イベント

2011年5月 2日 (月)

5/3(火)/4(水)は「3Dプロジェクター一挙視聴会」!!

こんにちは!菅原です。

明日からの、5/3(火)・5/4(水)
「3Dプロジェクター全5機種一挙視聴会」のイベントがございます!!

Bar_avcam_538

http://www.avac.co.jp/2011_shop/0429_avcam.html

しかも講師は3D映像に造詣の深い
「麻倉 怜士先生」です!!これは楽しみですね!!!

しかも、しかも今回の目玉は、
イベントにて対象となる3Dプロジェクターをご成約頂ければ3万円までの交通費を負担させていただきます。

となりますので、関東近郊以外からのお客様は観光も兼ねて、いらしてみてはいかがですか?

秋葉原見物でAKB48劇場へ行くかメイドカフェ巡りなど、どうでしょうか?
ちなみにAKB劇場5/3・4は12:00と15:30と20:30の公演があるみたいです。

ご予約にもまだ若干の余裕がありますので(AKB48の方ではないですよ)皆様のご参加お待ちしております!!

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

appleアバックご会員様登録はお済みでしょうか?apple
 
・もちろんご登録は無料です!
   
・アバックの会員様特価にてお買い上げいただけます!
 ・
超低金利クレジットがご利用になれます!
 ・
アバックインフォメーション(激安セール情報満載!)をお届けいたします!
 
こちら秋葉原店フォームからご登録いただくと秋葉原店限定secretのお得情報を
  お知らせ致しますsign03

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2011年4月30日 (土)

今日はLINNのネットワークオーディオ体験試聴会がありました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

今日はLINNのネットワークオーディオ体験試聴会がありましたので簡単にレポートしたいと思います。

まだネットワークオーディオ自体が認知されていない頃から精力的に商品を世に送り出してきたLINNのDSシリーズを全て検証してみました。使用曲にはLINNレコーズ、HDtrackから出されているハイサンプリングな物も網羅されています。

PRE:KLIMAX KONTOROL SE

POWER:AKURATE2200

DS:AKURATE DS/K

DS:MAJIK DS

DSI:MAJIK DSI

DSI:SEKRIT DSI

SPEAKER AKURATE242

SPEAKER MAJIK140

079_2

082_2

080_2

081_2

それでは早速聴いてみましょう。

まずはMAJIK DSとKLIMAX KONTOROL SE、AKURATE2200、AKURATE242の組み合わせです。

クラシック:ショパン:ピアノ協奏曲 16Bit24kHz

Images_2

一聴してSNの高さが分かる。ピアノの音もとても滑らかで耳あたりが良い音だが良く弾む。

女性ボーカル:LINNレコーズ キャロルキット:アルフィー 24Bit192kHz

Akd377_2

限りなく滑らかなギターの音に驚く。歌声にとても実体感があり眼前で囁いているようである。静寂感も素晴らしい。

女性ボーカル:LINNレコーズ Judith Owen:My Father's Voice 24Bit88kHz

Akd299_2

声の実体感が凄い。やはり圧倒的なSNであり、とても耳に心地いい優しい音である。

ここで同じ曲をAKURATE DS/Kに替えて試聴。

声に艶が増し、適度なメリハリ感も加わった。音の説得力が増した感じ。

プレーヤーをMAJIK DSに戻してから

バイオリン:HDtrack ムター:カルメン 24Bit88kHz

Hd00028943754422_110_2

これだけでも十分艶があり滑らかである、微小音の表現もしっかりしている。

同じ曲をAKURATE DS/Kに替えて試聴。

音の奥行き感が一気に深まり実体感が向上した。音楽の表現力が高まったようだ。

上級機になると音に説得力が宿るようだ。

ここでリリース前の最新ファームウエアーDavaarの特徴である機能を検証。

リンク機能:まずはサブで組んであるSEKRIT DSIから音を出しその音源をメインのAKURATE DS/Kとシンクロさせる。同じ楽曲を違う部屋でも同時に再生できる機能。

