イベント

2011年12月 8日 (木)

【秋葉原本店】VPL-VW1000ESイベントあと3日!

こんにちは!菅原です。

12/11(日)に行なわれる4Kプロジェクターイベント
SONY「VPL-VW1000ES」のご予約も残り少なくなってきました。

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http://www.avac.co.jp/2011_shop/11_akiba_vplvw1000es.html

好評につき第一部、第二部共に満席で、残り「第三部」17:00~18:30が数名様の空きがある状態です。

通常展示がいつ出来るか判らない製品ですので、近々ご覧頂けるのは、この日のみとなっております!もしかしたら、今年最後かも??

当日は、皆さんの気になる「あの機種」との比較もあるかもしれませんし、当日限りの「特別イベント特価」がございます!!

是非、12/11はアバック秋葉原本店へお越し下さい!

※イベント当日はプロジェクターの比較ができる「プロジェクタースタジオ」は、ほぼ1日イベントで使用しますので御視聴出来ません。メカリアなどの他の部屋で単品のプロジェクター視聴が可能です。(もちろん3D視聴も出来ます)

p.s.昨日IMAXシアターで「タンタンの冒険」を見てきました。話が面白かったか?は置いといて、3DCGの新たなクオリティに度肝を抜かれました!

2011年12月 4日 (日)

【秋葉原本店】LUXMAN最新モデルL-505uXのイベントがありました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

今日は昨日行われたLUXMANの最新モデルL-505uXの試聴会の模様を簡単にレポートしてみたいと思います。

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まずはL-505uXの特徴:

トランジスター式プリメインアンプの最新世代・Xシリーズ第3弾として、電子制御アッテネーターLECUAを搭載した100W出力(8Ω)のL-505uXをリリースいたします。
L-505uXは、1996年に登場したL-505s以来15年の間に3度のモデルチェンジを経て長らくラックスマンのエントリー製品として多くのユーザーの方々に支持をいただいてまいりました505シリーズの、最新にして初のフルモデルチェンジ製品です。
従来シリーズの針式メーターを中心に配した安定感のあるシンメトリカルなフロントフェイスはそのままに、クラス初採用となる電子制御アッテネーターLECUAや、ラックスマン独自の高音質帰還回路ODNFの高S/Nバージョン2.3の搭載、先にX世代化を果たしたL-590AX/L-550AX同様の一体型アンプとしての理想的な回路構成や筐体構造、配線レイアウトなどを踏襲。

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SACD:LUXMAN D-05

DAC:LUXMAN DA-100

Speaker:B&W CM-9

それでは早速聴いてみましょう。

女性ボーカル:Sophie Milman:Aqua De Beber

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歯切れの良いパカーションをベースに甘く囁くような歌声に包まれる。一連のLUXMANの音らしくとても陰影がはっきりした表情豊かな音である。

ギター:Tommy Emmanuel:Mona Lisa

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ギターの倍音の美しさが際立つ。ここでも歯切れの良い軽快な音は健在で明らかにAXシリーズの音より身軽な印象である。

クラシック:カラヤン、ベルリンフィル:カノン

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しっかりとした重低音と美しいアンサンブルに支えられたダイナミックな演奏である。CM-9が楽しそうに音楽を奏でている。

ジャズ:Pure2:届かぬ恋

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ホーンセクションの軽快なスィングを伴ってジャズ特有のスリリングな雰囲気が良く伝わって来る。スピード感溢れる演奏を聴いた。

ここで音源をPCのハードディスクに替えfoober2000からDA-100を経て試聴。

POP:アイデア・オブ・ノース:エビデンス

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とても前衛的な曲であるがタイトな低音、ヌケの良いハモリなど聴き所は多い。相変わらず歯切れの良さが際立つ。

男性ボーカル:山下 達郎:ずっといっしょさ

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透明感あるエネルギッシュな歌声が素晴らしいの一言、説得力のある音である。

音源をCDに戻し試聴再開。

ピアノ:清水 和音:ショパン・ノークターン2番

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ピアノの潤った音が耳に心地よい。微妙なアッタクの違いをしっかり伝えてくる。

