アナモフィックレンズによる3Dシネスコのイベント報告です
花粉症の目の痒さに心が折れそうな渡部です。
本日行いました「アナモフィックレンズによる3Dシネスコの世界!!」のイベント報告になります。
多数のご参加ありがとうございました。司会はオーエスプラスeの小野寺さんです。
今回の主役の一台、パナモーフ製アナモフィックレンズ「UH480」です。
イベントでは付属のプレートを使って、このように設置しました。
逆側から
この固定用プレートと、天吊ブラケットが付属されます。今後の出荷品には、LVP-HC9000Dに対応した固定用の穴が空けられるとの事です。
そして、準主役の「BDP-93 NuForce Edition」です。脅威の機能性で最近大人気の1台です。
う~ん、もうチョット綺麗にしておけばよかった。
冒頭は、挨拶代わりに「2012」を再生しました。
おなじみローランド・エメリッヒ監督作品ですが、相変わらずのそんな馬鹿な!!の連続です。「パトリオット」では良い演出出来てたのに
それでも、シネスコによるスケールの大きいスペクタクル映像は得意中の得意ですので、今回のオープニングデモに採用させていただきました。
やっぱりローランド・エメリッヒ作品は、シネスコスクリーンに映えます。
このUH480の、DLA-X7、DLA-X3、VPL-VW90ES、LVP-HC9000Dに使う場合の、最短投射距離の目安ですが、スクリーンの幅をWとすると、W×1.3~1.6の場合カーブドスクリーンを使用し、W×1.6~平面スクリーンが使えます。
ちなみに120インチシネスコの幅(W)は2805mmです。
次は懐かしの「ブレードランナー」です。
VHS⇒LD⇒DVDと見続けてきたタイトルですが、このブルーレイのアナモフィックレンズによるシネスコ再生が究極再生ではないでしょうか。
ジャパニーズテイスト溢れる幻想的な夜景のシーンも、シネスコならではのスケール感で展開されます。
BDP-93 NuForce Editionの字幕シフトは、アナモフィックレンズでも有効です。
2Dシネスコ視聴最後は、DVD「スターウォーズ・エピソード3」のコルサント上空艦隊戦です。本当はエピソード6のエンドア上空艦隊戦を再生しようと思いましたが、持ってくるのを忘れてしまいました
やはり「スターウォーズ」をシネスコで見るというのは、映画ファンの夢ですね
休憩を挟み、後半はいよいよアナモフィックレンズによる、秋葉原本店初の3Dシネスコです。
まずは、ハイクオリティー3Dソフトの代表「ガフールの冒険」では、その精緻な3D映像に度肝を抜かれます。
3Dをシネスコで映すことにより、作品世界に入り込んで行き易くなるのは、2Dの時と同じです。
実写作品「バイオハザードⅣ」も、シネスコにより興奮度倍増です。
アナモフィックレンズにより輝度を稼ぐことは、3Dにとってかなりの恩恵があります。
イベントではピュアマットⅡプラス(WF202)を使いましたが、よりゲインの上がった最新のピュアマットⅡEX(WF203)なら、さらに凄い映像を出してくれるハズです!
シネスコスクリーンを使う場合、「アバター」のようなビスタサイズのソフトを再生する時はどうするの?という疑問が沸いてきますが、LVP-HC9000Dのアスペクトを「アナモフィック2」にすると、シネスコの中に16:9の映像を作ってくれます。
さらにアナモフィックレンズ+Vストレッチの応用テクニックとして、ビスタサイズをシネスコで映すということも出来ます。
このようにメインメニューの文字も、シネスコ再生を想定したようにピッタリの位置に来ます。
「アバター」は劇場公開時シネスコで上映されましたが、ブルーレイになったらビスタにされてしまいました。その為シネスコにしても違和感の無い再生が可能です。
字幕の位置もこのようにシネスコ画面内に収まります。シネスコ版「アバター」は、より映画館の雰囲気が出て、かなり良いです。これに慣れると通常のビスタ版がやや不自然に見えてしまうくらいです。
手前味噌ですが、初めてシネスコ再生を見た方には、内容的にかなり見ごたえのあるイベントだったと思います。
UH480は常時展示予定ですので、準備ができましたらお知らせさせていただきます。
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