アバック梅田店ブログ｜アバックのホームシアター情報が満載

大阪梅田店　明石です。

今週も、期間限定展示中のオーディオ機器をご紹介致します。

アメリカのエレクトロニクスを主とする”Ayre Acoustics（エアーアコースティクス）”より発売された

ヘッドフォンアンプ＆USB対応DACプリ

”CODEX”（コーデックス）

がやってきました。

メーカーの詳しい仕様等はこちら

過去には同社フラグシップモデルセパレートアンプ

"KXR twenty "・”MXR twenty”

も大阪梅田店に出張してくれていました。

＊その時のブログ記事になります。

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この”CODEX”は、

ボリュームコントロールができる”DACプリ”

通常駆動に加えて、

3.5mmジャック２個使用のバランス駆動ができる”ヘッドホンアンプ”

ボリュームを無効化して”単体DAC”

と、とにかく多機能なアイテムです。

入力はデジタル信号のみですが、

USBと光TOSなので、PCや光TOS出力デジタル可能なコンポーネントとも接続可能です。

フラグシップモデルの技術的な要素が踏襲されており、

土台となる電源には”AyreLock”パワーサプライ。

重要なアナログ回路も完全バランス構成など、盛り沢山です。

AyreのDACといえば思い返してみれば２００９年。

まだまだオーディオメーカーが製作した”USB　DAC”が非常に少ない頃、

USB入力のみという仕様で発売した”QB9”

あの”Ayre”が出したということで大きな注目を浴びた製品です。

それ以来の単体DACで、個人的に大きな期待を持って聞いてみました。

今回は”DACプリ”モードで、

これを。

アナログ・リニア電源の効果か、重心の低く、力強い表現が一聴して感じられます。

綺麗に広がる表現や分解能の良さ、S/N感の良さも良い意味でこの価格帯とは思えない表現で驚きました。

強く印象にのこったのが３トラック目、”Blue In Green”の冒頭。ピアノの後のマイルスのトランペットの響きの表現は秀逸です。決してヒステリックになりすぎず、かといって軽くなりすぎることもなく歯切れの良さ、消え入る際の余韻。非常に好印象です。

アンバランス接続も試してみました。もちろん、後段のアンプにも左右されますが、やはりバランス接続の方が好ましかったです。ここまではっきりと表現が違うと、やはりフルバランス回路が大きく寄与していると感じます。

シルバー筐体もカッコいいですが、ブラック仕上げもカッコいいです。黒い”Ayre”もイイですね。

カタログ数値で1.3kgと、片手で容易に持てる重さですが、電源の充実ぶりが感じられる底面に重心がある「ズシッ」とくる重さです。

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Ayre社はバージョンアップサービスが充実しており、KXRやMXR、QB9などのコンポーネントは、従来モデルからのアップグレードを受け付けてくれています。

前述の”QB9”は発売当時は24bit/96khzまででしたが、現在はDSD64x/192対応モデルとしてまだ現行製品です。

特にデジタルコンポーネントはスペック面での進化が早く、聞きたい音源がコンポーネントに対応しなくなるというケースも考えられます。そうした場合でもアップグレードにより、対応可能という面でのアドバンテージは非常に大きいと思います。

もちろん追加費用は発生しますが、買い換えよりはるかに安価に最新仕様にできますので、非常に嬉しい仕様ですね。

アバック大阪梅田店では、”Ayre Acoustics”社の常設展示品はございませんが、

正規取り扱い店でございます。

もし、検討製品や、従来品からのアップグレードをご希望のお客様がございましたら、ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。

スタッフ一同、ご来店やお問合せを心よりお待ちいたしております。

”CODEX"試聴可能期間は１２日（日）１２時頃までです。

『現行モデル最高峰と評される劇場を超えるサラウンド感を！
YAMAHA　CX-A5100 + MX-A5000 試聴会』

6月11日(土)14：00～16：00
6月12日(日)14：00～16：00
ご予約/詳細はコチラから

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