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2009年9月

2009年9月10日 (木)

クリスティのHD6K がやってきました!

こんにちは、桜庭です。

キャサリン、あっ間違えました「クリスティHD6K」 がやってきました!思ったよりも小さく感じます。

Christievw80a 左がクリスティで右はVW80

レンズを装着すると

Christiea

ここ最近のプロジェクターではビクターのDLA-HD10K並みの存在感です。

背面はこんな感じ

Christierear

左側面の操作パネル周り

Christieside

リモコン

Christierimo 自照タイプです

ひとまず、簡単にセッティングして映してみると、ファーストインパクトとしては昔やったビクターHD100のスタック以上の明るさが140インチでも得れます。暗部再現性としてはマランツのDLPぐらいかな?という感じで明るさがずば抜けておりさすがデュアルランプ!

1台でスタックをやっているようなものなのでアイリスを目一杯閉じても十分明るいぐらいです。アイリス全開ですと5000ルーメンぐらいなので部屋の照明点けていても全然余裕です。

フォーカスをちょっといじっていると今までの他のプロジェクターと同じドット感で合わせておりましたが、その先がありました!

やっぱりパネルが大きくて、レンズもよければここまで映せるんですね。

Christiedot

ちょっとボケてますが、ドットの真ん中の点まで見えるぐらいフォーカスが追い込めます。

周辺付近でも

Dot2 ※パナソニックのレコーダーの録画一覧の画面です

拡大すると

Dot2a

中央付近から周辺まで最高のフォーカス感です。

テストパターンもビクター以上に入っておりました。

Christietestp

普通のプロジェクターなら弱点をさらけ出すようなのも入っているぐらいで、実際の色再現性の高さと調整の幅が広いので、完全にクラスが違うという映像クオリティです。

3板フルHDでダークチップ3 のクオリティがどんなものか興味がある方は是非ご来店お待ちしております。

なお、日程がちょっと変わりまして9/9~13日pm2時ぐらいまでご視聴可能です。※12日はイベントがあるのでオープンからpm2時ぐらいまでご覧になれません。

marantz CD-23DLTD

こんにちはhappy01 川瀬です。

先日、東京駅のホームでぼぉ~っとしていたらgawkいきなりtrainまっちゃっちゃの電車が飛び込んできましたdashそうです山手線命名100周年の『復刻調ラッピング電車』でした。実際そのニュースを知ったのがその日の夜だったので、朝一番にいきなり飛び込んできた茶色い電車にはびっくりしました。と、同時にちょっと微笑ましくもなりました。

こんな話をすると歳がばれますが、小豆色の電車で昔は扇風機だけで冷房もなく、防腐剤を塗った板張りの床、建付けが悪く、なかなか開かない窓、板バネで振動も大きく、ぎぃ~ぎぃ~ご~ご~大きな音をたててきしみながら走っていた事を思い出してしまいました。それから何年たったことでしょうかsign02happy02

『復刻調ラッピング電車』は中も広告でまっちゃっちゃでした。ちなみにこのラッピング列車は1編成だけだとか、こう云うところで運が良くてもねぇ~と思うこのごろですsweat02

さて、今日の中古フロアはnote

P1440002

シューリヒト、ウィーン・フィルのブラームス交響曲第2番です。久しぶりに聞きましたが、個人的には時折デコレーションの仕方が気になりましたが、スタイリッシュなブラームスかと・・・。素人のたわごとですのでご勘弁を・・・。

そして、今日の中古品紹介は・・・。

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marantz CD-23DLTD  です。今どきのmarantz製SACD/CDプレーヤーと比べたら・・・これ見よがしの押し付けがましさがなく、ウィーン・フィルの弦もしなやかでリラックスして聴ける音です。もちろん、音の密度感などは現行モデルの方が良さそうですが、個人的にはコレ好きです。

では、また。

2009年9月 9日 (水)

トライオードTRV845SE がやってくる!

