イベント

2010年6月27日 (日)

「Panamorph FVX200J発売記念 先行イベント開催」報告!!

BSフジで放送中の「天体戦士サンレッド」にハマっている渡部です。

6月27日に行いました「Panamorph FVX200J発売記念 先行イベント開催」を簡単に報告いたします。

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この写真をみて「おやっ」と思った方は鋭いです。実は今回、投射距離の関係で、いつものイベントと違い部屋を縦方向で使っています(こっちの方が良かったりしてhappy01)。

スクリーンはオーエスのパネル型シネスコの「PA-Lシリーズ」に、ピュアマットⅡプラスの生地を張った物を使用しました。

プロジェクターは突っ張りポールを使い、仮想天吊で設置しました。

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このアナモフィックレンズ「FVX200J」は、投射距離はやや長いですが、取り付け簡単・値段が安い・コンパクトと三拍子揃っています。また、周辺フォーカスも優秀です。

従来のアナモフィックレンズは、「Vストレッチ」で縦に伸ばした映像を横に伸ばします。

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FVX200Jは、「Vストレッチ」で縦に伸ばした映像を、縦に圧縮します。2度手間のようですが、これで16:9全パネルでシネスコ映像を映しますので、輝度が上がり画素も細かくなります。

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ちなみに最短投射距離の目安ですが、スクリーンの幅をWとすると、シュナイダー製がW×1.4、パナモーフのUH480がW×1.6、そしてこのFVX200JがW×1.7になるそうです。例えばFVX200Jの場合、120インチのシネスコのイメージ幅が2,807mmなので、2,807×1.7=4,771ですので、最短で約4,800mmの投射距離が必要になります。

「FVX200J」は固定式なので、16:9映像や、WOWOWのように黒マスクに字幕がはみ出る場合の対処法も、実演しました。

通常シネスコスクリーンで、WOWOWのシネスコ映像を映すとこうなります。

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字幕の2段目が見えません。ちなみに「ターミネーター4」です。

DLA-HD950のメニューから「表示位置」という項目がありますので、これで画面を上側にシフトします。

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そうすると、こんな感じになります。

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若干頭が切れますが、我慢できるレベルです。それでも頭が切れるのがいやな場合は、シネスコの中に16:9を作る方法もあります。

「Vストレッチ」をオフにして、「アスペクト」を4:3にします。

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ちょっと小さくなってしまいます。

ブルーレイソフトの中にも、「オペラ座の怪人」のようにブラックマスクに字幕がはみ出るものがありますが、その場合もこの方法が使えます。

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画面を上側にシフトします。

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中に16:9を作るとこんな感じです。

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やはりチョット小さいので、個人的には画面シフトの方がシネスコ感が出てお奨めです。

今回も「インデペンデンス・デイ」を再生してくれました。

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やはりこういう大作?映画は、シネスコが良く似合います。もう一度シネスコで全編通して見てみたいなーconfident

このようなパノラマ画面も、シネスコだとスケール感が出ます。

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興奮度30%UPします。細かい事は気にならなくなります。

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このように「FVX200J」は、取り付けも簡単で、価格も現実的!! 16:9やWOWOWの字幕にも簡単に対応できますので、DLA-HD350以降のビクタープロジェクターをお持ちの方は、買うしかないかもしれませんsign02

2010年6月23日 (水)

DENON AVR-3311イベント報告!!

最近おなかが弱くなったので、冷水やジュースを飲まず温かいお茶を飲んでいる渡部です。

遅くなりましたが、6月20日に行いました「発売直前記念!! DENON のHDMI Ver.1.4a対応のNew AVアンプ「AVR-3311」試聴会!!」の報告になります。

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スピーカーはDALIのIKONのMK2シリーズで、フロントハイト有りの7.1chシステムを構築しました。

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プレーヤーには価格バランスを考え、パナソニックのDMP-BDT900、プロジェクターはメカリア常設のビクターDLA-HD550を使います。

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司会・進行はDENONの川北さんです。

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まずは挨拶代わりに、ブルーレイ「2012」のチャプター6地面が崩れる中を車で逃げるシーンを再生します。

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ローランド・エメリッヒ監督らしく、かなりおバカなシーンですが、ドルビープロロジックⅡzのフロントハイトスピーカーも効果的で、派手なスペクタクルシーンもスケール豊かに再生します。サラウンド音声のチャンネルセパレーションも良く、このクラスのAVアンプも音が良くなったなーと関心しました。