バイオリン:SAYAKA:Spain

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厚みのあるギターが綺麗な倍音を伴い展開され、その上に哀愁漂うバイオリンがかぶさる。透明感ある演奏である。

同じ曲をPCからハイレゾ96kHz/24bitで聴いてみる。

音が整理され見通しが良くなった分、躍動感が若干後退。輪郭がより明瞭になり滑らかになった。この辺は好みの範疇かもしれない。

クラシック:ドロットニング・ホルムバロック・アンサンブル:ビバルディー 冬 192kHz/24を96kHz/24にダウンコンバートして試聴

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圧倒的なS/Nの高さが分かる。とても滑らかかつ分離感もあるダイナミックレンジの広い演奏が聴けた。

総評:旧L-505uの表情豊かな音がより洗練された感じである。軽快に音楽を奏でる部分ではAXシリーズより勝っていると言えよう。20万円クラスのプリメインでは素晴らしい出来である。

配送のトラブルでイベントに間に合わなかった試作機のM-100をDA-200との組み合わせで終わった後に試聴させて頂きました。

音に厚みと勢いがある元気な音を奏でていました。DA-200のユーザーまたは手頃な2chパワーアンプを探している方には気になる存在。

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説明に熱が入るラックスマン株式会社の小島さん、有り難うございました。

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2011年12月 2日 (金)

【秋葉原本店】12/4(日)は「 VPL-HW30ES 対 EH-TW8000」徹底対決!!

こんにちは!久々の菅原です。

12/4(日)は皆さんの待ちに待った(?)プロジェクター対決イベントがございます!!

栄えあるその第一弾は・・・

SONY VPL-HW30ES EPSON EH-TW8000徹底対決!!

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http://www.avac.co.jp/shinjuku_event12_4.html

どちらも中級機の中で人気がある機種なので、この比較をご覧になりたい方は多いのではないでしょうか!

しかも、初めてプロジェクターをお考えの方も、違いが判りやすいようにアバックスタッフが丁寧に解説させていただきますので安心です!

さ・ら・に!

この日限りのイベント特価がございますので、
絶対に損はさせません!!

是非、この機会ご活用ください!

皆様のご来店、お待ちしております!!!

p.s.イベントとは全く関係ありませんが、今巷で話題(?)のインド映画「ROBOT」のBlu-rayを買いました!もちろんインド版です。インドってBlu-rayが普及してるんですね。映像もキレイです。

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主演は「踊るマハラジャ」でおなじみの、スーパースター「ラジーニ」です。インド版「ターミネーター」的な映画で、SFXがなかなか良く出来ていますが、なぜか笑えます!これが真剣なのか、わざとなのか判らないところがいいんですよね。もちろんお約束のダンスシーンも沢山あって言葉は判らなくても楽しめます。

この映画「少林サッカー」以来の衝撃を受けました!

2011年11月27日 (日)

【秋葉原本店】昨日はSonus faberの最新モデルGUARNERI evolutionのイベントがありました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

今日は昨日行われた「Sonus faberの最新モデルGUARNERI evolution」の試聴イベントを簡単にレポートしてみたいと思います。

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1994年にデビューしたGUARNERI Homageから3代目にあたるevolutionの音を検証致しました。

GUARNERI evolutionの特徴:

台座が大理石から御影石

台座とスタンドの間にクッション機能(ローバイブレーション・トランスミッション)を採用し振動をカット

7mm厚鏡面仕上げアルミ合金を配しキャビネットを強化

ツィーターがリングラジエターからソフトドームに変更

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使用機器:

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Power Burmester 036

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それでは早速聴いてみましょう。

バイオリン:ヒラリー・ハーン:バッハ

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とても切れがありかつ艶もある滑らかな音にハットさせられる。一本芯がしっかり通っているヌケの良さは圧巻である。

女性ボーカル:手嶌葵:The Rose

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透明感バツグンの歌声に息を呑む。あたかも目の前で歌っているように聴こえる実体感は凄いとしか言いようがない。