こんにちは、桜庭です。

出荷が開始になりましたトライオードのTRV-845SE が、まずは期間限定になってしまいますが、9/17~30日の間で秋葉原本店にてご視聴可能です。

真空管でPre-in入力でパワーアンプとしても使えて、オーディオとAVの両立も出来るプリメインアンプですので、某レコーダーの真空管っぽいサウンドではなく実の詰まった濃い本物の真空管の音をご期待下さい。

大型連休を挟んでほぼ2週間と少し長めの期間になりますので、1回だけじゃなく2回、3回とお気に入りのCDをご持参の上ご来店お待ちしておりますwink

なお、TRV-845SE は付属の電源ケーブルはゾノトーンのケーブルが付いてきますが、9/25日前後ぐらいまでノードストのPASSのオプション扱いの単線電源ケーブル(定価¥41,000)をお借りしております。

Nordost1

単線系の芯のある音像は真空管にマッチしそうな気がしますが、お店で現在デノンのアンプなどで使ってみており、ポップス系やボーカル系のソースをメインでご視聴されている方でしたらワイドレンジなタイプよりこういう傾向の方が期待に応えてくれるかもしれませんね。

単線電源ケーブルは単品ではPSEで認可がおりないので、あくまでもPASSのオプション扱いですが現時点ではレアなケーブルです。こちらも興味があるかたは25日ぐらいまでお店にありますので、お店にある機材でしたらつなぎ変えてご視聴可能です。

ソニーのAVアンプ「TA-DA5500ES」が発表になりました

12日のDBP-4010UDのイベントは、新宿店のイベントに絶対負けない!と心に誓っている渡部です。

ソニーのAVアンプ「TA-DA5500ES」が発表になりました。

Img_001

実は少し前に視聴する機会がありまして、音はチェック済みです。

今回の目玉は自動位相マッチング技術“オートマティック・フェーズ・マッチング(APM)”でしょう。いよいよソニーの自動音場補正も、位相まで踏み込んできました。

フェーズと聞いて思い出されるのは、パイオニアのフルバンドフェイズコントロールでしょう。ソニーの機能も同じような物です。(と言っては身も蓋もないか)

当日のデモではL,Rのみ逆相駆動のJBLのスピーカーを用意し、敢えて位相が合わない5.1chシステムでの、APM無しと有りの比較という興味深い内容でした。

APM無しでは、位相が合わないことにより、音色に違和感が出て、定位も曖昧になり、スピーカー間の音の繋がりが無いので、サラウンド感が出ません。APMを入れると、フワッと音場が広がり、音色の違和感が無くなり、ピシッと定位が合い激変と言える変化でした。

別メーカーのスピーカーを組み合わせたサラウンドのシステムを組んでいる方には、かなり効果の高い機能です。

また、デジタルシネマサウンドも“HD デジタルシネマサウンド (HD-D.C.S.)”になり、HD音声に合わせた、より精密な測定データを元にした物に進化しました。従来3つ位のマイクで測定していた物を、5つか6つ位(うろ覚えですみません)に増やして測定したそうです。

さらにHDMI2出力が同時出力になったり、“for AUDIO”のHDMI入力端子が2系統になったり、HDMI出力OFFが付いたりと、細かいところも進化してます。

2009年9月 8日 (火)

Nu ForceのHDMIケーブル「HD-900」の在庫が入荷しました。

ジャッキー・チェンの映画では「スパルタンX」が一番好きな渡部です。

以前、このブログでも紹介したNu ForceのHDMIケーブルの2mの在庫が入荷しました。

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定価は2mで¥10,500、4mで¥13,230、6mで¥15,750です。

最近ではHDMI Ver1.3aになって伝送速度が10.2Gbpsの物も少なくないですが、このNu ForceのHDMIケーブルは、モンスターケーブルの「M1000HD」に迫る14Gbpsを超える伝送速度を誇ります。

画質はハイコントラストで高解像、音質はNu Forceらしく、明るく華やかで元気の良い音です。

そして何より見た目がカッコいい!!このケーブルが機材に挿さっているだけで、ワクワクしてきます。

丈夫な布製の袋が付属するのも嬉しいhappy01

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個人的に一押しのハイコストパフォーマンスモデルです。

マランツ薄型AVアンプ NR1501に感激!!

