【大阪梅田店】ミドルクラスプロジェクター比較視聴商談会報告!!
マイティー・ソーに憧れて筋トレを始めた渡部です。
5月26日に行いました「ミドルクラスプロジェクター比較視聴商談会」を簡単に紹介します。
関東ではお馴染みですが、大阪では始めてのプロジェクター比較イベントになります。
イベントはAV評論家の麻倉怜士さんの司会で行われました。
こんな感じで120インチスクリーンによる同時比較を行いますので、ごまかしがききません。
全部紹介しますとすさまじい長さになってしまいますので、第一部前半のDLA-X30とEH-TW8000の比較を例に振り返りたいと思います。撮影技術の未熟さは突っ込まないであげてください(画面をクリックすると若干大きくなります)。
最初のソフトは「恋に落ちたシェイクスピア」です。向かって左がEH-TW8000、右がDLA-X30です。
この写真でも色合いの違いは分かると思います。EH-TW8000は色のりが良く暖色系で、DLA-X30はあっさりした寒色系です。どちらもシネマ系の映像モードをデフォルトで使っています。
「サウンド・オブ・ミュージック」でもその傾向は確認できます。EH-TW8000の健康的な肌色が印象的です。
映画に続いて、ビデオ収録の「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート」では、金管楽器の金色やバイオリンのボディーの色にそれぞれの画作りに違いが見えます。
また、それぞれの輪郭の描き方にも違いが見えます。EH-TE8000はナチュラルで強調感の無い自然な画で、DLA-X80はクッキリハッキリ先鋭感のある画です。
アニメ「借りぐらしのアリエッティ」では、オープニングの背景の自然描写が美しい場面での比較です。
みなさんはどちらが好みでしょうか?
ガラッと変わって、ベストレストア賞に輝いた高画質ソフト「山猫」の豪華絢爛さを再現出来るか見てみます。
絨毯の色がそれぞれだいぶ違います。
「オズの魔法使い」では、カンザスに居るときの白黒と、魔法の国へ行ってからのテクニカラーでの比較です。
白黒でもこんなに違いが有ります。
3色法によるテクニカラーには独特の趣があります。当時の人には相当なインパクトがあったと思いますが、プロジェクターの比較映像としても最適です。
こんな感じでイベントは行われ、続いてLVP-HC7800とVPL-HW30ESの比較が行われました。
それを踏まえて、独断と偏見でミドルクラスプロジェクター画質傾向表を作ってみましたので、参考にしてみてください(信じるかどうかはあなたしだいです)
①色のり「濃い」「やや濃い」「ややあっさり」「あっさり」
②輪郭「クッキリ」「ややクッキリ」「ややソフト」「ソフト」
③陰影「メリハリ」「ややメリハリ」「やや滑らか」「滑らか」
④コントラスト感「高い」「やや高い」「やや低い」「低い」
⑤明るさ「明るい」「やや明るい」「やや暗い」「暗い」
の5項目で表したいと思います。
※「シネマ」系映像モードでの比較です
■DLA-X30
①色のり「ややあっさり」
②輪郭「クッキリ」
③陰影「やや滑らか」
④コントラスト感「高い」
⑤明るさ「明るい」
■EH-TW8000
①色のり「やや濃い」
②輪郭「ややソフト」
③陰影「やや滑らか」
④コントラスト感「やや高い」
⑤明るさ「明るい」
■VPL-HW30ES
①色のり「やや濃い」
②輪郭「ややクッキリ」
③陰影「ややメリハリ」
④コントラスト感「高い」
⑤明るさ「明るい」
■LVP-HC7800D
①色のり「ややあっさり」
②輪郭「ソフト」
③陰影「滑らか」
④コントラスト感「やや低い」
⑤明るさ「やや暗い」
という感じでしょうか。
<総評>
EH-TW8000とVPL-HW30ESの画質傾向は結構近い印象を受けます。DLA-X30は基礎的な性能が高く、どなたにでも広くお奨めできるモデルだと思いました。2D同時比較ですとLVP-HC7800Dは基礎体力でやや不利ですが、アナログテイストの映像は他には無い魅力を持っています。
この4機種はどれをご購入いただいてもご満足いただける画質クオリティーを持っています。この画質傾向を参考にご自分の求める映像に近い機種、求める機能を備えた機種を選んでいただければ間違いないと思います。
イベントに参加できなかった方は、この4機種をはじめ代表的な国産プロジェクターはいつでも比較視聴が出来ますので、ぜひアバック大阪梅田店にご来店ください。
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