男性ボーカル、ディオ:Dynamic Voice:Medley: Besame Mucho / Contigo Aprend / Amigos Para Siempre

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タイトで重量感のあるドラムをベースに叙情詩的に歌い上げる歌声は感動的でさえあり、この説得力に言葉を失う。

チェロ:BEETHOVEN CELLOSONATEN

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音が粒だっており深みのある演奏である。荒々しさと優雅さを非常に高次元で融合させている。

コントラバス:ゲイリー・カー:アルビノーニのアダージョ

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弦の倍音の美しさが際立つ。時に力強く、時に艶めかしいコントラスト豊かな表現が聴く者を陶酔させる麻薬的な魅力を持つ。

ここでプレーヤーをOLIVE6HDに替えハードディスクからの音源を聴く。

ジャズ:THE OSCAR PETERSON TRIO:Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars) 44.1kHz/16bit

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低音の解像度が物凄く、まるで手に取って見れそうである。シャープで小気味良い音に体が自然に揺れる。

ジャズ:吉田 健一:Shinny Stockings 96kHz/24bit

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音数も多く、ハイレゾ音源らしくダイナミックレンジが広く、空気感までもしっかり伝える。新しいGUARNERIの進化が見えた。

ロック:Eric Clapton:Tears in Heaven

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ギターの微小音まで克明に描き出す。この高解像な音は聴き手にもそれなりの姿勢を求めると思われる。

クラシック:ウイーンヒル:シューベルト:Symphonies9

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各楽器の位置までもしっかり分かる定位の良さ。壮大で優雅な演奏はここでも健在でまさにGUARNERIの音である。

クラシック:ANTONIO PAPPANO:Tchaikovsky4

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音の持つ陰影の表現が見事である。表情が豊かで音楽の持っている情熱をしっかり伝える。

女性ボーカル:ENGLESKYTS

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重厚なパイプオルガンと透き通るような歌声が聴く者を厳粛な気持ちにさせる。奥行き感ある広大なステージはここでも麻薬的である。

総評:現代に適応した懐の深さも持ち合わせているが高解像度で鮮烈かつ優雅な音は唯一無二であり、一度聴くと元に戻れないような陶酔力を持っています。

進行役をしていただきました株式会社ノアの牧野さん、有り難うございました。

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2011年11月25日 (金)

【秋葉原本店】明日のSonus faberの最新モデルGUARNERI evolutionのイベント準備が整いました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。今日は明日行われる「Sonus faberの最新モデルGUARNERI evolution」の試聴イベントの準備が整いましたのでお知らせいたします。

かなりインパクトのある音を奏でております。まだお席に若干余裕が御座いますのでこの機会に進化したGUARNERIの音をチェックしてみてはいかがですか。

詳しくはこちらで

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2011年11月22日 (火)

【秋葉原本店】三菱LVP-HC7800Dイベント報告!!

ご飯おかわり自由の言葉に弱い渡部です。

11月19日に行いました「三菱LVP-HC7800D視聴・商談会」の報告です。

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1部、2部共に満員で、いつもながら大盛況の三菱イベントでした。

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LVP-HC7800Dは仮設天吊で、スチュワートのHD170-5Dの120インチに映しました。

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今までのLVP-HC3800等の金具と穴の位置が同じですので、流用が可能です。また高位置設置金具も発売するそうです。

司会・進行は、説明不要だと思いますが、三菱の佐藤さんとAV評論家の堀切さんです。

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挨拶代わりに2Dデモからスタートしました。

過去の三菱イベントでもおなじみ「シューター」で2D画質の進化を検証します。

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DLPが苦手とされる暗部の階調がしっかり出ているのと、中間階調部にウニョウニョ蠢くような誤差拡散ノイズがほとんど見えないのが印象的です。白のピーク感も三菱の歴代DLPの中で最強です。

