【HT横浜関内店】CES 2017情報について その2(新製品編)
HT横浜 渡邉です。
年末のブログでもご紹介しました「CES2017」が始まっております。 今回は2分割になります。こちらは新製品編です。
コア技術編はこちら。
【HT横浜関内店】 CES 2017情報について その1(コア技術編)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/01/ht-f16c.html
CES 2017では明らかに「発売します!」という商品と「こうなりますよー。」と言う商品が分かれますが 今回は「発売します!」が多いようです。
まず、ホームシアターの店舗としては一番最初に上げたい機種は
ソニー VPL-VZ1000ESです。
以前から「LifeSpaceの中身がほしい!」と言われておりました「短焦点4K」がやっと出てきました。業務用ではすでに出ていたんですが。明るさも25%Upの2500lmと性能が上がっています。
距離16cmで100インチが可能です。設置はこんなイメージ。
短焦点は光をかなり強引に曲げていることから調整が難しいので、ご自分での設置はかなり時間をかけないとなかなか厳しいかと思います。
また、 写真では棚置きですが、おそらく天吊りと言うより埋め込みも可能かと思います。
もうひとつ。仕様が変わっている可能性がありますが、去年の段階ではスクリーンに特殊なものを使用する予定と伺っていました。この辺りはご注意。
また、お値段がちょっと高い・・・。日本ではもう少し戦略的になるかもしれません。
常設展示・視聴はちょっと難しいかと思います。努力します。
そしてもう一つの特色は有機ELです。 パナソニック様の4K有機ELテレビ新モデル「EZ1000」と
ソニー様のBRAVIA A1Eシリーズ
そして本家LG様の“LG SIGNATURE OLED TV W”シリーズとして、77型の「OLED77WP」と65型の「OLED65WP」 が新規に発表されました。
コアの有機ELパネル自体はすべてLG様の新世代OLEDベースであり、サイズも55/65/77の3サイズ(パナソニック様は77はなし)となります。
黒の沈み込みなどが改善され、各メーカーともHDR10だけでなくドルビービジョン・HLGにも対応しています。 ベースが変わりありませんので後は各メーカーの処理系で差が出ることになります。どんな絵になるのか?またいつ発売になるのか?価格の問題がありますのでそう簡単に買えるものではありませんが、どこまで画質に差が出ているのか楽しみです。
<CES>LG、壁紙のように貼れる2.57mmの有機ELテレビ「LG SIGNATURE OLED TV W」
http://www.phileweb.com/news/d-av/201701/05/40264.html
またPhile-Web様の記事のリンクを貼らせて頂きますが、LGの壁貼りはびっくりですね。有機ELの重さゆえにできた方法ですが、将来性を感じます。別体のスピーカーはアトモス対応に見えますね。
液晶テレビについてもサムソン様が「QLED」(量子ドット方式)の新製品を発表しました。
以前からLCDのカラーフィルターとして量子ドットを採用していましたが、今回QLEDとして改めて強調した形です。色域がDCI100%と最大1,500~2,000ニットの明るさが再現できると言うのは強烈なポイントかと思います。まあ日本ではサムソンとしての販売予定がないようですが・・・・。どのメーカーで採用されるかと言う事になるかと思います。
全体的に有機EL、液晶ともパネルそのものの性能から処理系の性能で絵に差が出始めているという印象でしょうか。 発売後になるかとは思いますが、何とか展示フェアを行えればと考えております。
お次はオーディオです。
CESはどちらかと言えばビジュアル系が多く、オーディオはイヤホン系のものが多かったのですが、ピュアでも発表がありました。
中でもテクニクスは、忘れもしない瞬間的に完売となったアナログプレーヤー「SL-1200」シリーズの新製品としてエントリーモデル「SL-1200GR」
と中級プリメインアンプ「SU-G700」
トールボーイスピーカー「SB-G90」
を今年初夏に発売することが発表されました。
ピュアオーディオとしてはミドルクラス+αレベルのシステムになります。先行してお台場に展示されるのかなあと期待しておりますが、まだなにも発表がないのでなんとも。先行展示したら聴きに行こうと思います。
最後にUHD-BDです。
ソニーは「UBP-X1000ES」を既に発表しておりましたが、今回の「UBP-X800」はとてもシンプルな構成で、どちらかと言えばエントリーを意識しているように思えます。詳細がわからないので何とも言えないのですが、1000ESはオートメーション系の機能が多く、2モデル出るのかなあという疑問はあります。
パナソニックは「BDP-UB400」「DMP-UB310/300」を発表しています。 高画質回路にパナソニック「HCX Processer」が搭載されており、「4Kリアルクロマプロセッサ」に加えHDRの輝度情報をプレーヤー側で補正する「Optimum HDR Processing」が追加されています。最下位のDMP-UB310/300はHDMIも1系統で削られているものも多く、本当にエントリーですが、これは海外の各メーカーが低価格なものを出してきていることに起因しているものと思われます。 いずれにせよ、身近になるのはいいことです。
その他ソニーのSTR-DN1080やサウンドバー「HT-ST5000」(DTS:X対応サウンドバー!)などなどありますが、今回のCESはあくまで発表のみとなり、具体的なものがありません。今後の情報を待ち、わかり次第また書かせて頂きます。
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