ブルース・リーの映画では「ドラゴンへの道」が一番好きな渡部です。

NR1501のブラックの展示が入りましたので、簡単に紹介させていただきます。

ブルーレイプレーヤーBD7004とベストマッチングのデザインがカッコいい!!

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久々の本格派の薄型AVアンプです。背面はこんな感じです。サラウンドバックのスピーカー端子がしょっぱいのは致し方ないですが、電源はインレット型になってます。

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幅440mm・高さ105mm・奥行き367mmというサイズは、今まで高さの問題でラックに入らないという理由で、AVアンプの導入を断念していた方には、待ちに待っていたモデルではないでしょうか。

このとおりインジケーターも従来のマランツ機を継承しています。

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何が感動したかと言いますと、まるでプレーヤーを持ってるような軽さです(8.6kg)。かなりガタの来ている身体には大変嬉しい。片手で持てますpaper

しかし中身は本格派です! ボストンアコースティックのVSシリーズに繋いで音を聴いてみましたが、このクラスのAVアンプに多い高域の情報量不足やヌケの悪さは皆無で、非常に快活に鳴ります。

低域の制動力は、定価¥63,000のモデルですので限界はありますが、パワードサブウーハーを使って補ってやれば、かなりいい感じの音になります。入門機としては十分なクオリティーじゃないでしょうかhappy01AUDYSSEYじゃないですが、オートセットアップも付いてます。

2009年9月 7日 (月)

クリスティHD6K-M がやってくる!

こんにちは、桜庭です。

凄いやつがやってきます!

CHRISTIE(クリスティ)という主に業務用がメインのプロジェクターメーカーですが、3板DLPフルHDプロジェクターのHD6K-M というモデルがわずかな日数ですが、秋葉原店でご覧になれます。

日程は9/10午後以降~9/11終日までとかなり短くて申し訳ございません。

普段は滅多に見れませんので、業務用のニーズに応えるすばらしいスペックと機能は民生機では追いつけないところもありますので、もしお時間のご都合が付くようでしたら、是非ご来店お待ちしております。

FIDELIX LB-4

こんにちはhappy01若干筋肉痛の川瀬ですtennis

今日の中古フロアはnotes

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ベイヌム、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団でブラームス交響曲第1番(1958年録音盤)です。ミュンシュ・パリ管の演奏が、今日は気分的に重いなぁ~と感じるんだけど・・・でもブラームス交響曲第1番を聴きたいなぁ~と云う時にはflairちょっと聴いてみてください。note

そして、今日の中古品は珍しいアンプが・・・

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FIDELIX LB-4 です。1980年発売のモノーラルA級25wのパワーアンプです。このアンプの面白いのはリモートセンシング機能flair(詳細はFIDELIXさんのホームページで紹介されておりますのでご参照下さい。)これのON・OFF(接続した場合と、接続しない場合)によって表現されるディテールの差です。OFFのときは、よい意味でふくよかなボリューム感のある音に対して、ON状態の時は、それがよりシャープに低域が引き締り、奥行き感もあって全体の見通しが良くなります。面白いアンプです。

最後に秋葉原本店shineデノンフェアのご案内です。

只今、中古フロアではDENON・DALI のPMA-〇000〇E、DCD-1〇〇0〇E、MEN・・・、TOW・・・、DSW-〇〇〇〇、などのsweat02アウトレット品を取り揃えてお待ちしております。今がチャンスですflair

では、また。

2009年9月 6日 (日)

