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2017年8月24日 (木)

【HT横浜関内店】 DENON新型アンプ「Auro 3D」 という選択肢。

HT横浜 渡邉です。

Kao

すでに6400Hは先日発売のHi-Vi 9月号にてスクープはされておりましたが、DENONの新アンプ「AVR-X6400H」「AVR-X4400H」が発表されました。

Avrx6400h_jp_bk_fr_cl

Avrx4400h_jp_bk_fr_cl

6400Hの出力が最大250W・11チャンネルと、4400Hが最大235W・9チャンネル言う点はもちろんの事、アンプのアサインなどかなり使いやすくなったというのが印象ですが、もう一つ、新しい音声フォーマットが搭載されることになりました。

Auro3d
それが「Auro3D」です。

Auro3D 日本

http://auro-3d.jp/

「Auro3D?なんですか?それ。」と言う方も多いかと思いますが

Auro3D自体は2005年から始まっており、実はかなり前からヨーロッパや一部のアジアでは映画用音声フォーマットやBlu-Ray Audio用として用いられています。

Avrx7200w_front_closed_xlまた、DENONのヨーロッパ・アメリカなどでは199$程の追加費用でアップグレードが可能なフォーマットとして知られておりました。

日本ではDOLBY ATOMSやDTS:Xで収録されているタイトルも、実際には元々Auro3Dで収録されているケースもかなりあります。(日本語版に入っているかは定かではないのですが・・・。)

2012年にBARCO社(昔は三管でお馴染みだったバルコ社です。)が劇場用のフォーマットとしてパートナーを組んでいます。

Auro3Dの全体的な特徴としては

プロダクションレベルの自由度が高いこと

(5.1CHと11.1CHを同時に作成可能)

音源が基本的にロスレス・ハイレゾを志向していること

192kHz/24bitなど)

チャンネルフォーマットであることからマスタリングが可能で音楽系の録音と相性が良いこと

既存の5.1CHとの親和性が高いこと

(5.1CHにプラスしてスピーカーを球状に配置します。音場が崩れません。)

から、日本以外では劇場採用が増えています。

Auro3D最大の特徴はその配置です。

Auro3d_layer


構成としては上層・中層・下層の「3LEYER」システムを採用しており、下層となる5.1chまたは7.1Chをベース(LAYER1)中層のフロントハイト・リアハイト(LEYER2)、さらに(ここがネックでもあったのですが上層のトップ(天頂:LAYER3)を追加して構成を行います。


最低ラインは9.1chのAURO9.1

 

Auro3d9_1system_2

さらに天頂スピーカーを追加して10chのAURO10.1

Auro3d10_1system

AURO10.1にフロントセンターハイトを追加してAURO11.1

Auro3d11_1system

DOLBYATOMS/DTS:Xと一番親和性が高い

7.1chに4本追加して11chのAURO11.1(7+4)

Auro3d11_74system_2

最大構成、7.1ch+4ch+天頂スピーカー+フロントセンターハイトでAURO13.1

Auro3d13_system


となります。

肝心のタイトルに関しては、Auro3Dの普及が始まっているヨーロッパ・アジア(インド・中国など)でタイトルが出ていますが、日本では2強が強いことから

Atomsdtsx_2

まだメジャータイトルまではまだ届いていない状況です。

では、なんでAURO3Dなのか?

こちらにAuro3Dのリストがあります。

Auro3D対応Blu-rayリスト
https://www.auro-3d.com/consumer/bluray

ロスレス・ハイレゾのマルチフォーマットと言う点から、オーディオ系、特にBlu-Ray Audioのタイトルが充実しています。

先程の音楽への特徴もあり、Auro3Dの方法としてAURO11.1(7+4)はかなり現実的なものですので、オーディオ好きのお客様は手をを伸ばしてみてもよろしいのではないかと思います。

商品の正式発表は本日8/24。実機はもう少し後になります。何かAuro3Dのタイトルを用意できればと考えております。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

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https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

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