ここで川北さんよりドルビープロロジックⅡzとAudysseyDSXの違いの解説がありました。

ドルビープロロジックⅡzは、高さ成分をサラウンド音声から作り出すそうです。その為サラウンド音声のミキシングの仕方により、音の印象が変わります。AudysseyDSXは天井の反射音を付加するそうです。

ブルーレイ「ウォンテッド」チャプター3のスーパーの銃撃戦を、ドルビープロロジックⅡzとAudysseyDSXを切り替えて比較します。

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スーパーの中の喧騒音や客の声がかなりフロントハイに振られますが、ドルビープロロジックⅡzは自然で、AudysseyDSXは派手で分かりやすいという印象です。

ここで、2ch音声に対するドルビープロロジックⅡzとAudysseyDSXの処理の違いも解説が入りました。

ドルビープロロジックⅡzは、2chから7.1chへの変換も可能ですが、基本的にシネマモードしかありません。その為2ch音楽ソフトを再生する場合、センタースピーカーにボーカルが張り付いてしまいます。

AudysseyDSXの場合、単独では7.1ch化が出来ないので、まずドルビープロロジックⅡxで5.1chにし、その後AudysseyDSXで7.1ch化します。ドルビープロロジックⅡxはミュージックモードがありますので、こちらの方が音楽再生には向いているそうです。

ブルーレイのアンジェラ・アキのライブが2ch収録なので、このソフトでドルビープロロジックⅡzとAudysseyDSXの比較をしました。曲は「サクラ色」です。

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解説のとおり、ドルビープロロジックⅡzではセンタースピーカーにボーカルが張り付き、違和感があります。AudysseyDSXの方がホールに声が広がる感じが出て良かったと思います。

「レミーのおいしいレストラン」チャプター8でも、ドルビープロロジックⅡzとAudysseyDSXを比較。

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CG作品でここまで派手なサウンド設計がされていると、AudysseyDSXも良い感じで合います。作品によりこの2つを使い分けても良いと思います。

このAVR-3311は、ビデオプロセッサーにDVD-4010UDと同じアンカーベイの「ABT2015」を搭載し、フル10bit処理を行います。DVDO EDGEでもお馴染みのチップです。それによりDVDの1080/24p変換も可能です。

そこでDVD「グラディエーター」の闘技場が縦にスクロールするお馴染みのシーンで、24p変換の映像を検証してみます。

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屋根に出るクロスカラー状のノイズや観客席のちらつきもほとんど消え、動きも滑らかになります。上位機種の処理精度と遜色有りません。

WOWOW等の1080/60i映像の1080/24p変換も可能ですので、エアーチェックした「ライラの冒険」で確認しましたが、こちらも問題なしでした。

このクラスのAVアンプと組み合わせるプレーヤーは映像回路もプアな物が多く、24p変換も付いていないので、かなり重宝すると思います。

AVC-3311のもう一つの魅力に、ネットワーク機能があります。この価格帯で搭載してきたことも驚きですが、さらにFLACの96kHz/24bitに対応したことは、高音質配信音楽データを聴いている方には、非常に嬉しいことです。

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iPodもデジタルで入力でき、操作性やリストの見やすさもかなり良いです。日本語タイトルが文字化けしないのも何気に凄いです。

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最後はセリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」をAudysseyDSXで再生。

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こういうホールの感じは、フロントハイがあるとかなりリアルに再現されます。天井の高さも認識できるので、ライブ会場に居る様な感覚に陥ります。

イベントを終えての感想は、よくこの価格帯でこれだけ詰め込んだな~というものでした。機能的には上級機を若干追い越してしまった部分も有ります。

またIKONのMK2のシリーズもバランスが良く、綺麗なサラウンド空間を構築していました。個人的には日本発売未定のウーハーIKON SUB MK2の国内販売を希望したいと思いました。

今度の土日はイベントづくし!!

UFC116のブロック・レスナー対シェイン・カーウィン、秋山成勲対バンダレイ・シウバが楽しみな渡部です。

今度の土日も2週連続でダブルイベントになります(体がもつか心配ですがcoldsweats01

6月26日(土)は『「PerfectWave SYSTEM」+「MRE130」で聴く次世代オーディオスタイル!!』というイベントを行います。

スピーカーには、ジョセフオーディオの「Pearl」を使います。

Pearl

この「Pearl」は、203mmウーハー×2という割と小口径なウーハーユニットなので、それ程苦労せずに鳴らせると思っていたのですが、なかなか思い通りの低域再生が出来ず、MRE130でももてあまし気味でした。

そこへ、イベントで使うOCTAVEの強化電源「Super Black Box」が到着し、接続してみました。(この重量感が凄い!)

