【横浜店】 JVC LX-UH1発売!5月20日発売フェア開催です。(2018.5.19更新)
2018.5.3更新:
JVCのDLP-4Kプロジェクター「LX-UH1」ですが、フェアの日程が確定しました。
ホームDLPプロジェクターの概念をくつがえす!?JVC『LX-UH1』先行視聴フェア開催(横浜店)
https://www.avac.co.jp/contents/2923
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横浜店 渡邉です。
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さて、本題です。
JVCより「DLP-4Kプロジェクター」LX-UH1が発売となりました!
JVC LX-UH1
http://www3.jvckenwood.com/projector/lx-uh1/
以前からよくあったお声なんですが、
「4Kってもっと手軽にできないの?」
と言うご質問に「ちゃんと」答えることが出来るようになります。
今まで4Kプロジェクターと言えば高価なイメージもありましたが
最近は50万円以下、EPSONのEH-TW8300は35万円以内と最初の状況から比べればお値段は下がっています。
が・・・それでもまだ高いかなという印象は拭えません。
そしてここ最近20万円台の商品も出てきました。
いわゆる「DLP-4K」の商品です。
DLPは「デジタル・ミラー・デバイス(DMD)」を用いたプロジェクターシステムの総称です。
基本構造は人間の髪の毛の太さの1/5 以下の直径で構成されたマイクロミラーを光源に向かって傾ける(ON)または光源から遠ざける方向に傾ける(OFF)ことで明・暗の諧調を表示するものです。
構造上、OFFにしたときは真っ黒にできます。
今回の機種は「0.47型単板式DLP+カラーホイール」と呼ばれる手法で、1枚のDMDに投射される光源とミラーの間に回転するカラーフィルター「カラーホイール」を挟むことでRGBを瞬間的に切り替え、レンズに向けて反射させる方法で色彩を表現しています。
ちなみに、単板でないR・G・Bそれぞれ1枚ずつのDMDを使用する「複数板DLP」も存在しますが、基本的に映画館で使用されているシステムとお考え下さい。
この構造では発生する光源はRGBが常に変化することになりますが、カラーホイール自体の性能向上やミラーの駆動をマイクロ秒単位で変化させることで対応しています。
また、単板式DLPは、色を瞬間的に変化させる構造の関係でRGBが瞬間的に明滅することから、虹のようなノイズ「レインボーノイズ」が発生することがあります。今回のカラーホイールはRGBRGBの6倍速となっており、実機を見てもレインボーノイズはかなり減っていますが、この点だけはご注意ください。
単板DLPシステムは基本構成が少ない事から機材を小型に出来る事、ミラーコントロールでコントラストも良いことから、一昔前はハイビジョンレベルのDLPがパナソニック・三菱・SANYO・SHARPなど各メーカーから発売されておりましたが、現在は海外の各メーカーがお手軽な価格で商品を発売しております。
現在発売されている小さなプロジェクターのほとんどは解像度を問わず単板式DLP方式がベースです。
(超小型のプロジェクターは光源自体をLEDのRGB+Wで出しています。その代わり暗いのですが・・・。)
今回ご紹介するLX-UH1は「単板式DLP形式」と言う事になります。
コアとなるDMDデバイスは2,716x1,528=約415万個のミラーを持ち、同一フレーム内で「画素ズラし」を行う事で3,840×2,160=約830万画素(4K)相当の解像度を実現する事が出来ます。
このコアユニット自体は製造元のテキサス・インスツルメンツから発売されており、すでに海外の複数メーカーから「DLP-4K」製品は発売されております。
今回、この「DLP-4K」を搭載し
調整機能をきっちりと仕上げた製品が「JVC LX-UH1」です。
すでに実物での視聴はさせて頂いております。
最大の特徴は、投射した画像位置を動かす調整能力「レンズシフト」がちゃんとできる点です。
この「レンズシフト」、実はかなり重要な点です。
プロジェクターを設置する際、レンズシフトのない機材は映像を上下に動かすときは図のように機械そのものを上下に傾けます。
また、プロジェクターの設置条件により、レンズとスクリーンが正対出来ないケースも多くあります。この場合、プロジェクターの方向を左右に向けることになります。