デノンプレーヤー頂上対決! DCD-SX対DVD-A1UD!! 後編

やっと立ち直ってきた渡部です。

早速DVD-A1UDのXLRの設定を確認してみると、やはりゲインアップがオンになっていました。(これはやはりTHXの仕様がアンプのXLRの入力を4dB下げる為に搭載されている機能です)

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これをオフにして再度視聴。音圧は揃いましたが、まだ全体的に情報量と鮮度に乏しく、のっぺりとした平坦な音で、改善とは言い難い。

こうなったら、DVD-A1UDの設定をアナログ音声出力優先にする為に、デノンリンクとHDMIの音声出力をオフにし、念には念を入れてソースダイレクトをオンにします。(こうすることによりSACD再生時には、DSD→PCM変換をせず、スピーカー設定などの回路をキャンセルするので、音の鮮度が向上します)

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この状態で視聴を再開。ダイアナ・クラールの声がやっと空間に浮かび上がってきました。それぞれの音の分離も良くなり、ピュアオーディオの香りがしてきました。ジャーニーもシンセサイザーの音の鮮度が上がり、バスドラムも締まってキックのアタック音が明確になり、リズムに切れが出てきました。

このように、ユニバーサルプレーヤーで最高のアナログ音声のポテンシャルを出そうとすると、設定で手を抜いてはだめだという事が実感できました。

ただ、この状態でもなおDCD-SXとの音のクオリティーの差は存在します。ダイアナ・クラールのゾクッとするような艶かしい声のリアリティーは、DCD-SXでしか再現できず、ハイハットの定位感もDVD-A1UDでは、やや曖昧になってしまいました。

さすが2ch専用プレーヤーは違うなと、改めて見直しました。

デノンプレーヤー頂上対決! DCD-SX対DVD-A1UD!! 前編

ほぼ書き上げたブログの記事が消えてしまって、かなり落ち込んでいる渡部です。(約2時間の苦労が...)

気を取り直して再度立ち上がり記事を書きます。

デノンフェアを開催中という事もあり、DCD-SX対DVD-A1UDの2chアナログ再生対決をしてみました。

機材は、アンプにPMA-SX、スピーカーにヘリコン400MK2リミテッドと役者が揃いました。

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曲はダイアナ・クラールのSACD「THE LOOK OF LOVE」の1曲目「S’Wonderful」とジャーニーのブルースペックCD「THE ESSENTIAL JOURNEY」より名曲「SEPARATE WAY」

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まずはDCD-SXから聴いてみます。接続はXLRです。

ダイアナ・クラールは、ボーカルがフッと空間に浮かび上がり、音の輪郭もクッキリし、リアリティーと実在感が抜群。やや左で鳴っているハイハットのリアリティーと定位感も申し分なし。S/Nが高く静寂感が生まれるので、前後左右の空間がきちんとイメージできます。

ジャーニーでも、イントロのシンセサイザーの音の粒立ちが良く、スティーブ・ペリーのハスキーボイスが綺麗に広がり、全体的に音の分離が良く、とても83年の録音には聴こえません。

この音にどこまで迫れるか、DVD-A1UDに変えて聴いてみます。同じケーブルを繋ぎ直して、イコールコンディションにします。事前にDVD-A1UDのXLRの設定で極性を反転させて抜かりはありません。(余談になりますが、DCD-SXは3番HOTでDVD-A1UDは2番HOTになります。これはTHXの仕様が2番HOT指定の為、デノンのAV機器はこの仕様に合わせた為だそうです)

まずダイアナ・クラールを掛けた瞬間「あれっ」と思ってしまいました。イントロのストリングスの音が違う。全体的に音が太く膨らんでいる。ボーカルも周りの音に埋もれてしまい、音像がはっきりしない。全体的に音像がぼやけてしまっている。情報量的にも整理されて味気ない。

ジャーニーでも印象は同じだが、音圧が上がって音が前に出てくるので、これもアリかなと思っていましたが、あまりにも音量が違いすぎるので、もしやアレではと思い当たってしまいました。

後編に続く

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