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2020年10月 9日 (金)

【横浜店】DENON AVC-A110の「音」について書かせて頂きます。(2020.10.16更新)

2020.10.16更新:

フェアご来訪頂の際は店舗内での三密を防ぐため、事前にお電話またはメールなどでご訪問予定時間の予約等状況を確認して頂いてからご来訪ください。

もう一つご案内。先程、AVC-A110のYoutubeを公開いたしました。フェアにご来訪の難しいお客様はこちらをご覧ください。

横浜店 渡邉です。

Kao

お待たせしました。DENON AVC-A110音の部分について書かせて頂きます。

では、最初にご案内。

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秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です!

DENON AVC-A110につきまして、皆様からたくさんのご質問を頂いております。今回は特にお問い合わせの多かったAVC-A110の「音」について簡単にレビューさせて頂きます。
比較はフェアでのお問い合わせの多かった「ベース機材」と言えるAVC-X8500Hとなります。

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展示までの状況はこちらをご覧ください。

【横浜店】DENON AVC-A110、展示品到着しました!

http://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/10/denon-avc-a110-69eb.html

2020.10.16更新:Youtubeも上がりました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

音響システムは今月行う試聴フェアで使用を想定している

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 https://www.avac.co.jp/contents/event/yokohama-20201016.html

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ベースレイヤー5chをB&W700シリーズの702Signiture、HTM71S2、705Siginiture、703S2で固め

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サブウーファーはTD520SW、トップスピーカーにPiega AP1.2を使用した7.1.4chとなります。

では、試聴レビューを開始します。

今回は内容や構成の違う3つのタイトルを聞いてみました。

その1、Gratest Showman

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ミュージカル系の映画で華やかさがあり、如何にもDolbyatoms!という目立った効果はそれほどでもありませんが、オブジェクト型の多スピーカーで鳴らす空間表現性の印象が深い部分です。

今回流したのは一番印象的なチャプター1となります。

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今回は特にしっかり確かめる為、機材をAVC-A110→AVC-X8500H→もう一回AVC-A110の順で繋ぎ変え、同じ曲を聞いてみました。

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まずAVC-X8500Hで聴いてみました。

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最初の足踏みのシーン、比較的高音が鋭く立ち同時に低音がドン!と言う形で大きめに響きました。

この音は今までのAVC-X8500Hそのものです。
パワー感を前に押し出した音質は比較的サブウーファーの使用頻度が多く、観客の足踏みやバーナムの張り上げた声、バックミュージックについても特定の音が大きくなる印象です。

オープニングが終わりましたので、印象が頭の中に残った状態で機材を差し替えます。
今度はAVC-A110です。

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20th FOXのロゴまでは余り差を感じませんでしたが、後は圧倒的な差でした。

まず音自体の評価ですが、頭の中にAVC-X8500Hの印象はまだ頭に残っていますので、高音部の音色自体はDENONの音であり、基本的に同じであることは確認しました。
ただ、響きは同じなのですが全体的に少し目立たなくなっています……と思ったのですが

もう少し聞くと、実際にはもっと複雑で繊細なものでした。

ツィーターから流れる高音音域自体はそのままの様に聞こえています。

しかし実際にはそれだけではなく、スピーカー入力がターミナルで分離され、スコーカーが担当する事になった「高音からは微妙に下の部分の音」がぐっと膨らんでいました。

元の「音成分」対してその周囲にある同質の「音成分層」と言える複数の音がが元の音と同じ方向、同じタイミングで重なるように纏わり付いた事で、高音自体が柔らかく幅広く広がり、同じ様な事が中低音にも起こったことから音像が全体的に膨らんだ、という所かと思います。

具体的にはバーナムの声に掛かるエコーと力強さがそのままに綺麗に伸びるように聞こえる、と言う表現でいいでしょうか。

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また、ジェニー・リンドの歌唱シーンではセンタースピーカーで司る声の「伸び」が左右のスピーカーから鳴る音と合わせ広いホールに響き渡る残響感がAVC-X8500Hが比較的すっと終わる音なのですが、AVC-A110は上質な香りがずっと空間に残る様な音に変わります。
結果としてAVC-X8500Hでは比較的目立つ音になっていた部分それぞれが滑らかに繋がり、音の一体感が増しています。
また、高音~中音、中音~低音それぞれが全体的に力強く、且つ一回りふくよかに膨らみ、全体の音が高いレベルで持ち上がることから、サブウーファーが良い意味で目立たなくなりました。
音全体の質量が増したことから高・中・低音に変化していく音が連続性も明らかに増した印象です。
「AVC-A110はまるでピュアオーディオの音だ」と言うご意見を多くいただくのですが、その通りだと思います。そして実際にはこれが11CH分響くわけで……音で全部埋まってしまいます。

