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2017年8月10日 (木)

【横浜店】 プロジェクターの修理・寿命に関して<後編>(2019.11.10変更)

横浜店 渡邉です。

Kao

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続きです。

このブログは前後編となっております。古い機種をお持ちのお客様は前編もご覧ください。

 【HT横浜関内店】 プロジェクターの修理・寿命に関して<前編>

次に、機能的な限界ですが

こちらは使うご本人の考え方で変わります。

今までの放送システムは最大1080Pクラスでほとんどのものが間に合っていたのが実情ですが、BS4K/8Kなど映像関係だけでなく機能面でかなりの変化が生じます。
結果論ですが、ハイビジョンベースで動いていたシステムそのものも4Kの対応が一つの分岐点になります。

過去のブログ

「UHD-BDをフルHDで再生してみると・・・」

で書かせて頂いていますが

UHD-BDや配信などの4Kコンテンツは非対応機種でも映らないことはありません。(通常のBDよりきれいに映ります。配信は自動的に解像度が落ちます)ですが、せっかくの4K解像度・HDRはあきらめるしかありません。

BD(EH-TW8200+エグゾダスBD版)

Bd UHD-BDのHDプロジェクター(EH-TW8200+DMR-UBZ1)

Uhdhd

UHD-BD-4Kプロジェクター(VPL-VW515+DMR-UBZ1)

Uhd4k

また、UHD-BD・4K放送への対応には、単に4Kと謳っているだけではだめで、いろいろとハードルがあります。

<UHD-BD・4K放送完全再現への必須条件>

接続端子:HDMI2.0または2.0a(必須)

著作権保護:HDCP2.2(必須)

映像信号:HDR(ハイダイナミックレンジ)各システムへの対応

ここでの各システムとは以下の二つを指します。

映画や配信用に用いられているHDR10と呼ばれる方法

BS4KやCS110度の4K放送などで用いられているHLG(ハイブリット・ログ・ガンマ)と呼ばれる別の方法のHDR

Ultra-HD Blu-Rayや配信だけならHDR10で大丈夫ですが、放送波の場合はHLGに対応しなくてはなりません。

呼称としてはどちらも同じ「HDR」なのがややこしい部分です。

8Kに関しては

HDMI2.1への対応(必須条件)

となります。

4Kの場合、具体的にはHDMI2.0をベースとして考え、HDCP2.2非対応で解像度がHDまで落ち、HLG方式非対応で放送波の4Kでダイナミックレンジが狭くなります。(ある程度似た絵にはできます。)特にHDCP2.2は必須となり、非対応の場合は2K・BT709入力です。

UHD-BD・4K放送の観点から考えた場合、4K過渡期の機種は残念ながら「機能的な限界」と言う事になります。

該当機種としては

Vw1000es_300

SONY VPL-VW1000ES(非バージョンアップ)

Dlax700r

JVC DLA-X700R/500Rがこのラインです。

次にHDR関係ですが、HDCP2.2対応・HDR非対応機の場合、4K表示は可能です。UHD-BD再生の場合、色域がBT709止まりになります。

これらの機種の場合、既存4Kテレビ・プロジェクター対策としてダイナミックレンジ変換」などを使えばUHD-BDは近い絵が出ますが、あくまでも「雰囲気の近い絵」でしかありません。(絵としては先述のUHD-BD HD再生に近いものと考えてください。)

該当機種としては

Vplvw500es_

販売数の多い SONY VPL-VW500ESや

Ehls10000_2民生用初の現実的なレーザー機種EH-LS10000

Vplvw1100es

そしてVPL-VW1100ESなどが該当します。

HDCP2.2を含め、これらの機種より過去の機種をお持ちのお客様はUHD-BDの理想的な再生・放送波4Kへの対応、両方の条件から外れています。

もし、4K放送などへの完全対応をお考えの場合、機種更新をお考えになったほうがよろしいかと思います。もちろん大型液晶・有機ELへの更新もあり得ます。状況にもよりますが、AVアンプ・ケーブルなども含めた更新が必要です。(アンプにもHDCP2.2対応が付きまといます。)