ジュークボックス機能:NASのデーターをファイル化してナンバリングする事で付属のリモコンで曲にふられた番号を打てば曲再生が出来る機能。

またプレーヤーをMAJIK DSの戻し比較を開始。

デュエット:HDtrack Ella and Louis:Stars Fall On Alabama 24Bit96kHz

Hd00731454330428_185

とても聴きやすい滑らかさはここでも健全である。

AKURATE DS/Kに替える。

歌声の陰影が深くなり、よりドラマティックに聴こえる。

ここでDSIシリーズの試聴へ移る。

まずはSEKRIT DSIから

トランペット:Chris Botti in Boston:Ave Maria 16Bit44.1kHz

51f9eaziycl__sl500_aa300_

入門機ともいえるSEKRIT DSIだがSN感が高く、音は一連のLINNの耳あたりが柔らかいソフトな音である。

女性ボーカル:手嶌葵:虹 16Bit44.1kHz

Images_3

とても透明感豊かな歌声が聴け、ピアノの倍音も美しく表現する。

POP:マイケルジャクソン:ブラック アンド ホワイト

Imagescat9stro

低音の制動もしっかりしており歯切れの良いドラムが聴ける。

ここでMAJIK DSIに替える。

同じ曲を聴く。

トランペット:Chris Botti in Boston:Ave Maria 16Bit44.1kHz

音の厚みが増し、音楽全体がふくよかになった。情報量も増え空気感の表現が出てきた。

女性ボーカル:手嶌葵:虹 16Bit44.1kHz

声の実体感が上がり、少し曖昧だった輪郭がハッキリした。

POP:マイケルジャクソン:ブラック アンド ホワイト

躍動感が増し、ビートがより強烈になった。低音の量感も増えた。

やはり音の差は明確にある。ただ両者の差は味付けの差であり両方ともLINNの音をしっかり奏でる。

最後にAKURATE DS/KとMAJIK242で何曲か聴いてみた。

ロック:HDtrack ローリングストーンズ:ホンキー トンク ウィメン 24Bit176kHz

Hx00018771900320_185

一音一音とても見通しが良く軽やかな演奏が聴けた。

ジャズ:HDtrack Bill Evans Trio:Waltz for Debby 24Bit192kHz

Hx00888072330030_185

ライブの生々しさが凄い。よどんだライブハウスの空気感までもが伝わってくるようである。渋い演奏が聴けた。

総評:ローエンドモデルでも十分音楽を楽しめるが音楽の表現力が上のクラスになるほど豊かになる。全体的に高SNでソフトな傾向は一緒である。この手の分野では一番の老舗らしくユーザー側の使いやすさをよく考えている。ここがLINN製品が他より突出している理由である。

進行役をして頂いた株式会社リン・ジャパンの長堀さん 有難うございました。

086

2011年4月24日 (日)

今日はMORDAUNT-SHORT Performance6のイベントがありました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。今日はMORDAUNT-SHORT Performance6のイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。

MORDAUNT-SHORT は40年の歴史を持つイギリスの老舗スピーカーブランドです。今回はフラッグシップとして最上位のPerformance6が発表されました。