その2、JOKER

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映像的にも音響的にも優れたタイトルであり、暗い雰囲気を醸し出す音は何とも特徴的です。

今回使用したのはチャプター4後半、電車の暴行から射殺、そして公衆トイレに至るアーサー最初の狂気の部分となります。

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様々な音成分が重なったシーンと、後半の舞踏のシーン両方が見られる事からよく使っております。
こちらも先にAVC-A110→AVC-X8500H→AVC-A110の順で差し替えで聴く事にしました。

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最初、駅に到着しウエインの社員が乗り込んでくるシーンから、空気感が随分違いました。
電車の持つ制御機器の音や空調、制動子と車輪の擦れる音、ドアが開いた時の流れこんでくる空気で中の空気が動き出す感覚。

それぞれの音の成分が細かいところまで表現されていました。

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少し飛ばしてアーサーが発砲するシーンですが、一番印象的だったのはAVC-X8500Hと比較して「残響音」の伸びがかなり変わった事です。
発砲音は炸薬の炸裂する瞬間の破裂音、銃口からガスの放出された時に生じる空間変化に伴う音、そして発射ガスが拡散していく残響音がそれぞれありますが、発砲音が前から後ろ(発砲するものの位置関係で変わります)への破裂音はそのままなのですが、そこからの空気の動き、特に残響音の移動がとてもしっかり出ていました。
後でAVC-X8500Hを聴き直しましたが、決して悪い事は無いのですがAVC-A110と比べるとどうしても響きが「甘い」ように思えました。

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そして公衆トイレまで走ったアーサーの舞踏シーンですが、AVC-A8500HとAVC-A110ではバイオリンの響き方がかなり変わります。
バイオリンの弦を弾く瞬間の響き自体はとても似ている(当たり前ですが)のですが、弦を弾いた後に残る音の伸びが比較にならず、音の「腰」自体も少し上に上がった事から、下で響くコントラバスのベース部分の重みも二回りぐらい違います。
全体的に音が膨らみ音が繋がっている事で、単に劇場音楽と言うだけでなく、サラウンドとして音楽的に成り立っている、5.1CHSACDの様な重みと響きがあるような印象でした。

その3、メアリと魔女の花

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この作品はUltra-HD Blu-RayがDTS:X7.1.4CHでオブジェクトオーディオが「すべて作られた音」になります。
作られたものである以上、クラシック系や実写映画に比べ比較的音が分離しており、サラウンドの効果や音の広がりを感じやすい作品です。

使用するシーンは最初のチャプター1です。

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まず最初の「夜間飛行」で流れるハンマーダルシマーという特徴的な音を醸し出す楽器から流れる「甘美な旋律」がまるで別でした。
AVC-A110は音が響いた後の残響が長く、スーッと空間を響かせ続けます。実際に収録した場所の空間を感じてしまうような音でした。

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逆にAVC-X8500Hは単独の楽器としての表現はしっかりしており、音自体が鋭く響く感じです。
実際にはハンマーダルシマー以外で重ねている音それぞれが中低音を中心に膨らみますので、結果として作られた音の音域が重なり合い、それぞれの音に一体感が出て来ます。
AVC-A110は音の幅、奥行き共に一回り大きくなった印象です。

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効果音も特に厚みのある音は随分印象が変わりAVC-X8500Hがインパクトを中心に感じる部分も、AVC-A110ではそこに「重さ」が加わる感じと言えばいいでしょうか。

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もう一つ、DTS:Xらしい広がりは、ハイトスピーカーに対しても音の膨らみや重みが追加されますので、音場そのものが移動する、と言うより連結するような印象です。

セリフについてはハイトスピーカーの音が増したことから音自体に高さが加わり、天海祐希さんの「何をやっているの!追いなさい!」というセリフが明量感をそのままに場面での立ち位置の差を出しているように思えました。

では最後にシステムを変更して最後の一枚を確かめようと思います。

サラウンドシステムを5.1.4CHに変更し、AVC-X8500H以上でないとできないカスタムモードを使用します。

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カスタムモードではスピーカーアサインを柔軟に変更出来ますので、今回はスピーカー出力をこのように変更ました。

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5.1.4ch、フロントLCRを2出力で実質的な Bi-Ampにします。
では、鳴らしてみます。

その4、ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン [限定盤]

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CDはUHDQ-CDにMQA音源、Blu-Rayには2Ch、5Ch、そしてDolbyAtomsの3種類の音源が収録された、これぞリファレンスと言うタイトルです。

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もう言う事ないです……。

シングルワイヤの後でBi-Amp状態で聴いてみましたが、どの曲も音の分離と圧がさらに増しました。

率直に言って、これは素直に楽しいです。
ここまではAVC-X8500HもAVC-A110もすべて-20dbの条件で鳴らしていたのですが、ぱっとした印象で音が小さくなった様な感じでした。十分ハイレベルな音のはずだったのですが、高音の響きがさらに綺麗になったせいか、煩くありません。

