イベント

2009年10月10日 (土)

「Cell REGZA」を見てきました

どーも久しぶりに登場の羽鳥ですcatface

先日、休日を利用して幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2009」に行ってきましたsoontrainschool

今回の目当ては開催前日に東芝が発表した新製品の液晶テレビ「Cell REGZA」です。

会場に到着後、真っ先に東芝ブースに直行すると・・・dash

ありましたよ「Cell REGZA」がどっさりと!と言うよりもメインブースが丸ごと「Cell REGZA」だけの展示という力の入れよう。メーカーの気合いが伝わってきます。

製品がどんな物かは色々な情報系のホームページに既に沢山載っているようなので割愛しますが、高画質を追求する専門店の販売員の立場からいくつか私見を書かせてもらいますと

・ダイナミックコントラスト500万:1は伊達じゃない!暗いシーンでも周辺の黒をしっかり沈めながら字幕や明るい部分のピークを落とすこと無く表現されていました。隣に展示していた現行品のZX9000と比較しても差は明らかでした。512分割部分駆動高輝度白色LEDバックライトが非常に効いてます

・今回搭載された超解像技術は確かに効果がありました。これも隣に展示していた現行品のZX9000と比較しても「Cell REGZA」の方が明らかに高精細な画が表示されていました。昨年のCEATECで技術発表された同社のXDE技術とは全く違いましたwobbly擬似輪郭・オーバーシュートなどのエラーも見受けられず、このテレビにあのプレーヤーの映像を入力したらどんな高画質な画が表示されるのかと期待の膨らむ出来でしたhappy01出来ればDVDなどのSDソースならどうなるのかも見たかったですがbearing

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ただ幾つか残念な点をあげますと

・輝度信号だけでなく色信号にも超解像処理を行ない、色解像度を2倍に向上。色のキレや精細感を向上し映像変換で失われる色情報を復元する機能の「色の超解像」技術が外部入力ソースには働かない点

・去年のCEATECの発表時点では搭載予定だった「熟成超解像」技術が未搭載な点

特に「熟成超解像」技術未搭載に関しては個人的に期待が大きかった分ショックでしたcrying

このあたりの不満点に関してはバージョンUPでの対応に期待していますdelicious

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とまあそんなこんなで色々書かせてもらいましたが結論を申し上げますと、今回の東芝の「Cell REGZA」は非常に魅力的な新製品である事は間違いありません

アバック秋葉原店でも個人的には展示したい製品ダントツNO.1ですsmile

2009年10月 9日 (金)

パイオニア新AVアンプ「SC-LX82」とフォステクス新GXシリーズでPQLSマルチサラウンドが体験できます。

故郷の福島に帰り、喜多方ラーメン「はせ川」と白河ラーメン「とら食堂」の2大名物店を食べてきた渡部です。(感想は電話でお問い合わせ下さいhappy01

10月10日から10月12日まで、秋葉原本店メカリアで、SC-LX82とBDP-LX52のコンビによるPQLSマルチサラウンドを、フォステクスのGXシリーズで再生しています。

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意外とアンプにクオリティーを要求するGXシリーズに、SC-LX82は見事に応えております。

2009年10月 8日 (木)

Fostex(フォステクス)GXシリーズ マルチチャンネル!!vol.2!!

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こんにちは、秋葉原本店の水ノ江です。

昨日のブログで菅原店長からバトンを受け取りまして、

(全国のジャニーズファンの皆様、完全に誤解ですsign01申し訳ございませんweep

引き続きFostex GXシリーズについて書いてみますrock

Gシリーズの思想を継承しながらも、とても身近な価格帯として登場ですsign01

とはいえ、妥協は一切無いですpunch今日の台風なんてイチコロですsign01

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作り、仕上げも非常にしっかりしていて、安定感抜群ですshine

脚部もご覧の通りですup

もちろんMIDコントローラーも搭載↓

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Gシリーズ同様のMIDコントローラーの採用により、聴覚の最も敏感な