独特なフォルムがカッコ良い

068

それでは早速聴いてみましょう。

プリメイン:darTZeel CTH-8550

CDプレーヤー:Cambridge Audio Azur840c

069

女性ボーカル:Alison Krauss:Stay

A

圧倒的な透明感と瑞々しさで全ての音が澄んでいる。低音も膨らまずタイトで解像度が高い。

トランペット:Chris Botti:CINEMA PARADISO

A_2 

ライブのホール感をともなって美しいヨーヨー・マのチェロの響きが部屋に広がる。哀愁漂うBottiのトランペットの実体感が凄い。

クラシック:Shostakovich:Symphonies5&9

Imagesca1vka4z

ダイナミックレンジがとても広くそれぞれの楽器の位置が分かる分解能の高さである。前後の奥行き感もとても良く描かれている。

女性ボーカル:CHRISTINA AGUILERA:You lost me

Imagescaz91123

まるで目の前で歌っているかのような実体感で歌声が迫ってくる。感情たっぷりに歌いあげる彼女の声に聴き入る。

ジャズ:Miles Davis:Time after time

Imagescaz79irx

シャープに切れ込むトランペットが圧巻である。一つ一つの音の分離感も素晴らしい。

アカペラ:London by night

Imagescagl768b

とても美しいハーモニーがなんとも耳に心地よく、心が和むようだ。美音である。

バイオリン:五嶋 みどり:チャイコフスキー

A_3 

こちらの演奏でも美しい広がり感を楽しんだ。躍動感溢れるバイオリンの倍音をしっかり再現している。

女性ボーカル:Maria Ana Bobone:Senhora da Lapa

Imagescavtfo5c

空気感までもしっかり伝えてくる澄んだ歌声に驚く。ピアノも限りなく透明である。

ギター:Al Di Meola:MEDITERRANEAN SUNDANCE

Imagescav9y2bg

歯切れの良いギターが眼前に炸裂、超絶テクの白熱した演奏に圧倒された。圧巻である。

総評:MORDAUNT-SHORTの集大成だけあって音の情報量がとてもある。良く広がる透き通った音に魅了された。価格を考えると信じられないようなコストパフォーマンスである。

進行役は株式会社ナスペックの水次さん 有難うございました。

076

HP-P1やAlgoRhythm Soloも登場!! 4月29日からのイベント紹介!

最近胃が弱ってきて、脂っこい物が食べられない渡部です。

4月29日から5月5日のゴールデンウィーク期間中に行いますハイエンドヘッドホン&イヤホン&ポータブルヘッドホンアンプ祭り!!を紹介します。

Aki4_29

一大ジャンルとして確立された、ポータブルヘッドホンアンプと、ハイエンドイヤホンの注目モデルの試聴機を、出来るだけ取り揃えてお待ちしております。

個人的に注目しているのは、iPodからデジタル入力が可能になった2機種、FostexのHP-P1と、Cypher LabsのAlgoRhythm Soloです。

Hpp1 Algorhythmsolo

この2台を含め、ポータブルヘッドホンアンプは、AlgoRhythm Soloのパートナーになる、Rx amp MK2iQubeiQube V2ICON Mobile、FiioのE7E5が参加予定です。

イヤホンも、王者SHUREのSE535や、現在最強の3ウェイ4ドライバを搭載するWestone4をはじめ、Monsterなど話題の機種を用意します。

Se535 Westone4

その他、憧れのSennheiser HD800等のヘッドホンや、ヘッドホンアンプも用意して、盛りだくさんでお待ちしております。

愛用のiPodや、ポータブルプレーヤーを持ってご来店下さいrun
もちろんお持ちのイヤホンやポータブルヘッドホンアンプをお持ちいただいても結構です。

2011年4月22日 (金)

MORDAUNT-SHORT Performance6のイベント準備が整いました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

本日のブログ第二弾になりますが24日(日)に行われるMORDAUNT-SHORT Performance6イベント準備が整いましたのでお知らせいたします。

全体はこんな感じ!

067

特許技術のATT(Aspirated Tweeter Technology)を採用したツイター部

071

フォルムも独特のPerformance6はとてもカッコ良いです!

068

072

アンプはdarTZeel CTH-8550

CDはCambridge AUDIO Azur840C

069

まだお席に余裕が御座いますので皆様のお越しをお待ちしております。

2011年4月18日 (月)

昨日はEsotericの最新プリメインアンプI-03のイベントがありました!

みなさんこんにちは、アバック秋葉原店Graudioの福田です。

昨日はEsotericの最新プリメインアンプI-03のイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。

069

インテグレーテッドアンプの最高峰であるこの「I-03」はEsotericの究極のテーマ「Master Sound Works」の理念の基づき誕生したそうです。

プレーヤーとデザイン統一がされていてカッコ良いフォルム!

