【大阪梅田店】エソテリックのD-07XとG-02の展示が入りました!!
最近ベビースターラーメンを食べながらカルピスソーダを飲むと両方美味しくなるという世紀の発見をした渡部です。
大阪梅田店のピュアオーディオルーム「グラウディオ」に新たな展示が入りました。
お問い合わせやご試聴希望の多かったエソテリックのD-07XとG-02です。
既に展示のあるK-07を含めエソテリックの展示が充実しました。
早速パソコンからUSBケーブルを繋いで試聴してみます。
再生ソフトにfoobar2000を使用し、アウトプットにKS(カーネル・ストリーミング)を使用します(なぜかWASAPIではハイレゾの再生がうまくいきませんでした)。
もちろんG-02とBNCケーブルを繋いで、G-02のクロック信号を入力します。G-02にはA1~C2まで6系統の出力があり、それぞれに個別の出力周波数を設定できます。
外部クロックを入力する場合は、D-07XのUSBの設定を「HS_2」に設定します。
D-07Xになり192kHz/24bitのUSB入力対応になりました。
このようにちゃんと192kHzで入力されています。
192kHzのような48kHz系?の周波数には、G-02側の周波数モードの設定を「48」もしくは「48EXP」にします。
G-02の出力周波数を基本の「48kHz」と「10MHz」とに切り替えて試聴してみます。
「10MHz」にするとハイサンプリングをした時のように音の粒子が細かくなります。ただハイサンプリングのような音のダイレクト感が無くなったり、高域に付帯音が付くようなデメリットは感じません。クリアーに澄んでいく感じがし、明らかに音の品位が上がります。
クロックを「10MHz」に固定し、今度はD-07Xの方をいろいろいじってみます。
まずはデジタルフィルターを切り替えてみます。OFFとFIR1、FIR2、S_DLY1、S_DLY2の切り替えが可能です(1と2の違いはカットオフ周波数が可変か80kHz固定かです)。
このFIRフィルターとショートディレイの切り替えは旭化成製32bitDAC「AK4392」の機能だと思われます。
FIRに変えると、若干鮮度感が減衰する感じがします。S_DLYは一転、くっきりはっきり感が強調されます。好みもありますが個人的にはメーカー推奨のOFFが一番違和感がありませんでした。
次にアップコンバーターによりサンプリング周波数を変えてみます。2倍、4倍、DSD変換が選べます。
音楽データが192kHzだとDSD変換しか選べないので、96kHzの音楽データに変えてノーマルと2倍とDSD変換を切り替えてみます。
2倍にすると情報量は増えますが、ほんのわずかに響きに不自然さを感じます。DSD変換も悪くないですが敢えて選択する必要性は感じません。
試しに音楽データをCDからリッピングした44.1kHz/16bitの物に変えて、ノーマル、2倍、4倍、DSD変換に切り替えて試聴してみました。
さすがにハイレゾを聴いた後にノーマルで聴くと情報量の寂しさを感じます。2倍、4倍に切り替えることでハイレゾ音源の質感に近くなります。ダイレクト感と情報量のバランスに考慮して2倍と4倍を使い分けると良いと思います。DSD変換はアップサンプリングのような違和感を感じさせないで音のリアリティーを上げられますのでお奨めです。
アップコンバートは44.1kHz/16bitのような情報量の少ない物の方が効果的だと感じました。
試聴機をスタンバイしてありますので、興味のある方は今度の土日にご来店ください!!
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