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2012年6月10日 (日)

【大阪梅田店】MAJIK DSMマルチチャンネルシステム展示開始!

EURO2012が始まると共に寝不足の日々が始まった渡部です。

ようやくMAJIK DSMのマルチチャンネル展示調整が完了しました。

Dsc00259

「HDMI」の文字がLINNのDSに表示されるのは新鮮です。

リビングシアターコーナーのシステムに組み込んで音質クオリティーをアップさせております。

Dsc00258

それに伴ってシステムが若干変更になっています。

TA-DA3600ES⇒TX-NR818

T Micro5⇒シルバーRX8
T Micro Center⇒シルバーRX CENTRE
T Micro Sub⇒シルバーRXW12

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という感じです。

展示作業に時間がかかったのは、TA-DA3600ESがマルチチャンネルPCMを受けられない仕様だったためです(少なくとも当店の展示品は)。

AVアンプをTX-NR818に変更したら問題解決しました。

AVアンプ側がこのように表示されていればOKです。

Dsc00257

それではここから設定の簡単な説明です。

まず始めにブルーレイプレーヤー(レコーダー)の設定を変更します。
プレーヤーによって異なりますが、HDMI音声出力設定をAUTOやBitstreamからマルチチャンネルPCMに変えます。
(これはDSMがPCMにしか対応していない為です)

DSMを繋ぐ前にAVアンプのスピーカー調整は一通り行っておきましょう。

LINNのDSの設定は、パソコンにダウンロードした『Konfig』というソフトで行います。

ここで設定を変えるDS(ここではMAJIK DSM)を選び、Configurationをクリックし、設定を以下のようにします。

Hdmi
Audio Mode:Stereo⇒Surround

Dsm4

これでプレーヤーからHDMIでDSMに入力された信号は、L/R以外のセンター、サラウンド、サラウンドバック、LFEをAVアンプに送ります(AVアンプ側はL/Rも受けている表示になります)。

ただこのままではL/R音声とそれ以外の音声のタイミングと音量がずれてしまいます。

L/R以外の音声を遅らせてタイミングを合わせる調整はAV Latencyで行います。

TX-NR818の場合は115(ms)で合いました。この調整はサラウンド収録のライブ物などのMCで行うとやり易いです。
(歌ですとL/Rに音声が振られて分かりづらいです)

私はCHRIS BOTTI IN BOSTONで行いました。

005232

L/R以外の音声の音量を調整するのはAV Volume Offsetです。

こちらはSuper HIVI CASTなどのピンクノイズを使うとやりやすいでしょう。

L/R以外が若干小さかったので1.5dB上げています。

ここまで終われば設定完了です。

実際の操作はAVアンプの音量を0dBに固定し音量調節はDSM側で行います。

ここでDSMをお持ちの方は、現行の『Konfig』のバージョンDavaar 6ではAV Latencyは100(ms)までしか調整できないのでは?と思うかもしれません。

そこで耳寄りな情報を公開しちゃいます。

じつはDavaar 7のベータ版がダウンロードできます。

やり方は、まず『Konfig』の左上にあるToolsからOption...を選びます。

Dsm1

2段目のParticipate in beta programの☑を入れます。

Dsm2

そうするとDavaar 7のベータ版にアップデートできます。

Dsm3

もっと詳しく知りたい方は店頭で説明&試聴を行っておりますので、ぜひご来店ください。