072

それでは早速聴いてみましょう。

まずはプレーヤーにK-03(上から3番目)を使っての試聴になります、スピーカーはTANNOY Kensington/SEにスーパーツイーター。

071

070

クラシック:GEORGES BIZET:カルメン組曲第4の幕

Cdesse90050

一聴して音数が多く、曲の中に音が敷き詰められているような演奏を聴かせる。切れ味、瞬発力とも申し分ない。

女性ボーカル:Cyndi Lauper:Across The Universe

41homlev6dl__sl500_aa300_

ハスキーなシンディーの声はとても瑞々しく抜群のSN感である。ウクレレという素朴な楽器の持ち味が良く表現さていてナイロン弦の擦れる感じが良く伝わってくる。

ジャズ:TAKESHI  INOMATA:THE DIALOGUE

9901291

力強いウッドベースが歯切れ良く歌い、生々しいスネアのブラシの音と共に実体感ある演奏を聴かせる。

ギター:Al di Meola:Flesh on Flesh

Imagescap1l65f

重心の低いドラムを背景に滑らかかつヌケの良いフラメンコギターの美しい旋律に魅了される。微小音までしっかり捕らえ、解像度の高さが伺える。

ここでCDレシーバーのRZ1の登場!

Rz1

K-01をプレーヤーとして使った時の音とRZ1単体の音を比較。

まずはRZ1単体でスピーカーはPIEGAのTP3を使用。

ジャズ:Grover Washington,Jr:WINELIGHT

231

十分にHiFiであり勢いこそないがSNの高い高精細な音を聴かせる。

ボーカル:紙ふうせん:冬が来る前に

31d8sgf9rrl__sl500_aa300_

ここでもSN良さが光る、背景の音も克明に表現。

ここでプレーヤーにK-01を使用。

K01

ジャズ:Grover Washington,Jr:WINELIGHT

音の豊かさ、滑らかさが一気に向上、音に包みこまれる感じが心地良い。

女性ボーカル:紙ふうせん:冬が来る前に

演奏が一気に高精細になり歌声はボリューム感と実体感が増した。

K-01の表現力に驚かされた!

ここでK-01,I-03,TANNOYという最高の組み合わせでさらに試聴を続ける。

クラシック:チャイコフスキー:白鳥の湖ワルツ

Cl091030003 

ホーンの奥行き感が素晴らしい、非常に上品で優雅さを感じさせる。微小音の表現に驚かさせられた。

女性ボーカル:LINA NYBERG:Never Let Me Go

41eojk49kul__sl500_aa280_

しっとりとそして哀愁たっぷりの歌声に魅了された。リラックスした雰囲気を醸し出す演奏である。

女性ボーカル:ENGLESKYTS

A

透明感豊かな歌声がやや後方に定位し、その可憐な声を重厚なオルガンが支える。先ほどとは違いとても厳粛な演奏を聴かせる。

女性ボーカル:Close To  The music:The Painter

Imagesca1yh14i

1つ1つの音が粒立ていて歯切れの良さが光る。重心の低いボーカルが独特の雰囲気を醸し出す。

ジャズ:アキュフェーズデモSACD:Side by Side

シンバルの切れ込みが冴えるノリの良い演奏である。ピアノも硬質な感じが一切なく軽快にスイングしている。

クラシック:GEORGES BIZET:アルルの女

Cdesse90050_2

優雅さ、静けさ、広大さ、アンサンブルの美しさの全てが高次元で調和している、とても説得力があり、音楽をじっくり味わうための演奏である。

フュージョン:THE ALAN PARSONS PROJECT:Sirius

Imagescaw5zxtr

今まで聴いてきた曲とはことなる現代的なシンセサイザーサウンドだが躍動感豊かなアクティブな演奏を聴かせ、強烈なビートをしっかりタンノイのスピーカーから取り出している。

クラシック:HECTOR BERLIOZ:断頭台への行進

0339873c27904d05d14d92d8521becc0

立ち上がりの早いメリハリ感のある演奏である。音離れの良さは秀逸。

総評:Esoteric初のハイエンドインテグレイテッドアンプI-03はハイスピードかつ高精細な音作りがされていてとても現代的な音のアンプだと思う。この情報量の多さはまさにEsotericの音であり緻密という言葉がぴったりのアンプである。

説明に熱が入るエソテリック株式会社の佐伯さん 有難う御座いました。

073

2011年4月15日 (金)

