【梅田店】サラウンドとは
皆さんこんにちは、梅田店鈴川です。
最近は、新規のお客様(これからホームシアターを始められる方)からのご相談が増えております。
そういったお客様からのご質問として比較的多いのが「サラウンドとはなにか」という内容です。
今回はそのサラウンドのご説明を端的に、なるべくわかりやすく解説したいと思います。
単純にサラウンドというのはスピーカーの数が3本以上を指します。
※1本(1ch)はモノラル、2本(2ch)はステレオともいいます。
そのため、3.0chからサラウンドと呼びます。
ただ、サラウンドとざっくり言うと皆さまが想像するのは5.1chかと思います。
図のスピーカー配置にプラス、サブウーファーといった形が5.1chサラウンドとなります。
ではこのサラウンド配置だとどういう音響効果があるかということですが、ざっくりと「包囲感」とか「包まれている感覚」なんて言い方が結構多い表現だと思います。
確かにその通りなんですが、もう一つ加えるとすると効果音の臨場感が挙げられます。
たとえば・・・
こういうシーンで主人公が銃を撃つと、センタースピーカーから『バーン!』と音が鳴ります。
そのあと、打ち出された弾が壁などに跳弾した場合『チュインッ』といった音が鳴るのですがそれが、映画を見ている座席の後ろから聞こえてきます。
それがリアスピーカーの役割の一つでもある『効果音』なわけです。
※リアスピーカーがない場合は前方からすべての音が流れます。
そういう効果音を適材適所で鳴らすことにより、その世界観に没入できる、映画にのめりこむことができるのがサラウンドの一つの魅力でもあるわけです。
なので、Blu-rayディスクに収録されているサラウンドフォーマットにもよりますが、ただただ、同じ音がスピーカー全部で鳴っているわけではないということです。
では7.1chサラウンドではどうなるか。
図のようにサラウンドバックというリアスピーカーが追加となり、映画を見ている座席の真後ろまでフォローする形になります。
背面の音の流れまでもスムーズに表現ができるようになります。
そしてそして、最新フォーマットの一つであるドルビーアトモスのご説明を。
ドルビーアトモスの仕組みや本来の説明は今回カットします。オーディオをしている方にしかたぶん文章では伝わらないと思いますので。
スピーカー配置は先ほど説明させていただきました、5.1や7.1chを基準に2本または4本の追加スピーカーを天井に設置致します。
●の部分が天井スピーカーで上の図は7.1.2chという配置になります。
では何故天井に設置するのか。単純に考えると天井から音を鳴らすため、と思いがちですがそれだけではなく高さの概念をつけることにより、より立体感のある音響になるんです。
ドルビーアトモス用ソフトには立体的に鳴らすための信号が入っており、AVアンプで計算し、立体感のあるサラウンド感を生み出しているんです。
もちろん先ほどの通り、ジェット機やヘリコプターなどが飛んでいるシーンなどでは上空から音が鳴りますし、今まで以上の移動感が鳴り響きます。
サラウンドにはDTS:XやAURO3Dといった新しいフォーマットもありますが、今回は基礎編ということで割愛させていただきます。
ただ、上記に示した音響でないと映画は楽しめないということはありません。
2chや3chで楽しんでいただいているお客様も数多くいらっしゃいます。
もちろん上記の図面に書かれている配置は理想の位置ではありますが、必ずその配置にしないといけないということもありません。
また高音質な高級スピーカーで2chで楽しむもよし、リーズナブルなスピーカーを使って最大11ch(7.1.4ch)でサラウンド感を満喫するもよし、人それぞれ十人十色です。それがホームシアターという趣味の楽しみ方なんです。
ご自宅にスピーカー設置がどこまでできるのだろうとお悩みの方もいらっしゃると思います。
その際はぜひアバック梅田店へご相談ください。
製品についてご不明な点や、お手続きの方法など、お気軽にお問い合わせくださいませ
■株式会社アバック 梅田店
530-0051
大阪府大阪市北区太融寺町2-11 ジ・アドレス梅田 1F
営業時間
平日・土・日・祝 AM11:00~PM8:00
定休日 火曜日・水曜日
メールアドレス:osaka-umeda@avac.co.jp
TEL:06(6949)8726
FAX:06(6361)3339