「ランゴ」では、DLPならではのクリアーな解像感に思わず笑ってしまうほどです。

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画素ズレとは無縁のワンチップDLPの良さが活き、余計な縁取りの無いキレのある輪郭は、液晶系ではなかなか再現が難しい部分です。

デジタルカメラRed Oneで撮影した「ツリー・オブ・ライフ」では、35mmフィルムにプリントしたシーンと、65mmにプリントしたシーンを使いました。

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35mmのシーンでは滑らかな肌の階調表現に目が行きます。これは3D左右用に2基搭載したパネルドライバー「DDP3021」を2Dでもパラレルで駆動し実現しているそうです。

過去にはマランツのDLP高級機が「DDP3021」を2基使っていましたが、あちらは100万円オーバーの機種でした。LVP-HC7800Dではさらに、FRC(フレームレートコンバーター)用にトライデント社のPXN5130を搭載するという贅沢仕様です。

「ツリー・オブ・ライフ」の65mmフィルムのシーンでは、凄まじい解像度を余すところ無く再現します。

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木の間から差し込む光の表現は、進化した階調表現に支えられています。

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LVP-HC7800DのDLPパネルは従来から使っている「0.65型DarkChip3」ですので、黒レベルには限界がありますが、白ピークを伸ばしながらの黒の再現性も健闘していると思います。見た目のコントラスト感は従来機よりもかなり上がっています。オートアイリスもLVP-HC7000の物をDLP用にチューンして搭載されています(三菱製DLPでは初かな?)。全閉時の黒レベルはまさに漆黒と言えるほどです。

2D画質については、2基のパネルドライバー+DLP初のFRC搭載(しかも5段階調整可能)+オートアイリスという初物づくしでの組み合わせで、現在最強のDLPプロジェクターになっていました。

3Dデモの前に前回ブログのおさらいを図解付きで

通常DLPプロジェクターで使われるTI方式では、6セグメントのカラーホイールの3セグメント分を3Dメガネのシャッター切換時のブランキングとして使用します。対してLVP-HC7800Dではセグメントの境目(Spoke)をブランキングとして使用します。

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クリックすると大きくなります↑

この狭い部分をブランキングに使えば2Dからの輝度落ちは無くなりますが、通常のTN液晶メガネのシャッタースピードではこの間に切り替えるのは不可能です。そこで登場するのが強誘電性液晶という高速シャッターのメガネです(あ、また写真取り忘れた)。

他のプロジェクターと比較すると圧倒的にブランキング時間が短いのが分かると思います(ほとんど線ですから)。

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この短いブランキング時にシャッターを切り替えるのでクロストーク(海外ではゴースティングと言うそうです)が発生しません。

またLVP-HC9000Dバージョンアップでお馴染みのFRCを組み合わせて3D立体視の弊害になるジャダー(ガタつき)を抑えます。

と説明はこれくらいにして怒涛の3Dデモが開始されます。

まずはLVP-HC9000Dバージョンアップイベントでもやった「美女と野獣」でのFRCのデモです。

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背景の横に流れる木のガタツキがFRCを入れると滑らかに流れる様子に、参加された方も「おー」と関心されていました。それでも変な違和感を出さないところがこのFRCの優れているところです。

堀切さんがナンバーワン3Dソフトに選んだ「トイストーリー3」で、早くもLVP-HC7800Dのポテンシャルが分かります。

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明るくクロストークの無い映像がこんなにも心地良いのかと驚き、自然に物語の中に没入できます。

続く「モンスターVSエイリアン」はかなり視差の強いソフトで、クロストークの多いプロジェクターには厳しい映像ですが、LVP-HC7800Dで見るとまったく違和感がありません。

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ここで2D-3D変換のデモを挟みます。

LVP-HC7800Dの2D-3D変換は、通常の方式と異なり、動きベクトル解析技術による変換方式ですので、階層的な立体表現が出来ます。

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「スターウォーズ・エピソード3」冒頭の艦隊戦では、コルサント上空の戦艦の浮遊感や船体の立体感が3Dソフトかと思えるほどのクオリティーで再現されます。