Esoteric I-03のイベント準備完了!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

今日は17日(日)に行われる「Esoteric I-03」のイベント準備が完了しましたのでお知らせいたします。

おかげ様でイベントは満員御礼ですが、まだ他では聴く事が出来ない最新モデル「I-03」が明日の土曜日は終日試聴可能です。

この機会に皆様のお越しをお待ちしております。

066

プレーヤーはK-01です。

067

スピーカーはTannoy Kensington/SE

068

2011年4月 5日 (火)

今週の土曜日9日は、KEFのMODEL209のイベントです。

有吉先生が出ている番組はどうしても見てしまう渡部です。

4月9日は「KEF、超弩級サブウーハーMODEL209を堪能する!」というイベントを行います。

Reference209

もちろんウーハーだけでなく、Referenceシリーズによる5.1chと2.1chの音も聴けます。

講師には、元HIVI編集長の山本浩司氏をお迎えし、様々なソースでデモを行います。

ご予約の上、是非ご参加下さい。

2011年4月 3日 (日)

3D対応ミドルクラスAVアンプ視聴会を終えて

もうすぐ40の大台に乗ろうとしている渡部です。

4月2日に行いました3D対応ミドルクラスAVアンプ視聴会を簡単に報告させていただきます。

637

みなさん長丁場のイベントご苦労様でしたconfident

司会・進行は、AV評論家の麻倉怜士さんです。

お疲れ様でした。

636

比較試聴をするAVアンプが4機種で、デノンAVR-4311、マランツAV7005+MM7055+MM7025、パイオニアSC-LX83、ソニーTA-DA5600ESという、いずれ劣らぬベストセラー機たちです。

使用するスピーカーは、B&WのCM-9を中心とするCMシリーズと、ウーハーに富士通テンのTD725SWです。

634

ブルーレイプレーヤーには、スムーズなイベント進行には欠かせないBDP-93 Nuforce Editionを使います。

632

もちろんHDMIは、映像/音声を分けて出力します。

プロジェクターは、三菱のLVP-HC9000Dを使います。

635

今回は脇役に回ってしまいましたが、相変わらず良い画を出していました。3D以外はずっとフレーム補間の「トゥルーフィルム」モードが入ってましたが、皆さん気づきましたか?

AVアンプのセッティングでは、4機種すべてそれぞれの自動音場補正を使ってセッティングし、その後マニュアルで微調整を施しました。自動音場補正の精度も年々上がってきてますので、微調整する幅や項目も少なくなってきています。サラウンド再生では、それぞれの音場補正が加わった音での比較になっています。

それでは登場順に簡単に報告及び感想を書かせていただきます。

デノン AVR-4311

Avr4311

奇をてらわず熟成を重ねてきた、デノンのミドルクラスAVアンプ。最近AirPlayにも対応になり、機能性は最先端をいきます。

始めにCDジェニファー・ウォーンズ「The Hunter」を、ピュアダイレクトによる2チャンネルで再生し、アンプの素性を測ります。最近のAVアンプの音質の向上を改めて実感させてくれる音です。以前はどうしても大味な音になりがちでしたが、音が反響して空間に広がる様や、締まった低音、肉声感など、ピュアオーディオに迫る再現力です。

この機種のみ9chパワーアンプを搭載していますので、サラウンドはフロントハイトスピーカーを含めた9.1ch再生でのデモになります。Audysseyで補正された音は、以前の極端なハイ上がりではなく、適度に明瞭度と艶やかさのある音になっていました。Audyssey DSXの効果は絶大で、サラウンド空間の広さは4機種中最もありました。

麻倉さんも「AVC-4310よりも音の質感が向上した」とおっしゃっていました。

マランツ AV7005+MM7055+MM7025

Marantz_av7005

31hwdhvciyl

今回唯一のセパレート型になります。パワーメーター調の円形ディスプレイを配したデザインは、シンプルでカッコいいです。こちらもAirPlay対応になり、機能的にも隙なしです。

ピュアオーディオによる2ch再生では、脚色の無い素直な音調が印象的です。以前の線の細さは影を潜め、中低域も厚みがあります。高域のキツさのない耳障りの良さも美点です。

