ソニーのAVアンプ「TA-DA5500ES」が発表になりました
12日のDBP-4010UDのイベントは、新宿店のイベントに絶対負けない!と心に誓っている渡部です。
ソニーのAVアンプ「TA-DA5500ES」が発表になりました。
実は少し前に視聴する機会がありまして、音はチェック済みです。
今回の目玉は自動位相マッチング技術“オートマティック・フェーズ・マッチング(APM)”でしょう。いよいよソニーの自動音場補正も、位相まで踏み込んできました。
フェーズと聞いて思い出されるのは、パイオニアのフルバンドフェイズコントロールでしょう。ソニーの機能も同じような物です。(と言っては身も蓋もないか)
当日のデモではL,Rのみ逆相駆動のJBLのスピーカーを用意し、敢えて位相が合わない5.1chシステムでの、APM無しと有りの比較という興味深い内容でした。
APM無しでは、位相が合わないことにより、音色に違和感が出て、定位も曖昧になり、スピーカー間の音の繋がりが無いので、サラウンド感が出ません。APMを入れると、フワッと音場が広がり、音色の違和感が無くなり、ピシッと定位が合い激変と言える変化でした。
別メーカーのスピーカーを組み合わせたサラウンドのシステムを組んでいる方には、かなり効果の高い機能です。
また、デジタルシネマサウンドも“HD デジタルシネマサウンド (HD-D.C.S.)”になり、HD音声に合わせた、より精密な測定データを元にした物に進化しました。従来3つ位のマイクで測定していた物を、5つか6つ位(うろ覚えですみません)に増やして測定したそうです。
さらにHDMI2出力が同時出力になったり、“for AUDIO”のHDMI入力端子が2系統になったり、HDMI出力OFFが付いたりと、細かいところも進化してます。
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