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再生途中で音源を変更すると2chでピュアオーディオの音5chでSACD5chと同レベルとなる抜群のオーディオサラウンド、そしてDolbyatomsで完全に映画館の中で聴く音に変わっていきます。

AVC-A110が「本気」を出すと、こういう表現をするしかないと思います。

実際、この音量で煩くないというのはAV8805に804D3とPOAを繋いだ時以来です。
そこで更に5db音を上げ、-15dbまで音量を上げます。
全体的な圧がさらに増しているのですが、それでも「煩い」と言う事はありません。

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一歩間違えれば煩いレベルになるスターウォーズのメインテーマの音圧が単に心地よくなり、むしろこれで「ちょうどいい」と言うレベルの音になりました。
音の「包まれ感」はさらに増し、全方向から音で囲まれているような感覚です。
これは本当に贅沢な感覚です。

では、全体的な感想です。

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AVC-A110、響き自体はAVC-X8500Hと同じ方向性ですが、高・中・低それぞれの音に柔らかくかつ幅が出ており、音自体の重なりがマルチチャンネルであればあるほどピュアオーディオシステムでサラウンドを組んだような音になっています。

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AVC-A110の方向性と言える「AVC-X8500Hのパワー+ピュアオーディオのアナログ処理周り」というシステム構成が素直に出たという印象です。
また、ホームシアターシステム全体としての感覚的な感想は

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「これはもはやホームシアターの音ではなく映画館の音」です。
映画館はあの広さでもシステム的に計算され、どの座席に座っても音は全体的に包まれる状況にあります。流石に映画館の「重さ」をすべて表現するのは難しいのですが、

音の雰囲気、特に同じシステムであるはずの特にサラウンドの音を強く感じる事の出来る「音に包まれる感覚」は実際の映画館にかなり近いものを感じました。

AVC-X8500Hが「鋭さ」と「パワー感」で押し出してくるのに対して、AVC-A110は「音」そのものがそれぞれ脹らむ事でそれぞれの「音」がくっついて「音場そのもの」として向かってくる感じです。特にオブジェクト型の音源では音場同士が重なっていく事で、オブジェクト型のはずなのに空中でチャンネル型のピュアオーディオの様に響きます。
率直に言って「単体AVアンプでここまで来たか……」と言う印象です。あえてAVC-X8500Hと素直に比較すれば全体のレベルが違い過ぎ、完全に別物と言うしかありません。

正直な所、これはB&W700クラスではなく800クラスでないと力を出し切れないんじゃないか、と言う気がしております。今度行うAVC-A110フェアはフロントとリアの展示を変えるかもしれません。

じゃあ、それぞれの機種から買い替えたほうがいいのか、悪いのか?  

言う事になりますが……。

前回のブログでも書かせて頂きましたが、この「質」はそれなりに費用が掛かります。
それでも
AVC-X8500Hや6700クラスから、それ以上の「厚み」や「質」を求めるお客様

それ以前のピュアオーディオベースのハイパワーAVアンプから「最新システムへの更新」を求めるお客様

オーディオとビジュアルのシステムを統合したいお客様
AV8805などをベースにされているシステムから「更なる深み」を求めるお客様

CX-A5200/MX-A5200系のシステムから「映画らしさ」を更に高めたいお客様

StormAudioクラスまでは費用が出せないけど、出来る限り「映画館」の音を作りたいお客様
(ハイトスピーカーの追加をお願いします)

これらの点でお考えの皆様には十分買い替えに値するものだと思います。

今回はベースマシンと記念マシンと言う比較が難しい機材でのレビューでした。

個人的な印象を中心としたもので読みにくい部分もあったかと思いますが、いかがでしょうか?

2020.10.16更新:Youtubeをアップいたしました。


YouTube: 【アバック公式】vol.78~DENON AVC-A110比較試聴~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回の内容はシステムとしてはフェアで使用するシステムと同じ物、機材の大まかなご案内と2ch再生とチャレンジとしてAuro3DのAuromaticを使った7.1.4CH疑似サラウンドを流しており、ベースモデルのAVC-X8500Hと比較しております。自分でも聞いてみましたがイヤホンやヘッドホンをお持ちになると差がでますので、試聴の際は準備をお勧めします。

横浜店では展示を開始しております。
ご相談等お待ちしております。

なお、ご試聴希望のお客様はご来者同士の「三密」を避けるため、必ず事前の連絡をお願いします。

当店では商品購入をご希望されるお客様が試聴して頂くには、出来るだけ安心できる環境を作らせて頂ければと考えております。

趣旨を御理解頂き「メール・電話での事前連絡」で時間調整させて頂いた上、自分のお気に入りのディスクを片手に感染症対策をしっかり行ってご来訪ください

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

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すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

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次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。