【大阪梅田店】『4K画質最強決定戦! DMR-BZT9300vsBDZ-EX3000vsBDP-105!!』を終えて
最近、愛読している「ベルセルク」と「バガボンド」の話が遅々として進まない為、前の話を忘れてしまう渡部です。
1月12日に行いました『4K画質最強決定戦! DMR-BZT9300vsBDZ-EX3000vsBDP-105!!』の内容を簡単にフォローしたいと思います。
当日はハリウッド映画並みのスリルのある進行でしたが、なんとか無事終わってホッとしました(ディーガ開発陣の皆さんお世話になりました)
イベントはディーガ開発陣の方々が特別ゲストとして参加するという予定外の展開で、結構貴重なお話も聞かせていただきました。
それではそれぞれの特徴を解説しながら、インプレッションしていきたいと思います。
■BDZ-EX3000
4K出力に設定する為には、ホームから「設定」⇒「映像設定」⇒「BD-ROM 4K/24p出力」⇒「自動」とし、4K対応プロジェクターやディスプレイと接続すれば大丈夫です。
BDZ-EX3000で4K出力できるのは、24p収録のブルーレイソフトのみになります。
24p収録のブルーレイソフトを再生すると自動的に3840×2160(4K)/24pで出力されます。
映像調整でメインに使うのは「くっきり」の項目です。
高域、中域など各周波数に分けて輪郭と精細感を個別に調整できるので、素材に合わせてお思い通りの調整が行え、「カスタム1」「カスタム2」と2つのメモリーを持っているのも嬉しい仕様です。
こちらの数値は、プリセットされているおすすめ設定の中のVPL-VW1000ES用に用意された「シネマPJ4K」のものです。
この設定では、VPL-VW1000ES内蔵のデータベース型解像処理(リアリティークリエーション)と比べると、くっきり感は控えめでナチュラル志向の画作りですが、細かな情報と精細感はありますので、非常に品位の高い映像だと思います。
ちなみに、VPL-VW1000ESのリアリティークリエーションは4K入力されるとパスされます。
■BDP-105
BDP-105の4K出力設定は一番簡単で、RESOLUTIONボタンで「4K×2K」を選ぶだけです。
BDP-105は基本的に何でも4Kに変換できますが、24p収録のブルーレイソフト以外はすべて3840×2160(4K)/30pとなります。
映像処理でメインに使うのは、「Sharpness」です。
これと「Noise Reduction」「Conrast Enhancement」を組み合わせると、結構調整を追い込めると思います。
願わくば、それぞれの調整ピッチがもう少し細かいと、さらに深いところまで追い込めるので、次回のファームウェアでは改善を期待したいと思います。
■DMR-BZT9300
DMR-BZT9300の4K出力設定はやや複雑です(覚えてしまえば問題ないですが)。
基本設定は、「スタートメニュー」から「24p(4K)/24p出力」の設定を「24p(4K)」にします。
24p収録のブルーレイソフトは、これで自動的に3840×2160(4K)/24pで出力されます。
WOWOWなどのデジタル放送を録画した物やDVDを4K出力する場合は、「再生設定」から「プログレッシブ処理」を「24p」に設定する必要があります(こちらは再生ごとに設定が必要です)。
DMR-BZT9300はBDP-105と違い、4Kの場合はすべて24pで出力するというシステムです。
プロジェクターで映す場合は、「ディスプレイ」を「プロジェクター」に、「映像素材」を「シネマ」にするのがディーガ開発陣の推奨設定です。
映像調整で主に使うのは、「超解像/ディティールクラリティ」です。
こちらも高域、中域と分けて細かな調整が出来ます。
調整範囲は控えめですが、実用十分な物です。
ディーガ開発陣の「絶対画は破綻させない」という思いが伝わってきます。
ここからは実際の映像を比較してみたいと思います
プロジェクターはVPL-VW1000ESを使い、映像モードは「リファレンス」です。
映像は、HDリマスターされた「サウンド・オブ・ミュージック」のチャプター19を使います。
まずはBDZ-EX3000からです。
非常に自然で、映画の質感を大事にした映像です。
発色は鮮やかで、クッキリ感よりも精細感を重視した印象です。
BDP-105では。
BDZ-EX3000と比べると、ディティールとコントラストに若干強調感のある強い映像という印象を受けます。
最後はDMR-BZT9300です。
こちらもナチュラル志向の画ですが、単純に地味な映像にならないのは流石です。
ノイズの少なさと色純度の高さが印象的です。
BDZ-EX3000とDMR-BZT9300は「シネマ」系のモードで再生したのでこういう結果になりましたが、両機とももっとシャープな映像にすることも可能です。
逆に、BDP-105は「シネマ」系のモードが無く、「Conrast Enhancement」もマイナス方向に調整できないので、この映像傾向が特徴だと思います。
BDP-105とDMR-BZT9300は、WOWOWのエアチェックも4K出力できるので比較してみました。
映像は、WOWOW放送の中でもトップクラスの画質だった「イースタン・プロミス」です(再放送の際は是非録画してみてください)。
BDP-105では、3840×2160(4K)/30pでの再生になります。
DMR-BZT9300は、「プログレッシブ処理」を「24p」にすることで3840×2160(4K)/24pでの再生になります。
両機ともエアチェック画像とは思えないほどのディティール感と立体感を見せてくれましたが、インパクトでBDP-105、ディティール表現でDMR-BZT9300という傾向でした。
ただ、BDP-105の場合は30pでの出力になる為、動きが若干ギクシャクしてしまいます。
エアチェックの映画の場合は、DMR-BZT9300の3840×2160(4K)/24p出力の方が、当然ですが相性が良いです。
逆にBDP-105は、映像傾向も含めてビデオ収録の映像に持ち味を発揮してくれると思います。
3機の4K出力について整理する為に表にしてみました。
このようにモデルによって若干4Kの扱いが異なるのも、メーカーの考え方の違いを反映していて興味深いです。
DMR-BZT9300、BDZ-EX3000、BDP-105は大阪梅田店に常時展示してありますのでご視聴可能です(4K視聴ご希望の場合は、準備が必要ですので事前にご連絡いただけると助かります)。
最後にモンスターケーブルから新しく発売されたHDMIケーブル『ISF1250HD』を紹介します。
ISF認証というのがマニア心をくすぐります
もちろん4K対応で、最高伝送速度17.8Gbpsを誇ります(スゲー)
個人的に気に入っているのは、解像度に応じてインジケーターが光る所です。
HD(1080i、720p、1080p)の場合
4Kの場合
カーボン調のデザインと相まってかっちょええ~
2月下旬には上位機種の『ISF2000HD』も発売されますのでご期待ください。
こちらはなんと最高伝送速度21Gbpsです
もちろん、モンスターオリジナルのV-Gripコネクターにより、HDMI入出力の穴にガッチリハマります
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