サラウンドではAudysseyの補正が入りますが、同じAudysseyを使うAVR-4311とは音の傾向が異なります。高域の華やかさや艶っぽさは控えめですが、中音域にエネルギーバランスを置いた音は、セリフやボーカルに厚みがあり、危うさの無い安定した音です。

麻倉さんによると、デノンとマランツは同じグループ会社D&Mホールディングなので、開発部門も同じところにあるそうですが、敢えて交流を持たず独自性を大事にしているそうです。ですので、出てくる音もまったく異なります。最終的には音決めする人のセンスが大きいというところでしょうか。

パイオニア SC-LX83

Sclx83

今回の4機種の中で唯一32bitDAC搭載のAVアンプです。32bitDAC搭載のプレーヤーは多数ありますが、いよいよAVアンプも32bitDACの時代になってきました。さらにHi-bit32/Hi-sampling Audio Processingが加わることにより、圧倒的な情報量を誇ります。

2chダイレクト再生でも、圧倒的な情報量でクラスの違いを見せ付けます。以前のモデルでは、やや派手さが勝ちすぎるきらいがありましたが、32bitになりしなやかさが加わって、上質な華やかさになりました。

サラウンドでは、Advanced MCACCの優位性を見せつけます。さらにマニュアルでの細かな追い込みが出来るようになり、より人の感覚に近い補正が可能です。その効果は、音のクリアネスやサラウンドの繋がりに反映され、理想的なルームチューニングを施したかのような印象を受けます。さらに32bitDACとアイスパワーのコンビネーションによる駆動力と情報量は、静寂から大爆発まで、完璧に描き分けます。

過去にVSA-AX10ユーザーだった麻倉さんも、そのパフォーマンスに驚嘆されていました。

ソニー TA-DA5600ES

Tada5600es

毎回このクラスに力作を送り込んでくるソニーですが、今回も期待に違わぬモデルです。スピーカー位置のオフセットや、メーカーの違うスピーカーの組み合わせにも対応するスピーカーリロケーション with A.P.Mは、現実のサラウンド環境を考慮した、ユーザーフレンドリーな機能です。

2ch再生では、SC-LX83に迫る解像度を感じます。TA-DA5500ESでは、やや低音域が薄く軽い印象を持ちましたが、低音域の力感も増してバランスが良くなっています。

サラウンド再生では、今回は同じシリーズのスピーカーを用意したので、スピーカーリロケーション with A.P.Mは使わず、アドバンストD.C.A.C.のみの補正を行いました。SC-LX83の圧倒的な駆動力には及ばないものの、情報量ではかなり良い勝負をします。空間情報量とサラウンド感は、このモデルの売りの一つでしょう。

歴代のソニー製AVアンプを聴いてきた麻倉さんも認める、ハイコストパフォーマンスモデルです。

久々にきちんとAVアンプの比較試聴をしましたが、以前は精度が今ひとつだった自動音場補正も、十分実用で使える程に進化していました。ネットワーク機能やi-Podとの連動など、機能性も発展し、もはやAVアンプと言うよりは、マルチメディアレシーバーと言う方が当たっていると思います。

4月14日まで3D AVアンプ視聴商談フェア!!も継続中ですので、AVを購入するなら今が買いどきです!!

2011年3月26日 (土)