周波数領域(1.6kHz~6kHz)を、+1dB~-2dBの範囲で微調整が可能です◎

ご試聴環境のシチュエーションに、よりマニアックに適応出来ます。

「GX102」、「GX103」は、ピュアオーディオ基準で構築されていますので、

映画だけじゃなくて、音楽ソースをお楽しみになる方は持って来いなシステムですnote

と、言うわけでこの度は様々な音楽ソースで試聴させて頂きましたear

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一先ずDOLBYのデモディスク「THE SOUND OF HIGH DEFINITION Ⅱ」から、

BENNY RIETVELD"100SQ.FT"(DOLBY TRUE HD 5.1ch)で試聴スタートです。

一番印象に残った音は、ボーカルに対して施されているディレイの抜けの出方でした。

誇張する事無く、各チャンネルへの残響感が極めて綺麗でしたnotes

続いてMINNIE RIPERTONの名曲"LOVIN'N YOU(CD:2ch)"を再生してみました。

鳥の囀りの聴こえ方が非常に綺麗で、音像だけでなく、音場の再現性もとても良い印象を

受けましたchick「ぴよぴよ」といろんな所で鳴いている様でした。

サビの最後のホイッスルボイスもバッチリ出ますupとても見通しの良い高域を

見せてくれます。

逆にTHE SUNBURST BANDの大クラシック"EVERYDAY(CD:2ch)"で、

キックとベースラインを主に試聴してみましたが、これがまた凄いんですsign03

極めてタイトで、早い低域を再現してくれました。

キックとスネアのコントラスト感も気持ち良いですgood

また、日本人初の名門VERVEレーベルのJAZZシンガーakikoのhip pop bopより、

G'N'Rのナイスカバー!! "PARADISE CITY(デジタルK2カッティングCD:2CH)"では、

見事にボーカルと乾いたリムショットが絡み合い、絶妙に再生してくれましたgood

このアルバムの冒頭のintroは、モノラルで収録されているのですが、

レコードに針を乗せて再生している際のチリチリと言う音の中に、

Fender Rhodesとakikoのボーカルが入ってくるアナログ感たっぷりなカッコイイ演出の

introなのですが、完璧にセンターに音像が定位し、本当にセンターのGX102が鳴っている様

でした。モノラル収録なので当然といえばそうなのですが、そのマスタリングの演出効果を

存分に発揮してくれました。

映画のサラウンドのみならず、本当に音楽の再生能力の豊かさに圧巻ですsweat01

カラーバリエーションも、ダークブラウン、ワインレッド、ハニーイエローと3色あって、

嬉しいですねっscissors

サブウーハーのCW200Aもしっかりと主張のある低域を再生してくれます。

このサイズでサブウーハーをご検討の方にはオススメです◎

価格帯もお求め頂きやすいですbell

秋葉原本店メカリアにて10/14までご試聴頂けます。

是非お気軽に御来店下さいsign03

2009年10月 7日 (水)

Fostex(フォステクス)GXシリーズ マルチチャンネル!!GX103

こんばんは、漫画「鈴木先生」の生徒会選挙の行方がおなじく気になっている菅原です。(ちなみに小川さんのファンです)

10月9日(金)~10月14日(水)まで行なわれます
「発売記念!! フォステクスNew GXシリーズで夢のマルチチャンネル!!」
は営業時間内ならいつでもメカリアでお聞きいただけるのですが

実は本日、設置しましたので、10月8日(木)からご視聴可能なんです!

今話題のフォステクスのマルチを1日も早く聞きたい!とか木曜日しか休みが無い!なんて方もいらっしゃるハズ・・・です。(しかし、あいにくの台風でしたね)

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フロント GX103、センター GX102、リア GX100、ウーハー CW200A
5.1ch合わせて定価でナント¥482,790です!

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センタースピーカーがプラチナムの台に乗っている
のでお供え物みたいになってます・・・

このコンパクトサイズと値段からは想像出来ないほどのパワフルな音を是非マルチチャンネルで体感してください!

