【HT横浜関内店】 UHD-BD、こんな感じです。(5/29追記あり)
2016/3/25追記有
DLA-X750RにBT2020プロファイルを入れたシステムにVPL-VW515との比較記事を載せました。下記もご参照ください。
【HT横浜関内店】 DLA-X750R+UHD-BD+BT2020=どうなる?
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2016/03/dla-x750ruhd-bdbt2002.html
2016/05/29追記 UHD-BDをフルHDプロジェクターで再生してみました!
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2016/05/uhd-bd.html
ホームシアター横浜関内店 渡邉です。
まずはご連絡。
4/9はJVC Presents「 4K Ultra HD Blu-Ray & HDR体験会」
神奈川会場は1回目・2回目共に満員御礼でございます。
このブログは前エントリーと重複しますが、わかりにくい!とのご指摘がありましたので、記事を分けさせていただきます。その分内容は増量しております。
UHD-BDのタイトルが増えました!
先日届いた「エグゾダス 神と王」に続いて、PAN、アメイジング・スパイダーマン2、MADMAX、THE SMURES2、そして「MARTIAN」の5タイトルが届いています。
まずは簡単に「MARTIAN」の比較を。今回はソニー VPL-VW515、スクリーンはオーエスSTPの146インチピュアマットⅢを使用しています。
チャプター1のワトニーが砂の採取をする部分がこちら。こちらはUHD-BDです。モードはメーカー推奨の「シネマ フィルム2」となります。HDRは自動認識です。カラーモードも「BT2020」に変更になります。
そのまま入力をBDに切り替えると、HDRが動いたままになるので色がおかしくなります。この絵の場合、赤で全体が埋まり、何とも変な絵になります。
この部分は手動で「シネマ フィルム1」に切り替えます。
シネマ フィルム1のモードにすると
こうなります。色の出具合がかなり変わります。HDRの項目自体が消え、色はBT709になります。この場合、色域はBT2020に変更できますが、ちょっと濃くなった程度です。
全体として、BDのほうが今まで見た絵ではあるのですが、HDRに対応しているUHD-BDの方が全体的に色が濃く、黒のしまりが強く出ます。最初は戸惑いますが、慣れてしまうと戻れない印象です。
なお、この状態でHDRを切るとBDの映像より色ぬけした白っぽい絵になります。
一般的にハイコントラストであればあるほど立体感が出る傾向がありますが、右側の明るいところからワトニーの陰の部分までグラデーションにかなり差があり、結果として立体感が増しています。なんというか、今までが無理やり伸ばしていた印象のものが、そのまま表現できるようになったという印象でしょうか。
もう一つ。チャプター3の冒頭、こちらがUHD-BD。
こちらがBD。かなり露骨に違います。
こちらもハイコントラストなシーンであることから、色だけでなく岩のゴツゴツ感や砂の流れなど、ディティールもかなり変わります。よく見ると奥の山の稜線自体が線密度が高くなったのがよくわかります。立体感というものはどのように表現されるかという典型的なシーンになるかと思います。
もう一つ、前回絵だけ出したエグゾダスです。
モーゼの婚礼シーンです。花嫁のベールに当たっている光と顔の銀細工、どちらも綺麗に光が当たっていますが、ベールに当たる直射日光と銀細工に当たる光の具合がそれぞれ違います。
ここまで明るいと本来は全体的に明るくなり、背景の女性の顔に影がないように見えてしまうものですが、このシーンではすべての部分にちゃんと光が当たっています。
私個人としては、現時点で一番HDRの恩恵を受けているシーンではないかと思います。UHD-BDのデモファイルでもこのシーンは取り上げられており、今回最初にこのタイトルを購入する決め手となったシーンでもあります。忘れていましたが、この写真は146インチのプロジェクターの写真です。テレビじゃないんです。
順番が逆ですが、ラムセスとモーゼの出陣シーンとなります。上がプロジェクター、下2枚が有機ELです。このシーンはラムセスの黄金の鎧の光沢と奥の建物の陰までの色の変化がとてもよく出ています。日光の当たり方にもご注目ください。また、実際の映像ではファラオであるセティの眉毛などの黒と、侍従や姫の姿などがとてもしっかりしたコントラストで映っています。このあたりは解像度が上がった影響が大きいかと思います。
さすがに全部のタイトルはまだ見ておりません・・・。
順次、情報は上げさせていただきますので、よろしくお願い致します。
UHD-BD自体は週末から視聴可能です。是非ご来訪ください。
コメント