昨日はEsotericの最新プリメインアンプI-03のイベントがありました!
みなさんこんにちは、アバック秋葉原店Graudioの福田です。
昨日はEsotericの最新プリメインアンプI-03のイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。
インテグレーテッドアンプの最高峰であるこの「I-03」はEsotericの究極のテーマ「Master Sound Works」の理念の基づき誕生したそうです。
プレーヤーとデザイン統一がされていてカッコ良いフォルム!
それでは早速聴いてみましょう。
まずはプレーヤーにK-03(上から3番目)を使っての試聴になります、スピーカーはTANNOY Kensington/SEにスーパーツイーター。
クラシック:GEORGES BIZET:カルメン組曲第4の幕
一聴して音数が多く、曲の中に音が敷き詰められているような演奏を聴かせる。切れ味、瞬発力とも申し分ない。
女性ボーカル:Cyndi Lauper:Across The Universe
ハスキーなシンディーの声はとても瑞々しく抜群のSN感である。ウクレレという素朴な楽器の持ち味が良く表現さていてナイロン弦の擦れる感じが良く伝わってくる。
ジャズ:TAKESHI INOMATA:THE DIALOGUE
力強いウッドベースが歯切れ良く歌い、生々しいスネアのブラシの音と共に実体感ある演奏を聴かせる。
ギター:Al di Meola:Flesh on Flesh
重心の低いドラムを背景に滑らかかつヌケの良いフラメンコギターの美しい旋律に魅了される。微小音までしっかり捕らえ、解像度の高さが伺える。
ここでCDレシーバーのRZ1の登場!
K-01をプレーヤーとして使った時の音とRZ1単体の音を比較。
まずはRZ1単体でスピーカーはPIEGAのTP3を使用。
ジャズ:Grover Washington,Jr:WINELIGHT
十分にHiFiであり勢いこそないがSNの高い高精細な音を聴かせる。
ボーカル:紙ふうせん:冬が来る前に
ここでもSN良さが光る、背景の音も克明に表現。
ここでプレーヤーにK-01を使用。
ジャズ:Grover Washington,Jr:WINELIGHT
音の豊かさ、滑らかさが一気に向上、音に包みこまれる感じが心地良い。
女性ボーカル:紙ふうせん:冬が来る前に
演奏が一気に高精細になり歌声はボリューム感と実体感が増した。
K-01の表現力に驚かされた!
ここでK-01,I-03,TANNOYという最高の組み合わせでさらに試聴を続ける。
クラシック:チャイコフスキー:白鳥の湖ワルツ
ホーンの奥行き感が素晴らしい、非常に上品で優雅さを感じさせる。微小音の表現に驚かさせられた。
女性ボーカル:LINA NYBERG:Never Let Me Go
しっとりとそして哀愁たっぷりの歌声に魅了された。リラックスした雰囲気を醸し出す演奏である。
女性ボーカル:ENGLESKYTS
透明感豊かな歌声がやや後方に定位し、その可憐な声を重厚なオルガンが支える。先ほどとは違いとても厳粛な演奏を聴かせる。
女性ボーカル:Close To The music:The Painter
1つ1つの音が粒立ていて歯切れの良さが光る。重心の低いボーカルが独特の雰囲気を醸し出す。
ジャズ:アキュフェーズデモSACD:Side by Side
シンバルの切れ込みが冴えるノリの良い演奏である。ピアノも硬質な感じが一切なく軽快にスイングしている。
クラシック:GEORGES BIZET:アルルの女
優雅さ、静けさ、広大さ、アンサンブルの美しさの全てが高次元で調和している、とても説得力があり、音楽をじっくり味わうための演奏である。
フュージョン:THE ALAN PARSONS PROJECT:Sirius
今まで聴いてきた曲とはことなる現代的なシンセサイザーサウンドだが躍動感豊かなアクティブな演奏を聴かせ、強烈なビートをしっかりタンノイのスピーカーから取り出している。
クラシック:HECTOR BERLIOZ:断頭台への行進
立ち上がりの早いメリハリ感のある演奏である。音離れの良さは秀逸。
総評:Esoteric初のハイエンドインテグレイテッドアンプI-03はハイスピードかつ高精細な音作りがされていてとても現代的な音のアンプだと思う。この情報量の多さはまさにEsotericの音であり緻密という言葉がぴったりのアンプである。
説明に熱が入るエソテリック株式会社の佐伯さん 有難う御座いました。
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