明日は当店のジャニーズ系「水ノ江」がさらにGXシリーズをブログします!

2009年10月 4日 (日)

ビクターDLA-HD950&DLA-HD550イベントが終わりました

1部、2部、計4時間のイベントが終わり、かなりフラフラしている渡部です。

ビクターDLA-HD950&DLA-HD550イベントの内容報告ですが、1週間後に新宿店、横浜店でもイベントがありますので、ネタバレになりますのであまり詳しくは書けません。

Grand新宿店 10月10日(土)14:00~16:00

横浜店本館  10月11日(日)14:00~16:00

どちらも要予約になりますので、それぞれのお店にお問い合わせ下さい。

そのかわり、今日のイベント内容を完全網羅してボリュームアップさせた商品インプレッションを、後日ホームページにアップしますのでお待ち下さい。

製品インプレッションを載せました。(2009/10/14)

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実際のイベント風景です。解説はビクターのプロジェクター開発部(正式名称はちがうかも)の小林さんです。

DLA-HD550対DLA-HD350、DLA-HD950対DLA-HD750、DLA-HD950対DLA-HD550という比較を行いました。

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さわりをちょっとだけ紹介します。DLA-HD550対DLA-HD350の比較でソフトはThe Fall(落下の王国)です。

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向かって左がDLA-HD350、右がDLA-HD550です。映像モードはどちらもシアター1です。

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赤の違いは一目瞭然です。DLA-HD550のシアター1はDLA-HD750の画作りを目指したので、色再現性はかなり正確になっています。

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赤だけでなく、緑や他の色再現性も良くなっています。ガンマもコダックのガンマカーブを正確に再現している為、より立体感や質感表現が向上しています。

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ね、かなり期待できるでしょ?正式なインプレッションはもう少しお待ち下さい。

皆さん気になっているのは「クリアー・モーション・ドライブ」(フレーム補完)だと思いますので、きちんと報告します。

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今回搭載されたクリアー・モーション・ドライブは、実際見たところ60Hz入力と24Hz入力で動作が違います。通常のイメージしている、ヌメー(表現が難しい)と滑らかに動くフレーム補完は、24Hzの時にのみ働きます。たとえ元素材が24コマのフィルムだったとしても、60Hzで入力した場合は滑らかなフレーム補完にはなりません。それでも動きボケの緩和にはかなり効果がありますので、スポーツ中継や世界遺産等には重宝すると思います。24Hzの場合は、若干のエラーが見受けられたり、映画っぽさが無くなりビデオっぽくなりますので、個人的にはあまりお奨めしませんが、ガタつきが気になる方や、CGアニメなどには良いかもしれません。

もう一つの新機能に逆2-3プルダウンで24コマを作り出す「フィルムモード」があります。こちらは1080p入力には働かないのでご注意下さい。

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このモードにはオート(ビデオとフィルムを判別してフィルムの時だけ働く)、フィルム、オフが選べます。映画の場合は、より動作が安定するフィルムがお奨めです。

決定的なエラーも無く、十分実用で使えるレベルです。強制24p出力の無いブルーレイプレーヤーや、DVDプレーヤーをお使いの方は、ぜひ積極的に使ってみて下さい。クリアー・モーション・ドライブとの掛け合わせも可能です。

もう一つ忘れてならない新機能に「スクリーン補正」があります。

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これは、各社のスクリーンの発色の特性を大きく3つに分けて、A,B,Cでニュートラルに補正するというものです。実際スクリーンメーカー各社の27種類のスクリーンのR,G,Bのゲインを測定し、データを取ったそうです。どのスクリーンがA,B,Cどれになるのかは、発売に合わせてビクターのホームページで公開するそうです。

DLA-HD950とDLA-HD550共に、ただ倍速を搭載しましたという内容ではなく、1から映像を作り直していますので、特にDLA-HD950は究極と言えます。DLA-HD750でも若干黒に色が乗っていたのを完全に取り除いて、より深みのある黒を実現していました。