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往年の名作「ベンハー」では、飛び出し率の設定を抑えて戦車のシーンを再生。

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この抑えた3D表現もなかなか有りだと思いました。解像度の高い2D映像を再生すると人物などが背景から浮き上がって見えますが、それに近い感覚があります。

3Dブルーレイ再生に戻って、浜崎あゆみのライブ「A 3D ayumi hamasaki ARENA TOUR 2009」の冒頭を再生。

激しいレーザー光線や目まぐるしく変化する照明など、クロストークが目立ちそうな映像ですが、LVP-HC7800Dはものともしません。

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その後「グリーン・ランタン」「ルイスと未来泥棒」「キャプテンアメリカ」「カーズ2」と最新3Dソフトを中心に怒涛の再生ラッシュでしたが、どれも今まで見てきた3D映像が何だったんだ!と思ってしまうほどのクオリティーでした。

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最後は「アバター」をたっぷりと堪能しました。

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代表的なシーンを数シーン見せてもらいましたが、冒頭の冷凍睡眠?から覚めた後の船内のシーンでは、パースがピタッと揃うことにより奥行き感が凄まじいです。

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作戦会議のシーンでは、軍人達が綺麗に階層的に並んで見えます。

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森のシーンでは、クロストークが無いことにより小さな葉っぱ一枚一枚が綺麗に立体視でき、飛んでいる小さな虫の数もいつもより多く感じます。

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“衝撃の”などと言うと誤解されてしまいますが、LVP-HC7800Dの3D映像は、これ見よがしなものではなく、あくまで自然な映像が特徴です。

上記の「クロストーク」「ジャダー」「輝度落ち」にもうひとつ加えて「フリッカー(ちらつき)」が無くなると、違和感の無い見ていて疲れない3D視聴が可能になります。3Dの理想形に限りなく近いのがLVP-HC7800Dの映像です。

次にこのLVP-HC7800Dが見られるのは、11月26日、27日の池袋大商談会です!!

見逃した方は是非ご来場下さい。

2011年11月19日 (土)

【秋葉原本店】PR-SC5509&PA-MC5501イベント報告!!

頭文字Dのバトルでは、東堂塾 舘智幸戦が一番好きな渡部です。

かなり遅くなってしまいましたが、11月5日に行いましたオンキョーのPR-SC5509&PA-MC5501イベント報告になります。

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司会はお馴染みオンキョーの小林さんです。

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スピーカーはB&WのCMシリーズと富士通テンのTD725SWで、フロントハイを含む9.1chシステムを 構築しました。

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最初に行ったTX-NA5009との比較は興味深い結果になりました。

ジェニファー・ウォーンズのCD「ハンター」の比較では、TX-NA5009の再生でも空間の情報量・声の質感共に十分だと感じましたが、PR-SC5509に変えるとマラカス?などの細かな装飾音が良く聴こえるようになります。

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ブルーレイ「U571」の比較では、さらにその差が明確になります。

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水圧に軋む潜水艦の船体、徐々に近づいてくる爆雷の音のリアリティーにかなり差が出ます。

総じてPR-SC5509&PA-MC5501の方がクリアネスが高いので、細かな音が良く聴こえ、臨場感で勝ります。比較前は差が出るか心配でしたが、意外なほど大きな差が出ました。

ここからはPR-SC5509&PA-MC5501のみのデモになります。

「スターウォーズ・エピソード1」のポッドレースでは、歓声の包囲感、レースシーンのスピード感と迫力にポテンシャルの高さを感じさせます。

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「エアベンダー」では微妙な風の動きが良く分かります。

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DTS Neo:Xで再生した「ジュラシックパーク」は、雨の音、雷鳴、T-REXの咆哮がフロントハイにより上下の移動感が加えられ、リアルなサラウンド空間が再現されます。T-REXの怖さも数段アップします。

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前回のSC-LX85のイベントでも同じシーンを再生しましたが、SC-LX85が情報量と密度感で迫ってくるのに対し、PR-SC5509&PA-MC5501はクリアネスと明確な音像定位にアドバンテージを感じます。よりオーディオ的な再生と言えます。

