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2009年11月

2009年11月 5日 (木)

AVALON SYMBOL 3

こんにちはhappy01川瀬です。昨日、一昨日と寒かったですねsad某〇葉方面でも3℃とか2℃ぐらいまで気温が下がっていました。こんな寒い日はnoodleあったかぁ~いラーメンですよね。と、云うわけで、結局、麺屋むげんさんに行ってしまいました。期間限定のジャージャー麺sign01つゆなしの麺(ジャージャー麺ですから当たり前ですが・・)を半分食べたところで味噌仕立てのスープを入れてくれます。最後はおじやに・・・ジャージャー麺三段活用ですcatfaceしばらくハマりそうな予感ですdeliciousでも私の懐は氷点下impact

さて、今日の中古フロアは・・・note

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ボロディン 弦楽四重奏曲 第2番 ボロディン四重奏団ほか です。ロマンティックな旋律を持つ第三楽章が印象的です。

これだけ冷え込むと気分はですから・・・ブラームスはこのあたりでお休み・・・(ネタ切れと言う話もありますが・・・sweat01・・・かと云って、なぜボロディンかと云われると・・・なんの脈絡もありませんsweat02あしからず・・・coldsweats01強いて云えばブラームスとボロディンは1833年の同い年生まれ、CDソフトが隣り合わせに並んでいただけですが・・・なにか?

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その甘美な旋律を歌ってくれるのはAVALON SYMBOL 3 です。ルックスやスピーカー端子の使い勝手など個人的にはbearingな面もありますが、繊細で情報量も多く、見通しの良い音場空間を再現してくれます。ウーファーとトゥイーターに同一素材を使用している事もあって音色的な変化も少なくまとまりの良い音がします。チェロも、もたつく事なく、ヴァイオリンの高音域の音も嫌みがなく素直に再現してくれます。

是非、ご試聴ください。

ではまた。

2009年11月 4日 (水)

THXモード

こんにちは、桜庭です。

ビクターのDLA-HD950 は前のモデル同様で今回もTHXモードが入っており色温度6500度で他に色合いや濃さなど全くいじれない変わったモードを持っております。

前のHD750 では色がかなり独特で今のプロジェクターに珍しく結構緑がかぶった感じで、好きな人しか使えそうもないと個人的に思っており、今回のHD950でもまた搭載しているのかと思いきや今回は大幅に良くなり(というより本来こうしたかったのでしょう)、かなり使えます。

CINEMA1やCINEMA2やステージなどいろいろな映像モードがありますが、どれも個性の強い映像でもあります。

そんな中でTHXモードは実に平凡な画です(笑)

まずはチャンツィーの映像から

Chan2thx THXモード

Chan2cine1 CINEMA1

Chan2cine2 CINEMA2

まずはビデオソース系の映像なのでCINEMA1のモードでしたらガンマ特性的に白側が飛んでしまいますので、当然こうなってしまうのでCINEMA1以外のモードを選んで頂いた方が見やすいと思いますが、例えばCINEMA2 ですとビクターらしい映像というかコントラスト感をしっかり出して色も鮮やかに出しに行く分ちょっと色味が強い感じの映像になり、肌の色が少し赤っぽかったりカーディガン?が赤っぽいグレーになったりと、だいぶクセが強いです。

その点、THXモードでの肌色は微妙な緑味も少し残せていますし、衣服の色など非常にバランスの取れた色使いになります。

続いて、スターウォーズから1シーン

Swthx_2 THXモード

Swcine1 CINEMA1

Swcine2 CINEMA2

CINEMA1/2の方が色温度が低めな分、相性的にはCINEMAモードの方が好きな方は多いと思いますが、THXモードでも正しい6500度で且金色の表現も十分描いておりますので、全然おかしくないです。

次は、ベガスの恋に勝つルールから

Lasthx THXモード

Lascine1 CINEMA1

Lascine2 CINEMA2

もともと作品自体ちょっと肌の色が濃い目の感じの印象がありましたが、THXモードですとそういった不自然さが綺麗に落ち着く感じで、衣服の淡い色も薄くなりすぎないです。

最後に、アザーズから

Otherthx THXモード

Othetcine1 CINEMA1

Othercine2 CINEMA2

こういったシーンですと、さすがCINEMA1という感じで太陽光が差し込んだ様々な白系の生地をそれぞれ描き分けてます。THXモードはちょっと冷たいかな?という感じの色使いですが6500度なのでしょうがないです。

