イベントキャラバンが秋葉原本店よりスタート!!<後編>
<後編>も引き続き渡部が担当します。
後半の音のデモは、プレーヤーをデノンのDVD-A1UDに変更します。
HDMIは映像と音声を分けて出力し、それぞれEH-TW4500とDSP-Z11にダイレクトに繋ぎます。
まずはCD「我が懐かしのブエノスアイレス」を、TD712zMK2BKを2本使いステレオ再生で聴いてみます。
堀切さんは普段このようなタンゴをよく聴かれるそうです。少数編成のアコースティックな音源は、イクリプスの最も得意とするところです。ピンポイントでそれぞれの楽器が定位し、音色がリアルです。
前モデルTD712zよりもエンクロージャーの内部容量を50%UPさせたTD712zMK2は、前モデルでやや不足感のあった低音が出るようになり、2ch再生でもあまりレンジの狭さを感じなくなりました。
サラウンドでは、BDソフト「シャーロックホームズ」を再生。
イクリプスは、音楽再生でも打楽器やアコースティックギター等の瞬発力のあるパーカッシブな音の再現が得意ですが、格闘シーンでの打撃音などもナマナマしくてハマります。このシーンは定位の明確な効果音と、広がりのあるBGMがコントラストになってますが、その描き分けがきちんとできていました。このあたりはDSP-Z11の能力も関係してると思います。能率の高くないTD712zMK2をきちんと駆動しておりました。
最後は、いまだに売れまくっているYSP-5100をデモしましたが、皆さんかなり驚かれたと思います。
ステレオ再生ではツイーターが働きますので、CDの再生もなかなかの本格派です。しかし本領を発揮するのはやはりサラウンド再生です。
WOWOW録画の「パンズラビリンス」では、虫のような妖精の羽音が前後左右にサラウンドしますが、かなりそれっぽく再現出来ていました。YSP-5100は、周波数の高い音の方が定位がはっきりするからか、音の移動感が明確になります。
(写真だと真っ暗だな)
また7.1ch収録のBDソフト「デイブレーカーズ」の冒頭、雨のシーンでの包囲感の表現も 得意みたいです。
堀切さんによれば、YSP-5100の設定は5.1ch収録は5.1chで、7.1ch収録は7.1chで再生するのが良いそうです。
このような感じのイベントが全国回りますので、お近くにうかがった場合は、ぜひご参加ください。ホームシアターが初めての方も、既にお持ちの方も、両方楽しめる内容になっております。
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