PR-SC5509と前モデルPR-SC5508との違いは、カタログスペックを見るかぎり、DTS Neo:Xの搭載等以外はあまり変わってないように見えますが、筐体や回路に改良を加え音質の更なる向上を図っています。

筐体に関しましては、PR-SC5508でコの字型だったサイド/トップパネルを分離構造にし、制振性を高めています。

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また、「HDMI IN 7」と「MAIN OUT」に金メッキ処理を加え、他の端子との明確な差別化を図っています。回路的にも「HDMI IN 7」が最も音の良い端子ですので、音を重視するプレーヤーはここを使ってください。

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映像回路に新たにマーベル社のQdeoを搭載し4Kへのアップスケーリングにも対応します。こちらは主にスケーリングを受け持ち、その他の映像処理はHQVの最新チップVida VHD1900が行うという最強の布陣です。

デモに戻り「クロスロードギターフェスティバル」はDTS Neo:X Musicで再生。

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スピーカーの制動が正確な為、クラプトンのカッティングの切れも良く聴こえ、いつになく調子良さそうにギターを鳴らします。DTS Neo:X MusicはドルビープロロジックⅡzよりも高さ方向の表現が分かりやすく、ホールの空間再現も相応のバランスです。

最後は「バーレスク」で締めました。

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主人公役のクリスティーナ・アギレラがPAによる口パクで歌う声と、後半アカペラで歌う声の質感の違いが明確で、静から動のダイナミックレンジの広い表現力はこのアンプの駆動力の高さを実感させます。

AVプリアンプで唯一の32bitDACを搭載するPR-SC5509と、3段インバーテッドダーリントン回路を搭載して圧倒的な駆動力を誇るPA-MC5501の組み合わせは、一体型AVアンプとの格の違いを十分感じさせてくれました。

今回プレーヤーにはパナソニックのDMR-BZT9000を使いましたが、こちらもレコーダーとは思えない高音質でイベントに参加された方もおどろいたのではないでしょうか。

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そこで、今回も使いましたが、もともとクオリティーの高いDMR-BZT9000をさらに高音質にする設定を紹介します。

DMR-BZT9000の開発者に教えてもらった方法ですので、参考にしてみてください。

1.初期設定

■リモコンのスタートボタン ->初期設定

 ①HDD/ディスク/USB-HDD設定
   ->再生設定(再生専用ディスク)
     ->シアターモード 「入」 (初期値 「切」)

 ②音声設定
   ->デジタル出力
     ->BDビデオ副音声・操作音 「切」 (初期値 「入」)

 ③音声設定
   ->ハイクラリティサウンド 「有効」 (初期値 「無効」)

 ④テレビ/機器/ビエラリンクの接続設定
   ->HDMI 接続
     ->HDMI(SUB)出力モード 「音声専用」 (初期値 「ノーマル」)

 ⑤テレビ/機器/ビエラリンクの接続
   ->HDMI 接続
     ->24p 出力 「入」 (初期値 「切」)

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 ⑥画面設定
   ->本体表示窓の明るさ 「常時 暗」 (初期値 「常時 明」)

 ⑦画面設定
   ->SDカードLED制御 「カード入点灯」 (初期値 「常時点灯」)

 ⑧画面設定
   ->HDMI(SUB)音声専用LED制御 「切」 (初期値 「入」)

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2.再生中の設定

■リモコン(フタ内)の「再生設定」ボタン

 ⑨音声
   ->ハイクラリティサウンド 「入」 (初期値 「切」)

3.再生中の設定 (※CD再生時のみ)

■リモコンの「青」ボタン

 ⑩HDMI出力で視聴時 -> 「映像出力を停止」を選択
 ⑪アナログ2ch出力で視聴時 -> 「HDMI出力を停止」を選択

とこんな感じです。

不要な機能を省いていくことでより高音質になるという仕組みになっております。

2011年11月15日 (火)

【秋葉原本店】SONY TA-DA5700ESイベント緊急決定!!

