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2011年11月19日 (土)

【秋葉原本店】PR-SC5509&PA-MC5501イベント報告!!

頭文字Dのバトルでは、東堂塾 舘智幸戦が一番好きな渡部です。

かなり遅くなってしまいましたが、11月5日に行いましたオンキョーのPR-SC5509&PA-MC5501イベント報告になります。

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司会はお馴染みオンキョーの小林さんです。

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スピーカーはB&WのCMシリーズと富士通テンのTD725SWで、フロントハイを含む9.1chシステムを 構築しました。

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最初に行ったTX-NA5009との比較は興味深い結果になりました。

ジェニファー・ウォーンズのCD「ハンター」の比較では、TX-NA5009の再生でも空間の情報量・声の質感共に十分だと感じましたが、PR-SC5509に変えるとマラカス?などの細かな装飾音が良く聴こえるようになります。

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ブルーレイ「U571」の比較では、さらにその差が明確になります。

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水圧に軋む潜水艦の船体、徐々に近づいてくる爆雷の音のリアリティーにかなり差が出ます。

総じてPR-SC5509&PA-MC5501の方がクリアネスが高いので、細かな音が良く聴こえ、臨場感で勝ります。比較前は差が出るか心配でしたが、意外なほど大きな差が出ました。

ここからはPR-SC5509&PA-MC5501のみのデモになります。

「スターウォーズ・エピソード1」のポッドレースでは、歓声の包囲感、レースシーンのスピード感と迫力にポテンシャルの高さを感じさせます。

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「エアベンダー」では微妙な風の動きが良く分かります。

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DTS Neo:Xで再生した「ジュラシックパーク」は、雨の音、雷鳴、T-REXの咆哮がフロントハイにより上下の移動感が加えられ、リアルなサラウンド空間が再現されます。T-REXの怖さも数段アップします。

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前回のSC-LX85のイベントでも同じシーンを再生しましたが、SC-LX85が情報量と密度感で迫ってくるのに対し、PR-SC5509&PA-MC5501はクリアネスと明確な音像定位にアドバンテージを感じます。よりオーディオ的な再生と言えます。

PR-SC5509と前モデルPR-SC5508との違いは、カタログスペックを見るかぎり、DTS Neo:Xの搭載等以外はあまり変わってないように見えますが、筐体や回路に改良を加え音質の更なる向上を図っています。

筐体に関しましては、PR-SC5508でコの字型だったサイド/トップパネルを分離構造にし、制振性を高めています。

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また、「HDMI IN 7」と「MAIN OUT」に金メッキ処理を加え、他の端子との明確な差別化を図っています。回路的にも「HDMI IN 7」が最も音の良い端子ですので、音を重視するプレーヤーはここを使ってください。

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映像回路に新たにマーベル社のQdeoを搭載し4Kへのアップスケーリングにも対応します。こちらは主にスケーリングを受け持ち、その他の映像処理はHQVの最新チップVida VHD1900が行うという最強の布陣です。

デモに戻り「クロスロードギターフェスティバル」はDTS Neo:X Musicで再生。

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スピーカーの制動が正確な為、クラプトンのカッティングの切れも良く聴こえ、いつになく調子良さそうにギターを鳴らします。DTS Neo:X MusicはドルビープロロジックⅡzよりも高さ方向の表現が分かりやすく、ホールの空間再現も相応のバランスです。

最後は「バーレスク」で締めました。

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主人公役のクリスティーナ・アギレラがPAによる口パクで歌う声と、後半アカペラで歌う声の質感の違いが明確で、静から動のダイナミックレンジの広い表現力はこのアンプの駆動力の高さを実感させます。

AVプリアンプで唯一の32bitDACを搭載するPR-SC5509と、3段インバーテッドダーリントン回路を搭載して圧倒的な駆動力を誇るPA-MC5501の組み合わせは、一体型AVアンプとの格の違いを十分感じさせてくれました。

今回プレーヤーにはパナソニックのDMR-BZT9000を使いましたが、こちらもレコーダーとは思えない高音質でイベントに参加された方もおどろいたのではないでしょうか。

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そこで、今回も使いましたが、もともとクオリティーの高いDMR-BZT9000をさらに高音質にする設定を紹介します。

DMR-BZT9000の開発者に教えてもらった方法ですので、参考にしてみてください。

1.初期設定

■リモコンのスタートボタン ->初期設定

 ①HDD/ディスク/USB-HDD設定
   ->再生設定(再生専用ディスク)
     ->シアターモード 「入」 (初期値 「切」)

 ②音声設定
   ->デジタル出力
     ->BDビデオ副音声・操作音 「切」 (初期値 「入」)

 ③音声設定
   ->ハイクラリティサウンド 「有効」 (初期値 「無効」)

 ④テレビ/機器/ビエラリンクの接続設定
   ->HDMI 接続
     ->HDMI(SUB)出力モード 「音声専用」 (初期値 「ノーマル」)

 ⑤テレビ/機器/ビエラリンクの接続
   ->HDMI 接続
     ->24p 出力 「入」 (初期値 「切」)

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 ⑥画面設定
   ->本体表示窓の明るさ 「常時 暗」 (初期値 「常時 明」)

 ⑦画面設定
   ->SDカードLED制御 「カード入点灯」 (初期値 「常時点灯」)

 ⑧画面設定
   ->HDMI(SUB)音声専用LED制御 「切」 (初期値 「入」)

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2.再生中の設定

■リモコン(フタ内)の「再生設定」ボタン

 ⑨音声
   ->ハイクラリティサウンド 「入」 (初期値 「切」)

3.再生中の設定 (※CD再生時のみ)

■リモコンの「青」ボタン

 ⑩HDMI出力で視聴時 -> 「映像出力を停止」を選択
 ⑪アナログ2ch出力で視聴時 -> 「HDMI出力を停止」を選択

とこんな感じです。

不要な機能を省いていくことでより高音質になるという仕組みになっております。

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