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2018年8月27日 (月)

【横浜店】ホームシアター・アップグレードの「壁」:HDMIケーブルについて

横浜店 渡邉です。

Kao

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こちらのブログは

【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ

http://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-bb18.html

からの分岐で書かせて頂いております。お手数ですが、最初にこちらをお読み下さい。

さて

「ホームシアター・アップグレード」

この質問にお答えする時、最初に問題になる部分があります。

今回は「ホームシアター・アップグレード」を行う際に発生する最初にして最大の壁、長尺HDMIについてお答えさせて頂ければと考えております。

この問題、実はなかなか難しいんです……。

今回の問題は、大前提としてなんで機材を更新するのか?と言う点がキーポイントになります。

今現在、機材更新をお考えの皆様は、12月から始まる「BS-4K/8K、CS110°-4K」そしてNETFLIXなどの配信放送、Ultra-HD Blu-Rayへの正式対応を念頭に置かれているものと思います。

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これらの機材の導入については

【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ

http://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-bb18.html

で必要な物、無理に更新しなくていいものなどを記載させて頂いております。

通常、ホームシアター・アップグレードで一番大事な部分は当然

「4Kプロジェクターへのアップグレード」

と言う事になります。プロジェクターを更新することにより、アップグレード最大の目的であるBS-4K放送への対応が可能となります。もちろんBlu-RayやDVD(8倍の拡大なのでちょっとブロックノイズが出てしまいますが。)もアップコンバートで視聴可能です。

機材の交換で現在準備されているほとんどの機能に対応できるのは大きいかと思います。

 

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しかし

ただ「プロジェクターを更新すれば4K!」と言うわけにはいきません。システム更新には大きな壁が立ちはだかります。

それは

4Kになると既存のシステムではプロジェクター以外の部分で性能が不足してしまう

という問題です。

最初の「壁」は「長尺HDMIケーブル」です。

4K放送や配信は映像は当然良くなりますが、解像度が上がるという事は映像のデータ量も変わります。プロジェクターの設置では、よく「長尺HDMIケーブル」を使用しており、機材を正面に設置した場合、天井や壁面に隠蔽用の配管を通して長尺HDMIケーブルを通線して天井吊りや置き設置にさせて頂いた事例も多いかと思います。

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この「長尺HDMIケーブル」は通常金属線で構成されていることから、便宜上「メタルケーブル」「パッシブ(受動的)ケーブル」と呼ばれています。現状、ほとんどのケーブルがver1.3または1.4のケーブルを使用しています。なお、表示として「HDMI2.0」となっているケーブルもありますが、こちらについては規格とは別の問題がありますので、後述させて頂きます。

バージョンの見分け方ですが、おおむねHDMI CEC(いわゆるビエラリンク・ブラビアリンク・レグザリンクなどほかの機器をコントロールする機能やARC(オーディオ・リターン・チャンネル:テレビの音をアンプで聴く機能です。)が使用できればHDMI1.4規格を満たしていることになります。

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このケーブルは外観こそ互換性の為に変わりませんが、HDMI規格の当初から徐々にアップデートされ、現在はVersion2.1まで進化しています。

そしてHDMI1.4と2.0、そして2.1の間にはそれぞれ大きな差があります。

現在の4Kシステムが関係しているのは1.4と2.0の間になります。

実は今後の4K放送はHDMI2.0規格でないと

4Kを「ちゃんと」送信できません。

このような話になると

え?でも今までのケーブルでも『4K対応』って書いてあったよね?

という方もいらっしゃるかと思います。

元々、HDMI1.4の段階でも「4K」は設定されていました。

下の表をクリックして拡大したものをご覧ください。

Formatdataratetable※表をクリックすると大きくなります。 

当時の「4K」は3840X2160の解像度まで想定はされていました。しかし当時の想定は秒30コマ 色深度8Bit 4:4:4が最大となっています。通信速度に直すとHDMIバージョン1.4の想定最大値は4K30P 4:4:4 8bit、4K60P 4:2:0 8bitまで。理論帯域幅340 MHz/理論最大速度10.2 Gbps/になります。上の図表ではいわゆる「high-Speed」です。

難しいことを書いていますが、とりあえず数字だけ覚えておいてください。

現在、4K放送や配信、UltraHD Blu-Rayについては、基本的にHDMI2.0(UHD-BDのHDR10は2.0a、4K放送波のHLGはHDMI2.0b)規格で伝送することを念頭に置いています。

この規格の場合、想定最大値は4K60P 8bit 4:4:4 まで、理論帯域幅600 MHz/理論最大速度17.82 Gbps/Mで、上の図では「Premium」でカバーしています。よく言われている「18Gbps対応」とは、4K60P 4:4:4/RGB 8Bit 17.82Gbpsまで対応となります。

蛇足ですが、理想として「4K60P 4:4:4 12bit」が出ないと!と言うお話もありますが、実はこの解像度・色深度は、HDMI2.0の領域オーバー(24.06Gbps)の数字です。

結局、今までのHDMI1.4規格のケーブルでは伝送帯域・速度共に足りなくなっています。

なお、8Kの場合はHDMI2.1 NHK SHV8K60P 4:2:0で理論最大48.11Gbpsとなります。DSC圧縮の問題も含めるとHDMI2.0では全然足りません。

そしてもう一つ、先程の「HDMI2.0」規格ケーブルの問題点となる

長さによる「信号の減衰」という問題です。

先程「メタルケーブル」と言う言い方で電気信号をケーブルで送っていると書かせて頂きましたが、帯域幅もスピードも上がった段階で、HDMI2.0規格、いわゆる「Premium」レベルの信号の減衰が始まります。

電線の長さがおおむね10mを超えると、先程の「Premium」レベルの信号は減衰による信号劣化が始まります。

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現時点でHDMI2.0フル規格(18gbps)の信号を通すことにお墨付きの出ている「PremiumHDMI認証付きケーブル」の場合、イコライザー(増幅器)なしの最大長はPanasnic様の市販ケーブルレベルで8mです。

通常は18Gbpsを通さなければ概ね10mまでなら何とかなります。

ただ、厄介なことにこの問題は「確実に起こる」というわけではなく、ケーブルの質や4K信号のレベルによって変わってきます。これは実際に4K信号を通した段階でわかってきたことです。

具体的には通してみたらノイズが出たり、絵がうまく出なかったりと言う問題です。

先程書かせていただいた通り、この問題はケーブル伝送速度の減衰が最大の理由になりますので、フレームレートを落としたり、色深度を変更したりすることで一時的な対応が可能ですが、根本的な解消方法は、基本的に光HDMIへの更新しかありません。

実はこの光HDMI、導入にはかなり「癖」がありますので、アンプの更新を含めたシステム全体の見直しが必要になります。

ホームシアターアップグレード」の御相談を頂いた場合、私共はこの点を考えながら機材の更新の御相談をさせていただきます。

今までホームシアターをご愛用頂いたお客様は時間が経つにつれ

「こうしたい!」というお考えが出て来ているかと思います。

今回の問題はホームシアターアップグレード」を12月のBS-4K放送に間に合わせる様にお考えいただくギリギリのタイミングかと思います。

機器の点検・修理も含め、まずはご相談ください。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

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