【横浜店】 特別企画!ハイエンドアクティブスピーカーKEF LSXレビューです。(2020.10.27更新)
2020.10.27更新:こちらのブログ内に間違いがあり、修正しております。
文中LSXは有線コードでの接続となっておりますが、こちらは伝送安定性を高めるための接続で、実際にはWifi接続も可能です。大変失礼しました。
もう一つ一時的に追記します。
先日LSXの上位モデルと言っていい「LS50 Wireless2」が発表になりました。
LS50 Wireless2
https://jp.kef.com/pages/ls50-wireless-2
まだ機材を触っておりませんが、先日店舗に到着したLS50 Meta(かなりずっしり来ます)が,
Metamaterial Absorption Technology(MAT)の効果が高く、高音部分がとても澄んだ音になり、ワンランク上の音になっておりました。
KEF LS50Meta
https://jp.kef.com/pages/ls50-meta
早いうちにブログの作成をする予定でしたが、このLS50Meta、最初に準備した45Wのアンプではかなりギリギリでないと鳴らないことがわかり、もう少しパワーのある機材に変更してから書かせて頂く予定としておりました。
これに対し今回のLS50 Wireless2は「Music Integrity Engine」を搭載し、ツイーター用に100W Class A/Bアンプ、そしてウーファー用の280W Class Dアンプをそれぞれ内蔵しているアクティブタイプのスピーカーです。パワー不足は微塵もない事が予想されます。
入力音源についても最大384kHz/24bitまでのPCM音源や、11.2MHzのDSD再生、MQAデコードにも対応しています。(入力方法により最大入力対応周波数が異なりますのでご注意)
他にもRoon Ready、AirPlay 2やGoogle Chromecast、Bluetooth接続はVer4.2規格でもサポートし、配信系はAmazon Music、Tidal、Deezeなどの配信に対応し、Spotify Connectにも対応しています。
また、TOSLINK 光入力や35mmピン入力、そしてLSXには無いHDMI eARC接続に対応しています。ステレオとしてハイレベルなアクティブスピーカーというだけでなく、テレビや簡易設置プロジェクターに追加する事で、劇的な音質向上も期待できます。
正直な所LSXとは価格がかなり変わりますが、本格的なスピーカーのアクティブになりますので、音のレベル向上はそれ以上かと思います。HDMIなど利便性も格段に上がっておりますので、是非ご検討いただければと思います。
LS50 Wireless2については実機をお借り出来次第、こちらの一時的な追記から独立して取り上げさせて頂ければと考えております。
横浜店 渡邉です。
最初にご案内。
秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日からです!
https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html
では本題。
今回は特別企画です!
弊社には店舗以外に通販部門がございます。
アバック WEB-SHOP
こちらでは店舗で販売されている商品をWebやお電話で購入することが可能です。
今回は通販と連動した特別企画として「通販で好調な商品を店舗で試してみよう」というエントリーを考えてみました。
店舗での販売が少なく通販で好調な商品、かつ高品質な物と言う事で、今回はこちらを選んでみました。
KEF LSX
https://jp.kef.com/products/lsx
KEFは以前からアクティブスピーカーの販売をしており、比較的高品質な商品をご提供いただいておりました。こちらはLS50Wirelessと言う上位のアクティブスピーカーです。
ところで
「アクティブスピーカー」ってそもそも何?
