【HT横浜関内店】 REGZAアップデートと映像配信について
HT横浜 渡邉です。
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今回はREGZAアップデートに絡めてちょっと軽めに先のお話を。
本日朝、REGZAのアップデートを行いました。
「DAZN」ダゾーン。
と言うわけで無事DAZONが追加されております。これで世界最大のスポーツ配信サイトで、スポーツ系はサッカーだろうがプロレスだろうが、REGZAで見ることが可能になります。
ここで「海外の」とお話している通り、海外では、最近はパッケージ販売より配信のほうが多くなっており、今回のDAZONもその一環です。日本でも徐々にメインストリームに食い込んできました。
映像のディスクパッケージは、現在のBDレベルの互換技術がそのまま使用された場合、UHD-BDが限界ラインと言われています。
同じ方式でさらに密度を高める方向とした場合、積層を増やすか(現在の所両面16層)レーザーの波長をさらに短くするか(紫外線の領域に近くなります。)、読み取り精度を高めなくてはならず、現時点ではデータアーカイブディスクとしては実用レベルのものもあるのですが、民生用としては難しい領域に入ります。
また、ホログラフィックなどの3次元記録はTBクラスの容量を実現可能ですが、まだまだ技術的・価格的なハードルが高く、研究レベルであり、これもまた現実的ではありません。2010年代に入って研究室レベル以上の動きがほとんどないかと思います。こちらについてはディスクだけではなくカードの方向にも動いています。
よくよく考えると、ディスク系のメディアは回転にムラがあり、読み取りエラーも発生し、良い所ばかりではありません。また、リッピングなどの問題も発生します。
ディスクの材料代・パッケージ、中の紙系のもの(以外に時間がかかる部分です。)、物流コスト、などなど・・・レコードなどのアナログ系のものは別の意味で味がありますが、CD・DVD・BDフォーマットについては、デジタルであるが故に容量のアドバンテージが無くなる段階で、そこまでディスクにこだわる必要性は少なくなりつつあります。
あと、集めている皆様、コレクション性は高いのですが、場所がかさみませんか・・・・。
そんなことから、一般顧客に向けたビデオの提供は、今後、VOD(ビデオ・オン・デマンド)などの配信が主流になるわけです。
今回のDAZNやおなじみの海外組NETFLIX、Hulu、AmazonPrimeビデオ、国内にもアクトビラ・ひかりTV、U-NEXT、dTVなどなど業者はタケノコのごとく湧き出しています。NHK Hybridcastもこの範疇に入ります。
何でこんなに出てきたのか?
理由は明確で、基本的にインターネット配信システムになりますので、一つのベースシステムがあれば、パソコンではもちろん、動画の配信方法インターフェイスは各業者似たようなシステムであり、比較的簡単にテレビに組み込むことが可能だからです。
実際、配信先進国のアメリカでも、「一昔前の」ケーブルテレビから、デジタル化と業界再編も含めてインターネット配信に軸足が動きつつあります。
特に米コムキャストのような大手や日本の場合は、分類としてはCATVですが、デジタル化による実質的なIP放送への移行が(ネット回線と一緒にケーブルテレビのパターンです。)すでに始まっています。長期的にはチャンネルは減りますが8Kも視野に入っています。
そんなわけで映像配信システムは
必要なインフラは早いネット回線のみ。
配信ですので、双方向性は必須であり、ダイレクトマーケティングも可能。
よほどの強者でも無い限りリッピングは不可能で、お金はかなり確実に取れる。
字幕等、準備さえしておけば国の問題もなし。世界同時配信可能。
パッケージも必要なし。余計なコスト無し、ディスクの劣化なし。
4K・HDRについては現在はライブ配信以外は問題ありません。
(技研2017の発表で見る限りライブ配信もいずれ問題なくなります。)
DolbyAtomsはすでに配信の事例があります。DTS:Xも時間の問題です。
最終的には22.2CHになります。
ここまで書けば、事業者としては手を出さない理由がないんですね。
会社が無くなったら権利が無くなる!とご心配のケースもあるかと思いますが、今の所音楽配信の一部を除いて何かしらの継承が行われており、極端に危惧する必要はないかと思います。 もっとも、コレクション性に関しては何とも言えないのですが・・・。
今後のお話をすると、収入をCM等に依存し、電波などの連続性のあるテレビは、情報インフラとして無くなることは基本的にはありませんが
基本的に単一方向である時点で「垂れ流し」であることには変わりなく、瞬間的な顧客のニーズに答え切れない既存メディアは、テレビと言うプラットフォームの外観はそのままに、IPがメインのハイブリットになりそうです。プロジェクターの場合はレコーダーが該当することになるかと思います。
余り詳しくは書きませんが既存のネット配線のスピードアップの規格も選定されつつあり、8Kは技術確立がほぼ終わり、MMTなどの技術も徐々に実証段階に入っています。4KはBS-4Kスタートに合わせ、実サービスレベル動きに入りつつあります。移動体は5Gで配信可能になります。もはや映像を映すという観点から考えた場合、テレビなどの区分はありません。
日本の場合、2018年12月が通過点、2020年7月が一つ目のゴールになります。 あと2年ちょっとです。
うん、やはり時間が思ったよりない・・・。
新築の建物をお考えの皆様、リフォーム・リノベーションをお考えの皆様、ホームシアターの場合、全部と言うわけにはいきませんが、将来を考えたシステムの構築をお考えになる必要があります。
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