【横浜店】 SHARP AQUOS 4K NEXT 「LC-80XU30」 8K相当って何?(2017.9.1更新)
2017.9.1更新:70インチですがついにリアル8Kモニターが発表されました。
AQUOS 8K「LC-70X500」です。
リアル8Kになりますので「4KNEXT」とは方式が根本的に異なりますが、ついに手の届く範囲で8K解像度モニターが手に入ります。こちらの記事をどうぞ。
【HT横浜関内店】速報! シャープ「AQUOS 8K」100万円前後で発売!
横浜店 渡邉です。
そもそも「8K相当って何?」と素直に思いました。
簡単にご説明します。
通常「4K」とは画素数が4K(3840×2160)が該当します。
実際には4K UHDTV やDCI4Kなどの規格が存在しますが、通常は4K UHDTVが基準となります。先日発表された「UltraHD Blu-Ray」(いわゆる4KBD)でも3840×2160が基準となります。規格の違いをお知りになりたい方はWikipediaが便利です。
Wikipedia 4K解像度
https://ja.wikipedia.org/wiki/4K%E8%A7%A3%E5%83%8F%E5%BA%A6
この考え方から進めると「8K」は本来7680×4320の画素数で表示されます。
Wikipedia 4320P
https://ja.wikipedia.org/wiki/4320p
Wikipedia スーパーハイビジョン
現段階ではNHKの『スーパーハイビジョン』8Kが存在します。そして国際レベルの規格は一応4320Pというものになりますが、撮影機器・表示機器、そして編集機器に膨大な処理能力が必要で、現実的ではありません。
そこで出てきました「AQUOS 4K NEXT LC-80XU30」の「8K相当画質」。
どうやって「8K相当」の画質を出しているのでしょうか。
それが4Kを超える解像度を実現する「X8-Master Engine PRO」です。
http://www.sharp.co.jp/aquos/products/lc80xu30_picture.html#title02
シャープ独自の「クアトロン」4原色パネルを用い、さらに画素内のコントロールで輝度ピークを用いる事で4色×輝度ピークの上下2つで8色という形で解像度を「8K相当」にまで持ち上げることに成功しました。
クアトロン自体は当初試行錯誤の様子もありましたが、ここに来て見事に昇華したことでこの性能を出すことができました。
もちろん「X8-Master Engine PRO」に合わせたアップコンバージョンシステムも搭載していますので、今までの2Kレベルの物を見る事にも支障はありません。
余談ですが、もし8Kのシステムをそろえようと思ったとき、現用の民生機器で代用可能なものはスピーカー関連ぐらいです。インターフェイス関係はすべて刷新、動画フォーマット、著作権保護、すべて刷新です。
実際の映像ですが、通常、4K映像の特徴はそのフォーカス感とコントラストから発生する立体感です。
今回の「AQUOS 4K NEXT LC-80XU30」では輝度コントロールでさらにコントラスト感が上がっているものと思います。システム構築が楽しみです。
追伸:一足早く「AQUOS 4K NEXT LC-80XU30」が店舗に届いています。
とりあえず大きさだけですが・・・。横のチラシはA3 4枚分です。実際、かなりの迫力です。是非ご来訪ください。