と言うご質問はあるかと思いますので、先にお答えしてしまいます。
今までいわゆる「スピーカー」と呼ばれるもののほとんどは、アンプからスピーカーコードを回してアンプからの電源供給で音を鳴らすものがほとんどでした。
このようなスピーカーを「パッシブ(受動的)スピーカー」と言います。
パッシブスピーカーは音声を出力するアンプの性能で能力が変わりますので、逆に言えば組み合わせ次第で様々な音を鳴らすことが可能です。
このため背面はスピーカーの入力端子のみ、と言う事になります。
これに対して
「アクティブ(能動的)スピーカー」
と呼ばれるものは、スピーカーを駆動するシステムをスピーカー内に内包しています。
平たく言えばスピーカー駆動の為のアンプを中に入れていて、単体で鳴ると言う事になります。
この写真はLSXの背面ですが、先程のパッシブと違い、スピーカー入力端子がありません。
もちろんピンプラグの音声入力や光入力などはありますが、代わりにあるのはどちらかと言えばアンプの操作を行う為に備えられたBluetoothのペアリングボタンやオーディオのピンプラグ入力端子、DLNAに対応したLAN、Wifiのコネクトボタンなどです。
実質的に鳴らすための接続は基本的に電源のみです。
もっとも、それ以上にスピーカーを作ったメーカーの意図した通りの音が出る事が「ちゃんとしたステレオスピーカとして見た場合」最大の特徴であり、そんなシステムを持ち歩くことが簡単にできるのが、最大の利点だと思います。
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8969
実は「スピーカー製造メーカーの目論見通りの正確な音が出る」という特性は、音の正確さを重視する録音スタジオなどはすでに広く使われています。
逆にホームシアターではそれぞれに音量調節があるという点が却って操作の煩雑さを招き、現時点ではあまり使用されておりません。
(但し、複数スピーカーの連動コントロール関係機能は日々進歩しており、近い将来にはすべてアクティブと言う事は十分あり得ます)
また、最近の一般向けアクティブスピーカーは電力内臓を応用してモバイルに必須なBluetoothやAirplay2、PCなどのネットワークオーディオへの対応も内包しており、今回のKEF LSXも日本ペアでDLNAによるネットワーク音源、TYDALへの接続、そしてもはや標準規格ともいえるAIRPLAY2への対応、そしてBluetoothにもaptXまで対応しています。
さて、今回選定させて頂いたKEF LSXは、元々評価の高いKEF 独自のUniQ同軸ドライバーを搭載し、高音を担当するツィーターと中音以下を担当するスコーカーが同じユニットの中に混在しています。
※クリックで拡大します。
この配置は「位相のズレ」、かなりかみ砕いて平たく言えば
同じタイミングで2つの音を出したときに
早く、そして鋭く響く高音部分
と
空気を震わせ、波のようにゆっくり響く低音
を同じ軸線(同軸の場合それぞれのスピーカーの中心は同じです)で鳴らすことで
位置関係の音がずれにくいように作られている、とお考えください。
このような配置はKEFの上位スピーカーでは統一されており、KEFの意図として「一体感、そして広がり」を感じさせることのできる作りを目指しています。
スピーカーユニットや筐体も専用設計されたアクティブスピーカーとしての魅力を最大限に引き出すように調整された内蔵アンプで構成されており
メーカーの意図した通りの広がりと一体感を感じる事の出来る完成されたスピーカーシステムになっています。
では肝心の実機です。
KEF様から一時的ですが試聴用にお借りしてみました。
(2019.11.4:ごめんなさい現在は展示がありません……)
まず大きさですが、高性能アクティブスピーカーとしてはお手頃サイズです。
下の写真はB&W706S2との比較ですが、一回り小さくなっておりますが、スコーカーに相当するユニットの大きさはほとんど変わりありません。
実際の設置ですが、まずはオーディオらしくちゃんとしたスタンドに置いて……。
それぞれのスピーカーに電源コードを繋ぎます。
KEF LSXの場合はそれぞれのスピーカーにアンプを内蔵していますので、LとR両方に電源を繋ぎます。安いアクティブスピーカーでは片方にアンプを内蔵し、左右はスピーカーケーブルでつなぐ、なんていうものありますので、この辺は徹底しています。
次にLRの間を専用の接続ケーブルで結びます。
どう見ても高性能LANケーブルですが、専用ケーブルです。
綺麗に設置する時はこのケーブルをみえない様にして頂いたほうがよろしいかと思います。
2020.10.27訂正:左右のスピーカー間ですが実際にはケーブルなしのWifi接続も可能です。
音質・伝送制度重視の場合は有線、設置性重視の場合は無線でよろしいかと思います。
お詫びして追記いたします。
実はこの写真ではうまく隠していたりします。
後はIOSやAndoroid用に用意された「KEF Control」と呼ばれる専用のソフトをダウンロードして
説明に従って設定(念の為WI-FIのパスワードをご用意ください)、最後に「KEF Stream」を追加すれば、高音質アクティブスピーカーを自在に操作できるようになります。
肝心の音についてですが、先日一時的に実機をお借りしてみました。
(2019.11.4:ごめんなさい、現在は展示がありません……)
正直な所、とても「KEFらしい」音でした。
サイズからは想像できない程の音の広がり、予想以上の空間が広がります。また同軸2WAYらしく高中低の音がちゃんと塊で届くところも「本物」と言う気がします。特に中低音の響きは素晴らしく、パッシブには無いダイレクト感もありました。