アナモフィックレンズによる3Dシネスコのイベント報告です

花粉症の目の痒さに心が折れそうな渡部です。

本日行いました「アナモフィックレンズによる3Dシネスコの世界!!」のイベント報告になります。

多数のご参加ありがとうございました。司会はオーエスプラスeの小野寺さんです。

629

今回の主役の一台、パナモーフ製アナモフィックレンズ「UH480」です。

Uh480_150

そしてもう一台の主役、三菱「LVP-HC9000D」です。Imagesca02hnfz

イベントでは付属のプレートを使って、このように設置しました。

617

逆側から

616

この固定用プレートと、天吊ブラケットが付属されます。今後の出荷品には、LVP-HC9000Dに対応した固定用の穴が空けられるとの事です。

そして、準主役の「BDP-93 NuForce Edition」です。脅威の機能性で最近大人気の1台です。

615

う~ん、もうチョット綺麗にしておけばよかったweep

冒頭は、挨拶代わりに「2012」を再生しました。

625

おなじみローランド・エメリッヒ監督作品ですが、相変わらずのそんな馬鹿な!!の連続です。「パトリオット」では良い演出出来てたのにdespair

それでも、シネスコによるスケールの大きいスペクタクル映像は得意中の得意ですので、今回のオープニングデモに採用させていただきました。

やっぱりローランド・エメリッヒ作品は、シネスコスクリーンに映えます。

このUH480の、DLA-X7、DLA-X3、VPL-VW90ES、LVP-HC9000Dに使う場合の、最短投射距離の目安ですが、スクリーンの幅をWとすると、W×1.3~1.6の場合カーブドスクリーンを使用し、W×1.6~平面スクリーンが使えます。

ちなみに120インチシネスコの幅(W)は2805mmです。

次は懐かしの「ブレードランナー」です。

628

VHS⇒LD⇒DVDと見続けてきたタイトルですが、このブルーレイのアナモフィックレンズによるシネスコ再生が究極再生ではないでしょうか。

627

ジャパニーズテイスト溢れる幻想的な夜景のシーンも、シネスコならではのスケール感で展開されます。

BDP-93 NuForce Editionの字幕シフトは、アナモフィックレンズでも有効です。

624

623

2Dシネスコ視聴最後は、DVD「スターウォーズ・エピソード3」のコルサント上空艦隊戦です。本当はエピソード6のエンドア上空艦隊戦を再生しようと思いましたが、持ってくるのを忘れてしまいましたcoldsweats01

626

やはり「スターウォーズ」をシネスコで見るというのは、映画ファンの夢ですねlovely

休憩を挟み、後半はいよいよアナモフィックレンズによる、秋葉原本店初の3Dシネスコです。

まずは、ハイクオリティー3Dソフトの代表「ガフールの冒険」では、その精緻な3D映像に度肝を抜かれます。

622

3Dをシネスコで映すことにより、作品世界に入り込んで行き易くなるのは、2Dの時と同じです。

実写作品「バイオハザードⅣ」も、シネスコにより興奮度倍増です。

621

アナモフィックレンズにより輝度を稼ぐことは、3Dにとってかなりの恩恵があります。

イベントではピュアマットⅡプラス(WF202)を使いましたが、よりゲインの上がった最新のピュアマットⅡEX(WF203)なら、さらに凄い映像を出してくれるハズです!

シネスコスクリーンを使う場合、「アバター」のようなビスタサイズのソフトを再生する時はどうするの?という疑問が沸いてきますが、LVP-HC9000Dのアスペクトを「アナモフィック2」にすると、シネスコの中に16:9の映像を作ってくれます。

619

さらにアナモフィックレンズ+Vストレッチの応用テクニックとして、ビスタサイズをシネスコで映すということも出来ます。

618

このようにメインメニューの文字も、シネスコ再生を想定したようにピッタリの位置に来ます。

「アバター」は劇場公開時シネスコで上映されましたが、ブルーレイになったらビスタにされてしまいました。その為シネスコにしても違和感の無い再生が可能です。

620

字幕の位置もこのようにシネスコ画面内に収まります。シネスコ版「アバター」は、より映画館の雰囲気が出て、かなり良いです。これに慣れると通常のビスタ版がやや不自然に見えてしまうくらいです。

手前味噌ですが、初めてシネスコ再生を見た方には、内容的にかなり見ごたえのあるイベントだったと思います。

UH480は常時展示予定ですので、準備ができましたらお知らせさせていただきます。

プロフィール新宿


  • アバック新宿本店
    〒160-0023
    東京都新宿区西新宿7-5-9
    ファーストリアルタワー新宿3F
    ☎:03(5937)3150
    営業時間:11:00~19:00
    水曜定休
    e-mail:shinjuku@avac.co.jp

    ・JR『 新宿駅』 西口より徒歩8分
    ・都営地下鉄 大江戸線 『新宿西口駅』D5出口より徒歩4分
    ・西武線『西部新宿駅』より徒歩5分