なんでこんなにたくさん見てみたかというと、まだ使っているユーザーもいるかと思いますが、ソニーのプロフィールっぽいんですよね。

そう!今回のTHXモードはすばらしいモニターモードと言っても良いぐらい優秀です。

CINEMA1が映画ソースには一番オススメかもしれませんが、その分THXモードはなんの当たり障りも無い映像かもしれません。ただ、こういった映像が長く見ていて飽きの来ない映像でもあると思います。

HD950を既に所有されているユーザーも、これから導入予定のお客様も、是非一度はTHXモードでお楽しみ下さい。

そういえば、今回のモデルからスクリーン補正という機能が追加になっております。

Menusc

スクリーンもどれも全て同じ発色をするわけではなく、生地によって微妙に色のクセを持っております。スチュワートは色の発色が少し鮮やかですし、キクチのホワイトマットアドバンスは少し青みがあってグレイマットですと少し赤みがのったり、オーエスのピュアマットですとニュートラルに近い特性だったりと、ご使用になるスクリーンによってメーカーの意図する色になってくれない事もあります。今回のビクターは面白いところに目をつけたなと思います。

どんな感じかはデジカメで撮った映像なので、多少大げさに見えるかもしれませんが、参考までに。

プロジェクターはHD950 でTHXモード、スクリーンはキクチホワイトマットアドバンスです。

Scoff まずはOFFで

Sca モードA

Scb モードB

Scc モードC

OFFだとちょっとTHXモードの6500度じゃない感じでAかBかな?というところです。

実際にどれにするか選択する時は、こういった白黒の映像とか全白信号とかグレースケールとかが一番目安にしやすいかと思います。

プロジェクターの映像をいじるのは難しくてよくわからないというユーザーは、折角ですからこういった項目ぐらいだったら簡単ですので、是非使ってみて下さい。

ちなみにビクターのオフィシャルの対応表はこちらです。

はー、それにしてもトヨタのF1撤退は悲しすぎる・・・。日本のメーカーかドライバーがモータースポーツの頂点のF1で表彰台の頂点に立つ事は一体いつになることやら・・・。

2009年11月 3日 (火)

本当に最終入荷!「KRP-600M」「KRP-500M」

こんにちは!文化の日いかがお過ごしですか?菅原です。

いやぁ~寒いですねぇ。
11月に入ったので当たり前といえば、当たり前なのですが、今まで暑かったので、この急激な温度の変化には体に悪いですよね。

しかし!そんな寒さも吹き飛ばすホットな情報が飛び込んできたんです!

そうです、タイトルにもなってますが、今や伝説とまで言われているパイオニアのプラズマTV「KURO」が少量ですが、見付かったんです!!

Top_krp_500m

一時は全て完売してしまったのですが、奇跡的に在庫が確保出来たんです!!!

「KRP-600M」

「KRP-500M」

正真正銘、これが最後の在庫です!

さぁ!もう迷っている暇はありません。

最後のチャンスをお見逃しないように!!

お問い合わせは下記まで!
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

お電話 03-3837-9745

メール shinjuku@avac.co.jp

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2009年11月 2日 (月)

"緊急告知!B&W CM1が円高還元でメチャ安”

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

たいへんです!!!円高還元でB&WのCM1WMの値段が超安くなりました。

お値段はここには載せられませんが本当に安いです。憧れのB&Wを手に入れる絶好の機会ですのでお問合せお待ちしています。

ピアノブラック仕様も、もちろん特価になっております。

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メチャ安!!!!自分も買おうとおもいます。

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LUXMAN L-560

こんにちはhappy01先日は久しぶりに饗の詩バイキングランチ~友人と合流してbeer私はrvcardashでしたのでjapaneseteaでしたdelicious翌日お仕事があるので早めに友人を送り届けて帰宅houservcardashお腹は満足。懐は閑古鳥。旧交を温め充実した一日でした。次の給料日までhouseでひっそりとインスタントnoodleです。coldsweats01次は魔〇会議?開催に向けて準備中・・・。

さて、今日の中古フロアは・・・note

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ブラームス ドイツ・レクィエム フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、シュワルツコップ(ソプラノ)、フィルハーモニア合唱団、クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団 です。