後は低音でしっかり筐体が震えますので、専用デスクスタンドや、専用フロアスタンド、そしてLSX専用壁掛け金具、他には後付けのスパイクなどを追加しても面白いかな、と言う印象です。
実はここまで様々なLSXの写真を出してきましたが、色は実にカラフルです。
選択できる色は白、赤、緑、青、黒の五色です。
イメージとしてはこんな感じです。お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。
さて、ここまで紹介して来たKEF LSXですが
実は一番早い購入方法は弊社Webショップです。
今回はそれぞれの色とリンクを張っております。
先程紹介したスタンドや壁掛け(補強が必要です。ご注意)なども取り扱っております。
LSX [WH:ホワイト] KEF [ケーイーエフ] アクティブスピーカー [ペア] KEF JAPAN正規仕入品
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8618
LSX [RD:レッド] KEF [ケーイーエフ] アクティブスピーカー [ペア]
通販コーナーはこちらから
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8620
LSX [GR:グリーン] KEF [ケーイーエフ] アクティブスピーカー [ペア] KEF JAPAN正規仕入品
通販コーナーはこちらから
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8619
LSX [BL:ブルー] KEF [ケーイーエフ] アクティブスピーカー [ペア]
通販コーナーはこちらから
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8621
LSX [BK:ブラック] KEF [ケーイーエフ] アクティブスピーカー [ペア] KEF JAPAN正規仕入品
通販コーナーはこちらから
https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=8617
先程紹介した専用デスクスタンドや、専用フロアスタンドそしてLSX専用壁掛け金具もございます。ご興味のあるお客様は下記の総合是非リンクもご覧ください。
アバック KEF LSX関係商品紹介
https://www.avac.co.jp/products/list.php?name=KEF%E3%80%80LSX&search.x=0&search.y=0
さて、色の選定ですが
コーン部分も同色で強烈な印象の赤や青
そしてコーン部分が金色の緑は落ち着いた部屋に品の良いアイテムになりそうです。
この三色はKEF LSX自体を部屋のアクセント兼音楽の中核にするにはとても良い選択肢かと思います。
また、個人的にはシルバーのコーンの白が気に入っています。黒もシックですが。
もっとも私が無難なデザインを求めているだけかもしれないと気付いてしまう事が何とも言えませんが……。
店舗で聞いてみたい!と言うお客様は別途横浜店までご相談ください。
色については何とも言えませんが、お時間をいただければ「音」はご用意可能かと思います。
さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。
その1、メール
まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。
横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介⇒スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらから。
モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。
IOS、Andoroid両対応でございます。
・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係
・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報
・各店舗の案内
すべてこのアプリで行えます。
その2、オンライン会議
お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。
オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。
その2、お電話・事前予約来訪
次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。
マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。
また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。
それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。
横浜店の電話番号は045-228-9881となります。
その4、FAXなど
お手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。
横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。
Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。
ご相談等、お待ちしております。