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やはりこのクラスのスピーカーは、コレが必要だな~と実感してしまいました。

低域がきちんと制動できるようになり、このスピーカーの重厚で解像度の高い低音の良さがでるようになりました。

イベント当日はPerfectWave SYSTEM+MRE130with Super Black Box+Pearlで、脅威の新世代サウンドを再生します。

まだ予約に空きがございますので、ぜひご参加ください。

さらに翌日27日には、話題騒然のパナモーフのJVC専用アナモフィックレンズのイベント『Panamorph FVX200J発売記念 先行イベント』を行います。

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このアナモフックレンズはガラスプリズム方式ですので、シネスコスクリーンもカーブドではなく平面の物を使います。電動やスプリングローラーも使えますので、より現実的になります。

もう一つの特徴は、従来のアナモフィックレンズは、Vストレッチで縦に伸ばした映像を横に伸ばしますが、このFVX200Jは縦に押し潰します。ですので投射距離が長くなります。

投射距離が稼げないという方もいらっしゃると思いますので、イベント当日は同価格帯で従来の横に伸ばす方式の、UH480というアナモフィックレンズも紹介いたします。

こちらもまだ空きがございますので、ご予約はお早めに。

2010年6月19日 (土)

明日はAVR-3311のイベントです!!

ニューフォースのBDP-83SE NuForce Editionのイベントをしながら、思わず欲しくなってしまった渡部です。

明日はAVR-3311のイベントです。

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このモデル、HDMI Ver.1.4a対応はもちろんですが、その他も結構進化しています。

この価格でネットワーク機能を搭載して来ただけではなく、FLACの96kHz/24bitに対応しました。FLAC対応AVアンプもまだ少ないうえに、96kHz/24bitとなるとDENONでもこのAVR-3311が初めてになります。

ビデオスケーラーもAVC-4310と同じアンカーベイのチップを使い、1080p/24Hz変換が可能になりました。

細かいところでは、GUIがAVC-A1HD等と同じような半透明の見やすいタイプに変わり、フロントハイとサラウンドバックのスピーカー端子をそれぞれ独立して搭載し、切り替えが出来るようになりました。

イベントでは、DALIのニューモデルIKONのMK2シリーズを使い、フロントハイやネットワーク機能もデモしていきます。

定員はほぼ一杯ですが、明日1日展示しておりますので、ご視聴希望の方は営業時間内いつでも出来ますので、ご来店お待ちしております。

2010年6月18日 (金)

OppoのブルーレイユニバーサルプレーヤーBDP-83SE NuForce Edition到着!!

スペインが負けてショックを受けている渡部です。

明日のイベント用のOppoのBDP-83SE NuForce Editionが来ました。

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いやー、相変わらず読み込みが速い!サクサク動く!

それだけじゃなく、音が良い!!映像が綺麗!!と3拍子も4拍子も揃ったモデルです。

日本初のイベントになります!!

イベントでは、音と映像を、アナログ2ch、アナログマルチ、HDMIでの比較など盛り沢山な内容になります。

まだ若干席に空きがありますので、ご予約お待ちしております。

2010年6月11日 (金)

トライオードの最新アンプが来ました!

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

今日はトライオードさんが来て明日のトライオードとスペンドールのイベントのセッティングをしていきました。管球アンプは独特の美さがあります。まだまだお席に余裕がありますので皆様のお越しをお待ちしております。

システムの全景

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最新アンプTRX-1(プリ)、TRX-P6L(パワー) カッコイイ

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スペンドールの最新作STとA6

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2010年6月10日 (木)

NuForceのBDP-83SEニューフォースエディションのイベントが決まりました!!

モビルスーツでは「マラサイ」が一番好きな渡部です。

ケンブリッジオーディオの「Azur650BD」の興奮が冷めやらぬ中、またまた凄いブルーレイプレーヤーが発表されました。

それがこちら、BDP-83SEニューフォースエディションです。

Oppo

もうご存知の方も方もいらっしゃると思いますが、OPPOのBDP-83SEのニューフォースチューンです。車でいえば、RX-7のRE雨宮チューンみたいなもんでしょうか(渋sign01)。

電源部とアナログ音声出力基盤を主にチューニングしているそうです。もちろんアナログ音声出力が売りになりますが、HDMI出力の音もパワフルで凄いんです!!