2009年10月 3日 (土)

インターナショナル オーディオショウ

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

昨日有楽町の東京国際フォーラムで開催されているインターナショナル オーディオショウに行ってきました。オーディオ低迷と言われている昨今ですがどのブースも活気にみなぎり大勢の人で賑わっていました。”日本のオーディオの未来は明るい”を確信した次第です。各ブース色々な新商品を展示していましたが、その中でも気になった新製品をいくつかご紹介いたします。

Joseph Audio の最新スピーカー Pulsar
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ORPHEUSの超弩級パワーアンプPrivilege
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エソテリックの最新SACDプレーヤーSZ-1s
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エソテリックの最新プリメインアンプAZ-1s
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アンプジラの最新パワーアンプAmpzilla 2000 SE
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ラックスマンのハイブリッドCDプレーヤーD-38u
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まだまだたくさんありますがこれらの新商品の試聴イベントを秋葉原店でも企画していますので楽しみにしていてください。因みに11月にラックスマンのハイブリッドCDプレーヤーD-38uのイベントを予定しています。

2009年10月 2日 (金)

「DLA-HD550」「DLA-HD950」イベント

こんばんわ!海外ドラマの「HEROESシーズン3」の恐ろしく凄い展開に早くもついていけなさそうな菅原です。

10月4日に行なわれるイベント
「緊急決定!!
DLA-HD950&DLA-HD550が初めてベールを脱ぐ!!」

は好評につき第2部を設けましたが、コチラも満員になってしまいました。

これからのイベント申し込みを考えていらした方は申し訳ございません。↓


キャンセル待ちか立ち見なら・・・・・とりあえず電話ください。

イベントをご予約頂いている方は、是非楽しみにしていてください。

世界で初「DLA-HD950」「DLA-HD550」をご覧頂けるのですから!!

今回のモデルは時間が無く750、350で出来なかった事がギッチリ詰まったモデルなのできっと満足頂ける出来だと思います。

楽しみにしていてください!!

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2009年9月29日 (火)

オンキョーの新フラッグシップAVアンプTX-NA5007イベント報告!

今度地上最強のオーディオショップ定員として、SASUKEに出場しようと思っている渡部です。

27日にONKYO新型AVアンプ TX-NA5007徹底紹介!! というイベントを行いましたので紹介します。

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黒で重厚な外観は、フラッグシップの風格十分です。

最初に今回のラインナップで重視されている、ネットワーク機能からデモが始まりました。今回から正式にDLNA対応になり、Windows Media Player11と合わせて、PC内の音楽ファイル(WAV/WMA/WMA DRM/WMA Lossless/MP3/AAC/FLAC/Ogg Vorbis/LPCMフォーマット)を再生できるだけでなく、vTuner Internet Radio経由で全世界のインターネットラジオが聴けます。

また、TX-NA5007とTX-NA1007はWindows® 7に対応してますので、PC側から操作をしてTX-NA5007を再生機器として音楽を流す事が可能です。

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次のデモはかなり面白く、分かり易いので大好評でした。TX-NA1007と同価格帯の他社製AVアンプ2台(ご想像にお任せします)を用意して、3Hzの矩形波を流しウーハーの動きを比較するというものです。この信号を再生すると、ウーハーは前に出て止まり、後ろに引っ込んで止まるという動きを繰り返します。つまり動き出しの速さと、きちんと止めるという制動力が一目瞭然に分かります。

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他社製アンプではウーハー動き出しが遅かったり、きちんと止まらずブルブル揺れたりしているのですが、TX-NA1007はカチンカチンと音がしそうなほど規則正しく、動いて止まってを繰り返します。オンキョー独自の3段インバーテッドダーリントン回路による低インピーダンス設計が、この制動力を実現してるそうです。

あと面白かったのは、各社ピュアダイレクトのON、Offでも制動力がかなり変わった点です。ここでもTX-NA1007が一番変化が無く、他社製AVアンプはもう話しにならない程で、特に止める方が出来ていません。S/Nが良くなると思っていたピュアダイレクトモードが、スピーカー制動力にもこれほど影響があるのは、新しい発見でした。

