【HT横浜関内店】UDP-205フェア機材到着。常設になります。(2017.8.25更新)
2017.8.25更新:本日、若干数ですがUDP-205が入荷しております。ご用命ください。
ご質問がありましたが、RX-A3070は(H)チタン色になります。
HT横浜 渡邉です。
UDP-205と「君の名は。」一緒に紹介してしまいます。いや、同時到着なので・・・。
と言うわけで
UDP-205のデモ機が到着しました!
また、それ以外に・・・。
YAMAHA RX-A3070(H)
そして DLA-Z1
全部来ちゃいました・・・。
いろいろな媒体ですでに紹介されておりますが、今週のOppo UDP-205フェアに合わせて
準備した絵と音を出して準備をしております。
まず、皆様気にされている音ですが・・・。
まだ1時間も聞いておりませんが、はい、まったく別物です。
先日ご紹介した「SANTANA Ⅳ」で鳴らしてみた所、UDP-203とは音の厚みがまるで変わります。また音の厚みがあるのに解像度が高いという、ある意味矛盾した意味合いです。
これはオープニングなんですが
SANTANAのバンドはドラムス・コンガが3人おり、それぞれ違う打楽器音を出すのですが、203だと高音が目立ち(しっかり出ている)エレクトリカル・オルガンが目立つのですが
205では、同じ音量にしているのにベースレベルの音がまるで変わって低音がしっかり出ており、それぞれの打楽器の音が別々にしっかり聞こえてきます。
そこに高音のHi-hatがちゃんと別の楽器として別の空間から流れてきます。上に乗っかる感じと言えばご理解いただけるでしょうか。まさに上位機種の趣です。
そしてSANTANAのギターは203と比べてもとても伸びやかに響きます。
203と交換して音を聞いているのですが、正直に言って203は「寂しく」感じます。決して悪いプレーヤーではないのですが、相手が悪い・・・。
準備としてはアナログマルチ・XLRも準備しておりますので、順次聞いていこうと思います。
次に絵ですが、
これは「君の名は。」で見てみます。Oppo UDP-205+65X910で掲載します。
HDRの効果は、やはり想像以上で、夜空に光る彗星は明らかに映画館以上。
眩いばかりの光が広がります。
OPの神楽、神楽鈴の光沢
竜の巻き付いた独特な神楽鈴ですが、ここはアニメらしく透過光のような表現が綺麗です。以前「機動戦士ガンダムThunderBolt」でも透過光の表現について書かせて頂きましたが、測らずとも同じような使用方法に見えます。映画館に比べても明らかに輝度の差は大きく、有機ELで見る限りコントラストの差がとてもよく出ています。
以下、「個人的に」4Kらしさ、HDRらしさを感じるシーンをいくつかご紹介。
12:28組紐のシーンです。
元ソースが1080のものとしては極限なんじゃないでしょうか。組紐の距離感や組み込まれる密度、立体感がとてもよく出ています。
30:00前後「入れ替わってる?」ののちOP部分
ダイジェストの様なシーンが多い部分ですが、今までの新海先生の作品とちょっと違うタイムラプスのような表現と、4K・HDR化による太陽の表現が素晴らしいです。
33:40前後、入れ替わり三葉が宮水神社のご神体へ向かうシーンです。
紅葉の色がとても綺麗です。一から作ることのできるアニメならではのシーンであり「色の目立たせ方」にとても気を使われているなあと感じました、もっとも、実際の自然の中で見る紅葉は赤や黄色が目立つので、それ以外の印象は全体的に暗くなり、じっと見ないとここまでは感じないかなと言う所がアニメ的な表現かなという印象です。光の差し込みもHDRらしいシーンです。
このシーンは後半で同じ場所が雨で彩りが抑え込まれるシーンがあり、別の表情を見せます。
33:47前後、クレーターの俯瞰(夕方)のシーンです。
ここは大きい画面で見て頂くシーンかと思います。このシーンもHDRらしさが出ており、見応えがあります。そのまま隕石湖の夕闇につながることから、明と暗の変化を楽しむことができるかと思います。
1:18:00からの片割れ時シーン
これは夕方のオレンジ色の光源と影、そして太陽が落ちた後の紫から黒へ変わっていく色合いは色彩と言う点で「言の葉の庭」の緑とも違う、新しい色幅を出しているような印象です。
1:22:00からの原付2人乗りからの変電所爆破シーン。
ヘッドライトの光源からサンダーボルトの特典シーンORIGINを見ているようなきれいな炎・・・。じゃなくて爆発。特にヘッドライトはBDで見ると「明るい」だけなんですが、4K-HDRは「輝き」です。ちゃんとLEDらしい光色なのがいいですね。
全体的な印象としては「アニメーションで4K・HDRとは」と言う事に対して
新海先生・スタッフの皆さんが様々な形で繰り出している絵画的な表現方法や、タイムラプスのような光源表示、入射光など実写のような表現も含めて、エンコード元のキューテック様が、自然風景や映画のHDR表現とは全く違う方法として捉えた上で「アニメとして見た上での感動を生み出すちゃんとした回答」を出している様に見えます。
また今回の作品の元ファイルはSDRのフルHDになりますので、アップコンバートの点でも注目が集まります。4K・HDR化に伴い、色は基本的にBT709ベースですが、2020の領域に変更しており、平均300NitsのHDR処理がされています。このことから、輝度はHDR化に伴い、100%以上の場所もあります。最大777Nitとか。
今回の作品はシナリオとしても秀逸ですが、映像の面では「4K-HDR化した作品」として、アップコンバートの点でも、アニメーション4Kの面でも十分マイルストーンになる作品だと思います。
さて、準備はできました。
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