このような「プロジェクターそのものの角度を変える場合」正面から投射する前提で投影されている映像は歪みます。そのままでは正確な比率の映像にはなりません。
もちろん、レンズシフトのない機種は、もともと本体の角度を変えることが前提になっていますので調整機能はありますが、なかなか思うようにはできません。なにより強制的に歪みを解消しますので、若干ですが質が下がります。
結局、設置してから本体の方向をあーでもないこーでもないと調整する事になります。
これに対してLX-UH1の場合「レンズシフト」で正確な比率を保ったまま映像の位置を動かせます。また、レンズシフト以外にも縦方向に台形補正があることから、調整時間は格段に短く済みます。
特に必要に応じてプロジェクターを置いたり蓮したりする方や、天井吊りで設置を行う方、機械に不得手なかたでも比較的簡単に4Kプロジェクターを楽しむことが可能になります。
壁面に映したいというご要望にもお応えしやすいですね。
LX-UH1の場合、左右調整なしの条件ですが、実に画面の±60%範囲まで上下シフトが可能で、高価格帯のプロジェクターに近いレベルの調整が可能です。ズームレンズは1.6倍を搭載しています。
120インチでここから
ここまで動きます。
もちろん、左右にも手動で23%(上下動なしの条件)動いたりします。なお上下左右同時のシフトを行った場合は菱形に調整範囲が狭くなりますのでご注意。
このシフト量は既存のDLPプロジェクターをお持ちのお客様から見て頂いた場合、機材のリプレースを行うのに十分な要因になるかと思いますし、調整能力が高いことから今までDLPでないプロジェクターをお持ちのお客様への更新機材としても十分お勧めが出来るレベルです。
画像はいわゆる「DLPらしい色」・・・・ではなく、どちらかといえば一般的な反射型液晶の様な色合いで、もちろん4K解像度だけでなくHDR10・HLGの両システムにも対応し、BS-4K放送にも対応したシステムとなっています。(特にHLG対応は大きいと思います。)入力信号は18Gbpsで最大4K/60p 4:4:4、4K/60p 4:2:2/36it、UHD-BD標準の4k/24p 4:4:4/36bitにも対応します。ちょっとケーブルが心配になりますが・・・。明るさは2000lm、ダイナミックコントラストは100000:1となります。
但し、D-ILAデバイスを用いたJVC上位機種とは違い、DLP型プロジェクター特有のレインボーノイズは若干発生しますので
(構造上、単板式DLP+カラーホイールでは必ず発生します。)
今まで低価格プロジェクターを見ている時「虹」が気になったお客様は、実機を確認して頂いてからのご購入をお勧めします。
大きさは単板式DLPシステムの利点をそのまま引き継いでおり、大きさは35cm角に収まり、高さも15cm以下、そして重さは4.8kg。男性の方なら片手で持つことが十分可能です。
SHARPのXV-Z90やSANYO LP-Z1~Z5
Panasonic TH-AE200~900
三菱LVP-HC3000、3100
クラスの機器は方式は液晶・DLPとありますが、サイズはさほど大きさも変わりません。
投射距離の問題が無ければ代替出来そうです。
設置についてはレンズシフトがありますので台形補正がない分、むしろ有利ですね。
価格は20万円以下のハイビジョンクラスの各機種に比べればお値段が高くなりますが、JVCの商品でこの映像・調整能力は得難いものがあります。
発売は5月20日となります。
本日からご購入の受付を開始しており、5月20日に発売記念フェアを開催です。
ホームDLPプロジェクターの概念をくつがえす!?JVC『LX-UH1』先行視聴フェア開催(横浜店)
https://www.avac.co.jp/contents/2923
このLX-UH1があれば、BDレコーダーとHDMIケーブル、そしてレンズから3mの距離と横2.3m、縦1.3mの壁を用意していただければ(壁の模様は少し出ますが。)お手軽に1大画面が実現でき「ワールドカップを100インチで」なんてことも実現できるかと思います。
私たち店舗側から見ても今回の機種は画質の面でもお手軽さの面でもかなりいいですね・・・。率直な感想です。
なお、事前のお問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
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