操作性もレスポンスも抜群です。価格は20万円位になるようですが、DBP-4010UDやUD8004に強力なライバル出現です。

そのBDP-83SEニューフォースエディションの日本最速イベントを、6月19日に行います。

ご予約のうえ、どしどしご参加ください。

Azur650BDといい、最近の海外勢は凄いです!

2010年5月31日 (月)

4K2K「DLA-SH4K」今日(5/31)まで見れます!

こんにちは!菅原です。

みなさん、4K2Kプロジェクター「DLA-SH4K」はご覧になられました?

イベントとしては5/29・30の2日間でしたが、土日休みでない方の為に、ビクターさんのご好意で本日いっぱい(5/31)ご視聴出来るようになりました。

5/31の閉店(~20:00)までご覧いただけますので、お時間のある方は是非ご来店ください!

このPJでデビッド・フィンチャーのBD「ゾディアック」を見たらあまりの高画質に鼻血が出そうになりました・・・。

今回、シネスコ150インチのスクリーンで投射しているのですが、あらためてシネスコっていいなぁと実感しました。上下の黒帯が無いと、それだけで中の映像が締まって見えます。カーブドスクリーンでなくても、シネスコスクリーンはいいですよ!!

2010年5月29日 (土)

只今、4K2Kプロジェクター「DLA-SH4K」視聴できます!

こんにちは!菅原です。

只今、アバック秋葉原本店2Fプロジェクタースタジオでは、うわさの4K2Kプロジェクター「DLA-SH4K」がご視聴頂けます!

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プロジェクターの筐体を見るだけでも価値のある重厚なボディ。かっこいい!

以前ブログで140インチ投射と言ってましたが、やはりこのプロジェクターは大きく映してナンボという事で急遽、秋葉原店にある一番大きなスクリーン「シネスコ150インチ」に変更!

シネスコ150インチは横幅3m50cm(16:9だと160インチ相当)もある横長スクリーン。

これに映すと・・・・。

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バーーーーン!!!!!

さすが3500ルーメン!この大きさでも明るい、明るい!

このパワー感・大きさは、画面に説得力があります!これはスタックよりスゴイ!!!

入力はHDMI→DVI変換で1080PをPJ側で1ドット→4ドットに引き伸ばして映しています。元の映像が1080Pなので4K素材の映像ほど緻密には映りませんが、それでも4Kを充分に堪能できる画質です。

しかもキセノンランプなので、業務用プロジェクターにありがちな高めの色設定ではなく、フィルムライクな温かみのある色で、映画の為のプロジェクターといけるでしょう。

なかなか見る機会の少ないプロジェクターですから、この機会を逃さないようご来店下さい!明日までですよ!

あっそうそう!
4K2Kプロジェクター視聴記念にビクタープロジェクター特価出しちゃいます!!くわしくはスタッフまでお申し付けください!

2010年5月25日 (火)

イベント機種の訂正です。DLA-SH7NL→DLASH4K

5/29・30のビクター4K2Kプロジェクターイベントですが、機種を間違って載せていました。

正しくは「DLA-SH4K」でした。申し訳ございませんでした。

ですので、明るさも5000ルーメン →3500ルーメンになります。

明るさは落ちますが、140インチなら十分でしょう。
しかもランプが7NLは水銀ランプなのに対してDLASH4Kはキセノンランプなのでホームシアター的にはコチラの方がいいですしね。

とにかくスタッフも楽しみなイベントなのです。

は・・・早く見たい!!!

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では、皆様のご来店お待ちしております!

話は変わりますが、エヴァの「破」少し見ましたが、すごいクオリティですね。
大音量で使徒が落下してくるシーンを見て、そのビジュアルと音の凄さに鳥肌が立ってしまいました。あきらかに序よりも音質が上がっており、突き刺さるような刺激的な音のオンパレードにドキドキしちゃいました。これは大画面&大音量で聞かないと勿体無いですよ!

是非とも4K2Kプロジェクターで見たいですね!!

プロフィール新宿


  • アバック新宿本店
    〒160-0023
    東京都新宿区西新宿7-5-9
    ファーストリアルタワー新宿3F
    ☎:03(5937)3150
    営業時間:11:00~19:00
    水曜定休
    e-mail:shinjuku@avac.co.jp

    ・JR『 新宿駅』 西口より徒歩8分
    ・都営地下鉄 大江戸線 『新宿西口駅』D5出口より徒歩4分
    ・西武線『西部新宿駅』より徒歩5分