は少し厳しいかなと言う印象です。
ただ、昨年と違い視点を検知するシステムが入ったことで「顔が動くと立体がおかしくなる」と言う問題は解消されていました。
解像度を上げてVRデバイスに入れられたら、これは面白いと思いますが、まだ機械が大きいですね……。

そしてもう一つの注目は、次世代映像符号化方式VVC(Versatile Video Coding)と呼ばれる新しい圧縮規格の展示です。

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現在、4Kは「HEVC」と呼ばれる規格で画像が圧縮され、放送されていますが、VVCはその先を目指しており、HEVCに比べ30%〜50%の符号化効率改善を目標として、2020年7月の標準化を目指しています。(ISO/IEC 23090-3|ITU-T H.FVC Versatile Video Coding)

今回のVVC導入の背景は、おおよそ30Mbpsのスピードで8Kの伝送を可能にするという目的があります。このスピードと技術は地上波の4K・8Kへの高度化が目的とイコールとなります。

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展示ではほぼ同じ転送レートでVVCとHEVCの比較がなされており、HEVCの場合、ブロックノイズで破綻してしまう部分も「前処理」と呼ばれる部分的に解像度を落としたりする工程などを経て、溶鉱炉の灯や影になっている部分も優れている点が紹介されていました。

こちらも実際に動きがあるのはB-SAT4a以降に打ち上げられる衛星関係の動きが……と思っていたら、現実はもっと進んでおりました。
此方です。

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すでに、と言うより5/30からなのですが、地上波(UHF帯)を用いた4K・8Kの実証実験が東京と名古屋で行われ始めています。
実は、地上波の高度化は発信電波幅が狭いことから、実際の環境を念頭に置いた実験が必要なることが理由です。

地上デジタル放送の高度化(4K・8K)に向けた実証実験
テレビ受信への影響と対策
https://tvkoudoka.jp/fortv.html

この点に関しては出力などの問題から見ても「実験」と言うレベルからもう一歩進んだとみていいのかなと言う印象です。
ただ、ひとつ懸念が……。
はい。また規格が変わる可能性があるという事です。
ただ、まだ企画でしかありませんので(実験はHEVCです)、この点はこれからの様です。

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このほかには2TBホログラフィック・ディスクの展示と、いわゆるエラー訂正に関する新しい方法のハードウェアとソフトウェア(AI)のアプローチ方法について展示がされていたり

量子ドットELの素材(これは確実に前に進んでいます)

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TFT液晶を用いたフレキシブルディスプレイの方向性(有機ELより早いかもしれません)

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書き換えの出来るホログラフィックパネルに至る技術など、いわゆる「基礎技術」についても前進が見られており、民生に至るまでにはまだまだ時間がかかりますが、その前段階までもう一歩と言う印象でした。
あとは、一昨年から展示されている22.2CHアレイスピーカーなどの技術に関して、実際の機材に持ち込むための「現実的な問題」に対してどう動くかと言う点になります。

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このような形で、今年の展示は今まで展示されていたものが「商品になるか」と言う段階に入りつつ研究を終える方向にシフトし、もう一歩先の基礎技術に向かいつつある状況です。
昨年の展示をご覧になった方から見れば基礎研究が多くなった今年の展示は「面白味」には欠けた様に見えるかもしれません。

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他にもAIアナウンサーテロップの自動作成(AbemaTVでも行われていました)会話に乗ってくれるロボットなど、昨年も展示があった商品は実際の商品鳴ったものもあり、確実に前に進んでいる状況が見受けられました。
詳しい内容までは避けますが(ごめんなさい、理解しきれていません)8Kの各種技術に関しては、もう一回り手間のかからない状況になりつつあります。

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個人的には「スポーツの状況を体感できる触覚インターフェース」は新鮮でした。
障がい者の皆さんも、もっとスポーツの状況を感じる事が出来るという趣旨で研究されているシステムですが、この「触覚」はVRでも進みつつある部分になりますので、健常者の方も障がい者の方も同じものを味わう事が出来るという点で、新しい方向性が出てくるのではないかなと言う期待を持つ内容です。

あとは、これです。

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プラスチックファイバーを用いた光配線の展示です。
こちらは非常に柔軟な光配線のコンバーターで、既存のご家庭やマンションで配線・設備更新が難しい場合でも新たに配線を引くことが簡単にできます。
かなり画期的なものです。

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そしてもう一つ。
BS左旋回のダウンコンバートとアップコンバートを用いたBS左旋受信システムです。

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ようやくフレッツなどでBS左旋が見られないという問題に対して、具体的な機材を見る事が出来ました。ケーブルの方は……パススルー次第です。

最後に、休憩スペースにさりげなくこんなものも展示されておりました。

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「98インチ8K液晶」と表示があるだけですが、ソニー製のものです。

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背面も製品になっておりました。あまりにさりげないのでびっくりです。
黒も赤もしっかり出ており、液晶としては最高峰ではないかと思います。

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話題になったLGの88インチOLEDは120Hz駆動となっており、こちらも確実に前に進んでいます。
今年商品として発表になるか、この辺は何ともも言えませんが……。
こちらは夏・秋以降の動きになるのではないかと思います。

来年はオリンピックイヤーと言う事もあり、今年よりさらに身近な展示になるのではないかと思います。今年から始まった研究展示のブラッシュアップも開催も楽しみです。

今回の様なお話はなかなかできませんが、4K・8Kの導入などはアバック横浜店にご相談ください。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

お電話はこちら!

045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)

※火曜・水曜は定休日になります。

FAXの場合はこちら!

045-228-7283

(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応) となります。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。

なお、横浜AVAC座については

お申込みはこちらから

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/room.html

お問い合わせはAVAC座お問い合わせフォーム

https://www.avac.co.jp/contents/avacza/yokohama/contact/

からお問い合わせください。

ご来訪・ご連絡をお待ちしております。