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2011年4月30日 (土)

今日はLINNのネットワークオーディオ体験試聴会がありました!

みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。

今日はLINNのネットワークオーディオ体験試聴会がありましたので簡単にレポートしたいと思います。

まだネットワークオーディオ自体が認知されていない頃から精力的に商品を世に送り出してきたLINNのDSシリーズを全て検証してみました。使用曲にはLINNレコーズ、HDtrackから出されているハイサンプリングな物も網羅されています。

PRE:KLIMAX KONTOROL SE

POWER:AKURATE2200

DS:AKURATE DS/K

DS:MAJIK DS

DSI:MAJIK DSI

DSI:SEKRIT DSI

SPEAKER AKURATE242

SPEAKER MAJIK140

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それでは早速聴いてみましょう。

まずはMAJIK DSとKLIMAX KONTOROL SE、AKURATE2200、AKURATE242の組み合わせです。

クラシック:ショパン:ピアノ協奏曲 16Bit24kHz

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一聴してSNの高さが分かる。ピアノの音もとても滑らかで耳あたりが良い音だが良く弾む。

女性ボーカル:LINNレコーズ キャロルキット:アルフィー 24Bit192kHz

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限りなく滑らかなギターの音に驚く。歌声にとても実体感があり眼前で囁いているようである。静寂感も素晴らしい。

女性ボーカル:LINNレコーズ Judith Owen:My Father's Voice 24Bit88kHz

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声の実体感が凄い。やはり圧倒的なSNであり、とても耳に心地いい優しい音である。

ここで同じ曲をAKURATE DS/Kに替えて試聴。

声に艶が増し、適度なメリハリ感も加わった。音の説得力が増した感じ。

プレーヤーをMAJIK DSに戻してから

バイオリン:HDtrack ムター:カルメン 24Bit88kHz

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これだけでも十分艶があり滑らかである、微小音の表現もしっかりしている。

同じ曲をAKURATE DS/Kに替えて試聴。

音の奥行き感が一気に深まり実体感が向上した。音楽の表現力が高まったようだ。

上級機になると音に説得力が宿るようだ。

ここでリリース前の最新ファームウエアーDavaarの特徴である機能を検証。

リンク機能:まずはサブで組んであるSEKRIT DSIから音を出しその音源をメインのAKURATE DS/Kとシンクロさせる。同じ楽曲を違う部屋でも同時に再生できる機能。

ジュークボックス機能:NASのデーターをファイル化してナンバリングする事で付属のリモコンで曲にふられた番号を打てば曲再生が出来る機能。

またプレーヤーをMAJIK DSの戻し比較を開始。

デュエット:HDtrack Ella and Louis:Stars Fall On Alabama 24Bit96kHz

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とても聴きやすい滑らかさはここでも健全である。

AKURATE DS/Kに替える。

歌声の陰影が深くなり、よりドラマティックに聴こえる。

ここでDSIシリーズの試聴へ移る。

まずはSEKRIT DSIから

トランペット:Chris Botti in Boston:Ave Maria 16Bit44.1kHz

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入門機ともいえるSEKRIT DSIだがSN感が高く、音は一連のLINNの耳あたりが柔らかいソフトな音である。

女性ボーカル:手嶌葵:虹 16Bit44.1kHz

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とても透明感豊かな歌声が聴け、ピアノの倍音も美しく表現する。

POP:マイケルジャクソン:ブラック アンド ホワイト

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低音の制動もしっかりしており歯切れの良いドラムが聴ける。

ここでMAJIK DSIに替える。

同じ曲を聴く。

トランペット:Chris Botti in Boston:Ave Maria 16Bit44.1kHz

音の厚みが増し、音楽全体がふくよかになった。情報量も増え空気感の表現が出てきた。

女性ボーカル:手嶌葵:虹 16Bit44.1kHz

声の実体感が上がり、少し曖昧だった輪郭がハッキリした。

POP:マイケルジャクソン:ブラック アンド ホワイト

躍動感が増し、ビートがより強烈になった。低音の量感も増えた。

やはり音の差は明確にある。ただ両者の差は味付けの差であり両方ともLINNの音をしっかり奏でる。

最後にAKURATE DS/KとMAJIK242で何曲か聴いてみた。

ロック:HDtrack ローリングストーンズ:ホンキー トンク ウィメン 24Bit176kHz

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一音一音とても見通しが良く軽やかな演奏が聴けた。

ジャズ:HDtrack Bill Evans Trio:Waltz for Debby 24Bit192kHz

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ライブの生々しさが凄い。よどんだライブハウスの空気感までもが伝わってくるようである。渋い演奏が聴けた。

総評:ローエンドモデルでも十分音楽を楽しめるが音楽の表現力が上のクラスになるほど豊かになる。全体的に高SNでソフトな傾向は一緒である。この手の分野では一番の老舗らしくユーザー側の使いやすさをよく考えている。ここがLINN製品が他より突出している理由である。

進行役をして頂いた株式会社リン・ジャパンの長堀さん 有難うございました。

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