次にBS-4K放送で採用されているHLG(ハイブリット・ログ・ガンマ)ですが

現在4K-BSチューナー内蔵レコーダー(パナソニック・シャープ)の各機種ではレコーダー本体でHLG→HDR10への変更を行う事が可能となっています。このあたりはテレビの対応非対応の状況に対応するために備えられた機能ですが、結果としてプロジェクターでHLG非対応であっても4K放送の性能を出し切ることが可能です。

Photo

Top_4bc20at3_2

オリンピックや4K-BSを見る場合、BS-4K放送対応レコーダー接続の条件に限り(チューナーの場合はSHARPのみの条件です)HDR10対応機種は機材更新が不要です。

Dlax770r_prod_l

結果としてVPL-VW515/315、DLA-750R/550R、EH-TW8300、EH-LS10500以降の機種は変更の必要がなくなっています。

その他のメーカーでは「HDR10」対応機種となります。

Ht2550

(但し、特にDLP-4Kでは色領域に条件が出てきます)

なお、後述させて頂くレコーダーの機能を加味した場合

HLGを含むすべての機能に対応している機種は

JVCではDLA-X590R以降

Dlax590rw

Dlax990r_prod_l

SONYではVPL-VW515(アップデート後)以降

Vplvw515_2

の以降の現行機種となります。なおBENQやLGなどDLP-4Kの機種についてはメーカーごとに対応が異なります。もっともレコーダーを繋げばあまり問題にはならないので、そのままでも大丈夫ですが。

最後は放送方式に付帯したシステムへの対応に関してです。

まずDolbyVisionですが、現時点では、プロジェクター用の規定がないことで不可能、と言う事になりますが、後述の「Frame Adapt HDR」でJVCの最新機種に限り別の方向から対応できます。

Dolbyvision_2Dolbyvisionは基本的にテレビ用の規格であり、ディスプレイの表現機能が確定していないとできないシステムです。逆に言えば周囲の状況で表現の範囲が異なるプロジェクターでは、性能ベースでの規格を策定しないと難しいと考えます。

なお、現行の規格の中では色幅の点でトップです。Dolbyvisionは非対応機種の場合、HDR10にもなりますのでネイティブの性能は出ませんが今までのものでも大丈夫だとは思います。

次にHDR10+です。

Hdr10_logo

プロジェクター用の規定がないことで不可能と書かせて頂きましたが、こちらも後述の「Frame Adapt HDR」でJVCの最新機種に限り別の方向から対応できます。

HDR10+の動作原理である動的メタデータには輝度分布も入っていることから、メタデータを元にMAX CLL情報を勘案してHDRのトーンマッピングを変化させるシステムです。

ただ、プロジェクターの場合は輝度を変化させるという事はアイリスを変化させることになります。現実的に考えて、シーンごとに明るくなったり暗くなったりはかなり見ずらいんじゃないかと思います。光量自体の変化が出来るレーザー搭載機であれば問題が無いような気がしますが、そうなるとハイエンド機だけが対応するかもしれないというレベルになります。

201.11.7更新:JVCの最新型DLA-V9R/V7/V5については「FrameAdapt HDR」を用いて逆転の発想でこれらの問題を克服しています。

Dlav7_main_visual

Hdr

DolbyvisionにしてもHDR10+にしてもコントラスト幅を変動させることで領域を広げています。JVCの場合、これらの変動をアイリス(絞り)ではなくガンマ補正で行っているだけでなく、フレームレベルで領域を判断していますのでHDR10+であろうがDolbyVisionであろうが、客観的な情報からプロジェクターの出来る範囲で各種フォーマットに対応してしまいます。

最後にIMAX Enhancedですが、こちらは基本的に機器ベースのシステムです。

Imax_enhanced_stacked但し、基本的に認定内容がクローズドであるため、規格的に対応していれば大丈夫と言うものではなく、認定された機種だけが「IMAX MODE」に対応、と言う事になります。White Paperを見る限り、どちらかと言えばテレビの方に主軸が置かれています。これは市況を考えると仕方のない事かもしれません。現時点ではVPL-VW995ES(日本で言うVPL-VW845になりますが、日本の機種はIMAX Enhancedは取得しておらず、同一機ではありません)になります。

8Kについては、2017年12月末に「8Kどうでしょう」でブログを上げさせて頂いております。

お手持ち機種が4K関係がどこまで対応しているかわからない方は、当店までお問い合わせください。

「4K」対応にもいろいろありますので・・・。

なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

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