【横浜店】DMR-BZT9000 VS BDP95 試聴会報告
こんにちは.あっという間に10月ですね~!!これからの季節は安兵衛のかけそばで満喫したい上野です。
さて、大盛況で幕を閉じた10/1のイベント報告をさせて頂きます!!
DMR-BZT9000 VS BDP95
レコーダーとしてこれほどにまで手をかけて再生能力に力を注いだモデルは久しく見当たらなくなってきていました、また、対するプレイヤーは現在人気絶頂のOPPOBDP93の上位モデルとあって、今回のイベントへご参加頂いた方々も大変興味をもって望まれていたことでしょう。
本日使用した機材は以下の通り
プレイヤー
AVアンプ
スピーカー
富士通テン TD712ZMK2 、TD510 TD725SW
プロジェクター
スクリーン
KIKUCHI LPA120HDGM
今回全て(照明、音響、ディスクチョイス)担当した私、上野の視点から簡単にご紹介させて頂きます。
まずは、とりあえず一枚目(とりあえず一杯)的な・・・
DMR-BZT9000(以下BZT9000)で最新ソフト「スターウォーズEPⅢ」を冒頭から視聴した。
ディスクの出来栄えもすばらしいが、何度も見ていたソフトだけに、より鮮烈に音の生き生きとした躍動感、臨場感が感じられる。映像でも深みと落ち着きが感じられる、大人の仕上がりが感じられる。
それでは、早速、比較をしながら視聴していきます!!
接続は出来る限り平等に・・・
左 BZT9000 右 BDP95
映像の綺麗なソフトから2枚ピックアップしてみました。
①スピードレーサー
カラフルで赤、青、緑の3原色が鮮烈なシーンが印象的だ
BZT9000(シネマ)
しっかりと深みがあり、奥行き感が感じられる。眩しい位鮮やかでありながらも、くどさをさほど感じさせない。
BDP95
ナチュラルテイストで爽やかな印象を受ける。微調整で追い込みをかけてあげるとより深みが増してくるのではないだろうか。
②恋に落ちたシェイクスピア
定番中の定番ソフトで肌の質感、フィルムトーンを意識して比較してみた。
BZT9000
やはり、陰影がはっきりして、深みを感じるアップのシーンでの遠近感がすばらしい。映像については、文句なしと言いたい。
BDP95
この映画の場合だと、すこしあっさりしすぎているようにも感じる。フィルムらしさの映像表現力はもう一歩かなという印象を受けた。
次は音を中心に聴いていきたいと思います。
今回はもちろんBZT9000の設定はシアターモードON,ハイクラリティーサウンドONでの再生を行っています!!という前置きをしまして・・・
③バーレスク
冒頭の店内でのやり取りのニュアンスから、オープニングの歌のシーンにかけて
BZT9000
映画としてのサウンド表現は申し分ない。音楽的にどうこう言うまでにはいかないかも知れないが、少し低重心で従来モデルよりも落ち着いている筐体の剛性向上によるものだろう。
BDP95
BZT9000よりもS/Nが良い感じがする。音もまとまっているように感じるが、少し躍動感に欠ける気も・・・
④TronaheimSolisten /simpleSymphony
映像のない、音楽BDソフトリニアPCM5.1ch 192kHz/24bit 音源より
曲の立ち上がりの躍動感と中盤の流れるような滑らかなオーケストラが絶品の曲
BZT9000
躍動感は十分だが、いま一つ、繊細さが欠けてしまう。音楽として聴く為にはもう一つ繊細さもうまく表現できると良いのだが。
BDP95
うまくまとまっていて、透明感がBZT9000よりも感じられる。映画コンテンツよりも音楽コンテンツの方が聴きやすい印象を受ける。
以上、前半戦はHDMIデジタル接続での比較を行いました。それぞれの機種の個性の違いなどがうまく表現されていました。
後半はアナログステレオ接続での比較を行います。
コンテンツはCDを中心に行いました。 こんなときハイレゾを読めるBDP95とUSBメモリも含めて音楽コンテンツ再生の出来ないBZT9000での大きな差を感じてしまいました・・・
今回はCDでご勘弁頂きまして、より音質の違いがわかるような曲をチョイスしました。
⑤イーグルス(XRCD) desperado
アンプラグドライブでの録音音源。こちらも定番だが、ライブ録音の雰囲気が大好きだ。
BZT9000
HDMI接続時よりも大分落ち着いているが、もう少し音場感、開放感が欲しい感じがした。アナログでは少し寂しい・・
BDP95
RCA接続で聴いた。音がうまく広がり、ライブ会場の空気感を表現している。音の艶、張りも良く表現されている。躍動感に満ち溢れる鳴り方ではないが、うまくまとまっている。
⑥手嶌 葵 テルーの唄(歌集バージョン)
しっとりとした、澄み切った歌声に心癒される。すばらしい曲。
BZT9000 イーグルス同様でもう少し音に広がりと、躍動感を持たせて欲しい。透明度がいま一つといった印象だ。レンジもナロウ気味。
BDP95
XLR接続で聴いた。明らかにBZT9000よりも空気感、躍動感を感じる。これぞ再生専用機でのCD再生だと思わせる違いが感じられた。
試聴後に簡単にアンケートしてみた。
結果として、音質面ではご参加頂いたかたのほとんどは、音質面でのBDP95の優位性を感じられていた。
そこで・・・
起きて破りの番外編を急遽企画して検証した!!
BZT9000の電源ケーブルを付属から、ハイグレード物に変更して一枚比較試聴してみることに!!
※ハーモニクス X-DC350SM(1m)定価¥69,300-(税込)
ここまでの価格のケーブルを投入すれば、きっと再生専用機にも負けないハズ!!
※BDP95のケーブルは通常のまま
接続はまた、HDMIデジタル接続で試してみる
リニアPCM5.1ch 192kHz/24bitの音源から一曲
Ola Gjeilo /North CountryⅡ
BZT9000
圧倒的にS/Nが良くなり、音の広がり、残響の余韻を綺麗に表現している。途中から入ってくるトランペットの切ない雰囲気がなんとも言えず・・・すばらしい!!
BDP95
やはりうまくまとまっているが、スケール感もBZT9000に比べるとややナロウな感じがする。
決して悪くないが、BZT9000が劇的に変わってしまい、印象が少し悪く感じられたかも知れない。
以上の試聴を終えて、改めて、どちらが良かったか(好み)をご参加頂いた皆さんに聞いてみた。
比率では約 4(BZT9000) : 6(BDP95) という評価に分散した。
しかし、BZT9000の実力はやはり、評判どおりだった気がします。用途としてアナログ2ch出力を使用して、CDを一生懸命に聞く方は少ないかも知れない。そう考えると、HDMIデジタル出力時のスケール感といい、ダイナミックさは、十分満足に値する。
そして当たり前だが電源ケーブルを変えたらもぅ・・・・・・・
久々にやられました。なかなかヤバイ製品が出てきました。
最後にもう一枚だけ皆さんに試聴頂きました。
前半かけたBDソフトバーレスクからフィナーレのハイライトシーンの。
すばらしい鳴りっぷりで釘付けでした。
今回の試聴会には本当に大勢のかたにご参加頂き、また、自身も楽しく進めることが出来ました。
ご参加いただきました皆さんに感謝致します。
もちろん、常時比較試聴可能です。
※一部機材が異なる場合がございます。
今後も皆様のご来店心よりお待ち致しております。
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