気が付くとレコーダーの予約リストの8割がAKB関連になっていた渡部です。

AVアンプ今年最後の登場になるSONYのTA-DA5700ESの先行視聴会が、11月20日に緊急決定しました!

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しかも発売になったばかりのSS-NA5ESSS-NA8ESSA-NA9ESを使っての、フロントハイを含む7.1chサラウンド でのデモになります。

発売直前のイベントになりますので、ご検討中の方は是非ご参加下さい。

特典も用意してお待ちしております。

2011年11月 6日 (日)

【秋葉原本店】昨日はトライオードの超弩級パワーアンプ”TRX-M845のイベントがありました!

みなさんこんにちは、本日2発目のアバックGraudioの福田です。昨日はトライオードの最新モデル”TRX-M845”のイベントがありましたので簡単にレポートしてみたいと思います。

B&W802と比べるとその大きさにびっくりします。

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まずはTRX-M845について:

2011年後半ついにトライオード初のフラッグシップモデルTRX-M845リファレンスが登場しました。
18年間の技術蓄積から生まれトライオードとして決して妥協しない全段3極管構成とし最大供給電圧960Vで2本の出力段845をドライブします。その前段には広帯域のドライバートランスを介しドライバー段の845には860Vを加圧しています。前段と出力段の電源回路は独立していて電圧変動の影響を排除しました。
このことにより定格スペック以上のA級動作で64Wまで余裕をもって出力することが可能です。また同梱の211真空管で211サウンドも楽しめる究極のパワーアンプです。

と製作者の山崎社長の思い入れもひとしおです。

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まず最初は最新の2台のプリメインアンプを試聴しました。

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TVR-88SERの試聴。(スピーカーB&W802DIAMOND、SACDエソテリックK-03)

こちらはベースのTVR-88SEにMMフォノ入力とリモコンを装備したモデルになります。出力管はその名前のとうりKT88ビーム管を使用、AB級動作で45Wの出力を誇ります。

クラシック:バッハ:G線上のアリア

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やわらかく、響きが美しいピアノとB&W802からかなりしっかりした低音が聴けた。パワー感もしっかり伝わりこれはこれで十分ありだと思う。

そしてアンプをTVR-A300SERの変更。

こちらは300B3極管を使用、純A級シングル作動で8Wの出力を誇ります。

曲は同じくG線上のアリア

先ほどよりスリムですっきりした印象、見通しが良くなり音の粒立ちが上がった。この辺は好みの範囲だと思う。

曲を替えて女性ボーカル:井筒 香奈江:マイ・ ラグジュアリー・フライト

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S/Nの良さが良く分かる。歌声には十分な透明感とうるおい感があり、息継ぎのリアルな感じもよく伝わる。

ここからよいよ主役登場パワーをTRX-M845に替える(プリOCTAVE HP300MK2)

女性ボーカル:井筒 香奈江:マイ・ ラグジュアリー・フライト

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音離れが抜群に良くなった。音場が前後、左右に拡大しスケール感に溢れる音に圧倒された。先ほどとはレベルが明らかに違うハイエンドの音が聴けた。

ジャズ:バッハ:G線上のアリア

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低音の分解能が上がり明瞭になった。音数が増えた分、全体的により繊細になり、なんとも言えない艶も加わった。ここでも音の分離感が凄い。

クラシック:バッハ:ボロネーズ

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定位が良いのでそれぞれの楽器の位置が良く分かる。表現に余裕が感じられメインのフルートが軽やかに踊っている。

クラシック:バッハ:メヌエット

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バイオリンの繊細さがよく出ている。微妙な弦のタッチを克明に伝え、音楽の陰影をよく表現している。

ジャズ:八城 一夫トリオ:SIDE by SIED

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ウッドベースの胴鳴りがしっかり表現され、とても軽やかに演奏が繰り広げられる。音の粒立ちが良い、楽しい演奏が聴けた。

