デノンプレーヤー頂上対決! DCD-SX対DVD-A1UD!! 前編
ほぼ書き上げたブログの記事が消えてしまって、かなり落ち込んでいる渡部です。(約2時間の苦労が...)
気を取り直して再度立ち上がり記事を書きます。
デノンフェアを開催中という事もあり、DCD-SX対DVD-A1UDの2chアナログ再生対決をしてみました。
機材は、アンプにPMA-SX、スピーカーにヘリコン400MK2リミテッドと役者が揃いました。
曲はダイアナ・クラールのSACD「THE LOOK OF LOVE」の1曲目「S’Wonderful」とジャーニーのブルースペックCD「THE ESSENTIAL JOURNEY」より名曲「SEPARATE WAY」
まずはDCD-SXから聴いてみます。接続はXLRです。
ダイアナ・クラールは、ボーカルがフッと空間に浮かび上がり、音の輪郭もクッキリし、リアリティーと実在感が抜群。やや左で鳴っているハイハットのリアリティーと定位感も申し分なし。S/Nが高く静寂感が生まれるので、前後左右の空間がきちんとイメージできます。
ジャーニーでも、イントロのシンセサイザーの音の粒立ちが良く、スティーブ・ペリーのハスキーボイスが綺麗に広がり、全体的に音の分離が良く、とても83年の録音には聴こえません。
この音にどこまで迫れるか、DVD-A1UDに変えて聴いてみます。同じケーブルを繋ぎ直して、イコールコンディションにします。事前にDVD-A1UDのXLRの設定で極性を反転させて抜かりはありません。(余談になりますが、DCD-SXは3番HOTでDVD-A1UDは2番HOTになります。これはTHXの仕様が2番HOT指定の為、デノンのAV機器はこの仕様に合わせた為だそうです)
まずダイアナ・クラールを掛けた瞬間「あれっ」と思ってしまいました。イントロのストリングスの音が違う。全体的に音が太く膨らんでいる。ボーカルも周りの音に埋もれてしまい、音像がはっきりしない。全体的に音像がぼやけてしまっている。情報量的にも整理されて味気ない。
ジャーニーでも印象は同じだが、音圧が上がって音が前に出てくるので、これもアリかなと思っていましたが、あまりにも音量が違いすぎるので、もしやアレではと思い当たってしまいました。
後編に続く
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