【梅田店】TVゲームの遅延について
アバック梅田店 鈴川です。
今回はプロジェクターによるTVゲームの遅延についてお話しいたします
最近はホームシアターのお問合せの際にプレイヤーをゲーム機でされる方が非常に多くみられ、少しゲームをされている方は映像の遅延について気にされる方もいらっしゃいます。
そこで少しばかり、TVゲームをかじっている私が、私物のPS4を用いて実験を行ってみました。
測定器による実数などを見ても分からない方がほとんどかと思いますので体感をお伝えしようと思います。
プロジェクターは以下の機種を使用
・DLA-X770R
・DLA-Z1
・VPL-VW535(ゲームモード)
・EH-TW8300(エンハンスOFF)
使用ソフトですが、まずはこちら
RPGの巨塔でもあるファイナルファンタジー
あまり遅延に対して影響がないといわれるRPGですが・・・
低遅延OFFの場合
最近のRPGは3D表示で360°の視野があり、視点切り替えの反応が遅いと酔いそうになります。
しかし、低遅延モードにすればダイレクトにアクションするため操作は抜群でした。
どのプロジェクターの機種もそこまで大差がないイメージです。
次のソフトはこちら
カーレーシングゲーム ニードフォースピード
こちらはRPGと比べ、シビアな操作性が要求されることは皆さんご存知かと思います。
遅延低減OFFでは映像遅延の為、ハンドリングを長く押してしまいがちになり、事故率がUP致しました。
低遅延ONにした際は、ほとんどダイレクトなアクションを行ってくれたため、緻密なドライビングが可能でした。
(ほとんどやったことが無いソフトでしたのでドリフトなどは試しておりません)
これもどの機種も大差が無いように感じました。(へたくそなだけかもしれませんが)
次のソフトはこちら
格闘アクションゲーム キングオブファイターズ14
カーレーシングよりも高度な反応が要求される格闘ゲーム
実はわたくし、最近の格闘ゲームには全く詳しくない上に、レバー操作ではないのでかなりへたくそです。
結果として正直、わかりませんでした。CPUが弱すぎたため、操作的にシビアな状況が無く(連続技をガードで耐えるなど)参考にはなりませんでした。
まぁ、体験版ですので仕方なかったのですが・・・
というわけで測定不能でした。
最後のソフトはこちら
リズムアクションゲーム 初音ミク プロジェクトディーバX
いわゆる音ゲーと言われる種類のゲームです。
こちらに関しては僕の得意ジャンルですので試しがいのあるソフトです。
またゲーム内の設定でリズムの補正が可能なのである程度判定の調整は可能です。
低遅延OFFの場合
はっきり言ってどの機種も話にならないです。
クリアするのもままならない上、ゲームとして成立しませんでした。
まず、判定がうまくいかなくてタイミングをずらしてミートしたとしても楽しくありません。だって音楽に合わせてリズムを叩いてないわけですから。
低遅延ONの場合
判定調整するとかなりうまくできるようになりました。
特にJVCの機種は安定しました。
SONY、エプソンはできなくはないといったところでした。(設定の兼ね合いもあるためあくまでも体感での感想です)
ただ、致命的な問題がありました。
それは・・・AVアンプで若干音楽の出力が遅れるということです。
映像でのタイミングはばっちりであっても音楽がずれていてはリズムを合わせている事にはならず、ゲームとしてちょっと破たん気味です。
AVアンプのリップシンクで調整できれば何とかなるかもしれませんが・・・
といった感じです。
総評ですがほとんどのゲームでは問題なく楽しめますが音楽シミュレーション、リズムアクションには向かないという結果でした。格闘アクションは大会出場されるような方には不向きかもしれません。
あくまでも体感ですので参考程度にしていただければと思います。
ただ、大画面でのRPGは無茶苦茶面白いです!モンスターがデカくて迫力満載です
ゲームをされる方のご参考になれば幸いです。
ちなみにTVでも遅延は起こります。
程度は機種次第ですが今回の実験で一番感じたことは・・・
低遅延モードにすれば少なくとも私の家のTVよりははるかに遅延が少ないでした。
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