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2017年8月10日 (木)

【HT横浜関内店】プロジェクターの修理・寿命に関して<前編>

2017.12.3更新:三菱・EPSONについてブログ記載情報の更新を行いました。

HT横浜 渡邉です。

Kao

先日、あるメーカーのプロジェクターに問題が発生し、修理を依頼したところ、新品を購入したほうが早い金額の見積もりが出た事例がありました。

このことで「プロジェクターの寿命ってどのくらいなんだろうか?」と考え、調べてみました。

現時点でプロジェクターの寿命は

補修部品保有年数が基準になる

物理的な寿命」が一つ。

もう一つは現行のシステムとの

機能的な限界」です。

この2つを踏まえて過去のプロジェクターから状況を書かせて頂きます。

今回は長くなりますので

 プロジェクターの物理的寿命に関してのブログ

 プロジェクターの機能的限界に関してのブログ

の2つに分けて記載させて頂きます。

2013年以降、最近の機種をお持ちの方はこのまま

【HT横浜関内店】  <後編>プロジェクターの修理・寿命に関して

に移動をお願いします。

こちらのブログは過去の商品をお持ちの方に向けております。

1、三管方式

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現在のフォーカス中心の画とはまったく違う絵を出すことが出来、ブラウン管を用いたランプならではの柔らかさ、特に肌色の表現はまだまだ一線級です。

ただ、物理的な寿命の観点から考えると、現在民生用の機種はすべての製品が交換部品補完年数を過ぎています。一番の問題は同じように消耗してしまう部品の交換が難しく、カニバラズ(共食い)に近い状況だという事です。残念ながら壊れてしまった場合の修理はかなり難しくなります。

(もちろん職人芸をお持ちの業者様は探せばいらっしゃるかと思います。)

また、修理・調整ができる人員もほとんどおりません。費用もかなりの金額になります。

どうしても修理を御希望の場合はお問い合わせください

機能的に考えた場合でも、XGAベースがほとんどの三管は、その映像に良い所がいくつもあるのですが、画面サイズ4:3など時代にそぐわないも多く、さすがにそろそろお役御免になるかと思います。

リプレイスの点から考えた場合、重量があることから天吊りの場合、天井などの設置強度には問題がありません。配線・配管の下見の結果如何で対応が変わりますが、プロジェクターのリプレイスは可能かと思います。基本的には機材は全面的にリプレースの対象となります。

2、液晶・DLP方式

21_vpj700

おおよそ1989年頃(EPSON VPJ-700J)から発売されておりますが、家庭用電気機器の補修部品保有年数はおおむね8年が努力目標になっています。

2-1、家庭用プロジェクター撤退してしまったメーカーの場合
現在所有の方は少ないかと思いますが、念の為ご紹介します。

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現状、三菱の一部のモデルを除き、部品保有期間は過ぎております。「物理的な寿命」は過ぎていることになります。

・三菱 LVP-HC7000,LVP-HC1100とLVP-HC6800以前のモデルは部品保有期限が切れています。(2017.12.3現在)ランプについては下記の最新情報をご覧ください。

三菱電機 ホームシアタープロジェクター補修用性能部品保有期限

http://www.mitsubishielectric.co.jp/projector/home/repair/

・三洋 パナソニック ヤマハ NEC マランツ 

全モデル期間終了

上記の機種に関しては、非純正ランプ交換で対応できる場合はまだ何とかなるケースもあるかと思いますが、基盤・液晶パネルなどの場合は、部品がない限り修理はかなり難しいと思われます。
現実的にはHDMIなどの接続端子も含め、機能的な限界の観点からも買い替えてしまったほうがよろしいかと思います。一般的な現行品では明るさで2倍(1500lm以上が普通です。)、暗部の沈み込みなどは絵は比較になりません。

 パナソニック TH-AE3000と昨日EPSONから発表された新機種EH-TW5650の比較になりますが・・・。(レンズ部分は除きます。)

Thae3000

Tw5650

明るさ:1600lm2500lm

コントラスト比:60000:160000:1

お値段:¥483000(実売最終:30万円前後)

¥15万円前後(未確定・8/30発売)

余談ですが、4Kクラスの場合最安はDLPタイプで18万円前後

反射型液晶で32万円前後となります。

Ehtw8300w

 2-2、現在家庭用プロジェクターを生産しているメーカーの場合

こちらも生産完了が2009年以前の機種はおおむね部品保有年数を過ぎています。
物理的な観点からは、意外に修理不可能機種が多くなります。実際には保有期間が切れたからと言って即修理不能ではありませんが(後継機など共通部品のケースもあります。)

尋ねてみたら「実は・・・」と言うケースが多いのも事実です。

店舗としては下取りアップのタイミングなどでのリプレースをお勧めします。

実はエプソン様の場合は明確に記載されておりますので、リンクをご紹介。

EPSONホームプロジェクター 修理対応終了製品
http://www.epson.jp/support/shuri/expiration/list/14.htm

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びっくりしたのはEH-TW3000/3500/4000/3600/4500、さらにはEH-TW8000/8000Wの対応が終了していたことでしょうか。フルハイビジョンの商品ですからね・・・。

しかも来年には・・・ちょっとびっくりです。

Ehtw8000_2

EH-TW8100/8100W 2019年7月31日終了

これらの機種を使用の皆様は修理受付終了前にメーカーメンテナンスの依頼をして頂くことをお勧めします。

修理可能な機種のリストもあります。
EPSONホームプロジェクター 修理対象機種・料金一覧
http://www.epson.jp/support/shuri/repair/list/14.htm

昔のプロジェクターをお持ちのお客様は「えっ?まだ使えるのに!」と言うケースも多いかと思います。これらの機種のほとんどは4K放送・各種配信以外の現行放送システムにおいて「機能的な限界」にはまだ届いていません。動く内は使い続けて頂くことはとてもよろしいかと思いますが、リストに載っている機種はそろそろ「物理的な寿命」と言う事になります。

これらの「機能的な寿命」最大のデメリットは、多くの場合リセールバリュー(買取額)が基本的に0になってしまう事かと思います。買い取っても万が一の修理ができません・・・。

参考までに弊社の買取上限額リストになります。

アバック USED&OUTLET プロジェクター買取一覧

https://www.avac.co.jp/used/products/purchase_list.php?category_id=6

このリストで買取価格が「¥0」の場合、基本的に修理ができない機種と言う事になります。

また、金額がある商品でも煙草などの使用により買取額が0のケースがあり得ます。

これらの機種からの買い替えの場合、弊社の場合は「下取りアップ」の材料にして頂くことができますが、基本的に各担当にご相談して頂くことになります。(ご相談の余地はあるという事です。)

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<後編>プロジェクターの修理・寿命に関して

に続きます。