いよいよここから本格的な視聴に入っていきます。使用機材はプレーヤーにDMR-BW970、プロジェクターはDLA-HD750、スクリーンはスチュワートのウルトラマット、スピーカーは全てエラックで統一。L/RにFS248、センターにCC241、サラウンドとサラウンドバックにFS247、フロントハイトにBS243、そしてウーハーにSUB2060D(あれ、ESPか?)という豪華なシステムです。

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フロントハイトはニッシャの突っ張りポールで固定しています。

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オープニングはお馴染み「Legends of Jazz」からマーカス・ミラー、リー・リトナー等による「The Panther」。

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先ほどのデモでも実証されたスピーカー駆動力 が、マーカス・ミラーのベースをビン、ビンとはじける様に再現します。

続いて「ダイハード4.0」の高速道路での戦闘機とトレーラーのバトルシーンを再生。

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ここもかなり凄まじい低音が出ますが、先ほどの様な締まった低音だけでなく、こういった迫力と量感たっぷりの分厚い低音も、ウーハーに負けずにL/Rスピーカーからも出力していました。

さらにフロントハイトを使ったドルビープロロジックIIzのデモを、「U571」の水深200mの艦内で爆雷に怯えるシーンで行いました。

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水圧で船体が軋む音が、高さの表現が加わるとより臨場感が増し、頭上で爆発する爆雷の音もリアルで、船内にいるような錯覚を覚えます。

「イノセンス」のお馴染み雑貨屋のシーンでも、ドルビープロロジックIIzの有りと無しで再生。

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空気感と広がり感がまったく違います。ドルビープロロジックIIzを入れるとフワッとより立体的に音が広がります。

最後は「セリーヌ・ディオン ライブ」のマイハート・ウィル・ゴー・オンで締めました。

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観客の拍手、ホールに広がる声がドーム上に包み込む様に広がり、コンサート会場にいる様な感覚になります。フロントハイトスピーカーのみなのに、後ろ側の音も高さ方向へ広がるのは、サラウンドバックも含めた9.1ch再生の恩恵かもしれません。

イベントが終わる頃には、フロントハイトスピーカー無しでは物足りない、と思ってしまうくらいに魅力を感じてしまいました。

今回デモ出来ませんでしたが、TX-NA5007はフロントL/Rスピーカーを、バイアンプだけでなくBTLで接続できるというマニアックな仕様ですし、映像回路もReon VXにより、AVアンプ初のHDMIで1080/24p変換出力ができるという、地味に凄い機能を満載しています。

ビクターDLA-HD950&DLA-HD550のイベント追加公演決定!!

元ロックンローラーの渡部です。

ライブじゃないですが一度やってみたかったので...すみませんthink

ビクターDLA-HD950&DLA-HD550のイベントが、あっという間に定員一杯になってしまいましたので、急遽2部を行うことになりました。

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2部の予約受付を開始しましたので、お申し込みお待ちしております。

ある程度予想してましたが、やはり皆さん注目されてるんですね。

2009年9月27日 (日)

三菱の新型DLPプロジェクターLVP-HC3800のイベント報告!

フロイド・メイウェザー対マニー・パッキャオ戦を早く実現して欲しい渡部です。

9月26日にLVP-HC3800のイベント行いました。すみませんが、正式発表前で大々的に宣伝が出来ず、シークレットイベント的になってしまいましたので、知らなかった方もいらっしゃると思いますが、出来るだけ詳しく内容を報告したいと思います。

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司会はお馴染みAV評論家の堀切日出晴氏と、三菱電機の佐藤岳氏のコンビです。

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プレーヤーは画質の良さと動作レスポンスの速さで、今後の画質イベントのリファレンスになりそうな、パナソニックのDMR-BW970です。堀切、佐藤両氏絶賛の良い画を出してくれました。

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まずはWOWOW放送録画の「ビー・ムービー」を再生。DLPのコントラストを活かした、鮮やかで密度の濃い発色と、情報量の多い映像がインパクト十分!