クラシック:TCHAIKOUSKY:Valse

ダイナミックレンジが大きい曲でもしっかりと表現する。前後に広がる楽器類が演奏に壮大さを与え聴くものを引き込む。

女性ボーカル:スーザン・ボイル:アメージング・グレース

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圧倒的なS/Nの良さが実感出来る。透明かつ繊細な歌声がなんとも心地良い。しばし聴き入った。

POP:ケニーG,TUBE:プロポーズ

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表情がとても豊かなサックスが情熱的な歌声をしっかり支え素晴らしいコンビネーションが味わえた。芳醇で濃厚な音である。

クラシック:小澤 征爾:弦楽セレナード

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重圧かつ壮大な演奏である。指揮者の気迫が伝わって来るようなパワー感に圧倒された。

総評:今までにない凄味を感じる音であり、物量を投じたハイエンドの音である。低音の解像度、そして音の分離感に圧倒された。真空管アンプの新しい境地とも言える。このパワーアンプと対になるプリを切望する。

進行役をして頂いた株式会社トライオードの山崎社長、有り難うございました。

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2011年11月 5日 (土)

【秋葉原本店】三菱の新3DプロジェクターLVP-HC7800Dの最速イベント決定!!

篠田麻里子ちゃん初センター曲「上からマリコ」が楽しみな渡部です。

三菱の新3DプロジェクターLVP-HC7800Dのイベントが決定しました!!

秋葉原本店は11月19日(土)です。

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個人的には今年見たプロジェクターの中で一番衝撃的な一台でした。

ソニーのVPL-VW1000ESの4K2Kも、ビクターのDLA-X70Rのe-shiftも凄い衝撃でしたが、3D画質を劇的に進化させたLVP-HC7800Dの映像はそれ以上の衝撃でした。

鋭い方ならお気づきだと思いますが、9月22日のブログの話はこのLVP-HC7800Dの最終調整に立ち会った時の事です。

それで、LVP-HC7800Dの何が凄いのかという話ですが、文章でどこまで伝わるか不安ですが書いてみます(専門用語が多くて分かりにくいと最近指摘が多いですがweep)。

3D対応DLPプロジェクターで採用されているTI方式という3D再生では、6セグカラーホイールの半分のRGBを使って黒のブランキングを作ります。ブランキング中にメガネのシャッターの開閉を行う為クロストークは限りなくゼロに近づきますが、ブランキングを挟む分暗くなります。

LVP-HC7800Dは既に雑誌やインターネットでも書かれているとおり、強誘電性液晶メガネという高速シャッターのメガネを使い、TI方式ではない独自の方式を取ります。

なぜこのメガネが必要なのかといいますと、LVP-HC7800Dはカラーホイールのセグメントの境目であるSpoke(スポーク)と呼ばれる部分をブランキングに使用します。あんな線のような部分でそんなことが出来るの?と俄かには信じがたいですが、それを可能にするのが強誘電性液晶メガネです。

このSpokeは2D再生でも横切っていますので、ここでシャッターを開閉することで2Dと3Dの輝度差が無くなります(メガネの透過率の分だけ落ちますが)。

しかもブランキング時にシャッターの開閉を行う為、クロストークを限り無くゼロに近づけます。

さらに、LVP-HC9000DのバージョンアップでもおなじみのFRC(フレームレートコンバーター)が3D再生時デフォルトで働きますので、激しい動きでもブレの少ない3D映像を見ることが出来ます。

強誘電性液晶メガネの高速シャッターは、フリッカー(ちらつき)の軽減にも威力を発揮し、DLPのカラーブレーキングノイズも殆ど気になりません。

と、フレームシーケンシャル方式の3Dのネガティブな要素が、殆どなくなってしまいます。

このような革新的な技術で武装されたLVP-HC7800Dで見せられた3D映像は、今までに見たことが無い、違和感を殆ど感じさせないもので、映像への没入感は感動的な程でした。今まで見てきた3Dソフトから3Dゲームまで、すべて見直したくなってしまいました。

その驚愕の映像は、是非イベントでご確認下さい。

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