温かく包み込んでくれるのは・・・・notes

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LUXMAN L-560 です。この温もりのある音とデザイン・・・ほのぼのと落着くのは私だけでしょうかcatface

ではまた。

2009年11月 1日 (日)

エプソン EH-TW4500イベント報告!!<後編>

引き続き渡部です。

後半はいきなりフィルムの話から。

こういう話は以前映画会社に勤めていた倉内さんならではです。映画会社時代はカラータイミングという仕事をなさっていたそうです。これはネガフィルムからポジフィルムを焼くときに、カットごとのカラーバランスをフィルターで補正して、全体の色調を統一する作業だそうです。

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フィルムのベースがガラスだったものをセルロイドに変えたのが、ジョージ・イーストマン・コダックさん(だったかな?)だそうです。たぶんコダック社の創業者だと思います。

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エジソンが映写機を作り、それまで70mmだったフィルムを半分の35mmにしたそうです。

なぜ映画って24コマなのか?という話も面白かったです。

フィルムの端に音を収録する様になると、それまで16コマ(1フィート)だったフィルムでは、回転が遅くて高い音が出せなかったので、24コマ(1.5フィート)になったそうです。

現在のフィルムの性能は下の写真のとおりです。

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実際日本の映画館で上映されているフィルムは、35世代目位のもので、コントラストも800:1位だそうです。家庭用プロジェクターの方が性能で優ってしまっています。

また、それまで映画では真っ黒というものが表現できなかったそうですが、初めて映画で真っ黒を出したのが「ロード・オブ・ザ・リング」だそうです。

だいぶ長くなってしまいましたが、フィルムを知り尽くした倉内さんがプロジェクター最終調整を行うのが、エプソンの他社には無い特徴になっています。

それでは視聴に戻ります。言い忘れましたが、視聴はメーカー推奨の「シアターブラック1」で行っています。

後半最初は「キル・ビル2」の、ユマ・サーマンが棺桶に入れられ砂をかぶせられる真っ暗なシーンです。実はこのシーン、真っ暗だと思っていましたが、2階調位の映像がうっすらと映っていて、これを再生できる黒解像度を持っているのは、ビクターのDLA-HD750とHD350だけでした。

EH-TW4500の開発では、このシーンをきちんと再生することをひとつの目標にしたそうです。その成果がこちらです。

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真っ黒coldsweats01 すみません、実際は映っているのですが、デジカメの感度では捉えきれませんでした。でも確かに演技しているのが分かります。

今回は色も徹底的に追い込んでいます。フィルムの色域に近づける為に、従来のR.G.Bの頂点3点での測定を、24点に増やしたそうです。

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「ダークシティー」の薄暗いシーンでは、黒く潰れる寸前の微妙な色もしっかり再現していました。それでいて黒には余計な色がのらないという緻密な画作りです。

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趣を変えてCS録画の「化粧師」(けわいし)より。

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この男女の肌色の違いが難しいそうです。

今回は邦画のデモが多かったですが、EH-TW4500の画作りは邦画と相性が良かったです。影をベッタリのせるよりも、黒側の情報をきちんと出すような画でした。

ここで参加者のリクエストにより、DVDを超解像で見てみました。ソフトは倉内さん持参の「デルタ・グットレム」のビデオクリップです。

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これも、被写体深度が極端に浅い映像ですが、超解像を1~3まで交互に切り替えましたが、ボケ感を損なわずキリッとした映像にしてくれます。超解像をオフにすると、やや眠い見慣れたDVDの画になってしまいました。

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またエプソンディスクに戻り「おくりびと」を再生。

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EH-TW4500の階調表現は、このような邦画の低コントラストで軟調なニュアンスを、うまく表現していました。

最後もエプソンディスクより「.HACK」というゲームソフトのムービーシーン?を、オートアイリスとフレーム補間を入れて再生。

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めまぐるしく動き、輝度の変化が激しいハイコントラストな映像ですが、映像処理に破綻を見せることなく再生していました。

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イベントを終えての感想ですが、エプソンさん凄いの作ったなと思いました。画の完成度は相変わらずですが、「フレーム補間」のレベルはかなり高いです。それと、なんと言っても「超解像」の凄さです。これは他のプロジェクターには無いアドバンテージです。