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続いて同じWOWOW放送の「イースタン・プロミス」は、堀切氏いわく最近のWOWOWの中では、オーサリングが最も成功した映像だそうです。確かにデジタルカメラで撮影したかのような、クリアーで解像度の高い映像は、LVP-HC3800で見ると気持ち悪いくらいで、人物が背景から浮き上がって見えます。

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ここからはBDソフトに変わり、「ノー・カントリー」のチャプター②と③を再生。このソフトは、かなり輪郭にシュートが乗るそうで、シャープネスのきついプロジェクターでは変に輪郭の立った映像になってしまいます。チャプター②では、砂利や岩肌などの輪郭を、不自然に立たせること無く絶妙に再現。LVP-HC3800では従来のモデルに比べデフォルトでシャープネスの数値を10位下げているそうです。

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チャプター③の夜空に車のヘッドライトが広がるシーンでは、実際にLVP-HC3800のガンマの追い込みに使用したそうです。この微妙な階調表現は、プロジェクターの基本性能だけでなく、絶妙な映像調整が必要になります。(カメラの感度が弱い為、実際よりも潰れて見えます)

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「スウィーニー・トッド」では、モノクロ調の微妙な色使いと情報量豊かな映像をバランス良く見事に再現。

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LVP-HC3800のネイティブコントラストの高さと、綺麗に伸びる白ピークが「2001年宇宙の旅」で真価を発揮。真空の感じを出す為にカメラの絞りを絞り、長時間露光で撮影された隅々までピントの合った宇宙船や宇宙ステーションを、リアリティーと圧倒的な迫力で描きます。

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こちらも古めの映画「007ゴールドフィンガー」は、デジタルレストアされて公開当時より綺麗じゃないかなと思える映像ですが、LVP-HC3800のフォーカス特性の良さで、ショーン・コネリーのアップの細かな情報が、見えなくても良いものまで見えてしまいます。このフォーカスの良さは、オールガラスレンズによるものだそうです。

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最後はLD時代からデモで再生してきた「リバー・ランズ・スルーイット」で締めです。自然光で撮影された微妙な陰影や、さまざまな緑の再現性など見所は満載です。

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カラーホイールのグリーンのセグメントを広く取った為に、4倍速ですが従来のモデルよりもカラーブレーキングノイズが目立ちません。また、パネルがフルHDになり映像処理能力が上がった為か、誤差拡散ノイズも視聴位置からはほとんど見えません。

久しぶりに見た三菱DLPプロジェクターの映像は、HD2+のパネルにも関わらず、最新式のプロジェクターに引けを取らない映像でした。単板式DLPですので、画素ズレが無く、輪郭の切れが良く、色ムラもないというアドバンテージもあります。LVP-HC3000等と投射距離や打ち込み角が同じで、天吊ベースのBR-1もそのまま使える為、今お持ちの三菱プロジェクターからのグレードアップがし易い点も見逃せません。

LVP-HC3800の販売価格は、直接秋葉原本店までお問い合わせいただきたいのですが、かなり驚きの価格です。この価格でこんな画を出されてしまったらと、正直複雑な気分ですが、このご時勢かなりユーザーフレンドリーなモデルだと思います。今後の台風の目になりそうな予感を感じさせてくれるイベントでした。

追加記事を書きましたので合わせてご覧下さい。

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2009/09/lvp-hc3800-726a.html

プロフィール新宿


  • アバック新宿本店
    〒160-0023
    東京都新宿区西新宿7-5-9
    ファーストリアルタワー新宿3F
    ☎:03(5937)3150
    営業時間:11:00~19:00
    水曜定休
    e-mail:shinjuku@avac.co.jp

    ・JR『 新宿駅』 西口より徒歩8分
    ・都営地下鉄 大江戸線 『新宿西口駅』D5出口より徒歩4分
    ・西武線『西部新宿駅』より徒歩5分