もはやこのレベルに透過型液晶の敵は無く、ライバルはソニーとビクターになりました。

エプソン EH-TW4500イベント報告!!<前編>

車で所沢付近を走行中、道に迷ってしまった渡部です(所沢って看板ないんですよね)。

恒例になりましたが、31日に行いました「発売直前!! EH-TW4500最終出荷版を徹底視聴!」の報告を行います。

Ehtw4500_480

司会・進行はエプソンの映像機器事業部の豊沢さんと、おなじみ倉内さんです。

視聴の前に、パソコンを使い製品の説明があり、超解像の説明をかなり詳しくしていました。

EH-TW4500で採用されたのは、レスポンスに優れた「一枚超解像」です。複数枚の画像を使った超解像は、情報量に優りますが、いかんせん処理に時間がかかってしまいます。

002

一枚超解像といっても、かなり手の込んだ処理が施されます。まずボケ部分を検出し先鋭化処理を行います。

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この先鋭化処理で使っているのが「混色分離技術」です。

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これは、従来のシャープネスと違い、シュートや疑似輪郭が発生しないというメリットがあります。

この先鋭化した映像を、いったんテレシネなどによる劣化を模した、撮像プロセスシミュレーションにより低解像度し、元の映像と比較します。

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図で説明したのがこちらです。

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ここで差異があれば、先鋭化した映像にフィードバックし出力します。

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ここまで複雑な超解像技術は、プロジェクターに搭載されるのはもとより、単体のビデオプロセッサーでもなかなかありません。

これにより、従来のシャープネスやエンハンサーで問題のあった、フォーカスがボケているところが不自然にクッキリする事を防ぐことができます。

新フレーム補間も、EH-TW4000のものよりも精度が上がり、不自然さが減少しているそうです。

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「弱」「標準」「強」があり、「弱」ではフィルムのジャダー(がたつき)を残し、映画に使用してもフィルム感を損なうことが無くなっています。

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ここからエプソンのオリジナルディスクによるデモに移ります。

コンテンツはこんな感じですdown

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最初にネイティブコントラストのデモで、草刈民代さんの「瀕死の白鳥」というバレエをみせていただきました。

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透過型液晶でこのネイティブコントラストは驚異的です。コントラスト200,000:1という数字ばかりが目立ちますが、エプソンが重視するのはあくまでネイティブコントラストで勝負できる映像です。この映像でも、黒側の解像度が上がった為、いままでは気にならなかったバックの黒に乗っているノイズが見えてしまいます。

超解像のデモでは、同じくエプソンディスク収録の「マイ フレンド ウェディング」を使いました。まずは高い周波数にしか働かない、もっとも効果の弱い「1」から。

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このような被写体深度の浅い映像では、ジュリア・ロバーツにフォーカスが合い、バックがボケますが、ボケる部分の輪郭が不自然に立つこともなく、クッキリさせたい所だけ輪郭がシャキッとします。

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効果の強い「3」に変るとやや硬い画になりますが、さほど不自然にはならず、テーブルの上のグラスや花瓶等がクッキリと浮き上がってきます。

フレーム補間のデモでは、「ほったらけの島」の予告を再生。フレーム補間は強です。

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フレーム補間はCGと相性が良いので、強でも違和感はありません。この違和感の少なさでも、フレーム補間の進化を実感できます。

フレーム補間を「弱」にして、「ウォンテッド」を再生。この映画は、映像が極端に速く動いたり、突然ゆっくりになったりと、フレーム補間にとっては厄介です。

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右半分が四角で囲まれているのに気づくと思いますが、これは右半分がフレーム補間された映像で、左半分がフレーム補間されない元の映像を見られる裏モードです。取説には載ってないので、アバックでEH-TW4500を購入された方には、やり方をこっそり教えます。

こういった実写映像でも、従来あったエラーや違和感がかなり減少しています。特に「弱」は映画に使っても十分実用的です。

エプソンディスク最後のデモは、「スイングガールズ」です。

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色を作るうえでもっとも難しい金色の質感にご注目ください。混色のバランスとコントラスト等の基礎体力がないと、こういう煌びやかなサックスの金色にはなりません。

このエプソンディスクは、最後の色決め等に使用するサンプル映像だと思いますが、なるほどと思わせる映像満載でした。

長くなりましたので、恒例の<後半>に続きます。

後半は市販のソフトをかけながら、プロジェクター開発の裏話等を紹介します。

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